ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

パパがも一度恋をした 第3話 小澤征悦、本上まなみ、山田明郷… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『<オトナの土ドラ>・パパがも一度恋をした #03【おっさん故郷にかえる】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. トモ
  2. 多恵子
  3. 十郎
  4. 吾郎
  5. トカレフ
  6. パパ
  7. 佳奈
  8. お父さん
  9. ママ
  10. ホント
  11. 子供
  12. コーチ
  13. 貴様
  14. 大事
  15. 無理
  16. お前
  17. 一度
  18. サキ
  19. タロスケ
  20. トカ

f:id:dramalog:20200216003616p:plain

『<オトナの土ドラ>・パパがも一度恋をした #03【おっさん故郷にかえる】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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<オトナの土ドラ>・パパがも一度恋をした #03【おっさん故郷にかえる】[字]

吾郎(小澤征悦)のもとに、妻・多恵子(本上まなみ)の父・十郎(山田明郷)が突然やってきた。謎のおっさん(塚地武雅)と暮らす吾郎に激怒した元レスラーの十郎は…。

詳細情報
番組内容
おっさん姿の多恵子、通称おっさん多恵子(塚地武雅)にようやく慣れ始める吾郎(小澤征悦)とトモ(福本莉子)。そんな中、新たな騒動が巻き起こる。多恵子(本上まなみ)の父・十郎(山田明郷)が突然、家にやってきたのだ。謎のおっさんと暮らす吾郎に怒りを爆発させる十郎。昭和のプロレスラーらしく吾郎をコブラツイストで締め上げるが、そこで吾郎は、おっさんが生き返った多恵子であることを叫んでしまい……
番組内容2
十郎に拒絶され意気消沈のおっさん多恵子。そんな様子を見ていた吾郎は、「十郎の家に行く!」と強引におっさん多恵子を連れ出してしまう。
その様子に不安を覚えるトモ。一方、破天荒従兄弟・トカレフ塚本高史)は吾郎の無鉄砲さを面白がって田舎までついてきてしまう。だが、当然、十郎は吾郎たちを受け入れず……

娘を失った老親の愛と悔恨、そしてほんのちょっとのあたたかな奇跡を描く、笑って泣ける第三話!
番組内容3
見た後、あなたはきっと家族に電話したくなる!
出演者
山下吾郎: 小澤征悦 

おっさん多恵子: 塚地武雅 

山下多恵子: 本上まなみ 

山下トモ: 福本莉子 

持田ともこ: 根本りつ子 
持田十郎: 山田明郷 

加藤英太(トカレフ): 塚本高史 

山下タロスケ: 麿赤兒
スタッフ
【原作】
阿部潤「パパがも一度恋をした」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)

【企画】
市野直親(東海テレビ

【脚本】
福島三郎

【音楽】
木村秀彬 
福島祐子

【主題歌】
湘南乃風「ただいま!」(ユニバーサルJ)

【プロデューサー】
河角直樹(東海テレビ) 
松本圭右(東海テレビ) 
古林都子(The icon) 
高石明彦(The icon)
スタッフ2
【演出】
六車俊治

【制作著作】
The icon

【制作】
東海テレビ
ご案内
公式サイトやSNSなど、充実のウェブコンテンツは「オトナの土ドラ」で検索!! 

【公式サイトURL】
https://www.tokai-tv.com/io/papakoi/

【公式ツイッター
@tokaitv_dodra 

【YouTube
東海テレビ公式チャンネルも好評配信中!

 

 


(トモ)[ママが死んで 3年]

[ママの名を かたる
この 変な おじさんと

一緒に暮らすことを
決めた パパ]

吾郎さん。

[だけど 一緒に暮らすってことは
色々 あるわけで]

[ホントに 色々 あるわけで。
色々…。 色々…]

[色々あったけど
変な家族としては

こういうのも ありかもしれない
なんて気も してきた]

[でも 私たちは 忘れていたのだ。
とても 大事なことを]

[これは 最愛の妻を亡くし

絶望した パパが
再び 立ち上がるまでの

世にも奇妙な 愛の物語だ]

(ともこ)たくさん あるのよ。
どんどん 食べちゃってね。

(トカレフ)頂いてます。

多くね?
(ともこ)普通。

(トカレフ)普通?
(ともこ)仕事で こっちに?

(トカレフ)そう。 たまたま。

(ともこ)でも あれね。
トカレフ…。

(十郎)余計な話は しなくていい。

(十郎)つまり あの男は…。
(トカレフ)吾郎ちゃんね。

(十郎)就職活動を
再開するわけでもなく

ただただ 家で
ごろごろしてると いうことか。

(トカレフ)だから 引きこもりだった
つらい生活からは

抜け出したってことだよ。
(十郎)トモのために

家事を こなしているわけでも
ないんだな?

(トカレフ)だから それは おっさんが
やってくれてるから…。

それが 分からん。 何だ?
その おっさんと いうのは。

(トカレフ)おっさんは おっさんだよ。

(十郎)母さん。 用意をしてくれ。

♬~

(吾郎)好き。

汗かいちゃった。

≪(チャイム)
はーい。

うっ。 臭い。

もう。 おひげさんの バカ。
好き。

(くしゃみ)
(おならの音)

あら やだ。
臭い。

≪(タロスケ)多恵子さん。
いつもの あれ 頼むよ。

はい。

毎日 毎日
おっきいのが ありますね。

大好き!
うおー!

その 膝枕 耳かきは
俺のもんだ。

(タロスケ)ああー!
いくら 息子でも

多恵子さんの 膝枕 耳かきは
絶対 渡さんぞ。

何を 抜かすか?
この エロじじい。

ちょっと。
吾郎さんも 後で

膝枕 耳かき してあげますから。
嫌だ!

何が 嫌か よく 分からんが
とにかく 嫌だ!

何 それ?
とにかく 嫌なの。

(トモ)いってきます。

(ため息)

(佳奈)おっ? どうした?
どうした? どうした?

(トモ)何で ちょっと
楽しそうなのよ?

(佳奈)あんたの ため息
私にとっての

エナジードリンクだからさ。
(トモ)何 それ?

(佳奈)いいから いいから。
話してみぃ。

私ってさ
すごい 嫌なやつなのかな?

(佳奈)唐突だな。
どういうこと?

(トモ)うーん。

大事な人が
信じようとしてることが あって。

(佳奈)うん。
(トモ)でも 私は

それが 信じられないっていうか
信じたくないっていうか。

何か もう 腹立たしいっていうか。

(佳奈)その 信じようとしてる
大事な人は どういう人?

(トモ)いや。 まあ…。
(佳奈)よく 分かんないけど

その人 ホントに 大事な人なの?
トモにとって。

(トモ)うん。

(サキ)見える。
(佳奈)おお。 何?

(サキ)深き闇が 近づいています。
あちらの方向に。

(佳奈)広いな 範囲が。
(サキ)山下家の方向に。

(トモ)うち!?
(佳奈)急に 狭まったな。

闇は 嵐を巻き起こし
選択を迫る。

(トモ)選択?
(雷鳴)

(佳奈)あれ? 雷?
(バイブレーターの音)

(雷鳴)
(佳奈)うわ!? びっくりした。

(トモ)ごめん。 私 帰る。
(佳奈)えっ? ちょっと トモ?

(サキ)急いで。
後悔してからでは 遅いから。

やめろよ。 くすぐったいな。
ちょっと。 動いたら できない。

お前。 お前。
トイレ 行ってくるから。

《あの 多恵子の ご飯を
食べるようになってから

実に お通じが いい》

《思えば
多恵子と 結婚してからは

俺の腹は
常に ハッピーだった》

《ってことは 俺の腸を
幸せにできる あの 多恵子は

やはり 本物の 多恵子》

《ああ。 俺は
何て 幸せ者なんだ》

《多恵子。 俺は お前に 何を
してやれば いいんだろうか?》

≪(悲鳴)

吾郎さん!?
どうしたんですか?

や… やつが来た。
やつ?

≪(十郎)逃がさんぞ!

(十郎)この ごくつぶしが!

パパ。

就職は?
世知辛くて。

約束しただろ。
ど… 努力は しました。

そうは 見えん。

吾郎さんは 頑張ってました。

頑張っただけじゃ
責任は 果たせん。

というか 貴様は 誰だ!
あっ!?

しっかりしろ!

お父さん。 この人には
手を上げないでください。

この人は…。
吾郎さん。

えっ?
何だ?

私のことは 言わないでください。
しかし…。

ああなった パパには
何を言っても 無駄です。

ましてや 今の私のことなんて。
多恵子。

貴様ら 何を こそこそと。

口が使えないなら
体に聞いてやる。

体に聞かないで!
待って 待って…。

やめて。 吾郎さんに
スリーパー かけないで。

だったら お前に 聞いてやる。

お前は 誰だ?
こいつとは どういう関係だ?

そ… それは。

トモのことは? トモは
今の状況を どう 思っている?

トモのことは 私が守ります。
ふざけんな!

うっ!? ギブ。 マジで。
誰が カワイイ トモを

貴様みたいな
見るからに 怪しい男に

守ってほしいと 言った?

そういう言い方は
やめてください。

だいたい 何だ? お前ら 男同士で
いちゃいちゃしやがって。

それは 何ていうか…。

うわ!? マジ 入ってます。
お父さん。

吾郎さん!?
寄るな。 腐った 肉まんが。

《腐った 肉まん?》
ひど過ぎる。

お父さん。 僕は 批判されても
しかたのない男です。

でも この人は。
この人のことは 悪く 言うな!

何だと?
この人はな。 この人は…。

吾郎さん!
多恵子なんだ!

な… 何だと!?
ふざけるな!

吾郎さん!

お前が 多恵子だと?

自分の ふがいない行動を
わびもせず

揚げ句の果てに こんな
おっさんのことを 多恵子だと?

吾郎さんは
何も悪くありません。

何?

私は 悲しいです。
この野郎。

(トモ)えっ!? ちょっと。
おじいちゃん 何やってんの?

二度と 顔を見せるなと
伝えておけ!

(トモ)えっ?

(トモ)えっ!?
ちょっと。 パパ!? ねえ?

(トモ)おじいちゃん!

パパ…。

(トモ)やり過ぎだよ。
(十郎)ふん。 あれぐらいで。

(トモ)おじいちゃんは
プロレスラー時代に

フロリダで キラー・カーンと
タッグを組んでたのが

自慢なんでしょ? 素人相手に
あれくらいも何も ないよ。

(十郎)そんなことより トモ。
学校は どうした?

(ともこ)「おじいちゃんが
そちらへ 行きました」

「トモには 一応 伝えておいた方が
いいと思って」

(トモ)心配になって
帰ってきたら これだし。

ねえ? おじいちゃん。
おじいちゃんが 怒ってるのは

分かるけど
パパに ケガをさせないでよ。

トモは あの男のことを
かばうのか?

そりゃ パパは
私にとって…。

(十郎)あいつが 就職しない以上

近々 お前は うちで 引き取る。
いいな?

(トカレフ)まあ 遅かれ早かれ
おっさんのことは

十郎さんには バレたと思うよ。
だからって…。 痛っ。

トカちゃん わざわざ
言う必要ないじゃん。

(トカレフ)あっ そう?
で 何やってんの?

ふっ。 愛だよ 愛。

はい。
吾郎特製 ラブラブラーメンだ。

私に?

いつも おいしい ご飯
作ってくれてるだろ?

(トカレフ)吾郎ちゃんの
愛の お返しだって。

やっすい 愛だよね。

多恵子のことは この俺が
宇宙一の愛で 幸せにする。

だから あんな 分からず屋の
暴力親父のことなんか

忘れちゃえばいい。

ありがとう。 吾郎さん。
でも 食欲がなくて。

えっ? えっ? えっ?

いや。 吾郎ちゃん。
やっぱ あの見た目じゃ

食いたくないんじゃないかな?
えっ?

≪(すする音)

タロじい。 うまいのか?

(タロスケ)くそまずいわ。

≪多恵子。

はーい。

多恵子。 元気 出せ。

元気がないときは しっかり
体調を整える。 これが 基本。

吾郎さん。
多恵子のことは この俺が

宇宙一の愛で…。
痛い痛い 痛い痛い。

ごめん。 多恵子。
うん。

肩は 凝ってないみたいだから。
ありがと。

じゃあ 腰を もませてくれ。
いや。 それも ホントに 大丈夫。

買い物 行ってくるね。
よいしょ。

おい。 多恵子?
うん?

♬~

これから 多恵子の実家へ行く。
(トモ)えっ?

(トカレフ)マジで?
(トモ)何 考えてんの?

おじいちゃんに 首 やられたの
いつだと 思ってんの?

昨日だ。
(トモ)だったら

ほとぼり 冷めるまで
ほっといた方が いいよ。

ケツは 早いうちに拭けと
言うだろ。

ケツから ぼた餅とも言うもんね。
そうだ。

(トモ)言わないよ。
とにかく 多恵子を 連れていく。

ちょっと待ってよ。
おじいちゃんは

この おじさんのこと
怒ってんだよ。

連れていく意味が
分かんない。

私も やめた方がいいと
思います。

今のパパには
何を言っても 駄目。

自分が こうと決めたら
周りの声なんて

聞こえなくなるんですから。
だったら 聞いてくれるまで話す。

ちょっと 吾郎さん。
もう。

首の骨 折られちゃうかもよ。

(トモ)えっ!?
(トカレフ)ぽきっと。

次 1時間後!?

ごめんなさい。
どこかで 休憩しましょうか?

いや。 歩こう。
えっ!?

でも 歩いたら 1時間くらいは。

1時間 待つより
1時間 歩いた方が

早く 着くだろ。
行こう 多恵子。

あっ。 吾郎さん。

(トカレフ)タクシーって
発想は ないのかね?

(トモ)トカちゃん。 仕事は?

こんな おもろそうなこと
ほっとけないよ。

面白がってるのは
トカちゃんだけだから。

俺が 車 出して
助かったくせに。

追っ掛けねえと。 行こう 行こう。
行こう 行こう。

(ともこ)もう少し 味わって
食べてください。

(十郎)味わってる。
(ともこ)そうは見えませんけど。

(十郎)お前こそ 作り過ぎだ。
痛い痛い…。

(ともこ)まったく。 年がいもなく
張り切るからですよ。

(ともこ)多恵子が
うちに いたころは

よく 一緒に
料理 作ってたもんね。

(メールの着信音)
(ともこ)あら。

(ともこ)まあ。 吾郎さんが
こっちに 向かってるって。

(十郎)何だと!?
痛てて…。

≪(チャイム)
(十郎)んっ!?

あらためて ご挨拶に伺いました。
挨拶?

多恵子です。
僕の妻で

お父さんと お母さんの 娘の
多恵子です。

一度 この世を去りましたが
帰ってきてくれました。

多恵子です。
多恵子って…。

あのう。
(十郎)どちらさまですか?

俺は この男も その男も 知らん。
関係ない。

挨拶とか 言われても 困る。
お引き取り 願おう。

お父さん。
(十郎)気安く 呼ぶな。

お父さん。

そちらの方は 初めましてですけど
そちらは 多恵子の旦那さんよ。

そんなことも
分かんなくなっちゃったの?

(十郎)いや。 だから それは…。

(ともこ)吾郎さん。
どうぞ 上がって。

ご飯 作り過ぎちゃってね。
ちょうど よかった。

食べてってちょうだいな。
あのう。

(ともこ)お連れさんも どうぞ。
ありがとうございます。

(トカレフ)ちわ!
(トモ)来たよ。

(十郎)トカレフ
何で お前まで いるんだ?

(トカレフ)気にしない 気にしない。
(トモ)私を 送ってくれたの。

≪(トカレフ)お土産
持ってきたよ。

わあ。 この絵 まだ あったんだ。

(トカレフ)多くね?
(十郎)黙って 食え。 消費しろ。

(トモ)おばあちゃん おいしいよ。
(ともこ)たくさん 食べてね。

うん。 ママの味。
何で 俺たちだけ?

食卓が 狭いんだ。
文句 言うなら 出てけ。

吾郎さん。 やっぱり 帰りましょ。
多恵子。

これ以上 吾郎さんに
つらい思いをさせたくありません。

だったら なおさら 帰らない。

(十郎)こそこそ しゃべるな。
行儀の悪い。

どうも すいません。

(トカレフ)さてと。

取りあえず 家の中には
入りこんだけど

次の作戦は あんの?
もちろんだ。

♬~

お父さん。 少し 休憩しませんか?

(十郎)何だ それは?

味噌汁です。
(十郎)いらん。

そう 言わずに。
いらん。

一口だけでも。

はさみ。 危ない。

♬~

あのう。
(十郎)何だ?

お望みどおり 飲んでやっただろ。

飲んで 何か 感じませんか?
「この味は!」とか。

(十郎)ともこの味だが。

《し… しまった。
多恵子汁は 本はといえば

お母さん直伝の 味噌汁》

《味が 似ているのか?
しかし 同じ味では ないはず》

《くそ。 多恵子汁の味が
分からないとは この 味音痴》

今 俺のことを
バカにしてんだろ?

いえ。 してませんよ。
してません。 アハハ。

怖い 怖い 怖い。

凶器は 駄目だよ。
モノホンだもん。

無理です 無理です。
絶対 無理です。

じゃあ 吾郎ちゃんが
多恵子さんのふりして 行く?

分かった。
(トモ)分かったじゃないでしょ。

そっちの方が 無理でしょ。
(トカレフ)じゃあ やっぱり…。

痛っ。

パパ。
(十郎)うっ!?

ねえ? パパ。
負けるな 多恵子。

(叫び声)

頑張れ 多恵子。

ねえ パパ。 ねえ? 聞いて。
頑張れ。 多恵子。

私ね パパに
話したいことが あるの。

もうちょっとだ。 いけるぞ。

いい感じだ。
ねえ? 聞いて。

お前の 愛が…。

多恵子!
多恵子。 多恵子。

お父さん。 多恵子は
よく お父さんに甘えて

いろんな話をしていたと
以前 話してたじゃないですか。

それは 多恵子の話だ。

こんな おっさんに
甘えられた覚えはない。

次 やったら 息の根を止める。
分かったか?

実の娘に 何てことを…。

(十郎)かーっ!

(トモ)やっぱり 無理なんだよ。
こんなこと信じてもらおうなんて。

信じない おじいちゃんが
普通なんだよ。

まあね。 でも 普通じゃないことを
信じようとする

吾郎ちゃんの方が
カッコイイと 思うけど。

カッコイイか どうかは。

よし。 一肌 脱いじゃおう。

≪(トカレフ)十郎おじさん。
(十郎)何だ?

(トカレフ)あの おっさん
悪いやつじゃないよ。

これは ホントに。
(十郎)いい 悪いの問題じゃない。

(トカレフ)でも ホント
吾郎ちゃんちで

掃除 洗濯 料理
全部 家事を こなしてさ。

そんなこと 赤の他人じゃ
できないと 思うんだよね。

(十郎)ふん。

♬~

懐かしい。

(トカレフ)最近はさ トモの下着まで
洗うようになって。

そりゃ もう うれしそうに。
(十郎)はっ?

ああ。 そりゃ
トモは 嫌がってんだけど

そんな トモの手を
振り切る勢いでさ 幸せそうに。

(トカレフ)はっ? おじさん?

(トカレフ)速っ。 速っ。

ヤバくない?
これ 大丈夫?

これ…。

≪(駆ける足音)

(十郎)この ど変態が!
えっ!? ちょっと。

痛い!?
(十郎)貴様の狙いは トモか?

それに 気が付かんとは
うかつだった。

だが 分かった以上
好きなようには させんぞ。

多恵子!

(トモ)おじいちゃん。
何 言ってんの?

トカちゃんも 何 言ったの?
(トカレフ)えっ?

おっさんが トモの下着を
うれしそうに 洗ってるって。

(トモ)もう マジで
何 言ってんの?

っていうか おじいちゃん。
たぶん 誤解してる。

(十郎)貴様のような ど変態を
ちょっとでも 家に上げたことが

恥ずかしいわ。
ど… ど変態なんて ひど過ぎます。

あっ!? 多恵子!
うわ!?

(十郎)貴様も 同罪だ。

娘の身を むざむざ
危険に さらすとは 父親失格だ。

お父さん!
二度と 顔を見せるな!

くそ。
多恵子!

(トカレフ)吾郎ちゃん。

おじいちゃん。 洗濯に関しては
本当に 誤解だよ。

トモ。 もう少し 身の回りに
気を付けなさい。

トモが思うほど 他人は
いい人間じゃないぞ。

おじいちゃん。

あっ。 しまった。
(トモ)何よ?

バヌアツ 行かなきゃ。
(トモ)えっ!?

今日 エロマンガ島で イベント
組んでんの。 見ないで。

忘れてた。 行ってくる。
(トモ)何 それ?

ったく。

♬~

(トモ)もう 帰ろうよ。

何とかなる。
(トモ)なんないよ。

何とかする。
(トモ)もう。

子供のとき…。
(トモ)えっ?

ここで 朝を迎えたことが
あったの。

ここで?

一度だけね。
まあ プチ家出。

トモだって 一人になりたいとき
あるでしょ?

おや?
(トモ)おじいちゃん?

こんな時間から どこに?

多恵子。
ちょっと ここで 待っててくれ。

もう一度 説得すれば
きっと 何とかなる。

(トモ)えっ? ちょっと パパ。
もう 無理だって。

危ない 危ない…。
怖い。 見えない。 下が。

♬~

(トモ)おじいちゃん
プロレスの先生でも してるのかな?

いや。 聞いたことはないが。

(十郎)いいか? みんな。
まず 四つに組む。

しっかり 四つに組んだら
腰を入れて…。

投げる。 そしたら フォールする。
必ず これを放さない。 いいね?

≪(コーチ)あれ?
見学ですか?

あっ。 いや。 あのう。
(コーチ)ご遠慮なく。

すてきな サッシだなって。
(コーチ)サッシ いいから

中へ どうぞ。 さあさあさあ。
こっち こっち こっち。

帰らないと。 帰らないと。
(コーチ)ご遠慮なく 上がって。

はい…。

(十郎)何しに ここに?

あっ。 これは そのう。 決して
尾行などしてきたわけでは…。

(コーチ)あれ? 持田コーチの
お知り合い?

(十郎)こっちの娘だけな。
ハハハ。

(コーチ)じゃあ ごゆっくり。

おとなしく 見てろ。
あっ はい。

「はい」じゃないでしょ もう。

あのう。
(ともこ)あら。 何か?

ミシン 貸してもらえませんか?
えっ?

これが 最後のチャンスかも
しれないから。

チャンス?
そのう。 仲直りの。

こっちよ。
あっ。 場所だけ教えてもらえれば。

でも あなた
ミシンに 糸 通すの

苦手なんじゃない?
えっ…。

(十郎)はい。 2分 休憩。
(一同)はい。

あのう。 お父さん。
(十郎)うん?

すいません。

何だ?
長いんですか? ここ。

レスリング教室で 働いてたなんて
知らなかったので。

ボランティアだ。
(トモ)へぇ。 いつから?

3年前だ。

それって。
ママが死んだとき。

(十郎)無性に
何かしたくなってな。

いや。 しないと いられなかった。

(十郎)俺は 多恵子に どうしても
言えないことがあった。

多恵子が 子供のときのことで

そのことが 俺には
トラウマに なっていてな。

(十郎)そのことが 言えないまま
多恵子は いなくなった。

ここは いい。

子供は 宝だというが
ホントに そう思う。

本当の宝というのは
損得じゃない。

そこに いるだけで
周りに 生命力を与えてくれる。

そんな存在のことを いうんだ。

そう 思わないか?
はい。

嫁に行こうが 母親になろうが
多恵子は 俺の子供だ。

大切な宝なんだ。

(子供)この おじさん
じいちゃん先生の息子?

(トモ)何で?
(子供)2人とも 首が変だもん。

(十郎)違うよ。 これは 昨日

のりゆき君に
やられちゃったんだよ。

(トモ・吾郎)えっ?
(子供)じいちゃん先生 弱いじゃん。

(十郎)ハハハ。 もう 治ってんだ。
おい。 外せ。

あっ はい。
あっ。 治った。

ホント?
うん。 ほら。

すごい。 動いてるじゃん。
痛っ。

やっぱ 痛い痛い痛い。
痛いよ。 痛い痛い痛い。

(十郎)これ以上は 入れないぞ。

入りません。
入りませんが…。

お願いします。
多恵子さんを 僕に下さい。

(トモ)パパ。
(十郎)何を言ってる?

≪(戸の開く音)

多恵子。

僕は 多恵子を愛しています。

お父さんと お母さんの 愛が
地球ぐらいの 大きさなら

僕は 木星ぐらい 大きな愛で
多恵子を 包みます。 守ります。

だから 多恵子を 僕に下さい。

多恵子は 死んだ。
何が 守りますだ?

守れなかったんだろ?

そのとおりです。

でも 多恵子は もう一度
チャンスを くれました。

だから 今度こそ 守ります。

でも 僕だけじゃ 駄目なんです。

お父さんにとって
多恵子が 宝物なように

多恵子にとっても お父さんと
お母さんは 大事な…。

大事な存在なんです。
宝物なんです!

その宝物に
信じてもらえないなんて

俺は 多恵子が
かわいそうで ならないんです。

(十郎)多恵子は 死んだんだ。
でも 戻ってきてくれました。

信じられるか。
信じられなくても信じてください。

何を バカなことを。
バカでも何でも 信じてください。

(十郎)むちゃくちゃだ。
むちゃくちゃです!

でも 信じてください。

信じてくださいとしか
言えないんです。

ここにいるのは 多恵子なんです。

僕たちが 信じなければ
守ってあげなければ

多恵子は 独りぼっちに
なってしまいます。

お願いします。
信じてください!

吾郎さん。 もう いいです。

頭を上げてください。
吾郎さん。

あらためて 約束します!

多恵子は 僕が守ります!
絶対に 守りますから!

お前が 多恵子?

パパ。

信じられるか そんなこと。

(ともこ)さあ。 みんな 寒いから。
おうちに 入りなさい。

でも…。
(ともこ)どうぞ。 さあ。

ありがとう。
はい。

すまん 多恵子…。
多恵子…。

♬~

♬~

♬~

♬~

≪(ともこ)多恵子。 起きなさい。

朝ご飯 作るの 手伝って。
ママ。

今日は 人数が多いから
腕が鳴るわね。

ほら。 早く 顔 洗ってきて。

(ともこ)ジャガイモ ゆであがったよ。
はーい。

こちらも ニンジン 切れたよ。
(ともこ)はーい。

ジャガイモ よろしく。
はーい。

(ともこ)卵は どうする?

吾郎さんは 半熟ゆで卵。
トモは ハムエッグ。

(ともこ)そして 多恵子は
パパと同じ オムレツね。

(ともこ)卵 といてね。
はーい。

信じてくれたの? 私のこと。

信じたと
言いたいところだけど

正直に言えば
まだ 信じ難いところはある。

でも それは
頭で考えたときの話でね。

何ていうのかしら。

「ああ。 多恵子なのね」って
心が言うのよ 私の。

ママ。

(ともこ)それと
やっぱり 吾郎さんね。

吾郎さん?
だって あの人

多恵子と 結婚の挨拶に
来てくれたときと

おんなじことを
言ってたじゃない。

吾郎さんが
あそこまで 言えるのは

きっと あなたが
多恵子だからでしょう。

いい人 選んだわね。

(ともこ)あっ トモ。
お味噌汁 お願いね。

(トモ)うん。

あっ。 ちょっと待って。 トモ。

これをね 最後に 一回し。

何 それ?
しょっつるって いってね

おばあちゃんの故郷の
おしょうゆなの。

よいしょ。 ちょっと 貸して。

飲んでみて。

これ。
うん。

これが うちの お味噌汁の秘密。

わあ。 うまそう。
(2人)ねっ。

(トモ)おばあちゃん。
おじいちゃん ご飯 いらないって。

まったく 頑固なんだから。

いいわよ 気にしなくて。
いただきましょう。

いただきます。

いただきます。
(ともこ)どうぞ。

(トモ)いただきます。

≪パパ。

返事しなくて いいから
ちょっとだけ 聞いて。

もう ずいぶん昔のことだけど

ケンカしたときのこと
覚えてる? 父の日に。

≪驚かせたくて こっそり
プレゼント 作ってたら

試験前なのに
遊んでばかりいるって

パパが 怒って
それで 私 びんたされた。

≪人生で 一度だけだよ。
びんたされたの。

≪その後 ママが
誤解を解いてくれて。

≪でも パパは
何にも 言ってくれなくて。

私も 許せなくて。

パパなんか 大嫌いって
なっちゃった。

≪結局 プレゼントも 未完成のまま
作るの やめちゃった。

意地っ張りな娘で ごめんなさい。

≪ごめんなさい。

♬~

(ともこ)また いつでも
帰っておいで。

ありがとう。 ママ。
(ともこ)うん。

トモも。 勉強 しっかりね。
(トモ)うん。

じゃあ 吾郎さん。

あのう。 十郎さんに…。

≪(十郎)多恵子!

♬~

(十郎)多恵子。

パパ。

多恵子!

(多恵子)パパ。

殴ってしまったこと ずっと。
ずっと 後悔してたんだ。

パパ。

だから 言わせてくれ。

パパが 悪かった。
ごめんなさい。

私の方こそ ごめんなさい。

♬~

多恵子!

[その日 山が動いた]

[動かしたのは パパの愛?]

[ううん。
たぶん それだけじゃない]

[パパも おばあちゃんも
それに あの おじさんも

色々な人の愛が
動かしたんだ]

♬~

ああー。
さすがに 疲れたな。

吾郎さん。 ありがとう。
ああ。

(トモ)でも 何か 忘れてるような。

≪うらめしい。
えっ?

(絶叫)

(タロスケ)わしだけ
仲間外れに しおって。

(トモ)お… おじいちゃん。
ごめんなさい。 お父さま。

すっかり 忘れてた。

本当に すみませんでした。

今日も おっきいのが。

吾郎特製 ごめんねスープです。