ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

絶対零度 第6話 沢村一樹、水野美紀、高杉真宙、本田翼、森永悠希… ドラマのキャスト・主題歌など…

絶対零度~未然犯罪潜入捜査~ #06【天才高校生が猟奇殺人!?愛の完全犯罪】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 吉岡
  2. 山内
  3. 彼女
  4. 松永
  5. 由貴
  6. 田切
  7. ミハン
  8. 曽根崎
  9. 加賀美
  10. 事件
  11. 篠田
  12. 少年
  13. 被害者
  14. 井沢
  15. 香坂
  16. 生徒
  17. お前
  18. バイブレータ
  19. 健斗
  20. 必要

f:id:dramalog:20200211074622p:plain

絶対零度~未然犯罪潜入捜査~ #06【天才高校生が猟奇殺人!?愛の完全犯罪】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

無料で民放各局の動画視聴ができるTVerティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

絶対零度~未然犯罪潜入捜査~ #06【天才高校生が猟奇殺人!?愛の完全犯罪】[字][デ]

全国模試1位の天才高校生が主婦を猟奇的に殺害した。未然に探知できなかった責任を取らされた井沢は少年と対決するが、事件には哀しき愛の真相が隠されていて―

詳細情報
ご案内
◆冬クール満足度調査1位獲得!!(オリコン)多くの謎と人間ドラマが絡み合う、見ごたえあるドラマをお見逃しなく!!
番組内容
井沢(沢村一樹)は、香坂(水野美紀)に命じられて心療内科を受診する。そこでスポーツカメラマンの篠田(高杉真宙)に出会った井沢は、彼が小田切(本田翼)に好意を抱いていることを知る。

あくる日、吉岡(森永悠希)は、ミハンルームにやってきた井沢に、捜査から外れたいと申し出る。休みがほしいのだという。するとそこに、香坂が曽根崎(浜田学)や早川(マギー)、門田(粗品)を連れてやってくる。曽根崎は、生放送の
番組内容2
ワイドショー番組をモニターに映すよう指示。放送されていたのは、進学校のエリート高校生が、26歳の主婦・松永由貴(足立梨花)を殺害し、遺体をバラバラにして処分したという衝撃的な事件だった。なぜこの事件を未然に防ぐことができなかったのか、と切り出す曽根崎。事件を起こした17歳の少年・浅井航(清水尋也)は、猟奇犯罪を調べた履歴があり、ホームセンターで複数の刃物を購入していたにもかかわらず、ミハンに探知
番組内容3
されていなかった。曽根崎は、ミハンが捜査員からのフィードバックで学習することに触れ、問題解決には人員の見直しが必要だと、リーダーの井沢を追及する姿勢を見せる。

曽根崎たちが去った後、香坂は今回の事件をミハンで調べ直すと告げる。ミハンが初めて挑む“起きてしまった”事件の捜査。井沢は吉岡とともに精神科医に扮(ふん)して航と面会する。一方、山内(横山裕)は小田切とともに、航が通う高校を訪れるが…。
出演者
沢村一樹 
横山裕 
本田翼 
森永悠希 
高杉真宙 
上杉柊平 
マギー 
粗品霜降り明星) 
水野美紀 
柄本明
 / 
清水尋也 
足立梨花 
川島潤哉
スタッフ
【脚本】
浜田秀哉 

【音楽】
横山克 

【主題歌】
家入レオ「未完成」(ビクターエンタテインメント) 

【企画】
稲葉直人 

【プロデュース】
永井麗子、関本純一 

【演出】
石川淳一、品田俊介、木村真人、小林義則 

【制作】
フジテレビ 

【制作著作】
共同テレビ

 

 


♬~

♬~

(吉岡)門田…。

(門田)うわ~!

(曽根崎)この国には
和を重んじるという美徳がある。

しかし それは 裏を返せば
決断力がないということだ。

だからこそ われわれは

ミハンの実用化に向けて

揺るぎない信念を
持たなければならない。

(香坂)もちろんです。

(曽根崎)
そろそろ 決断しないとな。

(井沢)いや~ うちの上司がね

一度 ちゃんと診てもらえって
うるさくって。

もう ホント… 病人扱いされて
困っちゃってるんですよ。

また これが いかにも
お役所っていう感じの 上司でね。

ええ ええ ええ…。

先生?

あれ?

(篠田)あっ…。
あっ…。

カメラマンの。
篠田です。

(篠田)時々 僕は カウンセリングを
受けに来てるんですが

井沢さんも?
僕は 今日が初めて。

上司の命令だったんで 一応ね。

さっきの心療内科の先生と
同じ目になってるよ。

あっ すいません。

まあ でも 生きてれば

多かれ少なかれ
心に傷は抱えてるもんでしょ。

みんな。

井沢さんは 警察官なんですよね?

だとすると
ずっと 犯罪と向き合ってきた。

そうだね…。

人は
なぜ 罪を犯すんでしょうか?

罪を犯せば 誰かが傷つく。

分かりきってることなのに…。

(篠田)この世界から
犯罪がなくなれば

どれだけいいか。

犯罪がなくなることはないよ。

でも… なくなることを願ってる。

(吉岡)うん。 うん。

分かった…。

(吉岡)おはようございます。
あっ おはよう。

どうしたの? こんなとこで。
(小田切・山内)おはよう。

(吉岡)あの 実は…。
あっ そういえば 小田切君さ

昨日 カメラマンの篠田さんと
偶然 会って

ちょっと
おしゃべりしちゃったよ。

(小田切)あ~。
(加賀美)あれ? 交流があんの?

たまに ご飯とか。

何だよ その顔。 セクハラだぞ。
(電子音)

(小田切)
えっ 何? メモんないの?

(吉岡)
あの 皆さんに お話があるんです。

研修途中ですけど
ミハンの捜査から外れたいんです。

えっ?

どうしたの? 急に。

(吉岡)
とにかく 休みが欲しいんです。

ミハンの捜査って…。
(電子音)

(山内)残念だな。 仕事だ。

(曽根崎)皆さん おはよう。
おはようございます。

(曽根崎)おはよう 井沢。

どうしたんですか?
皆さん お揃いで。

(曽根崎)そろそろ
ワイドショーの時間だな。

センセーショナルな事件が
起こりました。

17歳の少年が 女性を殺害。

遺体を バラバラにした容疑で
逮捕されました。

少年は 都内の超進学校に通う
エリート高校生。

被害者は 世田谷区在住の

松永 由貴さん 26歳。

被害者の夫 松永 直哉さんが
悲痛な思いを語ってくれました。

ぞっとする事件だなあ。

早川警部補。
(早川)え~ 犯人は

名前は伏せられているが
浅井 航 17歳。

被害者の 松永 由貴が
自宅に戻らないのを

不審に思った夫が 警察に相談。

防犯カメラには
被害者が 犯人と共に

マンションに入っていく姿が
写っていた。

しかし 彼女が マンションから
出ていく姿は 写っていなかった。

代わりに写っていたのが
これです。

(早川)
犯人は 被害者の遺体を損壊

ごみとして持ち出した。

その後
産業廃棄物の工場に持ち込み

溶鉱炉で 遺体を処分した。

(門田)
さらに この日 少年の部屋では

6, 000リットル以上の水が
使用されていました。

(早川)風呂場は 強力な溶剤で
洗い流されていたが

わずかに残っていた血痕が
被害者のDNAと一致した。

(曽根崎)さて 本題は ここからだ。

この事件 なぜ 未然に防ぐことが
できなかったのか。

ミハンで 全ての事件を
捜査できるわけじゃありません。

この人数では
それが無理なこと…。

問題は そこじゃない。

ミハンは この事件
探知すらしていないんです。

(曽根崎)
少年は 猟奇犯罪に興味を抱き

ネットで調べた履歴が
残ってる。

さらに 犯行直前

ホームセンターで
複数の刃物を購入した形跡もな。

確かに
探知されても おかしくない。

何で スルーされたんですかね?
(加賀美)答えは

AIに聞いてみないとね。
(曽根崎)この前の

成り済ましの件といい

上層部は ミハンの信用性に
疑念を抱き始めてる。

ミハンは

現場の捜査員のフィードバックで
学習し 進化する。

だったら 問題解決には

人材の見直しが急務だ。
そうだよな? 井沢。

(山内)いや それを
井沢さんのせいにするのは…。

(曽根崎)最も長く
ミハンに関わった捜査員は 誰だ?

井沢だ。

山内監察官
納得できる報告を待ってるよ。

(早川)お前ら あれだ。

なっ? うん。

(扉の開閉音)

思いっ切り 難癖じゃん!

完全に ロックオンだね。

(香坂)この事件

ミハンで 調べ直したいと
思っています。

(加賀美)んっ?
(吉岡)調べ直す?

証拠も揃ってるし
本人も 自供してるんですよね?

(香坂)ミハンは
このチームと共に成長している。

今回 探知しなかったのは

この事件に
何か 裏があるのかもしれません。

(山内)香坂さんは ミハンを…
チームを信じるってことですね?

へ~。 うれしいね。

じゃあ やりますか。

起きてしまった事件の捜査を。

♬~

(足音)

13番 出なさい。

♬~

精神科医の橋爪です。

助手の川西です。

君の精神鑑定を
担当させてもらいます。

(バイブレーターの音)
(加賀美)はいはい。

(香坂)加賀美さん
浅井 航の 端末に ハッキングを。

もう 人使い荒いなあ。

潜入の方は
お願いしていませんが?

(加賀美)
だからね 少年の心の…。

あれ? 怒っちゃった。

君は 3年前に お母さんを
病気で亡くしてるんだね。

そして 高校 入学のときに

お父さんの元から離れて
一人暮らしを始めた。

お父さんとは 何か 問題…。
(航)ありがちな質問。

「家庭環境が犯罪を生む」ですか。

まあ そういうケース 多いからね。

教科書どおり。

そんな鑑定で
僕の心が見えるんですか?

君は 今まで
目立った問題行動は 一切ない。

しかも 成績はトップクラス。

どうして こんな事件を?

殺してみたかった。

人を。

何度も 何度も
頭の中で イメージしました。

彼女を見たとき 興奮した。

殺してみたい女性のイメージに
ぴったりだったんです。

人を殺してみたいって思ったこと
ないですか?

♬~

実際 やってみて どうだった?

温かいですよ。

人の体から あふれ出る 血は

温かい。

(航)でも すぐ冷たくなるんです。

そこが 少し残念でした。

(教師)話を聞きたいそうだ。
(山内)こんにちは。

(小田切)同級生の君たちから見て
彼は どんな子だった?

(生徒)頭 いいよな。

(生徒)あ~…。
(生徒)全国模試で1位とかで。

(生徒)あ~
クールだけど 近寄りにくい感じ。

周りをバカにしてたよな?
あいつ。

あ~ 何か 孤立してたよね。 うん。

(山内)ねえ 君は どうかな?
(生徒)えっ?

何か 気になってることが
あるみたいだけど。

(生徒)あっ いえ…。

事件に関係がないことだし
彼も 冗談だって言ってたから。

冗談?
(山内)警察に話してないこと?

《何 見てるの?》

《死に場所》

《えっ?》

《冗談だよ》

(生徒)関係ないですよね。
(山内)ううん。

(生徒)すみません。
(山内)ありがとう。

あの この間の件なんですけど…。

犯人の少年は
飛び降りに適したビルなんか

調べてたみたいだよ。

何度も見てたのは ここだね。

彼 自殺を考えてたんだ。

殺した後に 自らも死のうと
考えてたんでしょうか?

ただ 彼 偽装工作してるからね。

偽装工作したにもかかわらず
あっさり 自白しています。

ホントに 裏があるのかもね。
もう少し

彼から 話を聞く必要があるね。

(吉岡)もう よくないですか?

あいつ 殺しに 心底 満足してる。
後悔もない。

性的サディズムですよ。

これ以上 調べて
何の意味があるんですかね。

お前 何 言ってんだ?
(吉岡)前にも言いましたが

ミハンから外れたいんです。
(山内)お前 そんな勝手な…。

(吉岡)
気持ちが続かないんですよ!

あんたさ 本気で言ってんの?

(吉岡)僕は 人の命 救うために
人生 懸けられません。

今日は ここで失礼します。

(扉の開閉音)

(小田切)何? 反抗期?

(加賀美)ホントに辞めちゃうの?

いいと思うよ。

(吉岡)えっ?
吉岡君が決断したことなら。

僕の潜入の出番 増えるかな?
フフ。

よし。
じゃあ これが 最後の仕事だ。

ありがとうございます。

今日はね 精神鑑定じゃなくて

航君と話がしたいと思って。

航君
自殺しようと考えてたんだね。

でも 自殺するのに
どうして 殺人なんか?

夢を かなえたかった。

死ぬ前に。

人を殺してみたいという夢を。

やり遂げたら死ぬつもりなら
偽装工作なんて必要ないよね?

欲が出てきたんです。

欲。

もっと殺してみたいという欲です。

だったら 刑務所なんて
入りたくないはずだから

否認するはずなのに
君は あっさり 自白したよね?

彼女が 僕のマンションに
入っていく姿が

防犯カメラに写っていた。

その状況証拠を覆す答えが
見つからなかった。

マンションの防犯カメラに
気が付かなかったんだ?

他の偽装工作は
完璧だったのにね。

そこは…。

初めての経験ですから。

次は
もっと うまくできると思います。

(吉岡)
人の命を 何だと思ってるんだ!

最後に もう一つだけ いいかな?

そもそも
なぜ 死のうと思ったの?

君の家族と 何か…。
(航)くだらないな。

それは 個人の問題です。

やっぱり 家族に 何かあるんだ。

最初に話したときも そうだった。

《お父さんとは 何か 問題…》
(航)《ありがちな質問》

(航)フッ…。

じゃあ 君の家族のこと
洗ってみよっかな。

あなた 精神科医ですよね?

もちろん 精神科医だよ。

(バイブレーターの音)

浅井 航… やっぱり
自殺を考えてたみたいだね。

彼の家族のこと
聞き込みしてみるよ。

あっ。
吉岡君は ここで大丈夫だよ。

はい。
はい。

じゃあ 僕が代わりに。

王道の聞き込み
やってみたかったんだよね。

お願いします。

じゃあ 僕は ここで。

皆さん お世話になりました。

♬~

寂しくなるね。

♬~

ここで 少年は 死のうとしていた。

(山内)何を思っていたのか。

防犯カメラとかあれば

彼が どんな様子だったのか
分かるんだけどね。

そうだな。 どうすれば…。

(山内)
こういうときは アナログだ。

(男性)たぶん
この子だったと思います。

あのビルの屋上にいたの。

死ぬつもりじゃないかなと
思って

警察に通報しようと
思ったんですよ。

でも 1人じゃなかったから。

1人じゃなかった?

女性と一緒でした。

もしかして この女性ですか?

(男性)
確か こんな感じの人でした。

2人が一緒なの
何度か見掛けましたよ。

いつも 月曜日だったはずです。

専業主婦だった 松永 由貴は

料理学校に通っていました。
それが 月曜日。

やっぱり
あのビルの屋上にいたのは

犯人の少年と
被害者の 松永 由貴。

(香坂)しかし ビッグデータ上に
2人をつなぐ接点は ありません。

つまり あの屋上でだけ
2人は会ってたってこと?

その推測が正しいとなると

彼には
まだ 隠してることがあるね。

浅井 航の 家族について
何か分かりましたか?

近所の人に 聞き込みをしたら

亡くなった彼のお母さんの体に
あざがあるのを 見た人がいたよ。

DVがあった。

これから

松永 由貴さんの 旦那さんに
話を聞いてみるよ。

(松永)精神鑑定で
罪が軽くなることがないよう

お願いします。
でないと 妻が報われない。

どうやら
少年は 自殺を考えていたようで。

その死に場所で
奥さんと出会ったのではないかと。

(加賀美)奥さん
何か 思い悩むようなことって

なかったですか?

先月 妻の妊娠が分かったんです。

子供を産んで
優しいお母さんになるのが

彼女の夢でした。

思い悩むことなんて 何も…。

(バイブレーターの音)

(バイブレーターの音)
(松永)会社からだ。 失礼します。

ねえ 加賀美さん。
えっ?

さっき 加賀美さんが
奥さんのこと聞いたとき

彼 ちらっと見たんですよ。

あの真ん中の絵。

まさかねえ。

絵の後ろに 何かあるなん…。

あったね。

(香坂)松永 由貴は 一度だけ

自宅から緊急搬送された履歴が
残っています。

自宅の階段から転倒したと。

浅井 航の 母親と 同じ
DVの被害者なのかもしれないね。

(山内)それが原因で 松永 由貴は
追い込まれ 死のうとした。

(香坂)DV犯罪は
実際に発覚している以上に

起きているといわれています。

まあ だろうね。

周りに相談しても
ひょっとしたら その人にまで

危害が加わるんじゃないかと
思ったらね。

被害者は 暴力に耐えるか

自分が死ぬしかないと
思うようになる。

しかも 松永 由貴さんの 場合

そのDV夫の子供を
妊娠してるわけだから。

わが子も
被害に遭うかもしれない。

一生 逃れられないね。

少年は 彼女の そんな姿を

自分の母親に
重ね合わせたんだね。

(小田切)
浅井 航の ICカード履歴から

彼の生活圏でない
池袋にいたことが 分かった。

加賀美さんは
そこから 防犯カメラをたどって

あるビルに 彼が入っていくのを
見つけた。

私もね
ちゃんと やること やってますよ。

そこには

偽の身分証やカードを作る
偽造屋が ある。

(山内)了解。 後で合流する。

(小田切)今 どこにいるの?

先生 言ってたけど

今 つらいの我慢すれば
良くなるって。

(健斗)うん。

フッ…。

大丈夫。 そんな顔するな。

(吉岡)あっ…。

(健斗)兄ちゃん?

(山内)
事件のこと 色々 分かってきたよ。

(吉岡)それを伝えに?

(吉岡)山内さんって
おせっかいな人なんですね。

あいつ
神経芽腫って病気なんです。

下半身の神経が まひしてて…

入退院の繰り返しで
ろくに学校も行けてない。

お前が
医者を目指してたのって…。

治してやりたくて。

でも 難しいの分かって…。

ここ最近 容体が悪化して

もう 長くないかも
しれないんですよね~。

変えられない未来もある。

救えない命もある。

僕にできること
少しでも そばにいてやること。

そして 嘘をついてやること。

最期の瞬間まで 大丈夫だ~って。

演じるの 得意なんで。

それに 僕

捜査とか 危険なこと
向いてないんで。

キャリアだから
ある程度まで偉くなりますし。

何ですか?

(山内)犯人の少年も
お前と同じだったよ。

お前と同じ

大切な人を守るために
嘘をついてたんだ。

(航)
精神鑑定 まだ 必要なんですか?

うん。

まだ 必要だね。

DV。

君のお母さんは
病気で亡くなる前

君のお父さんから
暴力を振るわれていた。

生前 お母さんを
助けることができなかった 君は

自分を責め

父親と決別し

自ら 命を絶とうとした。

そのとき 偶然 出会ったのが…。

松永 由貴さんだ。

♬~

≪(物音)

♬~

《こんな所で 何を?》

(由貴)《あなたこそ》

(由貴)《もしかして あなたも?》

2人は

死のうとした そのビルの屋上で
会うようになった。

♬~

そして 君は知った。

彼女も
自分のお母さんと同じように

夫から
激しい暴力を振るわれてることを。

《いっ… いつから?》

《結婚してから すぐ》

《もうすぐ 3年になる》

《警察に相談…》
《駄目》

《そんなことしたら
あの人 何するか分からない》

《でも 絶対 直らない》

《一生 続くんだよ》

君は DVの現実を
よ~く知ってるよね。

追い詰められた お母さんを
間近で見てたもんね。

何が言いたいんですか?
いったい。

≪(ドアの開く音)

初めてだね
君が 声を荒らげたのは。

嘘つくなら 徹底して演じないと。

君は 彼女を殺していない。

松永 由貴さんは…。

生きている。

違う…。

違う。

彼女は 俺が殺したんだ!

≪(物音)

(由貴)《キャッ…。 キャッ…》

《この手抜き料理 何だよ》

(由貴)《嫌…》
(松永)《俺が

どんだけ
大変な仕事してるのかって

分かってんのか?》

(由貴)《ごめんなさい。
ごめんなさい…》

彼女に 逃げ場はない。

そこで 君は考えた。

彼女を守るために 彼女を殺す。

彼女が 夫の暴力から解放され

新たな人生を 歩みだせるよう

君は マンションの防犯カメラに

あえて 彼女を写らせ
裏口から逃がした。

そして あたかも 浴室で

遺体を バラバラにしたかのように
見せ掛けるため 偽装した。

君は もう 嘘をつく必要はない。

(由貴)
《何 バカなこと言ってるの?》

《じゃあ
このまま 耐え続けるんですか?》

《うまくいったとしても
あなたが捕まるじゃない》

《それでいい》

《えっ…》

《あなたと会って
生きたいって思ったんです》

《あなたに会ってなければ…》

《僕は死んでいた》

君は まだ 17歳だ。

精神疾患の診断が下れば
医療少年院に入る可能性が高い。

そして そこで 君は完治する。

そりゃあ そうだよね。

そもそも 君は 精神疾患なんて
患っていないんだから。

おそらく 数年もすれば
出てこられるだろう。

それが 君が描いた犯行計画だ。

僕は 彼女を殺した。

それが真実だ。

(曽根崎)今回の事件
井沢をつぶすのに使える

そう 私に進言したのは
誰だったかな?

申し訳ありません。
(曽根崎)警察組織で

上に上ってくのは 大変だよ?

でも 落ちるのは一瞬だ。

(門田)私は どうすれば…。

(曽根崎)自分の尻ぐらい
自分で拭くんだな。

いいか?

今度 私に 恥をかかせたら…。

(バイブレーターの音)

失礼します。

はい。
(門田)今 被害者の夫に

DVのことを問い詰めた。
かなり動揺していた。

暴力を振るっていたのは
間違いない。

被害者の女性が生きてるなら
早く保護しないと。

お前 まさか 旦那に そのこと…。
(門田)話すわけないだろ。

とにかく 情報があれば 教えろ。

いや さすがに それは…。

教えろ!

教えてくれ。

頼む。

潜伏先の候補を送る。
ただ ミハンも動く。

分かった。

(曽根崎)
いやはや ミハンは素晴らしい。

少年は犯罪者ではない。
だから探知しなかったとは。

(香坂)
人員の見直しは 必要ないのでは?

すっかり 井沢派ですね。

(警告音)

何で こいつが?

(バイブレーターの音)

彼女が生きてることに
夫が気付いた。

えっ?
彼女に 危険が迫ってる。

居場所 教えてもらえないかな?

(吉岡)
君が守ろうとした 松永 由貴

僕たちが 必ず守る。

あなたたちは いったい…。

あの
この女性 宿泊してませんか?

(男性)
あの そういうことは お教え…。

妻なんです!

♬~

♬~

♬~

≪うっ…。

(松永)お前を殺して 俺も死ぬ。

≪(せき)

悲劇の夫を
演じてたみたいだけど

芝居は 僕の方が上だ。

(小田切)これで 殺人未遂 成立。

あんたを 刑務所に ぶち込める。

おら!

(松永)放せ。
(吉岡)うっ…。

待って!

僕だって 警察官なんだ!

♬~

♬~

田切さん!
(小田切)了解。

(松永)あ~!

♬~

よくやったな。

ハハハ… はい。

(小田切)やるじゃん。
(吉岡)気持ち悪…。

(小田切)あっ?
(吉岡)うっ…。

イェイ。

(由貴)ごめんなさい。

私 あなたに…。

いいんです。

(航)あなたは悪くない。

≪(加賀美)時間です。

君の罪は おそらく 偽計業務妨害

でも 情状酌量が認められて
すぐに ここを出られると思うよ。

彼女と じっくり 話し合って。

これからのこと…。
(航)これからは ないですよ。

彼女は 僕のこと 好きじゃない。

彼女は 生まれてくる子供のために
僕の計画に乗ったにすぎません。

君は それを分かった上で…。

男前だね~。

ほれちゃうね。 フフフフ…。

フッ フフ…。

あなたたち いったい…。

もちろん 精神科医だよ。

嘘つき。

フフフ…。

フフ フフフ…。

こんにちは。

えっと… お兄ちゃんは?

(健斗)
あっ 兄ちゃんなら 買い物に…。

そっか。 じゃあ 外で待ってるよ。

(健斗)あの…。

(山内)んっ?

兄ちゃん 皆さんに 迷惑 掛けて
足 引っ張ってませんか?

えっ?

僕のために
無理して警察官になったから。

(健斗)あっ 僕
刑事になるの 夢だったんです。

刑事コロンボ』が好きで。

へ~ 渋いね。

兄ちゃんは 僕の代わりに
夢を かなえてくれたんです。

(山内)ふ~ん。

(健斗)兄ちゃん 臆病だから

ホントは
向いてないと思うんですよね。

でも 最近
何だか うれしそうに話すんです。

警察官の仕事に やりがいを
感じ始めてるんじゃないかな。

(健斗)あの 兄ちゃんのこと
よろしくお願いします。

僕のこと

「大丈夫だ 大丈夫だ」って
言ってるけど

兄ちゃん 嘘が下手なんだよな。

僕は もう 長くないと思うんです。

だから 兄ちゃんのことが心配で。

あいつは すごいよ。

俺たちのチームには
欠かせない存在だよ。

本当ですか? よかった。

じゃあ 外で待ってるよ。

コロンボ警部補を。

(山内)またね。

♬~

♬~

♬~

ホントに いた。

吉岡君

ミハンでの研修を続けたいって
人事に言ったそうです。

そうですか。

いいチームになってきたと
思います。

ただ 問題は…。

僕ですか?

それ アウトでしょ?

でも 僕を 必要だと思ってる。

否定はしません。
フフ。

(店員)はい お待ち遠。
あっ。

ありがとうございます。

何ですか? 私だって笑います。

いや 僕は 何も言ってませんよ。

では 遠慮なく。

(篠田)
この前 井沢さんに会いました。

(小田切)
聞きました 井沢さんから。

(篠田)あっ…。

田切さん。

はい。

僕と付き合ってくれませんか?

えっ?
(篠田)そんな驚かなくても。

(小田切)
いや 驚きますよ。 だって…。

♬~

(バイブレーターの音)

はい。

(篠田)小田切さん…

あなたに
つっ… 伝えたいことが…。

篠田さん?

(篠田の荒い呼吸音)

♬~

♬~

(小田切)篠田さん?