ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

捜査会議はリビングで おかわり! 第2話 観月ありさ、田辺誠一… ドラマの原作・キャスト・音楽など…

『ドラマ 捜査会議はリビングで おかわり!(2)森川家VS謎の侵入者』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 章子
  2. 仕事
  3. 本当
  4. 一平
  5. 泥棒
  6. エプロン
  7. 一平君
  8. 入江久蘭
  9. 犯人
  10. ストーカー
  11. 今日
  12. 正倫
  13. ブランケット
  14. 家出
  15. 気付
  16. 原井
  17. 柔道
  18. 森川
  19. 絶対
  20. 大丈夫

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『ドラマ 捜査会議はリビングで おかわり!(2)森川家VS謎の侵入者』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

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ドラマ 捜査会議はリビングで おかわり!(2)森川家VS謎の侵入者[字]

妻は刑事で夫はミステリー作家。そんな夫婦が自分たちの正体を隠しながら一人息子とともにご近所で起こる事件に挑む謎解きホームコメディーの新シリーズ第2回

詳細情報
番組内容
班長代理として特殊班を率いる章子だが、5段階評価で最低のE判定から抜け出せず、またミステリー作家の晶も筆が一向に進まずにいた。夫婦揃ってスランプに苦しむ森川家でブランケットなどつまらない物がなくなる事件が頻発する。庭から家の中を覗き込んでいた不審者(和田正人)や、門に隠れていた大荷物の女(小林きな子)が容疑者として浮かび、晶の父・正倫(高橋英樹)やご近所さんを巻き込んだ大捜査が始まるが…!?
出演者
【出演】観月ありさ田辺誠一片桐仁トリンドル玲奈,遠藤雄弥,山野海,庵原匠悟,和田正人堀部圭亮鷲尾真知子小野寺昭高橋英樹,【語り】橋本じゅん
原作・脚本
【作】秋山竜平
音楽
【音楽】兼松衆

 

 


♬~

(章子)下がって!

あっ…。

高城~!

(柴村)はい 高城 殉職~。

(加藤)あ~ もう!
すまん。

(高城)いや すまんじゃないっすよ 先輩!

(遠山)勘で銃弾よけられるの
森川さんだけですからね。

人員の配置 突入のタイミング
不測の事態への対処

オール E判定だな。
あ~ またE判定か。

しっかり頼むぜ 班長代理。
誰か 班長代理の代理やってくんない?

バカ者。 真面目に取り組め。

すみません。

<彼女の名は森川章子。 警察官だ。

表立って捜査のできない事件を
秘密裏に解決する

精鋭部隊に所属している>

(ため息)

<かつては その野生の直感を武器に

チームのエースとして活躍していた
彼女だが

リーダーとしては合格点には程遠い>

うん?

うん?

♬~

はあ~ 疲れた~。

(直)お帰り。
あ~ 直 ただいま。

あっ すぐに夕飯作るから

ちょっとだけ休ませて。

寝るなら ちゃんとベッドで寝なよ。
いや 寝ないよ。 ちょっとだけ。

ちょっと… だけ…。

あっ! ごめん 夕飯。

冷蔵庫にあった食材で適当に作った。
直が? うん?

お母さんの分もあるから 食べて。

うん…。
じゃあ 僕 お風呂入るね。

ああ… ありがとう。

<どうやら仕事だけではなく
家庭でも 壁にぶつかっているようだ>

晶が遅くなる時ぐらい
しっかりしようって決めたのに。

(ため息)

<そんな彼女の夫 森川 晶は小説家だ>

(晶)駄目か…。
<入江久蘭というペンネームで

ミステリー小説を執筆している。

今 しゃべっている この私こそ

彼が書いたベストセラーの主人公
名探偵の…>

ああ~!
<おいおい どうした!?>

(道子)完全に行き詰まってますね。
(谷)ここは敏腕編集者の出番ですね。

先生 こんな時は
ファンの声を参考にしましょう。
えっ?

「入江先生に求めるのは

トリックの鮮やかさよりも
キャラクターの面白さです」。

そうなのか。 いや
トリックに こだわりすぎてたな。

「入江作品の魅力は
ズバリ巧妙なトリック。 50代男性」。

言ってること正反対じゃない。
(道子)もう一度 初期作品にあった

あの難解さを
復活させてもよいのではないでしょうか。

60代女性 花田道子。

あっ もう大丈夫です。 一人で考えます。

余計なこと言わないで下さい。

花田さんが ここにいるのは
ファンとしてではなく…。

マネージャーとしてですよね。
違います。

掃除やお茶出しを お願いしてるだけで…。
編集者のあなたが頼りないから私が…。

あ~ もう! 騒ぐんなら 一人にさせて!

<かつては
本が売れずに悩んでいた彼だが

売れっ子には売れっ子の
苦悩があるようだ。

そんな彼の父親は元警察署署長。

今は 子ども相手に柔道を教えている>

おりゃ!
(一平)いってえ…。

(正倫)一本!
(原井)あっちゃ~。

(三平)お兄ちゃん…。

参りました。

いいぞ 直。 ハハハ…。

<ちなみに孫を溺愛している>

どうか うちの一平を
鍛え直してやって下さい!

いいでしょう。
これも西花町の平和のためだ。

何とぞ…
何とぞ よろしくお願いいたします!

一平兄ちゃん 柔道部なんだけど
今まで 一回も勝ったことがないんだ。

だから 最近は 試合にも出してもらえなく
なっちゃったみたいで…。

そうなんだ…。

行き詰まった時は掃除に限る!

うん?

♬~

ただいま~。

(においを嗅ぐ音)
うん?

お帰り。
何か 焦がした?

うん? 別に 何も。
一切 全く焦がしてない。

何か焦げ臭いように思うんだよな~。
いや 気のせいじゃないかな。

そんなことより どう? キッチン。
きれいになったでしょう?

掃除したんだ。
章子が?

うん。 リビングも 廊下も
トイレも 寝室も

家じゅう ぜ~んぶ
夜通し頑張りました。

そうなんだ… ありがとう。

あっ じゃあ せめて 洗濯物は俺が。

あっ いい いい… 私が畳むから。

いや だって ほら 章子だって
仕事で疲れてる…。

いや いいって! 今日は せっかく
家族3人で水入らずなんだから

晶を家事に取られたくない。
≪ただいま~!

あっ 帰ってきた。 おか…。

お義父さん。

よう。 さあ どうぞ どうぞ…。
えっ?

こっちだよ。
(原井)はい こっちよ~ ほら。

いいから いいから 一平 遠慮しないで
ほら。 こっち いらっしゃい はいはい。

こんにちは。
(2人)こんにちは。

(正倫)さあ どうぞ。
えっ?

(鉄雄)どうも こんにちは。 お邪魔します。
こんにちは。

どうぞ 座って 座って さあさあ。
はい どうぞ どうぞ…。

今 お茶いれますからね。
お願いします。

おい お茶。
ああ… うん。

<やはり この家族には
ゆっくり団らんなんて似合わないな。

いつもどおり
このタイトルを言わせてもらうぞ。

「捜査会議は」…>

(3人)「リビングで おかわり!」。

家族水入らずだと思ったのに…。

というわけで
西花町自警団の顧問に就任しました

元種井警察署署長 森川正倫です。
よっ!

あれ? エプロンは?

え~ 今日は 防犯の心得を伝授します。

一番は 犯罪者にとって
居心地のよくない町にすることです。

それは 例えば 清掃の行き届いている町。

あっ それは大丈夫です。 定期的に
みんなで町内の清掃をやっていますから。

(田丸)次回は 来週の木曜日ですね。

うちからは 僕が参加します。

その日は 読み切りの締め切りです。
間に合いますか?

あっ…。

すっかり マネージャー気取りで
すいません。

マネージャーです。
助かってます。

(せきばらい)

え~ ほかにも 庭先で花を育てている
お宅のある通りなどは

いつ 水やりに人が出てくるやもしれぬと
犯罪者たちは敬遠します。

(三平)じゃがいもでも いいんですか?
じゃがいも?

(翔)すぐ食いもんの話だよ。
じゃがいもの花はきれいだよ。

えっ! 花咲くの?
(三平)じゃあ じゃがいもでもいいんだ。

しかし それでも
不審者たちが現れることがあります。

見た目で判断してはいけません。
一見 普通の人が 実は… なんてことも。

そういえば…。
何だ!?

さっき 帰る途中で見かけたんだけど…。

うん?

(黒岩)あっ 私も見ました その人!
本当ですか!?

大きな荷物背負って ちょっと挙動不審な。
え~?

一見 普通に見えて 怪しい女…。
どう思う?

話を聞いただけで分かるわけないだろう。
…だよね。 続けて。

逆にです いかにも怪しい見た目で

だから 逆に怪しくないんじゃないかと
思わせといて

その実 やはり 犯罪者だった…
な~んていうことも十分ありえます。

ややこしいですね~。

はい!
何だ?

私も 昨日 見たんだけど…。

うん?

なぜ追いかけなかった!?
いや 気のせいかな~とか思っちゃって。

お前 それでも警察官か!?
(一同)し~っ!

今日のメンバーは大丈夫か。

(木綿子)皆さん 知ってますね。

頼りにしております。

あっ… はい。

よろしい!
では続いて 護身術を教えましょう。

いいですか? 私が不審者だとします。

相手が こう来たら…。

ああっ! やっ!

こうです。
(拍手と歓声)

すごい!
かっこいい!

では 実践してみましょう。

一平 あんた いきなさい。
えっ? いいから ほら!

いけ いけ!
頑張って。

相手が こう来たら…。

やっ! うわ~!
よ~し いけ いけ!

ああ…。

何やってんの あんたは!

いや 違うんだよ… もう一回。
もう一度ね。 ほら いけ いけ…。

相手が こう来たら…。

そう! そう そう そう!

よっ いけ! よ~し…。
え~?

もう しっかりしなさいよ
何やってんのよ。

そんなんじゃ いつまでたっても
柔道で勝てないでしょ?

母さんは そう言うけど 僕は…。
はあ?

すぐに言い訳すんじゃねえよ。

帰る。
あっ…。

一平君 おやつ食べてかない?
うん。

帰ります。
あっ…。

また いつでもおいで。

原井さん いいんですか?
いいの いいの。 いつものことだもん。

でも 子どもの頃に芽生えた確執は
雪解けまでに時間がかかりますよ。

ねえ?
何が言いたいの? 何が言いたい?

あっ…。
(せきばらい)

晶 もうちょっと そっち そっち。
はいはい…。 こっち? はい…。

オッケー。
(メールの受信音)

うん?

はあ~。

エヘヘヘ…。

これで やっと 家族の時間だ。

ごめん 章子。 俺 仕事だ。
え~?

雑誌のインタビューだって。 急な仕事も
簡単に入れちゃうんだもんな~ 谷君は。

はあ… まあ 仕事じゃ しかたないか。
直…。

直 町内のパトロール行くぞ。
はい。 よし。

え~?
何てったって自警団の顧問だからな。

町の平和を守るぞ~!
じゃあ 行ってきま~す。

あ~ 行ってらっしゃ~い…。

あれ? うん?

あれ? えっ?

あっ ねえ 晶。 うん?
私のブランケット知らない?

いつも ここに置いてあるやつ。
えっ 知らないよ。

あっ 俺の… そういえば
エプロン ないんだけど。

…そうなの?

お気に入りなんだよね~。
あっ 探しといてくんない?
うん。

行ってきます。
あっ 行ってらっしゃ~い。

♬~

どうしよう…。

よ~し 行くぞ~。

悩んでる時は運動するに限る。

♬~

異常な~し。
異常な~し。

お父さんと お母さん
仕事 忙しいらしいな。
うん。

何か困ってることないか?

平気だよ。 おかげで
少しずつ 料理も覚えたんだ。

今度 おじいちゃんにも作ってあげるよ。
そうか。

寂しかったら いつでも
うちの子になっていいんだぞ。

じいちゃん 毎日 うちにいるからな。

おじいちゃん。 うん?
毎日 暇で寂しいの?

アハハハ… 異常な~し。

(シャッター音)
いいですね~! かっこいいです!

すばらしい!
はい オッケーです!

ありがとうございました 入江先生。

こちらこそ ありがとう。
いい記事にして下さい。

…はい。

あ~ 疲れた。
お疲れさまでした。

さてと… じゃあ 執筆に戻りますか。
いやいや… 今日は もう勘弁してよ。

一旦 自宅戻って
リフレッシュしたんですよね?

できなかったんだよ。
掃除も洗濯も やらせてもらえなくてさ。

だったら 今から帰っても
同じじゃないですか。

いや… 僕には まだ料理が残されてる。

今度こそ リフレッシュしてくるから。
ねっ? お疲れさまでした!

あ~ ちょっと待った!
先生 まだ 入江久蘭のままです。

あっ…。

気を付けて下さい。 最近

入江久蘭の小説の舞台は
西花町なんじゃないかって

ネットでも ちらほら見かけるんです。

ご近所でも気を抜かないように
お願いしますね。

分かってる。
章子の仕事のこともあるしね。

絶対に バレないようにしなきゃ。
じゃあ お疲れ!

お疲れさまでした。 軽快だな~。

(しおり)あれ? 谷さん?
しおりさん!

すごい偶然! 今 ちょうど
谷さんのこと考えてたんです。

本当ですか?
よかったら お茶でも…。

喜んで!
フフッ やった。

また お話聞かせて下さい 入江先生の。

えっ それは…。

あれ?

こら!

(尾形)えっ? あっ… ああ… ああ!

うん? ああ! えっ? あれ あれ?
あれ…?

あっ!
えっ?

あっ! こら 待て!

こら~!

(2人)異常な~し…。

わっ あぶねっ…。
あっ… えっ?

わ~!
な… 何だ? どうしたの?

今 ちょっと… あれ?

二度も取り逃がすなんて
それでも警察官か。

面目ない。
寝不足で本調子じゃなかったもんで。

言い訳をするんじゃない。

あれ?

これは…。

お母さん。
うん?

窓が開いてる。
あっ…。

盗まれたものがないか確認しろ。
ああ!

行き詰まった時は料理に限る!

あっ。 あの…。

えっ えっ えっ? えっ?

ねえ ちょっと 今 外で…。

うん? どうしたの?

空き巣に入られたんだ。
えっ!?

さっき 怪しい男が…。

今 怪しい女が!

えっ? 本当に女だった?
男じゃなくて?

女の人だった。
不審者だらけか? この町は。

現役警察官とミステリー作家の家が
空き巣に入られるとは何事だ!

一体 何が盗まれたの?
それが 何も。 金目のものは全部無事。

えっ? じゃあ
泥棒なんて入ってないんじゃないの?

…だといいんだけど。
よくない!

写真が割れていただろう。

誰かに侵入されたというだけで
森川家の恥だ。

何かの拍子に倒れただけかもよ。
そんな 目くじら立てなくても…。

あれ?
(正倫 章子)うん?

ここにあるはずの 親父の湯飲みがない。
(正倫)何!?

あっ 僕の本もない!
お父さんの小説。

えっ?
あっ 私のお菓子ボックスもない!

そういえば ブランケットもないんだった。

そうだ… 俺のエプロンも。

あっ それは…。

バカもん!
何やってんだ そろいもそろって。

110番する?
いや それは ちょっと待った。

空き巣に入られたなんて知られたら
職場の仲間に示しがつかない。

俺も。 大ごとになって 入江久蘭の
プライベートが世に出ちゃったら困る。

確かに このままでは自警団の顧問として
町の人たちに合わせる顔がないな。

じゃあ 警察は呼ばないんだね?
(3人)呼ばない方向で。

ということは…。
うん。 捜査会議しよう!

おじいちゃんも一緒に。
いや じいちゃんは 今夜は町の人たちに

親睦会に呼ばれてる。
いや 合わせる顔がないんじゃないのかよ。

お前たちの家で起きた事件だ。
お前たちだけで きっちり解決しろ。

いいな!?

(3人)はい…。

なくなったのは これで以上か。

あれ? 晶だけ何も盗まれてないのか。

いやいやいや エプロン!

あっ それね…。
ほらほら 書いて。

あっ うん…。

全然
統一感がないな。

犯人の目的は何なのか…
売ってお金になるようなものじゃないし。

そもそも 現金も通帳も全部無事。

僕たちを困らせることが目的なのかな?

怨恨の線か?
あるいは愉快犯という可能性も。

う~ん…。

駄目だ。 おなかがすいて 頭が働かない。
僕も。

あっ じゃあ 何か作るよ。

あ~ いい いい!
私が作るから 晶は考えてて。

いやいやいや 絶対に 俺が 作る!

(一同)かんぱ~い!

今日は 本当に
どうもありがとうございました。

いやいや こちらこそ。
正倫さんが来て下さって

本当に心強いです。

この町に不審者が入る隙なんか
ないですよね~!
ね~!

もちろんですよ ええ! 一緒に
西花町を日本一安全な町にしましょう。

(一同)オ~!
フンッ! できもしないくせに。

やれるもんなら やってみな! フンッ!

(大友)騒がしくってすみません。
何か息子さんの一平君?

…と けんか中みたいで。

あ~。

お代わり!
いや 今日は もうやめときましょう。

飲み過ぎですよ~。 そうよ。
原井さん。

うるさ~い!

正倫さん どうやったら
あんな立派な子に育つんですか?

はい?
はいはい… はい 行きますよ はい。

よいしょ! はい 力抜いて~。
そうそう そうそう。

晶さん すっかり売れっ子作家さんですね。
うちの妻も 毎日 楽しくやってますよ。

いや まだまだこれからですよ。 やっと
スタートラインに立っただけです。

お厳しいですね。

父親に反抗して 意地を通して選んだ
小説家という道ですから。

これから あいつが どう生きていくのか
お手並み拝見です。

(章子 直)ごちそうさまでした!

肉じゃが 作り過ぎたんじゃないの~?

残りは 明日 コロッケにするから。
ちゃんと計算して作ってるの。

ふ~ん。 どうせ 料理のことなんか
分かりませんよ~ 私は。

お母さんが見た カメラの男と
お父さんが見た 大荷物の女。

どっちが犯人なのかな?

あの大きな荷物が
全部 盗んだものだとすると

町じゅうで
犯行に及んでるのかもしれない。

だったら 町じゅう
もっと大騒ぎになってるでしょう。

盗まれたものが微妙すぎて
みんな 気付いてないのかも。

あ~。 お母さんが見た カメラの男は
泥棒っぽかったの?

いや… あいつね きっと
ストーカーだと思うの。 (2人)誰の?

私の。
プッ…。

えっ? 何で笑うの?

いや 章子に ストーカーって
そんな人いるかな? ハハハハ。

ただの泥棒よりは可能性あると思うけど?

いくら愉快犯だからって こんな
脈絡ないもの盗んだりしないでしょ。

売れて 調子に乗って
推理力が鈍っちゃってるんじゃないの?

入江久蘭大先生。

ストーカーだとして
親父の湯飲みは どう説明するの?

えっ?
章子のストーカーが

親父が使ってる
あんなごっつい湯飲み 盗むかな?

それは…。
まあ でも 家での姿を知ってれば

あれが章子のだと思っても
不思議はないかな。

はいはい どうせ 私は ガサツな女ですよ。

料理も ろくにできないし
ソファーで寝ちゃうし

緻密な作戦なんて立てられない
E判定よ!

途中から何の話?
私は晶みたいに
神経質に ちまちま生きられないの。

どういう意味だよ!
ねえ…。

ちょっと売れたからって 大げさに
変装なんかしちゃって。 ねえ…。

変装してるのは
章子のためでもあるんだからな。

へえ~ そうですか。
どうも ありがとうございます。

ねえってば!
(2人)あっ…。

エプロンって いつから
なかったんだっけ?

遅くとも 昼過ぎには。

町の皆さんが うちに来た時には
既になかった。

あっ ブランケットは?

ああ… 私が気付いたのは
みんなが帰ってから。

エプロンとブランケットが盗まれたのは
ほかの3つが盗まれるより前なんだ。

いい気付きだよ 直。
まあね。

うん? 何? どういうこと?

つまり 犯人は 少なくとも
二度 この家に忍び込んだってこと。

二度か…。

「二度あることは 三度ある」!
(2人)えっ?

また戻ってくるかも。
私 今夜 リビングで見張る。

一晩中? ゆうべだって
ほとんど寝てないでしょ?

大丈夫?
県警 刑事部特殊班 班長代理の私に

任せなさい。

絶対に無理しないでね。

絶対に捕まえてやるぞ。
シュッ シュッ シュッ。

うわ…。 おやすみ。
おやすみ。

絶対…

捕まえて… や… る…。

(いびき)

(ドアが開く音)

ああっ しまった!

ううっ 寒っ。

うそ… うそうそ うそうそ…。

あった。 えっ?

何か なくなったものは…。

うん?

晶~! 直~!

盗まれたものはないんだね?

包丁が刺さってただけ。
…だけ?

よっぽど
ぐっすり寝てたんだね お母さん。

この私が気付かないなんて
相当 腕の立つ犯人だな。

とにかく無事でよかった。

でも これ 気味悪いね。
何かの宣戦布告かな?

こうなったら 待ってられない。

捜しに行こう!
誰を?

昨日見た 男!
昨日見た 女!

男! 女!

♬~

(竹内)なるほど。 直君は
一人で留守番するのは危ないから

ここで待機と。
そうなんです。

うわっ… 何だか緊張するな!
どっちが正解なんだろう?

刑事の勘か ミステリー作家の推理か。

それでさ… あれ? 直じゃん。
何してんの?

リビングから ものが消えた!?
そうなんだ。

それって SF研究会の出番じゃね?
今から 直んち行こうよ。

消えたのは ものだけ?
えっ?

人は 消えてない?
どうして?

えっと…。
何か知ってんのかよ 三平。

♬~

あっ!

こら 待て!

いた!

あっ 森川さん 昨日はどうも。

し~っ。
はい?

あっ!

あの人 昨日言ってた怪しい人です!
えっ? 大変!

森川さん! …どうしたんですか?

あいつ 昨日言ってた怪しいやつ!
えっ? 大変!

竹内さ~ん!

竹内さん… 大変なんです!
はい? どうしました?

ううっ…。

♬~

森川さん? どうしたんですか?

あっ… ど… どぼろう!

どぼろう?

(竹内)あっ あそこだ!
(ホイッスル)

こら~!
わたこ先生 その人 泥棒です!

えっ!?

(夕貴)あっ あっ あっ あっ…。

んっ! こう来たら…。

こう! いたたた…。
おおっ!

おお~!
(拍手)

花田さん そいつ 泥棒!

(2人)えっ!?

♬~

ああっ そっち行っちゃった…。

この泥棒め!

違います! 私 泥棒なんかしてません!

じゃあ この荷物は?
こ これは… 私の生活用品です。

えっ?

彼氏との交際を うちの親に反対されて
駆け落ちしよっかなって…。

少しずつ こっそり
私物を運んでるだけなんです。

でも 僕の家から出てきたよね?
えっ?

ああ… あれは

母親に見つかりそうだったから ちょっと
隠れさせてもらってただけなんです。

それなら 何で 今 逃げたの?

何か… 変態かって思ったから。

えっ?

えっ… いや… いやいや…!

(朝子)どうも お騒がせしました!
こちらこそ 失礼いたしました。

ほら 行くわよ!
嫌 ちょっとやめて… 痛い! もう やだ!

痛い痛い 痛い痛い…。
竹内君!

もう 僕が何したっていうんですか!
取り調べ よろしく。

あっ! えっ?
えっ ちょちょ… 痛いから。

いいですね?

見せてもらいますよ。

そっと…。

あっ 僕の本!
やっぱり!

いや 違いますよ!
これ 自分で買った本です!

僕は その…

入江久蘭先生のファンなんです!
えっ!?

晶… 入江久蘭のストーカーだったの?

いや そんなことしませんよ。

「探偵が暮らす街」の舞台が
この辺りだって ネットで見て

聖地巡礼に来ただけです!

でも… まさか… お会いできるなんて…。

感動です!
それで家の中にまで
入って 私物を盗んだのか!?

いや だから もう…。
お母さん 違う。

えっ?
この本 サインが入ってる。

あっ!

サイン会 並びました。
ありがとうございます。

ということは
うちから盗まれた本ではないってこと?

だから そう言ってるじゃないですか!

あの… くれぐれも このことは
ないしょにお願いします。

あっ はい。 先生のためなら。

あっ どうぞ。
アハハハ…。

失礼します。

違ったね。

あっ!
アハハハ… 失礼します。

晶の追っかけか…。
章子のストーカーじゃなかったね ハハハ。

いや でも 道子さん以外にも
あんな熱心なファンがいるんだな。

2人とも許してくれてよかったね。

でも これで振り出しか…。
犯人は どこに行ったんだ~?

私のブランケットは いずこへ~。

(においを嗅ぐ音)
うん?

あっ。

誰か 今 火つけた?
ううん つけてないよ。

僕も。
肉じゃががなくなってる!

えっ!? また やられた?

でも 今度は窓が閉まってる。

あっ… どこから入ったんだろう?

いや 犯人は家の外に逃げたとは限らない。
えっ?

俺が外で仕事するようになってから
物置になってる部屋。

隠れるとしたら ここしかない。

ここか…。

ここにいるのは分かってんだ!

うん?
あれ? ここじゃないか…。

うわ~!
うわっ!

待て! や~!

いたたた…!

えっ?

どうして 一平君が うちに?

あっ さっき 三平君が言ってた。
「お兄ちゃんが家出した」って。

家出?
ごめんなさい。

説明してくれる?
うちで何をしていたのか。

はい。 昨日 こちらで…。

何やってんのよ。 そんなんじゃ
いつまでたっても柔道で勝てないでしょ?

(一平)母さんに あんなこと言われて
腹が立って…

家出してやるって思ったんですけど

行く当てなんかないし おなかも減ったし
それで思い出したんです。

また いつでもおいで。

お邪魔します。 誰か いませんか?

(足音)

よ~し 行くぞ~。

あの…。

ものすごく おなかが減ったので…。

私の大事なお菓子を…。

ごめんなさい!
まあまあ まあまあ… それで?

♬~

≪こら!

もう帰ろうと思ったんですけど…。

(メールの受信音)

これは 本格的に家出するしかないな
って思って

食料と 水分と 暇つぶしをお借りして…。

暇つぶし…。
まあまあ まあまあ… それで?

あの部屋に隠れることにしたんです。

フンッ! できもしないくせに。

(メールの受信音)

僕 ちょっと トイレ。
うん。

でも お菓子だけじゃ
おなかがすいてしまいまして。

捕まえて… や… る…。

それで ゆうべ…。

逮捕する。

でも さすがに
そろそろ ご挨拶しなきゃって思って

さっき出てきたら…。

でも これで振り出しか…。
犯人は どこに行ったんだ~?

なるほどね~。
謎が解けて すっきりした。

…で これから どうするの? 一平君は。

ここにいちゃ駄目ですか?
それは さすがに…。

ここは 一平君の家じゃないからね。
帰りたくないの?

はい。
どうして?

僕 柔道弱いんです。 母さんは 僕に
頑張ってほしいみたいなんですけど…。

どうぞ。
ありがとう。

≪(一平)でも 僕 大会とか出られないので
母の期待には応えられなくて。

≪親の期待のために
生きる必要なんてないよ 一平君。

君の人生なんだから。 親のために
嫌いな柔道を無理して頑張ることはない。

いや 嫌いではないんです。
むしろ 好きなんです。

えっ?
好きなのに 弱くて大会に出られない。

ああ… それはつらいよね。

いや そうじゃないんです。
うん? どういうこと?

僕 今 柔道部じゃないんです。
えっ?

≪(一平)弱いから
大会に出られないんじゃなくて

柔道部を辞めたから
大会に出ることがないんです。

じゃあ… 何部なの?

園芸部です。 植物が大好きなので。

あっ…。
へえ~。

でも どうして それを隠してるの?

どうせ 逃げたって思われるだけですから。
うん?

確かに弱かったし
試合で 一度も勝てなかったですけど

それが柔道部を辞めた理由じゃないって
多分 母さんには信じてもらえないんで。

本当に そうなのかな?
…だと思います。

思うだけでしょ? 言ってみないと
分からないよ そんなこと。

分かってもらえなくてもいいんだよ。

僕もね 父親に… ほら あの怖い顔の。

ずっと言えなかったんだ
自分が好きでやってることを。

どうせ この人には分かるはずないって。

でも それって 自分に
うそをついてるような気持ちにならない?

だって 一平君が柔道より植物が好きだ
っていう気持ちは本当なんでしょ?

隠す必要なんてない。

たとえ理解されなかったとしても
胸を張って言うべきだと思う。

もし それで

やっぱり分かってもらえなかったら
どうしましょう?

≪その時は…。

また うちに家出しにおいで。

うん それがいい。 また おいで。

うん。

はい!

♬~

し~っ。

一平!

迎えに来たよ。

母さん あのさ…。
帰ったら聞いてやるよ ちゃ~んと。

今夜は カレーだよ!

えっ 2杯目もいっていいの?
当たり前でしょ~。

やった~!
そっか… 原井さん 聞いてたか。

うん。
それで あえて黙っていたってことは

きっと大丈夫だね。
…だね。 これで やっと一件落着。

いや まだエプロンが。

直 本当知らない?
知らない。

う~ん? どこ行ったんだ?

ごめんなさい。
えっ?

あっ! これ お気に入りだったのに…。

ごめん… 本当にごめんなさい!

あっ…。

まあ やっちゃったものは しかたないか。

怒ってない?
うん。 今度こそ 一件落着。

あっ… まだだよ。
私のブランケットがない。

あ~ そっか…。

はい。 これ。

あっ! どこにあったの?

僕の部屋に隠してた。

とりあえず返すけど
ここで寝ないで ちゃんとベッドで寝てね。

心配してくれたの?

寝言がひどくて くつろげないんだよ。
えっ?

おやすみ。

てれ隠しだよね?
さあ? ハハッ。

でも 本当 ソファーで寝ても
体 休まんないでしょ?

分かってるんだけどさ ついつい
ここで寝たくなっちゃうんだよね。

ここで寝っ転がってると すぐそばで

晶が洗い物したり
直が宿題したりするでしょ?

そんな中で うとうとしてるのが
至福の時なんだよね~。

特に最近 何やっても駄目だからさ。

仕事も 家事も。

ちょっと分かるかも。
えっ?

いや 実は 今 締め切り近いのに
全然書けなくてさ。

俺も 至福の幸せを感じるために
帰ってきたところだったから。

晶の幸せって?

それは…。

ごめん 章子。
家のこと 何もやらないでもらえる?

えっ?
気持ちは うれしいんだよ。

でもさ 家事は 俺にとって
趣味みたいなもんだし

気分転換にもなるし
癒やしのひとときなんだよ。

だから できれば 俺にやらせてほしい…。

晶…。

いやいや…。

早く言ってよ~。
えっ? あっ ハハッ。

<人生は 常に順調に運ぶものではない。

うまくいかない時は 休むことも
時には逃げることだって必要だ>

<そうすることで 再び 前を向けるのだ>

トントンのト~ン。

どうしたんすか?
何か あった?

<そうして
また 戦いの場に戻っていくのだ>

<…なんてポジティブな雰囲気の
ナレーションだけじゃ

終わらないんだよな~ いつも>

見てくれました? 動画。
よく撮れてたでしょ。

ベストセラー作家 入江久蘭の

スキャンダルを狙ってたつもりが…。

この泥棒め!

(しおり)
もっと面白そうなネタですね これは。

ただ者じゃないですよ あの奥さん。

<おい 気付け! ピンチが迫ってるぞ!

次回へ 続く>

何だ? このババア。
ババア?

万引きですか?
桂先生が悲しむよ。

何で 私に連絡が来たんだろう?

(しおり)人気作家 入江久蘭のひ み つ。

僕の推理を聞いてもらえるかな?
よし 突入!

よ~し じゃあ 風になろうぜ!