ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

テセウスの船 第4話 竹内涼真、上野樹里、安藤政信、貫地谷しほり… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『日曜劇場「テセウスの船」第四話【第2章・変わり果てた最悪の未来】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 無実
  2. 事件
  3. 被害者
  4. 由紀
  5. 犯人
  6. 家族
  7. 未来
  8. 佐野
  9. 人生
  10. 最後
  11. 自分
  12. 証拠
  13. 証言
  14. 息子
  15. 名前
  16. ホント
  17. 木村
  18. 音臼小事件
  19. 元気
  20. 佐野文吾

f:id:dramalog:20200209220108p:plain

『日曜劇場「テセウスの船」第四話【第2章・変わり果てた最悪の未来】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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日曜劇場「テセウスの船」第四話【第2章・変わり果てた最悪の未来】[字][デ]

第二章スタート!再びタイムスリップした心(竹内涼真)を変わり果てた最悪の未来が待ち受ける!失意の心に真犯人が新たな犯行予告!事件はまだ続いていた!!

詳細情報
番組内容
過去を変え平成元年から再び現代にタイムスリップした田村心(竹内涼真)を待ち受けていたのは最悪の未来。母と兄は心中し、父・文吾(鈴木亮平)は無実の罪で囚われていた。心は生き別れになっていた姉と再会するが、姉・鈴は村田藍(貫地谷しほり)と改名し、顔まで変えていた。唯一の希望は亡くなったはずの由紀(上野樹里)が生きていたこと。心は現代で姉と共に文吾の無実を晴らそうと動き出すが、姉は協力を拒むのだった。
出演者
竹内涼真上野樹里(特別出演)
安藤政信貫地谷しほり
麻生祐未鈴木亮平
原作
東元俊哉『テセウスの船』(講談社モーニングKC)
脚本
髙橋麻紀
音楽
主題歌:「あなたがいることで」Uru(ソニー・ミュージックレーベル
音楽:菅野祐悟
スタッフ
演出:石井康晴
プロデューサー:渡辺良介、八木亜未
公式ページ
◇番組HP
http://www.tbs.co.jp/theseusnofune/
twitter
@theseus_tbs
https://twitter.com/theseus_tbs?ref_src=twsrc%5Etfw
instagram
https://www.instagram.com/theseus_tbs/

 

 


<(心)平成元年に起きた
音臼小無差別殺人事件>

<青酸カリが入ったオレンジジュースで
21人が毒殺された>

<犯人として逮捕されたのは
俺の父親 佐野文吾>

<事件当時にタイムスリップした俺は
父の無実を知り 真犯人を捜した>

<だが これから起きる事件の
詳細をまとめたノートを>

<真犯人に奪われてしまう>

<事件を防ぐためには 父に真実を
打ち明けるしかなかった>

3月12日に音臼小学校で

21人が殺されます
(佐野)で 犯人は?

佐野さん あなたです
俺が人殺しだ? ふざけんじゃねえ

<激怒した父だったが
息子であることを告白した俺に>

<共に戦うと言ってくれた
でも その矢先>

<俺は再び 現代にタイムスリップ
そこで待っていたのは…>

<母さんと兄貴が死んだ!?>

ああ~!

<何で母さんと兄貴が…>

<俺が過去に行ったせいで>

<未来は 余計に悪いほうに
転がってるじゃないか>

《(由紀)この子と一緒に
未来へ向かって》

《生きて》

未来はどうなったんだよ 未来

未来 未来!

《よしよしよし はいはい…》

全然違う

<確かに俺の部屋なのに>

<由紀や未来のものが何もない>

未来が変わったなら

由紀は…

由紀は生きてるかも

由紀

≪うちにご用ですか?

由紀

由紀

由紀 よかった

何なんですか
えっ?

あっ あなた

もしかして 田村さん?

佐野文吾死刑囚の息子

田村心さん

週刊実像の記者をやっております

岸田と申します

私が書いた音臼小事件の記事を

お読みになって
いらしたんですよね?

(録音ボタンを押す)

知りません

佐野死刑囚が事件以来
ずっと無実を主張していますが

それについて どうお考えですか?

被害者の中には事件の後遺症で
今も苦しんでる方が

いらっしゃいますが
いまだに謝罪も説明もないことを

ご家族として
どうお考えでしょうか?

無責任だと思いませんか?

被害者にも
ご遺族の方々にとっても

事件はまだ終わってないんです
やめてください

もう何も お話しすることは

ありませんので

<過去を変えた俺を
待っていたのは>

<最悪な未来だった>

<俺の家族が>

《しっかりね パパ》

<一番大切な人がまた一人>

<この世から消えた>

《心さんが自分の息子だって実感
まだ湧かねえけど》

《俺の大切な家族だ》

《1 2 3》
《(鈴・慎吾)2 3》

《(佐野・鈴・慎吾)ダーッ!》

父さん…

ふう~

俺のこと覚えてますか?

心さん

父さんって

呼んでもいいですか?

ずっと

一人にさせてしまって

ごめんなさい

ごめんなさい

待ってたよ

心さんに会えるのを 楽しみに

(せきこむ)

父さん 大丈夫?
ああ すまん

ちょっと座らせてくれ

心さんがいなくなって

村のみんなで捜したんだ

俺は 未来に帰ったのかと思ったが

そうも言えないしな

あのあと すぐ

金丸さんが死んだ
えっ?

音臼岳の谷で遺体が発見された

捜査中の転落事故ってことで
処理されたけど

でも 金丸さんは
俺に言ったんだ

俺を殺人犯にしないための

重要な証拠を捜しに行くって

つまり真犯人に

殺された?

あれで正直 怖くなった

ホントに心さんが言ったとおりに
なるんじゃないかって

だから何とか お楽しみ会を
中止させようと思ったんだが

中止にはならなかった

ああ

何もできないまま 当日になって

鈴と慎吾には家にいろって言って

朝から学校ん中を歩き回った

よく知ってる村の人間だって
犯人かもしれない

《おはようございます》

《(香奈)おはようございます》
《何やってんすか!》

《水道水以外は飲むな
って言ったでしょ》

用意されてた飲み物は全部捨てて

水道水以外は飲むな
って言って回った

《(井沢)文ちゃん 何やってんだよ》

でも結局

事件は起こった

会場に用意されてた はっと汁の
中に青酸カリが入れられたんだ

はっと汁に?

俺のノートを見て
計画を変えたんだ

そして 俺の家から
青酸カリが発見された

俺のせいだ

俺が余計なこと
ばっかりしたから

父さんも助けられないまま

母さんと兄貴まで

心さんは悪くないよ

むしろ心さんだけは

俺の無実を
信じてくれるって思ってたから

ここまで耐えてこられたんだ

父さんの冤罪は

俺が絶対証明するから

それは

もういいんだ

えっ?

俺はもう
再審請求をするつもりはない

何で?
弁護士先生に言われたんだ

ぜ~んぶ ひっくり返るような

新しい証拠や証言が出ないかぎり

再審なんか無理だってな
何言ってんだよ

諦めちゃダメだよ

この間な

鈴が初めて来てくれたんだよ

姉ちゃんが?

おなか おっきくてな

もうすぐ生まれるんだってよ

そうなんだ

お前のこと気にしてたぞ

東京に住んでるっていうから
住所 聞いといた

顔見せに行ってやってくれ

分かった
ただ

鈴は やっと

自分の人生を
生きようとしてるみたいなんだ

だから…

そろそろ時間です

はい

(せきこむ佐野)

とにかく

これからは心さんにも

自分の人生を
大切に生きてってほしい

それが俺の一番の願いだ

俺 絶対諦めないから

生きてるうちに会えてよかった

元気があれば何でもできる

1 2 3

ダーッ!

父さん…

あれ? ここら辺のはずなんだよな

(藍)心

だよね?

えっ?

やっぱり心だ

会いたかった

ごめんね お姉ちゃん
心のこと施設に置き去りにして

ずっと謝りたかった

姉ちゃん?

大きくなって

ホントに姉ちゃん?

あのね

少し 顔を整形したの

えっ…
名前も変えてる

村田藍って

えっ…

あっ ごめん もう帰んなきゃ

旦那が帰ってくる時間だから

えっ 待って じゃあ

連絡先 交換しよう

うん

はい

旦那さんって どんな人なの?

あのね 心…

<この二人 どこかで会ったことが>

(みきお)藍 どなた?

あの… 弟なの

近くで用があったらしくて
今 バッタリ

藍に弟なんていたの?
(さつき)初めて聞いたわ

普段は全く交流がないので

あっ 夫の木村みきおさんと
お義母さん

弟の心です 初めまして

初めまして

木村さつきです もしかして

どこかで
お会いしたことあります?

<木村さつきって
音臼小にいた さつき先生か?>

いや 初めてだと思います

藍 せっかくだから
家に寄っていただいてよ

そうね お茶でもいかが?

でも 急いでるらしくて ねっ?

そうなんです
(みきお)残念だな~

あっ じゃあ 芋ようかん
持ってってもらったら?

ああ そうね
昨日 作りすぎちゃって

食べきれないの 持ってって

ありがとうございます

すいません

藍さん キッチン借りるわよ
はい

心さん 今度ゆっくり
遊びに来てください

ねっ 藍

そうね

僕 子供の頃 あることのせいで
立てなくなっちゃったんです

でも リハビリの施設で藍に会って

すごく励ましてくれて

初めて自分は不幸じゃない
って思えたんです

今 僕が生きているのは
藍のおかげです

(携帯着信)

ちょっと仕事の電話が…
そっちの部屋

自由に使ってください
ありがとうございます

(小声で)もしもし

☎(藍)もう帰って 心
えっ?

☎もうこれ以上 関わっちゃダメ

☎うまいこと言って すぐに帰って

☎もしもし? もしもし 心?

これ…

<姉ちゃんだ
さつき先生も写ってる>

<何で この写真がここに?>

心さん

平成元年に起きた
音臼小事件って知ってますか?

僕 あの事件に巻き込まれて
死にかけたんです

(みきお)これが僕です

《ありがとう 加藤みきお君》
《先生 僕の名前 知ってんの?》

<みきおって
あのときの加藤みきおか?>

犯人は佐野文吾っていう
村の警官で

村のお楽しみ会で振る舞われた
料理に青酸カリが入れられてて

後遺症で下半身不随に

ちなみに
ここに写ってるのは母です

事件後 身寄りのない僕を
引き取って育ててくれたんです

佐野文吾だけは絶対に許さない

みきおから
自由と未来を奪ったくせに

今も ぬけぬけと生きてるなんて

一刻も早く死刑にすべきだわ

木村さんは 姉ちゃんがホントは
佐野鈴だってこと知ってるの?

彼は…

私のこと何も知らない

顔も名前も変えて
介護士してたときに

偶然 出会ったの

泣きながら
リハビリしている彼 見たとき

お父さんのせいで
今もこんなに苦しんでるんだって

それから しばらくして

ずっとそばにいてほしい
って言われて

断れなかった

私にできるのは
償うことしかないから

償うって

償いのためだけに
家族になるってこと?

好きでもないのに

姉ちゃんは それでいいの?

私は これでいいの

後ろ指さされることも
記者に追われることもない

あの事件とは関係のない
別人として

穏やかに生きていられるから
そんなの いいわけないでしょ

そこまで自分を
追い込むことないよ

二人で父さんの無実を
証明しよう

そうすれば 自分の名前で
堂々と生きていけるよ

もう決めたの
田村鈴はもういない

村田藍として
新しい人生を生きていく

お父さんにも
最後のつもりで会いに行ったの

だから もう二度と会わない
ちょっと待ってよ 姉ちゃん

心とも
会うのは これで最後にする

何で?
もう帰らなきゃ

会えてよかった 元気でね

よくもまあ こんな手あかのついた
ネタ持ってくんな~

犯人の佐野文吾は いまだに
罪を認めず謝罪さえないんです

このままじゃ被害者も
ご遺族も救われません

安い正義感なんて
いらねえんだよ

週刊誌は 売れてなんぼだろうが

《弁護士先生に言われたんだ》

《ぜ~んぶ ひっくり返るような》

《新しい証言や
証拠が出ないかぎり》

《再審なんて無理だってな》

<音臼小事件から31年>

<音臼村は廃村になり
今は誰も住んでいない>

<当時の住人の行方も分からない>

<父さんの無実を
証明できる可能性は限りなく低い>

<でも諦めるわけには…>

「音臼小事件被害者の集い」

これ 今も続いてんのか?

「年に1度 音臼小事件の被害者や
遺族 支援者たち」

「事件の関係者が集まって
話をする会」

<村の人達が集まるなら>

<何か新しい情報が…>

でも この会に乗り込むのは
さすがにな~

《俺の大切な家族だ》

《生きてるうちに会えてよかった》

父さん…

ああ すいません
すいません お仕事中に

いや お待たせしてしまって
いえいえ

よいしょ
ご注文は?

コーヒーとミルクティー
あっ…

≪承知しました
えっ?

えっ 何で私が
ミルクティー好きなこと…

すいません
何か別のものがよかったですか?

いえ 大丈夫です

すいません
で お話というのは

ああ あの

音臼小事件の被害者の集いって
ご存じですか?

えっ? ああ はい

それって
まだ続いてるんでしょうか?

ネットだと出てこなくて

えっ?
もしかして 田村さん

その会に行くつもりですか?
父の冤罪を晴らしたいんです

そのためには新たな証言とか
証拠が必要なんです

いまだに
無実を信じてるってことですか?

父は無実です

真犯人は別にいます

いいですか
もう事件から31年です

佐野文吾氏は すでに最高裁
死刑判決が確定しています

裁判でも
彼の無実を示す証言や証拠は

何一つなかったんです

でも もしかしたら事件当時
真相を知ってても

何か事情があって言えなかった
人がいるかもしれない

だから村の人達が集まった
ところで丁寧に聞き出せば

判決をひっくり返す証拠が
出てくる可能性もあります

冤罪の証拠をくれと

被害者の皆さんに
要求するってことですか?

はい

被害者の皆さんは
佐野死刑囚を憎んでるんです

それなのに 佐野を無罪に
するための証拠をくれなんて

何されるか分かりませんよ

《≪21人も殺されてるんですよ》
《≪ひと言 お願いしますよ》

《≪殺人犯の妻として
どういったご心情ですか?》

《≪佐野は無罪を主張していますが
どうお考えですか?》

覚悟の上です

お待たせしました

分からない

えっ?

どうして そこまでするの?

ご家族には何の罪もないのに

つらい人生 背負わされて
こられましたよね?

なのに どうして

そこまで助けようって
するんですか?

この前 姉に再会しました

そしたら名前も変えて

顔も整形してて
えっ?

殺人犯の家族だって
追い回されることもなく

穏やかに生きていくために

もう二度と

父にも俺にも会わない
って言われました

気持ちは分かるんです

俺も全く同じだったから

《俺に父親はいない そう思ってる》

でも 俺はもう逃げたくないんです

うまくいかないことは
全部父のせいにして

父を呪うような気持ちで
生きてきました

でも ある人が

ある人が言ってくれたんです

俺の父親だから

信じてみたいって

《(由紀)信じてみたいの》

《心のお父さんだから》

《どうして
こんな事件が起こったのか》

《そもそも お父さんが
犯人なのか》

《私は知りたい》

先日 宮城拘置支所で
父に会ってきました

父は 俺が会いに来るのを
待っててくれたんです

そして ずっと信じてた
って言ってくれました

だから俺も自分から逃げずに

父を信じようと思ったんです

俺にとっては

たった一人の父親だから

どうか お願いします

参加者の高齢化が進んでいて

今年で最後という
話になってるそうです

たぶん今回が
ラストチャンスです

えっ?

(由紀)本来は関係者以外

場所も日時も知らせないんです

私から聞いたとは
言わないでください

ありがとうございます

ホントにありがとうございます

田村さん

きっと

素敵な人なんでしょうね

その

信じるって
言ってくださった方

ええ

俺の一番大切な人です

えっ 何でミルクティー

《二人で父さんの無実を
証明しよう》

《そうすれば 自分の名前で
堂々と生きていけるよ》

(さつき)みきお お昼にしましょう

あら 藍さん
まだキャベツ切ってるの?

ウサギじゃないんだから

そんなにキャベツばっかり
食べられないわよ

すみません
被害者の集いの日

駅まで車 お願いね

いつもどおり仙台だから

帰りは ちょっと遅くなるけど

(みきお)
俺は行かないよ 仕事あるし

えっ そうなの?
だったら

私もやめるわ

結局 毎年
話題は同じなのよね

佐野文吾を
早く死刑にしろって

そればっかり

(携帯着信)

「姉ちゃんにどうしても
相談したいことがあります」

「今から少しだけ会えないかな?
頼む!!」

心…

何 考えてんの?
こんなとこ出てくなんて

でも 父さんの無実を
証明するために

今できることは
これしかないんだって

しかも この集会
今年で最後みたいだし

ラストチャンスなんだよ
やめて 危なすぎる

父さん 助けたくないの?

頼むよ 姉ちゃん 行かせてよ

姉ちゃんには
絶対迷惑かけないから

木村さんも お義母さんも
会場には行かないんでしょ?

だったら俺と姉ちゃんが
姉弟だって知ってる人いないし

姉ちゃんが佐野文吾の
娘だってこともバレないよ

でもダメ
どうせ絶対にすぐにバレる

そしたら また しつこく
追い回される生活に逆戻り

だから それは
父さんの無実が証明されれば…

無理よ 今さら

やっと見つけた
居場所なんだよ

名前も

顔も変えて

好きでもない人と
家族になって

やっと穏やかな生活
手に入れたの

お願いだから邪魔しないで

分かるよ 分かるけど
親子じゃん 家族じゃん

父さん救えるの 俺達だけなんだよ

もう どうしようもないよ

それが私達家族の
運命だったってこと

ねえ待って 姉ちゃん

最後のチャンスなんだって

父さん 見捨てんのかよ

じゃあ私の人生
どうしてくれんの?

もう連絡しないで

待って 姉ちゃん

《もう会いに来ることは
ないと思う》

《ごめんね》

《元気ですか》

《昔 よくやったよな》

《元気があれば何でもできる》

《いくぞ~》

《1 2 3》
《2 3》

《(二人)ダーッ!》

《鈴が元気でいてくれたら》

《父さん それだけでいい》

クッソ

(携帯着信)

(藍)「あの事件に関わるの
これでもう本当に最後にして」

あっ 姉ちゃん

「ありがとう!」

「姉ちゃんには
絶対に迷惑かけないから」

どうも ご無沙汰してます

ねえ
今年は被害者の会 出るの?

だんだん 皆 年とるしね

今年が最後になるんでしょ?

ホントにね

許せないわよね~

(由紀)31年もたって

今さら冤罪って…

《被害者の集いって
ご存じですか?》

《(由紀)
その会に行くつもりですか?》

《冤罪の証拠をくれと》

《被害者の皆さんに
要求するってことですか?》

《父は無実です
真犯人は別にいます》

≪息子が殺されて もう31年ですが

悔しさは今も消えません

佐野が一日も早く
死刑になることを

祈ってます

私の息子は殺されたとき…

さすがに怖いですよね

ゆ… 岸田さん

来てたんですか?

こんな無謀な作戦
聞いたことないですから

見逃したら
後悔するなと思って

いきなり壇上で

「息子です」って
名乗るつもりですか?

事前にお願いしても
断られるに決まってますからね

当たって砕けろです

被害者の皆さん

大騒ぎになるでしょうね

お姉さん
大丈夫なんですか?

もう関わりたくない
って感じなんですよね?

実は

姉の結婚相手が
この事件の被害者なんです

えっ? それ どういう…

もちろん彼は
姉が犯人の娘だとは知りません

でも この前

俺も その彼と
母親と会ってしまったので

俺が佐野の息子だと知られたら

姉の家族にも
犯人の娘だとバレることになる

《(藍)
やっと見つけた居場所なんだよ》

《名前も顔も変えて》

《やっと穏やかな生活
手に入れたの》

いや それ
まずいんじゃないんですか?

ええ でも 今日 その二人は
来ないと確認してるので

いや でも 田村さんの映像が

ネットにあがったりしたら
結局は…

姉は 父のために
覚悟をしてくれました

だから姉のためにも
父の冤罪を晴らすしかない

父と 姉と俺の
当たり前の幸せのために

やるしかないんです

≪お久しぶりです

木村さつきです

(拍手)

えっ?

被害者の集いも 今回が

最後ということでしたので

何で…
(さつき)私から

少しだけ お話を

どうしたんですか?
さっき言ってた姉の義理の母親が

来ないって言ってたはずなのに

えっ?

どうするんですか?

《最後のチャンスなんだって
父さん 見捨てんのかよ》

《じゃあ私の人生
どうしてくれんの?》

いや

もう諦めるしか…

姉の幸せをぶち壊すのは

俺にはできない

(携帯着信)

もしもし 心?
☎あっ もしもし 姉ちゃん?

☎ねえ 今 会場に木村さんの
お母さんが来てるんだよ

えっ?
☎だからもう今回は

諦める

《宝石箱みたいだな なあ 鈴》

《(和子)みんなで手つなごっか》
《そうだな》

《よし 手つなごう》

《いくぞ~》

《(佐野・鈴・慎吾)1 2》

《3 ダーッ!》

《ダーッ!》

《鈴が元気でいてくれたら》

《父さん それだけでいい》

行って 心

えっ?

お父さんのために
証言してくれる人

どうにか見つけてきてね

いやいやダメだよ
そしたら姉ちゃん どうなるんだよ

心の言ったとおり

お父さんの無実が晴らされれば

心も私も お父さんも

また笑って暮らせるようになる

だから それまでは…

今度は 私達が頑張る番

私のことは大丈夫だから

(電話が切れる)

お姉さん 何て?

証言してくれる人 見つけろって

(さつき)あの頃 子供だった

小学生だった息子には

もうすぐ子供が生まれます

あの事件のせいで

理不尽に苦しめられた
人生でしたけれど

だからこそ

幸せいっぱいの家庭を
築いてほしい

母として願うのは それだけです

ありがとうございました

(拍手)

≪それでは まもなく本日の会は

終了とさせていただきます なお…

田村さん

《(藍)
お父さんの無実が晴らされれば》

《心も私も お父さんも
また笑って暮らせるようになる》

《(藍)
やっと見つけた居場所なんだよ》

《じゃあ私の人生
どうしてくれんの?》

《鈴は やっと》

《自分の人生を
生きようとしてるみたいなんだ》

やめます
えっ?

姉が もがいて苦しんで
やっと手に入れた居場所を

俺に奪う資格はないです

姉が傷ついて一番悲しむのは

父ですから

ちょっと
ちょっと岸田さん 何やって…

ちょっと待ってください

週刊実像 記者の岸田と申します

少しだけ お時間をください

私は 音臼小事件の取材を
ずっと続けています

なぜ あの事件は起きたのか

その一番大切なことが いまだに
明らかになっていないからです

(ざわつく)

この事件の犯人として 死刑を
宣告されている佐野文吾氏は

今もまだ
無実を主張し続けています

彼は本当に

犯人だったのでしょうか

≪犯人に決まってるだろ
≪ふざけるな

あいつが犯人に決まってるだろ!

≪そうよ 今さら何言ってるの

(由紀)佐野文吾氏について

世の中には出ていない当時の
村の人達の証言があるんです

「明るくて真面目な警官だった」

「昔から一緒に暮らしてきた村の
人達を殺す理由が思いつかない」

それから
「奥さんの尻に敷かれていたけど」

「家族思いの男だった」

まだまだあります

裁判では明かされなかった真実が

絶対にないと
言い切れるでしょうか?

≪何言ってんだ
≪この野郎

(罵声が飛び交う)

彼の無実を信じて

今も必死で
戦っている人もいるんです

≪関係ねえだろ そんなの
ちょっと あんた おい

壇上から降りなさい

(由紀)佐野文吾氏は

本当に犯人なのでしょうか?

もし仮に

別の真犯人がいるとしたら

佐野文吾氏と そのご家族を

悪夢のような人生から
救い出すべきではないでしょうか

この会は今後もう…

≪人の不幸を食い物にしやがって

ハイエナ記者野郎!
おい…

≪お客様!
≪ふざけるな

お前 何言ってっか分かって…

この会は

今後もう開かれないと伺いました

当時は事情があって 言えなかった
情報をお持ちの方がいらしたら

≪あるわけねえだろ
ぜひ教えてください

よろしくお願いします

(罵声が飛び交う)

おい この頭上げろ!

(罵倒し続ける参加者達)

めっちゃ怒られちゃった~

《しっかりね パパ》

ホントに

ホントにありがとう

ありがとうございます

(舌打ち)

えっ 証言してくれる人が?

佐野さんの弁護士さんに
手紙が届いたみたいで

まだ詳細は
分からないんですけど

かなり重要な内容みたいですよ

(携帯着信)

(さつき)
「今から出てこられますか?」

「お話があるの」

ウサギ並みのおバカさんね

あなたは!