ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

絶対零度 第4話 水野美紀、柄本明、沢村一樹、横山裕、本田翼… ドラマのキャスト・主題歌など…

絶対零度~未然犯罪潜入捜査~ #04【遂に明かされる香坂(水野美紀)の過去】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 佳代
  2. 彼女
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  8. 吉岡
  9. 女性
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  11. 加害者家族
  12. 山内
  13. 人間
  14. 事件
  15. 大丈夫
  16. 法務省
  17. お願い
  18. 山際
  19. 被害者家族
  20. 北見

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絶対零度~未然犯罪潜入捜査~ #04【遂に明かされる香坂(水野美紀)の過去】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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絶対零度~未然犯罪潜入捜査~ #04【遂に明かされる香坂(水野美紀)の過去】[字][デ]

事件で夫を亡くした「命の相談員」が殺人!?加害者家族への復讐か!?自ら指揮を執ることを申し出る香坂(水野美紀)。そして香坂の過去がついに明らかになる―

詳細情報
ご案内
◆2018年、「コード・ブルー」以来の高視聴率を記録し、月9復活の契機となった刑事ドラマがスケールアップして帰って来た!
番組内容
井沢(沢村一樹)たちのもとへやってきた香坂(水野美紀)は、ミハンが割り出した新たな危険人物の捜査を指示する。その人物とは、自殺を考えている人たちの相談に乗っているNPO法人に在籍する“いのちの相談員”杉原佳代(木野花)だ。佳代は、失踪に見せかける方法について調べていたほか、スタンガンも購入していた。そしてもうひとつ、佳代には気になる過去があった。彼女は、10年前に起きた『大森山無差別殺傷事件』の
番組内容2
被害者家族でもあったのだ。

井沢は、山内(横山裕)とともに佳代が在籍するNPO法人を手伝うスタッフとして潜入する。一方、小田切(本田翼)と吉岡(森永悠希)は、駆け落ち同然で上京したカップルに扮(ふん)し、佳代のシェアハウスを訪れていた。

ほどなく、佳代のシェアハウスで長い間暮らしていた保育士の佐藤奈々(木竜麻生)が、佳代ともめて3カ月ほど前に部屋を出ていったことが明らかになる。実は奈々は、
番組内容3
無差別殺傷事件の犯人の妹だったことがわかる。被害者家族と加害者家族という関係だった佳代と奈々。佳代は加害者家族に復讐(ふくしゅう)しようとしているのか?

そして、普段はクールな香坂が、この事件に対してはなぜか積極的で、自ら捜査に乗り出すことに――。井沢たちは不思議に思うが……。
出演者
沢村一樹 
横山裕 
本田翼 
森永悠希 
高杉真宙 
上杉柊平 
マギー 
粗品霜降り明星
 / 
水野美紀 
柄本明
 / 
木野花 
木竜麻生 
山中崇
スタッフ
【脚本】
浜田秀哉 

【音楽】
横山克 

【主題歌】
家入レオ「未完成」(ビクターエンタテインメント) 

【企画】
稲葉直人 

【プロデュース】
永井麗子、関本純一 

【演出】
石川淳一、品田俊介 他 

【制作】
フジテレビ 

【制作著作】
共同テレビ

 

 


(井沢)あなたが中学生のとき

あなたの母親は 法務省の官僚
香坂 博之と 再婚した。

そっから後のことは
分かるんですけどね

それ以前の あなたの過去は
たどれない。

法務省にいた あなたの父親が

戸籍をたどれないよう細工した。

あなたには
決して 公にできない 過去がある。

(奈緒)《ごめんなさい》

《やっぱり
私 行くことができない》

☎(恵一)《残念だよ》

《お前も
連れていってやりたかった》

☎《この世界は
絶望に満ちている》

☎《もう うんざりだ》

(奈緒)《お父さん?》

☎《できる限りの人を
救うつもりだ》

☎《向こうで待ってる》

(早川)うっ…。 なるほど。

なかなか やるじゃないですか。

まあ
今日は この辺にしときましょう。

(男性)強えな。
(男性)法務省のキャリアだよな。

(男性)キャリアが 何で?

じゃあ 僕も
お手合わせしてもらおうかな。

(早川)井沢
警視庁のメンツが懸かってるぞ。

やっちまえ!

おっ…。

(早川)おい!
ちょっと… いや 痛たたた…。

(早川)井沢!
ちょちょっ ちょちょっ…。

ちょっと。 痛いから。

(早川)何やってんだ 井沢!

(香坂)余裕ですね。 少しは
本気 出したら どうですか?

そう?

じゃあ お言葉に甘えて。

すごいね。

どうして 格闘技を?

それぐらい
教えてくれたっていいでしょ。

体を動かしていると 余計なことを
忘れて 集中できるんです。

それが好きなんです。
ふ~ん。

なるほど。

やっぱり
忘れたい過去があるんだ。

うっ…。

あっ…。
(せき)

今日は これぐらいに
しといてあげましょう。

(早川)おい~!

あ~ いいね。 いいよ。

あっ うまいね 吉岡君 ちょっと。

(吉岡)いや どうしたんすか? 腰。

(加賀美)腰痛なら 手羽先や軟骨が
いいよ。 今夜 焼き鳥だね。

いや 加賀美さん
これね 腰痛じゃないんですよ。

あの 道場で 思いっ切り
投げ飛ばされちゃって。

(山内)井沢さんが?
恐ろしく強い女性でさ。

(小田切)はい。
あっ ありがとう。

(吉岡)
ああ。 苦手だわ そういう女性。

痛っ。
(小田切)こっち見て 言うな。

(吉岡)今ので 33回目。

田切田切田切…。
(小田切)書くな。

(吉岡)あっ!
今のもカウントしますからね。

(山内)で 誰なんすか?
意外と近くにいるよ。

ほら どんどん近づいてる。
どんどん どんどん。

(加賀美)いや~ 強いのは
気だけじゃないんだね。

ハハハハハ…。
ハハハハハ…。

(香坂)始めます。

(香坂)今回 捜査に
当たってもらいたい 危険人物は

杉原 佳代 63歳。

彼女は
自殺を考える人の相談に乗る

NPO法人 セーブ・ザ・ハートに
在籍しており

この10年で 多くの人の命を
救ってきた いのちの相談員です。

(吉岡)そんなの あるんですね。

(香坂)ミハンが
探知したところによると

スタンガンを購入した履歴が
あり

さらに
失踪に見せかける方法について

詳しく調べています。

(山内)ただ
誰を なぜ殺すか 分からない。

これを見てください。
気になる過去が。

彼女は 10年前の

大森山無差別殺傷事件の
被害者家族です。

(北見)犯人は 川久保 敦也
当時 23歳 無職。

彼は 社会への不満から
突如 金属バットで

商店街を行き交う人たちを
無差別に殴りつけていった。

多くの重軽傷者を出し
5名を殺害。

そのうちの1人が 彼女の夫。

(香坂)彼女に子供はなく
近しい身寄りもいない。

彼女は 事件後 自宅を売り払い
共同生活用の古い不動産を 購入。

シェアハウスとして
様々な問題を抱えた人たちに

格安で 部屋を貸し出しています。

誰よりも 犯罪の痛みを知る
被害者家族。

そして これまで
多くの命を救ってきた 彼女が

いったい
誰の命を狙ってんだろうね。

(佳代)大丈夫。 私だって
何とかなったんだから。 ねっ?

はい。 ハァ…。

(男性)佳代さん。
(佳代)はい。

(男性)
今日から 研修で手伝ってくれる

原さんと遠藤さん。
(佳代)ああ。

よろしくお願いします。
(佳代)よろしくお願いします。

いや 2人とも 男前だね。
あっ いえいえ…。

(佳代)でも あなた
笑顔が ちょっと うさんくさい。

えっ…。
(佳代)あなたね う~ん…。

ちょっと 斜に構えた感じが
残念。

あっ 失敬。
おばさんに言われたくないよね。

いえいえ よく言われるんで。

(男性)佳代さん
午後からの面談 頼めるかな?

一人暮らしの おじいさんで。
(佳代)了解。

(男性)お二人
そこ 使っていいですからね。

あっ はい。 ありがとうございます。
(山内)ありがとうございます。

彼女 予想と違って…。

明るい?
(佳代)あっ 熱っ…。

(加賀美)じゃあ これから
そっちに 相談に行くよ。

家族に疎まれた
独居老人の設定で…。

(北見)加賀美さんの潜入は
必要ありません。

(加賀美)
えっ? じゃあ 僕の出番は?

それより
杉原 佳代の 端末に ハッキングを。

(加賀美)
パソコンに侵入するより

潜入する方が
向いてると思わない?

思いません。

思うよね?
(北見)いえ。

君 嫌い!

杉原さん。 すいません…。
はい。

さっき 電話で話してるの
聞こえちゃったんですけど

あれって
大森山事件のことですよね?

《大丈夫。
私だって 何とかなったんだから》

私の必殺技。

死にたいって思ったときのこと
話すの。

あの事件で 私 夫を殺されたから。

(佳代)あっ 暗くならないで。

…って言っても
リアクションに困るか。

ハハ。

大変な経験をされたんですね。

事件があった日 朝ね

あの人が 会社 行く前に
ささいなことで ケンカしたの。

結婚記念日に行く旅行先のこと
なんかで もめちゃって。

私は北海道。 あの人は沖縄。

あの人 死ぬ直前

旅行代理店で

北海道旅行のチケット
予約してくれてた。

そして 事件に遭遇した。

おばあさんが
襲われそうになったのを

助けようとして。

でも
この仕事に関わるようになって

相手の声に 耳を傾けてたら…。

救うことで救われた。

あなたも 訳ありね。

杉原 佳代の パソコンに

特定の若い女性と
一緒に写った写真が

たくさん あったよ。

(山内)まるで 親子みたいっすね。

でも 彼女には 子供いないよね。

田切君 どう?
(小田切)こちら 今から

シェアハウスの方に潜ります。

あなたたち 何があった?

(吉岡)
結婚ば 反対されて 夜逃げ同然で。

(女性)それは 大変なことね。

(吉岡)
でも わだし ラブラブなんで。

(女性)そりゃ いいことね。
(吉岡)ハハハ…。

何で 青森弁なのよ?
(吉岡)人の懐に入るのに

方言は有効なんです。 覚えてけろ。

何が 「けろ」だよ。
(女性)あんたたち ここ。 ここ。

(吉岡)んだ んだ。
(女性)部屋 ここね。

(ノック)
(女性)ここ 壁 薄い。

あれするとき 気を付けることよ。

(男の子)あれだよ。

(男の子の泣き声)
(吉岡)あっ 何も気にしねえでけ。

ああ。 泣かねえで。
(小田切)カオス…。

ここのオーナーさんって
ご家族は?

いない。 えっ でも
娘さんのような人 いるね。

ような人?
(女性)佳代さんが救った子ね。

え~ 佐藤 奈々。

ななちゃん
でも 3カ月前に出てった。

(加賀美)佐藤 奈々は
そのシェアハウスに

長いこと
暮らしていたみたいだねえ。

あれ?

彼女 名前 変えてるね。

元の名前は 川久保 恵美。

川久保?

(加賀美)驚いたねえ。

(加賀美)10年前に起きた
大森山無差別殺傷事件。

佐藤 奈々は
犯人 川久保 敦也の 妹だよ。

被害者家族と加害者家族か…。

そうだね。

♬~

(奈々)じゃあ また あしたね。
(園児)先生 バイバイ。

(奈々)はい。 バイバイ。
(女性)さようなら。

さようなら。

佐藤 奈々が 15歳のとき

彼女の兄が
無差別殺傷事件を起こした。

(香坂)
加害者家族へのバッシングは

相当なものだったはずです。

日本では 2004年に

犯罪被害者等基本法
成立しましたが

加害者家族を守る法律は
いまだ ありません。

加害者本人は
塀の中で ある意味 守られ

バッシングの矢面に立つのは
加害者家族の方だもんね。

重大事件の加害者家族は
自ら命を絶つこともある。

(シャッター音)

(シャッター音)

(小田切)ハァ…。
≪(佳代)ただいま!

≪(男性)おかえりなさい。
(小田切)ちょちょちょっ…。

全部 入れて。 もう…。
(男性)あっ はい。 は~い。

(佳代)あらら。 あれあれ?

あ~
あなたたちが 新しい入居者ね。

んだ。 お世話になります。

はい。 青森からなんだって?
(吉岡)んだ。

小せえ町で 居づらくて。
(佳代)うんうん。

あっ 何か お似合いじゃない?
(吉岡)あっ ハハハ…。

何かあったら いつでも言ってね。

はい。
(小田切)ありがとうございます。

(佳代)頑張って。

(笑い声)
(吉岡)いっ…。

(小田切)3カ月前
杉原 佳代と 佐藤 奈々は

何度も
言い争いをしていたそうです。

そして
佐藤 奈々は ここを出ていった。

お待たせ。
(梶)お疲れさま。

(奈々)ごめんね 遅くなって。
(梶)ううん。

(山内)
彼女を迎えに来た男性がいます。

(奈々)ばたばたしたら
遅くなっちゃった。

(香坂)彼を知っています。

キャリアコンサルタント
梶 智明。

加害者支援センター
未来へ歩む会の

メンバーの一人です。

加害者家族問題に取り組む
人間として

その世界では 知られた存在です。

佐藤 奈々の 婚約者みたいだね。

へ~。

あれ?

この支援センターを紹介したのは
杉原 佳代なんだね。

(小田切)杉原 佳代は
ずっと 彼女を支えてきた。

被害者家族と加害者家族なのに。

(山内)それが
今になって 何を もめていたのか。

(奈々)おでん。 あっ おでん いい。
おでんにしよう。

おでん じゃあ ダイコン入れて…。
(梶)うん。 ダイコン入れる。

(奈々)がんも。
(梶)がんもね。

(奈々)あと ちくわぶ

ちくわ。 フフフ…。
(梶)うん。

(奈々)キャ~!
えっ?

(梶)あっ…。

(梶)おい 待て!
(山内)大丈夫ですか?

♬~

新田街道から
天神台に向かいました。

加賀美さん。

その辺り
防犯カメラ ないとこだよ。

くそ。

♬~

(小田切)いったい 誰が?

彼女を誹謗中傷してる
人間かもしれない。

そういえば 川久保 敦也が

獄中から本を出版するって
いわれてるよね。

(加賀美)世間から注目を浴びて
彼女 大変だ。

これじゃ まるで ネットリンチだ。

取りあえず 杉原 佳代と
一番 関係が深いのは 佐藤 奈々。

まずは 彼女を洗おうかな。

私が行きます。

(香坂)未来へ歩む会の代表は
法務省時代の 私の上司です。

梶 智明への 取材という名目で
彼女にも同席してもらって

話を聞き出します。
(加賀美)ずいぶん 前のめりだね。

のっぽ君も驚いてるじゃない。
(北見)北見です。

だったら 僕も同行しますよ。

素人に任せるわけには
いかないんで。

(加賀美)香坂君と井沢君のコンビ
いいねえ。

相性ばっちりでしょ。

ねっ? 香坂さん。

法務省 広報室の 林田と
申します。

(山際)山際です。
よろしくお願いします。

(山際)
しかし 梶君の取材は分かるが

佐藤 奈々さんも 同席というのは
どういう…。

それは 今 お話しできません。

(山際)フッ。 言うと思ったよ。

あの 香坂さんって 昔から
こんな感じだったんですか?

(山際の せきばらい)
(山際)まあ。

お待たせしました。

(香坂)今日は お時間 頂きまして
ありがとうございます。

日本では…。
(加賀美)遅くなりました。

あれ?
(加賀美)広報誌用に

梶さんの写真
撮らせてもらいます。

聞いてませんけど。
こっちの方が 気分 出るでしょ。

はい。 参りましょう。
(シャッター音)

では 始めさせていただきます。
(シャッター音)

(香坂)日本では

加害者家族に対する支援は
認知されておらず

支援団体自体
普及していませんよね?

(梶)だからこそ 広めていきたい。

欧米諸国では 加害者家族が
メディアに顔を出し

インタビューに答えるのは
珍しいことではないんです。

(吉岡)聞いたことあります。
銃を乱射した子供の母親に

全米から
励ましの手紙が届いたって。

日本じゃ考えられねえね。

(梶)加害者家族の問題…。

一生かけて
向き合わなきゃいけない。

彼女とも家族になりますし。

奈々さんにも
お話 伺ってよろしいですか?

あっ はい。

加害者家族の苦しみを

あなたは 誰よりも
分かってらっしゃると思います。

差し支えなければ

事件が起きてからのこと
話していただけますか?

(梶)話せる範囲でいいんだよ。

放課後 バドミントン部で
練習していました。

そのとき
先生に言われたんです。

お兄ちゃんが
大変な事件を起こしたって。

家に帰ると マスコミの人たちが
たくさん いました。

家の電話が鳴りやまなかった。

《もしもし》
☎(男性)《人殺し》

《家族も同罪だ。 死んで償え!》
≪(シャッター音)

(奈々)ネットには

私たちの写真や住所が
さらされました。

(奈々)
外に出るのが怖くなりました。

父も 会社にいられなくなり
退職しました。

どこに逃げても
マスコミは追い掛けてくる。

嫌がらせも続きました。

(奈々)笑って暮らすことは
許されない。

当然だと思いました。

兄が人を殺した。

(奈々)近くにいて気付けなかった。

止められなかった。

(奈々)事件から1年たったころ
食卓に すき焼きが出たんです。

(奈々)これから死ぬつもりだと
分かりました。

ほっとしました。

やっと死ぬことができる。

(奈々)安心感から 涙が出ました。

(奈々)でも…

気が付いたら
私だけ助かっていました。

あの 今度 お兄さんが
獄中から 本を出版されるとか。

(梶)そのことで
収まっていた誹謗中傷が

また始まった。

それだけじゃない。

実際に危害を加える人間がいる。

20代男性というのは
分かっています。

(奈々)このままじゃ 職場にも…。

大丈夫。 僕に任せて。

出版しないよう
お兄さんを説得するから。

梶さんが支えてくれてるんですね。

それから もう一人。

いのちの相談員の方も。

その方は
被害者家族なんですよね?

(吉岡)彼女が 杉原 佳代と
距離を取りたくなる気持ち

分からなくもないですけどね。

だって ず~っと
申し訳ないって気持ち 抱えて

接してきたわけでしょ?
それはそれで つらい。

佳代さんも
そのこと 分かってると思う。

えっ?

分かっていても
放っておけないんじゃないかな。

(バイブレーターの音)

こちら 山内です。

(山内)杉原 佳代が
センターに着きました。

(山内)建物に入っていきます。

《杉原 佳代と 佐藤 奈々は

何度も
言い争いをしていたそうです》

あ~ ちょっと ごめんなさい。
急ぎの電話を。 すいません。

≪(ノック)

(奈々)どうして…。

(香坂)私が お呼びしました。
彼女からも

お話を伺いたいと思いまして。

香坂さんも 意外と やるね。

あえて 2人を接触させるとはね。

ちょっと… 2人を接触させて
大丈夫なんですか?

さて… 殺意 あぶり出すよ。

(佳代)ななちゃん 聞いて。

ななちゃん
もう少しで はっきりする。

あなたを追い詰めてる
人間のことも…。

(奈々)もう やめて!

私のこと ホントは憎いんでしょ?

憎いよ。

憎かった。

あなたから 電話 もらったとき…。

《今 何て?》

☎(奈々)
《大森山の金属バットの事件

私の兄が やったんです》

《死んで おわびします》

(佳代)《ななちゃん》

《ごめんなさい》

《お兄ちゃんが…》

《ごめんなさい》

《ごめんなさい。 ごめんなさい》

《ごめんなさい。
ごめんなさい》

《ごめんなさい…》

(佳代)でも 同じだと思った。

(佳代)これから
どう生きていいのか 分からない。

それは 被害者家族も加害者家族も
おんなじ。

(佳代)《はい》

《どうして…》
《私は いのちの相談員よ》

《死にたいって言うの
ほっとけないでしょ》

《食べなさい》

♬~

《おいしい》

(佳代)私が
あなたを救ってきたんじゃない。

あなたが 私を救ってくれた。

ななちゃん。

私は 新しい家族をつくる。

さようなら。

杉原 佳代は 佐藤 奈々を
追い詰めてる人間を

特定しようとしてるんだね。

ネットの誹謗中傷だけでなく
実際に危害を加えている人間。

20代男性って やっぱり…。

バイクで逃げた あの男だ。

(園児)おはようございます。
(奈々)おはようございます…。

おはようございます。
おはようございます。

(女性)ほら 行こう。

(女性)あの 昨日の件なんですけど
何か 聞いたりしてます?

(女性)
大丈夫なんですか? ホントに。

正直 どう対応していいか
まったく分かんなくて。

(園長)昨日 あなたのことに関して
匿名の電話がありました。

保護者の方のSNSにも

あなたの情報が
飛び交ってるようで。

保護者から
子供を預けたくないという声が

上がり始めてるんです。

申し訳ないんですけど。

(園長)ごめんなさい。

佐藤 奈々の 素性
保育園にバラされました。

彼女を追い詰めてる人間の
可能性が。

杉原 佳代は

その人間から 佐藤 奈々を
守ろうとしてるんだよね。

なのに 何でだろうね?

なぜ あそこまで
彼女は反発してるのか。

そこを探り当てないとだね。

≪(ドアの開く音)
≪(男性)おはようございます。

おはようございます。 代表…。
(男性)おはようございます。

今日 杉原さんって
いらっしゃらないんですか?

(男性)ああ。 それが 急に
シフトを変わってほしいって

連絡があったんだよ。

そんなこと 今まで
一度もなかったんだけどね。

田切君 どう?

杉原 佳代は 先ほど 家を出て
香坂さんが追尾しています。

(香坂)予定を変更しました。
えっ?

(香坂)私と加賀美さんは 今

例のバイクの男の家の前に
来ています。

(加賀美)
その男の正体が特定できてね。

(加賀美)
大田区在住の大学生だったよ。

杉原 佳代の マークを
お願いしたはずですが?

お願いされたね。

杉原 佳代の ターゲットを
一刻も早く

特定しなくてはいけません。

彼女を殺人者にしないためにも。

おい~ 出てきたよ~。

彼女から
弁護を依頼されています。

(香坂)
卵を投げ付けたことは 暴行罪

そして 階段から
突き落とそうとしたことは

傷害罪に当たります。

階段から? そんなの知らねえよ。

11月14日

府中駅の階段で 佐藤 奈々さんは
突き落とされそうになった。

その日 俺は ツーリングで
伊豆にいたんだって。

それを証明…。
(バイブレーターの音)

(加賀美)その男の言ってること
ホントかも。

別の人間が書き込んでるのを
見つけたよ。

佐藤 奈々が 突き落とされた日に
罰を与えてやったと書き込んでる。

(山内)危害を加えてる人間は
一人じゃない。

この女性 会いに来なかった?

(学生)あ~ 来た。

何を聞かれた?

何で あの女を狙ったんだって。

そんなの SNS
あの女の正体を知ったからに

決まってんのによ。

杉原 佳代が どこにいるか
すぐに特定を。

分からないんだ。

携帯の電源 切ってる。

香坂さん。

困るな 勝手に動いちゃ。

われわれは
チームで動いてるんですよ。

加賀美さん 杉原 佳代を

防犯カメラで追うことって
できますか?

(加賀美)はいはい。 やりますよ。
お願いします。

彼女は ミハンが探知する前に
大学生と会ってた。

てことは 階段から突き落とした
人物とも 会ってたはずだよ。

それって いったい どうやって
探し出したんですか?

(山内)おそらく 民間の調査会社に
依頼したんだろう。

加賀美さん。
(加賀美)階段から

突き落とした人間ね。 もう
あっちも こっちも 忙しいね。

必ず 杉原 佳代を 止めるよ。

(香坂)
あなたが書き込んだ証拠です。

(女性)通りすがりに
ちょっと当たっただけです。

ふ~ん。 通りすがりね。

この女性 訪ねてきませんでした?

1週間ほど前に。

彼女は 何と?

(女性)佐藤 奈々のことを
許せないと思ったのは

SNSのダイレクトメッセージが
送られてきたからじゃないかって。

(加賀美)あ~ いっぱい あるね。

(山内)全部 同じ名前ですね。

(ドアの開く音)
(香坂)佐藤 奈々を

傷つけていた 人間たちは

SNSのダイレクトメッセージを
通して

誰かに扇動されていた可能性が。

彼女を たたくべきだと
しむけている 誰か。

それが
杉原 佳代の 真のターゲットだ。

♬~

(小田切)いったい 誰が?

笑っていた…。

彼女の苦しみを
喜んでいるように見えた。

誰のこと言ってるんです?

《その方は
被害者家族なんですよね?》

梶 智明。

まさか 彼が誹謗中傷を仕掛けた?

でも 婚約者ですよ。

そんなことして
何のメリットがあるんですか?

称賛と同情だよ。

ミュンヒハウゼン症候群

周囲の関心を引くために
あえて 自分自身を傷つけ

悲劇のヒロインを装う人物。

でも やつの場合
もっと たちが悪い。

傷つけるのは
自分自身ではなく 代理のもの。

代理ミュンヒハウゼン症候群だよ。

(小田切)
わざと 子供を病気にさせて

けなげな母親を演じるケースも
ある。

(香坂)梶は
加害者家族と結婚することで

献身的な人間を演じて

周囲からの称賛と同情を
得ようとした。

お兄さんが手記を出すことは
社会的意義があるんですよ。

(梶)大丈夫。 僕に任せて。

佐藤 奈々は
精神的に支配されてるんだよ。

だから 杉原 佳代の 説得に
耳を傾けようともしない。

それどころか
梶を非難する敵だと思い込んでる。

証拠 押さえたよ。

佐藤 奈々を 誹謗中傷していた
人間たちに

ダイレクトメッセージを送り
扇動したのは 梶で間違いない。

杉原 佳代は
この事実を調べ上げた。

梶に 証拠を突き付けるために。

それでも
相手が引かなかった場合…。

彼女は 一線を越える。

(梶)隠すつもりはありません。
私の婚約者は

大森山無差別殺傷事件の
加害者家族です。

加害者家族にとって 大きな問題が
ネットの誹謗中傷です。

ネットの 匿名の あおりや脅しは
極めて ひきょうな 行為です。

この問題に
真正面から向き合う覚悟です。

(記者)婚約者の盾になることで

梶さんも
非難の対象になると思いますが…。

(奈々)《佳代さん》
(佳代)《んっ?》

《私ね 彼氏ができたの》

《えっ?》

《佳代さんに紹介してもらった
支援センター》

(佳代)《うん》
(奈々)《そこで知り合った人》

僕自身は
どうなってもいいんです。

ただ 彼女の未来が
つぶされることだけが

許せないんです。

(男性)《いや~ 梶さん
これ ちょっと 難しいですよ》

《絶対 売れますよ
川久保 敦也の 手記は》

《大丈夫。 私に任せてください》

(記者)
梶さん こちら お願いします。

(記者)あっ 笑顔で お願いします。
(梶)笑顔で。 はい。

♬~

あなたの正体は分かってる。

しつこい人だな~。

何度 言えば 分かるんです?

あなたが あれこれ言ってることは
全部 誤解で…。

(佳代)ネットの誹謗中傷者を
たきつけた証拠を 押さえた。

(佳代)ななちゃんを傷つけたのは
あなたよ。

自殺するまで追い込むつもり?

彼女の前から消えなさい。

消えなさい!

(奈々)やめて!
(佳代)あっ…。

(奈々)
消えるのは 佳代さんの方よ。

(奈々)梶さんは悪くない。

(佳代)どうして 分からないの?

この男が
あなたを追い詰めてるの。

ほら 証拠…。

(奈々)いいの!

それでも いいの。

だって

私なんかと結婚してくれる人
もう 一生 出会えない。

ということで
私たちの前から消えてください。

じゃあ 行こっか。

あなたは…。

(笑い声)

何か
色々と 嗅ぎ回られたみたいだな。

あなたのような人間は 許さない。

(奈々)ちょっと やめてください。

やめてください!
(梶)あ~ いいの いいの。

分かったよ。

婚約 解消すれば いいんだろ。

えっ?
(梶)いや 面倒なの嫌だからさ。

どうして?

じゃあな 殺人鬼の妹さん。

(笑い声)

放せよ。

放せよ!

(梶)いっ…。 痛っ…。

あっ 痛っ。

てめえ…。

あ~…。 痛っ…。

あ~! 痛い痛い痛い…!

♬~

(せき)

怒りに任せてって
あなたのキャラじゃないでしょ。

香坂さん。

お前ら 何者だよ。

お前な こんなことしてな
俺の支持者たちが だまっ…。

あっ…。

うるさいよ ごちゃごちゃ。
(梶の せき)

加賀美さん どうですか?
始まったよ 大炎上。

君の正体 さらしといたから。

♬~

♬~

もう 二度と
加害者家族を食い物にはさせない。

(佳代)ほら 立って。

何か おいしい物 一緒に食べよう。

でも…。

(佳代)はいはい。

私は いのちの相談員。

ほっとけないでしょ。

♬~

♬~

♬~

(男性)《どいて どいて》

(記者)《こちら 現場です》

《40代と思われる男性が 館内で
神経ガスを まいたもよう》

《え~ 死傷者は 現在
10名を超えるものと思われます》

何で ミハンには 訳ありの人間が
こうも集まってくるんでしょうね。

あなたは 法務省にいたころ

加害者家族の救済に
熱心に関わってたそうですね。

山際さんが そう言ってましたよ。

法務省を志願したのも
そのためだったんでしょ?

26年前 この映画館で

精神を病んだ 一人の男が
神経ガスを まいた。

あなたは その犯人の娘だ。

父から 突然 電話がありました。

☎(恵一)《できる限りの人を
救うつもりだ》

映画館からだと分かった。

駆け付けたときには
ここは地獄でした。

今の父親は

私が犯人の娘であることを
隠すために 戸籍を操作した。

受けるべき罰を受けずに
私は 逃げ出した。

だから あのとき
口の中で つぶやいたんだ。

(奈々)《気が付いたら
私だけ助かっていました》

「ごめんなさい」って。

私の妻と娘が殺された事件。

あなたが何を知ってるのか
分からない。

でも
僕は 信じるって決めましたよ。

あなたの

犯罪を未然に防ぎたいという
思いは

僕の思いと同じだ。

それが分かって よかった。

(北見)未然犯罪防止法案

やはり 見送りになりましたね。

私は やはり

一度 法務省へ戻った方が
よろしいのではないでしょうか。

(香坂)そうですね。

失礼します。

♬~

(香坂)おはようございます。
(加賀美)おはようございます。

君には
井沢君が必要なんだと思うよ。

どういう意味ですか?

そのままの意味だよ。

≪(扉の開く音)

(山内)おはようございます。
(小田切)おはようございます。

おはようございます。

(香坂)おはようございます。

北見が法務省に戻りました。
(小田切)えっ?

ミハンの法制化を
推し進めるためです。

(加賀美)えっ? のっぽの彼

僕 好きだったんだけどね。
(山内)逆のこと

言ってませんでした?
(吉岡)僕も 早く ここから

抜け出したい。
(小田切)そうだ。 香坂さん

今度 お手合わせ お願いします。

え~ 強いよ~。 隙 見せたら
すぐ 投げ飛ばされちゃうよ。

(小田切)わくわくすっぞ。
(香坂)では 始めます。

今回 捜査に当たってもらう
危険人物は…。

♬~