ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

悪魔の弁護人 第8話 最終回 要潤、浅野温子、ベッキー、本村健太郎… ドラマの原作・キャスト・音楽など…

『オトナの土ドラ・悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~ #08【贖罪】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 郁美
  2. 被告人
  3. 氏家
  4. 謙造
  5. 自分
  6. 成沢氏
  7. 御子柴
  8. 成沢
  9. 先生
  10. 本当
  11. 佐希子
  12. 死体配達人
  13. 事件
  14. 宝来
  15. お父さん
  16. 一人
  17. 啓二
  18. 信一郎
  19. 人生
  20. 被害者

f:id:dramalog:20200126072725p:plain

『オトナの土ドラ・悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~ #08【贖罪】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

無料で民放各局の動画視聴ができるTVerティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

[終]オトナの土ドラ・悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~ #08【贖罪】[字]

御子柴(要潤)は母・郁美(浅野温子)を救えるのか?罪の償いに終わりはあるのか?正義の意味を問う衝撃の法廷ミステリー、慟哭の最終回!最後の法廷の幕が上がる!

詳細情報
番組内容
「弁護士を廃業する」
そう言い残し、姿を消した御子柴(要潤)。洋子(ベッキー)は何とか連絡を取ろうと試みるが、御子柴の行方は分からないままだった。

そんな中、事務所に弁護士の宝来(本村健太郎)がやってくる。御子柴に代わり郁美(浅野温子)の事件を担当するというのだ。そんな勝手なことを、と言う洋子に宝来は御子柴に頼まれたのだと告げる。そのための金も受け取ったと。
番組内容2
御子柴は本当に廃業してしまうつもりなのか、と困惑する洋子だったが、宝来を追い返し言う。
「先生は絶対に戻ってきます」
あすみ(玄理)とともに郁美の事件を洗い直す洋子。御子柴は必ず戻ってくる。その時までに少しでも弁護材料を集めておくために……

その頃、御子柴はひとりふるさとを訪れていた。
自分が幼少期を過ごした場所。かつて凄惨な事件を起こし、家族を不幸に追いやった場所。そして被害者家族に
番組内容3
永遠の苦しみを与えるきっかけとなった場所。
自分は生まれてこなければ良かったのだ。そう思う御子柴のもとに一本の電話が。敵対する検事・岬(津田寛治)からだった。
「逃げる気か?君の帰りを信じ待っている人間がいるぞ」

罪とは何か、罰とは何か――
大田区資産家夫殺し事件」、堂々の完結!はたして御子柴の贖罪の結末は……!?
出演者
御子柴礼司: 要潤 
日下部洋子: ベッキー 
桜葉あすみ: 玄理 
宝来兼人: 本村健太郎 
横山紗矢: 田中こなつ 
薦田梓: 森脇英理子
 / 
成沢郁美: 浅野温子
 / 
岬恭平: 津田寛治
スタッフ
【原作】
中山七里(講談社文庫)(弁護士・御子柴シリーズ)
『贖罪の奏鳴曲』『追憶の夜想曲』『恩讐の鎮魂曲』『悪徳の輪舞曲』

【企画】
市野直親(東海テレビ

【脚本】
泉澤陽子

【音楽】
島崎貴光スマイルカンパニー) 
佐々木裕(スマイルカンパニー) 
コヤマヒデカズ(スマイルカンパニー

【監督】
村谷嘉則

【協力プロデューサー】
遠山圭介(東海テレビ
スタッフ2
【プロデューサー】
松本圭右(東海テレビ) 
渡辺良介(大映テレビ) 
椋尾由希子(大映テレビ

【制作著作】
大映テレビ

【制作】
東海テレビ
ご案内
公式サイトやSNSなど、充実のウェブコンテンツは「オトナの土ドラ」で検索!! 

【公式サイトURL】
https://www.tokai-tv.com/akumanobengonin/

【公式ツイッター
@tokaitv_dodra 

【YouTube
東海テレビ公式チャンネルも好評配信中!

 

 


(岬)首つりには 縄を使い
足元には 遺書。

そして 大量の アルコール。

前の夫の自殺が 被告人による
偽造だったとするなら

今回の事件は
被告人にとって

二度目の犯行ということに
なります。

(御子柴)30年前の事件は

自殺だったと 警察が
断定しています。

そもそも 前の夫が
自分勝手な死に 逃げたために

被告人は 頼る人もなく
不幸になりました。

(郁美)今の言葉 取り消して。
取り消しなさい! 信一郎。

(洋介)おじいちゃんの罪に
向き合うことから 逃げないでよ。

(岬)逃げてるのはな 洋介。
親父の方だ。

(柳下)お前も 同罪だろ。
悪魔の味方だろうが!

(洋子)本当の償いって 何ですか?

そうやって
全部 一人で 抱えてたら

先生 いつか 壊れちゃう。

君は 周りの人間を
不幸にする。

(御子柴)
法は 私を裁かなかった。

それでも 生きろと
社会に 放り出された。

教えてくれ。
どうすれば 償える?

どうすれば 罰を受けられる?

(郁美)どういうことなの?

辞任届って どういうこと?

文字通りの意味だ。

(郁美)私の弁護人を
辞めるってこと?

あなたの弁護人だけじゃない。

弁護士であることを 辞める。
廃業するつもりだ。

(郁美)どうして?
私のせい?

あなたには 関係ない。

(郁美)待って。 待って 信一郎。
待って! 信一郎!

おはようございます。

(呼び出し音)

先生?
(アナウンス)ただ今

電話に出ることが できません。

(梓)あいつは?

(梓)何 考えてんの?
弁護士を 辞めるなんて。

先生に 会ったんですか?

(梓)お母さんに 弁護人
降りるって 言ったらしい。

(洋子)そうですか。

(梓)ホント 勝手だよね。
途中で 逃げ出すなんて。

(梓)このままじゃ
裁判に 負けちゃうじゃない。

お母さん 殺人犯にされちゃう。

(啓二)兄さん。
どうしたんだよ こんなとこまで?

(紗矢)私は 先に 行っております。

(啓二)おい。

(洋介)これ。

(洋介)俺の
ピアノの リサイタル。

(洋介)来てほしい。
おじいちゃんも 見に来る。

(洋介)じゃあ。

(啓二)似た者親子だな。

頑固なのは うり二つだ。

まあ それも 親父譲りか。

親父みたいな 法律家に
なりたかった。

だから ここまで たどりついた。

それなのに 親父は 裏切った。

法律と 俺を。

(啓二)親父は 心から 後悔してる。

不起訴になっても
弁護士の看板を 下ろしたのは

兄さんに 向ける顔が ないからだ。
当然だろ。

俺は 法律のことは
さっぱり 分からんが

法律は 罰を与えるだけなのか?

(啓二)罰に 終わりは ないのか?

(啓二)会場で 待ってる。

久しぶりに 家族で
飯でも 食いたい。

(チャイム)

宝来弁護士。

(宝来)ここが 悪魔の巣窟か。

あのう。

やめてください。 勝手に。
(宝来)御子柴に 頼まれたんだ。

えっ?
(宝来)今 抱えている 案件は

全部 私が 引き継ぐ。
ホントなんですか?

(宝来)何だかんだ 言って
御子柴も

私の腕を 買ってたんだろ。

それなりの金額を
もらったからには

きっちり
仕事は させてもらうよ。

えーと。 資料は
こんなもんで いいか。

こんなもん?

(宝来)あっ。 そうそう。
君のことも 本人が希望すれば

雇ってほしいって
いわれてたんだ。

えっ?
(宝来)君も ラッキーだね。

(宝来)私の事務所で
働けるなんて。

お断りします。
はっ?

私は あなたの事務所には
行きません。 ここで 働きます。

何 言ってんの?
御子柴は…。

御子柴先生は
弁護士を 辞めたりしません。

必ず 戻ってきます。

成沢 郁美さんの件は
私が調べます。

これで 成沢 郁美さんの 案件を
譲ってください。

駄目。
いらない!

いや。 でも 君
弁護士資格 持ってないでしょ。

どうするつもり?
何とかします。

(あすみ)えっ!?

自分で調べるって
言っちゃったんだ?

どうしよう。

(あすみ)よし。 調べよう。
えっ?

(あすみ)こういうときはね
とにかく 現場に 行くもんなの。

岬検事。

君か。

現場を 見に来ました。

持ち主の 成沢 郁美さんには
許可を 取ってます。

御子柴は 弁護士を
辞めたと 聞いたが?

先生は 絶対に 戻ってきます。

私も そう 思う。

えっ?

(あすみ)あっ。 岬検事が
裁判で 言ってたとおり

金具か何か 取り付けた跡
あるね。 ありがとう。

よし。

えっ? 見て。

誰 これ?

うん? 前の奥さん?
えっ!?

郁美さん
嫌じゃなかったのかな?

絶対 嫌でしょ。

(木嶋)佐希子さんのこと?
どんな方だったんですか?

(木嶋)うーん。 明るくて
よく 笑う 奥さんでね

成沢さんとは
おしどり夫婦だったよ。

佐希子さんが 亡くなったときの
成沢さんは

見ちゃいらんなかった。

しばらく もぬけの殻だったから。

確か 何年も前に
病気で 亡くなったんですよね?

(木嶋)えっ? 違う 違う。

(木嶋)佐希子さんはね
殺されたんだよ。

えっ!?
(あすみ)えっ!?

♬~

(あすみ)これ 佐希子さんの
事件の記事。 まとめといた。

ありがとう。

何で 手伝ってくれるの?

洋子は すごいね。
えっ?

最初から
ちゃんと 自分の目で見て

御子柴が どういう人なのか
判断しようとしてた。

私も 偏見を持たずに
御子柴のこと 見てみる。

ちゃんと 知ろうと思う。

罪を犯した少年が
何を思い 生きてきたのか?

そう。

ビール 取ってくる。

♬~

(梓)《お兄ちゃん。
準備できた?》

(信一郎)《ああ》

(梓)《お父さん。 早く》

(謙造)《ああ。 ごめん ごめん。
車 出してくるな》

(梓)《私も行く》
(謙造)《行くか?》

♬~

(梓)《いくよ。 えい》
(郁美)《ほい》

(梓)《ああ!?》
(郁美)《惜しい》

(謙造)《いい 一日だな》

(謙造)《父さんな
お前たちが いて 幸せだ》

(梓)《お兄ちゃんも 来て》

♬~

(バイブレーターの音)

岬だ。

このまま 逃げるつもりか?

罪から 逃げて
母親からも 逃げて

どれだけ ひきょうな男なんだ?

そんなことを 言うために
かけてきたのか?

一人だけ

君が 帰ってくると信じて
待ってる人間が いるぞ。

弁護士でもないのに
自分で 事件 調べ直して。

彼女を 放っておくつもりか?

♬~

おかえりなさい。

公判まで 時間が ありません。
ちょっと 見てください。

何で そんなことをする?
頼んでいない。

もう 辞めると 言ったはずだ。

お母さんを 救ってください。
先生にしか できません。

これが 最後でも いいですから。

新しい事実が 分かったんです。

成沢 拓馬さんの 前妻
佐希子さんは

病死したんじゃ ありません。
殺されたんです。

5年前に 大田区で起きた
通り魔事件で

被害者の 一人として
犯人に 車で ひき殺されています。

♬~

♬~

(小曾根)話すことは
何もないです。

元 死体配達人には。

帰ってください。

平成26年 10月。
大田区で発生した 通り魔事件で

当時 23歳の 町田 訓也が

自家用ワゴン車で
6人の男女を ひき殺した。

被害者の一人だった
小曾根 淳一さんは

あなたの お父さんですね。

お父さんを殺した 町田 訓也は
逮捕された後

統合失調症と 診断され
検察は 不起訴処分にし

犯人は 罰せられなかった。

死体配達人事件と 同じように。

(小曾根)日本の法律は
おかしい。

精神を 病んでようが
がきだろうが

犯した罪に 変わりはない。

人を殺したら
罪に問われるべきなのに

特別扱いするから

俺たちのような 被害者家族が
苦しむ羽目になる。

同感です。
(小曾根)はっ?

検察が 事件を
不起訴処分にした後

被害者遺族で
原告団を 結成し

町田と その両親に
民事訴訟を 起こしたんですよね?

そのうちの 一人の 成沢さんは

原告団
参加していないようですが

なぜですか?

金よりも 大事なものが
あったんだ。

(拓馬)《裁判なんかしたら
憎しみが すり減る》

(小曾根)《えっ?》

(拓馬)《俺は 憎み続ける》

《佐希子のために
死ぬまで ずっと》

♬~

(郁美)戻ってきてくれたのね。

一つだけ 確認したいことがある。

福岡に行って

当時 園部 謙造の 事件を
担当していた 刑事に会った。

(郁美)《あの子さえ
あんなこと しなけりゃ…》

(友原)《うん? 今 何て?》

あのとき 何て 言おうとした?

答えてくれ。

(郁美)「あの子さえ
あんなこと しなけりゃ

お父さんも 死なずに済んだ」よ。

(郁美)私もね お願いが あるの。

何だ?

(郁美)お父さんが 自分勝手な死に
逃げたって言葉 取り消して。

♬~

♬~

♬~

(氏家)7分49秒。
うん。 誤差の範囲だな。

どうも。

(氏家)ああ。 来てたの?

新しい 麻酔薬の実験を
していてね

どのぐらい 気絶していたか
調べてるんだ。

下手すれば
命に関わるんじゃないのか?

(氏家)ヘヘヘ。
プロだからね。

今日は
これを 調べてもらいたいんだ。

(氏家)ヒノキのようだな。
何を調べればいい?

耐荷重だ。
(氏家)分かった。

前に 君に依頼されてた パソコンの
データ復元も 終わってるから。

急に 閲覧履歴
調べろっていうから

何事かと 思ったよ。

(氏家)君の予想どおり
このパソコンの持ち主は

だいぶ前から 彼女が
死体配達人の 母親と

知っていたようだね。

これは 有効な弁護材料になる。
(氏家)そう。

一つ 聞いていいか?
(氏家)手短に。

どうして 私が
元 死体配達人だと 知っても

態度を 変えないんだ?

(氏家)興味が ないから。

(氏家)どうして みんな
他人の人生に

そんなに
興味が あるんだろうね?

逆に 不思議なんだ。

自分の人生が
うまくいかない 不満を

他人に
ぶつけてるんじゃないかな?

今 君が
俺の研究所を 信頼してくれて

仕事を 任せてくれるなら
それで じゅうぶん。

それ以上
知りたい情報なんて ない。

まっ こんなだから
科捜研でも 浮いてたんだろうね。

(南条)弁護人。 懸案であった
甲五号証。 つまり

成沢 拓馬の
首つりに 使用された縄に

被告人の皮膚片が
ついていたことに ついて

この場で 反証できますか?
できます。

それには
事前に申請した 証人との

ワンセットでの 反証になります。

裁判長。 弁護人は
法廷を 侮辱してます。

今すぐ 中止させてください。

百聞は 一見にしかずと
いうでしょ。

検察側の主張する 偽装殺人が
可能かどうか 実証します。

これは 死体発見現場を
再現した 一部です。

滑車と 縄も
同じ型のものを 用意しました。

検事 体重は?
はっ?

体重を 教えてください。
60kgだが。

お手数ですが 実験台に
なってもらえませんか?

被害者の体重は 61kg。

ぴったりになるように
重りを 入れてください。

何を バカなことを。

検察側の主張を 立証する
またとない チャンスですよ。

最初は 偽装ではなく
発見された状況を 再現します。

では 検事。 お願いします。

はい。 結構です。

この結果を 踏まえて
次の実証に 移ります。

まだ 続くんですか?
これで じゅうぶん

はりと 縄の 丈夫さは
実証できたと 思いますが。

もう少しだけ
お付き合いください。

今度は 滑車を使って
つり上げます。

検事は 縄をつかんで
じっとしていてください。

(氏家)じゃあ 引いてください。
(女性)はい。

♬~

どういうことだ?

(氏家)はりが 検事さんの体重に
耐えかねたと いうことですよ。

今のように ピンポイントで
負荷をかけると

いとも簡単に
金具が 抜け落ちてしまう。

裁判長。
ご覧になったとおりです。

検察側の想定した方法では 人体を
つり上げることは できません。

異議あり
甲五号証には 被告人の皮膚片が。

しかも 縛り目の内側から
採取されています。

これは 間違いなく 被告人が
縄を握って

被害者を つり上げた 証拠です。

被告人の皮膚片は

事件発生当時に
付着したものでは ありません。

何!?

最初の 取り調べのときに

縄には 指一本 触れていないと
供述されていましたね?

(郁美)はい。
しかし あなたは

成沢氏の死体を 発見する前に
縄に 触れているはずなんです。

事件発生の 前々日

成沢氏と 一緒に 何か
作業を したりしませんでしたか?

そういえば 不要になった
ガーデニング用の 枕木を

2人で ごみの集積所に
出しました。

どうやって 運びましたか?

縄で縛って
まとめました。

その縄に よく 似たものが
この法廷内に ありますか?

ありましたら 指さしてください。

枕木を縛ったのは 成沢氏ですか?
それとも 被告人ですか?

私です。
自分が 枕木を支えてるから

お前が 縛ってくれって
いわれて。

そのとき かなりの力を
要しませんでしたか?

例えば 手のひらの皮が
擦り切れるくらい。

(郁美)頑丈に 縛るように
何度も いわれました。

作業が 終了した後

手のひらが ひりひりしたのは
覚えています。

裁判長。 誘導尋問です。

(南条)誘導とは 思いません。
異議は 棄却します。

弁護人。 続けてください。

付け加えるなら はりに残った
滑車を取り付けた 痕跡は

ダミーである 可能性が高い。

先ほどの実験結果と
重ね合わせても

実際には 取り付けたものの
使用しなかったのでしょう。

つまり
首つりは 偽装ではなく

本当の自殺だったと
考えるのが 妥当です。

成沢氏は 自分が
被告人に 殺されたのだと

見せ掛けたかったのです。

被告人を 殺人犯に 仕立て上げ
法廷で 無実の罪を 着せるために。

そんな。 まさか…。

どうして?

被害者が 偽装を思い立った
動機は 何だというんですか?

そもそもの発端は 5年前。
成沢氏の前妻が

大田区 無差別殺傷事件で
被害者となり 殺されたことです。

事前に提出した 弁九号証を
ご覧ください。

これは 成沢氏が 所有していた
パソコンの 閲覧履歴です。

この中に 2つだけ
異彩を放つ サイトが あります。

「少年犯罪ファイル」

そして 「加害者家族を追え!」と
名付けられた サイトです。

これは 世間を騒がせた
重大事件の

加害者家族を 追跡した
サイトです。

この中に 被告人の
顔と名前が 登場します。

愛妻家だった 成沢氏は

妻を殺した
無差別殺傷犯が 不起訴になり

怨念と 憎悪を 胸に ためていた。

己の恨みを 晴らせない
代償行為として

過去の通り魔事件の 記録や

加害者家族に対する
誹謗中傷サイトを 巡る。

そして 被告人に 近づいた。

最初から 死体配達人の母であると
知りながら 彼女と再婚した。

それは 愛情からではなく
むしろ その逆。

代償行為としての
復讐をしようと 思ったからです。

自殺決行の 前々日。

廃材を捨てるからと
被告人に 手伝わせ

縄に触れた 痕跡を残す。

書斎の はりに
いったん 滑車を取り付けて

これも 痕跡を残しておく。

自殺決行の日。 成沢氏は
パソコンで 遺書を作成し

署名部分だけ
カーボン紙を 使用した。

これで 遺書に対する疑惑が
高まるのは 計算済みです。

そして 酩酊状態になるまで
アルコールを 摂取し…。

(拓馬)《佐希子…》

はりから ぶら下げた 縄で
首をつる。

後は 自分のまいた餌に
警察が 飛び付いてくれればいい。

私のせいだ。

どういうことだ?

検事。 あなたは

裁かれなかった 極悪人を 憎いと
思ったことは ありませんか?

皆さんは ここにいる
かつての 死体配達人を

この世から抹消したいと 一瞬でも
考えたこと ありますか?

それは 当然の感情です。

全ての不幸を 引き起こしたのは
死体配達人である 私です。

佐原みどりちゃんを 殺し
その遺族を 不幸に追いやり

何年にもわたり
苦しみを 与え続けた。

自分の家族を
死体配達人の家族として

誹謗中傷の的にし

父親である 園部 謙造を
死に追いやった。

♬~

もういい。 やめろ。
それ以上 言うな。

成沢氏を
死に追い込んだのも 私です。

死体配達人事件が なければ

成沢氏も その母親に復讐しようと
考えることも なかった。

私のせいで たくさんの
尊い人生を 奪ってしまった。

もし この事件で

誰かを 断罪する必要が
あるのなら

それは この私です。

私を 断罪してください。

♬~

お兄ちゃん…。

♬~

♬~

本当に 法廷を侮辱してるな。

やはり 私は 君のやり方が
好きになれん。

当然だ。 日の当たる道を
歩いてきた あんたとは

真逆の人生だ。

だったら 参考までに 教えてくれ。
正しい罰とは 何だ?

私にも それは 分からない。

起訴は 取り下げる。

あんたは それで いいのか?

もちろんだ。
冤罪を 生まなくて よかった。

次は 負けんぞ。

検察側が 起訴を取り下げた。
もうすぐ 出られるだろう。

(郁美)ありがとう。
一つ 確認したいことがある。

園部 謙造を 殺したな?

梓には 言わない。 最後に
本当のことを 聞かせてくれ。

あなたが 逮捕されてから
家の中は めちゃくちゃになった。

ご近所の目があって
おちおち 外出も できないし

お父さんも 会社を 首になった。

収入を失って
困り果てていたところに

佐原さんから 8, 000万円という
大金を 慰謝料として 請求された。

お父さん ノイローゼになってね

慰謝料 払うには
自分の 死亡保険金から

工面するしかないって
言いだしたの。

(謙造)《信一郎が 負担する分を
少しでも 軽くしてやるのが

俺のできる 唯一のことだ》

♬~

(謙造)《悪いな。
一人で 自殺する勇気がなくて》

(謙造)《子供たちを 頼むな》

(郁美)《ごめんなさい。
ごめんなさい…》

(郁美)《ごめんなさい…》

お父さんは 優しい人だった。

信一郎。 あなたは もう
忘れたかもしれないけど

本当に いい人だったの。

(郁美)最後まで 悔やんでた。

あなたを
分かってあげられなくて。

(郁美)殺人を犯そうと

世間から 悪魔や 怪物と
呼ばれようが

あなたを 愛してた。

(郁美)
それだけは 分かってあげて。

(謙造)《父さんな
お前たちが いて 幸せだ》

♬~

すまなかった。

♬~

(郁美)もういいから。

あなた
私を 助けてくれたじゃない。

♬~

♬~

♬~

≪(足音)

(亜季子)どうして ここに来たの?

謝りたかった。

本当に 申し訳ない。

(亜季子)どうして
みどりを 殺したの?

あのころは 虫の命も 人間の命も
同じだと 思っていた。

とうてい 許されることじゃない。
本当に すまない。

奈落の底から
手を伸ばしてくる者を

救い続けることが 唯一の
償いだと思って 生きてきた。

でも その結果
さらに 多くの人を 傷つけた。

私は 償い方を 間違っていた。

安心してくれ。
もう二度と 会うことはない。

あんたのこと 一生 許さない。

あんたに 自分の人生なんてない。

みどりの人生を 奪った分

他人のために 生きなさいよ。

誰かを 救い続けなさいよ。

私と 美雪を 救ったように。

あんたの生き方を
私は この先も ずっと見てる。

きっと みどりも 見てるから。

「罪には それ相応の罰が
与えられなくては ならない」

「しかし 本当の罰とは 何か?」

「それは 必ずしも

法が 決めることでは
ないのかもしれない」

少年法シリーズ 完」

「文責 桜葉あすみ」

(あすみ)ちょっと。
声に出して 読まないでよ。

どうして?
だってさ。

すごく いいと思う。

ありがとうございます。

いただきます。
いただきます。

私の処分は お任せします。

申し訳ありません。 今 ちょっと
忙しいので。 失礼します。

♬~

♬~

先生。 倫子ちゃんから
お届け物です。

♬~

(倫子)「御子柴先生へ」

「先生 お元気ですか?
倫子は とっても 元気です」

「お姉ちゃんが 帰ってきて

ママと お姉ちゃんと 倫子の
3人で

毎日 いっぱい 楽しいからです」

美雪ちゃんも
戻ってきたみたいですね。

そのようだな。

先生。 こっちは 見ないんですか?

フフッ。
フッ。

えっ?
何だ?

いや。

さあ 今日も 張り切って
仕事しましょう。

張り切っても 報酬は 同じだ。