ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

アライブ 第3話 松下奈緒、木村佳乃、清原翔、岡崎紗絵、小川紗良… ドラマのキャスト・主題歌など…

『<木曜劇場>アライブ がん専門医のカルテ #03【愛する家族との最期の時間】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 家族
  2. 陽子
  3. パパ
  4. 先生
  5. 時間
  6. お願い
  7. 光野
  8. 医師
  9. 阿久津
  10. 治療
  11. 大丈夫
  12. 歩美
  13. ホスピス
  14. ホント
  15. 患者
  16. 看護師
  17. 緩和医療
  18. 頑張
  19. 京太郎
  20. 在宅

f:id:dramalog:20200124071043p:plain

『<木曜劇場>アライブ がん専門医のカルテ #03【愛する家族との最期の時間】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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木曜劇場>アライブ がん専門医のカルテ #03【愛する家族との最期の時間】[字][デ]

在宅医療かホスピスか―末期がんの母を抱える父と娘の選択…母の隠された想いとは?急変した夫の病室で捧げる祈り…心が下す決断は?そして謎の男がやって来る…

詳細情報
ご案内
【番組HP】
https://www.fujitv.co.jp/alive/  
【番組Twitter】
https://twitter.com/Alive_cx 
【番組Instagram】
https://www.instagram.com/alive_cx/
番組内容
恩田心(松下奈緒)に、夫の匠(中村俊介)の容態が急変したと関東医科大学付属中央病院から連絡が入り、一緒にいた梶山薫(木村佳乃)と共に病室に駆けつける。京太郎(北大路欣也)と漣(桑名愛斗)と一緒に、担当医・須藤進(田辺誠一)から状況の説明を受けるが…。
『横浜みなと総合病院』では、心が担当する末期がん患者、木内陽子(朝加真由美)の容態が悪化。
番組内容2
腫瘍内科で、陽子の今後のケアについてのカンファレンスが行われる。心は抗がん剤治療をまだ続けることが出来るかを考えるが、光野守男(藤井隆)と阿久津晃(木下ほうか)は否定的だ。緩和治療への切り替えについては、研修医の結城涼(清原翔)と夏樹奈海(岡崎紗絵)の意見も割れる。
休憩中、心は薫に、匠の病院に付き添ってくれたことへの礼を言い、辛い時にいつもタイミング良く現れてくれると話す。
番組内容3
そして、心は先日、薫が何か言いかけたことを尋ねるが…。
一方、薫は、容姿端麗な男性・関河隆一(三浦翔平)とジムで出会う。その後も、偶然再会し言葉を交わすが…。
出演者
松下奈緒木村佳乃 
清原翔岡崎紗絵、小川紗良 ・ 中村俊介 / 三浦翔平 ・ 田辺誠一 ・ 藤井隆、木下ほうか、高畑淳子 ・ 北大路欣也
スタッフ
【脚本】
倉光泰子 
【音楽】
眞鍋昭大 
【主題歌】
「はるどなり」須田景凪(unBORDE / Warner Music Japan) 
【プロデュース】
太田大 
有賀聡 
【演出】
髙野舞 
石井祐介 
水田成英

 

 


♬~

(匠)痛いよ…。

(心)匠?

(匠)痛…。

あっ 待って。

いいから 座って。

もう少し ゆっくりしたい。

漣は 元気?

うん。

今 お父さんと
こっち 向かってる。

(匠)親父とは どう?

いつも 助けてくれるよ。

何だよ。 死人扱いか?

違うよ。

ただ…。

うれしくて。

あんだけ 毎日
文句 言ってたくせに?

ごめん。

ごめんなさい。

どうした?

謝るなんて 心らしくないな。

ホントに… ごめんなさい。

ちゃんと 言ったこと
なかったかもしれないけど…。

いつも ありがとう。

何か 変な感じだな。

≪(ノック)

(京太郎)匠は?

(須藤)昨日までは それなりに
安定していたのですが

17時ごろ 肺塞栓症を合併し
再び 心停止になりました。

心拍再開まで
時間がかかったので 今回は…。

先生。

息子を 自宅で
みとることはできませんか?

えっ?
(京太郎)最期くらい

好きな場所で 大切な家族と
過ごさせてあげたいんです。

お気持ちは
よく分かりますが…。

♬~

♬~

(漣)ねえ ママ…
パパは どうなるの?

♬~

大丈夫。

♬~

♬~

(医師)血ガス 調べて。
(医師)今 採血しました。

腫瘍内科の患者さんですよね。
(看護師)連絡済みです。

状況は?
(医師)吐き気 嘔吐 口渇

倦怠感 高度の脱水
軽度の意識障害を起こしています。

ちょっと まぶしくなりますね。
(看護師)血液ガス分析の結果です。

高カルシウム血症 起こしてる。

ゾレドロン酸 使おう。
準備して。

(看護師・奈海)はい。
(陽子)うう…。

ちょっと おなか 触りますね。
失礼します。

(医師)右腕にも
点滴 打ちますね。

(陽子)うう…。
陽子さん 分かりますか?

聞こえますか? ゆっくり
大きく 深呼吸できますか?

(深呼吸する音)
そうですよ。

木内 陽子さん 59歳。 肺がん。

骨転移 腹部リンパ節転移もあり

当院で 抗がん剤治療を
していましたが

けさ 意識障害を起こして
運ばれてきました。

(阿久津)高カルシウム血症
だったんだっけ?

はい。
処置して 今 安定しています。

抗がん剤治療を中止して

緩和医療に切り替えようと
思っていますが

まだ 粘れるか 検討したいなと。

(光野)まだ 60歳前か。

粘らせたい気持ちは
分かるけどね。

何度も
危険な状況に陥ってきたけど

その都度 乗り越えてきたから。

いや でも もう
限界じゃないかな?

(奈海)あの…
緩和医療に切り替えるとなると

死を宣告されたように感じる人も
いますよね?

そりゃあね。
患者さんの家族にだって

本人の意志とか関係なしに

治療を続けさせたがる人も
いるしさ。

(結城)勝手ですね。

でも 家族だったら
普通 そう思うと思います。

(結城)だから それが勝手…。
(光野)はい はい はい…。

どっちの気持ちも分かる。

でも この医局で
声を荒げるのは禁止!

空気が よどむでしょ?

(阿久津)まあ でも… ここで
これだけ もめるんだからさ

患者さんや その家族にとっては
非常に難しい問題だよね。

そのとおり。

やっぱ 緩和医療
早期から 取り入れるべきだね。

その方が 患者側の抵抗も
少なくなるし。

生存期間が長くなるという
研究報告もあるから。

じゃあ
何で 導入しないんですか?

単純に がん患者の人数に対して
緩和ケア医が少な過ぎるから。

部長!
(阿久津)えっ!?

次は このテーマですよ。
(阿久津)あっ です…。

だよね そうだね。

(光野)どの層を狙うか
ターゲッティング勝負ですよ。

♬~

≪(足音)

(薫)やっぱり ここにいた。

ほい。
ああ ありがとう。

この前は 付き添ってくれて
ありがとう。

何か 困ったことがあったら
言って。

私 何でもするから。

心強い。

でも 仕事があるから
何とか やっていけそう。

医局のみんなも 理解があるし。
うん。

あと いつも つらいときには
薫先生が いてくれる。

たまに 不思議に思うことが
あるんだよね。

私が つらいなっていうとき
なぜか 薫先生が さっと現れるの。

えっ?
何で? タイミング よ過ぎ。

って 分かるわけないよね。

きっと 不思議な力があるんだよ。

フフフ… そうかもね。

 

じゃ 仕事 戻るね。
じゃあね。

そういえば この前
何か 言おうとしてなかった?

《私… あなたに 言わなくちゃ
いけないことがあるの》

《何?》
《あのね…》

えっと… 何だっけな?

思い出したら 話す。
分かった。 じゃあね。

(漣)難しいな。

(京太郎)ただいま。
おかえりなさい。

(漣)京ちゃん!

手伝ってたのか。 偉いな~。

(漣)お小遣い。
(京太郎)ハハハハ…。

(漣)アハハ!
ほら 漣 まだ終わってないよ。

これ 戻してきて。

え~?
お小遣い いらないの?

(漣)は~い。

匠さんは?

昨日と変わりはないけど

いつ どうなるか
分からないって…。

そうですか。

お茶 入れますね。
いや。

着替えを取りに来ただけだから。
これから 病院に戻るんですか?

今夜は 私が泊まります。

(漣)ママ どっか行くの?

(京太郎)大丈夫
どこへも行かないよ。

ホント?
(京太郎)ああ。

採血 お願いします。
(松井)はい。

だいぶ 安定しましたね。

(木内)先生 また 治療の方
よろしくお願いします。

奥さまとも
お話ししたんですが

今の陽子さんの体には
抗がん剤治療の負担は

大き過ぎるようです。

じゃあ 今後
どんな治療をしていくんですか?

抗がん剤治療は中止して

症状を楽にして 体調を保つ

緩和医療を中心に
やっていきませんか?

緩和医療

あの… つまり ホスピス
行けっていうんですか?

ちょっと 待ってください。

まだ 頑張れるよな?

(陽子)もう 無理よ。

何 言ってるんだ。

陽子さんは 長い間
つらい治療を耐えてこられました。

ものすごいことだと思います。

そうよね。

さすがに
じゅうぶん頑張ったって

褒めてくれてもいいんじゃない?

ホスピスだけではなく
在宅医療という選択肢もあります。

在宅?

自宅だと リラックスできるという
方も 多いですし

それに合わせて 緩和ケアを
することも 可能ですよ。

家族で 相談してみます。

でも 家に帰って
ゆっくり過ごせるのは

よさそうだね。

嫌。

えっ?

私は…。

ホスピスで過ごしたい。

(阿久津)どっちがいいかな?
似合うかな?

ん~ 部長 悩み過ぎ。

いや いや。 光野君が
ターゲッティングだなんて

難しいこと言うから。
(光野)難しく考えない。

部長の魅力は見た目じゃないから。
(阿久津)えっ?

だから 見た目だけじゃないって
ことですよ。

ほら! これ!
赤がいい。 ねっ。

えっ?
(光野)赤が似合う。 ねっ?

結城君。 赤 似合うよね。

何か 手品 うまそうですね。
(光野)チッ…。

絶対 赤がいいと思います。
(光野)ほら。

本当に?
(光野)もう… はい はい…。

(光野)オンコロ先生。

どうでした? 木内さん。

緩和医療
切り替えてもらうことは

了承してもらいました。

でも ご夫婦で考え方が違ってて。

ご主人は 在宅医療に前向きで
ご本人は ホスピスがいいって。

何となくですけど ちょっと
無理してる感じがしました。

う~ん… 家族に 迷惑
かけたくないって思ってんのかね。

少しくらい かけたって
いいのにね。

(結城)ホスピスも 悪くはないと
思うんですけど。

家族にとっても 本人にとっても
安心できるというか。

いざとなったときに 必要な処置が
すぐに受けられるし。

まあ 在宅医療も
だいぶ 進んできたけどね。

(阿久津)よく 家族で相談して
決めてもらった方がいい。

最期の時間は 患者のためだけの
時間じゃないんだよ。

残される家族にとっても

死を受け入れる
大事な時間でもあるんだ。

学校 どうだった?

(漣)ん~ 普通。

楽しくないの?

(漣)勉強あるし。
まあね。

ねえ。
ん?

パパ いつ 元気になる?

今 頑張ってるところだよ。

じゃあ どうしたら
早く元気になる?

ごめん… ママにも 分からない。

何で? お医者さんなのに?

それはね…。

神様にしか
分からないことだから。

ん?

(漣)神様! 教えてください!

パパと 早く
戦いごっこしたいんです!

漣… 風邪ひくよ。 帰ろう。

寒くない?
うん。 寒くない。

(陽子)どうぞ。

失礼します。

けさの調子は いかがですか?

ぼちぼちでんなあ…
フフ…。

今日は 回診 早いのね。

回診ではないんです。

ちょっと
個人的に お話したくて。

うん。 どうぞ。

失礼します。

何 書かれてるんですか?

呪いの書よ。

えっ?
フフ…。

夫は 専業主婦の仕事を
簡単だと思ってるのよ。

だから 私がしてきた仕事を

きっちり 分からせてやろうと
思って 書いてやってんの。

見たい?
いいんですか?

呪われるかもしれないけど。

気を付けて。
気を付けます。

優しいですね 陽子さん。

私の守ってきた家を
夫に汚されたくないだけよ。

ホントに
在宅でなくて いいんですか?

娘たちは 2人とも
家庭も仕事も持ってるし

負担をかけられないわ。

お金も 大して残してやれないし
困らせたくないの。

甘えられるのも
悪くないと思いますよ。

たまに ご家族から
お話を聞くんです。

何もしてあげられなかった。

そばにいてあげられなかったって
後悔してる話。

これからの時間は
陽子さんだけでなく

ご家族にとっても
大切な時間なんです。

あの… ここの このレバーを。

(関河)あっ これか。

すいません。
最近 入会したばっかで。

ああ… あっ じゃあ…。

(重りを調整する音)
これぐらい いけるかな?

よし。
あっ ありがとうございます。

よく 通われてるんですか?
まあ たまに。

へえ~。
もう 最近 ストレス すごくて。

運動すると やなこと
忘れられるじゃないですか。

一種の現実逃避ですよね。

そう思いません?

何か すいません。

いえ。 違うの。

あの… レバーが硬くて。

どうぞ。
どうも。

(歩美)お母さんの前じゃ
こんなこと言えないけど

在宅は困るって
この前も話したでしょ?

(浩美)最近まで お母さん
在宅は 嫌だって言ってたよね?

今は お母さんも
在宅にしたいと思ってる。

これは お母さんと話し合って
一緒に決断したことなんだよ。

えっ? どうやってするの?

お父さん 1人で できんの?

冷たく聞こえるかも
しれないんですけど

私は 近くにいないので
手伝いきれないと思うんです。

(歩美)何それ。 近くに住んでる
方が 全部やれみたいな言い方。

そんなこと 言ってないでしょ。

皆さん それぞれ
ご家庭があることは

お母さまから 伺っています。

お母さんのことは
私が 全部やるから 心配するな。

はっ? お父さんが
1人で できると思ってんの?

料理も 洗濯も できないくせに。

在宅介護の支援もありますし

様々な制度を
利用していただければ…。

こちらの資料を どうぞ。

役立つ情報が
たくさん載ってます。

すいません。

ってか 抗がん剤
続けられないんですか?

母は まだ 59ですよ。

緩和ケア以外にも 治療法は
あるんじゃないですか?

お母さんが 治療を続けるのは
つらいって言ってるのに。

だからって 諦めろっていうの?

体力が落ちている状況で
抗がん剤治療を行うと

副作用が強く出てしまうことが
あるんです。

そのせいで
亡くなってしまうという

リスクも 高くなります。

じゃ… 死ぬのを
ただ待てっていうんですか?

歩美は お母さんを
苦しませたいわけ?

そういう…。
(木内)2人とも やめなさい!

すいません。

まずは
在宅で やってみませんか?

それでも
もし 難しいようでしたら

ホスピスを ご紹介いたします。

残念ながら
肝臓に再発が見つかりました。

(美沙)そんな…。

(川谷)前回の手術で
全部 奇麗に取れたって。

そうですね。

(美沙)まだ
小さい子供がいるんです。

そんな 再発なんて…
どうしたら いいんですか?

川谷さん 一度
治療方針を 考えさせてください。

前回 肝臓を
かなり切除してますので

今回も 切除できるかどうか
検討したいので。

先生 お願いです。
夫を治してください。

お願いします!

何でもしてくれるって言ったよね。
わっ…。

びっくりした。
あっ うん うん…。

どっち?
えっ?

こっち。
はい どうぞ。

ありがとう。
いい?

うん。

肝臓がんが再発した患者さん。

川谷 潤平さん。
4年前に切除してるんだ。

結構 切ってるね。

薫先生なら
今回も 切れると思って。

何か 方法 ない?
え~っと 年齢は?

45歳。 体力は まだ ある。

ちゃんと 覚えてるんだね。
夫と 同じ年だから。

小さいお子さんも いるんだって。

出血が止まんないな。

≪お疲れさまでした。
お疲れ。

どうしようかな。
あっ ほら 吸引して。

はい。
(結城)失礼します。

すいません。
ん?

ん? たしか 腫瘍内科の…。

結城です。
あっ そう そう そう。

川谷さんの資料。
あっ。

遅くまで お疲れさま。
肝切除の勉強したいなと思って。

えっ? もしかして 外科志望?
はい。

頑張ってね。

今度 オペについて
教えていただけませんか?

えっ? 私?

関東医大の知り合いから
先生の噂 聞いてます。

すごく 腕のいい先生だって。

あっ…
悪口じゃなくて よかった。

じゃ 今度 時間のあるときに。
はい。

ありがとう。
失礼します。

あっ ほら 吸引して。
はい。

もっと こっち側。

どこから 出血してますか?
こっちの損傷部かな?

血液が湧いてきますね。
タオルパッキングしますか?

いや それは いいだろう。

《まだ じわじわと
出血がありそうね》

《追加で 上から
パッキングしましょう》

《タオル ちょうだい》
(看護師)《はい》

(心電計の警告音)
(医師)《え… ちょっと》

《このままじゃ
心停止になるかも》

《えっ?》

ハァ~。

ハァ~。

(店員)お預かりいたします。
(関河)お願いします。

おお~。 どうも。

何で また?
すいません ビールください。

(店主)いらっしゃいませ。
(関河)知らないですよ。

飲みに来たら いた。

運命じゃないですか?
フフッ。

意外と 面白いね。

麦のロック ダブルで。
はい。

腹減った~。

まだ 手 つけてないんで。

いいんですか?
今日は お酒だけで。

どうも。

もう だいぶ 飲んだんですか?
いや。 まだまだ いけます。

ふ~ん。

人が やけ酒をしたいときって
どんなときか知ってます?

深い傷を忘れたいときですよ。

(店主)お待たせしました。

やけ酒なんかしなくても
僕がいれば 忘れられますよ。

自分で言って 寒気がした。

本当に忘れられるんだったら
一緒にいたいけどね。

よかったら 話 聞きましょうか?

私は 罪を犯しました。

最低な人間です。

とか?

完全に自分に酔った
痛い人間みたい。

だとしても 嘘をつくより
真実を話した方が

罪は軽くなる。

法律上はね。
あ~ 駄目だ やっぱり。

飲み過ぎたみたい。

はい。
(医師)陽子さんのことで

困っていると ご家族から
相談の連絡がありまして。

分かりました。
私からも 話 してみます。

(医師)よろしくお願いします。
ありがとうございました。

(浩美)わざわざ
ありがとうございます。

在宅医の先生からは
事情 伺いました。

(浩美)どうぞ。
お邪魔します。

(陽子)掃除したの?
ほこりで 目が かゆい。

(木内)掃除機 かけたよ。

(陽子)冬はね
ほこりが飛ぶのよ。

たまには 雑巾がけしなさいって。

(浩美)また 始まった。

お邪魔します。

たちの悪い
しゅうとめみたいでしょ。

先生…。

(奈海)ありがとうございます。
(歩美)寒くない?

うん 大丈夫。

すごいですね。

ご主人 頑張ってらっしゃるじゃ
ないですか。

あれの効力じゃないですか?

(陽子)あれ?
前 病室で書かれてた

呪いの書。

呪いの書?
(陽子)ああ… あれ…。

渡してない。

あんなに丁寧に書かれてたのに。
もったいない。

きっと
ご主人 助かると思いますよ。

娘さんたちも
心配されてました。

そりゃ よかった。
よかった?

(陽子)そうよ。
娘たちは 夫と距離があったけど

ちゃんと心配してるんでしょ?

いいことじゃない。

もしかして
わざと渡さなかったんですか?

どうしてですか?

(陽子)夫は 仕事人間で

ろくに娘たちと接してこなかった。

私がいなくなれば
きっと 家族は ばらばらになる。

だから あの人が 1人でも

生活できるようにしたいと
思って

あのノート 書いたの。

でも 私が帰ってきて

娘たちが ちょくちょく
顔出すようになって

必死で家事をする夫を
手伝ったりしてくれてね。

それ 見てたら
気が変わっちゃった。

気が変わった?
そう。

面倒な気遣いは なし。

私は 嫌われても構わない。

残された家族が
少しでも支え合えればって。

陽子さんらしいですね。

♬~

ご家族との時間
大切にしてください。

ありがとう。

大丈夫。

(歩美)先生!

ああ どうされました?

(歩美)すいませんでした。

母は 自分の死を
受け入れていたんですね?

ええ。

受け入れながらも
ずっと ご家族のために

つらい治療を
頑張ってらっしゃいました。

それなのに 私は

諦めないってことを
言い訳にして

現実から 目を背けていただけ
なのかもしれません。

でも 今は 家族との この時間を
大切にしようって思います。

後悔のないように。

お母さま
喜ばれると思いますよ。

はい。

(歩美)ありがとうございました。

(奈海)うちの家族も 先生に
出会えてたら 違ってたかな。

えっ?

(奈海)前 弟 亡くしたって
話したじゃないですか。

ああ…
まだ 小さかったのよね?

木内さんの娘さんの気持ち
分かるんです。

うちの両親も
弟に 何とか生きてほしくて

つらい治療を ぎりぎりまで
受けさせてたんです。

でも 弟が 一番 求めてたのは

家族と一緒にいられる
時間だったんですよね。

♬~

パパ 見て。

曲がってる。

(通知音)

(美沙)《先生 お願いです。
夫を治してください》

(アナウンス)メッセージは 3件です。
1番目のメッセージです。

(心のメッセージ)
あした 川谷さんのオペだね。

難しいオペになるって 聞いた。

でも 先生には 人を救う
不思議な力があるから 大丈夫。

私は いつも 救われてるよ。

川谷さんのこと
よろしくお願いします。

(アナウンス)このメッセージを
もう一度 聞くには 1を。

保存するには…。

♬~

♬~

♬~

ホントに 学校 休んでいいの?

特別サービスだってさ。

テスト 40点だったのに 何で?

ああ…。

パパと過ごすためだよ。

おはよう。
おはよう。

漣 こっちおいで。

元気にならないの?

♬~

漣…。

パパは…。

もう少しで…
天国にいくんだよ。

大丈夫だって言ったじゃん!

ママの嘘つき!
嘘つき! 嘘つき… 嘘つき…。

ごめん。

ごめん。
(漣)大丈夫だって…。

ごめんね。

(漣)嘘つき… 嘘つき…。

始めます。
(助手)お願いします。

メス。
(看護師)はい。

(漣の泣き声)

ペアン。
(助手)ガーゼ。

ケリー。

♬~

(漣)いつも 3人で寝てたよね。

漣の寝相が悪過ぎて

パパ 床に蹴り落とされたこと
あるんだよ。

えっ? 僕が キックしたの?
そうだよ。

フフフ…。

あの写真
漣の口に 何か付いてる。

何か食べてたでしょ。

チョコアイス。
チョコアイス?

ベッドの上で?

ママのいないときは
ベッドで食べてもいいんだよ。

もう 信じらんない。

パパは ホントに
漣に甘いんだから。

フフ… フフ…。

(心電計の警告音)

(助手)梶山先生。

(助手)輸血を。
(麻酔科医)始めてます。

吸引して。
(助手)はい。

(心電計の警告音)

(医師)《このままじゃ
心停止になるかも》

(須藤)《もともと
損傷が ひどかったんだ》

《君のせいじゃない》

(助手)先生?

梶山先生。

落ち着いてください。
肝静脈の末梢部分が

出血してるだけです。

(深呼吸する音)

血管鑷子。
4-0プロリン 用意して。

(看護師)はい。
強弯のケリー ちょうだい。

(心電計の警告音)

(心電計の心停止音)

(心電計の心停止音)

16時40分です。

パパ… パパ…。

パパ! パパ! パパ!

パパ… パパ… パパ…。

♬~

手術 無事に終わりました。

(美沙)本当に
ありがとうございました。

パパ また 元気になるよ。
(子供)うん!

家族が また
一緒に過ごせると思うと

ホントに うれしくて。

先生…
本当に ありがとうございました。

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

(匠)《おはよう。
今日 雨だって》

《あ~ もう 最悪》
《帰り 何時?》

《ちょっと 分かんない》
《遅くなるの?》

《だから 分かんないってば》

《何 そんな
ピリピリしてんだよ》

《疲れてるの》

《あなたは
夜中 のんきに寝てるけど

私には やることが
山ほどあるの》

《疲れてるのが
自分だけだと思ってるのか?》

《俺が何もしてないと
思ってるのか?》

《じゃ 何してるの?
言ってみてよ》

♬~

(泣き声)

≪(ノック)
≪心先生!

(泣き声)

心先生… 心先生…。

ねっ 深呼吸しよう。

匠が 事故に遭った日…。

何て言ったと思う?

《あなたが小説を
書き続けたいって言うから

私は必死で働いてるの》

《家事だけしてれば
それでいいと思ってるわけ?》

《分かってる?》

《私は 夢を持ってるあなたが
好きだった》

《ねえ…》

《いつになったら書くの?》

《いつまで待たせるのよ》

《これ以上 失望させないでよ》

匠が… 傷つくこと 言ったの。

傷つけるって分かってたのに。

わざと言ったの。

(泣き声)

(泣き声)

ごめんなさい。