ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

やすらぎの刻~道 第200話 石坂浩二、名高達男、風吹ジュン… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『やすらぎの刻~道 #200 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1.  向井先生
  2. 本当
  3. 意識
  4. 律子
  5. フフッ
  6. 家族
  7. 向井爽吉
  8. お前
  9. シナリオ
  10. 感謝
  11. 看病
  12. 刑法
  13. 作品
  14. 小木監督
  15. 神様
  16. 世界
  17. 先生
  18. 名倉理事長
  19. エリ
  20. 以上

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『やすらぎの刻~道 #200 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

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やすらぎの刻~道 #200 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]

巨匠・倉本聰氏が1年間をかけて描くのは、山梨を舞台に昭和~平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯。そして『やすらぎの郷』のその後。2つの世界が織り成す壮大な物語!

詳細情報
◇番組内容
“シロ”こと竹芝柳介(関口まなと)は、イギリスの母親代わりの夫人に連れられ、やすらぎの郷を去った。菊村栄(石坂浩二)は、彼のテレビ界への復帰を相談するため、ディレクターの中山(近藤正臣)に会う。一方、栄はシナリオ界の巨匠・向井爽吉が実はずっと“郷”に入居しており、長いこと意識不明だという事実を知る。そこに向井の娘・あゆみ(竹下景子)が現れ、胃ろうの処置をしてでも延命したいと望む。それを聞いた栄は…
◇出演者
石坂浩二名高達男風吹ジュン板谷由夏草刈民代竹下景子橋爪功
◇作
倉本聰
◇音楽
島健
◇演出
藤田明二
◇主題歌
中島みゆき『慕情』『進化樹』『離郷の歌』『終り初物』『観音橋』(株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎テレビ朝日
【プロデューサー】中込卓也テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginotoki/
☆Twitter
 https://twitter.com/yasuragino_toki
☆Instagram
 https://www.instagram.com/yasuraginotoki/

 

 


(菊村 栄)
〈向井爽吉 シナリオ界の巨匠〉

〈私にとっては神様のような
その人が

この やすらぎの郷

本名で ずっと入居しておられた
という その話を

私は その時 初めて知った!〉

本当ですか!?

〈降って湧いたような その話に
私の頭は混乱した〉

♬~

向井先生は
ずっと私より先に ここに…。

えっ どうして…?

死んだ親父の推薦ですよ。

親父は亡くなった小木監督と

それこそ
長いお付き合いでしたから。

〈小木次郎監督〉

〈日本を代表する映画界の巨匠〉

〈それらの作品を
いつも支えたのが

向井爽吉の脚本だった〉

〈小木監督の作品のシナリオは
いつも必ず向井先生が書き

向井先生は
小木さん以外の監督の作品を

決して書こうとはしなかった〉

〈小木監督が亡くなってから
向井先生の名は聞かなくなった〉

〈実は 死んだ律子が 若い頃 一度
小木作品に出た事がある〉

〈律子は
それまでとは全く違った〉

〈それまでの役とは
生まれ変わったように

律子は 古いしきたりに生きる
古い日本の娘を演じた〉

あっ すいません。

あの 意識がないというのは…?

ですから
向井さんはパーキンソン病

それに老衰が加わって

3日ほど前に
意識をなくしたんです。

我々としては このまま静かに

息を引き取られるのを
お待ちするのが

最善の策と考えました。

ところが 全く音信のなかった
お嬢さんという方が見えまして

なんとか
少しでも命を繋いでほしいと

言いだしたんです。

つまり 胃ろうによる治療です。

腹部の表面と胃壁に
小さな穴を開けて

カテーテルを通し

そこから
栄養を送り込む方法です。

確かに それをすれば
物理的に延命する事は可能です。

しかし
ご本人に意識はありませんし

良くなる可能性も全くありません。

しかも それをしてほしいという
娘さんは

こちらに任せっぱなしで

看病しようという
気配もありません。

ただ 生かせられるなら
生かしておいてやりたいと

感情的に言われるばかりです。

その… 胃ろうをしなかったら
どうなるんです?

ご家族が望まれるのに
胃ろうをしなくて亡くなったら

保護責任者遺棄致死罪として
つまり 不作為の殺人として

私が
刑法で罰せられる事になります。

刑法ですか…。

刑法218条と219条です。

明治時代に作られた法律です。

実は 先生
私も以前は そう思っていました。

しかし 最近の医学の進歩で

物理的に
人命を生かしておく方法が

こんなにも多様に
開発されてくると…。

果たして
本当に それでいいのか。

周囲はともかく
患者本人にとって

それは果たして望ましい道なのか。

そういう疑問を
私は持ってきました。

私は嫌ですね。

(ため息)
植物状態になって

何もかも意識がなくなっている
というのに…

老いさらばえた自分の体を
人目にさらして…

そんな
老いさらばえた自分の体を

人目にさらして生きる
なんていうのは嫌ですね。

そうでしょう?

でも ご家族に頼まれた以上

医者としては
逆らうすべがないんですよ。

〈名倉理事長の言った事は

あまりにも重く
深刻な話だった〉

〈どう思うかと
理事長に聞かれたが

私には
なんとも答えようがなかった〉

〈それは 言うならば
タブーの世界だった〉

〈それ以上
立ち入ってはいけない世界〉

♬~

〈向井先生のシナリオを
私は何回読んだ事か〉

橋本忍 菊島隆三 水木洋子

小国英雄 久板栄二郎

そして 向井爽吉〉

〈これらの輝ける先人たちの
シナリオから

私は どれほど学んだ事だろう〉

〈私には師匠がいなかったから

それらの先人が
全て師匠だった〉

〈特に… 橋本先生からは構成を

向井先生からはセリフを学んだ〉

〈その頃 向井先生は
私の中の神様だった〉

〈恩知らずにも
すっかり忘れていた その神様が

信じられない事に
私のすぐそばに…〉

やすらぎの郷
入っていらしたのだ…!〉

〈律子…〉

〈あの向井爽吉先生が
ここにいらした…!〉

〈そして
今 もはや 意識を失われ…

それでも生かしておきたいという
家族の切なる思いの前で

名倉理事長は迷い果てている〉

〈律子〉

〈俺は 今 どうしたらいい?〉

〈名倉理事長の
医者としての悩みに

今 俺は なんと答えたらいい?〉

あなた あの時 私にどうしたの?

先生が私に
人工呼吸器をつけようとした時

あなた
お医者さんに なんて言った?

安らかにしてやってくれって
そう言ったの。

あなた あの時 半分泣いてて
ほとんど聞こえなかったけど。

私… 本当はホッとしたのよ。

だって あの時

久しぶりに これまでの苦しみから
抜けかけてて…

フフッ 本当 安らかで…

気持ち良かったんだもん。

あなたに 本当 感謝したわ。

本当よ。

本当に感謝したのよ。

しかしね…。

あれは 人間として

絶対に言っちゃいけない事
だったんだよ。

なぜ?

あれは…

お前を殺してくれと言うのと
同じ事なんだ。

ウフフフ… おかしいわ。

だって
あの時 私 もう死んでたのよ。

息はしてたよ。
心臓だって動いてた。

でも 死んでた。

フフッ…。

あの時 確実に
もう こっちの世界にいた。

いや…!

実は… 違う問題なんだ。

あの頃 俺は看病に疲れてて…。

おまけに
仕事でも追い詰められてて…。

お前の事
煩わしくなってきてたんだ…。

意識のないお前を
看病する事から…

一刻も早く解放されたいって…。

解放されたいって…
心で思って…。

だから…。

俺は お前…。

(律子の声)
フフッ… 感謝してるわ。

♬~

向井爽吉さんが

ついさっき
息を引き取られました。

理事長が
先生にお知らせしてこいって。

胃ろうは
結局 つけなかったんですか?

今朝 その手術
するはずだったんですけど

その前に
お亡くなりになったそうです。

(ため息)
ご家族は?

娘さんが最後まで…。
(足音)

(エリ)あっ…。

♬~

(ロク)聞いたか? マロの話。
えっ?

いや あいつ
生前葬をやるってさ

孫たちに あの…
招待状をばらまいただろ?

結局 全員 欠席しますって
知らせが届いたんだって。

あの野郎 もう笑っちゃうぐらい
落ち込んじゃってさ。 アハハ…!

エリちゃん。
はい。

花を手配してくれないかな?
向井先生に僕から。

はい 承知致しました。

なんだよ 誰か死んだのか?
うん。

向井って誰だよ?
フフッ…。

あっ これ。
うん?

(足音)

向井先生のお嬢様ですか?

あっ…
私 脚本家の菊村栄という者です。

向井爽吉先生を…
心の師と勝手に思っていました。

向井先生が ここにおられる事を
昨日 初めて知ったんです。

もっと早く
その事を知っていたら

いっぱい
お話を伺いたかったです。

無念です。

♬~

(あゆみ)父の顔を見たの 私…
五十何年ぶりなんですよ。

(名倉)娘さんが来られた事を
認識されたんだと私は思います。