ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

テセウスの船 第1話 竹内涼真、榮倉奈々、安藤政信、貫地谷しほり… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『日曜劇場「テセウスの船」第一話【父は本当に殺人犯なのか?】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 佐野
  2. 千夏
  3. 由紀
  4. 明音
  5. 事件
  6. 父親
  7. パラコート
  8. 未来
  9. 家族
  10. 三島
  11. 慎吾
  12. パパ
  13. 音臼小事件
  14. 大丈夫
  15. 平成
  16. 音臼村
  17. 子供
  18. チョップ
  19. 死亡
  20. 事故

f:id:dramalog:20200119222052p:plain

『日曜劇場「テセウスの船」第一話【父は本当に殺人犯なのか?】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

無料で民放各局の動画視聴ができるTVerティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

[新]日曜劇場「テセウスの船」第一話【父は本当に殺人犯なのか?】[字][デ]

平成元年に起きた凶悪殺人事件…殺人犯の息子・田村心(竹内涼真)が事件直前にタイムスリップ!父(鈴木亮平)の事件の真相に迫る!事件を止めて、家族の笑顔を守れ!

詳細情報
番組内容
平成元年に起きた凶悪殺人事件…息子・田村心(竹内涼真)は殺人犯の父・文吾(鈴木亮平)を憎んで生きてきた。妻・由紀(上野樹里)から冤罪を訴え続ける父と向き合うよう言われ、事件のあった村を訪れる。すると突然、31年前の事件直前にタイムスリップしてしまう。そこで警察官である文吾と笑顔に溢れる優しい母・和子(榮倉奈々)に出会う。父親は本当に殺人犯なのか?事件を阻止して過去を変え、家族の笑顔を守れるのか!?
出演者
竹内涼真榮倉奈々安藤政信貫地谷しほり
芦名星竜星涼せいや霜降り明星)、今野浩喜、白鳥玉季
上野樹里(特別出演)、ユースケ・サンタマリア六平直政笹野高史麻生祐未鈴木亮平
原作
東元俊哉『テセウスの船』(講談社モーニングKC)
脚本
髙橋麻紀
音楽
主題歌:「あなたがいることで」Uru(ソニー・ミュージックレーベル
音楽:菅野祐悟
スタッフ
演出:石井康晴
プロデューサー:渡辺良介、八木亜未
公式ページ
◇番組HP
http://www.tbs.co.jp/theseusnofune/
◇twitter
@theseus_tbs
https://twitter.com/theseus_tbs?ref_srctwsrc%5Etf
◇instagram
https://www.instagram.com/theseus_tbs/

 

 


(男達の荒い息遣い)

<(心)俺が生まれる ひと月前>

<父は殺人犯になった>

<平成元年に起きた
その事件によって>

<俺の家族は バラバラになり>

<俺は 31年間>

<ずっと父を憎んで 生きてきた>

俺は…

俺は あなたに

宮城県 音臼村
音臼小学校の現場です ここで

青酸カリが入ったとみられる
オレンジジュースを飲んだ児童や職員

あわせて21人が 相次いで
死亡しました

音臼小 無差別殺人事件

平和な村を恐怖に陥れた

日本犯罪史に残る 残酷な事件

しかも この事件の犯人は

佐野文吾という
警察官だったんです

事件が起きた平成元年から

はや 31年もの時が過ぎました

しかし 令和という
新しい時代を迎えた今も

遺族の悲しみが消えることは
ありません

死刑判決が確定した今も なお

冤罪を訴え続けているという
佐野死刑囚

獄中で
一体何を思うのでしょうか?

<31年間 俺達家族は>

<下を向いて生きてきた>

《(和子)私達は人さまの前で》

《笑顔や涙を見せられる立場じゃ
ないからね》

《外では 絶対に》

《笑ったり 泣いちゃ いけないよ》

<世間におびえ 息を潜めて>

《佐野は無罪を主張していますが
どうお考えですか?》

《遺族の方には
直接謝罪されたんでしょうか?》

《あなたも
子供を持つ親として…》

《顔を上げてください!》

《(激しく詰め寄る記者達)》

《あなた達に 父親は いない》

《そう思いなさい》

<諦めの中で>

<生きてきた>

<たとえ一つの時代が終わっても>

<俺達は 何も変わらない>

<殺人犯>

<佐野文吾が父親だという事実は>

<決して消えないから>

(由紀)ああ いい匂い
由紀 具合 どう?

うん
少し脚が むくんでるけど 平気

この子 ほんと元気だよ
どれ どれ どれ…

お~い 早く出てこ~い

パパも ママも
楽しみに待ってるよ

田村心さん
はい

どんなパパに
なるおつもりでしょうか?

どんなパパ?
うん

う~ん 俺の理想の父親は…

何? 何?

うん… やっぱ いいや

何それ…

あっ! おなか 蹴ってる
蹴った?

早く教えろー だって

うん… じゃあ…

かわりに いつものあれ
聴かしてあげようかな

ああ…

(ハーモニカを吹く)

また それ?
何の曲?

何かね…

子供の頃から
耳に残ってる曲なんだよね

いい?

(記憶にあるメロディーを吹く)

♬~

何か…

幸せだな

何 浸ってんの

もっと幸せにしてくれなきゃ
困る

しっかりね パパ

はい
うん

それと…

心自身も ちゃんと
やりたいこと やってほしい

やりたいこと?
教員免許

一緒に教職 頑張ったじゃない
う~ん…

俺は…

もう 諦めたよ

殺人犯の息子じゃ

やっぱり無理だったんだよ

お義父さんの事件と 心は
関係ないよ

それに お義父さん ずっと
無罪 主張してるんでしょ?

実は 私…

音臼小事件について
少し 調べてるの

えっ!?

これ 当時の新聞や記事を
スクラップしたんだけど

音臼小事件が起きたのが
平成元年 3月

でも その前にも 音臼村では

いくつもの不可解な事件や事故が
起きてるの

1月 5歳の女の子が

除草剤を誤飲して死亡

同じ月に その子の姉も行方不明に

その他にも 村人の変死事件とか

当時は どれも
事故として扱われてたけど

こんなに集中するって
何か 不自然じゃない?

お義父さんの有罪の
決め手になったのは

自宅から
青酸カリが見つかったこと

でも 証拠は それだけ
うん

でも 由紀…
もしかしたら 他の人が

お義父さんに
罪をなすりつけたって可能性も

あるかも
由紀 やめよう!

もう いいから
よくないよ

信じてみたいの

心のお父さんだから

どうして
こんな事件が起こったのか?

そもそも
お義父さんが犯人なのか?

私は 知りたい

《あなた達に父親は いない》

《そう思いなさい》

俺さ…

今 すっごい幸せなんだ

だから 由紀が言ってくれたとおり

俺達3人で
もっと幸せになるために

大事な家族を守る

それが 俺の すべてだから

分かるよ

でも…
俺に 父親は いない

そう思ってる

この子に
俺と同じ思いは させないから

絶対

痛い…
由紀

おなかが…
由紀 由紀… 大丈夫?

ちょっと待ってね

すいません 救急車お願いします!
急ぎで お願いします

(由紀)うう~っ…
上手ですよ

はい 頑張ってください
うああ~っ…

(赤ん坊の泣き声)

ああ 先生…
赤ちゃんは無事に生まれました

ただ お母様が 妊娠中毒症

かなり危険な状態です

どうぞ

血圧は?
≪下が 測れません

由紀… 由紀

赤ちゃんね
すっごい元気だって

だからさ…
由紀も一緒に頑張ろうか

ねっ


うん?

会いに行こう

お義父さんに…

えっ!?
私…

信じてみたいの

心のお父さんだから…

心…

もう 下 見ないで

真実から逃げないで

この子と一緒に…
未来へ向かって…

生きて

由紀?

由紀

ねえ 由紀?

由紀

≪ご主人 ちょっと離れて
由紀

≪しっかりしてください
由紀!

ああっ… 由紀!

由紀! やだ!

由紀っ!

(岸田)孫は 我々が引き取る

由紀は お前のせいで死んだ

お前と結婚したばかりに
後ろ指さされて

心労で死んだんだ

娘が命がけで産んだ孫まで
不幸にはさせられん

いや…

でも あの子は…

お父様

本当に…

本当に申し訳ございません

<俺が父親じゃ…>

<この子は 不幸に…>

(泣き始める)

ああ ごめん ごめん
ごめんね 待って 待って

ごめん ごめん ごめん
よいしょっ…

よしよし ああ ごめんね…

ああ 泣かないで

うっ…

由紀…

俺 どうしたらいいかな?

《しっかりね パパ》

《この子と一緒に》

《未来へ向かって》

《生きて》

パパだよ

パパは ここにいるよ

<この子の父親は
俺しかいないんだ>

<何がなんでも守っていく>

<由紀の分まで>

(ドアが開く)

あちらのお父様 弁護士通して
改めて連絡するって

母さん

今まで 聞いたことなかったけどさ

佐野が…

自分の夫が逮捕された時って
どう思った?

何で 今さら そんなことを…
だって 俺

佐野が どんな人か
知らないからさ

俺は 今まで

事件について
深く知ろうとはしなかった

だって 怖かったから

自分が生まれた時には もう
父親は逮捕されてて

死刑判決が出て

マスコミに追われて
学校で いじめられてさ

殺人鬼の父親のことなんて
知りたくもなかったよ

でも もし…

もしも佐野が 冤罪だったとしたら

やめなさい!

そんなこと
被害者の方々の前で言ったら

大変なことになるよ
それでも 俺は知りたい

自分の父親が
ほんとに殺人鬼なのか?

何で あの事件は起きたのか?

《信じてみたいの》

《心のお父さんだから》

俺 佐野に会ってくる

逃げずに直接会って
話 聞いてくる

もし 佐野が冤罪なら…

この子は 俺と同じ思いをしなくて
済むんだから

心…

ねえ 由紀 この子の名前ね…

「みく」にしたんだ

明るく未来へ進んでいけるように

「未来」って書いて 「みく」

由紀 見ててね

俺 必ず
この子を幸せにしてみせる

<未来の世話を母さんに託し>

<俺は 佐野に会う前に
事件のあった音臼村を訪ねた>

<音臼村は事件のあと>

<廃村になったらしい>

<事件の起きた音臼小学校は>

<ここにあった>

<31年前
この場所で事件を起こした犯人は>

<やはり佐野だったのか?>

<それとも
まったく別の誰かなのか?>

うん?

えっ!?

霧?

何だ…? うわっ

うわっ 何だよ…

うわっ!

えっ… あっ…

うわっ うっ… 何だよ これ?

うわあっ!

うわああっ…

うっ…

あっ… うっ…

あっ… はあっ…

はあっ はあっ…

えっ!?

何で 校舎が!?

同じ場所のはずなのに…

どうなってんだよ?

えっ!?

すいません

すいません!

あーっ…

<高い所から見渡せば
何か分かるかも>

ねえ… ねえ 大丈夫?

誰かー!

誰かーっ!

誰かーっ!

わざわざ ありがとうございました
いえ…

じゃあ… 僕は これで

失礼します

1989年!?

新しい元号

平成であります

(アナウンサー)新しい元号
「平成」と決まりました

平和の「平」 成功の「成」
平成です

平成って元号になったんだ

何か… ぱっとしないわね
小渕官房長官

新しい元号として 平成…
平成になった?

はあっ… はっ…
新しい元号

平成と決まりました

平和の「平」 成功の「成」…

1989年 1月7日

音臼小学校 児童
佐野鈴が 神社の階段から転落

佐野鈴…

<つまり さっきの子は
俺の姉ちゃん?>

<そういえば 頬のあざは確か…>

<小学生の頃 雪に埋もれた事故で
できたって…>

(ドアの開閉音)

(佐野)鈴ーっ!
(三島)あっ 佐野さん

(駆けてくる足音)

《ここで青酸カリが入ったと
みられるオレンジジュースを飲んだ》

《児童や職員 あわせて21人が
相次いで死亡しました》

《平和な村を恐怖に陥れた》

《日本犯罪史に残る 残酷な事件》

《しかも この事件の犯人は》

《佐野文吾という
警察官だったんです》

<21人を殺した>

<無差別殺人事件の犯人>

<この男が…>

<俺の父親…>

<ギリシャ神話に 「テセウスの船」
というエピソードがある>

<戦に勝利した英雄
テセウスの船を>

<後世に残すため>

<朽ちた木材は 次々と交換され>

<やがて すべての部品が
新しいものに取り換えられた>

<さて ここで矛盾が生じる>

<この船は 最初の船と
同じといえるのだろうか?>

先生 鈴は?
(三島)こっちで寝てるよ

ああ…

おい 鈴
(三島)軽い脳震とうだな

レントゲンも問題ないから
大丈夫だ

よかった…

よかったなあ 鈴
佐野さん あの方が 鈴ちゃん

見つけて 運んでくれたんだよ
ああ そうでしたか

この度は 娘 助けてくださって
ありがとうございました

《音臼小 無差別殺人事件》

《平和な村を恐怖に陥れた
日本犯罪史に残る 残酷な事件》

《私達は人さまの前で》

《笑顔や涙を見せられる立場じゃ
ないからね》

あっ…

せめて名前だけでも
教えてくださいよ

この村の方じゃないですよね?
べつに…

名乗るほどの者でもないんで

すいません 申し遅れました

私 あの…
村の駐在所の佐野と申します

《あなた達に父親は いない》

《そう思いなさい》

失礼ですが どちらから
いらっしゃったんですか?

ご旅行? こんな所に
旅行ってことはないか…

たまたま 通りかかっただけなんで
あっ じゃあ…

車で送りますから
触るなっ!

とにかく この村 出ないと…

《(由紀)1月 5歳の女の子が》

《除草剤を誤飲して死亡》

<1989年1月7日>

<音臼村 三島医院の次女
三島千夏ちゃんが>

<自宅倉庫にあった除草剤パラコートを
誤って飲み 死亡>

<1月7日って… 今日!?>

<今日 この子は 死ぬ?>

(千夏)お姉ちゃん まだ?

リス 逃げちゃうよー!

三島… 千夏ちゃん?

だよね?

どうして 知ってるの?

《(由紀)音臼小事件が起きたのが
平成元年 3月》

《でも その前にも 音臼村では》

《いくつもの不可解な事件や事故が
起きてるの》

<この子の事故も
音臼小事件と関係してるのか?>

ねえ 千夏ちゃん ちょっと 倉庫
見してもらってもいいかな?

え~っ いいけど
そこだよ

あった…

(千夏)何してるの?

うん?
人んちのもの

持っていっちゃいけないんだよ!
ううん 違う 違うの

あのね…

お父さんに
「持ってきて」って言われたから

ねっ?

ごめんね

どろぼー!

違う…
(千夏)どろぼー!

<これで あの子は死なずに済む>

佐野!?

<何してるんだ? 千夏ちゃんを
どこに連れていく気だ?>

あっ!

うっ… うっ

あれ?

どこ行った?

クソッ…

≪ちょっと あんたー!

えっ?

そんなとこで 突っ立って

どうしたの?

危ないからー こっちに来なさーい

母さん?

(慎吾)ちゃっぷい ちゃっぷい
どんとぽっちい

ちゃっぷい ちゃっぷい
どんとぽっちい

はいはい 慎吾 ちょっと待ってね

<慎吾? 兄貴?>

見ない顔ねえ

あっ… 今 旅行中で

ちょっと迷っちゃって…

こんな吹雪の中
ふらふらしてちゃダメよ

近くであったまれる場所あるから

とりあえず ついてきな
行こう

鈴の命の恩人だったなんて
失礼しました

いやいや…
ちょっと見せてごらん

(鈴)うん

うん 大丈夫

発見が早かったから
凍傷の痕も残らないよ

よかった~
ラッキー

三島先生
本当に ありがとうございました

<過去が変わった?>

やった~

(明音)よかったね~ 鈴ちゃん
ありがとう

やっぱ 明音ちゃんちのおじさん
名医だわ

<そうか 過去は変えられるんだ>

<千夏ちゃんがパラコートを
誤飲する事故も防げた>

<ってことは 音臼小事件も
止められるはず>

おいっ 三島さーん!
大変だ 来てくれーっ!

(三島)佐野さん?

千夏ちゃん

どうした?
千夏ちゃんの意識がない

(三島)千夏!
息は あります

千夏? 千夏…
明音ちゃん 大丈夫

(三島)千夏

何かの中毒か? とにかく中へ!

千夏
千夏ちゃん!

<パラコートは捨てたのに 何で?>

千夏ちゃんに
何があったんですか?

分かりません ここで倒れてる
千夏ちゃん 見つけて

その時には もう意識がなくて
嘘だよ 何で嘘つくんですか?

俺は 見たんだよ

あんたが千夏ちゃんを連れて
歩いてんの

署に 連絡 入れますんで

ええ まだ 意識は戻りません

自宅である三島医院で
窃盗事件があったようです

不審な男が 倉庫から何か盗んで
逃げたと

ええ 千夏ちゃんから聞いた話だと

年齢は30歳ぐらい

長身 痩せ型 青のジーンズ

黒のパーカーに コート

はい よろしくお願いします

お父さん!

千夏ちゃんが…

(明音)千夏ーっ!

(号泣する明音)

話 聞きたいんで

ここで待ってて

<パラコートは 確実に捨てた>

<間違って飲むわけがない>

<なのに なぜ
千夏ちゃんは 死んだんだ?>

<誰かが意図的に飲ませた
ってことじゃないのか?>

佐野…

<由紀>

<俺は もう 真実から逃げない>

<佐野が本当に犯人なのか
必ず突き止める>

<家族の未来のために>

<過去を…>

<変えてみせる>

ここか…

あなたと…

話がしたくて 来ました

あなたと…

話がしたくて 来ました

逃げたのかと思いましたよ

(戸の開閉音)

(長谷川)おはようございます!
おう サンキュー

お前 昨日の…

文吾さん 昨日 こいつ 三島医院で
千夏ちゃんと一緒にいた

それで 何か盗んで逃げた
俺 見てたから!

おいっ 泥棒
てめえ 千夏ちゃんに何した?

翼 翼 もう分かった 分かった
なっ あと 俺 聞いとくから

お前 仕事しろよ
新聞 まいてこい

話…

聞かせてもらいましょうか

お名前は 田村心

お住まいは?

東京です

身分証 見せてもらえます?

ありません
ない?

千夏ちゃんの死因は
何だったんですか?

今 調べてます

ですか?

なぜ 毒だと?
佐野さん

俺は昨日 見たんですよ

雪の中 千夏ちゃん連れて
どこ行ったんですか?

で そのあと すぐに千夏ちゃん
倒れた 不自然じゃないですか

俺が会った時は
すごい元気そうだったのに

田村さん

この村には 何しに来たんですか?

三島さんちの倉庫から
何を持ち去ったんです?

(戸が開く)

うわっ
あんた 何 事情聴取みたいなこと

やってんの?
えっ?

鈴の命の恩人に対して
失礼でしょうが

入ってくんな
今 大事な話をしてんだよ

はい 終了!

田村さん 昨日いなくなっちゃった
から 心配してたのよ

どこ 泊まったの?
えっと…

神社で…
バカ! 凍死しちゃうよ

とりあえずさ
うちで朝ご飯でも食べてって ねっ

和子
行こう 行こう

和子!
行こう 行こう

(慎吾)じゃあ アブドラザ佐野

え~っ
何それ

じゃあ アントニオ佐野

バカばっか言ってないで
ちゃんと食べなさい

来い コノヤロー
やだよ コノヤロー

やだよね そんな名前

<初めて見た>

<母さんの こんな笑った顔>

ねえねえ 心さんは
どんな名前がいいと思う?

え~っと…

ジャイアント佐野は?
アッポー アッポー

もう! 真面目に考えろって

あっ 今 蹴った

えっ ほんと?

<おなかの子は 俺だ>

早く出てこ~い
出てこ~い

ますます騒がしくなるわね

出てこい 出てこい…

やだ ビックリしちゃうよ

<俺の家族は>

<こんなに明るく
笑える人達だったんだ>

(鈴)慎吾のせいだよ そしたら

とりあえず お母さん
ご飯食べて ちゃんと

いただきます
(鈴)はい 食べて

金丸警部補 お疲れさまです

(金丸)千夏ちゃんの
検視結果はパラコート中毒

はい

父親は自宅倉庫にあった
パラコートの誤飲と言ってるが

現場に
パラコートの容器はなかった

その倉庫から
何か盗んでいった男の情報もある

実は今 旅行者だという男が
うちにいまして

身元は?

調べます

大至急

悪いわね 子供達の宿題まで
手伝ってもらっちゃって

いえ 教えるの嫌いじゃないんで

学校の先生より教えるの うまいよ

頭いいんだ

(鈴)心さん
これってさ 0.5×3で答え出るよね

でも 心さんは
どうして この村に来たの?

え~っと…

ここには その…
ち 父を捜しに来たんです

もう何年も会えてなくて

え~っ そうだったの

だから
何か手がかりが見つかるまではと

そう
はい

どれ できた?

もし よかったら
しばらく うちに泊まれば?

えっ?
ボロ家だけど

部屋なら余ってるし

賛成~! これで宿題もバッチリだ

コラ~
だってさ…

<ここで 佐野と暮らす?>

じゃ 心さん
千夏ちゃんのお通夜 行ってくる

お留守番 お願いね
はい

行こう

(さつき)和子さん

あっ さつき先生

校長先生も

(さつき)ビックリしたわ

千夏ちゃん
こんなことになるなんて

(石坂)倉庫に
あった除草剤の

誤飲と
聞いとりますが

ええ…

奥さんのお気持ち考えると
つらくて

<倉庫にあった
パラコートは俺が捨てた>

<間違って飲むわけがない>

<佐野は千夏ちゃんを
どこかへ連れ去った>

<そのあと パラコート中毒で
瀕死の千夏ちゃんが見つかった>

やっぱり あの男が
パラコートを飲ませたのか

やっぱり あの男じゃねえかよ

クソッ

何だよ…

<パラコートは
有毒の農薬>

<音臼小事件で
使われたのは青酸カリ>

<どっちも毒薬>

《音臼小事件が起きたのが
平成元年3月》

《でも その前にも音臼村では》

《いくつもの
不可解な事件や事故が起きてるの》

<犯人は やっぱり佐野なのか>

<この先 直近では
1月9日 つまり明日>

<男性が雪崩に
巻き込まれて死亡>

<さらに8日後には
亡くなった千夏ちゃんの姉>

<三島明音ちゃんの
失踪事件も起こる>

<何が どう
つながっているのかは分からない>

<でも
ここにある全部の事件を防げたら>

<音臼小事件も阻止できるはず>

やるしかない

<佐野に張りついて>

<俺が音臼小事件を止めるんだ>

<母さん達を
殺人犯の家族にしないために>

<過去を変えるんだ>

<俺の家族の未来を守るために>

この手で

佐野を殺してでも

(戸が開く)

(鈴)ただいま
(慎吾)心さん お風呂入ろう

(慎吾)♬~24時間戦えますか

♬~ビジネスマン ビジネスマン

♬~ジャパニーズ ビジネスマン

すごい歌だね

(慎吾)えっ この歌 知らないの?
おっくれてるぅ~

見たことねえぞ こんな札

平成32年

平成になったの昨日だぞ おい

(慎吾)♬~24時間…
ちょっと待って 慎吾君

ちゃんと拭かないと
風邪ひいちゃうよ

<1月9日 午前7時頃>

<音臼岳の
荒川橋付近で雪崩が起こり>

<木村メッキ工場の工場長>

<木村敏行が巻き込まれて死亡>

(さつき)お父さん この資料
持っていくんじゃないの?

(木村)忘れてた
気をつけてね

あの すいません すいません
何?

これから 音臼岳にある

荒川橋
通りますか?

通りますよ

もうすぐ そこで
雪崩が起こるんです

はあ?
あなた どちら様?

とにかく
行かないでください お願いします

バカバカしい
ちょっと 待ってください

あっ ドッキリね
いや…

誰か
その辺で隠れて見てるんでしょ

そういうことじゃないです
誰かな?

ちょっと ちょっと待って
ねえ 待って

ちょっと待って!
えっ ちょっと…

えっ?
すいません 止まって!

待って~ 待って

何やってんですか

乗せてください
えっ?

乗せて
田村さん

荒川橋に行ってください
何で?

いいから早く もうすぐ雪崩が!
えっ?

さつき先生
いいから行って 佐野さん

えっ?
早く 早く!

あっ
もうすぐ荒川橋だけど ちょっと

止まれ~!
危ねえって!

止まってくださ~い!

止まって~!

ああ~ もう うるせえな

いい加減にしろ

ああ?

ウッソ…

すごい

あなた 未来が見えるの?

超能力なの?

ビックリだな おい

<やった!
やっぱり過去は変えられるんだ>

<ノートによると 次は7日後の
三島明音ちゃんの失踪事件>

<とにかく全部 止めてやる>

(正志)違うって言ってるでしょ
違うって!

(井沢)コノヤロー

おい おい 何だ どうした?

(井沢)
おう 文ちゃん 不審者だ 不審者

田中さんちに
入り込もうとしてんの 確保した

正志だろ これ
田中さんちの長男

おい おとなしくしろ!
井沢さん

(正志)だから
息子ですって!

田中さん 目の具合 悪いから

最近 休みの日だけ
仙台から面倒 見に来てんだよ

(徳本)
えっ ほんとに息子だったの?

そうだよ
えっ 知ってたの?

何なんすか
行くぜ タカ

えっ 何で「あぶデカ」なの?

何なんすか あの人達
完全にプッツンなんですけど

暇なのよ そのうち親父さんの
お見舞い 顔出すわ ごめんね

心さん また人助けしたんだって?

いや
すごすぎる

でも 何で
雪崩が起こるって分かったの?

えっと…

仙南署の金丸です

田村心さん いらっしゃいますか?

どうも 奥さん

田村心さんですか?

はい

亡くなった三島千夏ちゃんの件で
お話を伺いたいので

署まで ご同行願います

所持品も全部 お持ちいただいて

金丸さん どういうことですか?
心さんは旅行に来ただけ…

佐野さんから
電話もらったんですよ

田村心さんのことを
調べてほしいって

えっ?
ご不満なら こちらで部屋を…

ちょっと待ってください
お邪魔します

令状はあるんですか?

じゃなきゃ 違法です

困ったなあ

どうします?

(森)目撃者がいるんですよ

三島さんちの倉庫から
パラコート盗んだんでしょ

知りません
とぼけるな!

お前が
千夏ちゃんを殺したんだろが!

殺してませんよ

じゃあ 何しに音臼村に来た?

<佐野がパラコートを
隠し持ってると言えば>

<俺は釈放されるだろう>

<でも 千夏ちゃんを殺したのが
佐野だってことになれば>

<母さん達は結局
犯罪者の家族になってしまう>

ぜ~んぶ
しゃべらねえと帰れねえぞ

あんたも なかなか しぶといね

<どうする 6日後には>

<三島明音ちゃん失踪事件が
起きるはずだ>

<ここで
ずっと勾留されてたら防げない>

いいでしょう

今日は もうお帰りください

確かに あんたがやったって

物証もないからな

ただし あんたの指紋がついた
パラコートの容器が見つかれば

あんた 終わりだから

確か この辺に あれっ

《(金丸)あんたの指紋がついた》

《パラコートの容器が見つかれば》

《あんた 終わりだから》

この辺なんだよな クッソ

何で ないんだよ

鈴?

鈴ちゃん

心さん

どうしたの そんな急いで

明音ちゃんを捜してるの

いなくなっちゃったんだって
えっ?

<明音ちゃんが失踪するのは>

<6日後のはず 何で?>

《佐野さんから
電話もらったんですよ》

《田村心さんのことを
調べてほしいって》

<まさか>

心さん?

あとは俺に任せて だから
鈴ちゃんは先に家に帰ってて

俺が捜してくるから

(明音が泣く)

(足音)

何で?

徳さんは川の方 頼む
俺は山の方 見てくる

(三島)お願いします

明音…

(口々に)明音ちゃん!

香奈先生と大貫先生は
児童公園 お願いします

(香奈・大貫)はい
明音ちゃ~ん

(子供達)明音ちゃ~ん

いた?
いない

明音ちゃ~ん 明音ちゃ~ん

明音ちゃ~ん!

(銃声)

<銃声!?>

(銃声)

佐野~!

血が…

明音ちゃん

明音ちゃん 明音ちゃん!

明音ちゃん!

明音ちゃ~ん

佐野

あんた 明音ちゃんに何したんだよ

助けに来てくれたの

えっ?

森で道が分かんなくなって…
怖かった

女の子が一人で
森に入ってったって

通報があって捜しに来たんだ

亡くなった妹の千夏ちゃんと

森で
リスに餌あげる約束してたそうだ

《お姉ちゃん まだ?》

《リス逃げちゃうよ》

約束
守ろうとしたんだよな 明音ちゃん

じゃあ じゃ あの血は?

季節外れの熊が出てな

弾 当たったんだが
まだ追っかけてきて

逃げてるうちに
そこから落ちて 足痛めちまった

ごめんなさい おじさん

おじさんの方こそ ドジでごめんな

なあ

《(由紀)信じてみたいの》

《心のお父さんだから》

よいしょ

田村さん この子
村まで連れて帰ってくんないか

寒さで かなり弱ってるんだ

俺一人じゃ ここから
押し上げてやれねえ 頼むわ

分かりました

大丈夫 助かるぞ

ううっ

せ~の
よし

ああっ
キャッ!

もう一回 いくぞ

せ~の

よしっ

ああ~ もっと力入れろ

思いっきり引きあげろ!

うあ~っ
いけ!

ああっ いや~

明音ちゃん
大丈夫?

俺はいいや 足やられちまって
まともに歩けねえ

それより
明音ちゃんを早く送り届けてくれ

この吹雪の中
残してはいけないですよ

下手したら死にますって!

つべこべ言わずに早く行け
子供が弱ってんだろ!

子供を守んのが 大人の使命だろ

頼んだぞ

ほら

分かりました

明音ちゃん 行こう

<あの人は 命の危険を冒してまで>

<子供を助けようと>

明音ちゃん! 大丈夫か?

明音ちゃん

佐野さんに頼まれました

明音ちゃん お願いします

文ちゃんは どうしたんだ?

崖から落ちて 足をケガしてて
えっ?

俺 戻ります
うん 頼んだぞ!

《つべこべ言わずに早く行け
子供が弱ってんだろ!》

《子供を守んのが 大人の使命だろ》

《信じてみたいの》

《心のお父さんだから》

早く

早く戻らないと

ああっ…

早く!

佐野さん?

佐野さんっ

佐野さ~ん 佐野さん!

佐野さん? 佐野さんっ

佐野さん!

おお…

明音ちゃんは 無事か?

村の人に託しました 大丈夫です

ありがとな

よく やってくれた

次は佐野さんの番です

帰りましょう

あんた一人じゃ無理だ

俺も もう
足やられて 踏ん張れねえや

何言ってるんですか!

和子さんと
子供達が あなたを待ってるでしょ

家族のために帰らないと

俺は

俺は あなたに

あなたに生きててほしいんだ~!

分かった

じゃ 頼むわ

佐野さん!

ああ~っ

うあ~っ

ぐあっ あっ
佐野さん!

あっ あっ

ぐあ~っ!

うあああ~!

ありがとな

よかったです

生きててくれて

ありがとう

田村さん

いや

心さん

<今 俺は
ようやく信じることができた>

<この人は>

<俺の父さんは>

<殺人犯なんかじゃない>

痛っ
警察官が心配かけて

どうすんのよ~
面目ねえ

心さん もう うちの
お父さんのことまで助けてくれて

もう ほんとに ありがとね

いえ
もう チョップ!

チョップ チョップ チョップ チョップ
あっ 痛えな

チョップ チョップ
痛えな コノヤロー ああ 鈴

ああ~ よいしょ

あったまる~

やっぱ温泉 最高だな

心さん

はい
すまん

俺 心さんの荷物 調べて

免許証 見ちまった

えっ?
あれは どういうことだ?

正直に話してくれないか

信じてもらえないとは
思うんですけど

俺 未来から来たんです

2020年の 未来から

ああ そっかそっか 未来か

心さん 未来から来たのか

信じてくれるんですか?

いや~
まあ 雪崩とかパラコートとか

そうじゃなきゃ
説明つかねえんだよな

あっ パラコートのあの容器な

あれ 俺が回収したぞ

えっ? あっ

じゃ 駐在所に隠してあったのは…

2020年ってか えっ

想像もつかんな

車飛んでんのか うん?

あっ まだ飛んでません
やっぱりな

でも AIっていう

人工知能が勝手に運転してくれる
車とかは できてます

人工… 何だ それ

まあ 何がどうなろうと俺は

未来でも
家族と やかましくしてたいね

それさえありゃ あとは まあ

おまけみたいなもんだ

(「上を向いて歩こう」を
口笛で吹く)

♬~

《♬~》

《また それ? 何の曲?》

♬~

その曲って…

知ってるだろ 昭和の名曲だよ

嫁の おなかん中の赤ん坊にも
よく歌ってやってんだ

《いつもの あれ
聞かせてあげようかな》

《子供の頃から
耳に残ってる曲なんだよね》

ああ~
まあ 鈴も慎吾も3人目の子も

とにかく元気でな
楽しく生きてってくれりゃ

そんな幸せなことはないよ

♬~上を向いて

♬~歩こう

♬~涙がこぼれない…

<これだったのか>

<俺は
ずっと つながってたんだ>

<父さんと>

《田村心さん》
《はい》

《どんなパパになる
おつもりでしょうか?》

《どんなパパ?》
《うん》

《う~ん 俺の理想の父親は…》

《何 何?》

<由紀>

<俺の理想の父親は>

<どんな時でも
家族と向き合える男>

<世界で いっちばん>

<家族と向き合える男だよ>

<この人が>

<佐野文吾が>

<俺の父さんで よかった>