ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

悪魔の弁護人 第7話 浅野温子、要潤、津田寛治、玄理、ベッキー… ドラマの原作・キャストなど…

『<オトナの土ドラ>・悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~ #07【暴走】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 郁美
  2. 被告人
  3. 自殺
  4. 友原
  5. 御子柴
  6. 成沢
  7. 家族
  8. 記者
  9. 先生
  10. 事件
  11. 園部
  12. 自分
  13. 母親
  14. お前
  15. 啓二
  16. 拓馬
  17. 父親
  18. 洋介
  19. 以上
  20. 裁判

f:id:dramalog:20200119084826p:plain

『<オトナの土ドラ>・悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~ #07【暴走】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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<オトナの土ドラ>・悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~ #07【暴走】[字]

圧倒的不利な状況の資産家殺し裁判。母・郁美(浅野温子)を救うため苦闘する御子柴(要潤)だったが、岬(津田寛治)が繰り出した驚愕の一手で絶体絶命の窮地に陥る…。

詳細情報
番組内容
いよいよ始まった“大田区資産家夫殺し事件”初公判。御子柴(要潤)は母・郁美(浅野温子)の無実を主張。しかし御子柴をあざ笑うように、検事の岬(津田寛治)は新たな証拠を提示する。それは明らかに被害者・成沢拓馬(市山貴章)の自殺を偽装した痕跡だった。さらに岬は郁美と御子柴が親子であることも暴露。法廷は騒然とする。
「死体配達人」親子による裁判は注目の的に。洋子(ベッキー)は対応に追われ、御子柴の妹の
番組内容2
梓(森脇英理子)もまたマスコミの標的となってしまう。御子柴は郁美に改めて問いただすが、「私はやっていない。信じて」と繰り返す。
どう弁護すれば勝てるのか、郁美を信じてよいのか…悩む御子柴の前に新聞記者のあすみ(玄理)が現れる。
同じ頃、岬は弟の啓二(岡部たかし)の計らいで息子の洋介(吉村卓也)と会っていた。法律家ではなくピアニストという道を歩む洋介と岬の間には深い溝が。そんな岬に洋介は「おじいちゃん
番組内容3
の事、許してあげたら?」と問いかける。弁護士でありながら詐欺行為に手を染めた過去がある父親のことを岬はずっと許せずにいたのだ。制止を聞かず席を立つ岬に洋介の言葉が突き刺さる。
「父さんが守りたいものって、人なの?法律なの?」
そんな中、郁美にとってさらに不利な証拠が。30年前の御子柴の父の自殺にも不審な点が!?洋子には不穏な影が迫り――
クライマックス直前!窮地に追い込まれた御子柴が下す決断とは!?
出演者
御子柴礼司: 要潤 
日下部洋子: ベッキー 
桜葉あすみ: 玄理 
宝来兼人: 本村健太郎(今回出演せず) 
横山紗矢: 田中こなつ 
薦田梓: 森脇英理子 
 / 
成沢郁美: 浅野温子 
 / 
岬恭平:津田寛治
スタッフ
【原作】
中山七里(講談社文庫) (弁護士・御子柴シリーズ)
『贖罪の奏鳴曲』 『追憶の夜想曲』『恩讐の鎮魂曲』 『悪徳の輪舞曲』

【企画】
市野直親(東海テレビ

【脚本】
泉澤陽子

【音楽】
島崎貴光スマイルカンパニー) 
佐々木裕(スマイルカンパニー) 
コヤマヒデカズ(スマイルカンパニー

【演出】
稲葉正宏

【協力プロデューサー】
遠山圭介(東海テレビ
スタッフ2
【プロデューサー】
松本圭右(東海テレビ) 
渡辺良介(大映テレビ) 
椋尾由希子(大映テレビ

【制作著作】
大映テレビ

【制作】
東海テレビ
ご案内
公式サイトやSNSなど、充実のウェブコンテンツは「オトナの土ドラ」で検索!! 

【公式サイトURL】
https://www.tokai-tv.com/akumanobengonin/

【公式ツイッター
@tokaitv_dodra 

【YouTube
東海テレビ公式チャンネルも好評配信中!

 

 


(御子柴)あなたは
夫の 成沢 拓馬を

殺害したんですか?
(郁美)私は やっていません。

私を信じて。
信じてくれるわよね? 信一郎。

(梓)あんた それでも 人間?
ホントに 悪魔なんじゃないの?

(洋子)私 先生のこと
もっと 知りたいです。

(洋子)本当の先生です。

(御子柴)本当の自分など
私にも 分からない。

(岬)被告人は
弁護人の 実の母親です。

(郁美)《ごめんなさい…》

♬~

≪(男性)ヤベえ。
見て見て見て。

≪(男性)これ 絶対 映える。
写真 撮る…。

(一同)ヤベッ。
まずい まずい。 失礼します。

≪(シャッター音)

(男性)失礼しました。
どうも。

検察側が 描いている
事件の概要は こうだ。

事件の夜 夫の 成沢 拓馬に

あなたが
酒を飲ませて 泥酔させた。

滑車を使って 縄を引き上げ

成沢 拓馬の 首をつって
殺した。

遺書も あなたが 偽造した。

事件の夜 成沢 拓馬に
酒を飲ませたか?

(郁美)晩酌は 毎日してるから
あの日も 飲んでた。

でも 泥酔するほどじゃ
なかったと 思う。

首に 巻きついていた縄に

あなたの皮膚片が
ついていた理由は?

(郁美)分からない。

滑車については?
(郁美)家にあるのも知らなかった。

何でもいいから 思い出せ。

このままじゃ
どう 弁護したって 無理だ。

(郁美)そう 言われても…。

(郁美)信じてくれないの?

本当に やってないんだな?

私は やってない。 信じて。

(郁美)あなたたちは 大丈夫なの?
何がだ?

(郁美)この前の法廷で

あなたの母親だってことが
世間に知られて

あなたも 梓も マスコミに
追われてるんじゃない?

人の心配をしてる場合か。

心配に 決まってるじゃない。
母親だもの。

梓のこと 守って。
お願いよ。 信一郎。

(記者)薦田 梓さんですよね?

(記者)梓さん。
お兄さんだけでなく

お母さんも
人殺しだったんですよね?

その家族として 被害者に
何か ありますか?

(記者)御子柴だ!
(記者)一言 お願いします。

そんなところに いられると
邪魔だ。

(記者)お話だけでも
聞かせてくださいよ。

それ以上 事務所に近づくと
不法侵入で 訴えるぞ。

(梓)また あのころと同じ。

仕事にも 行けないし
買い物にも 行けない。

だったら 出歩くな。
裁判の話なら 電話で済む。

(梓)私は 犯罪者じゃない。
逃げも隠れも したくないの。

私が 悪いことしたわけじゃ
ないのに

どうして こんな思いしなくちゃ
ならないの?

(梓)お母さん
やってないって 言ってる。

(梓)私は お母さんを信じる。
信じるよね?

信じるも 信じないも
裁判で 無罪を 勝ち取るだけだ。

♬~

♬~

(刑事)やめてください。
やめてください。

♬~

(刑事)やめてください。
問題になります。

(友原)暴行犯ば 殴って
何で 悪か?

(警察官)確保!

(友原)犯罪者ば かばって
どげんすっとや。

(警察官)確保!

♬~

(啓二)兄さん。
すいません。 もう一人。

何だ。 お前も いたのか?

(啓二)洋介が 久しぶりに
日本に 帰ってきたんだ。

たまには 親子で
食事するのも いいだろ?

さあ 座って。

ピアノ まだ 続けてるんだってな。

(洋介)僕は 法律家なんかより

自分の好きな道に 進めて
幸せだよ。

「法律家なんか」って
何だ? お前。

(啓二)まあまあ。 落ち着いて。
ケンカは やめよう。

ケンカって 何だ? お前も。

(洋介)今日は 叔父さんと

おじいちゃんの お見舞いに
行ってきたんだ。

父さんに 会いたがってた。

そろそろ おじいちゃんのこと
許してあげたら?

あんなに 真面目 一筋だった
弁護士の おじいちゃんが

まさか 詐欺の片棒 担ぐなんて
僕も ショックだったよ。

でも もう 7年もたった。
後悔してるし 今は 反省してる。

(啓二)まあ。
親父も 老い先 長くない。

いいかげん 許して
会ってやれよ。 兄さん。

許せるわけ ないだろ。

裁きを受けず
犯した罪を 償ってないんだ。

死ぬまで 罪と向き合うのが
当然だろ。

お前らが 許しても
私は 許さんからな。

(洋介)ねえ? だったら
どうすれば 償えるの?

うるさい。 親父のことに
口出しするな。 お前は。

(啓二)2人とも。
落ち着いて。

(バイブレーターの音)

はい。 もしもし。

(紗矢)横山です。

(紗矢)福岡県警から
友原さんという方が

いらっしゃっているんですが。

(友原)初めまして。 岬検事。

今すぐ お話ししたいことが
あるんですが。

(友原)裁判中の 成沢 郁美。
御子柴 礼司の 母親の件で。

仕事に戻る。
(啓二)待ってよ。 兄さん。

(洋介)逃げるの?

おじいちゃんが
一番 許してほしいのは 父さんだ。

(啓二)昔から 自慢の
息子だったからな。 兄さんは。

おじいちゃんの罪に
向き合うことから 逃げないでよ。

逃げてなんか いない。 私は。

逃げてるのはな 洋介。
親父の方だ。

父さんは 昔から そうだ。 いつも
自分だけが 正しいと思ってる。

ああ。 私は 正しい道を
生きてきたつもりだ。

法曹界の人間として
責任が あるからな。

そうだね。
父さんは 正しいよ。

でも 人間は 間違うことだって
あるんだよ。

ねえ? 父さんが守りたいものって
人なの? 法律なの?

(啓二)あっ…。

縄についた 郁美さんの 皮膚片。

遺書のサインの カーボンインク。

滑車の痕跡。

ああー。 どれも 郁美さんに
不利ですよね。

どうしましょう? 先生。

お父さんのこと
調べたんですか?

私が逮捕された 1年後に
自殺している。

死体配達人事件のせいで
会社を 首になり

ノイローゼ気味だったらしい。

自殺したことは 医療少年院の中で
教官に知らされた。

そのときは 私には まったく
関係のないことだと 思った。

今は どう 思ってるんですか?

御子柴の 父親が…。

(友原)少しは 検事さんの
お役に立ちましたか?

被告人が 成沢 拓馬氏と
出会ったのは どこですか?

(郁美)熟年者向けの
婚活パーティーです。

声を掛けたのは どちらから?

(郁美)夫の方からです。

そして 何度か会うようになり
プロポーズを受けた。

(郁美)はい。

あなたは 自分の過去の話を
しましたか?

(郁美)過去というと?

死体配達人の
母親だということです。

話しました。

成沢氏は 何と 言いましたか?

彼は それでも構わないと
言ってくれました。

(ざわめき)

被告人は 息子が
死体配達人として 逮捕され

前の夫にも 自殺されて

追われるように
故郷を出ていくと…。

30年近く 大変な苦労を
強いられました。

そんな被告人が
やっと つかんだ 幸せが

成沢氏との 再婚だったんです。

隣の家に住む 木嶋さんも
証言しています。

被告人と 成沢氏は

とても 仲むつまじい
様子だったと。

被告人が 成沢氏を
殺害する動機は ありません。

裁判長。 検察側からも
反対質問 よろしいでしょうか?

(南条)どうぞ。

前の ご主人である
園部 謙造氏は

自殺されたとのことですが

遺体を 発見したのは
誰でしたか?

(郁美)私です。
うん。

そのときの状況を できるだけ
詳しく 説明してください。

それは…。

答えてください。 被告人。

それとも 何か 答えられない
事情でも あるんですか?

本当は 被告人の口から
聞きたかったんですが

仕方ありませんね。

裁判長。 検察側は 新たに

30年前の 園部 謙造氏の
自殺について

当時の 捜査資料を
証拠申請します。

平成元年 10月14日
園部 謙造氏が

はりから 首をつって
死亡しているのが発見されました。

第一発見者は 園部 郁美。
この法廷の 被告人です。

首つりに 使用されたのは
縄でした。

そして 足元には
一通の遺書が ありました。

さらに 遺体からは

大量の アルコール成分が
検出されました。

台所に ウイスキーを 飲んだ跡が
あったことから

警察は 謙造氏が 大量の
アルコールを 摂取した後に

自殺したものと 判断しています。

皆さん。
お気付きに なりましたか?

首つりには 縄を使い
足元には 遺書。

そして 大量の アルコール。

今回の被害者 成沢 拓馬氏と
まったく 一緒です。

さらに はりには 何かを
取り付けた跡が あったという

捜査員の証言まで あります。

つまり 被告人は
過去にも

類似の事件に 立ち会ったことが
あるということです。

前の夫の自殺が 被告人による
偽造だったとするなら

今回の事件は
被告人にとって

二度目の犯行ということに
なります。

異議あり。 検察官は
臆測を 話してるにすぎません。

臆測でないことを
証明するために

現在 証拠を
集めてるところです。

(梓)そんな…。

あらためて 被告人に聞きます。

前の ご主人の死亡で
保険金などは 入りましたか?

答えてください。 被告人。

死亡保険金が 入りました。
金額は?

3, 000万円です。
(ざわめき)

質問は 以上です。

裁判長。 異議を申し立てます。
(南条)どうぞ。

検察官の質問は 被告人の心証を
悪くするための

方便にすぎません。
第一 30年前の事件は

自殺だったと 警察が
断定しています。

そもそも 前の夫が
自分勝手な死に 逃げたために

被告人は 頼る人もなく
不幸になりました。

その事実を…。
取り消して。

今の言葉 取り消して。

お父さんが 自分勝手になんて
そんな…。

(南条)被告人。 静粛に。
(郁美)取り消して!

取り消しなさいよ!
やめろ。

(南条)被告人。 退廷させますよ。
(郁美)取り消しなさい! 信一郎。

(南条)閉廷します! 閉廷!
(郁美)取り消して。

(郁美)取り消しなさいよ。

今 検察官が話した件について
言うことは ないのか?

♬~

≪(ドアの開く音)
(梓)何て ざまよ!

最後に 検察側が 暴露した話を
知ってたのか?

園部 謙造の 死に方と

成沢 拓馬の 死に方が
うり二つだってことを。

答えろ!
知らない。

あのころ 私は
まだ 小学3年生だった。

9歳の子供が
何を知ってるっていうの?

9歳だろうが 何だろうが

あの夫婦と 同居していたのは
お前だけだ。

お父さんが 死んだのは
真夜中だった。

私が起きたときには 警察の人が
もう 大勢 家の中にいた。

お母さんが 私を 抱き締めて

お父さんが 自殺したって
教えてくれたのよ。

どんな状況だった?
首をつったと いうことだけで

他には 何にも 聞いてない。

聞いても そのときの私には

理解できないと
思ったんじゃないの?

9歳なら 相応の判断力がある。

普通の状態ならね。

家族の一人が 女の子を 惨殺して
捕まったなんて 家庭が

どんな状況だったのか
想像つく?

怪物の妹とか 呼ばれて

クラス 全員から いじめられた
9歳の気持ち 理解できんの!?

私 学校 行けなくなった。

自分の部屋に ずっと
閉じこもってた。

それでも 家に しょっちゅう
無言電話 かかってくるし

窓ガラスは 割られるし
動物の死骸は 投げ込まれるし。

そんな状況で まともな判断力が
あったと思う?

そんなことは 聞いていない。

私が知りたいのは
園部 謙造が 自殺した状況だけだ。

無駄な感情を 発揮する前に
考えろ。

母親が 父親を殺した 可能性を。

犯罪者というのは 一度 成功した
やり口を 繰り返す。

検察側は そのイメージを武器に
弁論を 進めてくる。

母親の弁護に 必要な材料を
私に よこせ。

今 お前にできる仕事は
それしかない。

それが 妹に言う せりふ?

ホントに。 ホントに 私たちのこと
家族と思ってないの?

お父さんのことも 人ごと?

私に 家族は 存在しない。

♬~

送ってきます。

♬~

♬~

≪(チャイム)

(あすみ)お話を
聞かせてください。

(あすみ)裁判の後 お母さまは
何に 怒ってたんですか?

連続殺人を暴かれ 逆上し

ごまかしてるようにも
見えました。

(あすみ)どんな
お母さまだったんですか?

あなたが 過去に起こした事件も

家庭環境に
原因が あったんですか?

違う。

あの人たちを 家族だと
思ったことはない。

裁判では 相当 苦労してきたと

お母さまのこと
弁護されてましたよね?

裁判での 弁護人の発言を
真に受ける記者も いるんだな。

本心は 違うと?

あの人たちが どんな人生を
送ってこようが

私には 関係ない。
苦労を 強いられたのなら

世間や マスコミの糾弾に
いちいち 反応し

血縁者としての責任に
酔いしれた 代償だ。

家族の枠組みを
後生 大事にすることと

理性的な行動を 取ることは
まったく 別の問題だ。

家族愛とは 人の弱さが
もたらすものでしかない。

あなたの母親が あなたの父親を
殺した可能性については

どう 思うんですか?
もともと あの人が自殺したのは

死体配達人の父という
誹謗中傷から

逃げたかっただけの
ひきょう者だと 思っていた。

仮に 殺されたとしても
私は 何も 思うことがない。

ホントに 悪魔ですね。

これ以上 話すことはない。
最後に もう一つだけ。

人を殺した あなたが

弁護士として 法外な弁護料を
受け取ってることについて

どう 思うんですか?

当然の権利だ。
権利?

少年法が 私を生かした。
後ろ指を 指される いわれはない。

遺族に 申し訳ないと
思わないの!

違法行為は していない。

≪(足音)

あすみ。
何で こんな記事 書いたの?

(あすみ)それが 私の仕事なの。

こんなの 本心で
言ってるわけじゃない。

洋子は だまされてるんだよ。
それが 御子柴の本音だよ。

少年法なんて
やっぱ なくなればいい。

でも…。
いってきます。

♬~

おはようございます。
ああ。

新聞記事 読みました。

何で あんな嘘 ついたんですか?

思ったことを 答えただけだ。

家族への批判を 自分に
向けるためじゃないですか?

だから わざと あんな ひどいこと
言ったんですよね?

(友原)元気にしと?

(友原)御子柴 礼司。

福岡県警
友原 行彦 巡査部長ですね?

当時の 捜査資料を読んでいて
妙なことに 気付きましてね。

岬検事は はりに 何かを
取り付けた跡が あったという

捜査員の証言も あると
言っていたが

資料には そんな記述は なかった。

つまり 何者かが
彼に 情報を リークした。

(友原)その 何者かが この俺か。
目の付けどころは 悪くないがな。

彼に流した情報。

いや。 それ以上に
知ってることを 教えてもらおうか。

(友原)俺が 捜査情報を
漏らすと思うか?

もう 終わった事件に
守秘義務も ないだろ。

(友原)終わった事件とは
限らんぞ。

では 捜査を
再開したということか?

30年近く前に
自殺と 断定された事件だ。

裁判で 提出された以上の
記録が 残ってるはずがない。

記録はある。
ここに 生き証人がおる。

死体配達人事件は
世間を 震撼させた。

その犯人の父親の 自殺となれば
県警も 本腰を入れたはずだ。

だが それにもかかわらず
自殺と 断定された。

ということは
事実 そうだったに 違いない。

あんたが やってるのは
完全な 見込み捜査ってやつだ。

違う。
どういう根拠がある?

(友原)俺は 見たんだよ。
お前の父親の 首つりの現場。

そして 何かを 取り付けたような
はりの傷痕。

警視庁が
成沢 拓馬の 自殺を

偽装だと 見破ってくれたことで
ふに落ちた。

あれも 滑車を取り付けた跡に
間違いない。

単なる思い込みだろ。

はりの傷痕自体
あったか どうか。

(友原)何?

証拠物件の 滑車は
どこにある?

事件現場の 園部家は
とうの昔に 解体されている。

はりの傷痕は
どうやって 証明する?

残っているのは
自殺と断定された 捜査資料と

いいように 改変された
あんたの記憶だけだ。

ふざくんな!

死体配達人のくせに
俺を なめとうとや?

そういう 個人的な感情で
岬検事は 恥をかくことになる。

俺には 確信がある。

あのとき あの女は 口走ったんだ。
俺は あの一言で

園部 郁美という女が
とんでもない悪党だって確信した。

(刑事)《遺書もあるし
こりゃ 自殺だな》

(郁美)《あの子さえ
あんなこと しなけりゃ…》

(友原)《うん?
今 何て?》

《あの子ってのは
息子のことか?》

《何でも ありません》

「あの子さえ
あんなこと しなけりゃ…」

その言葉の後は きっと

「私は お父さんを
殺さずに済んだ」

お前が
あんな事件 起こさなきゃ

あの女も お前の父親を
殺さなかった。

成沢 拓馬が
殺されることも なかった。

もちろん 佐原みどりの
一家もだ。

どこへ住んでも 被害者遺族である
事実は 付きまとう。

それも これも みんな
お前が まいた種だ。

なのに 当の加害者は
胸に バッジをつけて

偉そうに 肩で 風 切って
歩いてやがる。

おい。 お前 座る場所
間違えてる。

偉そうに 弁護人席で
ふんぞり返ってんだろうが

お前が 座る席は
一生 被告人席だ。

そのとおりだ。
はっ?

気が済んだのなら
帰らせてもらう。

御子柴が わざわざ?

ああ。 噂以上に
とんでもねえ野郎だ。

あなたを 捜し出して 福岡まで
足を伸ばしたってことは

この攻撃が
効いてるってことです。

引き続き 捜査をしてください。

ああ。 あいつは 許せねえよ。

ええ。 御子柴は 私自身の手で
必ず つぶします。

(郁美)《信一郎》
(梓)《お兄ちゃん》

(謙造)《おい。 信一郎》
(郁美)《フフフ》

♬~

《やめろ! やめるんだ!》

《あんたのせいよ》

(記者)来たぞ。
お話 いいですか?

(記者)御子柴 法律事務所の
方ですよね?

すいません。 失礼します。
(記者)よく 働けますね?

怖くないですか?
やめてください。

(記者)御子柴弁護士は
どこですか? まさか

雲隠れしてるんですか?
そんな人じゃ ありません。

(記者)あなた
死体配達人の 味方なんですか?

先生は 今は 御子柴 礼司という
弁護士です。

罪を悔いて
苦労を掛けた お母さんを

死に物狂いで
救おうとしてます。

それが 今の 先生なんです。

確かに 先生は 過去に
罪を 犯したかもしれないけど

今は お母さんの無実を
必死で 信じてるんです。

実の息子が お母さんのために
弁護しては いけないんですか?

それぐらいに しといた方が いい。
行こう。

(一同)ちょっ。 ちょっと。

(あすみ)あんなやつらに
何 言っても しょうがないよ。

あすみだって 同じでしょ。

(あすみ)ちょっと。 週刊誌の
記者と 一緒にしないでよ。

一緒だよ。
(あすみ)私は…。

私は 正義のために やってる。
正義って 武器なの?

誰かを 傷つけるために あるの?

誰かを 傷つけたくて
やってるわけじゃ…。

正義は ナイフみたいに
振りかざすものじゃないと 思う。

心を守る
盾なんじゃないかな?

(刑務官)面会拒否です。
弁護人だ。

(刑務官)ええ。 成沢 郁美に
先生の名前を 伝えましたが

接見を 拒否しています。

♬~

《ごめんなさい。
ごめんなさい》

♬~

≪(足音)

《私は 被害者家族だけでなく

自分の家族も
不幸にしているのだと》

《これ以上 苦しめたくない》

《関わらない方が
家族のためだ》

≪(物音)

♬~

どうして? どうして
こんなこと するんですか?

(柳下)悪いやつ たたいて
何が 悪いんだよ?

みんなも 言ってるし。
みんなって誰? 誰が言ってるの?

(柳下)うるさい。 お前も同罪だろ。
悪魔の味方だろうが!

(戸の開く音)

先生。

意識が 戻ったようだな。

どこ 行ってたんですか?
大丈夫ですか? あっ。

自分の心配をしろ。

でも 先生のことが
心配なんです。

成沢 郁美が 園部 謙造を
殺していたとしたら

私のせいだ。

私は 園部家を。 いや。
家族を めちゃくちゃにした。

佐原みどりだけじゃなく

園部 謙造も 成沢 拓馬も。

私は いろんな人間を
死に追いやり

その家族を 不幸にした。

私は 生まれてこなければ
よかったのかもしれない。

♬~

なぜ 君が 泣くんだ?

ずっと そうやって
生きてきたんですね。

先生が 取り返しのつかない罪を
犯したのは 事実です。

でも…。

本当の償いって 何ですか?

そうやって
全部 一人で 抱えてたら

先生 いつか 壊れちゃう。

♬~

ごめんなさい。

私が泣いても
意味ないですよね。

いや。

脳振とうを 起こしたが
検査の結果に 異常は なかった。

すぐ 退院できるだろう。

そうですか。

♬~

ゆっくり 休め。

♬~

≪じゃあ 頑張ってな。
≪(男性)はい。 いってきます。

事務所の スタッフが
ケガをしたそうだな。

君は 周りの人間を
不幸にする。

いったい 何人 殺した?

命を奪ったという
意味だけじゃない。

魂を 殺したことも 含めてだ。

よく 父親のことを
ひきょう者だなんて 言えたな。

ひきょうなのは 君の方だろ。

どうして あんたに そんなこと
言われなきゃならない?

少なくとも あんたには
害を与えていない。

何も 償ってないからだ。

そればかりか
お前は 法外な金を取り

悪辣なやつらに 手を貸してる。

秩序を保つための法を
逆手に取ってな。

だったら 教えてくれ。

どうすれば 償える?
何?

法は 私を裁かなかった。

それでも 生きろと
社会に 放り出された。

教えてくれ。
どうすれば 償える?

どうすれば 罰を受けられる?

♬~

(梓)《ホントに 私たちのこと
家族と思ってないの?》

(あすみ)《遺族に 申し訳ないと
思わないの!》

《君は 周りの人間を
不幸にする》

《いったい 何人 殺した?》

《そうやって
全部 一人で 抱えてたら

先生 いつか 壊れちゃう》

♬~

(紗矢)御子柴 礼司 名義の
口座の取引記録です。

(紗矢)勝手なことをして
すみません。

自分なりに 調べてみました。
ああ。 ありがとう。

これ 毎月 25日に
100万円 送金されてるな。

こちらです。

サハラ ナルミ。
ソノベ シンイチロウ。

御子柴は 園部 信一郎 名義で

佐原みどりの母親 成美に

毎月 慰謝料を
送っていたのでしょうか?

佐原 成美は
現在 認知症を患い

その送金を頼りに 完全介護の
施設に 入っているようです。

♬~

(あすみ)大丈夫?
来てくれたんだ?

(あすみ)あっ。 これ 着替え。
ありがとう。

(あすみ)置いとくね。
うん。

♬~

ごめん。

(あすみ)洋子を
突き飛ばした子ね

「マスコミが 悪いやつだって
報道したから やった」

「自分は 悪くない」って
言ってるらしいの。

そう。

私が書いた記事が
犯人の背中を 押した。

私の 振りかざした 正義が…。

(あすみ)本当に ごめん。

あすみが 謝ることじゃないよ。

♬~

(洋介)《父さんが守りたいものって
人なの? 法律なの?》

《教えてくれ。
どうすれば 償える?》

《どうすれば 罰を受けられる?》

♬~

♬~

どういうことなの?

辞任届って どういうこと?

文字通りの意味だ。
私の弁護人を 辞めるってこと?

あなたの弁護人だけじゃない。

弁護士であることを 辞める。
廃業するつもりだ。