ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ケイジとケンジ 第1話 馬場徹、桐谷健太、東出昌大 、比嘉愛未… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時 #1』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 滑川
  2. 仲井戸
  3. 警察
  4. 刑事
  5. 検事
  6. お前
  7. 持田
  8. 毛利
  9. 目黒
  10. 本当
  11. 起訴
  12. 事件
  13. 真島
  14. お願い
  15. 強盗殺人
  16. 真島検事
  17. 大丈夫
  18. お兄ちゃん
  19. 検察
  20. 今日

f:id:dramalog:20200116221037p:plain

『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時 #1』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

[新]ケイジとケンジ 所轄と地検の24時 #1[字]

桐谷健太×東出昌大”W主演!学歴も身分も収入も資格も捜査方針もまったく違う決して交わらない“二人の男”が挑むコミカルかつニュータイプの事件解決バディ・ドラマ!

詳細情報
◇番組内容
元体育教師の豪太(桐谷健太)は念願の刑事になり、横浜桜木署へ異動。さっそく連続空き巣犯を捕まえる。ところが、犯人はあろうことか元教え子の滑川(馬場徹)で…!しかも、滑川の余罪を追及した超エリート検事・修平(東出昌大)は、強盗致死もしくは強盗殺人の罪もある可能性を直感。功名心から立証しようとするが…!?ありとあらゆる面で対立する豪太と修平。さらに、二人の板挟みになるみなみ(比嘉愛未)の存在も実は…。
◇出演者
仲井戸豪太…桐谷健太
真島修平…東出昌大
仲井戸みなみ…比嘉愛未
目黒元気…磯村勇斗
毛利ひかる…今田美桜
森岡奈緒子…奥山かずさ
多胡永吉…矢柴俊博
桂二郎…菅原大吉
宮沢かほり…奥貫薫
樫村武男…柳葉敏郎
大貫誠一郎…風間杜夫

【ゲスト】
滑川秀幸…馬場徹
ほか
◇脚本
福田靖
◇演出
本橋圭太(アズバーズ
◇音楽
ワンミュージック

【主題歌】宮本浩次『ハレルヤ』(ユニバーサル シグマ)
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】黒田徹也(テレビ朝日
【プロデューサー】服部宣之(テレビ朝日)、飯田サヤカ(テレビ朝日)、菊池誠アズバーズ)、松野千鶴子(アズバーズ)、岡美鶴(アズバーズ
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/keijitokenji/
☆Twitter
 https://twitter.com/keijitokenji
☆Instagram
 https://www.instagram.com/keijitokenji/

 

 


(子供たち)こんばんは。
(仲井戸豪太)こんばんは。

塾の帰りか?
(大村健也)受験 追い込み。

(関 幸之介)もうすぐだから。
毎日 大変だな。

中学受験なんてやりました?
田口さん。

(田口健介)
この辺にホテルはないの。

(中国語)
(中国語)

(中国語)
何言ってるか わからない。

それどころじゃない…。

気をつけて帰れよ。
(子供たち)はーい。

さようなら。
(子供たち)さようなら。

寄り道するんじゃねえぞ~。
(子供たち)はーい。

(シャヒール・カーン)ポリス! ポリス!

男の人が暴れてるよ!

えっ!?
ナイフ持ってるよ!

何!?

先輩 さ… 刺股

(カーン)ハリー アップ!
ハリー アップ!

ハリー アップ!
(田口)すいません すいません。

(仲井戸みなみ)ポザーダ?
(真島修平)ポザーダ。

ごめんなさい…。 知りません。

ポルトガルには
古いお城を改修したホテルが

たくさんあるんです。

これでいいよ。
(ソムリエ)ありがとうございます。

ポルトガル…。

でも
ポザーダは国営のホテルだから

サービスは まあ そこそこ。

やっぱり ブサコパレスです。

ブ… ブサコ…?

ブサコパレス。

(カーンのヒンディー語)

(人々の悲鳴)

(室谷雅志)放せ コラッ!

おっ… おい!

(田口)皆さん 下がって下がって!
下がって!

離れろ! 離れろ! 下がって!

包丁 捨てろ!
(田口)捨てろ!

捨てないと撃つぞ!

(室谷)なんだ お巡り!
撃ってみろ オラァ!

あっ…! くっ…。

おお…。

仲井戸 撃て!

えっ!?
撃て! 撃てよ!

いやいや いやいやいや…!
(室谷)ああ~!

ちょい ちょい ちょい ちょい…
ちょい ちょい ちょい…!

ヒィ~…!

オラァ!

痛い 痛い…。
暴れるな!

ブサコパレスは 元々
カルメル会修道院だったんです。

ネオ・マヌエル様式の神髄を究めた
美しい宮殿で

それが そのままホテルに。

へえ… 素敵。

泊まってみたいと思いませんか?

えっ?
ブサコパレス。

あっ… そうですね。

じゃあ… 一緒に。

一緒に!?

真島検事と?

冗談です。

あっ… ハハハハハ。

あ~ びっくりした。
ハハハハ。

ハハハ…。

あ~ 痛い 痛い 痛い 痛い 痛い!

田口さん! 田口さん! 早く!

(室谷)うう~…!

おとなしくしろ!

おい! 早く!

(藤宮大悟)神奈川県警察 巡査部長
仲井戸豪太。

はい!

(藤宮)えー… 以下同文。

ありがとうございます!

(藤宮)2人とも よくやった。
本部長即賞にふさわしい働きだ。

はい!

市民の安全を守る警察官として
当然の事をしたまでであります。

(藤宮)うむ。

何よりも
一人の怪我人も出す事なく

暴漢を取り押さえる事が
できました事を

私は誇らしく思っております。

思っていい。

自分で自分を褒めてやりたい。

はあ?

お願いがございます 本部長。

私にチャンスを。

チャンス?

街の平和を脅かす
凶悪な犯罪者どもを 根こそぎ

この仲井戸豪太の手で
とっ捕まえさせてください!

♬~

(学習アプリの音声)
ポルトガルは寒いですか?」

「(ポルトガル語)」

(ポルトガル語)

やべえ! 初日から もう…!

「明日 お会いしましょう」

「(ポルトガル語)」
(ポルトガル語)

うわ… うわっ ちょっと…!

大丈夫?

ごめんね! ソーリー。

〈容疑者を逮捕し 送検する警察〉

びっくりした…。

(ポルトガル語)

〈被疑者を起訴し
裁判にかける検察〉

〈だが
刑事は捜査官〉

〈検事は法律家〉

〈そこには 決定的な立場の違いと
それぞれの正義がある〉

この度 強行犯係に配属されました
仲井戸豪太です!

(多胡永吉)係長の多胡だ。

よろしくお願いします!
そして こちらが署長の…。

大貫誠一郎です。

よろしくお願いします!

仲井戸くんは 先月
本部長即賞をもらったんだってね。

刃物を振り回していた暴漢を
現行犯逮捕しました。

表彰式の時に
本部長に直訴したそうですよ。

刑事課に配属してくれって。

自分は 刑事に憧れて
警察官になりましたから。

じゃあ 念願叶ったからには
一生懸命 頑張らなきゃな。

頑張ります!
よろしく頼みますね 多胡さん。

ハッ!

ところで そのジャンパーは?

あっ… 刑事課への配属が決まって
購入致しました。

ねえ…。 派手すぎるよ。
刑事は基本 スーツだから。

実は これ
リバーシブルになっておりまして。

いや 見せなくていいから。

裏返して着ると…。

仲井戸くん…。

はい!

リバーシブルが
尾行や張り込みの時に便利だと

書いてありました。
書いてあった…。

えー… 警察なんとか大百科。
そっちも 結構 目立つぞ。

コンビニで読んだんです。
わかった わかった。

警察あるある大百科… 違うな。
もう いい!

ちょっと待ってください。

警察… なるなら大百科です。
さあ 行こう…。 ねっ。

これだけの証拠が
揃っているんです。

あなたが否定したところで
どうにもならない。

どうにもね。

川尻さん。

(川尻光恵)
私は落書きなんかしてません!

じゃあ これは誰?

あなた 双子なの?

あなたには双子の妹がいるの?

僕は もう あなたを起訴できるの。

でも
罪を認めてるか認めてないかで

求刑の内容が
変わってきちゃうんだよね。

正直に話すのが一番ですよ
川尻さん。

私が…

私がやりました。

すみませんでした…!

(光恵の泣き声)

(男性)「早く 犯人捕まえろよ」
(毛利ひかる)申し訳ございません。

「何やってんだ 警察はよ!」

(毛利)ご心配は
重々 承知しております。

(桂 二郎)なんで うちに
回してくるんだよ。 なあ?

(目黒元気)
どこも塞がってるからでしょ。

失礼します!

…で ここが君の席。

えー… 今日から配属された
仲井戸くんです。

(桂)えっ 新人ですか。

仲井戸豪太です!

強行犯係は 私を入れて5人。

こちらが最年長の桂さん。

桂です。
よろしくお願いします!

彼が目黒くん。

目黒です。
よろしく!

で 毛利くんは… 電話中か。

本当に申し訳ございません。

仲井戸くんは
今まで 交番勤務だったんでね

いろいろ教えてやってください
桂さん。

はあ~…。
何? 交番勤務から?

念願叶って 刑事になれました。

年は いくつなんですか?
36。

36…。
(桂)ハハハ。

何? 遅咲きの新人だね。

はい。 はい。

もしかして そのジャンパーで
仕事するんですか?

ちょっと派手だよな。

でも リバーシブルだから。
リバーシブル?

これね 裏返して着ると
全然 変わりますよ。

見せびらかさなくていいから
いちいちね。

ほら! 尾行や張り込みの時に
重宝するでしょ?

ハハハハハ…。

どっちも目立ちますよ。
だろ?

まあ やる気あって
いいじゃないですか。

あっ… ありがとうございます!

でも リバーシブルなんてあだ名は
勘弁してくださいね。

あだ名?
行くぞ リバーシブル! みたいな。

ああ。 昔の刑事は
あだ名で呼び合ってましたね。

私ね メンマでした。

(目黒)メンマ?
えっ 言われてたんですか?

行くぞ メンマ! って。

懐かしいね。

私は ガッツ。

ガッツ?
全然 イメージ違う。

暴れん坊だったんですか? 係長。

ああっ! ああっ! ああっ!
なんつって。

昔の話ですよ。 ハハハハハ。

(毛利)失礼致します。
はい。 はい。

ああ~ やっと終わった。
ご苦労さま。

またクレームか?
はい。

あっ
はじめまして 毛利ひかるです。

えっ? あっ…。

仲井戸豪太です。

うちの紅一点だ。
(毛利)あっ…。

それ 微妙。
えっ? セクハラ?

コーヒーは自分でいれてくださいね
仲井戸さん。

はっ?

あだ名で呼ぶのも
お茶くみの女の子も

時代遅れだからね 仲井戸くん。
ああ… 了解です!

…で 今の
なんのクレームだったんですか?

電話。
あれです。

(リポーター)「警察は
同一犯によるものとみて

捜査を進めています」

連続空き巣犯を早く捕まえろって
市民からの圧力。

圧力なんて言っちゃ駄目でしょ
毛利くん。

すいません。
知ってます 連続空き巣犯。

空き巣は 本来
盗犯係が担当するんですけどね。

今や 桜木署管内における
最重要事件だから。

最重要事件?

一昨年の年末から始まって
もう 26件。

26!?

(毛利)防犯カメラのない
住宅街ばかり狙われていて

いまだ 犯人の手掛かりなし。

(目黒)そりゃあ
みんな 不安になりますよ。

「警察 何やってんだ」ってな。

盗犯係 プレッシャーかかるって。

捕まえます。

うん。 えっ?

俺が 犯人を捕まえてやりますよ。

いやいや… 仲井戸さん
うちは強行犯係だから。

うちが扱うのは 殺人 傷害…。

桜木署の最重要事件なんだろ?

でしょう!?

(ノック)
(樫村武男)どうぞ。

失礼します。

支部長 決裁を
お願いできますでしょうか?

(樫村)見せろ。
はい。

器物損壊か。
起訴したいと思います。

懲役3カ月…。

初犯ではありませんので

求刑は
3カ月が相当だと考えました。

自白も取ったのか。
はい。 物証は揃っていますが

自白があったほうが
裁判がスムーズに進むかと。

検事になって何年になる?

5年目です。

自白は 刑事訴訟を円滑に
進めるために得るものじゃない。

いい加減 理解しろ。

申し訳ありません。

いいだろう。

ふう…。

(日下直樹)真島検事!

いや~ もう 参りましたよ。
被疑者が なかなか強情で。

苦労してるの? 日下くん。

殺人未遂事件なんですけどね
殺意を認めないんですよ。

さ… 殺人未遂…。

もう~!
まあ でも 頑張らないと。

支部長に
任せてもらったわけですから。

支部長が…。
真島さんは? 今は?

ああ 落書き事件だ!

とっくに終わったよ。
あんなの楽勝ですもんね。

僕は大変ですよ 大変。

なんたって…

さ… さつ… さつ…
殺人未遂だから。

(ため息)

(森岡奈緒子)失礼します。

それは
はらわた煮えくり返ってるわ

真島さん。

(奈緒子)日下さんも
本当 大人げないですよね。

年下なのに ライバル心
むき出しにしちゃって。

東大在学中に司法試験受かった
エリートだから。

真島さんだって
自分はエリートだと思ってるから。

どっちもどっち。

でも 好きな女には
まともに告白できない 真島検事。

ポルトガルの… なんでしたっけ?
ブスコホテル?

ブサコパレス。

それはいいから 奈緒子ちゃん。

でも みなみさん的には
本当にアウトなんですか?

普通に考えれば
検事はモテますよ。

社会的地位もあるし
収入も安定してるし。

うーん…
でも 真島さんは なんていうの?

よくわかんないのよ。
はあ? って事が やたらあるし。

うーん… わかる。
別の惑星の住人って感じ?

ぼんぼんなんですよ。
じゃなきゃ

「一緒にブスコホテル
泊まりませんか?」は

ないですって。
ブサコパレス。

だから それはいいから。

♬~

あっ…。

もう…。

玄関の電気は消しといてよ
お兄ちゃん。

お前
いつも こんな時間に帰るんか?

今日は 友達とご飯食べてきたの。

俺がおるんやから
飯 作ってくれや。

なんで 私が お兄ちゃんのご飯
作らなきゃいけないの?

勝手に転がり込んできて
私の生活ペース 乱さないで。

もう…
早く段ボールも片付けてよ。

あっ さっき
オカンから電話あったわ。

俺が出たから びっくりしとった。

勝手に電話出ないで!

大丈夫やて
ちゃんと説明しといたから。

桜木署に通勤するのに
ここが便利やから言うて。

ああ~… ごちそうさまでした。

いい年して恥ずかしいわ。
兄妹で暮らすなんて。

オカン 安心してたわ。

男に逃げられて みなみは
一人で家賃払えるんやろかって

めっちゃ心配してたらしいで。

逃げられたんじゃありません。
話し合って別れたの。

2年も同棲してたら そのまま
結婚すると思うやろ 普通。

親不孝もん。
かましい。

っていうか
この箸 あいつのちゃうの?

なんで 捨てへんねん。
まだ未練あんのか?

あっ…。

ちょっと! なんで使うの?
信じられない!

よく他人の箸で食べられるわね。

もう 本当に無神経なんだから
お兄ちゃんは。

この部屋 結構 あいつのもん
残ってますねえ。

処分しますから もう放っといて。

引っ越すお金たまったら
ここは引き払うから。

なんでやねん。
ええやないか このまま2人で。

絶対 嫌!

怖っ。

なんで 箸しまうん?
なんで 捨てへんの?

(子供たち)おはようございます。
(田口)おはよう。

おはようございます。
(田口)おはよう。

おはようございます。
おは…。

お疲れさまです 田口先輩。

仲井戸…。

仲井戸刑事って呼んでくださいよ。

冗談です 冗談!

俺 今 一瞬 殺意を覚えたぞ。

交番勤務も
大事な仕事じゃないですか。

うるさいよ!
お邪魔します。

マジかよ あの人…。

空き巣?
そう。

空き巣が狙いそうな家って
この辺じゃ どこだと思います?

お前 強行犯係だろ。

なんで
空き巣 捕まえようとしてんだ?

盗犯係だけじゃ
手に負えないんですよ。

あっ
このジャンパー リバーシブル。

尾行とか張り込みとか
やらなくちゃいけないから

刑事は。

お前 そんなに
刑事になった事 自慢したいのか?

あれ? 自慢に聞こえました?

(窓ガラスの割れる音)

♬~

(目黒)体育の先生だったんですか
仲井戸さん。

うん。 横浜恵蘭学園で8年。

なんで 警察官に?

ぶっちゃけ
うちの高校 ガラが悪くてさ。

悪さする奴が
いっぱいいたんだよ。

でも 悪いのは大人なんだよな。

横浜の半グレみたいな連中が
誘ってくるわけさ。

ああ 悪の道に。

…で 俺は思ったのさ。

高校生に まっとうな人生を
歩ませてやるためには

警察官になって 悪い大人を
撲滅させなきゃ駄目だって。

ほう… 撲滅。

メグちゃんは
なんで刑事になりたかったの?

メグちゃん?
だって 目黒くんでしょ?

言っときますけど
刑事のキャリアは僕のほうが上…。

痛っ…!

見ろ あそこ。

きた!

♬~

裏だ。 メグちゃん あっち!

目黒です!
いいから!

♬~

この家の人じゃないよね?

空き巣だ!

(目黒)おおっ…!

ああっ… 痛え…。

何やってんだよ!

待て コラ!

おい! おい!

♬~

住居侵入の現行犯で逮捕!

お前…。

(滑川秀幸)先生…!?

先生?

滑川!?

(毛利)教え子!?
仲井戸の教え子だったんだと。

あの空き巣。
(目黒)高校で先生やってた時の。

ええっ!?
そんな事あるのか? おい。

だから 仲井戸さん
係長に あんな事…。

そう!

(目黒)係長! 滑川は
俺に取り調べさせてください!

お前は 強行犯係だぞ。
空き巣は 盗犯係の事件だ。

捕まえたのは俺ですよ!

それに 俺は あいつと
何度も面談した事があります!

面談?
三者面談も!

(多胡)それは違うぞ 仲井戸。

そもそも 被疑者と
個人的に面識がある捜査員は…。

後ろから見てるだけでいいです!
お願いします!

仕方ない。

だが 絶対…!
出しゃばるんじゃないぞ。

ありがとうございます! 係長!

…と まあ こんなやり取りが
あったわけです。

(多胡)ふう…。

(桂)今のは 何?
(毛利)無駄な小芝居?

(堀 伸行)
北老松町1丁目3番25号。

表札は 西岡。

やりました…。

(堀)空き巣に入ったんだな?

いつだ?

(滑川)9月の終わり頃です。

滑川…。

(堀)赤門本町3の12の9
サンパレスつきのわ。

入りました。

何やってんだよ お前…。

ちゃんと 3年で卒業できたのに。

お前 料理人になるって夢は
どうしたんだよ!

(堀)待て 待て!

中華街に
店 出すんじゃなかったのか!?

(滑川)すいません…。

なんで 空き巣なんか…!

(堀)手ぇ離せ!

仕事が つらくて…。
はあ!?

長続きしなくて…。

もう… 金もなくなって…。

ごめんなさい 先生…。

お前…。

父ちゃんと母ちゃん
また泣かせんのか? おい…!

(堀)仲井戸!

友達だって みんな お前を
励ましてくれたじゃないか!

あいつらを裏切ったんだぞ お前!

ごめんなさい 先生!
馬鹿野郎!

明日 送致されてくる被疑者だ。
はい。

「連続空き巣犯」…?

なんだ?
いえ…。

日下検事は 殺人未遂事件を
任されていると…。

お前が 今 抱えてる身柄事件は
何件だ?

10件です。

大きな事件がやりたければ
今の仕事を しっかり片付けろ。

わかりました。

(店員)お待たせしました!

生ビール ハイボール
レモンサワーに 酎ハイ2つ。

(毛利)はい… はい。

(目黒)はい 係長。
(多胡)ほーい。

(毛利)桂さんが酎ハイで
私がレモンサワー。 はい。

(桂)はい。
仲井戸くんも酎ハイだよな?

(毛利)仲井戸さん?

仲井戸さん!
…はい。

あっ 乾杯…。 すいません。

無理して いなくていいんだぞ
仲井戸。

(桂)つらいなら 帰っていいから。

いや 僕の歓迎会なのに
僕が帰ったら…。

大丈夫。 今日は
送検祝いって事にしますから。

送検祝い?

連続空き巣犯は
無事 検察に送った。

我々 警察は 市民の信頼を
再び取り戻したんだ。

お祝いするのは
うちの恒例行事です。

犯人逮捕したら 乾杯。
余罪が出てきたら 乾杯。

送検したら 乾杯。 フフッ…。

申し訳ありません!
俺の教え子が あんな悪さを…。

だから もう気にするな。
うん… ねっ?

はーい! はーい…。

ああ… 俺は教師失格だわ。

もう教師じゃないでしょ。

本当 もう
今日 帰っていいですから。

(はなをすする音)

いや… ここで逃げたら
俺は刑事も続けられない。

(多胡)いや そんな大げさな…。

(はなをすする音)

飲みましょう。

今日は 俺の歓迎会で
滑川の送検祝いだ!

乾杯!

(一同)乾杯!

うう…。

送検祝い?

俺が捕まえた連続空き巣犯の
送検祝いやって。 ハハハ…。

連続空き巣犯って… 滑川秀幸?

なんで知ってんねん? お前。

だって 真島検事の担当だもん。

お前が付いてる検事?

そう。 明日から取り調べ。

お兄ちゃんが捕まえた
被疑者だったんだ。

…っていうか 早くお風呂入って!

みなみ…。

ん?

検事さんに伝えてくれ。

手加減なんかせんでいい。
ガンガン 厳しくやってくれって。

あいつは 自分の罪を…。

(泣き声)

しっかり償わな あかんねん!

償って…

ゆっくりでええから
更生していかな あかんねん!

なんで泣くの?
泣いてへんわ!

はあ…。 早くお風呂入って。

ああっ…。

(ドアの閉まる音)

滑川秀幸
平成6年3月20日生まれ。

本籍は神奈川県です。

「余罪見込み 26件」…。
よくも まあ…。

空き巣の才能が
あるんじゃないの? 君。

すいません…。

本当に これだけ?
まだ隠してたりして。

それだけです。

本当に?

他にも やってるんですか?

いや… あの…。

何も取らずに
逃げた事はありました。

何も取らずに?
はい…。

どこで?

確か… 西初音町の…。

家は よく覚えていません。
でも…

現金も お金になりそうなものも
なかったんで。

あっ… 大丈夫だったのかな?
あのおじいちゃん。

おじいちゃん?
は… はい。 出ていこうとしたら

おじいちゃんが
廊下に立ってたんです。

びっくりしちゃって 思わず…。
思わず?

突き飛ばして…。
逃げた?

はい…。

君は その おじいちゃんの事を
心配してるのか…。

いや…。

それは いつの話?

(電話)

はい。 刑事課強行犯係。

横浜地検みなと支部の真島です。

真島検事…!

係長の た… 多胡でございます。

大至急 確認して頂きたい事が。

はっ…。

(毛利)1年前?

その頃だよな? 西初音町で

お年寄りが亡くなってるのが
見つかったじゃない。

(目黒)ああ…。
(桂)あったな。 あった。

亡くなってた?

(キーボードを打つ音)

(目黒の声)
外出から帰ってきた奥さんが…。

(持田しず江)どうしたの!?
どうしたの? お父さん…!

(目黒の声)廊下で倒れている
ご主人を見つけたんですよ。

でも あれは
事件にはなりませんでしたよ。

元々 心臓 悪かったんでしょ?
あのおじいちゃん。

まあ 年も年だったしね。

それが どうかしたんですか?
係長。

滑川の担当検事が
問い合わせてきたんだ。

詳しい状況を知りたいって。

滑川の!?

(大泉)
「タント」のスマアシは
ぶつからないをアシスト。

などなど あなたの運転 「タント」がアシスト!

暮らしに安心。 増やすよ もっと。

クルマを超えて。「タント」

グッドデザイン賞 受賞!

(高畑)なんか ごめんね。
(岡部)何?

私 いちいち動きが大きい人 苦手なの。

それとか。

<コンパクトな動きのスライドドアが大人気>

ダイハツ「キャンバス」>

なんで お兄ちゃんが来るのよ!?
滑川 捕まえたのは 俺やぞ。

取り調べにも立ち会うたんや。
おい…。

私が妹だって
検事に言わなくていいからね。

ここは検察だから。 仕事だから!

これと滑川が空き巣やった事と
なんの関係があんねん?

検事に聞いてください。
私は事務官です。

今 他人行儀にならんでも…。

大阪弁も やめて。
なんでや!

桜木署刑事課強行犯係の
仲井戸…。

見せて。
えっ?

死体見分調書を。

あっ… はい。

亡くなっていたのは
持田定彦さん 85歳です。

発見した奥さんが
救急車を呼びましたが

すでに心肺停止状態で
検案の結果 死因は…。

書いてあるから そんな事は。

司法解剖は?
はっ?

どうして しなかったんですか?

ああ…。 元々 持田さんには
不整脈があって…。

それに 奥さんが
解剖は やめてほしいと。

事件性があるとは
全く考えなかったわけか 警察は。

連続空き巣事件と
関係があるんですか?

滑川秀幸が
未遂についても自白したんです。

未遂!?

空き巣に入った家で
家人と鉢合わせし

突き飛ばして 逃げたと。

侵入したのは 西初音町の住宅で
相手は お年寄りの男性。

ちょうど1年前の事だそうです。

えっ…? この人!?

その可能性が大いにあるわけだ。

背ぇ高っ!

滑川は
持田さんの家の空き巣に入り…。

はあ… なんにもねえや。

(真島の声)
定彦さんに見つかってしまった。

(持田定彦)どなた様?

(滑川)ああっ…!

うっ…! ああっ…!

ええっ!?
滑川が突き飛ばした事によって

持田さんが亡くなったとすれば
強盗致死。

いやいや…
今のは 検事さんの想像でしょ!

滑川に殺意があった もしくは

死んでも構わないという
未必の故意があったならば

強盗殺人。
はあ!?

いずれにしても
死刑 もしくは 無期懲役だ。

死刑!?
刑法第240条。

ちょ… ちょっと待って。
滑川は ただの空き巣ですよ!?

だから ただの空き巣じゃ
済まなくなってきてるんですよ。

死体が見つかってるんですから。
いやいや 死刑なんて…。

滑川は
そんな悪い奴じゃないですよ!

「悪い奴じゃない」?

刑事が そんな事 言います?

まだ 刑事課に
配属されたばかりだそうで…。

俺は 昔から
滑川の事 知ってます。

体育教師やってた頃の
教え子なんです。

はあ!?
教え子?

持田さんは
自分のせいで亡くなったって

認めてるんですか? あいつは。
認めては…。

じゃあ わからないじゃないか。
もしかしたら…。

どなた様?

(滑川)ああっ…!

(持田)ああっ…。

はて? 誰だったかな?

うっ…!

滑川とは関係なく
心臓発作で亡くなったのかも…。

それは
あなたの勝手な想像でしょ。

そっちだって!
落ち着いてください!

落ち着いてられるかよ!

刑事が被疑者をかばうんですか?
教え子だから。

警察は 直ちに補充捜査。

滑川が持田さん宅に侵入した
という物証を捜して。 大至急。

物証って…。

物的証拠!

なんなんや あの検事は!
シーッ! 声が大きい!

空き巣が強盗殺人になったら
嬉しいんか?

そりゃ 大きな事件やりたいわよ。
まだ若手なんだから。

あいつが 事件を
でかくしてるんやないか!

いいから 検事の指示に従って!

むかつくわ あの上から目線。

検察が上で
俺ら警察は下や言わんばかりに!

そう! お兄ちゃんたちは下!

警察が 被疑者 逮捕したって

検察が起訴しなきゃ
そこで終わりでしょ?

裁判にかけるかどうかを
決めるのは 検事なの。

下!?

だから 真島検事に
かみついちゃ駄目!

どっちの味方なんや? お前は!

私は お兄ちゃんを
心配してあげてるの!

なんなんや!

1年前の犯行を
立証するのか…。

やらせてください 支部長。

そんなの無理ですよ。

重大な事件を このまま
闇に葬るわけにはいきません!

お願いします!
(日下)闇に葬るって…。

(樫村)やってみろ。
(日下)えっ…?

(樫村)お前の言うとおりだ。

強盗致死 もしくは 強盗殺人
どっちにしても

そんな犯罪が起こってたとしたら
見過ごすわけにはいかん。

空き巣犯から
重大事件に繋がる供述を得た事は

お手柄だぞ 真島。

ありがとうございます!

強盗殺人…。

クソッ クソッ… クソーッ!!

痛っ…。 もう! 亀ヶ谷くん!

(亀ヶ谷 徹)
申し訳ありません 日下検事。

大丈夫ですか?

大丈夫じゃないよ。
前見て歩けよ ちゃんと!

すいません!

(持丸 栄)ぶつかってきたのは
あんたでしょ? 日下。

持丸検事…。

一緒に拾いなさい。
私の大切な捜査資料。

はい。

上下 ちゃんと揃えてくださいね。
きれいに!

(日下)はい!
(持丸)ったく もう…。

日下の あの顔…。 フフッ…。
どうぞ。

ありがとう。 みーなみさん
占いが当たっちゃった。

占い?

おうし座が1位だったんです
今朝のテレビで。

ああ…。

でも 「初対面の人には気をつけて」
って言ってたな。

ああ… あの刑事の事だ。

名前 なんて言ってましたっけ?

なんでしたっけ?

あいつ なんにも
わかってなかったもんな…。

確かに あんな奴
相手にしないほうがいいですよね。

コーヒー 冷めますよ。

あっ そうだ。
確か 今日のラッキーアイテムは

カルボナーラスパゲティ。

みなみさん 今夜いかがですか?

今日は ちょっと。
カルボナーラじゃなくてもいい…。

予定があるんで ごめんなさい。

大丈夫でーす…。

空き巣が強盗殺人に…。

(多胡)真島検事が 滑川から
重大な供述を引き出したそうで。

樫村さんは
ゴーサインを出したんですね?

という事は
滑川は 本当に殺しを…?

うーん…。

だって 樫村支部長は

東京地検特捜部の鬼検事」と
言われていた方でしょう?

まあ あの人の中では
見通しはついてるはずです。

滑川を起訴できるか できないかは
予想できていると…。

うーん… どちらにしても
捜査は進めなければなりませんね。

すでに 鑑識を

持田定彦さんの自宅に
向かわせております。

仲井戸くんは?
彼も現場に。

まあ
心中穏やかではないでしょうが。

うん…。

(鑑識官)もう大丈夫です。
(鑑識官)なんか出た?

(鑑識官)なんも出ないっす。
(鑑識官)そうだよな…。

(舌打ち)

書いてあるから そんな事は。

そう! お兄ちゃんたちは下!

なんで 俺らが下なんや!
(蹴る音)

コラ! お前…。
鑑識に怒られるぞ お前。

すいません。

まあな はなっから
教え子が強盗殺人って

つらいかもしれんけど…
試練だから。 なっ?

あら? 真島検事。

ええ~?
(桂)あっ どうもどうも。

真島検事 どうも。
どうぞ こちらでございます。

どうぞ。
何か見つかりましたか?

(桂)いや 今は まだ何も…。

2階も調べてるんでしょうね?
(桂)ああ… もちろんです。

もう 家中ね くまなく。
ガーッと こう なめるように。

でも 1年も前の事ですからね。

その間に ここの奥さん
何回も掃除してるっていうし。

物証なんて
そう簡単には見つかりませんよ。

仲井戸! ったく!
すいません 申し訳ありません。

入ったばかりの新人なんで
どうしようもない 本当に…。

なんで そんなヘコヘコ…。
1年前だろうが2年前だろうが

犯罪の証拠を捜し出すのが
警察の仕事です。

とにかく見つけてください
物証を。

よろしくお願いします。
(桂)あれ? もうお帰りですか?

何しに来たんだよ…。

お送りしましょうか?

おっ!

持田さん宅から採取された
髪の毛のDNAが

滑川のものと一致しました。

持田さんが当日 着てた衣服は
残ってなかったのか。

ありましたが

被疑者の皮膚片などは
採取できませんでした。

でも これで

滑川が持田さん宅に侵入した
という裏付けは取れたのでは?

う~ん…。

あとは 滑川が突き飛ばした事と
持田定彦さんの死亡との因果関係。

それから 滑川の殺意の立証です。

ご伝言 よろしくお願いします。
はい。

あっ 事務官の仲井戸です。

はい。 失礼します。

びっくりした…!

みなみさん
バカリャウはお好きですか?

ば… ばかりゃう…?

ポルトガル料理です。

ポルトガル人は みんな大好き。

食べた事ありません…。
美味しいですよ。

夕方から滑川を取り調べます。

終わったら 食べに行きませんか?

じゃあ…。

よし!

(車のドアの開く音)

滑川! おい!

おい… おい…!

お前… 本当に突き飛ばしたのか?

どうして そんな事したんだよ。

えっ…?

覚えてない?

調書に記録されてるんだぞ
君の供述は。

持田定彦さんを突き飛ばしたって。

あなたは そこに署名してますよ。

滑川!

黙秘?
刑事から言われたそうですよ。

どうして突き飛ばしたんだ?
って。

察したんですよ あいつは。
相手が死んだ事を。

これ以上 しゃべったら
まずい事になるって。

あなたでしょう?
余計な事を言ったのは。

本当に教え子をかばうなんて。
それでも刑事ですか? あなたは。

(ため息)

こんなにいい事件
めったにないチャンスなのに…。

チャンス?

やっぱり そうか。

滑川を強盗殺人で死刑にすれば
あんたは出世できるわけや!

待ってください…!

滑川は 人を
殺してるかもしれないんですよ。

そうなら 相応の罰を受けるのが
当たり前でしょう!

違いますか?

あなたは まだ
何もわかっていないようだから

教えてあげます。

警察が事件の被疑者を
検察に送致してくる。

それを 我々 検事が取り調べて
起訴するのは3割です。

あとの7割はお咎めなし。

しかし 起訴された人間が

裁判で有罪判決を受ける確率は
ほぼ10割。

どういう事か わかりますか?

あなた方 警察は3割バッターで
いいかもしれないが

我々 検察は10割バッター
じゃなきゃいけないんです。

責任の重さが違うんです。

我々は 感情ではなく

法と証拠に基づいて
厳正に判断するんです。

検事は法律家ですから。

法律家…。

あなた方 刑事は捜査官
検事は法律家。

捜査上の
パートナーかもしれないが

あなたと僕では
決定的に立場が違う。

ですよね? みなみさん。

…はい。
いや 「はい」やない。

お前 こいつに毒されてるぞ
みなみ。

「みなみ」?

悪い奴 捕まえんのにな

上も下も 立場が違うとか
そんなもんあるかい!

「あるかい」?

その悪い奴に同情するのは
駄目でしょ。

滑川は そんな悪い奴ちゃう!

こいつが殺人犯に
仕立て上げようとしてんねんぞ

みなみ!

どうして みなみさんを
呼び捨てにするんだ!

妹 呼び捨てにして
何が悪いねん!

妹!?

やめて お兄ちゃん!
お兄ちゃん!?

お前のほうこそ
「みなみさん みなみさん」って

なれなれしい!
仲井戸さんって呼べ!

仲井戸みなみさんって!
聞かなくていいです!

君の名は…?

仲井戸豪太や!
最初に言うたやろ!

偉そうに講釈垂れる前にな

人の名前ぐらい
ちゃんと覚えんか ボケェ!

えぇ~…。
…だあっ!

検事を怒鳴りつけた!?

はい。 先に謝っときます。

申し訳ありませんでした!

みなみさんのお兄さん…。

やっぱり
最初に言っとけばよかった。

でも みなみさんは
大阪弁なんて…。

使わないだけです。

高校を出てからは
ずっと横浜だし。

すいません!

みなみさんのお兄様に
僕は あんな態度を…。

本当にすいません!

いや… 失礼な態度を取ったのは
兄のほうです。

私のほうこそ
申し訳ありませんでした。

じゃあ みなみさんは
僕の事を怒っては…?

検事として 当然の事を
おっしゃってるんですから。

よかった~!

でも

ポルトガル料理を食べに行くのは
もう無理ですね。

ああーっ!

(大貫)仲井戸くんの言いたい事は
よくわかりました。

私は 検察が上で 警察が下だとは
思っていませんよ。

ですよね 署長!
(多胡)お前 なれなれしいぞ!

しかし 警察は 実際
検察の指示を受けて捜査します。

真島検事のように考えてる検事は
たくさんいるし

自分たちは下だと思っている
警察官も少なくありません。

いけませんよ そんなんじゃ!
なれなれしい!

でも 今 一番
考えなきゃいけない事は何?

仲井戸くん。

あっ…。

滑川の事です。

もっと大事な事があるでしょう。

(しず江)警察の人から聞きました。

主人は 空き巣に突き飛ばされて

亡くなったのかもしれないって…。

♬~

もし そうだとしたら…
重い罰を望まれますか?

重い罰…?

犯人を…
死刑にしてもらいたいと…。

わかりません…。

どうしたって もう

主人は帰ってこないんですから…。

♬~

持田定彦さんの事を
最初に言い出したのは君だよ。

あなたは こう言ったんです。

「大丈夫だったのかな?
あのおじいちゃん」。

「大丈夫だったのかな?」
という事は

相手に
怪我を負わせたかもしれない

という認識があった
って事だよね?

それほどの強い力で突き飛ばした
という認識が。

空き巣に入って
その家の人と鉢合わせをした。

君は焦ったはずだ。

顔を見られたからには
殺すしかないと思っても

不思議じゃない。
違います!

どうして 違うと言えるんだ!

ただいま。

(ため息)
また…。

また 玄関の電気つけっぱなし。

靴も ちゃんと揃えてよ。

どうかしたの?

滑川に同情してる場合やない。

一番かわいそうなんは
亡くなった持田さんと

残された奥さんや…。

そりゃそうよ。

せやけど 死刑は…。

せめて無期懲役…。

それでも あいつの人生は もう…。

ご飯 作る。

それとも 何か食べに行く?

近くに美味しい店があるよ。

やっぱり 俺は
刑事に向いてへんのかな…。

交番勤務に戻ったほうが
ええんかな…。

何? それ。

みなみ。 俺は刑事失格なんか?

ため息ついてるのは
お兄ちゃんだけじゃない。

真島さんだって 悩んでるよ。

♬~

(ノック)
どうぞ。

失礼します。

こんな時間に申し訳ありません。

決裁を
お願いできますでしょうか?

滑川か?

はい。

起訴したいと思います。

元裁判官!?

最後は どこでしたっけ?
かほりさん。

(宮沢かほり)長野地裁
マジで!?

あっ 純ちゃん これ3番。
(大野 純)はい。

元々 ここは

かほりさんのお母さんの
お店だったんだって。

3年前に母が亡くなって
私が後を継いだの。

裁判官 辞めて?

料理 作るの好きだったし。

はあ…。
そんな人が この世におるとは…。

でも みなみちゃんに
お兄さんがいたなんてね。

しかも 刑事さんって。

桜木署が近いからって
うちに転がり込んできやがって。

もう最悪。
何が最悪や。

僕も この店 ちょいちょい
寄らしてもらいます。

ありがとうございます。

(戸の開く音)
いらっしゃいませ。

真島さん!
えっ…。

ああっ…!

今日は遅くまでかかるって
おっしゃってたから…。

あいつも この店の常連なんか?

(純)いつものお席 空いてますよ。

お二人 もう お知り合いなの?

実は 同じ事件を担当してて…。
へえ~。

今日は もう
お仕事 一段落ついたのね。

はい。
お疲れさまでした。 はい。

ありがとうございます。

お疲れさまでした。

お疲れさまでした。

お疲れさま。

食べたいものがあったら言ってね
真島さん。

はい。

一段落ついたって…
滑川の事件か?

ここで そんな話…。

(かほり)純ちゃん
揚げ出し豆腐 作ろうか。

(純)はい。

♬~

滑川は起訴します。

罪名は?

窃盗罪 及び…。

♬~

住居侵入罪。
えっ…?

…それだけ?

そうです。

窃盗と住居侵入…!?

強盗殺人ちゃうの!?

理由を説明しろ。

滑川が持田さん宅に侵入した事は
間違いないと思います。

しかし
定彦さんを突き飛ばした事は

滑川の自白のみで
物証は得られていません。

もし それが事実だとしても

突き飛ばされた事と
定彦さんの死亡との因果関係は

今となっては証明できませんから

強盗致死で立件する事はできず

ましてや
殺意も証明しようがないので

強盗殺人を問う事も
無理だと判断しました。

さらに 滑川は持田さん宅から
何も盗んでいません。

従って 罪に問える滑川の犯行は

26件の空き巣と
1件の住居侵入のみ。

堅実に 窃盗罪と
持田さん宅への住居侵入罪で

起訴する事にしました。

そうか。

ご期待に応えられず
申し訳ありません。

真島。 俺はな

滑川を強盗殺人犯にする事を
期待したわけじゃない。

法と証拠に基づいて判断すると

当然 こうなる。

送致されてきた時の
警察の調書を見た時に

この事件は恐らく こうなるという
見通しを立てられないようじゃ

まだ半人前だ。

♬~

窃盗と住居侵入だけ…。

求刑は?
懲役5年です。

5年…。

5年の求刑だと 判決は3年。

まあ 執行猶予が
つくかもしれないけど。

(ため息)

あんたにも情があったとはな…。

情?

無理やりにでも
強盗殺人にするんかと思ってた。

さすがに滑川が
かわいそうになったんやな?

お兄ちゃん。

僕は最初から
窃盗で起訴するつもりでしたよ。

送致された時の
警察の調書を見た時から。

えっ?
嘘つけ!

あんた 本気で 強盗殺人犯に
しようとしてたやないか!

私も そう思ってました。
本気ではないです。

そりゃ
持田さんが亡くなったのは

滑川に突き飛ばされたから
かもしれないけど…。

ほら そう思ってるやないか!
声が大きい!

それくらいは思いますよ。
俺は そうは思わん。

滑川のせいやない。
どうして

そう言いきれるんですか?
あんたこそ!

もう やめて!

(かほり)神のみぞ知る。

真実を知ってるのは
神様だけなのよ 純ちゃん。

(かほり)
そこで 一体 何が起こったか

それは誰にもわからない。

証拠がなければ
どうしようもない。

「疑わしきは罰せず」。
そう。

つまり この議論は無意味。

無意味ですね。

そうです…。

お兄ちゃん。

わかったわ…。

僕は最初から 無意味な議論だと
思ってましたから。

はあ?
本当ですよ みなみさん。

ちょっと待て!

もう 蒸し返さない。
真島さん…。

僕は みなみさんに
誤解されたくないんです。

みなみさんじゃない
仲井戸さんやろ!

なれなれしく名前で呼ぶな!
みなみさんは僕の事務官です!

俺は みなみの兄貴や!
ええ加減にせえ!

(カウンターをたたく音)
静粛に。

すいません…。
申し訳ありません…。

ごめんなさい…。

滑川秀幸さん。

あなたを 窃盗罪 及び
住居侵入罪で起訴します。

えっ…?

運が良かったとは
思わないでくださいね。

また同じ事を繰り返せば

あなたは いずれ
大きな罪を犯す事になりますよ。

申し訳ありませんでした…!

横浜 マイ ソウル タウン。

何言ってんの。
コテコテの大阪人のくせに。

どうして こんなのが…。

ハマから犯罪を撲滅するんが
俺の使命や。

あんたも そうやろ?
検事は転勤が多いんです。

ずっと ここにいるわけじゃ
ありません。

ああ…。

あんたにとったら この街は
ただの踏み台 いう事か。

酔ってんの? お兄ちゃん。

僕は みなみさんに
認めてもらえればいいんです。

待て コラ。

兄貴の前で
妹 口説いてんちゃうぞ。

あんたとみなみは
仕事上のパートナーや。

それ以下はあっても
それ以上はない。

お兄ちゃん。

俺とこいつの関係と同じやぞ
みなみ。

違います。
あなたは捜査官 僕は法律家。

立場が違う。 全然違う!

うわあ 出た 出た。
頭も体も上から目線。

帰るぞ みなみ。

仕事 終わってまで こいつと
顔 突き合わせてる必要ないわ。

行きましょう。
あっ… はい。

なんで 来んねん!

みなみさんと同じ駅だから。
ついてくるな!

やめて!
僕は みなみさんに

ついていってるんです。
やめてください!

(目黒)突き落としたと思われる
男を任意同行しました。

失敗したって
全然 取り戻せるだろうが。

(猫田一也)やりました…。
(毛利)熱血先生だ!

(桂)供述を翻したぞ。
何が元高校教師ですか!

なめられてんじゃないですか?
あほんだらは

お兄ちゃんのほうや!
俺!?