ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

アライブ 第1話 松下奈緒、木村佳乃、清原翔、岡崎紗絵、小川紗良… ドラマのキャスト・主題歌など…

『<木曜劇場>・アライブ がん専門医のカルテ #01【原発部位が不明のがん】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 先生
  2. 山本
  3. お願い
  4. 患者
  5. 恵子
  6. 村井
  7. ホント
  8. 大丈夫
  9. 殿山
  10. オペ
  11. 治療
  12. 手術
  13. 失礼
  14. ハァ
  15. 阿久津
  16. 女性
  17. 今日
  18. 腫瘍内科医
  19. 前園
  20. 卵巣

f:id:dramalog:20200109231021p:plain

『<木曜劇場>・アライブ がん専門医のカルテ #01【原発部位が不明のがん】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

[新]<木曜劇場>・アライブ がん専門医のカルテ #01【原発部位が不明のがん】[字][デ]

がん診療に特化した腫瘍内科を舞台に医師達と様々ながん患者達の人生を描くメディカルヒューマンドラマ始動!がんの発生場所がわからない原発不明がん患者を救え

詳細情報
ご案内
【番組HP】
https://www.fujitv.co.jp/alive/  
【番組Twitter】
https://twitter.com/Alive_cx 
【番組Instagram】
https://www.instagram.com/alive_cx/
番組内容
恩田心(松下奈緒)は横浜みなと総合病院に勤務する腫瘍内科医。様々な症状のがん患者と日々向き合い忙しい毎日。この日、心は担当患者・高坂民代(高畑淳子)に再発の告知をしていた。民代にとっては幾度目かの経験で、軽口を叩き去っていく。一息つく間もなく、次は化学療法室から緊急の連絡。初日の研修医・結城涼(清原翔)と共に駆けつけると、初来院の男性患者が倒れていた。心たちが適切な処置を施し落ち着きを取り戻すが、
番組内容2
紹介状に添えられたカルテを見て心は違和感を抱く。担当医である消化器外科部長の美川に生検を進言しようとするが「勝手に人の患者を診るな」と言われてしまう。仕事を切り上げ向かったのは別の病院。3カ月前に事故に遭い意識不明となっている夫を見舞うためだ。少しの滞在の後、すぐに息子の蓮(桑名愛斗)を迎えに行き帰宅すると、義父・京太郎(北大路欣也)が出迎える。来ることは聞いていない。世話を焼いてくれるのはいいが
番組内容3
気を使う相手。公私共に息つく暇がない…これが最近の心の日常だった。数日後、先の男性患者に検査をオーダーしようとすると、すでに受けていることがわかり、結果を見ると予想は的中。カンファで美川に確認しようとするも「勝手に検査をするな」と言われる。身に覚えがない心が反論しようとすると、自分が検査をしたと名乗り出る医師の姿が…。見慣れない彼女は別の病院から転籍して来た消化器外科医の梶山薫(木村佳乃)だった。
出演者
松下奈緒木村佳乃 
清原翔岡崎紗絵、小川紗良 ・ 中村俊介 / 三浦翔平 ・ 田辺誠一 ・ 藤井隆、木下ほうか、高畑淳子 ・ 北大路欣也
スタッフ
【脚本】
倉光泰子 
【音楽】
眞鍋昭大 
【主題歌】
「はるどなり」須田景凪(unBORDE / Warner Music Japan) 
【プロデュース】
太田大 
有賀聡 
【演出】
髙野舞 
石井祐介 
水田成英

 

 


(深呼吸)

♬~

♬~

(心)
肝臓に見つかった腫瘍ですが

悪性でした。

(民代)やぶ医者。

うっ。
フッ…。

これで 再発
何度目だと思ってんのよ。

民代さん 長いお付き合いですね。

治療についてですが…。
それよりさ 睡眠薬 ちょうだいよ。

前回 30日分
お渡ししましたよね?

処方箋 なくしちゃって
もらえなかったの。

お薬手帳 見せてください。

ハァ~… 今の医者ってのは
ホントに 融通 利かないんだから。

この前ね これ行ってきたの。

ああ 患者会ですか。
いかがでした?

ものすごい楽しかった。

あたしたちみたいな
不幸な人ばっかりで。

今後のことは
オンコロ先生に任せるよ。

ああ 民代さん これ。
ああ これ忘れるとこだった。

そっち あげる。

(阿久津)
腫瘍内科って知ってますか?

(奈海)はい 知ってます!
(阿久津)知らないよね。

うん まあ そりゃそうだ。

(阿久津)日本では
まだ 歴史が浅い診療科で

腫瘍内科医は
現在 約1, 300人余り。

アメリカの
約13分の1しかいないんです。

さて 腫瘍内科医とは
具体的に 何だろうか。

端的に言うと
がんを扱う専門医のこと。

今 二人に一人が がんになるって
いわれてるでしょ。

いつ 誰がなったって
おかしくない。

乗られますか?
(阿久津)腫瘍内科医は

全ての領域の悪性腫瘍を相手にし
患者さんに合った治療を

コーディネートする役割も
担っています。

がん三大療法は 手術 放射線治療
薬物療法なんだけれども

中でも この薬物療法

主に 抗がん剤を扱う
スペシャリスト。

これが 腫瘍内科医なんです。

今は 薬の発展により

がん医療は
日々 進歩しています。

最新の情報をアップデートして

患者さんに合った治療を
提供していく腫瘍内科医は

がん診療にとって
欠かせない存在なんです。

にもかかわらず

他の科に比べて
圧倒的な人材不足。

さあ 困った。

問題です。 悩ましい。
どうなるんだろう。

どうしよっか。

はい
腫瘍内科医になりましょう。

私の著書。

どう? いいでしょ これ。
また カンファ サボりましたね。

違う… 違いますよ。

人材 足りない 足りないって
言うから

結城君と 夏樹さん
うちに勧誘してたところだよ。

オンコロ先生。
(奈海)オンコロ先生?

(光野)恩田 心を略して オンコロ。

(阿久津)オンコロジーのために
生まれてきたような先生。

どうしました?
(渡辺)部屋の前で倒れてて。

ひどい発熱です。
82の43です。

すぐに担当医に連絡して。
(渡辺)それが分からないんです。

紹介状 持ってたんですけど
吐物で汚れてしまってて。

ひとまず リンゲル 500。
あと モニターも用意して。

(渡辺)はい。
(結城)ルート とります。

聞こえますか?
お名前 言えますか?

ちょっと まぶしくなりますね。
失礼します。

(結城)あれ?
血管が はっきり出ないな。

CVポート ついてるわね。
ここからの感染症かも。

すぐに バンコマイシン
セフタジジム 準備して。

(看護師)はい。

殿山さん 今から
CVポート 抜きに行きますね。

(殿山)はい…。

(渡辺)曲がります。

(松井)すいません。 今の患者さん
美川部長への紹介でした。

げっ… みかりん。

(美川)勝手に 人の患者
診ないでくれる?

すいませんでした。

美川部長
ちょっとだけ いいですか?

先ほどの殿山さんのことで
一つ 気になることがありまして。

胃がんの肝転移で ステージ4という
診断を受けていますが…。

(美川)が?
念のため

生検をした方がいいかと思います。

肝転移の方は 画像のみでの
診断のようでしたので。

腫瘍内科さんは いいよね。

切りもしないくせに
薬ばっかり使ってさ。

売り上げも いいんでしょ?

殿山さんは 院長の親友の病院から
転院してきたの。

余計なことして 面倒でも起きたら
責任とれるの?

♬~

♬~

(アナウンス)このバスは

関東医科大学附属中央病院前行き
です。

間もなく 終点
関東医科大学附属中央病院前です。

♬~

♬~

ねえ 今日 給食 何だった?

(漣)魚とか…。

(漣)京ちゃんのより まずかった。

あっ!
しまっちゃう しまっちゃう。

漣 急いで。 ああ すいません
まだ いいですか?

大丈夫です。
すいません。

あっ ちょっと。
漣 そっちじゃないでしょ!

ごめんなさい。
(店員)また どうぞ。

ハァ…。

(店員)いらっしゃいませ
バーガーファンへ ようこそ。

漣 食べたら片付けね。
はい はい。

 

「体を壊さぬよう栄養あるもの」

漣 テレビ 消して。
はい 野菜ジュース 飲んで。

いらない。
体に いいから。

パパも飲んでたのにね。

ハァ~…。

♬~

♬~

(吉田)私の夫は
脳梗塞になりまして

ずっと寝たきりの生活が
続いています。

でも 最近 夫が大切にしていた
サザンカ

やっと 庭に咲いたんです。

(吉田)それ見て 彼も
ほほ笑んだように見えて…。

(岩松)いつも 皆さんの話を聞いて
勇気をもらっています。

うちのおふくろも
厳しい状況が続いていて

ここに来ると
自然と前向きになれます。

ああ そうだ。
今日の朝の

おふくろの写真があるんですけど
よかったら 見てください。

すごく顔色が良くてね 今日は。
(女性たち)すごい。 本当。

(後藤)
私は 妊娠初期に夫が倒れて。

本当に ショックでした。

でも この子が 毎日 おなかを
蹴り飛ばしてくるたびに

ああ… この子の命は 夫が
与えてくれたものなんだって

希望が生まれるんです。

私 今 じゅうぶん 幸せです。

(拍手)

(橘)アルバムを見ていたんです。
出会ったころのプリクラ。

妻の変顔 見てると
笑えてきて…。

まだまだ頑張れるなって。

(佐久間)娘が好きな子守歌を
耳元で歌うのが日課なんです。

たまに
反応してくれることがあって。

あたし シングルマザーなんで
娘の存在が生きがいなんです。

(カウンセラー)では 恩田さん。

今回 初めて
いらっしゃいましたけど

お話ししてもらえますか?

あっ…。

私の夫は

3カ月前に 事故に遭って。

意識不明になりました。

(せきばらい)

雨の…。

雨の日で。

風も強くて。

看板の下敷きになって。

損傷が ひどくて。

あの…。

こんなことして 意味ありますか?

恩田さん。

ハァ… もう!

(ブレーキ音)

(薫)大丈夫ですか?

私 さっきの。

パンクしちゃって。

よかったら 送りますよ。

寒くないですか?
すいません。

人の不幸を見に行ったんです。

ホント 最低ですね。

みんな そんなもんでしょ。

じゃなきゃ 「人の不幸は蜜の味」
なんて言葉 ないだろうし。

一人じゃないって
思いたかっただけなのに。

みんなが前向きだと
余計 しんどいですよね。

まさか
あんなこと言っちゃうなんて。

まあ 生きてると
まさかってこと あるから。

病気になったり
事故に遭ったり…。

フフ… フフフフ…。

看板が当たるって
すごい確率というか

まさかって思いません?

くじでも
当たったことがないタイプなのに。

ホントに すごい
運が悪いっていうか。

犬のうんち踏んで
滑って 骨折したり。

でも 本人は
至ってポジティブで

「うんち踏んだから 運がついた」
って喜んでるような人で。

ホント 今 話してても
思い出すと笑えるんですけど。

バカだなって…。

♬~

♬~

≪(殿山)嫌ですよ。

先生が お待ちですよ。
(殿山)だって 僕 駄目なんでしょ?

(殿山)分かってますよ。
死ぬんでしょ?

わざわざ そんな話
聞きたいと思います?

内緒で 肝生検したい
患者さんがいるんだけど。

(近藤)内緒?
美川部長の患者さんなの。

なるほど みかりんね
名前は 殿山 俊樹さん。

あれ? もう検査 済んでるよ。

えっ?

勝手に
人の患者の検査しないでよ。

えっ?
殿山さんよ。

いやいや… 私 してませんけど。

何 言ってんの? いい?
≪(阿久津)あっ 部長。 部長。

(美川)何?
(阿久津)ああ ごめん。

ごめんね。 よかったです。
殿山さんの検査していただいて。

あっ 肝臓は
胃がんの転移じゃなくて

原発だって分かったんだよね?

はい。 胃がんと肝臓がんです。

腫瘍の大きさからし
ともに ステージ1です。

何事にも ルールがあるの。

でも あの 消化器外科の方でした
と聞いてますが。

何? 言い逃れ?
いやいや…。

じゃあ 誰っていうのよ?
≪はーい! はい。

ちょっと。
ちょっと失礼しますよ。

失礼しまーす。
いいですか? 失礼します。

私です。

先週から こちらで
お世話になっております

関東医大から参りました
梶山 薫です。

(一同)よろしくお願いします。

すいません 先生
ちょっと いいですか?

先ほどの件なんですけど
何で 転移じゃないって

気付かれたんですか?

あっ…
それは 画像で ご説明します。

お願いします。
すいません。

殿山さんに投与された
抗がん剤のS-1と

オキサリプラチンは 胃には
顕著に効果が見られたのに

肝臓には
効果が見られませんでした。

薬の効き目に差があった
っていうことですよね?

はい。 ですから
どちらも初発のがんではないかと。

ステージ4のまま治療してたら
危なかったですよ。

美川部長 ラッキーでしたね。

失礼します。

うっ。
(光野)強烈なのが来ましたね。

いや~ ホントに
びっくりしました。

ですよね~。

あの家族会には 何で?

私 あの団体で
定期的に ボランティアしてて。

(光野)危険!
わっ!

危険 危険!
何ですか?

ここ 当たり外れ あるんですよ。

えっ? じゃあ 当たりは?

調理されてないやつ。
(光野)豆腐 めかぶ…。

生卵!
いいですね。 のみ込み早い。

やった。

(阿久津)今日は あっち行く。
(光野)はい。

へぇ~ 何か いい感じですね
腫瘍内科。 楽しそう。

医局内の居心地の良さは
トップです。

院内の立場の弱さも
トップですけど。

あっ カレーは いけますよ。

すいません カレー お願いします。
(男性)はい。

もう一つ。
(男性)はい。

前の病院も
カレーだけは おいしかったです。

ちなみに 夫が
オペしてもらったのも

関東医大だったんです。
あっ そうなの? うち?

関東医大の中央病院。
須藤先生に担当していただいて。

ああ だからか。
私 東病院だったから

中央のことは
全然 分からなくて。

ああ そうなんですね。
でも 何で うちに?

えっ?

(女性)お待たせしました。

すいません。
いただきます。

(殿山)先生は 神様です。

ステージ4って言われてたのに…。
ホント ありがとうございます!

よかったですね。

それじゃあ オペまで
ゆっくり休んで。

(奈海)この科って
もっと評価されるべきだよね。

全部 手柄は外科。

(結城)まあ 切って取るって
分かりやすいから

どうしても患者の目には
外科しか映んないんじゃない。

(奈海)うわ~ 冷めてる~。
さすが 外科志望。

メモって。

村井 恵子さん 55歳。
原発不明がん

前の病院で
余命3カ月と宣告されていて

ホスピスを勧められているが
治療方針を探りたいとのこと。

(結城)CT画像 出しときました。
ありがとう。

≪(ドアの開く音)
≪(山本)あっ…。

(山本)遅れて すいません。
迷っちゃって。

(恵子)えっ!?

(恵子)何よ~。
ちゃんと ノックぐらいしてよ。

ご主人ですか?

あっ…
まあ そんなようなものです。

どうぞ。
(山本)あっ はい。

(山本)原発不明がんって
何なんですか?

はい。 原発不明がんとは…。

ああ ちょ… ちょっと待って。

録音させてください。
どうぞ。

原発不明がんとは

原発巣 つまり
がんが最初に発生した臓器が

特定できない
転移がんのことを言います。

じゅうぶんな精密検査をしても

原発巣が不明の場合が
まれにあるんです。

治るんですか?

原発不明がんの場合
手術が難しいため

根治は 望めません。

でも 薬で
コントロールしていくことも…。

そんな。 先生 お医者さんでしょ?

(恵子)山ちゃん。
先生に お任せしましょう。

恵ちゃんを 早く治してください。
お願いします!

3つの「あ」って ご存じですか?
皆さんに お話しするんですが。

がんの治療は
焦らない 慌てない 諦めない。

この3つが大切なんです。

がんと 一生 付き合わないと
いけない場合もあります。

3つの「あ」

焦らない 慌てない 諦めない。

♬~

《匠。 匠》

《締め切り 遅れちゃうよ》
(匠)《うん…》

(匠)
《あっ ちょっと。 見るなって》

《楽しみにしてるね》

《ただいま》
《おかえり~》

♬~

♬~

(雨音)

♬~

(漣・心)ただいま。

(漣)京ちゃんだ~!

(京太郎)おかえり。
(漣)ただいま。

こんばんは お父さん。
(京太郎)できてるよ。

(漣)何書いてるの? ドラマ?

(京太郎)ラブストーリー。
(漣)ラスボスとか出てくるの?

(京太郎)ラスボスは… 運命かな。

(漣)ウンメー。 おりゃー!
ドラゴンスター パーンチ!

おおー!
漣 手 洗ってきて。

洗った!
嘘つく子は

おじいちゃんのご飯 抜きよ。
え~…。

じゃあ また
ハンバーガーで いいよ。

≪(ドアの開閉音)

あっ… お父さん すいません。
寝た 寝た。

心ちゃん。

一人で 抱え込まないでね。
えっ…。

掃除してたら これ見つけて。

あっ…。

一番 大変なのは
心ちゃんだけど

こんな生活を続けてたら

漣が駄目になるよ。

はい。

匠の事故から もう3カ月たつ。

もう…。

お互いに
覚悟しないといけないね。

先日は 申し訳ありませんでした。

皆さんの強さが…。

何ていうか まぶしすぎて
あんな態度をとってしまいました。

ホントに ごめんなさい。

(後藤)やだ…。

本当に 申し訳ありませんでした!

(後藤)痛い… あ…。
(女性)ちょ… ちょっと ちょっと。

(女性)大丈夫!?
(男性)どうしよう!

(女性)ちょっと!?
(女性)どうしたの!?

すいません。 すいません。
医者です。 医者です。

どうしました?
何か 敷くものを…。

横になれますか?
あと 救急車 お願いします。

ゆっくり いきましょうね。
何週目ですか?

痛い!
母子手帳 拝見しますね。

すいません かばん ありますか?

36週。
かかりつけは?

ひので産婦人科
異常所見の記載ない?

軽い妊娠高血圧。
内診してみる。

すいません 男性の方
外に お願いします。

そこのショール お願いします。
ありがとうございます。

ちょっと失礼しますね。

ありがとうございます。
膝 立てますね。

大丈夫ですからね。
ゆっくり呼吸してください。

ハァ… うー!
息まない。 息まないでね。

息まないで
ゆっくり呼吸してください。

脈 とりますね。

(女性)分からないです…。

開いてない。
血圧 下がってる。

仰臥位低血圧だ。
側臥位にしよう。

左手 上にしますよ。
体勢 変えますね。 せーの。

よいしょ。
それ。 大丈夫よ。

硬い。

早剥かもしれないね。

携帯 いいですか?

36週の妊婦。
破水と性器出血があります。

腹部は 板状硬。

早剥の可能性があります。
胎児救急です。

ちっちゃい手。

ちゃんと爪も生えてる。
神秘だね。

あっ お疲れさまでした。
お母さん 大丈夫ですか?

お二人の応急処置のおかげで
助かりましたよ。

少し 手術に てこずりましたけど。
どうかしたんですか?

昔 卵巣腫瘍で
卵巣を1個 取ってたからか

癒着が ひどくて。
ああ そうだったんですね。

卵巣…。
(医師)でも今は落ち着いています。

(医師)ありがとうございました。
とんでもないです。

おめでとうございますと
お伝えください。

(医師)はい。 失礼します。

心先生?
ごめんなさい ちょっと

先に失礼します。
えっ?

今回の検査は 主に
卵巣がんを疑う方に行うものです。

前の病院でも
この検査は 行っていましたが

その時点では
腫瘍マーカーは 陰性でした。

しかし 今回は 反応がありました。

卵巣がんを疑いましたが

画像上では
卵巣 卵管に病巣は認められず

他の臓器にも
腫瘍がないことから

原発
腹膜自体にあると言えます。

病名は 腹膜がんです。

この病気は 女性しか発症しない
10万人に5人以下という

大変 珍しい
希少がんの一つなんです。

治るんですか?

この腫瘍は
おなかにあるんですが

腫瘍自体の性質は
卵巣がんと同じです。

ですから 卵巣がんの治療法が
有効と考えられます。

抗がん剤治療をして
腫瘍を小さくしてから

手術することも可能です。

えっ?
手術… できるんですか?

はい。

本当ですか!?
(恵子)山ちゃん 落ち着いて。

まずは
化学療法 頑張りましょう。

はい!
(恵子)はい。

パクリタキセル
カルボプラチンという

抗がん剤を使って
治療していきますね。

先生。
こんにちは。

(山本)こんにちは。
恵ちゃん 好きなやつ。

ありがとう。

(山本)
恵ちゃん ファイト! ねっ?

では 治療を始めていきますね。

あっ…。

薫先生。
お疲れさま。

お疲れさまです。
私ね

村井さんのオペ
手伝うことになったの。

えっ?
婦人科に どうしてもって頼まれて。

腸管合併切除の
可能性が高いからって。

村井さんのこと
よろしくお願いします。

できる限りのことはする。

あの二人 少しでも長く
一緒にいたいだろうなと思って。

♬~

♬~

ハァ…。

村井さん!
(山本)恵ちゃん 大丈夫!?

先生 大丈夫ですか!?
今から 診察しますんで。

(渡辺)あちらで お待ちください。
村井さん。

ちょっと ごめんなさいね。

アナフィラキシーショック
起こしてる。

分かりました。
アドレナリン 急いで。

あと 点滴 リンゲルに代えて。
急速で。

お薬 打ちます。

ハァー ハァ…。

外しますね。

先生 もう大丈夫です。
あと 1クールですよね?

今の抗がん剤
もう使うことができないんです。

でも
確実に効果が見られてるって…。

アレルギー反応を
起こしてしまったので

同じものを
使うことはできないんです。

ドセタキセルという お薬に代えて
試してみましょう。

分かりました。

手術の日程は ずらしますね。

お薬を代えますので

後で 同意書に
サインをいただけますか?

あっ 代わりに 僕が。
お願いします。

先生 後で 書いてもっていきます。

分かりました。

「再度 皮疹・呼吸苦などの
アレルギー症状が出現」

≪(ノック)

村井さん。

失礼します。

先生 すぐには
手術できないんですか?

今の状態では 難しいです。

じゃあ…。

もう いいです。

何もしなくて いいです。

村井さん。

3つの「あ」を
思い出してください。

焦らない 慌てな…。

諦めます。

もう少し 頑張ってみませんか?

村井さんの腹膜がんは

きちんと抗がん剤治療を
完了させれば 手術…。

変に 期待とか希望とか
持たせるようなこと

言わないでください。

そういうのに
何度も 振り回されて

裏切られてきたんです。

治るかも分からないのに
苦しい治療 続けるんだったら

もっと他のことに
時間を使いたいんです。

やっと一緒になれたんです。

やっと 彼と一緒に。

再会して

すぐに 彼が 若年性認知症
患ってるっていうことが分かって。

だから 私 プロポーズしたんです。

返事は ずっと
もらえてないんですけどね。

忘れちゃったんでしょうね。

先生。

気付かれましたよね?

彼のこと。

(恵子)
私のことも忘れていくんですよ。

彼の記憶には リミットがあるの。

だから 記憶のあるうちに

彼と楽しい思い出を
つくっていきたいの。

だから

治療はしません。

ごめんね 急に呼び出しちゃって。

早速 新しい職場で問題か?

腹膜がんの患者さんなんだけど。

腹膜がん?
君の担当じゃないよな?

婦人科のオペ
手伝うことになったの。

どう思う?

腸間膜まで
浸潤しちゃってるよね…。

全部 取り切れるかな?

2人が 初めて出会ったのは?

山岳部の新歓?

ピンポーン。

じゃあ う~ん 初めてのデートで
2人が食べたものは?

それは さすがに覚えてないよ。

え~ ほら わざわざ並んで
食べに行ったじゃない。

う~ん…。

(山本)えーっと…。

ティラミスだから。

思い出した?

そんなこともあったっけ…。

じゃあ 次。

30年ぶりに再会したとき
山ちゃんが言った言葉。

それは 分かるよ。

「変わんないね」

違うよ。 「老けたね」だから。

ひどいよ。
ホント 嫌んなっちゃう。

(恵子・山本)ハハハハ…。

ごめん。
(恵子)ホントに もう…。

ごめん。 ハハハハ。
(恵子)ホントに もう…。

嫌になっちゃった。

今までの時間
全部 無駄になっちゃった。

何が?

病気のことで
一喜一憂したくないの。

もう 疲れた。

治療しないことにしたから。
(山本)ちょっと待ってよ。

だから 山ちゃんには
しっかりしてもらわないと困るの。

待って!
(恵子)山 行きたい。

海も行きたい。

残された時間
一緒に いろんな景色を見たい。

あたしが いなくなっても…。
(山本)駄目!

駄目だよ。
そんなこと二度と言うな!

どうしたの? 疲れてるわね。

そうですか?
肌も乾燥してるし。

その口紅の色も合ってない。

民代さんは
お元気そうで何よりです。

そりゃそうよ。 今日は
幸せのお薬 もらえるんだもん。

はい。 たくさん ちょうだいね。

30日分 お出ししておきます。

ハァ~ これで 気持ち良く眠れる。
よかったです。

私たちみたいな がん患者はね

毎晩 あしたの朝を迎えるのを
願って眠るの。

そして 朝になって
恐る恐る 目を開ける。

真っ赤な太陽 見て 思うのよ。

今日も あしたの朝を
迎えられるように

精いっぱい生きようって。

悪くないでしょ?

(民代)ヘヘヘ…。

(前園)村井さん
治療 拒否してるんだって?

はい。 ご本人は
手術を望んでいたんですが…。

(前園)今の状態でオペするのは
リスクが高すぎるね。

退院手続きも とられていますが

もう一度 ご説明してみようかと
思ってます。

オペ やりましょう。

患者さんの希望 かなえませんか?

(前園)だから
癒着がひどくて難しいでしょ。

無理にオペして
取り切れなかったら

予後に影響がある。

でも このままだと
いずれ腸閉塞になりますよ。

(前園)患者さんの体に
負担はかかる。

大丈夫です。
腹膜全摘の経験もあります。

腫瘍内科の見解は?

(山本)追い出されました。
一人になりたいって。

そうなんですね。

手術は 絶対 無理なんですか?

選択肢が あるにはあります。

えっ?
ですが 非常に難しいです。

ご本人に お話しするか

山本さんに
ご相談したいと思いまして。

先生。

僕は 無力です…。

すいません。

山本さん。

村井さん。

すみません。 村井さん。

あ… 何なんですか?

ホントに すみません。

(恵子)何なの?

(山本)はい。

先生が 深呼吸しようって
提案してくれたんだ。

ここ 意外と悪くないんですよ。
ねっ。

とめますね。

あっ。

♬~

♬~

(深呼吸)

(深呼吸)

(息を吸う音)

恵ちゃん。

あのう…。

♬~

恵ちゃん 結婚してください。

(山本)無謀だってことは
分かってる。

来年の今日 僕は
君を忘れてるかもしれない。

でも 恵ちゃんのいない
あしたは 考えられない。

だから…。

ごめんなさい。

謝って プロポーズする人
いるかな。

♬~

♬~

♬~

♬~

《やどりぎの会って
ご存じですか?》

《聞いたことないね》
《患者さんと そのご家族が

集まって 意見交換するんです。
よかったら ぜひ》

♬~

♬~

《大丈夫ですか?》

《婦人科に
どうしてもって頼まれて》

《村井さんのオペ
私も参加させてください》

(前園)《関係ないでしょ》

《先生。 お願いします》

 

 

♬~

執刀医は とても優秀な先生です。

(看護師たち)
よろしくお願いします。

お願いします。

♬~

♬~

(前園)切除断端出血は どう?
(婦人科医)大丈夫です。

(前園)梶山先生 お願いします。
はい。

お願いします。
(一同)お願いします。

鑷子。
(看護師)はい。

こっちの腸管の癒着から
外しましょう。 ケリー。

(看護師)はい。
(外科医)こっちに鑷子ちょうだい。

ここ。 ここ開いてくよ。
(外科医)はい。

♬~

(外科医)先生
どうするんですか? この出血。

ここを剥離できれば…。

よし このまま突っ切るよ。
メッツェン。

(外科医)出血は?
全部 取ってから止める。

先生 ちょっと出血します。
(麻酔科医)はい。

もっと ちゃんと吸引して。
(外科医)はい。

医者なのに祈るしかできないって
しんどいですね。

よし もう取れるよ。
はい ここ切って。

(外科医)はい。
よし 取るよ。

♬~

≪(山本)先生!

(山本)先生 恵ちゃんは?
手術 無事に終わりました。

(山本)ありがとうございます!

先生 ありがとうございます。

頑張られましたよ。

村井さん 順調ですよ。

よかった…。

また 彼と一緒に
山に登ろうって話 してるんです。

ゆっくり休んで 体力つけてから。

はい。

先生 私
ホスピスに行く予定でした。

治らないって言われてたのに
何で 受け入れてくれたんですか?

治る 治らないじゃないんです。

患者さんの人生に寄り添うのが
私たち腫瘍内科医の仕事です。

(山本)3つの「あ」
焦らない 慌てない 諦めない。

これ いっつも聞いてたんです。

3つの「あ」 いい言葉ですね。

ええ。

先生。

(恵子)ホントに
ありがとうございました。

♬~

4つ目の「あ」ですね。

えっ?

ありがとう。

(深呼吸)

≪(息を吐く音)

あっ…。
フフフ。

あ~…。
久しぶりに 空気 おいしい。

薫先生のおかげかも。

フフフ… 何それ。
大げさ。

(深呼吸)

(須藤)
《しっかり吸引しろ。 こっちだ》

《先生 このままパッキングして
ダメージコントロールにしますか?》

(須藤)《出血部位を縫合する》
《でも もう

かなりの出血量ですよ》
(須藤)《いい。 縫合止血する》

《先生 無理なら
パッキングしましょう》

(須藤)《よし。
私は 次のオペがあるから

あとは 梶山先生 お願いします》
《はい。 場所 代わって》

(須藤)《縫合部位は そのままで》
《はい》

《まだ じわじわと
出血がありそうね》

《追加で 上から
パッキングしましょう》

《タオル ちょうだい》
(看護師)《はい》

(心電計の警告音)
(医師)《え… ちょっと》

《このままじゃ
心停止になるかも》

《えっ?》

《パッキングしすぎた?》

(須藤)《もともと
損傷が ひどかったんだ》

《君のせいじゃない》

♬~

♬~

こないだは ありがとう。
うまくいった。

結構 大変だったろ?
あの腹膜がんのオペ。

怖かった。

久々のオペだったし
仕方ないよ。

なあ。

彼女がいる病院だよな?

バレたか。

何のために近づいてるんだ?

♬~

♬~