ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

相棒シリーズ X DAY 田中圭、川原和久、国仲涼子、別所哲也… ドラマのキャスト・音楽など…

『相棒シリーズ X DAY』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. データ
  2. 中山
  3. 指紋
  4. DAY
  5. 芹沢
  6. 銀行
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  9. 捜査
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  13. ネット
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  17. 上司
  18. 提出
  19. 捜査本部
  20. お前

f:id:dramalog:20200108221550p:plain

『相棒シリーズ X DAY』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

相棒シリーズ X DAY[字]

相棒キャスト総出演!異色コンビが国家の陰謀に挑む!!

詳細情報
◇番組内容
銀行のシステム部に勤務する男が転落死した。現場にやってきた伊丹(川原和久)は、サイバー犯罪対策課の岩月(田中圭)に出会う。岩月らはこの男を不正アクセス容疑でマークしていたという。クールな岩月に怒りを露わにする伊丹だが、やがて2人は巨大な権力の闇へ迷い込んでいく…。
◇出演者
田中圭、川原和久
国仲涼子別所哲也深水元基、戸次重幸、関めぐみ矢島健一田口トモロヲ宇津井健木村佳乃鈴木杏樹、大谷亮介、山中崇史、山西惇、六角精児、神保悟志原田龍二小野了片桐竜次
水谷豊、及川光博
◇監督
橋本一
◇脚本
櫻井武晴
◇音楽
池頼広

 

 


♬~

♬~

(パトカーのサイレン)

(クラクション)

(警察官)ご苦労さまです。

♬~

(米沢 守)どうも。

死亡推定時刻は
昨夜の9時前後だそうです。

(三浦信輔)東京明和銀行か…。

そこのシステム部が
このビルに入るそうです。

(伊丹憲一)被害者も
システム部の人間みたいだな。

中山雄吾…。

(芹沢慶二)これは… お金。

帯封ですね。

っていう事は100万。

それぐらいはありそうだな…。
被害者の金か?

所持していた財布に

金が抜かれた形跡は
ありませんでした。

それから
これなんですけども… これ。

(米沢)恐らく 封筒ですね。

つまり 帯封のついた100万が
封筒に入ってた…。

誰の金だろう?

それ以前に なんで 死体のそばで
100万が燃えてんだ?

ここから落ちたんでしょうなあ…。

それから ここに
争ったような痕跡がありました。

ゲソ痕は?
乱れすぎで 採取は不能です。

(芹沢)米沢さん!
(米沢)はい。

これ 被害者の所持品ですよね?
(米沢)ええ。

これで
100万に火つけたんですかね?

(米沢)わかりませんが

被害者の指紋しか
ありませんでした。

おい なんか 呼んでんぞ。
(芹沢)え?

♬~

(小田切亜紀)こんな投稿が
あちこちにありました。

(岩月 彬)削除依頼が
出されたみたいですね。

(亜紀)ええ。 動画以外で
投稿されたものは

復元出来ました。

これと同じデータで
投稿者は 全部この人。

「justice11」。
アップロードされた日も同じ…。

これって
なんのデータですかね?

わかりません。

これが
接続記録から割り出した端末。

接続した端末がバラバラだ。

多分 これ全部 他人の端末を
経由して投稿したんです。

その不正アクセスの容疑で
1週間 ずっと

このjustice11を
追っていました。

justice11は

個人の端末を
何台も経由していますが

最終的に 中山のパソコンに
たどり着きました。

その中山が
死体で発見されたと聞いて

驚きました。

じゃあ もしかして これ
中山の銀行の情報ですか?

…かもしれません。

不正アクセスで 銀行の情報を
あちこちに流していた男が

殺された…。

どういう事だ?

さあ…。 じゃあ
あとは よろしくお願いします。

えっ ちょっと待った。
はい。

「はい」じゃないよ。
これから 中山の家の捜索だ。

そうですか…
よろしくお願いします。

いや だから 待てって!
あんたが追ってる

不正アクセスに繋がるブツだって
出るかもしれねえだろ?

その場合は あとで
鑑識に伺います。 お気遣いなく。

あんたに気は使ってないよ。

その可能性があるなら

サイバー犯罪対策課の人にも
立ち会ってもらった方が… ねっ。

いや… でも 殺人事件の押収は
僕の仕事じゃないですし。

あのさ あんたも1週間
あの男を追ってたんだろ?

はい…。

だったら なんで殺されたか
気になるだろ!?

おっしゃってる意味が
よくわからないんですけど。

なんで わかんねえんだよ…。

不正アクセスの被疑者を
特定するまでが 僕の仕事です。

あとは
被疑者死亡で送検するだけです。

だけじゃねえだろ…。
人ひとり 死んでんだぞ!

だから 殺人犯の特定は

あなた方
捜査一課の仕事ですよね?

(三浦)もういい!

じゃあ 何か もし 不正アクセス
繋がりそうなブツが出たら

鑑識から報告させますから…。

いいや…
お前みたいな やる気のない奴に

大切なブツは 一切 渡さねえ!
全部 捜査本部でもらう!

どけ! 邪魔だ どけ!

は?
なんなんですか? あの人。

まあ… ああいう奴なんですね。

立ち会った方が
いいと思いますよ。

♬~

はい どうも。

(芹沢)中山さん 独身でしたよね?

女がいたみたいだな…。

(米沢)めぼしい情報は
ありませんなあ…。

いいですか?

あの… そのパソコンに
こういったデータは?

(米沢)うーん…
いや ありませんでした。

…だとすると 消されたか
持ち去られたかですね。

本当に 中山が

justiceなんとか
なのかねえ…。

この端末に侵入した形跡は
ありますか?

ん? あ… いや…
ちょっと待ってください。

justice11を追っていくと

中山のパソコンの1つ前の端末が
これなんです。

ああ 確かに これらに
アクセスされた記録があります。

やっぱり。 中山が
justice11でしたよ。

へえ~…。

このパソコンって
うちで押収してもいいですか?

ええ あとで書類を頂ければ。
わかりました。

米沢。

大切なブツを
やる気のねえ奴に渡すな。

必要な場合は いつでも
サイバー犯罪対策課に

来てください。
見せて差し上げますから。

先輩! 作業に集中しましょ。

…っていうか
あいつ 帰りやがったよ。

(米沢)おや?
これは気になりますなあ…。

この指紋 この部屋で
何かを捜していたかのようです。

同一人物の指紋か?

(米沢)位置関係から見て
その可能性は高いですね。

中山さんの指紋じゃ
ありませんね。

違います。 前科もありません。

この部屋に出入りしてた
女の指紋じゃないのか?

いえ…。 ちょっと 失礼。

(米沢)例えばですね

こういったものに付いていた
指紋とも違いました。

じゃあ 誰のだ?

(亜紀)justice11の端末に
間違いありませんでした。

(九条弘毅)では

justice11こと
中山雄吾が漏洩した情報が

彼が勤めていた
銀行のものかどうか

裏づけしてください。
(岩月・亜紀)はい。

(亜紀)明日 また 東京明和銀行の
本店行くんですか?

はい。 流れてたデータが
そこのだったら やっと送検です。

(亜紀)でも
まさか殺されてたなんて…。

おかげで
捜査一課と絡んじゃいましたよ。

しかも 一人
性格に問題のある刑事がいて…。

かゆい… かゆい…。

ちょっと… 指紋採取中ですよ。

誰かが噂してる… かゆい…。

どんな体質してんですか…。

(米沢)おお ビンゴです。

中山さんの部屋を探っていた
指紋が

中山さんの鞄からも出ました。

中山さんの鞄と部屋から
正体不明の指紋か…。

被害者は 誰かに調べられていた
って事ですかね?

(三浦)指紋といえば
ここから 指紋採取出来たか?

(米沢)えー…
大方 焼けてしまってますが

現場に残されていた1万円札です。

それで この部分…
ここが封筒です。

1万円札からは 複数の指紋

封筒からは
2つの指紋が出ましたが

前科のある指紋は
ありませんでした。

封筒から出た指紋A Bは

その形状から 同一人物ではなく
2人分の指紋だと思われます。

そのうちの指紋Aは
1万円札にもありましたが

Bの指紋は 被害者
中山雄吾さんのものでした。

つまり この札束はですね

Aの指紋の人物から
中山さんが受け取ったものだと

推測出来ます。

受け取った札束を
なぜ 中山さんが燃やしたのかは

これは謎です。

(管理官)えー では
それぞれの班に分かれて

指示に従ってください。
(一同)はい。

(芹沢)先輩 別班ですね
気をつけて。

おう。

(芹沢)お願いします。

八重洲署 橋口 毛利。
マルガイの女性関係。

(橋口・毛利)はい。

本部 那須 谷。 マルガイの取引先。
(那須・谷)はい。

本部 三浦 芹沢。
マルガイの両親。

(三浦・芹沢)はい。

本部 伊丹。 八重洲署 渡辺。
マルガイの勤務先。

(伊丹・渡辺)はい。

本部 前島。 八重洲署 戸塚…。

(戸張弘成)海外からの
サイバーテロを防ぐ法律。

片山先生が
数年前から提出している法案です。

これが通れば

インターネットの匿名性は
完全になくなり

誰が何を検索したのかすら
政府が丸裸に出来ます。

(片山雛子)
そういうご批判があり

この法案が いまだに通らない。
自覚してるつもりです。

今日も そういうお話でしたら
せっかくのお料理も

美味しくいただけそうに
ありませんわ。

日本政府へのサイバー攻撃
最近もありましたよね?

衆院参院 外務省の機能が
一時ストップしました。

ええ。
非常にセキュリティーが甘い。

日本政府と回線を繋ぐ事に
不安を表明している国もあり

先生のお怒りは
ごもっともだと思います。

つきましては 出来るだけ近々

勉強会を
開いて頂けないでしょうか?

…ありがたいお話です。

わたくしの金融委員会の
数少ないつてで

金融関係の方々にも
参加頂きたいと思っています。

では 財務省金融庁の方も
参加されるんですね?

ええ そのつもりです。

どういう風の吹き回しだと思う?

財務省族議員
これの勉強会だなんて…。

出来るだけ 財務省
有利な法案にするつもりでは?

彼 私が言った「金融庁」を
否定しなかったわよね…。

では 先生の法案に
興味を示したのは… 金融庁

ねえ 金融関係で…
例えば そうねえ…。

情報漏洩などの
不備がなかったかどうか

調べてもらえる?

♬~

(ため息)

(角田六郎)しかし まあ…
手伝ってほしい時に

休暇中なんだよなあ…。

(大木長十郎)杉下警部の休暇って
想像つきませんね。

今頃 ロンドンだ。
(小松真琴)ロンドン? なんで?

知らないよ…。 っていうか
お前ら 本当に泊まるのか?

(大木)ええ。 うちに帰っても
気が立って眠れないんで…。

ったく… シマ広げてまで
シャブの買い占めしやがって。

なんで 急に
羽振りよくなったんでしょう?

このヤクザ。

どうせ
明日の一斉摘発でわかるよ。

(アナウンサー)「大手都市銀行
東京明和銀行の全国の本支店で

昨日の窓口終了後から

ATMやインターネットでの
金の出し入れが

出来ない状態である事が
わかりました」

「親会社 TMBCフィナンシャルグループは
昨日

為替取引に関するシステム障害が
原因の可能性が高いと

発表しました」

「復旧については
現在 調査中としていて

他の銀行での振替出金を行うなど
対応に追われています」

♬~

だから 緊急事態なんです。
お金 下ろせないんです。

(陣川公平)東京明和銀行ですね。

今日中に精算してくんないと
一文無しになっちゃう!

ああ そういう人ね
今日で20人目ですよ。

じゃあ 俺の領収証
これ 精算いつ終わるんですか?

えー…
1週間後を予定してます。

無理 無理 無理 無理…
餓え死ぬ!

あっ 優しい先輩に
融通してもらってください。

三浦さんは 妻子持ちだし
伊丹先輩は 優しくないの。

もう とにかくズルはいけません。
順番です。

いや そこをなんとか…
陣川さん!

何よ?

刑事になれるように推薦するから。
(陣川)えっ…。

権限もないのに
言わないでくださいよ!

陣川さーんっ!

(男性)一体 どうなってるんだ!?

(銀行員)NGA共和銀行では
振替出金は出来ますが…。

(渡辺)なんか 最近
銀行のシステム障害多いですね。

コンピューターなんかに
頼るからだよ。

(銀行員)申し訳ございません。

殺人には興味なかったんじゃ
なかったのか?

不正アクセスの裏づけです。

(朽木貞義)朽木です。

殺された中山さんの上司
という事ですね?

はい…。

あの…
本当に殺されたんでしょうか?

可能性は高いと思ってください。

では 早速ですが…。
これを。

あっ…。

心当たりがあるんですね?

もしかして これは…。
この銀行の情報ですか?

…はい。

どのようなデータでしょうか?

何か 言えないような極秘の…?

あっ いや…
あの… 対策マニュアルです。

対策マニュアル?

ええ…
システム障害が起きた時の。

システム障害…?
現在 こちらで起きてるような?

ええ…。
その数字とアルファベットが?

例えば 当行で
入出金出来なくなった分を

どの銀行で振り替えるかとか
そういう…。

つまり それは
システム障害が起きた時の

全銀システムの
シミュレーションデータ。

全銀システム?
あっ 全銀システムというのは…。

説明は結構です。 わかります。

あの… 中山のパソコンに
このデータがあったなら

全部 返してほしいんですが…。

いえ それは
ネットに流れていたのを

復元したものです。

という事は 中山さんなら

このデータは
手に入るという事ですね?

ええ。 このデータを作った
一人ですから。

あの… 本当に それは
ただのマニュアルですか?

は?
あっ いえ…

ただのマニュアルを
なんで 中山さんは

ネットに流したのかと…。
それも あちこちに。

さあ…。

あの… ネットに流れていた
このデータは

頻繁に 削除依頼が
出されていたんですけど…。

えっ?

えっ… 銀行が出した依頼じゃ
ないんですか?

ひょっとして

情報が流されていた事を
今 知りました?

…はい。

このマニュアル
全部 提出してもらいます。

えっ?
何か?

中山が殺された事と
関係があるんでしょうか?

それを調べるためにも
お願いします。

しかし…
ただのマニュアルですよ?

でしたら
提出してもらえますよね?

♬~

提出してもらうデータは
まず こちらに渡してくださいね。

不正アクセスの送検が終わったら
すぐに捜査本部に渡しますから。

聞いてます? 伊丹刑事。

あんたら 専門の捜査官でも
1週間かかったんだよな…。

はい?

情報をネットに流したのが
中山だって わかるまで。

まあ… ええ。

なのに あの朽木って上司

情報を流したのは
中山だって知ってた。

そのくせ 情報が流れた事は

今まで知らなかったって
言いやがった。

なんで隠すんだ?

まさか これが殺害の動機…?

(渡辺)伊丹さん!

提出してもらいました。
じゃあ まず我々が…。

これが動機なら
ただのマニュアルじゃないはずだ。

そこまで言うなら
捜査二課に頼みましょうよ。

捜査二課?
漏洩されたデータが

ただのマニュアルか
殺されるほどの情報か

二課の財務捜査官に分析して…。
冗談じゃない。

それで もし何か出たら

事件自体を 二課に
持ってかれちまうだろうが!

持ってかれる?
くだらない縄張り意識ですか。

事件の本筋を持ってかれたら
殺しの捜査がしにくくなる。

あんたは現場を知らないだけだ。

財務捜査官は
僕と同じ専門捜査官です。

だから なんだ?

あなた方 現場の人は
いつもそうだ。

我々 専門捜査官を
道具として使うだけ使って

協力しようっていう気が
まるでない。

ああ あんたと
協力する気はないね。 行くぞ。

そのデータ
まず こちらに渡してください。

断る。 どけ。
渡してください。

(三浦)また ケンカしてるのか?

(三浦・芹沢)どうも。

おい これ 捜査本部に届けてくれ。
は?

いいから 早く。
あ… はい!

いや ちょっと待って…。
おーい こら~。

で なんの捜査だ?

被害者の両親に聴取したら

恋人が同じ銀行にいるって
聞いたんで。

その恋人を聴取するんなら
俺も交ぜてくれ。

いいけど…
そっちの持ち場 大丈夫か?

よっ… じゃあな~。

あっ なら
ご一緒に どうですか?

殺人捜査は
僕の仕事じゃありません。

感じ悪いだろ?

行きましょう!

(三浦)ご存じですよね?

(麻生美奈)はい。

交際されていたとか?

まさか あんなとこから
落ちるなんて…。

(芹沢)殺された可能性があります。

殺された!?
まもなく発表されます。

あの…。

こちらに見覚えは?

なんのデータです?

この銀行のマニュアルだそうです
システム障害が起こった時の。

中山さん
これをネットに流していたんです。

心当たりがあるんですね?

麻生さん。

システム障害の
対処マニュアルなら

私がいる 法人営業部では
見る機会はありません。

♬~

恋人なのに なんか
ちょっと冷たいですね。

(三浦)事件に

巻き込まれたくないのかも
しれないな…。

だとしたら いけすかねえ女だな。

(芹沢)残念ですね
ルックスは 先輩の好みなのに。

この削除依頼を誰が出したのか
調べたいんですが…。

(九条)東京明和銀行じゃないの?

違うと言っていました。

(九条)システム障害の
対処マニュアルだって

先方は 供述してたんだよね?

ええ。 でも
捜査一課は疑ってるようです。

岩月くんは どう思ってる?

捜査二課に 分析を
お願い出来ないでしょうか?

疑ってんだ…。 うん。
中園参事官に相談してみよう。

ありがとうございます。

田切さん

ネットから拾った これ
まとめてもらえますか?

もう出来てます。

(内村完爾)これを分析?
(中園照生)はい。

サイバー犯罪対策課の
九条課長が。

八重洲署管内の殺人と
関係があるのか?

…かもしれません。

じゃあ 殺人捜査に

サイバー課の
助けを借りる可能性もあるな。

今のうちに 売れる恩は売っとけ。
はっ。

♬~

手入れだー!

(小松)動くな! 警察だ!

(大木)はい
携帯 パソコン 触るな!

♬~

(構成員)おい メガネ!
てめえ 覚悟出来てんだろうな!

この野郎!
おい!

なんだよ お前…!

♬~

買い占めたね こりゃ…
おいおい! こらこら こらこら!

証拠品… 証拠品だよ!

(角田)お前は… こら!
このバカタレがっ!!

♬~

よーし お前でいい!
一緒に確認してもらおうか。

♬~

おらっ!

いいか?
これが青くなったら覚せい剤だ。

なったねえ。
はい 13時6分 覚せい剤

(大木)はい 確保!

(小松)課長! ちょっと
こっちの部屋 見てください。

♬~

なんだ こりゃ。

すごいね…。

(小松)
トレーディングルームだそうです。

へえ~… 村岡証券にいたの?

大企業じゃない。

そこ辞めて
なんで ヤクザに雇われてんの?

(神林直樹)引き抜かれて。

暴力団だなんて知らなかった。

(角田)でも 知ったあとも
抜けなかったって事だよね?

抜けられなかったんです。
脅されて。

損失を出すと
何をされるか わからないから

儲けるのに必死で。

じゃ その恐怖心のおかげかな?

(角田)一日に
何億も儲けた日があるね。

おかげで 桂井企画は

君を引き抜いてから
急に羽振りがよくなった。

覚せい剤
買い占めようとするほどね。

まあ そのせいで
我々の目に留まっちゃったけどね。

しかし よくまあ
これだけ儲けられたね。

どうやったの?

インサイダー取引

…かどうか
はっきりさせるために

ここを ちょっと
調べてもらえないですかね?

摘発に入った 桂井企画の
トレーディングルームです。

あら。
あっ!

らしくないとこで
お会いしますね。

それは こっちのセリフだよ。
人殺し専門が なんの用だ?

最近の殺人捜査は
ハイテクなんですよ。 じゃ。

ハイテクって お前…。

(大河内春樹)角田課長。
(角田)大河内監察官…。

少し よろしいですか?
緊急なんですが。

あ… わかりました。

被害者の上司が提出した
マニュアルだ。

まあ そういう事でしたら
お預かりします。

僕も 言いすぎたと
後悔していました。

すい…。
俺は 言いすぎたと思ってないし

後悔もしてない。

なんなんですか? あなた。

照合してくれ。
あんたがネットで拾った これが

本当に それなのか。

あの上司が 素直に提出したとは
どうしても思えない。

なんでも疑う
現場の刑事らしい発想ですね。

褒め言葉はいいから
早くしてくれ。

褒めてませんよ 今 忙しいんで…。
いいから早く。

こっちには
こっちの仕事があるんです。

そうかい。
じゃあ こっちで調べるよ。

おい。 このデータはどこにある?
誰が持ってんだ?

ちょっと やめてください。
ガラが悪いですね。

捜査一課の刑事だからねえ…。

あんたか? え? あんた?

ありますよ ここに。

貸せ。

こっちでやります。
お望みどおり 今すぐ。

最初から そう言えばいい。

どうせ 一課で照合しても
わからないでしょうから。

ひと言 多いんだよ。

んー…。

気が散ります。 出てってください。

終わったら連絡しま…。
やだね。

これが 殺しの動機なら

誰かさんと違って
俺は気になるんでね。

僕と違って あなたが見ても
何もわからないと思いますけどね。

(大河内)
そちらに任意同行されている

神林直樹には

3年前 警視総監賞を受けた
経歴があります。

警視総監賞…。

まあ 民間人にも
授与出来ますからね。

彼が証券会社にいた頃

顧客の家に入った空き巣を
捕まえた功績です。

なるほど。
それは表彰されるわけだ。

その彼が 今 暴力団
雇われているというのは

事実ですか?
ええ 本人も認めています。

では 私の調査に
ご協力ください。

はい?

警視総監賞受賞者の非行には

我々 監察官の
報告書が必要ですから。

この2つ 書式は似てるけど
明らかに違うものです。

じゃあ やっぱり
朽木って上司が…。

ええ。 似て非なるものを
提出したみたいです。

でも これ どう見たって
ただの全銀データですよ。

そうだ…。

全銀システムって なんだ?

本当に知らなかったんですか?
悪かったな。

あんたとは
頭の出来が違うんだよ。

それで よく あの上司
聴取しましたね。

お前が 質問する隙
与えなかったんだろ!

説明しろよ!

とても ひと言では
説明出来ません。

頭がいいなら
ひと言で説明してみろ。

日本中の金融機関を繋いでる
コンピューターシステム。

へえ~…。

今ので わかったんですか?
学習能力が高いんでね。

つまり 金融機関相互の
内国為替取引データです。

だから そういう難しい事を
言うんじゃねえよ。

学習能力 高いんですよね?
つまり どういう事だ!

つまり 人を殺すほどのデータでは
ないって事です。

いや 殺しの動機は きっとこれだ。

根拠は なんですか?

学習能力が高い刑事の勘だ。

説得力ゼロですね。

よし 朽木の指紋を調べてやる。

指紋? どういう事です?

自分で考えろ。 頭いいんだろ?

♬~

警察庁
参加してもらえるわよね?

勉強会。

(神戸 尊)通る可能性の高い法律の
勉強会に参加するのは

警察庁にとって
利益にはなりますが…

いいんですか?

(雛子)ええ。 法律が通ったあと

財務省
利権を持っていかれるくらいなら

総理の息の届く警察庁に… ね。

(神戸)なるほど。
総理補佐官らしい発想ですね。

しかし なんで

財務省は 突然 この法案に
興味を示したんでしょう?

(雛子)その事なんだけど

ちょっと気になるデータが
ネットに流れていたの。

♬~

お久しぶりです。

はい。 ええ… ですから
この時間に電話しました。

そちらとは
時差がありますからね。

9時間も。

えっ? 8時間?
あっ 今 サマータイムでしたね。

はい。 急なお願いで すみません。

添付ファイルの方は
見てもらえました?

ええ ええ…。
それを知りたいと思いまして。

それが 一体 なんのデータなのか

昔 捜査二課にいた あなたなら
分析出来るんじゃないかと…。

はい。
ええ まあ そんなところです。

いやいや… いや お言葉ですが

人使いの荒さでは
あなたには かないませんよ。

(アナウンサー)「…銀行のシステムを
新社屋に移すにあたっての

ネットワーク構成の
不備だったと発表しました」

「今朝の会見で 東京明和銀行頭取
久松信義氏は

ご迷惑をかけた皆様に謝罪し

トラブルのあった
システムについては

再度 徹底的に検証し
今後 こういったトラブルが

起きないよう努めたい
と話しました」

(中園)は?
(内村)「は?」じゃない。

一課の捜査に
二課を巻き込んだのは 誰だ?

あっ いや… それは
刑事部長のアドバイスで…。

捜査本部に
一課と二課の管理官を突っ込んで

混乱させたいのか?

いやいや そんな事は…。

一課と二課の参事官は 誰だ?

わたくしです。

その場合 捜査本部長に
最もふさわしいのは?

わたくしです。
うん。

我々も 捜査本部に呼ばれました。

(ため息)

ついては
不正アクセス容疑の このデータ

全て ネットから拾ってあります?

(亜紀)はい。 今 岩月捜査官が
最終確認しています。

(九条)削除依頼を出したのは
誰かわかってますか?

その依頼を出した端末の
接続情報を

サイトの管理者から
提出させています。

あっ…。

justice11が
まだ生きてます。

新しく投稿されたデータです。

データは以前と同じで
投稿された日が…。

中山が死んだ2日後です。

つまり justice11は
被害者以外にもいるって事か。

はい。
今 その端末を調べています。

(中園)わかった。
次に 東京明和銀行が提出した

このデータについて。

はい。
それも 我々が調べた結果…。

それについては
我々 捜査一課から。

(中園)ああ。

被害者の上司 朽木室長が提出した
そのデータ

ネットに流されたものとは
別物だとわかりました。

(中園)なんで上司は
虚偽のデータを提出したんだ!

わかりません。
再度 聴取するつもりです。

(中園)えー 各班長の指示に従い

隙のない調書を作成してください。

次回 捜査会議は 今夜10時。
散会!

(一同)はい!

お前だろ? 二課に分析頼んだの。

離してください。 それが何か?

おかげで 班が増えちまった。

いいか? 捜査が細分化されると
全体像が見えにくくなる…

って こら! 聞けよ…。
(班長)本部 佐藤。

八重洲署 橋口。
はい。

銀行システム障害と事件との関連。

結局 捜査本部
来ちゃいましたね。

あの人と同じ班に
ならなかっただけ よかったです。

本部 三浦 芹沢。
(芹沢・三浦)はい。

新たなjustice11の特定。
(芹沢・三浦)はい。

あっ うちでは 小田切捜査官が
分析を始めています。

早速 行ってみます。

本部 前島。 八重洲署 渡辺。
はい。

不明指紋の特定。
はい。

あっ ああ そうか…。

ああ そうか
二課が 1人入った分…。

自分は結構です。
え?

1人で。 やりたい事もあるし。

ああ こっちも
1人余ってるみたいですよ 班長

(班長)そうか。 じゃあ
こっちにお願い出来ますか?

了解しました。
じゃあ 伊丹くん あっちで。

一課の伊丹です。 よろ…。

嘘…。

(芹沢)いいんですか? あの2人。

(三浦)デカなんてのはな
現場でわかり合うしかねえんだよ。

わかり合えるかなあ…?
ハハハハ…。

♬~

あ? 民間の給料日って まだだろ。

ああ。 やっとシステム障害から
回復したからですよ。

ああ。 やっと みんな
金が下ろせるからか。

のんきですね。 きっと
口座を解約する人たちです。

解約? なんで?

なっ… なんで?

行きますよ。
あっ お前 こら

今 バカにしたろ?
俺の事 バカにしたよな?

勘がいいですね。
おお 勘はいいよ。

俺はな 勘でやってきたんだ。

この辺りは まだ
バブルの名残が残ってますね。

もう1つ向こうか。
近いと思っても遠いな 意外に。

(大河内)3年前
警視総監賞を受けて

すぐ辞めています。

(飯村)それが 何か?

直属の上司だった あなたなら

彼の退職理由を
ご存じではないかと思い

こうして伺いました。

彼 何かしたんですか?

すいません。
申し上げられません。

お話し頂けないような事情でも
あるんですか?

そういうわけでは…。
しかし 個人的な事ですから。

じゃあ 本人に
取り調べで聞いちゃいますね。

取り調べ!?

ええ。
もう 任意同行してますから。

角田課長!
あっ…。

今のは 聞かなかった事に。

あの… 取り調べって
どういう…。

ああ…
取り調べっていうのはですね

相手が話した事を
全部記録しちゃう

聞き取りの事です。

当然 その記録は
裁判の資料にもなるわけです。

ですから
彼が こちらを辞めた理由に

万一 こちらが困るような事情が
あったらと思って

伺ったんですがね。

だって ほら 取り調べで
記録される前なら

そちらが困らないように

出来るかもしれない
じゃないですか。

でも それは
杞憂だったようですね。

よかった。

じゃ 早速
神林の取り調べに行きましょうか。

ああ あの…。

どうぞ。

はい?

(飯村)実は…。

(角田)驚きましたね
神林が横領してたなんて。

しかも この時 助けた客の
お金をですよ。

…にもかかわらず 被害届すら
出していなかったとは。

まあ これだけの大会社。

体面ってのがあるんでしょう。

全く違うデータを
提出しましたね?

なんで こんな すぐわかる嘘を
つくんですか?

ああ… あっ… 嘘って ハハ…。

あの時は
システム障害のパニックで…。

その…。

手違いです。
そうですか。

じゃあ 本当のデータを
提出してください。

提出出来ない理由が
あるんですね?

マニュアルを紛失しまして。

(舌打ち)

3日前 20日の夜9時頃

どこにいました?
は?

中山さんの死亡時刻の
アリバイ聞いてるんです。

そんな… 私を疑うんですか?

疑われたくないなら
答えてください。

被害者がネットに流したのは
一体 なんの情報なんだ!

人に命を狙われるような情報じゃ
ないよな?

また ネットに流れています。

実は 僕
この人とは違う部署なんです。

「サイバー犯罪対策課」…。

我々は この手のデータを
ネットから簡単に拾えます。

今度は 削除されていないので
もっと たくさん。

そうやって
我々が全文を手に入れる前に

そちらから出した方が
利口なんじゃないですか?

完全黙秘された上に
指紋提出も断られましたね。

フン お前の聞き方が
陰険だったからな。

あなたの聴取が止まったから
僕が聴取したんです。

はいはい。 お前らしい
いやらしい攻め方でした。

それで褒めてるつもりですか?
褒めてるつもりは 一切ねえ。

しかし 一体
どんなデータなんだ…。

殺されるほどの情報なのかも
しれませんね。

おっ やっと俺の推理を認めたな。

頭が柔軟なんです。
あなたと違って若いから。

ひと言多いよ!
これから どうするんですか?

このデータには きっと
殺しの動機も犯人も隠れてる。

かっこいいセリフですね。 で?

で? ってなんだよ。
まあ とにかく あの上司に

この情報全部か 指紋か
どっちか出させるしかねえだろ。

それ 今やって失敗した方法…。
何度でも当たって砕けんだよ。

わかりました。
じゃあ あなたが砕けてる間に

僕は僕で調べます。
何する気だ。

どこまで分析出来てるか
聞きに行くんですよ。

また捜査二課に頼るのかよ。

頼るってなんですか?
捜査協力でしょう。

♬~

(松岡哲也)二度目ですね
泣きついてきたのは。

すいません。

全て あなたの監督不行き届きから
始まってるんですよ。

♬~

(平 利一)捜査一課と
サイバー犯罪対策課か…。

少し厄介だけど… そうだな…。

財務省からでも
圧力かけてもらおうか。

お疲れさまです。
おっ!

どうですか? うちの伊丹は。

思い出したくありません。

ほら やっぱり…。

まだですかね?

もう少しです。

おう。
(三浦)おお 来たか。

捜査本部の了解取ったぞ。
はい?

明日の朝 また あの本店に行く。

あの上司は
何も答えてくれませんよ。

フッ 作戦変更だ。

明日はな
行員を片っ端から聞き込む。

これを見せてな。

大変そうですね。
お前もやるんだよ。

(亜紀)出た。

新justiceの端末は
秋葉原にあるネットカフェ。

(三浦)よし。 俺 住所。
(芹沢)はい。 俺 IPアドレス

はい。
ありがとうございました。

よし 行こう! じゃ。

あれ? 削除されてる。

新justiceが流した
データが…。

お前 今日 話したよな?
あの朽木って上司に。

同じ情報が新たに流されたって。

じゃあ 今まで
削除依頼を出してたのも…。

田切さん このデータの
削除依頼を出した端末を。

これから特定します。

(店員)えっと…。

ここから ずーっと
こっちのパソコンになりますね。

あの映像 何日分残ってます?

1日で消しますけど。

最後に接続したのが
昨夜の9時前っすね。

すぐに提出してください。

(九条)桂井企画の
トレーディングルームですが

調べた結果 組対五課が押収した
その帳簿どおりです。

ただ… 失礼。

(九条)この取引が
帳簿にありませんでした。

なんです? これは。

神林は 日本国債空売り
し続けてたようです。

国債空売り
利益は出るんですか?

いえ。 だから 帳簿に記載が
なかったのかもしれません。

組対五課の被疑者です。

こいつが うちの事件と
どんな関係が?

(九条)この男の
トレーディングルームに

このデータが。
(中園)ああ…。

(金子文郎)捜査一課と
サイバー犯罪対策課の捜査員が

東京明和銀行を
調べているようだね?

はい。 その行員が殺された
殺人事件の捜査です。

うん。 殺人事件の犯人は
是が非でも逮捕してください。

もちろんです。
現在 刑事部参事官を

捜査本部長として…。
だが あの…。

それに 被害者側の銀行の捜査は
必要かね?

は?

ああ いやいや…
誤解のないように。

捜査は 警視庁の所管だ。

しかしね 他に するべき捜査が
あるんじゃないかなと思ってね。

東京明和銀行の捜査は
ご法度という事でしょうか?

ハハハ…。 いや 私の口から
そういう事は言えないよ。

まあ ただ 警察庁長官との
雑談だと思ってくれていい。

警察庁長官と 警視庁刑事部長の
雑談ですか?

と…。

財務省との雑談だ。

どうぞ。

いただきます。

財務省金融庁
ええ。 この削除依頼は

財務省金融庁のサーバーを
経由していました。

(電話)

はい サイバー課。
どういう事だ?

この削除依頼を出してたのが
財務省金融庁って事です。

東京明和銀行みたいな
一銀行が

財務省金融庁を動かせるのか?

捜査二課に聞いてみましょう。

二課二課って いい加減にしろよ。
本店に行くぞ。

二課の解析終わりました
このデータの。

ですって。
本店と二課 どっち先行きます?

まあ 二課の方が
断然 近いんですけどね。

いいよ 二課で。
聞きわけよくなりましたね。

ケッ。 犬かよ 俺は。

ナメてんじゃねえぞ こら。
(舌打ち)

♬~

(携帯電話)

どうだ? 捜査本部は。

こっちも 大事な話がある。

失礼します。
サイバー課の岩月です。

(篠山)どうも。

ちょっとお待ちください。
はい。

(篠山)お待たせしました。

こちら 確かに
全銀システムのデータでした。

えっ… じゃあ 本当に
ただのマニュアルなんですか?

いえ。 システム障害の
対応マニュアルじゃありません。

じゃあ なんです?
驚かないで 聞いてください。

実は こちら…。
(堤)内村刑事部長がお呼びです。

は?
え?

いや ちょ ちょ ちょ…。
内村部長がお呼びです!

(米沢)新justiceがデータを流した
パソコンエリアです。

(米沢)データが流された時刻に
店にいたお客さんです。

ストップ!

(三浦)戻してくれ。
(米沢)はい。

(三浦)少しずつ。 少しずつ…。
(米沢)はい。

あっ! この人…。

犯人を挙げるなって事ですか!?

殺人事件の捜査はしろ。

だが 銀行側の捜査は不要だ。

東京明和銀行から
何か言ってきたんでしょうか?

知らなくていい事だ。
どうして

警察の捜査が 銀行の要求に
左右されるんですか?

知らなくていい事だ!
ええ… 知りたくありません。

殺しの犯人を
挙げなくていいなんて

そんな理屈!
前から言ってるが お前は…。

私は…! 刑事ですから。

頼む!

今回だけは… 頼む。

♬~

失礼します。

(ドアの閉まる音)

私は 刑事部ではなく
生活安全部の人間です。

刑事部長の命令には
従えないのか?

直属の上司 九条課長に伺い
判断させて頂きます。

失礼します。

♬~

まだ 携帯
聞いてなかったですよね?

教えてください。 連絡しますので。

一体 何があったか知りませんが
うちの課長にかけ合います。

このままでいいわけが
ありません。

刑事部長のお願いなら
素直に聞くタイプ…

じゃないですよね? まさか。

あんな内村部長 初めてだ…。

一体 何があるんだ?
この殺しの裏に。

殺人捜査は あなた方
捜査一課の仕事ですよね?

いいです。
あとは こっちでやります。

待て。

はっきり言って 見損ないました。

見損なうほど
俺を買ってたのか?

普通 赤外線ですよ。

難しい事は
わからねえんだよ。

証券会社 辞めた理由
横領したからだってなあ?

う~ん…
そういう事 聞いちゃうとさ

君が暴力団に脅されて 泣く泣く
トレーダーやらされてました

っていう被害者像?

「ちょっと
怪しくなってきちゃうんだよね~」

「そんなわけで…」

「例えば これ」

(角田)ちょっと
説明してもらえる?

(角田)「ただの国債空売りじゃ
ないのかな?」

(小松)おい… ちょっと なんだ!?
(堤)捜査二課です。

神林直樹。

金融商品取引法違反の容疑で
逮捕します。

ちょっと待て!
今 うちが それ…!

組対五課さんたちの担当は

覚せい剤取締法違反の
ヤクザたちのはずです。

(大河内)
誰から聞いたんですか?

彼の身柄が ここにあると
誰から聞いたんです?

質問に答えなさい!

捜査二課って事は

中園参事官か内村刑事部
ってとこだろ…。

長官直々に?
どういう事です?

お前たちが知る必要はない。
では直接 長官官房へ伺います。

無駄だ。

お前たちが動いて
どうにかなる問題ではないんだ。

(杉下右京)「ええ」

「神戸くんから 興味深いデータが
送られてきました」

「一見すると

単なる 全銀システムデータの
ようですが…」

(杉下)僕の分析では
故意にシステム障害を起こす…。

もっと言えば

故意に金融封鎖の状態を作る
シミュレーションデータです。

わざと金融封鎖を?
なんのためです?

このデータを見る限り
このシミュレーションは

ある特定の年月日を
想定しています。

その年になっても
国の収入の半分以上を

国債の関連費に充てざるをえない
状態の日本政府は

人口減少と高齢化が続く中

消費税増税でも
財政再建の道筋がつけられず

まるで 麻薬を摂取するかのように
国債を発行し続け

借金が膨らんでいく想定です。

当然 市場は
財政破綻の不安が強まり

その月の初めに行われる
国債の買い手が

国の売り出し量を大幅に下回ると
このデータは予測しています。

買い手が ほとんどいなくなった
日本国債は暴落。

金利は上昇。

日本の信頼が
大きく損なわれた事で

通貨である円も暴落。

日本株は売り浴びせられ

円 株 国債のトリプル暴落が
起きるというデータです。

それが 財務省 金融庁

そして 各金融機関にいる
有志のグループの予測した

X DAYだ。

それによって
金融封鎖した時

銀行利用の個人や法人は
もちろん

関係官庁に
どんな影響が出るのか

その反応やパニックについて

データを取るために
仕組まれたのが

最近 頻発してる
銀行のシステム障害だ。

じゃあ このデータは…。

X DAYを想定した
金融封鎖の手順の一部だ。

それを中山さんは漏洩した…。
なんのために?

やっぱり
これが殺害の動機…。

何する気だ?
だとしたら X DAYを予測した

財務省 金融庁 銀行のどこかに
殺人犯がいるはずです!

その捜査本部から
我々は撤退した。

え?

犯人を逮捕すれば
当然 裁判になる。

もし 犯人が
有志グループの中にいたら

殺害の動機…
X DAYが公になってしまう。

でも 人ひとり
殺されてるんですよ?

わかってるのか!?

X DAYが公になった途端

その日が
X DAYになってしまうんだ!

♬~

事の重大さがわかったら
この件は他言無用だ。

X DAY…。

それは
日本にとって最悪の日ですね。

それ以前に
日本だけでは済まない問題です。

ええ。

しかし 大変よいお話を
聞かせて頂きました。

東京にいれば もっと詳しいお話が
出来たのですがねぇ。

ありがとうございました。

(神戸)わかりましたね
財務省の思惑が。

ええ。

(神戸)X DAYの準備は
国民に気づかれたらアウトです。

だからこそ 二度と
こういうデータが流れないように

あの法律を通そうとした。

♬~

(中園)お前のトレーディングルームから
出てきた。

これを見て
お前は X DAYを知った。

さすが元敏腕証券マンだな。

だから
国債空売りなんかしたのか?

日本の破産がわかってれば
誰でもやる手だ。

もっと
はっきりした日付がわかれば

もっとうまく出来たんだ。

その日付なら
もうわかったよ。

データを
うちで分析したからな。

いつだ!?

そんなに金にしたいのか!?
日本の破産を!

さすが ヤクザに
飼われてただけの事はあるな!

あそこがヤクザだなんて
知らなかった。

今さら 何言ってる?

だが ヤクザとわかったって
抜ける気はなかった。

潤沢な資金に 圧倒的な情報量…。

あんなエキサイティングな仕事場
他にない。

そんな中で つかんだ
X DAYだ。

日本国民には地獄だろうよ。

だが…
俺にとってはチャンスなんだ。

あっ どうも。
うっす。

中山さんの部屋を探っていた
これらの指紋ですが

伊丹刑事の推測どおり
この人の指紋でした。

やっぱり あの上司…。
よし 任意同行するぞ。

違法に入手した指紋じゃ
証拠になりませんよ。

(三浦)それ以前に
部長に止められたんだろう?

銀行の捜査。
関係ねえよ。

しかし… あいつ 連絡遅えな…。

新justiceの正体
わかったぞ。

新justiceが
データを流した ネットカフェだ。

この女…

中山の恋人。

その法律で ネットによる
内部告発を防ごうとした。

例えば…
X DAYの内部告発とか。

美味しい!

ここの和牛のポワレ
本当に美味しいの。

どうぞ 召し上がって
皆さんも。

我々は この法案を通したいと
思っています。

心強いわ。

(雛子)大手都銀の方や
金融庁の方

警察庁の方が
応援してくださるなんて。

警察庁

必要でしょ?
この法律を運用する機関が。

それを
警察庁に作るつもりですか?

警察の天下り先になると
国民の批判を受けます。

我々は
そんな事をするつもりは…。

そんな事に
ならないよう

早い段階で この法案の
主導権を握りたかった?

だから 勉強会だなんて
言い出したの?

国の予算を預かる財務省
うなずくはずない。

うなずかせるのよ
皆さんが。

ハハ…
我々に そんな力は…。

ハハッ!
まあ ご謙遜!

X DAYの
シミュレーションなんて

大きな事をなさる
皆さんですもの…。

いるんでしょ?

財務省にも 日銀にも

お仲間が。

皆さんに お会いしたいわ…。

勉強会で。

警察庁の参加
それが条件ですか?

条件?

片山先生が
X DAYを黙っている条件です。

やだ! 私が脅してるみたい。

フッ… ハハッ…。

ちなみに… 次は いつ?

X DAYのシミュレーション。

(ため息)
明日です。

あら!
ほとんどの民間企業の給料日。

人が悪い…。

(せき払い)

また どこかの銀行から
顧客が逃げるわね。

今後 国内ほぼ全ての
金融機関が続きます。

じゃあ どこに預金しても
危険性は同じ?

ええ。 逃げた客も
いずれ戻らざるをえません。

預金は 国外に出ても追跡出来る
システムは出来ています。

そのシステムの強化のためにも
これは必要なんです。

それは 日本をサイバーテロから
守るための法律よ。

ええ。

表向きは その方が
通りやすいでしょうねえ。

(雨音)
(月本幸子)いらっしゃいませ。

おい おい おい…
連絡くれるんじゃなかったのか?

よかったら お使いください。
ああ… すいません。

お前のとこの課長に
かけ合うっていうのは

どうだった?

すいません…。

やっぱりな…。
まあ いいや。

お飲み物 どうなさいます?
あっ じゃあ 同じものを。

明日 中山の女に会いに行くぞ。
え?

新justiceは この女だ。

どうぞ。
あっ…。

(雷鳴)

サイバー犯罪対策課は
捜査本部を抜けました。

ああ?
課長に そう言われました。

ハハハ…
よくやるよ 上の連中も。

そんな顔するなよ。

いいよ 構わねえよ。

明日 朝7時
この女の家に来い。

俺が捜査の本丸に
連れてってやる。

何言われたって ホシ挙げて
見返してやりゃいいんだよ。

行けません…。

行けません。

もう捜査は出来ません。

すいません。

そうだよな…。

お前 頭いいんだもんなあ…。

忘れてたよ。

俺は 現場の…

能なしデカだから!

なんだよ…
いけ好かねえ野郎だが

少しは骨のある奴だと
思ってたのによ!

あっ…。

お代 頂いてませんけど…。

あ… はい。

あっ…。

すいません
急に呼び出されたもので

今 手持ちが…。
いつでも結構ですよ。

いや でも
初めて入ったお店ですし…。

伊丹さんと
そのお友達の刑事さんですもの。

信用してるんですね
伊丹刑事を。

あ… そっか。

信用なんですね お金って。

え?

私… 昔 ある場所で
働いてた時なんですけどね

そこ すごく
報酬が安かったんです。

ひと月で 1万とちょっと。

え?

でも 衣食住付き。

そのお金をもらった時
すごく嬉しかった…。

少なくとも これだけは
信用されたような気がして。

信用されなかったら
ただの紙くずなんですよね。

え?

お金は
明日 必ず持ってきます。

♬~

(アナウンサー)「今日未明から

日本MBU銀行と
NGA共和銀行の

2大都市銀行

為替取引が
停止した状態である事が

わかりました」

「金融関係者の間では
先日の…」

おはようございます。
おはようございます。

(アナウンサー)「今後 他の銀行にも
連鎖するのではないかという…」

新justiceです。

え?

彼女が使ったネットカフェの
パソコンを調べました。

思ったとおり
USBメモリーを持ち込んで

それをパソコンに繋いで
このデータを流したんです。

でも きっと メモリー
データを開くソフトも

一緒に運ぶタイプだった事を
知らなかった。

だから ネットカフェを出る時に
ログオフしなかった。

それで そのパスワードが
パソコンに残ったんです。

ネットカフェにログを出させて
分析したんですか?

ひと晩かかりました。

我々は この捜査から
外されたはずです。

まだ続けてる刑事がいます。

続ければ…
あなたも その刑事も

警察官では
いられなくなるかもしれない。

そうですよね…。

警察官だったんですよね 僕たち。

ITバブルが弾けた頃に
解雇された

エンジニアの一人ですよね?
田切さんも。

理不尽だとは思いませんでした?
僕は思いました。

思ったから
今は安定をと思って…。

でも 警察に入ったら
現場の捜査官が無能に思えて…。

ええ。
いつも その愚痴でしたね。

正義感を持った捜査官と

それすら持っていなかった
専門捜査官と

警察官としては
どちらが無能だったんでしょう?

♬~

会社に行くだろうと思って
待たせてもらいました。

オートロックのマンションは
ピンポンすると

逃げられる恐れが
ありますからね。

なんで 私が逃げるんです?

このネットカフェから

中山さんの死後
このデータが流されました。

あなたのいた
ちょうど この時間に。

たまたま その時間
このネットカフェにいただけです。

♬~

この時間に
このパソコンで使われていた

USBメモリーのパスワードです。

このメモリー 持ってますよね?

家宅捜索の令状なら
これと これで取れますけど。

どうします?

中山から預かったものです。

知ってたんですね?
中身が これだと。

一度だけ 中山が見ていたのを
のぞいた事が…。

(美奈)何? 仕事?
(中山雄吾)うん。

なんのデータ?

うん… 一部の人だけが
握ってちゃいけないデータ。

広く知らしめて みんなで
どうするか考えなきゃいけない。

持っててくれ。
俺に何かあった時のためにさ。

何かって 何よ?
さあな…。

ただ 何が起こるかわからない
世の中だから。

だから あなたたちに
それを見せられた時

それをネットに流したから
殺されたんだと思いました。

彼が命をかけて流したデータです。

それなら 今度は私が…。

(芹沢)危険だとは
思わなかったんですか?

(芹沢)それは?

どうだ?

気になる?
早く教えろよ。

何よ タロットなんて
バカにしてたくせに…。

知ってるか?
銀行員は占いを信じやすいって。

え?

自分の仕事が 人の信用だけで
成り立ってるって

潜在意識でわかってるんだ。

だから
すがるものが欲しいんだ。

(美奈)カードは「JUSTICE」。
そうね…。

あなたがしようとしている
大きな仕事は

動けば 必ず反応が返ってくる。

動かなければ?

何も変わらない。

(美奈)中山の背中を押したのは
私かもしれない。

中山の上司の…。

顔を見た事は?

(美奈)あります。
同じ本店勤務ですから。

あのデータがネットに流れたのを
知っていました。

(美奈)朽木室長が
怪しいんですか?

事件について何か知ってる…
我々は そう考えてます。

そういえば…。

中山が殺された日
行内で誰かと…。

朽木が
誰かと会ってたんですか?

ええ。

(美奈の声)
でも なんか険悪な雰囲気で…。

室長さん ここからは
ビジネスの話をしましょう。

(朽木)お帰りください。

誰と会ってたんです?

わかりません。
ちょっと見ただけで…。

でも 覚えてないって事は

本店の人間じゃなかった
って事です。

(芹沢)それ 朽木さんに聞いて
答えてくれるかな?

「くれるかな?」じゃねえ。
聞き出すんだ!

私が… 見たって言います。

それで聞き出せますか?

(三浦)混んでるなあ…。

この辺 銀行多いですからね。

ああ… 今日は給料日か。

じゃ 昼休みになったら
もっと混みますね。

今日は MBU銀行と共和銀行が
システム障害で止まってるから

かなりパニックになると思います。

テレビで見ました。

今 起きてるシステム障害が
連鎖的なら

またどこかの銀行で
お金が出せなくなるって。

(三浦)やってたなあ。

もしかしたら
金融封鎖が起きるとか

銀行がつぶれるとか

もう テレビは好き勝手な事を言う。
それで この人混みですか…。

(芹沢)
いくらなんでも こんな大勢…。

下ろす金 ないでしょ。

いえ。 無理してでも
用意すると思います。

もし出来ないとなると

その時点で
大パニックになりますから。

(芹沢)朽木室長
今日から有給休暇だそうです。

え?

俺たちの動きが
上の方からバレたんだろう。

朽木の家へ行くぞ。

いや 僕は彼女と

朽木さんが会っていた男を
見た人を捜します。

じゃ。

行きましょうか。
(美奈)はい。

(解錠音)

(行員)申し訳ありません。
朽木は今 席を外しておりまして。

ええ。 携帯は ご存じでしょうか?

あっ 少々お待ちください。

内線です。
256を押してた。

(行員)システム部です。
(美奈)256… こっちです。

(行員)朽木室長
いらっしゃいますか?

(廣田幸夫)財務省の廣田です。

(雛子)どうぞ。

かなり混乱が起きてるけど
大丈夫?

海外への影響は

最小限になるように努めています。

(平)混乱を起こした金融機関には

ちゃんと業務改善命令を出し
立ち入り検査をします。

あら 命令を出して検査する方

命令を出されて検査される方。

よく出来てる。

(戸張の声)X DAYの準備は
日本国民のためではなく

日本政府のためにあるんですから。

♬~

どいて…! どいて!

大丈夫ですよ。

こうやって 徐々に悪くなる分には
日本国民は耐えられるんです。

(戸張の声)先の事を具体的に
想像出来ない人が多いですから。

♬~

(戸張)絶望の真実より

希望の嘘に飛びつく人が
多いですから。

危ない 危ない 危ない…!

クソッ!

♬~

複雑な真実より

わかりやすい嘘が大好きなんです。

(警備員)「ご迷惑をおかけして
大変申し訳ございません!」

「システムが回復し次第
お客様をご案内致しますので」

♬~

(エラー音)

(警備員)押さないでください
皆さん!

なんの行動も起こさなくても

明日もまた
今日と同じような生活があると

なぜか信じてる。

♬~

(エラー音)

♬~

そうじゃない現実を
何度も見てきたのに。

あーっ! どけ!
キャーッ!

だとしたら…
そう勘違いさせておきましょう。

♬~

万一 そうじゃなくなった時には

またお得意の「想定外だった」と
言えばいいじゃないですか。

♬~

あっ!

ああ…!

♬~

すいません…!

♬~

タクシー! タクシー!

早く! 出て!

(クラクション)

(運転手)危ねえぞ こら!

♬~

やばい!

♬~

オーライ! はい ストップ!

♬~

(一同)あっ…!

(歓声)

♬~

(歓声)

♬~

♬~

(朽木)どけ どけ! どけ!

(人々の悲鳴)

♬~

(朽木)どけ!

(人々の悲鳴)

(朽木)どいて! どいて!
どいて! どけ!

クソッ…。

(朽木)離せ!

うっ…!

♬~

♬~

よーし!

♬~

離せ!
なんだよ てめえ!

おとなしくしろよ おら!

♬~

誰と会ってたか聞いてんだよ。

中山さんが殺された日。

これ… 全部 あんたの指紋だ!

あんたは明らかに
中山さんの部屋をあさっていた。

あのデータは 一体なんだ!

なあ…
この事件の裏に 何があんだ?

(ノック)

何 取り調べ サボってんだよ。

捜査本部にいない人間がしたら
まずいと思いまして。

構わねえよ 来い。

朽木さんと
2人きりにしてもらえませんか?

あ?

伊丹刑事の嫌いな
いやらしい攻め方をしてみます。

取り調べは
刑事2人以上が基本だ。

今 1人でしてましたよね?

お手並み拝見してやる。

(ノック)

捜査一課 伊丹刑事。

うちの岩月が
取り調べをさせられているとか。

させられてるって…
まあ そうですが…。

今から見ます?

うちの課長に告げ口する前に
ご説明願えますか?

はいはい。

(ノック)

♬~

X DAY。

…の シミュレーションですよね?

ちなみに このデータの
削除依頼を出していたのは

金融庁のサーバーが中心でした。

知ってましたよね?

だって このデータ作ったの
あなたですから。

私は 上の命令で…。

じゃあ その 上って人に
こう言ってあげましょうか。

あなたが
X DAYを自白したって。

なっ… し… してない!

した事に出来るんですよ
調書を作ってしまえば。

なんで… なんで そんな事…!

そんな事が嫌なら
教えてください。

中山さんが殺された日
あなたは誰と会ってましたか?

(篠山)以上だ。

お前を金融商品取引法違反で
送検する。

(堤)署名捺印しろ。

神林直樹!

殺人容疑で逮捕します。

神林直樹!

殺人容疑で逮捕します。

(篠山)殺人!?

中山さんの殺害現場にあった
紙幣と封筒の指紋…。

あなたの指紋でした。

どういう事か
説明してもらえますか?

♬~

いい職場だったよ 桂井企画は。

暴力団の事務所がですか?

ああ。 おかげで
このデータの意味がわかった。

これが東京明和のデータだと
教えてくれたのも

関東貴船組の情報網だ。

金融封鎖のシミュレーションって
わかるまでに

ちょっと手こずったけどな。

会いたかったんだよ
このデータを作った奴に。

どうして?
決まってんだろ。

正確な X DAYを知るためだ。

(中山)退職願?

郵送でいい。
明日からは ここに来るな!

急に退職して怪しまれないよう
今月いっぱいは いろ

じゃなかったんですか?

そんな悠長な話じゃなくなった!

何があったんです?

(朽木)何があった?
よく そんな事が言えるな!

こんな事しといて!

そのセリフは
1週間前にも聞きました。

私が流したデータは
見つけ次第 削除してる!

だから 公になる事は
ないんじゃないんですか?

♬~

♬~

何してるんです?

あ… 本店システム部の中山です。

すでに運ばれた荷物から
私物のデータを取りに。

もうすぐ9時ですよ。
大切なデータですか?

実は 今日いっぱいで
退社するんで。

なるほど。

まあ…
それだけの事はしたもんな。

(神林)X DAYは いつですか?

来年ですか?
まさか… 今年?

金が必要だろ?

明日から無職なんだ。

安心しろ。
こんなはした金で済ます気はない。

♬~

どうせ
もうすぐ紙くずになるんだ。

それに 無職にはなるが
忙しくなる。

それをマスコミに発表するからな。

クビになった銀行員の話を

どこまで信用してくれるか
わからないが こうなったら…。

なんで そんなにバカなんだ!?

♬~

(中山)離せ!

(神林)金になる情報の使い方
知らないのか!?

ああっ…!

金になる情報?

ああ…。
だから 調書にはとらせない。

裁判では黙秘する。

お前…。
このネタさえあれば

刑務所の中にいても稼げる。

ふざけるな!

おい!
(篠山)おい…! 落ち着け!

何をしてる!

君は捜査本部を外れたはずだ。
出て行け!

♬~

♬~

♬~

(大河内)
同じく 自称トレーダーによる

殺人容疑の検挙により…。

この捜査を 必死に止めましたよね
部長。

止めてはいない。

捜査の道筋を示しただけだ。

それが功を奏して
お前たちが逮捕したのは

官公庁でも 銀行関係者でもなく
ヤクザの共生者だ。

よくやった。 いい部下を持ったよ。

(拍手)

民間人にも渡せる賞なんですよね。

ええ 可能ですが。

じゃあ 今回の捜査協力者に
あげてください。

捜査協力者ですか?

被害者の恋人です。

♬~

逮捕した神林…。

裁判で
本当に黙っていると思いますか?

金の亡者らしいじゃないか。

そんな男の国債暴落論なんか

たとえ 口を滑らせても
単なる妄想だ。

お前たちに何か出来るなんて
考えない事だ。

世の中には
知らなくていい事があるんだ。

♬~

さぞかし いい気分だろうなあ…。

たった一人で 殺人犯逮捕して…。

何が 殺人には興味ねえだよ。
ったく…。

で? 今回の事件
官公庁が どう関わってんだ?

さあ…。

まあ… 俺には関係ねえけどな。

俺は刑事だ。
犯人をとっ捕まえるだけだ。

じゃあ もう 行きますね。
僕 忙しいんで。

待てよ。 金返すっつってんだろう。

いいですよ 飲み代くらい。
(舌打ち)

ホシを盗んだ男に
おごられるのは嫌なんだよ。

本当 面倒な人ですね。

(エラー音)

(アナウンス)「恐れ入ります。
お取り扱い出来なくなりました」

なんでだよ~!

また
システム障害じゃないですか?

冗談じゃねえよ 俺の時に!

自らに降りかかって
初めて災難がわかるタイプですね。

難しい事 言ってんじゃねえよ!

難しい事を面倒だって逃げてると
来ちゃいますよ。

何が?
X DAY。

X? なんだ それ!

おい 金!

じゃあ 今度おごってください。

ただし 日本銀行券が使えるうちに
お願いしますよ。

難しい事は わかんねえよ。

♬~

♬~

♬~

♬~

(杉下右京)青木くんは
何者かに拉致されたと

僕は みています。
(男)さっさと開け!

(青木年男)
慎重に作業してるんです。

(杉下)この事件のデータに
アクセスを始めたようです。

(伊丹憲一)
重過失致死事件ですか?

(杉下)青木くんの命は
保証できなくなります。