ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

破天荒フェニックス 第2話 勝地涼、伊藤淳史、瀧本美織、稲葉友… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『新春3夜連続ドラマ 破天荒フェニックス 第2夜』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. ファン
  2. 社長
  3. ファニー
  4. サンデーズ
  5. 奥田
  6. 中村
  7. 松尾
  8. メガネ
  9. 橋本
  10. 買収
  11. スミス
  12. 藤林
  13. 本当
  14. 会社
  15. 必要
  16. 普通
  17. お願い
  18. フレーム
  19. 安売
  20. 銀行

f:id:dramalog:20200105005227p:plain

『新春3夜連続ドラマ 破天荒フェニックス 第2夜』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

無料で民放各局の動画視聴ができるTVerティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

新春3夜連続ドラマ 破天荒フェニックス 第2夜[字]

実話を基にした話題のビジネス小説を初ドラマ化!負債14億…倒産確実のメガネチェーンを買収し世界一を狙う、茶髪社長と仲間たちの奇跡の企業再生物語!!

詳細情報
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/hatenkou/
◇番組内容
沖縄店の成功で次々と新店舗をオープンし波に乗る、メガネチェーン・サンデーズ。その矢先、社長の田村雄司(勝地涼)が、赤字の雑貨チェーンを買収すると宣言。戦略あってのことだが、この決断が後にとんでもないことに!その頃、なぜかサンデーズが倒産寸前という噂が流れ始め、内部情報が流出する事態に!裏切り者がいるのか…。さらに、雄司が買収した雑貨チェーンの社員・山本(大水洋介)が不穏な動きを見せ始め…!?
◇出演者
田村雄司…勝地涼
田吉弘…伊藤淳史
神戸麻美…瀧本美織
松尾秀和…稲葉友
橋本悟…丸山智己
奥田静江…貫地谷しほり
御子柴徹…川平慈英

升毅
相築あきこ
宮崎吐夢
奥田洋平
大水洋介ラバーガール) ほか
◇原作
田中修治『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』(幻冬舎・NewsPicks Book)
◇脚本
櫻井智也
◇音楽
沢田完

【主題歌】Da-iCE『Phoenix』(ユニバーサス シグマ)
◇演出
小野浩司
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】大川武宏(テレビ朝日
【プロデューサー】川島誠史(テレビ朝日)、浅井千瑞(MMJ)、森一季(MMJ)

 

 


(田村雄司)天下取るんだから。
(奥田吉弘)買収しちゃったの?

メガネ屋なら
世界一になる事も可能だと?

(三上英司)
素人にぶち壊されたんじゃ

困るって話をしてんだよ!

(松尾秀和)お客さん…。
(神戸麻美)今のところ ゼロです。

はあ!?
(御子柴 徹)前のめりで

突っ走って頂きたいものです。
仕事の時間だよ。

〈この物語は

絶対に倒産すると誰もが言った
企業の再生に全てを賭けた

若き破天荒な経営者と

不屈の精神で共に闘った
仲間たちとの

7年間の真実の記録である〉

(ノック)
おはようございます。

どうか
しちゃってるんじゃないの?

社長 あのですね こんな事
言うのも あれですけど…。

どうしたんですか?
(松尾)いやあ…。

それは さすがに どうか
しちゃってるんじゃないの?

なんでよ?
いい話だと思うんだけどな。

違うでしょうよ。
いいですか? うちにはね

前の経営陣が残した
10億のクソみたいな負債が

そのまま残ってるんですよ!
奥田さん 10! 10 10。

10…。

買収したい会社があるの。
聞けよ!

大声出しすぎて のど痛えよ。
労災だぞ これ。

ファニー&ファンっていう
雑貨屋チェーンがあるんだけど

そこが事業の引受先を
探してるんだよ。

うちから撤退して
ここの経営をするって事ですか?

そうじゃなくて。 もちろん
サンデーズのための買収だよ。

えっ?
ファニー&ファンは

マーケティング戦略が巧みで

マスコミ対策も
抜群にうまいからさ

ファニー&ファンを買収する事で

うちに足りない要素を
補完できるってわけだよ。

いや それは そのとおりかも
しれないですけど…。

それにね 店舗数を拡大して

セールの売り上げでキャッシュを
回していくためにも

ファニー&ファンの買収は
必要なんだよ。

なんで?
ファニー&ファンは人気ブランドだから

ショッピングモールを
運営する会社 つまり

デベロッパーからの評価が高い。

なるほど! そういう事ですか。

どういう事?
(橋本)今うちは契約満期になれば

モールからの撤退を迫られるほどに
低い評価されてますからね。

そう つまりね
ファニー&ファンを買収して

ショッピングモールの運営会社と
仲良くならないと

これ以上 新しいお店は
出せませんよって話なんだよ。

現状にとどまってたら
現状すら維持できないって事は

奥田さんなら わかるよね?

神戸は どう思う?

私は…

視力測定の方法と
レンズ加工の仕方を

全店舗で
統一するべきだと思います。

神戸さん どうした? 関係ない話
ぶっ込んできてるけど。

いや… でも 各店舗ごとに

…というか まあ 人によって
やり方がバラバラで

かかる時間も まちまちだし
それって 効率が悪いから

社内で統一するべきだと
思うんです。

いや… そうなのかもしれないけど
今は買収の話してるから。

やりなよ!
えっ?

任せるよ。
いや 社長 あのですね…。

あと…!
えっ?

技術者の人数が足りないので
社内で独自の資格制度を作って

資格を取ったスタッフは
視力測定も

レンズ加工もできるようにしたら
いいと思います。

社長! 私からも一つ提案が!

やりなよ!
(橋本)このスピード感だよ…。

なんとも心地よいリズムだよ~。
(松尾)ちょっと待って。

じゃあ 俺も なんかやりたい。

松尾は 俺と ファニー&ファンの
買収をまとめるんだよ。

なんで 俺だけ
社長と一緒なのよ?

俺も一人で
なんか こう… 任されたいよ。

だってさ お前が横にいないと…

つまんないんだもん。

…よし! やろう!

ちょっと待って!

買収の話に戻しましょうよ。

買収の資金は銀行から。
奥田さん 頼むね!

いや おかしいでしょ。
なんで 僕だけ そんな

無理難題を押しつけられなきゃ
いけないんですか!?

(机を叩く音)
話 戻さなきゃよかったよ。

わかった…。

じゃあ 無理なんだね。
えっ?

奥田さんには
それ… できないんだね。

いや… あのね

私じゃなくても
誰でも無理なんですよ?

誰でも 無理だから

奥田さんにも… 無理なんだね。

僕がいなかったら こんな会社
とっくに潰れてますから!

…という事は?

僕しかできないんだから
僕がやるしかないでしょう!?

♬~

素晴らしい再生計画案だと
思います。

ありがとうございます。

うちからの要望も
受け入れて頂いて感謝します。

これなら ぜひ
サンデーズさんに

スポンサーに
なってもらいたいです。

それで 社長
譲渡の希望金額なんですけど…。

(山本大輔)
1億円じゃ足りませんよ。

いや でも
前にお話を伺った時は1億って。

サンデーズさん以外にも

数社からスポンサーの意向を
頂いてるんで。

ファニー&ファンが欲しいなら
2億円が最低ラインです。

(中村)山本…。

社長 話が変わってしまって
本当に申し訳ありませんが

うちとしても 社員たちの事を
考えると どうしても…。

いや… うん わかりますよ。

(中村)でも 私は ぜひとも

サンデーズさんのもとで
再生に臨みたいと考えてます。

この再生計画案には
なんというか 人の血が通ってる。

ただ単純に
数字を膨らませるためでなく

会社で働く人間を
豊かにするための

愛に満ちてます。

なんか… 嬉しいです。

ですから 社長 なんとかして
2億 用意して頂けませんか?

いいですよ。
(中村)えっ?

うちとしては なんとしても
一緒にやりたい企業さんなんで。

ありがとうございます!

あっ そんな…
頭上げてください。

本当に よろしくお願いします!

こちらこそ…
こちらこそ お願いします!

こちらこそ。

♬~

♬~

これ…!

あの! ちょっと すみません!

あっ… ああ!

開いた口が塞がらない。

ああっ…。

いや 今回の買収は

あくまでも サンデーズの成長に
繋がる案件でありまして

長い目で見れば

銀行さんにとっても
必ず いい結果になるはずです。

当行を慮って頂けるのであれば

まずは 今月の返済を
約定どおり履行してください。

話は それからです。

いや あの…

今月は 返済できる資金が
ありませんので

猶予をお願いしていると
思うのですが…。

奥田さん… 奥田さんね

あなた 気づいてないかも
しれないですけど

私 今 目で
人を殺す事ができたらいいなと

そういう気持ちで
あなたに視線を送っていますよ。

えっ?
いいですか?

奥田さんの
おっしゃっている事はね

言い換えれば こういう事ですよ。

借りてるお金
少し待ってくれないかな?

えっ… でも 私も
今月 厳しくて…。

返すから 絶対返すから。

そう言って
返してくれた事ないじゃない。

あっ… でさ
買いたいものがあるから

2億くれない?
なんでよ!?

まずは 私にお金を返すのが
先じゃない?

お前のためなんだよ。
私のため…?

今のまんまじゃ 俺
お前を悲しませる存在でしかない。

もっと成長しないと駄目なんだ…。

もっと成長して 大きくなって
いつか お前を幸せにしたい。

そのために必要な金なんだよ!

だって 2億って
ギャンブルに使うんでしょう!?

馬券は買わなきゃ
当たらないんだよ!

ひどくないですか?

それと これとは…。
とにかく

返済して頂かないと
話は進みません。

返済を行うと

来月以降の従業員の給料が
払えなくなるんですよ。

奥田さん 銀行って
都合のいい女じゃないですからね。

我々は金貸しですから
甘く見ないほうがいいですよ。

このままでいくと
来月が期日の借入手形を

交換に回しますよ。

そうなれば 従業員の給料どころの
話ではないでしょう。

(ため息)

わかりました。

今日のところは
これで失礼します。

そうしてください。

後日 こちらの支店長宛てに

配達証明付き内容証明郵便で
抗議文を提出します。

えっ?

銀行が融資用の手形を
交換に回すなんて

通常の延滞対策ではないですよ。
虚偽が悪質すぎる。

あなた 僕が銀行出身だという事を
知らずに

そんな脅しをかけているのだと
思いますが

そんな悪手が
通用すると思ったら…

大間違いだ!

支店長宛ての抗議文には

「借入手形を
交換に回す旨の脅迫

優良銀行である
虎ノ門銀行の対応としては

驚愕の念を禁じ得ない」
…と記させて頂きます。

いや あの… 奥田さん。

虎ノ門銀行さんには
紳士的な対応を求めます!

今 あの…
上司に掛け合ってきますので

少々お待ちください。

失礼します。
少々お待ちください。

お座りになって…。 すぐなんで。

〈そうして
自らの非を棚上げして

銀行からの融資を引き出した
奥田であったが

融資額は2億に届かず

不足分は
雄司の自宅を抵当に入れ

最終譲渡契約書を締結〉

〈ここに ファニー&ファンの
買収を完了した〉

新しいファニー&ファンの
社長になりました

田村 田村雄司です!

〈ファニー&ファンの社長には
雄司が就任し

元々 ファニー&ファンの
社長だった中村は

副社長となった〉

あっ… しーちゃん ただいま。

(奥田静江)おかえり。
あっ おかえり。

なんで いるんだよ…。

銀行のほうは
なんとかなりそう?

まあ なんとか…
なんとかっていうか

なんともならない事を

わかってもらうしかない
感じですね。

雄ちゃん これ食べてみて。
うん。

とりあえず今月は 各銀行への
返済をストップします。

そんな事できるの?

おいしい?

おいしくない…。

まあ 強気で押すしかないですよ。
苦労かけるね。

金の苦労がいらない会社なら
自分は必要ないでしょうし

たくさん仕事もらえて
ありがたいですよ。

だったら いいけど。

皮肉だよ!
真正面から受け取らないで。

それ 雄ちゃんの!
いや おかしいでしょ。

なんで 我が家に
雄ちゃんのがあるの?

いいよ!
食べていいよ。

いや それもおかしいんだよ。
食べていいに決まってるんだから。

味 薄いんだよな~。
何? おしょう油

ううん 宅配ピザ取ろうかと。

馬っ鹿野郎だ! さすがのさすがに
馬鹿野郎だ! あんた。

だって ご飯
おいしいほうがいいじゃん。

嫁の気持ち 考えろよ。

いいの…
私 もっと頑張るから。

奥田さん 嫁は
けなげで かわいいね。

すげえかわいいよ。

悲しいのは

あんたが嫁のかわいさを
引き出してるところだよ!

あれ? これって…。

ああ そう チラシが入ってたから
見せようと思って。

奥田さん 知ってる?

スミスは
薄型レンズ0円でやるんだよ?

えっ!?

何? それ
そんなすごい事なの?

安売りメガネ店にとって

薄型レンズの追加料金は
生命線なんだよ。

えっ!?

あっ… いや だからね

例えば しーちゃんが
うちの店に来るじゃない?

2500円ですよね?

オプションで薄型レンズに
加工する事ができますが

いかが致しましょうか?
オプションって

追加料金って事?
あと5000円のプラスで。

ああ 大丈夫です。
お客様の度数ですと

レンズが
こんなに厚くなってしまいます。

ゆがみも出ますし。

薄型にしてみては
いかがでしょう?

でも追加料金になっちゃうなら…。
俺は でも

かわいい嫁が好きだな。
えっ?

厚いレンズのせいで
嫁の顔がゆがんで見えたら

俺 悲しい。

オプションつけます。

なんか それ ずるくない!?

だって
安売りで釣られて来た客に

後出しジャンケンで 価格
上乗せするようなもんでしょ?

まあ ずるいって言われたら
あれだけど…。

とんでもない事してくれたな…。

♬~

(松尾)うちも 薄型レンズ
0円にするしかないんじゃない?

うちは 絶対に無理だよ。

半額セールでしのいでいる
この状況で

薄型レンズ0円なんかにしたら
利益率が恐ろしい事になる。

ファニー&ファンだって
まだ軌道に乗ってないし。

でも スミスが このやり方を
打ち出してきた以上

何も手を打たなかったら

スミスの独走を
許す事になりません?

いや まあ なんつうか…

見事だよね。
えっ?

スミスの戦略は
見事という他ないよ。

うちが半額セールで
行列作ってるのを知りながら

安売りでかぶせてくるようなまね
しなかったじゃん。

で ここにきて 満を持しての
薄型レンズ追加0円だもん。

こんな事 スミスにしか
できない事だよね…。

褒めるのもいいけどさ
なんとかしないと まずいだろ?

(机を叩く音)

ハウスブランドを
立ち上げませんか?

(松尾)ハウスブランド?
(橋本)江の片隅で

ものすごいものを
見つけたんです!

そこと共同で
新しいメガネ作りましょうよ!

今 うちが扱っているフレームには
独創性がなく

若い人が引かれる要素がない。

うちにしかないもの
うちでしか買えないもの

サンデーズに行かないと
手に入らない

そんなメガネフレーム
作りましょうよ!

前に言ってた やりたい事って
それですか?

はい! すでに動いています!

スミスを追いかければ 即死
立ち止まれば 衰弱死。

ならば スミスとは別の道を歩んで
追いつくしかないと思います。

まあ… そうだよね。

社長。

スミスのやり方は
スミスにしかできないし。

だったら 俺たちも

俺たちにしかできないやり方で
進むしかないよね。

そうですよ… そのとおりだ!

とりあえず 今 みんなが
進めてる事をやり抜こうよ。

ファニー&ファンの事は
俺と松尾で進めて

神戸がやってる技術部の改革も
継続してさ

橋本さんには ハウスブランドの
設立に尽力してもらいつつ

しわ寄せが生じたら
全部 奥田さんに任せると。

僕だけ なんか ちょっと
不遇な立ち位置ですけど。

あの…

それで
なんとかなるんでしょうか?

自信持ってよ。

スミスにも弱点あるしさ
まだまだ全然追いつけるって。

(松尾)スミスの弱点って何?

スミスには 神戸も松尾も
橋本さんもいないし

何より 奥田さんがいない。

俺たちの強みは
俺たちが俺たちである事だよ。

♬~

かっこいいな… おい!

わかったら さっさと行動!

(一同)はい!

♬~

(三上)サンデーズは今頃

頭抱えて
泣きっ面さらしてるでしょうね。

あいつらが潰れるのは
時間の問題でしょうな…。

(御子柴)そんな悠長に構えて
どうする?

えっ?

潰れるのを待つんじゃない…

こっちから潰しに行くんだ。

♬~

橋本さん いいとこ知ってるね。

かっこいいよ!
藤林光学は

攻撃的で自己主張が強いデザインが
特徴のフレームメーカーで

ともすれば マニアックな
セレクトショップ向きですが…。

いや いいよ。
いや… っていうか

これとか すごい いいじゃん!

デザインも素晴らしいんですが
何よりも特筆すべきは

この
フレームに使用されている素材

ウルトラ樹脂です!
何? それ。

宇宙船にも使われている

弾力性のある
超軽量の特殊素材で

メガネの素材として加工できるのは
この会社だけなんです!

へえ~。

デリケートで整形が非常に難しい
このウルトラ樹脂を使って

これだけ肉厚のセルで
なおかつ

これだけ美しいカーブのラインを
出せるのは ここだけでしょうね。

いいじゃない。

うちで
これを扱う事ができたら

それこそ
抜け出す一手になり得るよ。

社長なら そう言ってくれると
思ってました。

(橋本)社長 こちら
藤林光学社長の藤林さんです。

どうも サンデーズの田村です。

藤林です。

いやあ はっきり言って
最高ですね!

橋本さんから
話聞いてると思いますけど

ぜひとも
うちで扱わせてください。

お断りします。
えっ?

お断りします。

…えっ?

あんた なんにもわかってないよ。
えっ?

「このとおりやれば メガネ
作れますよ」って言うけどさ

メガネ作るっていうのは

一朝一夕で
できるもんじゃないんだよ。

長年培った技術が必要で
人によって やり方も違うし

こだわりだってあるの。

あの…
時間短縮にもなりますし。

あんたさ 寿司屋に行って

大学生のあんちゃんが握った寿司
食いたいと思う?

きちんと修業を重ねた職人が握る
寿司を食いたいでしょう。

それと一緒だよ。 私たちはね
技術を買ってもらってるんだよ!

勘違いしないでほしいね。

それは もちろん わかってます。
ただ 単純化できる事があれば

そうしたほうが
効率的じゃないですか。

人柄がいいけど
メガネ作れない人間と

人柄は悪いけど
メガネ作れる人間

どっちを
大切にするべきですかね?

失礼します。

(ため息)

(藤林)橋本さん
サンデーズさんとは

取引するつもりはないと
お伝えしたはずですが…。

藤林さん なんとか
考え直して頂けませんか?

あなた 社長さんでしょう?
噂は最近 よく耳にしますよ。

もちろん 悪い噂ですよね?

(藤林)それは そうでしょう。

いい噂なんて あっても
蓋をされて終わりだ。

それが 業界の常識ってやつだよ。

(橋本)藤林さん!
(藤林)そもそも

サンデーズさんとは
取引しないって決めてるんでね。

えっ… なんでですか?

以前 お宅には 散々な目に
遭わされてますからね。

立ち上げの時から
一生懸命 協力してきたのに

どんどん むちゃな要求を
突き付けられてね

しまいには
指定どおり納品したフレームに

いちゃもんつけられて
取引は終わりましたよ。

藤林さん 以前のサンデーズと
今のサンデーズは

名前は同じですが
完全に別の会社なんです。

いや そんな事を言われてもね
私の中では一緒ですから。

それにね うちは

クオリティーを落とすような
まねはしたくないんでね

値段的にも
お宅とは合わないと思いますよ。

(橋本)藤林さん…
話を聞いてください!

確かに これ
普通じゃないですもんねえ。

安売りのメガネ屋に

普通は絶対にない
これが置いてあって

普通に これが買えたら

これこそが 世の中の普通に
なるんじゃないですか?

世の中に普通じゃないものを
あふれさせて

それを普通にしてみせるって

すごい
やってやった感ありません?

手に届かない所に物を置いて

「すごいだろう 欲しいだろう」って
言うのは簡単ですけど

それって 手の届かない所に
置いてるからこそ

言える事かもしれないし。

何が言いたいんだ? あんた。

自信があるなら 勝負の場に
乗せましょうよって事です。

逃げてるうちは
絶対に負けませんけど

勝てもしませんよ?

(橋本)だまし討ちのような形で
連れ出して

申し訳ありませんでした。
ううん いいの いいの。

おかげさまで
いいフレーム見つけたし。

えっ?

ハウスブランド
立ち上げるなら…

あそこしかないよ。

私も そう思います!

(携帯電話の着信音)
おっ!

ああ 松尾だ。 もしもし?

ちょっと 大変な事になってんの!

えっ?

(松尾)ファニー&ファンの
納入業者が

一斉に現金での決算を
要求してきたんだよ!

今すぐ 現金を払わないと

商品の発注や納入を受け入れない
って言ってきてんの!

(中村)「もしもし 社長?」

おかしいですよ…。

仕入れ資金を全額
事前に用意するなんてあり得ない。

今までは信用取引

商品が売れてからの決算が
普通でしたから。

いや おかしくない?

そんな うちに対して
喧嘩を売ってくるようなまねを

あちこちの取引先が
言い出してくるなんて。

どうやら うちが破産寸前って噂が
流れてて…。

えー 本日は お忙しい中

新生ファニー&ファンの
経営方針説明会にお集まり頂き

心より お礼申し上げます。

ホストは さっさと
水商売に戻ったらどうなんだい?

(笑い声)
本来なら もっと早くに

新しい経営方針について
説明する場を設けるべきでしたが

多忙にかまけて
今日になってしまった事を

心から お詫び申し上げます。

女子社員をナンパするのに
忙しかったんだろ?

(曽根崎)田村社長 いいですか?

ハムニーコーポレーションの
曽根崎です。

ええ。 はい どうぞ。

納入業者を代表して
質問させて頂きます。

失礼ながら サンデーズさんは

今 資金繰りが火の車だと
聞いています。

なんでも
社員の年金保険料の支払いにすら

四苦八苦してる有り様だそうじゃ
ないですか。

そんな財務内容にもかかわらず
なんで

ファニー&ファンの買収に
乗り出したんですか?

(一同)そうだ!
サンデーズとファニー&ファンは

ショッピングモールを中心に
出店するインショップ業態で

メガネと雑貨
2つの業態を持つ事で

スケールメリットシナジー効果
生まれると判断しました。

小難しい英語は
よくわかんないんですけど。

金もないのに なんで
ファニー&ファンを買ったんですか?

あんた 何か 別の狙いが
あるんじゃないですか?

別の狙い?

あんたの狙いは
マネーゲームでしょ?

弱った会社を安値で買い叩いて
頃合い見計らって

高値で売り逃げる計画なんじゃ
ないですか?

そうなったら
私らみたいな中小企業は

踏み倒されて泣き寝入りだ!
違いますか!?

(一同)そうだ そうだ!

あっ! 全然違います。

何が違うんだ!?

ファニー&ファンを高値で転売して
売り抜けるなんて

そんな夢のような方法があるなら
教えてほしいです。

もし 曽根崎社長が
マネーゲームをしたいのなら

経営権をお譲りするので
どうぞ 売り払ってみてください。

恐らく 全財産は
消えてなくなりますよ。

まあ とにかく そういう噂がある
という事を言ったまでです。

じゃあ 僕からも質問いいですか?

なんですか?

うちが年金保険料の支払いに
四苦八苦してるって

どこで聞いた話ですか?

だから あくまでも噂だよ!

そうですか。

(曽根崎)ねえ 中村さん!
うちらがどうなってもいいのか!?

曽根崎さん 落ち着いて
きちんと話をしましょう…。

今後 商品を納入する際には
必ず 全額 前払い。

現金で購入して頂く事。

これが 今日 ここに集まった
納入業者全員の総意です!

曽根崎さん…。

おい! もう帰ろう!

(中村)皆さん… お願いします!

お願いします!

お願いします。
戻って 話を聞いてください!

どういうつもりなんだよ…。

こんな一方的な言いがかりで
取引を打ち切って

どんなメリットがあるんだよ。

各店舗の店長を代表して
言わせて頂きますが

社長のやり方には
納得がいきません。

なんで?

うちにはね ブランドイメージ
ってもんがあるんですよ。

こんなの うちが扱う商品として
ふさわしくないんですよ!

社長
はっきり言わせてもらいますけど

みんな
あなたのやり方に反対してるし

みんな あなたについていけないと
感じてますよ。

私の力足らずで
本当に申し訳ありません!

中村さんのせいじゃないでしょう。

なんか知んないけど 全体的に
ヒステリックになってんだよ。

サンデーズのスタッフからも
自分たちの収益が

ファニー&ファンに
注ぎ込まれてる状況に

異論が噴出してますよ。

説明会したあとにさ
俺 トイレで

参加者の一人に話しかけられて。
えっ そうなの?

そいつ 親父が最近死んだ事
知っててさ…。

えっ? お父さん
お亡くなりになったんですか?

うちの親父って
会社経営してたから

遺産 入ったんだろって。

だから ファニー&ファンの経営を
再建する気があるなら

持ってる金 つぎ込めば
できるはずなのに

いまだに崖っぷちなのは

本気で経営再建する気が
ないんだろって そう言われたよ。

社長 遺産 入ったんすか?

入らないよ。
全部 おふくろに入ったし。

そもそも
俺 親から金もらうのとか

本当に嫌だから。

ああ…。

親父が死んだ事
お前にしか言ってないよな?

何? それ…。

いや 「何? それ」っていうか…。
(松尾)ちょっと待ってよ。

俺が あいつらに社長の情報を
リークしてるって言いたいの?

いや そうじゃなくて
お前にしか言ってないよなって…。

あいつら たきつけて
俺になんのメリットがあんだよ!?

ちょっと落ち着いてください。
違うんだよ! ただ…。

内部の情報を流してる人間が
いると思ってるんでしょ?

だったら 社員の年金保険料の
支払いに苦労してるってのは

誰が流した情報だよ!?

そんなの 社長か奥田さんしか
いないじゃない!

ちょっと待ってよ…
僕を疑ってるの!?

(松尾)だって その事 知ってるの
奥田さんしか いないでしょ。

いや… どうかしてるよ! 頭に
虫でも湧いてるんじゃないの!?

それを言うなら社長でしょ!
なんで 俺が…!

(テーブルを叩く音)

こんなんで
本当に天下取れるんですか?

ああ… おはようございます。

いや… なんか
全然 起きられなくてさ。

社長…。

奥田さん。

俺たちさ

できない事を
しようとしてんのかな…。

あっ… 地震

(電話)
その件につきましては…。

電気の復旧めどは…
そうですよね。

くれぐれも 余震には気をつけて。

わかり次第 折り返します。

(山科)やはり 東北の店舗が
営業できないのが痛いですか。

ああ いや… それもありますが

停電の影響で
全体の4割近い店舗が

まともな売り上げを
出せていないのが何よりも…。

ぶっちゃけた話
この調子でいくと

資金ショートの額は
どれぐらいになりそうですか?

恐らく…

1億円近く 足りません。

そうですか。

ですので 何とぞ

返済猶予の要請を
受け入れて頂きたく…。

わかりました。
えっ?

ご希望に添えるよう 善処します。

あっ ああ… そうですか。

なんでしょう?

ああ いや… 本当に
うちだけのあれじゃなくて

この国自体が
深刻な状況なんだなって

思い知らされる感じです。

避難所でメガネ屋をやらない?

はい?

スミスみたいに
義援金を送りたいけどさ

うちには そんなお金もないし。

だけど メガネはあるんだから

メガネやコンタクトをなくして
困ってる人を助けようよ。

いや… だけど 被災地のお店は
ほとんど閉まってるでしょ。

だから
こっちから出張するんだよ。

えっ?

東北地区の店舗は
どこも休業してるけど

検眼機とか加工機は故障せずに
ほとんど使える状態なんだし

こっちから発電機を持っていけば
野外でも動かせるじゃん?

フレームだって レンズだって
在庫がたくさんあるし

ワゴンに積んで
被災地を回ってさ

避難所でメガネなくして
困ってる人に

無料でメガネ作って
プレゼントしようよ。

俺たちはさ 今まで

誰にもできない事をしようと
頑張ってきたけど

今はね
その時じゃないと思うんだよ。

だったらさ

今 俺たちは
何をするべきだと思う?

して当たり前の事 しようよ。

いいじゃないですか。

大賛成ですよ!

(松尾)よし やろう!

早速 スタッフ集めます!

奥田さん。

こんな時に なんか ごめんね。

♬~

ファニー&ファンからも
出張人員を募りましょう。

えっ…?

人手も足りないし
それがいいと思います。

そうだね…。

(橋本)協力してくれそうな企業
あたってきます!

私も 在庫確認してきます!

俺 車の手配してきます。

♬~

わかりました。

メガネ コンタクトをなくした方は
いらっしゃいませんか?

メガネ 作りに来ました。
必要な方は こちらへどうぞ。

メガネやコンタクトなくて
お困りではないですか?

メガネを作りに来たんですが

お使いになられますか?
はい。

メガネ 無料で作れるんですけど。
えっ 本当に?

あの… お願いします。

おい!

あんた こっち。

えっ?
検眼 できるんだろ?

ああ でも…。

このマニュアルどおりやれば
問題ないだろ。

えっ…?

簡略化はされているが
ずさんな部分はない。

細かいところまで
気配りの行き届いた

いいマニュアルだ。

ありがとうございます!

手 抜くなよ。

ご心配なく。
私は人柄もいいし

メガネも作れますから。
ハッ…。

はい
じゃあ あごをのせてください。

ずらしますね…。 あっ すいません
ちょっと待ってくださいね。

♬~

(佐千代)これ 食べてちょうだい。

ああ いやいや…
お気持ちだけで十分ですよ。

(佐千代)それじゃあ
私の気が済まないのよ。

せめて 何か
お礼をさせてほしいの。

おばあちゃん 本当に
気を使わなくて大丈夫ですから。

俺たち
来たくて来てるだけなんで。

お気持ちだけ頂きますよ。
ううん!

どうしても受け取ってほしいの。

アハハ… 参ったな…。

私はね あの地震のあった日

着の身着のままで 命からがら

津波から逃げて
ここに避難してきたの。

(佐千代の声)携帯電話も
なんにも持ってないもんだから

誰とも連絡が取れなくてね。

息子夫婦や孫たちが

生きてるのか死んでるのかも
わからずに

ここに来てから
毎晩 不安で不安で

押し潰されそうになっていたの。

ちょっと あそこ 見てくれる?

(佐千代)あそこの掲示板にね

毎日 他の避難所の人の名前や

身元の確認が取れた
ご遺体の名前が

貼り出されていくの。

だけど 私には 小さいあの文字が
よく見えなくて…。

誰かに読んでもらおうかとも
思ったけど

人様の口から
現実を知る勇気がなくて。

だけど
今日 あなたたちがやって来て

メガネを作ってくれたでしょう?

それで
掲示板が見えるようになって。

そしたら 家族全員が

別の避難所にいるって
書いてある文字が

目に飛び込んできたのよ。

見えるという事は
なんて ありがたいんだろうって

今日ほど
それを感じた事はなかったわ。

来てくれて本当にありがとう。
ありがとう…。

おばあちゃん よかったね。

よし!
じゃあ 差し入れ 頂こうか。

どうぞ どうぞ!
食べてちょうだい。

あなたたち
朝から何も食べてないんでしょ?

(松尾の声)
よし! じゃあ 遠慮なく!

いただきます!
(神戸の声)いただきます。

♬~

奥田さん。

なんかさ 救われたのは

俺たちなんじゃないかって
気がするよ。

えっ?

俺たちって
おぼろげな世界で苦しむ人にさ

かけがえのない景色を見せる事が
できる仕事してるんだね。

そうですね。

今回の事で また 奥田さんには
苦労かけちゃうけど。

はあ…。

社長のせいで 苦労させられるのも
悪くないって

思っちゃう時があるんですよね。

えっ?

苦労が報われる仕事なんて
なかなか ないじゃないですか。

そうだね。

(松尾)
社長! こっち 終わりました。

よし! じゃあ 帰ろっか!

ですね。

いや ちょっ… 奥田さん!

♬~

社長。
うん?

どうも。

(藤林)避難所でメガネをねえ…。

うちが
本当に売らなきゃいけないのは

安いメガネでも

おしゃれなメガネでもないんだ
って気づかされましたよ。

社長 俺は たくさんの人に

メガネを通して
美しい世界を見てほしいんです。

それには まず うちの商品を
手に取ってもらう事が先決で

そのためには

社長の作ったフレームが
どうしても必要なんです。

どうか お願いします。

とりあえず
みんな ご苦労さんでした!

(一同)お疲れさまでした!

神戸さん お疲れさまでした。
お疲れ。

ああ…。
山本くんも お疲れさまだったね。

ありがとうね。
いえ…。

(松尾)まあ 実質的な問題は
何一つ解決してないけどね。

社長。

んっ?

ファニー&ファンからは
手を引いてください。

手を引くって 売却しろって事?

はい。

ファニー&ファンに関わるだけ
時間の無駄です。

どういう事?

業者からの突き上げも
スタッフがまとまらないのも

全部 中村さんのせいなんです。

ファニー&ファンに関わるだけ
時間の無駄です。

どういう事?

業者からの突き上げも
スタッフがまとまらないのも

全部 中村さんのせいなんです。

業者さんたちや
周囲のスタッフに

サンデーズが倒産寸前で危ない
っていう噂を流してるのも

内部情報をリークしたのも

財務内容を必要以上に悪く伝えて
危機感を募らせたのも

全部 中村さんの仕業なんです!

(橋本)なんで 中村さんが…。

だって ファニー&ファンの再生が
うまくいかなくて

一番困るのは 中村さんでしょ。
困らないんですよ。

サンデーズに再生を失敗させて

社長にファニー&ファンを
手放させるのが目的なんですから。

(松尾)はあ!?

そのあと 自分たちが懇意にしてる
投資家に頼って

ファニー&ファンを買ってもらい

自分たちの手に
経営する実権を取り戻すのが

中村さんの狙いなんです。

(中村の声)あの若造に

ファニー&ファンの舵取りを
任せておけば

いざという時 容易に
失敗させる事ができるでしょ?

今は 繋ぎで
必要な金だけを引き出して

経営をコントロールする準備が
できたら

切り捨てる。

あいつらは
そのための駒でしかないの。

じゃあ 業者やスタッフは
中村さんの思惑を知った上で

中村さんの芝居に
付き合ってたって事?

実権を取り戻してからの好待遇を
約束してましたから…。

あっ! 俺 あいつに

社長の親父さんが死んだ事
言ったわ!

なんで 言うんですか!
仲間だと思ったから…。

あっ! 僕もだ!

社会保険の件
中村さんに言っちゃった!

なんで!?
仲間だと思ってたから…。

俺は なんとなく

そんな事じゃないかなと
思ってたよ。

嘘つかないでよ!
俺の事 疑ってたくせに。

疑ってないって。

山本くんは どうして
それを打ち明けようと思ったの?

なんか 社長が見てる夢と
みんなが社長に見てる夢を

邪魔しちゃいけないって
思ったから…。

僕は ファニー&ファンを

日本一の雑貨屋にするのが
夢でした。

恥ずかしいけど
本気で そう思ってたんです。

だけど
いつの間にか なんというか…。

わかるよ。

えっ?

走ってる途中で 一回止まると

そのあと走り直すのって
すごい つらいじゃん。

くじけちゃうのもわかるし
仕方ないよ。

社長 どうするんですか?

とりあえず ファニー&ファンの
売却先を探そう。

山本くんの言うように

これ以上 関わっても
時間の無駄だよ。

ですね。

ファニー&ファンの買収って
いい事 一つもなかったね。

山本くんさ サンデーズに来なよ。

えっ…?

これからのサンデーズに必要な
優秀な人材を引っ張るために

俺たちは ファニー&ファンを
買収したんだよ。

いや 僕は…。

そう考えれば
いい投資だったと思えるじゃん?

2億の価値がある人材…。

それにさ 申し訳ないけど
日本一 目指すのとか

本当 恥ずかしいと思うよ。
(山本)えっ…?

目指すなら 世界一でしょ。

フッ…。

サンデーズへ ようこそ。

♬~

あの…。

あっ 川上さん 中村さんの事
よろしくお願いしますね。

(川上)必要ないんで
写真撮り終わったら クビで。

あっ 中村さん

こちら 雑貨チェーン
ピーターランドの社長で川上さん。

ファニー&ファンの
新しい買収先です。

いやいや…
ちょっと待ってください…。

(川上)ああ 奥田さん。

忘れないうちに
こちら お約束の買収代金です。

200円…!?
ハハハハハ…!

あっ 中村さん そろそろ
シャッター押していいよ。

写真を撮るまでがお仕事ですよ。
しっかり。

うう…。

はい チーズ…!

(カメラのシャッター音)

今回の買収に関連して
5億の損失 出てますけどね。

(松尾)えっ! 大丈夫なんすか?

もう バランスシートだけ見たら
ゾンビみたいな会社だよ。

これから数年は
たとえ 黒字になっても

銀行からの借り入れは
期待できない。

というより それは全く考えないで
進んでいく覚悟が必要です!

ニャ~!
(ノック)

はい。

おっ…。

失礼します。

(橋本)藤林さん…。
どうされたんですか?

社長さん。

今のサンデーズが
昔の会社と違うって事はわかった。

やる気があるのもわかった。

だから 条件さえ守ってくれれば
取引をするのもいいでしょう。

えっ… ああ…。

(橋本)本当ですか?

ただし

お宅が提示してきた予算じゃ
まず無理ですね。

原材料費からし
まるで合わない。

普通じゃないものを
普通にするったって

意気込みはいいけども
中身の部分でスカスカだ。

あんた 理想だけが先走ってる。

よくぞ わかってらっしゃる…。

奥田さん。

だから デザインから予算まで
お互いに納得した状態で

オリジナルのフレームを
作りましょうよ。

藤林さん…。

勝負できる場所に
置いてくださいよ。

藤林さんのフレーム
安売りするつもりないんで

ある程度
高くなってもいいですよ?

いや でも そうなると…。

もちろん 限度はありますけど。

安売り屋さんだもんな。

安売り屋さんなんで。

アハハハハハ…。

〈技術部の改革と
新たな品ぞろえで

臨戦態勢を整えたサンデーズは

いよいよ 業界の巨人
スミスと対峙するべく

新商品 ウルトラタフフレームを
実行に移していく〉

〈その頃 スミスでは
営業本部長の御子柴より

「追随してくるものは
全て蹴落とす」と

社員たちを鼓舞し

社員たちは雄たけびを上げて
それに応え

無謀にも
刃向かってくるサンデーズを

迎え撃とうとしていた〉

このままだと うちは
黒字倒産になってしまいます!

(御子柴)もうちょっと
熟してもらわないとな。

年末までに3億円 用意できないと
サンデーズは潰れてしまいます。

そんな
余裕ある状況じゃないからさ。

無理やり自腹で買わせて
作った数字なんて

なんの意味もねえんだよ!
肺に腫瘍が見つかりまして。

いい噂を聞かない人物ですよ。
(京極)お前

自分が終わっている事にも
気づいていないのか?

俺を信じてくれる人がいて

こんなところで
立ち止まるわけにいかないんです。