ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

破天荒フェニックス 第1話 勝地涼、伊藤淳史、瀧本美織、稲葉友… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『新春3夜連続ドラマ 破天荒フェニックス 第1夜』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 松尾
  2. 奥田
  3. お願い
  4. 社長
  5. サンデーズ
  6. 会社
  7. 橋本
  8. 神戸
  9. 天下取
  10. 成功
  11. 三上
  12. 新店舗
  13. 絶対
  14. 頑張
  15. 銀行
  16. 店舗
  17. グランドオープン
  18. 自分
  19. 商品部
  20. 大丈夫

f:id:dramalog:20200104044902p:plain

『新春3夜連続ドラマ 破天荒フェニックス 第1夜』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

新春3夜連続ドラマ 破天荒フェニックス 第1夜[字]

実話を基にした話題のビジネス小説を初ドラマ化!負債14億…倒産確実のメガネチェーンを買収し世界一を狙う、茶髪社長と仲間たちの奇跡の企業再生物語!!

詳細情報
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/hatenkou/
◇番組内容
ベンチャー企業の社長・田村雄司(勝地涼)は、ある日突然、倒産寸前のメガネチェーン・サンデーズを買収。業界ナンバー1を目指して、無理やり仲間に引き入れた元エリート銀行員の奥田吉弘(伊藤淳史)とともに、意気揚々とサンデーズに初出社する。しかし待ち受けていたのは、冷ややかで反抗的な態度を取る社員たちだった…。退陣要求や仲間の裏切りなど、次々襲い掛かるピンチに、雄司たちはどう立ち向かっていくのか!?
◇出演者
田村雄司…勝地涼
田吉弘…伊藤淳史
神戸麻美…瀧本美織
松尾秀和…稲葉友
橋本悟…丸山智己
奥田静江…貫地谷しほり
御子柴徹…川平慈英

宮崎吐夢
奥田洋平 ほか
◇原作
田中修治『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』(幻冬舎・NewsPicks Book)
◇脚本
櫻井智也
◇音楽
沢田完

【主題歌】Da-iCE『Phoenix』(ユニバーサス シグマ)
◇演出
小野浩司
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】大川武宏(テレビ朝日
【プロデューサー】川島誠史(テレビ朝日)、浅井千瑞(MMJ)、森一季(MMJ)

 

 


〈この物語は

絶対に倒産すると誰もが言った
企業の再生に全てを賭けた

若き破天荒な経営者と

不屈の精神で共に闘った
仲間たちとの

7年間の真実の記録である〉

(電話)

奥田さん
2番にお電話です。

はい。

♬~

♬~

ああ 奥田さん。 こんちは。

あっ… どうも。

(田村雄司)奥田さん。

こっち こっち。

やめたほうがいいですね。

いや あの そうじゃなくてさ
なんだろうな…。

銀行からの負債が14億ですよ?

そんな借金まみれの会社
買収してどうするんですか。

でもさ お買い得だとは思わない?

雄司さん よく考えて。

20億の売り上げがある会社を

3000万足らずで
売ろうとしてるわけですよ。

そんなもん 大きな問題があるに
決まってるじゃないですか。

うーん…。

借入金14億円って
月の売り上げの8カ月分ですよ?

おまけに 毎月1億近く

返済しなきゃいけない条件に
なってる。

それなのに 毎月の営業赤字が
2000万 出てるんです。

資金繰りとしては
これ 異常ですよ。

まあ 仮にね

大企業で 資金に
相当な余裕があるならまだしも

雄司さんの会社は
資金力も信用もない

ただのデザイン会社。
世間から見たら

チャラついた社長がやってる
浮ついたベンチャー企業

サンデーズの買収は

自殺行為です。

奥田さんね
ちょっと勘違いしてんだよなあ。

えっ?
俺は もう

ベンチャー企業の社長なんかじゃ
ないよ。

えっ?

お待たせしました!
たぬき引越センターです。

(松尾)お疲れさまです。
とりあえず まとまってるもん

持ってってもらっていいっすか?

もしかして…。

全国に60店舗ある
メガネチェーンの

社長だよ。

嘘でしょ… 買収しちゃったの?
何やってんだよ!

ハハハハハハ…!

奥田さん 違うの。 俺はね

経営コンサルタントとしての
意見じゃなくて

奥田さんは どう思うかって話を
聞きたいの。

はい?

だって こんな
開拓され尽くした世の中で

天下取ろうと思ったらさ

みんなが足を踏み入れないような
土地に

家 建てるしかないでしょう。

人が住めない土地だから
誰も踏み込んでこないだけですよ。

奥田さんだって なかなか
へんぴなとこにいるじゃん。

えっ?
だって 奥田さんさ

なんで 銀行 辞めたの?
はい?

出世コースまっしぐらだったのに
派閥闘争が嫌で辞めたんでしょ?

それだって
なかなか できる事じゃないよ。

はあ…
いや あの 僕の場合は…。

それにね せっかく企業を買収して
大きく勝負を賭けるなら

その業界で世界一を
目指すべきだと思うんだけど

例えば カフェでもアパレルでも

世界的な大きな企業が
しっかりとシェアを持ってて

付け入る隙がないじゃん。

メガネ屋なら
世界一になる事も可能だと?

可能かどうかはわかんないけど
メガネ屋さんの世界で

天下の椅子が空いてる事は
確かだよね。

奥田さんさ 一緒に頑張ろうよ。

はい?
どうせなら

気心知れたメンバーで
あっちの会社に

乗り込みたいじゃん。
おかしいな…。

僕は 気心知れてるつもりは
ないですよ。

信頼できる財務のプロが
必要なんだよ。

いやいやいや… 僕は もう
投資会社に勤めてますから。

一緒に天下取ろうよ。
ハハッ… 無理 無理 無理。

僕には家庭がありますから。

奥田さんの嫁は
もう 了承してくれたよ?

はい?

事前に相談しておいたの。

奥田さん 誘おうと思ってるって。
誰に?

嫁に。
嫁に? 僕の嫁に?

応援するって言ってたよ。
応援するって? 僕を?

俺を。
全然わかんない。

奥田さんの嫁
俺の事が大好きだから

すごい言う事聞くよねえ。

え? 本当に…
どういうつもりなんだろう…。

だよねえ。
(松尾)奥田さん!

話 終わったんなら 荷造り
手伝ってもらっていいっすか?

えっ? いや…。

奥田さん 今日から早速
よろしくお願いしますね。

(松尾)お願いします!
いやいや… ちょっと待って。

こんな会社 買収しても
絶対 倒産しますよ。

うまくいくはずないですって!

まあ… そうですよね。

えっ?

「普通」は 「絶対」に

「無理」だし

「誰」にも

「なんとも」ならないもんね…。

こういうの ムズムズするでしょ?

奥田さんのそういうところ
大好きだよ!

いや…。

チャンスをつかめる人間は
ほんの一握りなんだよ。

いや…。

どうも 新しく社長になった
田村…

田村雄司です。

この度 訳あって
サンデーズの新しい社長として

この会社の経営を
任せて頂く事になりました。

(松尾の拍手)

うわあ… 終わったわ。
(松尾)よっ! 社長!

うちの会社…。

正直 僕は
メガネに関しては素人同然です。

けど この会社を
必ず大きく成長させて

日本一 いや…

世界一のメガネチェーンに
していきますので

皆さん 力を合わせて
頑張っていきましょう!

よろしくお願いします。
(松尾)お願いします!

お願いします。

(まばらな拍手)

で えーっと 早速なんですが

改革のスローガンを
打ち出してみました。

♬~

こちらでぇす。

世の中の会社同士は 常に
目立つための競争をしてるわけで

その会社を動かしている社員が

目立つ事から
逃げてしまっていたら

目立つための戦いには
絶対に勝てないと思いません?

どんなに いいサービスや商品が
用意できても

お客様に 自分たちの存在に
気づいてもらう事ができなければ

全てが無駄になってしまうので
皆さん これからは どんどん…

自己主張していきましょう!

(拍手)

(三上英司)子供向けのテーマじゃ
ないんだから

もうちょっと具体的に

改革の指示を
出してほしいんですけどね。

あっ じゃあ
具体的な話 しましょうか。

とりあえず
今月は 1000万 足りません。

このままだと 新生サンデーズ
早速 倒産しちゃうんで

取引先に
支払いを待ってもらうように

お願いできますか?

はあ? なんでですか?
冗談じゃない。

そんなもん
銀行への支払いを止めるとか

あんたらがすれば
済む事じゃないか。

銀行にも 返済計画についての
交渉をするつもりですけど

経営陣が交代して間もない
このタイミングでは

うまくいくものも
いかなくなるんですよ。

(三上)私らは営業部として

20億の売り上げを
出してるんですよ?

問題があるとしたら

その売り上げから利益を出せない
経営陣でしょうが!

自分の無能を社員に押しつけて
恥ずかしくないのか!?

ああ?

自己主張しろって言うから
してみたら 「ああ?」か!

松尾くん 「ああ?」やめて。
ああ?

「ああ?」やめて。
いや 違うんです。

全ての取引先に支払いを
待ってもらうという事ではなく…。

私らには 長い経験を積み重ねて
出来上がった

システムがあるんだから

それを昨日今日来た素人に
ぶち壊されたんじゃ

困るって話をしてんだよ!

あんたさ 大事な事 忘れてない?

はあ?

だって この会社は
もう 実質 倒産してるんだよ?

社長が買収に手を挙げなかったら

この会社は 今頃 良くて民事再生
悪ければ破産で

そうなってたら あんたの言う
積み上げたシステムも

20億の売り上げも
消し飛んでるわけだよね?

つまり
あんたが威張ってる それって

もう とっくに死んでる
ご自慢なんだよ。

まあ まあ まあ。

とにかく 今日から
新しいサンデーズが始まるんで

皆さん よろしくお願いしますね!

お願いします。
お願いします。

あっ… ねえ
この報告書作ったの誰?

あっ… はい。

君 ちょっと 終わったら
社長室 来て。

えっ?

はい! じゃあ みんなで
天下取りましょう!

どんなのが来るかと思ったら…
成金の若造じゃねえかよ。

会社の経営を

マネーゲームぐらいにしか
思ってないんだろ。

泥船じゃねえか こんなの。

(社員)早いとこ 次の仕事見つけて
逃げ出すのがベストでしょ。

もう… どうすんだよ…。

お金 お金 お金…。

どうしたらいいんだ…。

これは
絶対やばいぞ…。

あ~ お金
お金 お金…。

本当やばい…。 お金…。

神戸さんだよね。 今日から
チームに入ってもらうから。

えっ!? えっ…。

いや あの… なんで 私が?

これ 松尾。 見た目 怖いけど
喧嘩弱いから笑っていいよ。

奇抜な紹介しないでよ。
アハハ…。

あの!
私 なんか そういうの無理です。

そういうの?
だって

社長直属のプロジェクトチーム
って事ですよね?

そう。
いや! 無理です。

大した仕事もできないし…。
失礼します。

そんな事ないって。

だって この報告書すごくない?
こんなの初めて見たよ。

よっぽど
気配りのできる人なんだね。

いや…
そんなの 誰にでもできます。

誰にでもできる事を

誰にもできないレベルで
仕上げる人こそが特別なんだよ。

カレーは誰にでも作れるけど

誰にも真似できないカレーは
お金払って食べるしかないじゃん。

こんな優秀な人材が
あんなとこに埋もれてるから

この会社は
ここまでガタガタになったんだよ。

ウフフ… そんな…。

(ノック)

あっ 奥田さん。

とりあえず 神戸さんを
奥田さんの下につけるから

一緒に
財務と銀行交渉 担当してね。

ああ… 奥田吉弘です。 よろしく。

神戸麻美です。
よろしくお願いします。

でさ 新しい店舗を
オープンしようと思うんだけど。

(松尾・神戸・奥田)はあ!?
なんていうか

新しい未来を象徴するような
新店舗をオープンさせてさ

コンセプトとかブランディング
正しさを

会社のみんなに証明する事が
重要だと思ったんだよ。

何 考えてんですか。
今は 財務的な体力を

慎重に見極めて
強化する時期です!

だってさ 今ある うちの店舗って
ひたすらに ださいし

ブランドイメージとして

安売りメガネのディスカウントショップ
って感じだよ?

まあ… 確かに。

生まれ変わりの象徴として
新店舗が必要だと思うんだよ。

新店舗のオープンよりも先に

売り上げ不振に陥ってる店舗の
閉店と 社員のリストラで

大胆なコストカットを
図るべきです!

それ 駄目~!
それ 駄目?

何が駄目!?
リストラ 駄目!

メガネ屋って 人が大切だから。
えっ?

全国にある うちのお店回って
わかったけど

メガネ屋って
視力測定とかレンズ加工とか

人が生み出す付加価値が
大きいじゃない。

今 うちは
20億の売り上げがあるけど

メガネの粗利率が7割だとして

14億は 今のサンデーズの
スタッフが生み出してるんだよ?

それを だって
リストラなんかしたら

お店に置いてある商品
捨てるようなもんでしょ。

ああ…。
全国のお店 回ったんですか?

うん。 車で回った。
(松尾)運転したの 俺だけどね。

トゥクトゥクトゥ… トゥッ!
(松尾)なんだよ!

ああ…。 いや でも

リストラしなければ
赤字は止まりませんよ。

新店舗を成功させれば
戦略の正しさを実証できるし

一丸となって 社内全体で

そっちの方向に
進んでいけるんじゃない?

利益が出ればいいですけど
成功する保証はないし

もしも 失敗したら
即倒産ですよ?

うーん…
神戸さんは? どう思う?

えっ? いや…。

ほら 自己主張。 うちの社訓だよ?

新店舗を出す場所にもよるかと。

ああ それはね

えーっと…。

ああ。

もう ここと契約してます。
契約してますの?

契約しちゃったのね!?
(松尾)家賃 いくら?

72万。
高えよ!

高田馬場の駅前だよ?
一等地だよ? それぐらいするよ。

この店 何坪あるの?
9坪。

ちっちぇ! 72万 たっけ!

採算 取れるって。

客単価1万として
一日平均20組ちょっとで

月600… いや 700は堅いね。

店がちっちゃいから
2名体制で回せるし

家賃 光熱費 人件費は
200万で収まるから

超ドル箱店舗になる
計算ですよ。

出店費用に
2000万かかるんだけどね。

(橋本 悟)
社長 ちょっとよろしいですか?

えっ?

ちょっと
お話ししたい事があるんですけど。

おお… なんでしょう?

商品部の事なんですが…。
商品部?

今の商品部は
全然 なってないですよ。

あんなんじゃ 全然駄目だ!

売れ筋商品の在庫予測も
発注数字の管理も

まるで なってやしない!

私は 元々 商品がやりたくて
この会社に入ってきたんですよ。

社長 私に
商品部を任せて頂けませんか?

あなた 橋本さんですよね。
ちなみに 今は?

広告宣伝部長です。

ですよねえ…。

前の経営陣と そりが合わず
追いやられた部署です。

窓際ですよ!!

私には 中国で生産する
ノウハウだってあるんだ!

業者さんとの交渉だって

今のやり方じゃ生ぬるい。
もっと やり合えるはずですよ!

いいですよ。
何がいいんだ!?

好きにやっちゃってください。
えっ!?

じゃあ 今から
橋本さんが商品部の部長って事で。

幹部会にかけてからとか
人事発令とか

そういうのは いいんですか?
ええ? だって 俺

社長ですよ。

こういうのだよ…。

こういう展開だよ!
えっ? 何?

あんた もしかしたらと
思ってたよ。

あんたは もしかしたら
そうなのかなと思ってたよ!

予感が的中だよ!
お お… 怒ってるんですか?

喜んでんだよ! こういう
スピード感を待ちわびてたんだ。

あんたの瞳に

バーニングスピリッツを
見たんだよ!

本日より
商品部の部長に就任致しました

橋本悟でございます。

新生サンデーズのために
粉骨砕身する所存でございます。

何とぞ よろしくお願いします!

よろしくお願いしまーす。

よろしくお願いします…。
(橋本)よろしくお願いします!

橋本です。 よろしくお願いします。
(松尾)お願いします。

神戸さん。
神戸です はい…。

(ため息)

♬~

ただいま。

(奥田静江)おかえりなさい。
おかえり~。

うおっ!
なんで いるんですか?

嫁が いつでもご飯食べに来てって
言うから。

「嫁」って言うなよ。 俺の嫁だよ!

雄ちゃん 野菜嫌いなの?

なんで? 違うよ。
だって 残してるから。

野菜どうこうじゃなくて
まずいんだよ これ。

なんでなんだろうな?

キュン…。

おお… 何が起こってるんだよ?

理解できる範疇は
とうに超えてるぞ!

うるさいな もう!
仕事終わって帰ってきたんだから

少しは疲れてなさいよ!
いや…。

帰ってくる道すがらは
へとへとだったの!

奥田さんも ほら 早く座って。
一緒に食べようよ。

ほい。

ほい。 お疲れさま。

奥田さん
思ってたより大変だった?

想定の はるか先をいってますよ。
ハハハハ…。

天下取るんだから
頑張らないとね。

はあ…。 天下取れますかね?

取れるでしょ。

今日という日を経て
よくもまあ 即答できますね。

だって 俺 天下の器だから。

えっ?
奥田さんが言ってくれたんだよ。

俺の事 天下の器だって。
言ってないですよ。

言ったよ。
いつですか?

前に 飲み屋で飲み代おごったら
そう言ってくれたよ?

だから 俺も自分の事
天下の器って思う事にしたの。

あっ… いや それは…。

自分の事 小さな器って
決めつけちゃったら

その大きさの中身しか
入らないもんね。

えっ?

そんなの
なんか もったいないしさ

奥田さんを収めようと思ったら

天下の器ぐらいないと
収まらないでしょう。

いや… 僕は そんな
大したもんじゃないですよ。

それは 私にも失礼だよねえ。
えっ?

そうだよねえ。

嫁が 大したもんじゃないのと
結婚したみたいじゃんねえ。

ああ! いやいや
そういう事じゃなくて…。

奥田さん。

自分を小さく見積もるって事は

自分の事を好きな誰かの事も
窮屈にさせるって事だよ。

(静江)ねえ。

雄ちゃん
どこまでかっこいいの?

多分ね…

どこまでも。
そうだと思う。

この先
どうやって 天下取りますか?

まあ いろいろと やってかな。

雄ちゃんは
そんなの考えなくていいんだよ。

好き勝手 大きくあればいいの。
えっ?

だって 雄ちゃんは 器だもんね。

(ため息)

中身が頑張れって事ですよね。

いける…
これなら絶対にいける。

こんな完璧な計画書 見た事ない!

こちら
今後の再生計画書になります。

やり方が汚いですよね。

もしも 事前に
会社売却の事実を聞いていれば

融資に応じなかった事は
理解されていらっしゃいますよね。

えっ? あっ…。

身売りを進めながらも
その事実を隠して

うちから融資を
引き出していたわけでしょう?

いえ… こちらとしても
急な話だったもので…。

あくまでも既成事実ではないと
おっしゃりたい?

はい。

なるほど…。

あっ… それでですね
今月の返済なんですが…。

今後一切の期限の更新と
新規融資は考えておりません。

今 私の目の前に
いらっしゃるのは

なじみのあるサンデーズさんでは
ないようなので

あくまでも数字だけを見て
判断させて頂きますが

今後一切の期限の更新と
新規融資は

お断りさせて頂きます。
いや あの…。

スリーサイズが書かれた
プロフィールを見て

その女性を判断するようで
不本意です。

女性の魅力というものは

スリーサイズなんかで
判断するべきではなく

数値化できない 雰囲気や
愛嬌などで測るものです。

しかし スリーサイズでしか

その女性を知るすべが
ないとしたら

その数値で判断するしか
ないですよね?

残念です。

どうぞ お帰りください。

とりあえず
店舗の工事代金と社会保険料

1週間だけ 強引に遅らせる。

それから 売上金を
銀行へ入金しに行く店舗には

朝イチで必ず入金するように
徹底させて。

半日でも遅れたら
アウトになるかもしれないから。

はい!
ああ… それから

閉店店舗の敷金の戻りを
催促してみよう。

あと10日で1000万弱…。

それができなかったら
資金ショートするよ!?

10日で1000万なんて
工面できるんでしょうか?

やるんだよ!
すいません!

怒鳴ってごめん!
いえ 私こそ すいません…。

ああ… 神戸さんって
なんで この会社 入ったの?

あっ… 最初は販売員の
アルバイトで入ったんですけど

仕事 覚えていくうちに
楽しくなって そのまま社員に。

ああ… そうなんだね。

ずっと 現場にいたので

こういう仕事
勝手がわからなくて…。

でも 勉強します!

ああ… もう のど渇いたな…。

あっ…。
はあ…。

どうぞ。

あっ…
よかったら 飲んでください。

あっ… ああ。

ありがとう。

なんだ おい これ…
クソほどうめえな!

アハハ…。
それ フォンダンウォーターです。

な… 何? それ。

ドライフルーツを水に漬け込んで
栄養素を染み出させたものです。

わざわざ
作って 持ってきたの?

はい。

気配りがすげえな!

フフ…。

(松尾)キーカラーは 白と黒。
白は 始まりを感じさせるし

黒からは 高級感のある自己主張が
うかがえるでしょ?

白と黒か…。

お葬式みたいだな。
とんでもない事 言うなよ。

サンデーズが作り出す空間に
色をつけるのは

商品と人だけって意味合いも
含まれてんの。

ちなみに この新規1号店を
コンセプトモデルとして

1年後には
100店舗の出店を目指すからね。

いや… それは
さすがに厳しいんじゃない?

資金がない状態で
一気に売り上げを拡大して

借入金の返済を楽にしていくには
それしかないんだよ。

そういうもんなの?
うん。 それにね

早期に100店舗体制にする計画は

再生計画として
銀行にも提出してるから。

つまり やるしかないって事か…。

そう。 そのためにも

モデル店舗になる この店を
成功させる必要がある。

もうちょっと
練り直してみようかな…。

松尾。

自信 持てよ。

社長が葬式とか言うからでしょ!
縁起悪いじゃねえかよ!

(ノック)
(ドアの開く音)

お疲れさまです。
あっ 銀行 どうでした?

はっきりと 今後一切の融資は
しないって言われましたよ。

えっ! 大丈夫なんすか?

大丈夫ではないけど
まあ 今月の資金繰りに関しては

商品部長の橋本さんのおかげで
ギリギリ

なんとかなるかもしれません。
(松尾)えっ?

あきれたもんですよ。

普通は メガネフレームの
製造メーカーに足を運んで

仕入れ交渉に出向くのが
普通でしょう。

それを 本社で どんと構えて

売り込みに来る問屋の担当者に
サンプル持ってこさせて

その中から なんとなく
選んでるだけなんですから!

ああ… そうなんですか…。

早急に 仕入れ先との関係を
見直す必要がありますよ!

いいですか? 取引先を
数社に絞って 大量発注すれば

仕入れコストを 10パーセント
抑える事ができるんだ。

計算して!

うちが 今 各メーカーに
支払っている取引総額は 6億円。

それを10パーセント削減で…
年間!?

6000万…。
月に!?

500万…。
そうなんですよ!

月に500万 浮くんです!

500万 あるか ないかで
どうですか!?

資金繰りは
相当 変わってきます…。

ありがとう!
そういう事! そういう事!

(奥田の声)とにかく
勢いがすごいんだ あの人…。

ハハハハ…。 商品部長に任命して
正解だったね。

とはいえ 厳しい状況なのは
変わらないですよ。

大丈夫だって。 新店舗を
成功させればいいんだから。

人も時間も足りないので

社員全員で
一丸となって乗り越えないと。

失礼します。

あれ? どうしたんですか?

♬~

えっ?

失礼します。

あれ? どうしたんですか?

♬~

えっ?

苦労して建てた家
乗っ取られた気分ですよ。

私はね あんたが六本木辺りで
チャラチャラ遊んでた時期から

がむしゃらに働いてきたんだ。

青臭い理想論が 現実のビジネスで
通用すると思ったら

大間違いなんだよ!

古臭いより 青臭いほうが
よくないですか?

はっきり言って あんたに
この会社を再生できるとは

到底 思わない!

ああ そんな… 再生するとか
そんなつもりないです。

はあ?

新しく つくるんです。

(三上)おい 神戸!
はい…。

こんなもんに取り入って
うまい事やったつもりか!?

大体 お前みたいなもんがな…。

(ファイルを置く音)
(松尾)おい おっさん。

その辺にしとけよ お前。

三上さん。

靴に もう少し

気を使われたほうがいいと
思います。

(三上)えっ…?

見てる人は
そういうところ 見てますから。

お世話になりました!

(三上)フンッ!

どうすんだよ…。
(松尾)えっ?

今は だって ただでさえ
新規オープンに向けて

人手が足りない状況ですよ!?

大丈夫だって! ねえ?

…あれ?

なんだよ
元気 出していこうよ!

新生サンデーズ
天下取りに向けての第一歩は

そこまで来てるよ!

そうだな…。

よし! 頑張ろう!
うん。

やります! 私も頑張ります!

そうなの。 やるしかないの。

はい みんな 手ぇ出して~。
はい。

奥田さーん。 奥田さん。
(神戸・松尾)奥田さん。

いい?
まずは 新店舗を成功させないと

どうにもならないからね。
そこを足がかりにして

俺たちは はるか上空に
フライアウェーイ!

フライアウェイ?
フ… フラ… フラ…。

フラーイアウェイ!
おお 発音がいいねえ。

新店舗 絶対に成功させるぞーい!

(神戸・松尾)ぞーい!
ぞーい…。

俺たちは マンデーズ? ノー!
サンデーズ。

俺たちは フライデーズ? ノー!
サンデーズ。

あっ 俺も それやりたい!
やらせて やらせて!

はいはい はいはい…!
俺たちは フライデーズ

いや 普通にサンデーズだから。

自分たちの会社
そういうふうにいじるの

よくないよ。

♬~

(松尾)
お客さん 何人 入ってきた?

今のところ ゼロです。

(松尾)
店開けてから 何時間 経った?

5時間です。
最悪だ…。

メガネ一式
5000円から お作りできます。

あっ すいません よかったら…。

♬~

(松尾)あっ…。

あ… あの…! すいません。

今 なんで お店に入るの
やめたんですか?

ああ… なんか おしゃれすぎて
気後れしちゃって。

(松尾)えっ…?

(女性)それに
なんか 狭いから気まずいし

入ったら
なんか買わなきゃいけないような

圧迫感があって。
(男性)行こう。

サンデーズ
グランドオープンです!

メガネ一式
5000円から お作りできます!

サンデーズ
グランドオープンです。

サンデーズ
グランドオープンです!

よろしくお願いします!
よろしくお願いします!

あれ…?

新規オープンするっていうんで
来てみましたよ。

どうも。

(三上)随分と盛況のご様子で。

いや 全然 お客さん入らなくて。

いやいや 素人の勘違いと
思い上がりが積み上げられた

素敵なお店ですよ。

あっ そうだ。 社長に
紹介したい人がいるんです。

♬~

えっ… クルミ

こちら スミスの営業本部長
御子柴さん。

スミス?
(三上)いくら社長でも

スミスは ご存じでしょ?
ああ… もちろん知ってますよ。

メガネチェーンの最大手ですから。

御子柴です。

あっ… じゃあ 私も 一応
名刺 渡しておこうかな。

スミスの三上です。

スミスに入社されたんですか。

相談を持ちかけたら
受け入れてくださいまして。

(御子柴)サンデーズさんは
新しく生まれ変わって

勢いがあると
業界内で 専らの噂ですよ。

ああ… そうなんですか。

この場所は 通行量こそ多いが

そのほとんどが通勤や通学で

買い物目的で ここを歩く人は
ほぼいませんよね。

うちとしては こんな
ショッピングモチベーションの低い立地に

店舗を出すなんて事は
思いつきもしませんので。

(三上)ハハハハハ…。

どうぞ このまま 前のめりで
突っ走って頂きたいものです。

その言い方だと

いつか倒れちゃうように
聞こえますけど?

いやあ…
心配しなくても大丈夫ですよ。

えっ?

倒れたら 誰かに
拾ってもらえばいいんですから。

すいません
呼び込みしなきゃいけないんで

この辺で。

おい 若造! 礼儀もないのか?
名刺ぐらい渡すもんだろ!

ああ…。

どうも 俺です。
よろしくお願いしまーす。

サンデーズ
グランドオープンです!

あっ よろしくお願いします!

サンデーズ
グランドオープンです!

メガネ一式 5000円…。
よろしくお願いします!

サンデーズ
グランドオープンです!

よろしくお願いします。
メガネ一式 5000円からで作れます!

あっ よろしくお願いします。
よかったら 見ていってください。

サンデーズ
グランドオープンです。

よかったら 見ていってください!
すいません。 あっ…。

本日の売り上げ

7万9800円でした。

みんな ごめん。
失敗しちゃった…。

もしかして うち 倒産しちゃう?

あの時とは 状況が少し変わって

商品部の改革が機能し始めて
利益率が上がってきてるのと

橋本さんが
交渉してくれたおかげで

支払いを待ってくれる
メーカーさんが

数社 出てきているので…。
そっか…。

ギリギリなのは変わりませんが…。

橋本さん すごいですね…。

いや 橋本さんだけじゃないよ。

みんなのおかげで
なんとかなってるんだよ。

松尾のデザインは
優秀だと思うし

奥田さんの交渉と
神戸の段取りがなきゃ

とっくに行き詰まってても
おかしくない。

だからさ とりあえず 今日は

今日までの苦労をねぎらっても
いいと思うよ。

♬~

明日から また 頑張ろう。

ねっ?

♬~

これから
どうなるんですかね…。

社長は…?

なんか 先 行っててくれって。

社長って いつ寝てるんですかね?
えっ?

どんなに早い時間に出社しても
来てるし…。

おはようございます。
ああ おはよう。

どんなに遅い時間に退社しても
残ってるし…。

えっ?

あっ… お疲れさまでした!
お疲れさまでした。

だから
いつ寝てるのかな? って…。

俺もさ
それ 聞いた事あるんだけど…。

いつ寝てるの?
俺? 俺は いつだって…

夢の中だよ。

いい加減に
起きてほしいんだよな…。

かっこいいですけどね…。

まあ 俺なんて 逆に

寝てても 現実が離れないもの。

社長のプライベートって
どんな感じなんですかね?

私は まだ いまいち 社長の事が
つかめないんですよねえ。

まあ わかってる限りで言うと

熱い男だね。 間違いなく。

(店長)
そんな簡単にいきませんよ!

メガネ屋が
店頭で呼び込みなんかやったら

不審がられて お客さんに
逃げられてしまいますわ。

ハハハ…。
ハハハハ…。

いらっしゃいませ
いらっしゃいませ!

どうぞ ご覧になってくださーい!

恥ずかしい…。 何やってんねん!

どうですか?
見るのはタダなんで よかったら。

素敵なメガネありますよ。

あっ… いらっしゃいませ~!
はい どうぞ。

こちらのお客様
よろしくお願いしまーす。

どうぞ…。

(松尾の声)そのあとも
どんどん 声かけてさ…。

どうもありがとうございました。
(店員)ありがとうございました。

またお越しくださーい!

あっ… それから 店長ね

部下に対して
メガネの自分買いを強制したら

クビにするから。
えっ…?

売り上げ目標 達成のために

無理やり
メガネ買わせてるでしょ?

いや…。
「いや…」じゃないの。

わかってるんだよ。

部下に 身銭切らせて
数字作るなんて

俺は 絶対に許さないから。

そういうところ
なんか いいですよね。

社長が なんで 天下取りたいか
知ってる?

何? それ。 知らない。

この前 聞いたんだけどさ
すごいよ。 すごい理由だよ。

えっ 何? なんだろう?

雄司さんは
なんで 天下取りたいんですか?

なんでって?

いや… 金を儲けたいとか
いい女を抱きたいとか

地位や名声を得たいとか…?
ああ… うん…。

もちろん その全部は好きだしさ
欲しいよね。

でも それより
もっと欲しいものがあるんだよね。

なんですか?
えっ? 内緒だよ。

ここまできて
そんなの なしですよ。

じゃあ… 嫁にだけ言う。

いや おかしいでしょ。
僕が聞いてるんだから。

嫁から聞いてよ。

直接 奥田さんに言うの
恥ずかしいもん。

いいよ いいよ 言って。

耳 貸して。
はい!

フフッ… 馬鹿な耳!

あのさ 本当に 俺 疲れてるのね。

俺が好きな人 俺の事が好きな人

そいつら全員の笑顔が
欲しいからかな。

えっ…?

天下取れば たくさんの笑顔が
見られるじゃん。

なんていうか… まあ…。

うーん… 恥ずかしい人ですね。

(3人の笑い声)

まあ でも
あの人 きっと… 本気なんだよ。

本気なんでしょうね。
そうだと思います。

よし!
じゃあ 天下の笑顔に向けて

明日から頑張りますか。

(携帯電話の着信音)
あっ…。

なんだよ~。
もう タイミング悪いよ~。

ごめん ごめん。

あっ… 社長。
(携帯電話の着信音)

もしもし?
今 どこにいるんですか?

とっくに始めてますよ。
「ごめん」

今 沖縄なんだけどさ~。

沖縄。

…沖縄!?

いい物件 見つけたから 次の店は
ここにしようかと思うんだけど。

はあ~っ!?

沖縄に店を出すって
どういう事ですか!?

いや 前から いい物件があったら
声かけてねって

方々に言ってあったんだけどさ
たまたま 昨日 連絡が来てさ。

いや だからって…。

でね オープンセールとして

全品半額で
売ろうと思ってるんだけど。

ええっ!?
半額…?

そう。 せっかく
オープンセールやるなら

派手な お祭り騒ぎでさ…。

そうだよ…。
どうせなら もう あれだな。

広告宣伝費って割り切って
無料でいくか…。

うん そうね!
先着500名 全員 無料でいこう。

(松尾)いや 無料は さすがに…。
じゃあ 半額?

いやいやいや…
ちょっと待ってください。

半額で 利益なんか出ますか?

出ない事はない!

(神戸・松尾・橋本)えっ…?

フレームの仕入れ単価が
同じだとして

現在の3倍の本数が売れれば
利益率は下がるけど

利益額は
しっかりと確保できるし

全体の販売本数が増えれば

仕入れ単価を
さらに落とす事も可能。

仮に利益が出なかったとしても
業界最安値の価格破壊を

サンデーズが初めてやる
という価値は 極めて大きい!

業界に ひと波乱
巻き起こす事ができれば

それは すなわち

反撃の狼煙になり得る事案です!

(松尾・橋本)おお~!

(松尾)
ちょっと わかんなかったけど。

奥田さん 賛成なんですか?

えっ? えっ… わかんない…。

えっ…?
いや 新店舗の出店は反対だけど

新店舗オープンにおける
全品半額セールは賛成だから…

わかんない。
もう わかんないけど

ここまできたら
わかんないままでいいと思う!

(松尾)壊れたな。
えっ? えっ? でも…

普段の3倍
売らなきゃいけないんですよね?

普段の3倍 お客さんが来たら…
対応しきれないでしょ!

セール品は 即日渡しじゃなくて

レンズ確保を他の店に回せば
対応できるって。

レンズは それでいいとして
普段の3倍のお客さん相手に

まともな接客なんて
できないですよ!

それでいいんだよ。
えっ?

お客さんが殺到すれば

仕事の効率を
追求せざるを得ないじゃない?

そこから 必然的に
無駄な作業があぶり出されて

店舗業務の効率化が進むでしょ。
(橋本)はっ…!

なあ 松尾。

失敗から繋がる成功だって
あるよな?

えっ…?

なんか おしゃれすぎて
気後れしちゃって。

沖縄店のデザインも
松尾にやってもらうから。

今度は… 大丈夫だよな?

当たり前だろうが!

やろう!
なんか よくわからないけど…

やりましょう!
(橋本)やりましょう!

資料ありますから
打ち合わせしましょう!

(松尾)よっしゃー!
よし!

ちょっと待って!
何?

やるなら
私にも やらせてください。

なんで 無言だよ!?
いや… ごめん。

当然
やってもらうつもりでいたから。

いやいや… やりますけど

みんながやるなら…
みんなでやるなら

みんなと同じレベルで
悔しがれるような

みんなと同じレベルで
喜べるような

そういう…
そういう私でありたいです!

グッ…!

わかってるよ。
えっ?

神戸には
事前に現地に入ってもらって

周辺への対応と
スタッフの選別してもらうから。

普段の3倍
お客さんが来る予定だから

それを想定した上での手はずを
整えておくように。

わかりました!

よし!
沖縄店 絶対 成功させるぞい!

(松尾・奥田・神戸)ぞい!
(橋本)…ぞい!

フウ~ フウ~ フウ~ フウ~…。
橋本さんもくる?

フウ~ みんな…。
(一同)ぞい!

♬~

♬~

…またかよ!

なんで…?

もう…
何をどうしたらいいんだよ…。

(ため息)

おしゃれさの欠片もないね~。

いいんだよ!

下品だろうがなんだろうが

お客さんが殺到しなきゃ
意味ないでしょ!

なのに… すいません…。

フッ… 大丈夫だって!
(松尾)何が?

とりあえず
ソーキそばでも食べに行かない?

(肩をたたく音)

はあ!?

えっ? ちょちょ…
どこ行くんですか?

ちょっと ソーキそば食べてくる。

はあ!?
えっ えっ… 社長!

いいから いいから。

♬~

うん!

ああ~ やっぱ おいしいな。

みんなにも
ここ 教えてあげような。

社長…。
ほら 軟骨。 食べな。 ほい。

ねえ… こんな事してる場合じゃ
ないでしょ?

あっ… そろそろだな。

じゃあ 戻ろうかね。
えっ…?

仕事の時間だよ。

おお~。

なんだ!? これ!

沖縄の人は 朝が遅いんだよ。
(松尾)えっ?

朝イチのセールなんて
誰も来ないんだよ。 これ 常識ね。

(松尾)そうなの!?
そうなの。

まあ こっちに何度も通って
わかった事だけど。

俺も 失敗から成功に繋げたの。

やべえ… 泣きそう…。

おい… こんな事で いちいち
感動してるんじゃないよ。

えっ?

俺たちは…。
(舌を鳴らす音)

天下取るんだから。

あっ… ちょっと 社長!
何やってるんですか!

早く手伝って!
奥田さん来た。 よし 行くぞ。

はい!

はい いらっしゃいませ~。

♬~

♬~

♬~

ああーっ!!

♬~

♬~

〈沖縄での この成功を
きっかけに

サンデーズは
新規店舗を増やしていき

オープン記念の半額セールは
各地で大ブレーク〉

〈その勢いは 会社全体の売上高を
急伸させるほどだった〉

〈2500円という価格は 見事に

「この価格を下回ると
みんな飛びつく」という

ブレークポイントを突いたのだ〉

〈ただ
喜びに沸き立つ周囲の中で

雄司は 小手先だけの安売りが

その場しのぎの
カンフル剤のようなもので

いつかは行き詰まる事を
悟っていた〉

♬~

買収したい会社があるの。

うちに足りない要素を
補完できるってわけだよ。

(中村)素晴らしい再生計画案だと
思います。

(曽根崎)あんたの狙いは
マネーゲームでしょ?

うちらが
どうなってもいいのか!?

(松尾)
大変な事になってんの!

(御子柴)
こっちから潰しにいくんだ。

(松尾)内部の情報を流してる
人間がいると思ってるんでしょ?

僕を疑ってるの?

いいじゃない。
抜け出す一手になり得るよ。

(橋本)社長の藤林さんです。

ぜひとも
うちで扱わせてください。

(藤林)お断りします。
えっ?

このままだと うちは
黒字倒産になってしまいます!

(山科)銀行って
都合のいい女じゃないですからね。

年末までに3億円 用意できないと
サンデーズは潰れてしまいます。

紳士的な対応を求めます!

目指すなら 世界一でしょ。