ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

悪魔の弁護人 第4話 要潤、勝野洋、ベッキー、赤座美代子… ドラマの原作・キャスト・音楽など…

『<オトナの土ドラ>・悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~ #04【罪人】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

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  15. 弁護士
  16. 菅山
  17. 栃野
  18. 依頼人
  19. 一人
  20. 一美

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『<オトナの土ドラ>・悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~ #04【罪人】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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<オトナの土ドラ>・悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~ #04【罪人】[字]

被告人・稲見(勝野洋)に拒絶されながらも彼を救おうとあがく御子柴(要潤)。なぜ御子柴はこれほどまでに固執するのか?今夜、御子柴と稲見の衝撃の因縁が明かされる!

詳細情報
番組内容
いよいよ始まった老人ホーム介護士殺害事件の初公判。御子柴(要潤)は当然のように「無罪」を主張。しかし稲見(勝野洋)は無罪はおろか減刑すら拒絶。さらに御子柴にクビまで言い渡す。御子柴は苛立ち弁護人席に両手を叩きつけ――
その頃、洋子(ベッキー)はある女性を訪ねていた。稲見の元妻・石動恭子(赤座美代子)。そこで明らかになる御子柴の戦慄の過去!14歳で凶悪犯罪を犯した園部信一郎(大西利空)は
番組内容2
なぜ弁護士・御子柴になったのか。稲見はなぜ下半身不随になったのか。医療少年院で起きた脱走事件の裏にある壮絶な物語が明らかになる!
一方御子柴はまだ稲見の弁護を諦めてはいなかった。稲見が入居していた老人ホームで恒常化していたある問題に気付いた御子柴は、被害者の栃野(小多田直樹)にもまた黒い一面があったのではないかと思い当たる。栃野の実家を訪れる御子柴。しかし栃野の母・一美(山本みどり)は御子柴に辛辣
番組内容3
に当たる。
「あの子を化け物にしたのはマスコミでしょ!」
その言葉にひとつのヒントを見出す御子柴。栃野もまた、過去に人を殺めた殺人者だったのだ。
しかし栃野の過去に関しては岬(津田寛治)も注目し始めていた。たとえ栃野にどんな過去があろうと、稲見が殺害した事実に変わりはない。
御子柴の反論をすべて封じる自信を深める岬。果たして御子柴は稲見の無罪を勝ち取れるのか?
裁判はさらに混迷の度合いを深めていき…
出演者
御子柴礼司: 要潤 
日下部洋子: ベッキー 
桜葉あすみ: 玄理 
宝来兼人: 本村健太郎(今回出演せず) 
横山紗矢: 田中こなつ 
 / 
稲見武雄: 勝野洋 
 / 
岬恭平: 津田寛治
スタッフ
【原作】
中山七里(講談社文庫)(弁護士・御子柴シリーズ)
『贖罪の奏鳴曲』 『追憶の夜想曲』『恩讐の鎮魂曲』 『悪徳の輪舞曲』

【企画】
市野直親(東海テレビ

【脚本】
戸田彬宏

【音楽】
島崎貴光スマイルカンパニー) 
佐々木裕(スマイルカンパニー) 
コヤマヒデカズ(スマイルカンパニー

【演出】
松田祐輔

【協力プロデューサー】
遠山圭介(東海テレビ
スタッフ2
【プロデューサー】
松本圭右(東海テレビ) 
渡辺良介(大映テレビ) 
椋尾由希子(大映テレビ

【制作著作】
大映テレビ

【制作】
東海テレビ
ご案内
公式サイトやSNSなど、充実のウェブコンテンツは「オトナの土ドラ」で検索!! 

【公式サイトURL】
https://www.tokai-tv.com/akumanobengonin/

【公式ツイッター
@tokaitv_dodra 

【YouTube
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(宝来)老人ホーム 伯楽園の
介護士殺害事件だよ。

被告人の 稲見 武雄は

医療少年院で 御子柴の
元 指導教官だったんだよ。

(恭子)稲見が 下半身不随に
なったのは

御子柴さんが 稲見を
刺したのが 原因なんです。

(洋子)えっ!?

(御子柴)あの人は
私を 人間にしてくれた。

今度は 私の番だ。

何か 隠していませんか?
稲見さんと 一緒に。

みんなで 口裏を合わせている。
何かを 隠すために。

(稲見)私に
正当な罰を 与えてください。

やめろ!
(稲見)罪を犯した以上

私に 罰を与えてください。

教官。

裁判に勝つ気は ないのか?

(稲見)裁判は 勝ち負けを
争う場では ないだろう。

奇麗事だ。
俺は あんたを 救いたいんだ。

負ければ 一生 刑務所の中だと
言ったはずだ。

(稲見)それが 俺への罰なら
受け入れる。

あんたには あんたが死んで
悲しむ人間が いないのか?

(稲見)お前の口から
そういう言葉が 出てくるとはな。

(稲見)雷也のことが
お前を そうも変えてくれたか。

忘れた。
昔のことだ。

そんなはずは ない。
お前は 今も 昔を生きている。

あのときのまま
ずっと 変わらずにな。

やめろ!
罰は 受け入れる。

そんなことは させない。

それなら お前は
今日かぎり 首だ。

お願いします。

♬~

カワイイ顔?

(恭子)ええ。
稲見が そう 言ってました。

口数は 多い方じゃ
なかったけど

御子柴さんの話は
よく してましたよ。

(恭子)医療少年院に 来たとき

5歳の少女を 殺したようには
見えなかったそうです。

(教官)
少年鑑別所から 園部 信一郎君。

今日から 入院です。

(稲見)長い付き合いに
なるだろうから 最初に言っておく。

(稲見)お前は しでかしたことを
償わなきゃならん。

が その前に
お前という人間を

一度 リセットさせる
必要がある。

だから お前は ここで
赤ん坊から やり直すことになる。

つまり 俺が 父親だ。

父親の言うことに
逆らうことは 許さん。 いいな?

♬~

(稲見)お前の相棒は
今は 反省房にいる。

さっきも 言ったが

お前は ここで
ここから 生まれ変わるんだ。

そのために 新しい名前を 付ける。
何でもいい。 考えておけ。

♬~

(医師)話したいことが あれば
何でも 言ってくれていいのよ。

(信一郎)みどりちゃんを
殺したことを 悔いています。

(医師)他には?
本当に 何でもいいの。

(稲見)なぜ
あんなことを 言った?

見え透いた嘘を つくな。

嘘じゃないです。

(稲見)たとえ
それが 本音だろうと

口に出した途端
気持ちが 軽くなる。

そして すぐに 贖罪を忘れる。

そういう嘘を 吐き続けるやつは
自分を だまし続けて

更生の機会を 失っていく。

じゃあ どう 言ってほしいか
教えてください。

そのとおりに 話しますから。

(稲見)嘘をつくなと 言っている。

じゃあ 本当のことを
言えば いいですか?

ああ。
虫を殺しても 平気でしょ?

それなのに 人を殺すのは
どうして 駄目なんですか?

人も 動物も 虫も
命の価値は 同じですよね?

やっと 目を見て 話したな。
えっ?

よく 言った。

≪悪い 悪い。 遅れてしもうた。
みんな 久しぶりやな。

おっ。 自分 新入りか?

わしの隣っちゅうことは
新しい ルームメートやな。

名前は? うん?

ルームメートやん。
長い付き合いに なるんやから

名前ぐらい ええやろ。

御子柴 礼司。

≪カッコイイ
プリズンネームやんけ。 幾つや?

14歳。

(雷也)俺は 嘘崎 雷也。
16歳や。 俺のが 年上や。

嘘崎?

(雷也)わしは 嘘ばっか
つくからな。 ええ名前やろ。

この関西弁も 嘘やけどな。
関西弁っぽいやろ。

(雷也)なあ? なあ?
何やって 捕まったん?

(雷也)早 言えや。
あんな ここでは 何をしたかで

上下関係が 決まってくんねん。

何やねん? こら。 うん? おい。
≪(ホイッスル)

≪(稲見)嘘崎 やめろ!

いきなり 問題 起こしやがって。
お前 何 考えてんだ?

けさ 反省房から
出てきたばかりじゃないか。

(雷也)ちょっと 新人に
喝を入れたろと

思っただけですやん。
(稲見)バカヤロー。

お前も ここが どういうところか
分かってんだろ? うん?

何だ?

どうして
そんなに 怒るんですか?

お前たちの 父親だからだ。

(雷也)なあ? なあ?

礼司 もう 寝たんか?

お前 何やって 捕まったん?

わしは 殺人や。

わしな クラスのやつら
全員 毒殺したってん。

だから ここには
わし以上のワルは おらんで。

嘘だ。 そんな
センセーショナルな事件

ニュースに なってるはずなのに
聞いたこともない。

おっ。 礼司 頭 ええやんけ。

まあ そうやな。 嘘や。

お前は 他の院生たちと
ちょっと ちゃうな。

さあ?

礼司。 人と ちゃうことは
自信にせな あかんで。

要は 個性は 使いようや。

ホンマはな
俺 親父を殺してん。

母ちゃん いじめるから
地獄に 落としてやった。

へぇ。

何やねん。 もっと 驚けや。
せっかく いい嘘やと 思ったのに。

おい。
フッ。

うん? 今 礼司 笑うたな?

笑ってない。
嘘つくなよ。 笑ったやろ。

笑ってないよ。
おい。 嘘つくな。

「フッ」って 笑ったやろ。
笑ってない。

(稲見)なかなかだな。 雷也。
(雷也)ありがとうございます。

(稲見)うまくなったな。 うん。

♬~

(雷也)うーわ。 でっか。

(稲見)今 身長 どのぐらいある?
160…。

♬~

(柿里)嘘崎。
また 怠けてんのか?

(雷也)怠けてないです。

(柿里)貴様だけ 回数を
ごまかしてたのは 分かってる。

その分 プラス 100回。
1!

(院生)また 始まったよ。
雷也いじめ。

(柿里)3!

(雷也)柿里はな わしらを
更生させる気なんか

1mmもないねん。
憂さ晴らし しとるだけや。

うん。
やけどな

あいつは もうすぐ 首や。
そうなの?

わしがな 数々の悪行の告発文を
法務省宛てに 提出したんや。

へぇ。
おい。

おい。 お前 信じてへんやろ?

わし 弁護士志望やからな。
そんなもん お手のもんや。

弁護士?

これで 勉強してんねん。

六法全書
うん。

すごいやろ?
あんな 司法試験はな

人格 関係ないねん。
おもろいやろ?

人間 助けるはずの職業なのに
人間性は 考慮されへんのや。

僕らみたいな 鬼畜でも?
せや。

わしらみたいに
世間から 鬼畜や いわれてても

試験さえ 受かってしもうたら
弁護士バッジ もらえんねんで。

へぇ。
わしはな

ここ 出たら 弁護士になって

依頼人の利益のために
得意の嘘を 駆使すんねん。

で 大金持ちになるんや。

嘘が 勝利するってことを
世間に 見せびらかすために。

これは 嘘ちゃうで。
面白いね。 雷也って。

そりゃ そうや。
楽しんで 生きてるからな。

ちゃんと 勉強してる?
ちょっ 見てみぃ。

ほら。 書いてるやんけ。

♬(『熱情』の演奏)

♬~

≪(はなを すする音)

♬~

何やねん?
見んな。

♬~

この曲な
母ちゃんが 好きな曲やった。

いい曲だね。

そうや。

♬~

(柿里)嘘崎。
貴様 また サボってんのか?

(雷也)あと 10回です。
(柿里)嘘つくな!

お前の嘘には 苦労するよ。
母親も あきれてたろうな。

(雷也)母ちゃんには
嘘は ついてない。

(柿里)お前の家族にとって
嘘は 嘘にならないってことか。

嘘つきの母親も 嘘つきか。

親子揃っての 鬼畜。
死んだ父親も かわいそうだな。

(雷也)取り消せよ!

雷也! やめろ!

(雷也)殺してやる!

殺すんなら
そんな 絞め方じゃ 駄目だ。

親指を 喉仏に当てて
中指で 頸動脈を押さえないと。

(柿里)んっ! 貴様! 嘘崎!

≪(稲見)おい! やめろ!
何してる?

どうしたんですか?

(柿里)こいつが いきなり
飛び掛かってきたんだ。

(稲見)何もなく いきなりとは
さすがに 変ですね。

おい。 大丈夫か?
起きろ。

嘘崎を責める前に 柿里先生。
嘘を やめたら どうですか?

(稲見)お前ら サーキットの
途中だろ? おい。 続けろ。

(雷也)止めてくれて
ありがとうな。

えっ? うん。

(教官)御子柴の様子
変わってきましたね。

ああ。 あいつらは

ああいうタイプが
お互いに 必要なんですよ。

≪(すすり泣く声)

雷也?

手紙? 誰から?

(雷也)母ちゃん。

縁 切るって。 わしと。

再婚したいんやと。

それには 札付きの わしが
邪魔なんやと。

だったら 縁を切ればいい。
家族となんて。

嫌や。 だって わし

母ちゃんのために
父ちゃん 殺したんや。

あれ 本当のことだったの?

殴られっ放しの 母ちゃん
見てられへんかったんや。

だから 殺したった。

礼司 助けてくれ。
このままやと わし

何のために ここ 入ったか
分からん。

今すぐ 母ちゃんとこ 会いに行って
話さんと 手遅れになる。

今すぐって。

脱走して 母ちゃんに 会いに行く。
えっ?

計画は 前から あんねん。
頼む 礼司。

俺ら 友達やろ?
そうやろ?

分かった。

ありがとう。 礼司。

♬~

♬~

何とか 出てこられたね。

(雷也)これ 持っとけ。
護身用や。 急ぐで。

♬~

(雷也)いくで。

♬~

(雷也)ここ 抜ければ
脱出 成功や。

うん。

(稲見)おい! お前たち 待て。
どこ 行く?

行け。 雷也。
(雷也)礼司は?

僕には 会いたい家族は いない。

うわー!

♬~

教官。 動かないでください。

御子柴。

雷也! 走れ!

(雷也)うわー!
(稲見)嘘崎! 待て!

嘘崎! 待て! おい!

♬~

(稲見)貴様。
御子柴…。 御子柴!

≪(教官たち)何 やってるんだ?
御子柴! 御子柴! おい!

(教官たち)大丈夫ですか?
稲見教官。 何やってんだ?

≪(足音)

僕の処分が 決まったんですか?

(柿里)その前に
伝えたいことがある。

(柿里)嘘崎が 死んだよ。
えっ!?

(柿里)脱獄には 成功したが

逃走中に 車に はねられた。

頭の打ちどころが 悪くて
即死だった。

嘘だ!

(柿里)どうだ?
相棒を殺した 気分は?

殺した?
そうだ。

お前が 協力しなかったら
嘘崎は 死なずに済んだ。

お前は あいつが死ぬ
手助けを しただけだ。

俺が 殺した…。

♬~

(稲見)よう。

もっと 中 入れ。

脊髄損傷だとよ。

治るんですか?

一生 このままだそうだ。

どうして 僕に やられたって
言わなかったんですか?

嘘崎の話は 聞いたな?

教官も 僕を責めるんですか?

ああ。 徹底的に お前を責める。

だが その前に 祈ってやれ。

(♬『熱情』)

嘘崎が ここに来たときに
預かっていた CDだ。

母親が 好きな曲らしい。
知ってる。

♬~

(雷也)《俺は 嘘崎 雷也。
16歳や》

(雷也)
《何やねん? こら。 うん?》

(雷也)《礼司。 人と ちゃうことは
自信にせな あかんで》

(雷也)《わしはな
ここ 出たら 弁護士になって

依頼人の利益のために
得意の嘘を 駆使すんねん》

(雷也)《止めてくれて
ありがとうな》

♬~

(雷也)《ありがとう。 礼司》

♬~

♬~

佐原みどりのときも
そうやって 泣いたのか?

じゃあ 嘘崎では なぜ 泣く?
友達だからか?

お前が 嘘崎を思うように

佐原みどりにも 大切に思う人間が
たくさん いた。

分かってる。

そうだ。 お前には 感情がある。
悪魔でも 獣でもない。

だけど いいか? お前は 過去に
人 一人 殺しただけじゃなく

今 また 院生を 一人
死に追いやり

一人の教官を 下半身不随にして
その人生を 奪った。

許されることじゃない。

じゃあ 僕は
どうすれば いいんだよ?

やったことの 重さぐらい
もう 分かってる。

死刑にして 気が済むんなら
殺してくれ。

その方がいい。 殺せよ!

償え!

簡単に 死なれてたまるか。

人 一人 殺したら
もう 外道だ。

法律が許しても 世間が許しても
それは 変わらん。

いいか? お前は 死ぬまで
自分の犯した罪と 向き合い 闘え。

そして 最後の日が くるまで
それを背負って 生きろ。

僕には 死ぬ権利も ないのか!

当然だ!
お前に 平穏など 許さん!

後悔なんか するな。

悔いたところで
過去は修復できん。

謝罪もするな。 いくら 謝っても
失われた命が 戻るわけじゃない。

その代わり 犯した罪の
埋め合わせをしろ。

外道が 人に戻るには
償い続けるしかない。

御子柴!
どうやって?

死んだ人間の分まで 生きろ。
懸命に 生きろ。

決して 楽な道を選ぶな。
悩んで 迷って 苦しめ。

そして 自分の中にいる 獣から
目をそらさず 常に 闘え。

それを 死ぬまで
繰り返すことが

贖罪へと つながっていく。

だが 勘違いするな。

罪を償うのは 義務じゃない。

罪人に許された 権利だ。

♬~

(♬『熱情』)

♬~

(稲見)《俺は 栃野が
憎くて 殺した》

《間違いなく 動機があった。
それも まともな 精神状態でだ》

《その事実は
何があっても 覆せん》

昨日は 勝手に お休み 頂いて
すいませんでした。

先生。

これって…。

伯楽園 入居者たちの
虐待の痕だ。

こんなことって ホントに?

現実に 起こってるから
こうして 残っている。

これだけの人数だ。
虐待は 常態化していたんだろう。

ひどい。

おそらく 殺された 栃野も
主犯の一人だ。 ありがたい。

(洋子)ありがたい?

裁判では こちらが 有利になる。

出掛けてくる。
どちらへ?

栃野の人間性
立証する必要がある。

(チャイム)

(一美)どなたですか?

栃野 一美さんですね?

突然 お伺いして すいません。

私 守さんの事件を 担当している
弁護士の 御子柴と 申します。

(一美)じゃあ
守を殺したやつの 弁護士かい?

遺族に気に入られて 罪を
軽くしてもらおうって 魂胆だろ。

(一美)帰ってくれ。

守さんは
働いてる 老人ホームで

毎日のように 老人に
虐待を 繰り返していました。

いいんですか?
母親として

息子が 邪悪な人間として
殺されたと 裁判で明かされても。

あの子を 化け物にしたのは
マスコミでしょ?

守は おとなしい
普通の子だったのに

ブルーオーシャン号の 事件以来

鬼畜だの 悪魔だと いわれて
人が 変わって。

ブルーオーシャン号?
(一美)そうよ。

私も 父さんも 袋だたきみたいに
ののしられて。

母親だからって 何でもかんでも
押し付けられたら

たまったもんじゃないわ。

(紗矢)
どんな事件だったんですか?

(岬)うん…。

平成15年に 外国籍の
ブルーオーシャン号が

転覆事故を 起こした。

死者 251名 行方不明者 57名の
大惨事だった。

(紗矢)それが 裁判に?

転覆時 船には
人数分の 救命胴衣と ボートが

用意されてなかったんだ。
(紗矢)えっ?

となると 当事者たちは
どうなると思う?

海に沈めば
死ぬのは 確実の状況だ。

救命胴衣の 奪い合いになることは
想像に難くないだろう。

(紗矢)はい。

(岬)船内では 女性客が
身に着けた 救命胴衣を

男性客が 力ずくで 奪い取り
その結果

その女性客を
死なせてしまうという

事件が 起こった。

生き残った男は 殺人罪に問われ
裁判に かけられることになった。

(紗矢)それが 栃野 守?
そうだ。

(紗矢)結果は?

緊急避難で 無罪だ。
(紗矢)無罪? 緊急避難?

自分の命を 守るために
人を殺しても

罪に問われないって 法律だ。
(紗矢)そんな。

検察側が いくら 控訴しようにも
証拠は 海の底だ。

断念せざるを得なかった。

(紗矢)納得できません。
その女性を 殺しておいて

何の罪にも 問われないなんて。

ああ。 栃野 守は あいつと同じ
法の秩序を 免れた男ってわけだ。

(菅山)しつこいですね。

私は 稲見の弁護人だ。
確認したいことがある。

(菅山)稲見は 先生を
首にしたと 言ってますが。

解任届は 届いていない。

(菅山)近いうち
届くんじゃないですか?

とにかく 稲見は
会わないと 言ってます。

(菅山)お引き取りください。

また 来る。

お風呂 先 ありがとう。
(あすみ)うん。

(あすみ)私も 入ってこようかな。

あすみ。

これ 連載するの?

(あすみ)するよ。

どうして?

どうしてって。
これが 私の仕事だから。

先生は 自分がしてしまったことを
償うために

ホントに 身を削って 生きてるの。

今回の 稲見さんのことだって
全力で 弁護しようとしてる。

それ 御子柴
首になったやつじゃん。

えっ?

私は 少年法の危うさを
伝えるために

実際に起こったことを 書いてる。

これから先 少しでも
間違いが 起こらないように。

あすみの記事が 人の人生を
奪うことに なっても?

覚悟してるよ。

洋子も 洋子の思うことをしなよ。

何だ? 話とは。
忙しいんだ。

辞めたいんだったら 好きにしろ。

違います。
何だ?

先生は どうして
稲見さんの 別れた奥さんに

会いに行かないんですか?

会う理由が ない。
嘘です。

先生は
依頼人の 深い関係者には

いつも 自分の足で
話を 聞きに行ってますよね?

全てでは ない。

行かないのは 怖いからですか?
怖いだと?

私 恭子さんに 会ってきました。
何だと?

先生は まだ 謝罪しに
行ってないんですね?

どうしてですか?

謝ったところで 教官の足が
元に戻るわけではない。

それでも まずは
謝るべきでは ないですか?

それで 何になる?
現実は 何も変わらない。

人は 間違ったことをすれば
謝罪をするものです。

それに 本気で 謝罪をすれば
きっと 何かは変わります。

先生は この裁判に 勝たなきゃ

自分が 弁護士になった意味が
ないって 言ってましたよね?

それは 稲見さんを
助けたいからでしょ?

だったら まずは 自分が
してしまったことから 逃げずに

向き合ってください。

♬~

(稲見)それで? 御子柴先生の
事務員の方が 何の ご用で?

先生を 首にすると 伺いました。

それを
考え直していただけませんか?

(稲見)それは お嬢さんが
御子柴を

私的に 思う部分があっての
頼みですか?

違います。
そうだと 安心するんだがな。

だが なかなか 難しいか。
あいつの過去を 知ってしまうと。

先生は 依頼人の利益のためなら
法 すれすれのことでも

ちゅうちょなく 実行しています。

なぜ 危険を冒してでも
弁護を 続けているのか

私には 分かりませんでした。

だけど もしかしたら

あなたの指導を
守っているのかもしれない。

だとしたら 稲見さんには
この裁判で

先生を見届ける 義務が
あるはずです。

(稲見)義務というなら
それを教えた 俺自身が

罪から 逃れちゃいかんだろ。

先生は 死ぬ思いで
あなたを 救おうとしています。

先生が 罪を償う機会を
奪わないであげてください。

(恭子)御子柴さんの話は

よく 稲見から
聞かされていました。

今回は 弁護を
担当してくださったそうで

何と お礼を 申し上げたらいいか。

いえ。

意外です。 教官が
院の話を してたなんて。

(恭子)口数の多い人では
なかったですけど。

特別だったんでしょう。

私のことを 恨んでいますよね?

(恭子)そうですね。
でも…。

それにしては
時間が たち過ぎました。

私の父の話も
聞いていますか?

いいえ。

私が 少年院に収監されると
被害者遺族は 民事に訴え

8, 000万円の慰謝料を
請求してきました。

当然の請求です。 しかし 父は
その債務を 支払う前に

責任を取ると 遺書を残し
首を つりました。

私のせいです。

教官の体を 不自由にしたのも
私のせいです。

それなのに 教官は
私を 守ってくれました。

今の私があるのは
教官の おかげです。

父を亡くした 私にとって
教官は 父親代わりの存在でした。

稲見は 謝るなって
言ったんじゃないんですか?

稲見教官を 助けたいんです。

それが できないと

弁護士になった
意味が ありません。

どうか 稲見を
救ってやってください。

約束します。
ありがとうございます。

でも やけますね。
本当の親子みたいで。

稲見も もう少し 武士を
気遣ってくれていたら

離婚なんて しなくて
済んだかもしれないのに。

息子さんは お元気ですか?

12年前に 亡くなりました。

交差点で 動けなくなった
お年寄りを助けて 代わりに。

人生って ホントに
一瞬で 終わるんですね。

すいません。
知りませんでした。

(恭子)《新聞記事があるんですよ。
ご覧になります?》

♬~

会えるまで 毎日 来る。
稲見に そう 伝えろ。

(菅山)依頼人が 会うと
言ってます。

本当か?

(菅山)お宅の事務員が
先ほど 面会に来ましてね。

それで
考えが 変わったようですよ。

♬~

(稲見)よう。
まだまだ 元気そうだな。

教官。
俺は あんたを救えるぞ。

♬~

やはり そうか。

あんたが 隠していたことが
ようやく 分かった。

御子柴。

あんたに どんだけ 恨まれようが
俺が 必ず 救ってみせる。