ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

歪んだ波紋 第8話 最終回 松田龍平、長塚京三、松山ケンイチ… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『ドラマ 歪んだ波紋[終](8)「波紋の行方」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

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『ドラマ 歪んだ波紋[終](8)「波紋の行方」』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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ドラマ 歪んだ波紋[終](8)「波紋の行方」[字]

政彦(松田龍平)の制止を聞かず、三反園(松山ケンイチ)は韓国から桐野(筒井道隆)が送ってきたアンデソン単独取材の記事を掲載するが、虚報であることが発覚し…

詳細情報
番組内容
政彦(松田龍平)や相賀(長塚京三)の制止を聞かず、三反園(松山ケンイチ)は韓国から桐野(筒井道隆)が送ってきたアンデソン単独取材の記事を掲載するが、それはアンデソンの取材もしていない虚報であることが発覚。ネットニュースサイトまでも、虚報事件に巻き込んだ桐野を見つけ問い詰めた政彦は、誤報騒ぎ以降、会ってもくれなかった敦子(小芝風花)から連絡を受け、地方新聞の記者を続けて欲しいと言われる。
出演者
【出演】松田龍平小芝風花山口紗弥加キムラ緑子,勝矢,橋爪淳,宮地雅子,大八木淳史安井順平竹財輝之助みのすけ,藤原季節,松山ケンイチ美村里江筒井道隆,でんでん,真野響子角野卓造ほか
原作・脚本
【原作】塩田武士,【脚本】向井康介
音楽
【音楽】林ゆうき,【主題歌】オリジナル・ラブ

 

 


(桐野)安大成に
会ってみたくないですか?

(安田)
このネタ 持ってきたの 桐野なんだよ。

(政彦)桐野さんが?
安大成に注目が集まると

得をする人間がいるということですか?
それは 桐野さんですか?

(三反園)どうすれば
あなたを信じられるんですか?

行くんです ソウルに。

母に何か?
(救急隊員)バイクと接触して

今 城南医大附属病院に
救急搬送されました。

え?

(主治医)バイクにはねられたことによる
打撲と骨折です。

特にひどいのが
右肋骨多発骨折による血気胸

折れた肋骨が肺に刺さって
破れてしまっているんですね。

深刻なんでしょうか?
一番悪い状態は脱したと思います。

ただ 短時間のうちに
容体が急変する可能性もあります。

まだ危険な状態には変わりありません。

なるべく
連絡のつく所にいるようにして下さい。

はい。

弁護士との交渉がまとまりました。
あさって ソウルのチョグドンホテルで

13時から15時までの2時間
安大成に面会する手はずを整えています。

それなんですが 例えば
来週に延期するとかはできませんか?

実は 母が交通事故で入院してしまって
今 僕が東京を離れるのが…。

三反園さん。 2度目は もうないんですよ。

分かっています。

桐野さん単独で お願いできませんか?

でも 同行するのが条件だって
あなたが…。

そのかわり カメラマンは
こちらで選ばせてほしい。

それをのまない限り 僕は組みません。

まだ あなたを全面的に
信用しているわけではないので。

この前 ファクトジャーナルで
滝村光一の密着取材がありましたね。

ピアニストの?
あれ 撮ったのは 誰なんですか?

徳田さんですか…。

彼は 僕が ファクトジャーナルを
立ち上げた時からのつきあいです。

それじゃあ その徳田さんはどうですか?

人物ものは うまいと思いました。

(丸岡)徳田さん。

カメラマンの徳田さんです。
こちら 桐野さん。

(徳田)よろしくお願いします。
よろしく。

急なお願いで すいませんでした。
いえ こちらこそ。

安大成を撮影できるなんて 光栄です。
いや~ 緊張しますね。

時間がないので 詳しい予定は
飛行機の中で。 了解しました。

それじゃあ 行ってきます。
(丸岡)期待してます。

(敦子)わ~ ありがとうございます。

(早百合)きっと すぐ 大きくなって
着れなくなっちゃうと思うんだけど。

後悔してるんです。

早百合さんが 会いに来てくれた時
私 逃げてしまって…。

ううん。 私だって…
差し出がましいかなって思ったんだけど。

いろいろと ありがとうございました。

でも… すいません。

まだ 心の整理がついてなくて…。

守るものができたんだから
今は自分のことだけ考えて。 ねっ。

でも… もし いつか
話せる時が来たら 夫に会ってあげて。

わ~ 今日のご機嫌 どうですか?
あら? ウフフ!

♬~

おい。 何やってんだよ。

お前は?
敦子さん 子ども 産まれたんだ。

そうか。 よかったな。

何だよ。 気まずそうな顔しやがって。

っていうか 何で 電話出ないんだよ。
お前と違って暇じゃないんだよ。

言えないことがあるからだろ。

桐野さん お前のとこに来たんだってな。
安大成のネタ 持って。

組んでんのか?
答える義務はない。

なあ いいか? 桐野さんが何をやったか
もう一度 思い出してみろよ。

あの人は もうジャーナリストじゃない。
それに

メイクニュースのことだって まだ…。
それは お前の推測にすぎない。

俺は お前とは違う。
俺には俺のやり方がある。

(瑞穂)は~い じゃあ ついてきて下さい。
(児童たち)は~い!

(瑞穂)ここが報道部といって
新聞記者が 原稿書いたり

どんな事件を担当するかを
話し合ったりする場所なの。

記事は デスクという人がチェックをして
整理部と呼ばれる人たちが

その日の新聞に載せる記事を選んだり

それぞれの記事の大きさを
決めたりするのね。 (児童たち)へえ~。

(瑞穂)新聞を作ってるのは 私たちだけど
私たちだけじゃ 新聞は成り立たないの。

フフッ…。

(健)息子さんですか?
ん? ああ。

今度 学級新聞 作るらしいんだよ。
へえ~。

息子さんも 将来は 新聞記者ですかね?
フッ いや…。

あっ ところで これ見ました?
ん?

ニュースサイトも 戦々恐々ですよね。
あのファクトジャーナルですら

危ないって言われてるんですから。

(安田)沢村君! おい。

はい。

吾妻君のことは 残念だった。

俺を恨むのは構わないが
間違いを犯したのは吾妻君だ。

辞表を受け取るのは当然だろ。

用件は何ですか?

いや… 沢村君も そろそろ
記者として脂が乗り切る頃だろう。

まあ 今の所に こだわらないで
もっと大きな世界が見たいなら

僕は 口利きしてやってもいいと
思ってるんだよ。

大きな世界って?
まあ ここでは見られない景色の場所さ。

子どもも大きくなるし
もっといい条件の会社に入ったら

君の奥さんだって…。 うん?

僕をここから追い出したいんですか?

フフフッ…。 いや 俺は ただ
君の将来を思って言ってるんだよ。

失礼します。

(相賀)赤西峰子が出入りしていた
闇金の元社員だった

蒔田 哲の居所がつかめた。

ちょうど 放火があった直後から
東京を離れて 今は 金沢にいるらしい。

2~3日中にも 警察が
重要参考人として指名手配するだろう。

はい?
フフフッ…。

安大成が そんなに気になるか?
ああ すみません。

はあ…。 ここんとこ
アクセス数が 全然 稼げてなくて…。

こんなネタは 地味か。

安大成の独占インタビューが成功すれば

一気に
ネットメディアのトップに出られる。

うちが潰れるって笑ってる連中に
一泡吹かせられるんです。

桐野を信じてるのか?

ファイナルビットの次になくなるのは
うちだって言われて

焦るなって方が無理ですよ。

(テレビ)「今年8月に 横浜市のアパートで
女性が死亡した放火事件の

重要参考人として
神奈川県警が追っていた男性が

遺体で発見されました。

遺体は 昨夜 金沢市の海岸に
打ち上げられているのを発見され

県警は 近隣住民から
目撃情報を集めるとともに

男性に
恨みを持っていた人物がいないか…」。

また 振り出しに戻ったってわけだ。

でも この社員が死んだことで
かえって 闇金業者の黒幕の存在を

証明することになったわけですよね。
うん。

かなりのスクープなのに
三反園は 見向きもしないわけですか?

今は 安大成に賭けるしかないと言ってる。

そんな 桐野さんが持ってきたネタ…。

相賀さんは 信じてるんですか?

いや。
(ドアが開く音)

(宏和)父さん!

銀行の積立預金 解約したって本当か?

ちょっと出てってくれないか?
あ…。

ああ いいんだ。 いてくれ いてくれ。
あ…。

自分の預金をどう使おうが
お前には関係のないことだ。

関係ないって何だよ? あれは 娘の
教育費に充てるって言ってたやつだろ。

調査報道には 金がかかるんでな。

(舌打ち)
この期に及んで…。

もう引退したんだろ?
隠居は隠居らしく

誰にも迷惑かけずに
静かに生きててくれよ。

3か月前… 大日の同僚だった
垣内というやつが死んだ。

たった2人しかいなかった親友の
1人だった。

垣内は
この世からいなくなるその日まで

自分の人生を変えた事件を追っていた。

そのきっかけを与えてしまったのが
俺だった。

垣内は その事件の調査を 俺に託した。

ここで諦めたら 俺は…
それこそ 死んでも死に切れない。

誰だって いつかは死ぬ。

だからこそ
ここで やめるわけにはいかないんだ。

桐野です。

インタビュー 終わりました。
原稿は このあと すぐに送ります。

はい はい。

大至急 確認をお願いします。

(丸岡)来ました。

(丸岡)おっ この悪そうな顔 はめてみて。

いいじゃない。

♬~

ねえねえ 安大成の記事 見た?
えっ? 見てないです。

これ すっごいよ。
独占インタビューだって。

(健)わっ ファクトジャーナル?
(瑞穂)そう!

♬~

(一同)乾杯!

大反響。

SNSでも 安大成 トレンド入りですよ。

♬~

(美沙)沢村君。
ああ どうした?

見た? ファクトジャーナル。
ああ 安大成でしょ?

この記事 何かおかしいのよ。

7年前の「週刊新都」。

安大成が 最後に受けた取材だって
いわれてるものなんだけど

背景と服装も
同じでしょ?

このことを メディア大学の
吉川准教授が教えてくれたの。

あの メイクニュースを追ってた時に
取材した人? (美沙)うん。

吉川さん 当時 「週刊新都」の記者でね
この安大成の記事も

担当してたんだって。
そうなの? それで気付いたって。

そしたらさ 7年前の取材の時

安大成と取材後に撮った一枚も
送ってくれて。

田中さん。 安田さんって 今…?

ああ… 今日は見てませんけど。

(井上)ちょっと 店
押さえといてくんない?
はい!

今日は 打ち上げ! 今日 打ち上げ~!
(一同)イエ~イ!

♬~

嘘だろ…!?

三反園さん! SNSが…。

(吾妻)沢村。
吾妻さん。

ああ。
どうしたんですか?

いや… 荷物 取りに寄ったんやけど
安田さんは?

ああ それが…。

遅かったか…。

えっ?

何ですか? その集団って。

ヴァーチャルエステイトとかいう…。

ヴァーチャルエステイト…。
あ~ 聞いたことあります。

それ 確か メイクニュース追ってた時
准教授の吉川さんが

「幻想の権力」みたいな言い方してました。
(吾妻)それや それ。

それでな そん時に
安田さんが持ってた資料の中から

しれっと抜き取ったんや これ。

♬~

(井上)これ スポンサーに 大至急 回して。
はい 分かりました!

出ませんか? 桐野さん。
徳田さんは?

三反園さん。

♬~

(丸岡)ヒロシ・キリノ

タカシ・ヤスダ… シンジ・トクダ?

まさか カメラマンの徳田さんまで…?

この集団の特徴は 新聞 テレビ 雑誌

いわゆる レガシーメディアの信用を
落とすために活動を行っていることです。

准教授の吉川さんが気付いたのは

イギリス人団体のSNS
きっかけだったそうです。

うちのデスクだった人も誘われたらしい。

三反園さん。
テレビ東都から 取材の申し込みが…。

今は 各部 それぞれで対処して。
いいか?

どんな媒体から連絡があっても
謝らないこと。

我々は
正式にインタビューを敢行したんだ。

自分たちが出した記事には
絶対の自信を持って対応すること。

(一同)はい!

こんな陰謀論みたいな話
信じろっていうのか?

人の思考なんて
技術革新で簡単に変わるだろ。

アラブの春が起こった時
SNS政権交代ができるなんて

誰も信じてなかった。

安大成の記事は 桐野さんのねつ造だ。

どうして あんな男 信じたんだ?

俺が俺自身を信じたんだ。

記者は 自分を信じるんじゃない。

自分を疑うことから始まるんだ。

せめて… ソウル取材に同行してれば…。

しようとしたさ。 でも…。

嘘だろ…。

ソウルに向かう直前
三反園さんのお母さんが

交通事故に遭って 入院したんです。
その介護で 三反園さんは

東京を離れられなくなって…。
まさか あの事故も…?

三反園さん。 「週刊新都」さんから
安大成の記事のことで

編集長から電話です。
写真盗用だとかで。

あと うちの記事のことで
「あれは自分ではない」と 安大成本人が

釜山から声明を出したみたいです。

うわ~っ!

丸岡さん。
(丸岡)はい。

訂正記事の準備 お願いします。

沢村。

俺は 今まで お前に
頼み事なんてしたことなかったよな?

ああ。

これが最初で最後だ。

桐野 弘を止めてくれ。

三反園。

俺も お前と同じものを背負ってる。

お前は お前の仕事をしたんだ。

♬~

(月子)いらっしゃいませ。

あ… 桐野さんは…?

失礼します。
あの…。

弘は 何をしようとしてるんでしょうか?

しばらく 会えなくなるって
言われたもんですから。

なぜ…?

「やっと 父親のことに
ケリがつけられる」って…。

あの子 父親が 誤報騒動に負けて
逃げたと思ってるんです。

父親のせいで 家族が壊されたって…。

そうですか…。


(月子)もしもし?

うん。 あっ… 今 見えてるわよ。

沢村さん。

はい。

(汽笛)

(汽笛)

桐野さん。

お前 新神奈川日報に入って
何年になった?

11年です。

早いな 時間がたつのが。

入社して すぐ 桐野さんの下について
最初は しごかれました。

記者クラブに籠もるな。
外に出て 街を歩け。

一日に3人は新しい人と知り合え。
記者同士で群れるな。

お前は優しすぎるから
記者には向いてない。

半年で辞めると思ってた。

安田さんをヴァーチャルエステイトに
引き入れたのは 桐野さんですか?

ああ。

メイクニュースを作ったのも
あなたなんでしょ?

ああ 俺だ。

安大成の独占記事は?
俺が作った。

マスコミをおとしめて気が晴れましたか?

沢村 もっと先を見ろよ。

俺たちの目的は 第四権力の消滅だ。

マスメディアを壊して
どうなるっていうんですか?

次の権力がやって来てる。
次?

ネット社会。
個人による情報発信と監視だよ。

正しさよりも面白さ。 人の役より
自分の役に立つ情報が全てを支配する。

俺たちは そんなネットメディアすらも
壊したいんだ。

そうして初めて 情報はフリーになる。

桐野さんは
何のために新聞記者になったんですか?

父親をおとしめたマスコミに
復しゅうするためですか?

違う。 俺は マスコミを
正しい方向に導きたかっただけだ。

そのために
ねつ造記事を出したんですか?

まるで 矛盾してるじゃないですか!

見てみろよ
階級社会になっちまった この世界を。

一度落ちた人間は
二度と救われないのが 今の日本なんだ。

こんな仕組みに成り下がった社会なんてな
壊れていいんだ。

壊さなきゃいけないんだ。

あなたこそ ちゃんと見て下さいよ。

世の中には
もっと優しくて小さな世界があるんです。

貧しくても 隣の人を慈しんで
子どもの成長 見守って

小さくても
誰かのためになる仕事に誇りを持って

毎日を精いっぱい生きてる人が
いるんです!

俺たちの仕事は
そんな市民のためにあるんだって

教えてくれたのは
あなたじゃないですか!

お前は 父親のことが好きだもんな。

新聞記者だった父親を
一度も疑ったことがない。

おめでたいやつだよ。

あなただって 好かれたかったんでしょ?

誤報に負けて踏みとどまれなかった父親を
許したいのに許せないんだ。

だからって あなたの憎しみの中に
俺たちを取り込もうとしないで下さい。

あなたの持ってる一つ一つの正義感が
許せないんです。

歪んでると思いませんか?

お前に電話したのはな
俺たちと一緒に行かないかって

誘おうと思ったからだ。

気持ちは よく分かった。

沢村 見てろ。 状況は すぐに変わる。

これから 新しい時代が始まるんだ。

(汽笛)

本日
民事再生法の適用を申請いたしました。

(テレビ)「大手全国紙の主翼を担っていた
東都新聞社が

今日 民事再生法の適用を申請しました。

今後 ほかの全国紙にも
大きな動揺と影響が広がることが

懸念されています。 ネットニュースサイト
ファイナルビットの清算も踏まえ

情報社会の中での
メディアの在り方が問われる時代が

到来していると
言えるのではないでしょうか」。

お待たせ~。 おいで。

ね~ ご機嫌ね。
(由美絵)はい はい はい

お母ちゃんが だっこするから。

はい こっちおいで。
ばあばが だっこしてくれるって。

はい そっか~。
帰ろうな~ フフフ…。

勲さん 1つ持ちましょか?
(勲)いいの いいの。

これは 男の仕事だから。
すみません。

うっ… あれ? ほら~。
いやいや 大丈夫 大丈夫。

重いね~。 うっ!

何が入ってんだ これ~。 よいしょ~。

お世話になりました。
元気でね。

子育て 頑張ってね。
はい 失礼します。

敦子さん。

三反園さん。

産まれたんですってね。
おめでとうございます。

道夫も喜んでますよ きっと。

このこと 沢村さんから…?

許してやってくれませんか? 沢村のこと。

あいつ 自分からは
きっと言わないでしょうけど

敦子さんの誤報記事の時
あいつも利用されていたんです。

でも 沢村 やっと 記事をねつ造した
張本人を突き止めたんです。

沢村だけが正しかった。

あいつ 昔からバカなんです。
でも 強い。

あなたから逃げなかった。

桐野をあんなふうにしてしまったのは
俺たちの責任なのかもしれないな。

どうしてですか?
うん?

大日時代
桐野の記事ねつ造が発覚した時点で

ジャーナリズムの原理原則と
向かい合うべきだった。

あそこで選択を誤ったから
桐野 弘の中に 怪物が生まれた。

新神奈川日報は どう?

政彦君も そろそろ
デスクに選ばれてもいい年頃だろ。

後進の育成もあるしな。

そういう話も
ないことはないんですけど… 断りました。

どうして?

どんな世の中になったとしても
やっぱり 僕は現場にいたいなと思って。

古いですか? 俺。
いや…。

君のお父さんが聞いたら 喜ぶと思って。

相賀さんも まだ垣内さんの事件を?

うん。 今日も これから 放火の現場を
もう一度 見に行こうかと思ってる。

現場百回だ。

政彦君。
はい。

浅瀬にとどまるなよ。

はい。

 

もしもし。

森本敦子です。

すみません 勤務中に。
いえ そんな…。

ありがとうございます。
えっ?

いや… 会おうと思ってくれて。

この度は 本当に
申し訳ありませんでした。 あの…。

あ… もういいですから。

完全に
心の整理がついたわけじゃないんです。

でも 沢村さんの気持ちは
十分に伝わりましたから…。

私… 失礼ですけど 沢村さんに会うまで

新神奈川日報を
読んだことがなかったんです。

そんな新聞 あるのすらも知らなくて…。

でも こんなことがあって
少しずつ読むようになって…。

それで 何て言うか… 新鮮だなって。

えっ 新鮮… ですか?

私 これまで
地方紙を読んだことがなかったんですね。

でも
当たり前すぎて気付かない街のことが

きちんと大きな記事で書かれてあって…。

新聞を読むのは人間だし
記事を書いてるのも人間なんですよね。

沢村さんたちの記事を読んで
そのことが ようやく分かったんです。

ありがとう。

私 最近 やっと 事件のことを知る
努力をするようになって

事故のあった湊南町の交差点にも
よく行くんです。

道夫さん
ここで 最後 何を見たんだろうとか

何を思ってたんだろうとか…。

これからも この街に?

つらくても
やっぱり この街で生きていきたくて…。

そうですか…。

お仕事は…?

安藤さんのクリーニング屋
ひとまず 続けようと思ってます。

せっかく 沢村さんが見つけてきてくれた
職場だから…。

えっ… あ… 安藤さんが?

これは…?
彰君に。

彰に?
早百合さんに聞いたんです。

今 学級新聞 作ってるんでしょう?

その1面で
湊南町の交差点を記事にするんだって。

子どもたちの通学路でもあるから
だから 使ってもらえたらと思って…。

ありがとうございます。

はあ…。

今日 来ようか どうしようか
迷ってましたけど…。

やっぱり 来てよかった。

♬~

それじゃ。

「報道は 既に
ジャーナリストが社会的使命を持って

市民に情報を伝えるという道筋では
なくなってしまったのだろう」。

はい。 これ アップして下さい。

(丸岡)いいんですか? 本当に。

数字 かなり稼げると思いますよ。

「情報の広がり方が
きちんとした波紋を描いていた時代は

完全に終わったのだ。

今のメディアは まるで 戦場そのものだ。
しかも 本当の敵が見えない。

誰が誰を撃っているのか分からない戦場」。

おはようございます。
また 君か。

「インターネットが
土台となった世界では

市民の振る舞いが
時には ジャーナリスト以上に

社会に大きな影響を与える場合がある。

そこでは 嘘が真実となり
時には誤報が生まれ

また 無邪気な欲望が
フェイクニュースを生み出す。

その勢いは止まらないだろう。

しかし
そんな誤報にも負けない人がいる。

寛容な心で隣人に歩み寄り
日々の生活を愛し

よりよいものにしていこうとする
人々だ。

彼らは 自分のことよりも
まず 他人のことを考え

罰するよりも 許すことを選択する。

ジャーナリズムは 本来 彼らのような
市民のためにあるはずなのだ。

誤報は 人間の弱さが生み出すものだ。

だからといって
伝えることから逃げてはいけない。

人が人に思いを伝える時
そこには言葉がある。

そして 真実は 強く
恐れない人の心の中にあるのだから」。

ふう~。

(彰)いや でも じゃあ これは?

でも 全部 大事なんだよね~。
どう?

やっと来たよ~。
できた?

ほら 見て 見て。
うわ~ すごいじゃん。

でしょ?
全部 書いたの? これ。

そうだよ。 今 色に入りますよ。
じゃあ 先生 お願いします。 はい はい。

色?
そう 決めてね。 あ~ 怖い。

このスペース 何? あっ ここには…。
写真。

パッパラ~ ちゃんと
撮ってきたんだよ。

(彰)お父さん お母さん こっち こっち!

うん はいは~い。
フフフッ…。

あっ どうも。

(彰)これ! これ これ これ これ これ!

これ? へえ~ すごい!
おお~。

すごい 写真 ついてる。
≪(女の子たち)彰~! こっちに来て~。

はいはい 今 行く!
モテモテよ。

後で見ることにして 見に行こう。
女の子ばっかじゃん。

ねっ。 あっ 先生 どうも~
お世話になってます。

♬~