ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

悪魔の弁護人 第3話 要潤、ベッキー、玄理、本村健太郎、田中こなつ… ドラマの原作・キャストなど…

『<オトナの土ドラ>・悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~ #03【恩讐】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 稲見
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  9. 宝来
  10. 倫子
  11. 後藤
  12. 死体配達人
  13. 小笠原
  14. 被告人
  15. 久仁村
  16. 裁判
  17. 事件
  18. 伯楽園
  19. 弁護人
  20. 教官

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『<オトナの土ドラ>・悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~ #03【恩讐】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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<オトナの土ドラ>・悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~ #03【恩讐】[字]

新章突入!御子柴(要潤)は少年院時代の恩師・稲見(勝野洋)が殺人容疑で逮捕されたと知り驚愕。行動を起こすが…

詳細情報
おしらせ
全日本フィギュアスケート選手権 女子フリー」延長の際、放送時間繰り下げの場合あり。
番組内容
御子柴(要潤)がかつて殺人を犯した元少年Aであることが世間に知れ渡る。当然のように巻き起こる非難の嵐。そんな中、大ケガを負い入院していた御子柴の元に、とあるニュースが飛びこんでくる。医療少年院時代の担当教官・稲見(勝野洋)が、入居する老人ホームで介護士を殺害した容疑で逮捕されたというのだ。稲見は容疑を認めており目撃者も多数いるという。
テレビ画面に映る稲見を睨むように見つめる御子柴。その様子に洋子
番組内容2
ベッキー)は不安を抱くが…
その不安が的中するように、御子柴は強引なやり口で弁護を国選弁護人の宝来(本村健太郎)から強奪。警察の面会室で稲見と対峙する。その結果、御子柴は間違いなく稲見が殺害したことを確信。有罪判決は免れない状況だった。
「あいつは復讐するつもりなんだ」
弁護を奪われた宝来は、次席検事の岬(津田寛治)に御子柴の狙いを告げ口する。岬は御子柴を法曹界から追い出すためのある策を
番組内容3
宝来に施す。そして、少年法に守られ罰から逃れた御子柴を許すわけにはいかないと、再び法廷に立つ決意を固める。
そんな中、司法担当記者のあすみ(玄理)が新たな情報を入手する。それは御子柴がかつて医療少年院に入院していた時に脱走騒ぎを起こしていたという事実。そしてその脱走を阻止したのが稲見だという。
御子柴と稲見にある因縁とは?御子柴の本当の目的は!?
第二章・老人ホーム介護士殺害事件の裁判の幕が上がる!
出演者
御子柴礼司: 要潤 
日下部洋子: ベッキー 
桜葉あすみ: 玄理 
宝来兼人: 本村健太郎 
横山紗矢: 田中こなつ 
 / 
稲見武雄: 勝野洋 
 / 
岬恭平: 津田寛治
スタッフ
【原作】
中山七里(講談社文庫)(弁護士・御子柴シリーズ)
『贖罪の奏鳴曲』『追憶の夜想曲』『恩讐の鎮魂曲』『悪徳の輪舞曲』

【企画】
市野直親(東海テレビ

【脚本】
戸田彬弘

【音楽】
島崎貴光スマイルカンパニー) 
佐々木裕(スマイルカンパニー) 
コヤマヒデカズ(スマイルカンパニー

【演出】
村谷嘉則

【協力プロデューサー】
遠山圭介(東海テレビ
スタッフ2
【プロデューサー】
松本圭右(東海テレビ) 
渡辺良介(大映テレビ) 
椋尾由希子(大映テレビ

【制作著作】
大映テレビ

【制作】
東海テレビ
ご案内
公式サイトやSNSなど、充実のウェブコンテンツは「オトナの土ドラ」で検索!! 

【公式サイトURL】
https://www.tokai-tv.com/akumanobengonin/

【公式ツイッター
@tokaitv_dodra 

【YouTube
東海テレビ公式チャンネルも好評配信中!

 

 


(御子柴)被告人。
私が誰か 分かりますか?

(亜季子)あなた 園部 信一郎。

(御子柴)やっと
思い出してくれましたか。

(岬)まさか
死体配達人だったとはな。

(岬)日本の弁護士制度は
どうかしてる。

(洋子)どうしてですか?

(洋子)死体配達人だった
過去を さらしてでも

津田 亜季子を
無罪にしたかったんですか?

稲見 武雄?
その人が どうかしたの?

(あすみ)園部 信一郎が
医療少年院に いたときの

担当教官だったらしいの。

先生は これは 呪いだって
言ってました。

(稲見)言葉は
いくらでも 嘘をつく。

(稲見)本当のところが 分かるのは
何をやるかってことだけだ。

♬~

(里美)天罰よ。
この 悪魔。

♬~

(信一郎)《人を殺したことを
悔いています》

(稲見)《そういう 見え透いた嘘を
俺の前で つくな》

《死刑にして 気が済むんなら
殺してくれ。 その方がいい》

《簡単に 死なれて たまるか》

《人 一人 殺したら
もう 外道だ》

《僕には
死ぬ権利も ないのか!》

♬~

先生?
ああ。 よかった。

10日も 意識不明だったんですよ。
運が よかったです。

刺された箇所が あと 1cmでも
ずれてたら 危なかったって。

運が よかった?
それは 私が決めることだ。

あの女は?
私を刺した女は どうなった?

気になるんですか?

自首したそうです。

バカな女だ。 私を殺しても
息子は 生き返らんのに。

後悔してるんだと 思います。

事務所は どうなってる?

何も。
いつもと 変わりません。

嘘をつくな。
嫌がらせが 絶えないだろ。

人殺しの 弁護士だって。

いや…。 そんな。
≪(アナウンサー)伯楽園で

介護士の男性 栃野 守さんが
殺害された事件で

殺人の疑いで 逮捕された
入居者の 稲見 武雄 容疑者が

殺害を 全面的に認める供述を
始めたことが 分かりました。

先生。 まだ 動いちゃ…。

(アナウンサー)この事件は
6日 午後 1時ごろ

北区 南赤羽にある
老人ホーム 伯楽園で

介護士の 栃野 守さんが

花瓶で 頭を殴られ
殺害されたもので

入居者の 稲見 武雄 容疑者が
殺人の疑いで 逮捕されています。

(アナウンサー)調べに対し
稲見容疑者は 食事介助中に…。

(あすみ)目 覚ましたの?
うん。

まだ しばらくは
入院が 必要だけど。

よかった。
うん。

えっ? 違うよ。

御子柴を刺した 母親が
殺人者にならなくて 済んだから。

えっ?
あんなやつ 殺して

殺人罪に 問われなくて
よかったってこと。

ちょっと待って。
先生は 弁護をしただけなんだよ。

結果 いじめは
なかったことにされて

相手を 罰する機会も 奪われた。

あの母親を あそこまで
追い詰めたのは 御子柴なんだよ。

それに 裁判だって。 勝てば
いいってもんじゃないでしょ。

あすみ。

法律って 弱者を守るために
あるべきだし

社会の秩序を 保つために
あるはず。

でも 御子柴は
そんなこと 全然 考えてないよね。

でも 先生は 刺した人のことを
気にしてたよ。

御子柴は 5歳の女の子を
殺したんだよ。

(あすみ)それなのに
少年法に 守られて

罪も償わずに
好き勝手に 生きてる。

よく そんな事務所に
いられるね。

♬~

(稲見)《御子柴!》

はい。 もしもし。

えっ? 先生が 行方不明!?

♬~

(菅山)稲見は 先生には
会いたくないそうです。

私の名前を 伝えたのか?

(菅山)もちろん。

御子柴 礼司 先生の
名前だけじゃなく

死体配達人が
会いたがっていると。

お引き取りください。

私は 稲見の弁護人だ。
(菅山)フッ。

やっぱり
平気で 嘘つくんだな。

人を殺して
罪を償っていない 人間は。

(菅山)稲見には もう すでに
別の弁護人が 付いている。

誰だ? 私選か?

(菅山)国選の
宝来 兼人 弁護士だ。

(宝来)死体配達人が 何の用だ?

素性が分かった途端に
随分な 口の利き方だな。

≪(ノック)

(事務員)失礼します。
(宝来)いらない!

(事務員)失礼しました。

(宝来)当たり前だろ。

あんたのせいで
弁護士の価値は がた落ちだ。

人殺しでもなれる 職業だって
宣伝したんだからな。

あいにく 司法試験に
人格は 関係ない。

だから あんたのような
金の亡者も

弁護士に なれたんだろ。
(宝来)何だと?

あんたが 担当している
伯楽園 稲見 武雄の 事件

私に 譲ってくれ。

(宝来)断る。

意地を張るな。 どうせ 国選だ。
金には ならない。

弁護士としての 正義だ。

稲見は 医療少年院
元 指導教官で

あんたの 担当教官だったんだろ?

それが 何だ?

復讐するつもりだろ?

君が 院生時代に

教官から いじめや 体罰
受けていたとしたら

この上ない 報復の機会だろ?

悪党が
しごかれた教官のために

まっとうな弁護をするとは
思えない。

それなら まっとうな交渉は
やめにしよう。

悪党なりの やり方で
いかせてもらう。

どういう意味だ?

私と 稲見 武雄には
深い因縁がある。

楽しみに しておくんだな。

♬~

♬~

≪(ドアの開く音)
先生!?

(山崎)先生 いるか?

今は いません。
どちらさまですか?

(山崎)見りゃ 分かんだろ。
正義の味方だよ。

ここは 弁護士事務所です。
あなたのような…。

(山崎)やくざ者が 来るところじゃ
ないってか?

弁護士ってのは 悪党 かばって
金もうけしてんだよ。

まあ 先生の方が
よっぽど ワルだったけどな。

まさか 死体配達人だったとはね。

とにかく 留守なので
お帰りください。

俺は 先生に呼ばれて
来たんだよ。

≪(ドアの開く音)

先生!?
お邪魔してますよ。

ちょっと 何してるんですか?
勝手に 病院から抜け出して。

仕事に 決まってんだろ。
今すぐ 病院に戻ってください。

必要ない。 もう 動ける。
駄目です。

君に指図される 覚えはない。
奥で 話そう。

何で やくざなんかと。

じゃあ 宝来弁護士を
ゆすれば いいんですね?

≪あんたたちの やり方で
構わない。

≪ただ 身体への危害は
避けてくれ。

ゆすりって どういうことですか?
結果しだいで 報酬は支払う。

いりませんよ。 その代わり

うちの顧問弁護
引き受けてくれますね?

ああ。 約束する。

姉ちゃんも 大変だな。

ワルは ずっと ワルのまんまだな。

先生。 あの やくざに
何させるつもりですか?

大したことはない。
そうは 見えませんでした。

しばらく まともな仕事は 来ない。

やくざの 顧問弁護でもしなければ
事務員の給料が 払えないからな。

そんな お金 いりません。
金は 金だ。

それでも 受け取れません。

(あすみ)分かった。 すぐ 行く。
(通話を切る音)

仕事?
日曜なのに 大変だね。

ねえ? 御子柴 退院したんだね。

ああ。 うん。

伯楽園の 稲見 武雄の 弁護人
突然 退任したんだって。

えっ?
洋子 知らなかったの?

何を?
後任は 御子柴だよ。

えっ!?

知らなかった。

御子柴と 稲見 武雄の間には
何かある。

私 調べてみる。
行ってくるね。

(稲見)久しぶりだな。 御子柴。

いや。 今は 御子柴先生か。

ご無沙汰しています。
稲見教官。

(稲見)その教官っていうのは
やめろ。

もう 30年近く前の話だ。

それ以外の呼び方を 知らない。
(稲見)そうだな。

担当弁護を
引き受けさせてもらった。

早速だが 事件当日の
事実確認からしたい。

久しぶりに 会ったのに
昔話は なしか?

あのころに
懐かしむ思い出なんて ない。

お前らしいな。

始めさしてもらう。

事件の日 被害者の 栃野 守は
配膳係を 担当していた。

食事を終え
膳を 片付ける段になって

あなたと 栃野は
言い争いになった。

(栃野)
《何 残してるんですか?》

《ちゃんと
残さず食べてくださいよ》

(稲見)《お前は 介護士のくせに
俺の扱い方が 分かってないな?》

(栃野)《それでも
俺が いないと

生活も
ままに ならないんでしょ?》

(稲見)《お前なんか 必要ないよ》

(栃野)《口だけは 達者だな。
頑固じいさんは》

募っていた 日ごろの不満から
あなたと栃野は 言い争いになり

口論になった末に あなたは
目の前の膳を ひっくり返した。

(栃野)《汚えな!》

そして その隙に 目の前にあった
花瓶を 手に取り

栃野の頭を 殴りつけた。

♬~

動かなくなった 栃野を
見ているところに

もう一人の介護士 前原 譲が
トイレから 戻ってきた。

(前原)《えっ?》

この供述に 間違いは ないか?

(稲見)ああ。 間違いない。

あんたの衣服には 被害者の
返り血が 付着していた。

状況は 最悪だ。
当然だ。

俺が 殺したんだからな。

それに あのとき
食堂には 大勢 人がいた。

そのときの状況は
みんなが 見ている。

教官。
よく 落ち着いていられるな?

これは あんたの裁判だ。
負ければ 一生 刑務所の中だぞ。

(稲見)構わん。
俺は 栃野が憎くて 殺した。

間違いなく 動機があった。
それも まともな精神状態でだ。

その事実は 何があっても 覆せん。

裁判では そんな言葉は
マイナスに 作用する。

(稲見)プラスにする必要がないと
言っている。

どんな被疑者にも
守られる権利がある。

だが どんな人間にも
償う権利がある。

俺が お前に そう 教えた。

教えたからには
きちんと 罰は受け入れる。

(稲見)国選弁護
どうやって 交代した?

非合法な方法を 取ったな?

逮捕されたとき 刑事さんから

誰か 呼びたい弁護人は いるかと
尋ねられた。

そのとき お前の顔が
浮かばなかったと 思うか?

じゃあ どうして
俺に しなかった?

頼むのが 怖かったか?

(あすみ)稲見 武雄と
御子柴のこと 色々 分かったよ。

何が 分かったの?

(あすみ)御子柴が
医療少年院にいたとき

一度 脱走事件が 起きてるの。
脱走?

(あすみ)うん。 その脱走には
御子柴が 関与してたみたい。

えっ?

で それを阻止したのが
稲見さんなんだって。

ねえ? 洋子。
脱走しようと したんだよ。

やっぱり 御子柴は 罪を
償う気なんて なかったんだよ。

あいつは 更生なんてしてない。

(あすみ)もしもし?
洋子。 聞いてる?

えっ? ああ。 うん。
それじゃあ。

♬~

(紗矢)やくざを使って
ゆすられた?

(宝来)数日前
私が担当してる事件を

譲れと 押し掛けてきたんだ。

断ったら やくざが
家族に 付きまとい始めたんだ。

それ 何の案件ですか?
老人ホーム 伯楽園の

介護士殺害事件だよ。

被告人の 稲見 武雄は

医療少年院で 御子柴の
元 指導教官だったんだよ。

稲見は 相当 厳しい
教官だったみたいだな。

御子柴は その復讐を
するつもりなんだよ。

(紗矢)復讐?

で 宝来先生は それを 私に話して
どうしたいんです?

(宝来)あんなやつを
法曹界に 置いておけません。

罰を与えないと いけない!

法曹界に 身を置く者としての
正義ですか?

(宝来)そうだ。

規範を破って
金もうけしてる 先生にも

正義が あるんですね?

分かりました。 じゃあ 一つ
アドバイスをしましょう。

いい手が ありますよ。

お茶 持ってきて。
(紗矢)はい。

(宝来)いらない!

≪だから 何度 言ったら
分かんだよ? なあ?

≪スプーン 使ってんのに
どうして こぼすんだよ? ほら。

≪口 開けろよ。 ほら。 口。
開けろ…。

前原さんですよね?

(前原)ええ。

前原さん。 稲見 武雄を
担当していたのは

あなたと 殺された 栃野 守さんで
間違いないですね?

(前原)ええ。 まあ。

あのう。 警察には
もう 全部 話したんですけど。

立場が違えば 見ている場所も
違うんでね。

でも 稲見さん 本人が
認めているのに

弁護するんですか?
何か 不満でも?

(前原)いや。
先輩が 殺されたんですよ。

いい先輩だったし。

稲見さんは
手間が かかる人でしたから。

彼は 下半身不随だ。
手間が かかるのは 当然では?

いや。 それは 全然 いいんすよ。

それより 口が達者で。

ちょっとしたことで
すぐ 大声で 文句 言うし。

車椅子に乗った
クレーマーでしたよ。

殺された 栃野さんは?

(久仁村)稲見は
自白してるんだろ?

言葉は いくらでも
嘘をつきますから。

(久仁村)あの人が 嘘ついてると
思ってんのか?

いえ。 でも 自分の目で
確かめるまでは 信じません。

それが 私の やり方です。

(久仁村)昔
親父に 言われたもんだ。

武士の士の付く商売には 嘘つきが
多いから 気を付けろってな。

久仁村さんは 正直さだけで

世の中の 不正や 理不尽さを
正せると 思いますか?

(久仁村)ふっ。
何が 聞きたい?

事件が 起きたとき
その場に 居合わせましたよね?

(久仁村)ああ。 稲見が 突然
膳を ひっくり返したんだ。

栃野と それで もめて

稲見が テーブルの上にあった
花瓶を 手に取って 殴った。

あっ。 あっちにいる 後藤って
じいさんにも 聞いてみな。

(後藤)あっち 行って。
あっち 行って。

後藤さん。 私は 弁護士です。

稲見さんのことで 少し
話を聞かせていただけませんか?

(小笠原)弁護士さんって こうして
現地にまで 足を運ぶものなの?

私は 書面だけでは
納得できないたちでして。

(小笠原)何だか
刑事さんみたいね。

一緒にされたく ありませんね。

(小笠原)フフフ。
率直な物言いね?

私 そういう人 好きですよ。

(山崎)《ワルは
ずっと ワルのまんまだな》

(あすみ)
《あいつは 更生なんてしてない》

≪(ドアの開く音)

(倫子)先生!
倫子ちゃん! どうしたの?

(倫子)先生は?

ああ。 先生はね
お仕事で お出掛けしてるよ。

よいしょ。

(倫子)いないんだ?
うん。

(倫子)倫子ね
先生の絵 描いたの。

御子柴先生 こんな顔する?

何か いつも こうやって
難しい顔してない?

(倫子)倫子 見たことあるよ。
笑ってるとこ。

えっ? ホント?

(倫子)うん。
先生 優しいもん。

優しい?
うん。 優しいよ。

そっか。 優しいか。

先生に 会いたかったなぁ。

ごめんね。

2人の口論があった末に

稲見さんが 膳を
ひっくり返したということですね。

(小笠原)ええ。

おかしいですね。 皆さんの証言に
食い違いが あります。

(小笠原)食い違い?

小笠原さん。
あなたの話では

2人の口論が 先にあったことに
なりますが

久仁村さんは
いきなり 稲見さんが

膳を ひっくり返したと
言っている。

後藤さんは
急に 稲見さんが

栃野さんの胸ぐらを つかんだと
言っています。

でも 車椅子の人間に

健常者の胸ぐらが つかめるとは
思えません。

(小笠原)後藤さんは
認知症ですから。

それに 私たち
もう この年ですもの。

記憶力が 鈍るのは
しかたがないでしょ。

何か 隠していませんか?
稲見さんと 一緒に。

何かって?

みんなで 口裏を合わせている。
何かを 隠すために。

(小笠原)もし それが 本当なら

私たちは それだけ 深い絆で
結ばれてるんでしょうね。

必ず 突き止めます。

稲見さんを 救うために
どんな手を 使ってでも。

(矢野)担当を代われと
おっしゃるのは いったい

どういうことですか?

(矢野)私では 御子柴の相手には
力不足だと?

それは 違う。

今回の裁判は 法の秩序を
守るための 戦いなんだ。

御子柴が 死体配達人なのは
君も 聞いてるだろ?

だが 少年法で守られ
罰から 逃れたばかりか

弁護士になり 奇抜な弁論で
法を 愚弄し続けてる。

それは 許されることじゃない。
絶対に!

だから 私は 自分自身の手で
彼を 葬り去る。

矢野検事! 分かってくれ。
これは 私の使命なんだ。

(後藤)あっ。 ああ!?

(後藤)や… やめて!?
やめて!

(後藤)先生。 ごめんなさい。
たたかないで! たたかないで!

悪いが 写真を 撮らせてもらう。

♬~

(殴打する音)

(前原)じいさんたちの
ヌード写真 撮ってたろ?

介護士による 施設内虐待。
立派な犯罪だな。

(前原)死体配達人が。
カメラ よこせ!

私のことを 知ってたのか。

(前原)あんたの名刺で
さっき 調べたんだよ。

これ以上 痛い目に
遭いたくなかったら

早く よこせ。
これ以上とは?

どうするつもりだ?
(前原)何?

日ごろから 暴力には
慣れているようだが

人を殺したことは あるのか?
(前原)いいから 早く 出せ。

ナイフが 体内に
沈んでいく あの感触。

力いっぱい 絞めた首の
呼吸が止まる 気配。

相手の目が だんだん ガラス玉に
変化していく あの光景。

(前原)殺されたいのか?

お前には 無理だ。

ちゅうちょが あるやつには
どうしたって 人は殺せない。

経験者だから 教えてやるよ。

人を殺すときには
すでに 何の迷いもない。

一人 殺すのも 二人 殺すのも
同じだ。

お前が やる気なら
相手になってやるが どうする?

消えろ。
死にたいのか?

♬~

よし。

先生!?
どうしたんですか? えっ?

傷口が 開いただけだ。

救急車 呼びます。
呼ぶな。

公判まで 時間がない。
のんきに 入院してる暇はない。

のんきにって。 命より大事な
裁判が ありますか!

ある。

説明してくれないと
納得できません。

この裁判には
絶対に 勝たなければ いけない。

教えてください。 稲見さんは
どんな存在なんですか?

君には 関係ない。
そうですか。

見せてください。
やめろ。

やめません。
勝たなきゃ いけないんでしょ?

ああ。
だったら 治さないと。

病院に 戻らないなら
私の言うことを 聞いてください。

先生は どうして 人を
遠ざけるんですか?

人が 私に 近寄らないだけだ。

悪魔だと 思ってるから?
そうだ。

うっ!?

悪魔だったら
痛くないですよ。

どうして 君は
私に 構うんだ?

普通のことです。
ケガしてる人を 見たら

治療しますよね。
それが 人間です。

あの人は
私を 人間にしてくれた。

私を 救ってくれたんだ。

今度は 私の番だ。
あの人を 救うのは。

じゃないと
弁護士になった 意味がない。

救えますよ。
先生なら きっと。

♬~

(あすみ)おかえり。
ただいま。

御子柴が 懲戒請求
出されたって。

懲戒請求

弁護士の資格を
剥奪するってこと。

誰が出したの?
宝来弁護士って噂。

でも 弁護士会
これまでの

違法すれすれの弁護を
問題視してるみたいだし。

それ 建前だよね?

ホントは みんな 元 殺人犯が
弁護士になってることを

認めたくないだけでしょ?
あすみだって そうじゃない?

それの何が 悪いの?

罪を犯した人は 前を向いて
生きちゃ 駄目なのかな?

過ちは 一生 糾弾されなくちゃ
ならないのかな?

あいつは 他とは違うでしょ。

罰を受けずに 社会復帰して
悪辣な弁護で 金を稼いでる。

そんなやつ 許していいの?

違うよ。
先生は 今も 苦しんでる。

今回の弁護も 身を削ってる。

自分を犠牲にしてでも
依頼人を 守ることが

先生にとっての
贖罪なんだと思う。

殺人者を救うことが 贖罪?

自分と同じように 罪から
逃れさせてるだけじゃない。

それの どこが 償いなの?
何の反省も してないよ。

何?

じゃあ 先生は
どうしたら 許されるの?

♬~

♬~

(あすみ)岬検事。 伯楽園
介護人 殺害事件の 第一公判が

いよいよ 今日に迫りましたが?

被告人が 犯行を認めており
否認事件では ありませんからね

量刑を争うのが 通常です。
おそらく 弁護側は

殺意の否定を 理由に 減刑
狙ってくると 思われますが。

どんな弁論を してこようと
法の秩序の下で

罪に ふさわしい罰を
求めるだけですよ。

♬~

♬~

(チャイム)

石動 恭子さんですか?

(恭子)ああ。 日下部さん?

突然 ご連絡して すいません。
(恭子)どうぞ。

♬~

(男性)あいつだよ。
死体配達人の 園部 信一郎。

(女性)名前 変えて
生まれ変わったつもり?

(男性)地獄に落ちろ。

♬~

♬~

(恭子)そうですか。
御子柴さんが

稲見の弁護人を
担当してくださってるんですね。

今回の事件のことは?

(恭子)ニュースで 知りました。

私と 稲見は 離婚した後も
節目節目で 会っていたので

あの人が 人を殺したなんて
どうにも 信じられなくて。

御子柴先生も おんなじように
思ってるんだと 思います。

すごく 必死ですから。

恭子さん。 稲見さんと
御子柴先生は

どんな関係なんですか?
特別な関係に 思います。

(恭子)そうですね。

深い 因縁のようなものが
あるのかもね。

それは…。

稲見が 伯楽園に 入居したとき

匿名で 多額の送金が
あったんです。

間違いなく 御子柴さんから。

あれは きっと 贖罪の
気持ちだったんでしょうね。

贖罪?

稲見が 下半身不随に
なったのは

御子柴さんが 稲見を
刺したのが 原因なんです。

えっ!?

(恭子)結局 障がいの残った
体では 働けなくて

稲見は 仕事を
辞めることになって。

(恭子)あそこでは
教官と 生徒は

親子になるんだって
言ってました。

親子?
だから 稲見は

足が 不自由になっても
御子柴さんを かばったそうです。

親が 子供を
罰せられるはずはないって言って。

仕事ばっかりで
うちのことも

自分の息子のことも
ほったらかしだった あの人が

離婚した途端に
そんなこと 言うなんて

私には 納得が いきませんでした。

それに どんな理由が
あろうとも

罪には 罰があるのが
当然ですよね?

(恭子)でも あそこは
罰を与える場所では ないそうね。

(恭子)私 思うの。

罰を受けずに 更生する人間なんて
いるのかしら。

そんな 虫のいい話。

だったら 被害者は
報われないじゃないですか。

被告人は テーブルにあった
陶器の花瓶で

被害者の頭部を 殴打。
周囲の入所者が

これを 制止しようとしたが
殴打は 止まらず

別の職員が 駆け付けたときに
すでに 被害者は 死亡していた。

罪名 および 罰条
殺人罪 刑法 第199条。

(遠山)被告人。 検察官が
読み上げた 起訴状の内容は

事実ですか?
(稲見)はい。

もちろん 事実です。

先生は 稲見さんに
救われたって 言ってました。

今度は 自分が助ける番だって。

命より 大事な裁判だから
絶対に 勝つんだって。

(遠山)弁護人。 ご意見は?

弁護人は

被告人の無罪を 主張します。

今度は 何を たくらんでんの?

被告人が 自供してる状況で
戦術上の理由から

無罪を 主張することは
法廷を 愚弄してる。

戦術上の理由ではないと
いうことを

時間をかけて 証明していく。

(遠山)分かりました。
では 被告人質問は

次回公判で 実施します。
よろしいですね?

はい。
(稲見)裁判長。

一言 よろしいでしょうか?

(遠山)被告人。 言いたいことは
被告人質問で 聞きます。

最初に どうしても 一言だけ
言っておきたいのです。

(遠山)何でしょう?
やめろ。

私に 正当な罰を 与えてください。
やめろ!

(稲見)私は 正常な精神状態の下

明確な殺意を持って
栃野さんを 殺害しました。

罪を犯した以上
罰を受けるのは 当然です。

♬~

罪を犯した以上
私に 罰を与えてください。

♬~