ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

同期のサクラ 第10話 最終回 高畑充希、橋本愛、新田真剣佑、竜星涼… ドラマのキャスト・主題歌など…

『同期のサクラ#10』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. サクラ
  2. 会社
  3. 自分
  4. お前
  5. 黒川
  6. 社長
  7. 本当
  8. 大丈夫
  9. 仲間
  10. 仕事
  11. 頑張
  12. 今日
  13. 副社長
  14. 無駄
  15. ヤツ
  16. 心配
  17. 素晴
  18. ハァ
  19. 建物
  20. 時間

f:id:dramalog:20191218230118p:plain

『同期のサクラ#10』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

無料で民放各局の動画視聴ができるTVerティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

同期のサクラ#10[終][解][字][デ]

主演・高畑充希×脚本・遊川和彦が綴る涙腺崩壊ドラマ!
サクラと同期たちの激動の10年がついに完結!

詳細情報
出演者
高畑充希橋本愛新田真剣佑竜星涼岡山天音草川拓弥(超特急)、大野いと相武紗季椎名桔平、他
番組内容
2020年3月。サクラ(高畑充希)は、花村建設に復帰していた。副社長になった黒川(椎名桔平)の「力があれば、自分を貫ける」という理念に感化され、これまでにない仕事での高揚感を感じるようになる。一方、サクラを心配する同期の言葉に耳を貸さず、衝突する。自分を見失いかけたサクラは、どのようにして本来の自分を取り戻すのか?涙なくしては、見れないラストシーンに向け、サクラと同期の10年間が完結する…。
監督・演出
明石広人
原作・脚本
遊川和彦
音楽
【主題歌】 森山直太朗 「さくら(二〇一九)」 ユニバーサルミュージック
【音楽】平井真美子
制作
制作協力 AX-ON
製作著作 日本テレビ

 

 


(木島 葵) なぁ 気付いてるか?

俺らが出会って
今日で ちょうど11年目なんだ。

(清水) おぉ… そっか。

(月村百合) 何か 入社式や
新人研修が懐かしいね。

(清水)
11年たって まさか みんなが
こんなふうになるとはな。

(土井) 今や 会社も仕事も
バラバラだし。

でも サクラは最後の最後まで
大変だったね。

まさか あんなことになるとは
思わなかったからな。

(北野 桜:しゃっくり)

《じいちゃん サクラはこの頃
しゃくりが止まらねえんだて》

《突然 あんげこと言われたっけ
びっくりして…》

(しゃっくり)

(黒川)花村建設へ戻って来い
俺の下で働かないか?

《黒川部長は
あっ 今は副社長らろも

なぁして
また雇ってくれたんだろっか》

ハァ ハァ ハァ…。

《でも

同期の仲間に誓ったように
これからは毎日 じいちゃんに

頑張ってるれって
報告するっけね》

《いってくっれ》

(良樹) いってきま~す!

(脇田) 気を付けろよ。
(小梅) 気を付けてね。

(小梅) あっ おはようございます。
おはようございます。

(脇田) もしかして 今日からまた
お仕事ですか?

はい 前の会社に
戻れることになりまして。

あ~ それは よかったですね。

そちらも
お仕事 決まったんですか?

そうなんです 実は…。
お… おい!

言うな。
(小梅) えっ 何で?

また辞めたら恥ずかしいからさ。

あっ じゃあ 俺も
いってきま~す。

♬~

(シャッター音)

いいです。

非常にいい!

♬~

マズい… 非常にマズい。

♬~

(黒川) ≪どうぞ≫
失礼します。

すいません 遅くなりました。

お~ サクラ
また建物の写真でも撮ってたか?

はい あっ 何なら
ご覧になりますか?

いいけど…

その前に聞きたいことが
あるんじゃないのか?

はい なぜ 今までいろいろと
問題を起こしたのに

また 私を
呼んでいただけたんでしょうか?

いい質問だねぇ。

はい。

この10年 うちが造った
全ての建築物だ。

どう思う?

スゥ~~。

おっ 出たな
今日も忖度しないで言ってみろ。

素晴らしいものも
多少ありますが

ほとんど今までの
成功例をなぞっていて

デザインに独創性も革新性も
ないと思いました。

俺も そう思うよ。

どれもこれも今までの経験則と
ルーティンワークで造ったものだ。

事実 去年のうちの売上は
業界3位から5位に転落した。

このままだと
タイタニックみたいに沈むだけだ。

だから俺は 新しいプロジェクトチーム を
つくることにした。

お前のような今までにない発想と
熱い情熱を持った人間を集めて

花村建設が
今まで造ったことのない

未来に誇れるような
建築物を残すためだ。

お前に そのチームリーダーに
なってもらいたい。

私がですか?
お前がいなくなって

しみじみと分かったんだ。

命令を着実に実行する
優等生は いくらでもいるが

上に逆らってでも
チャレンジしようとするヤツは

うちには ほとんどいない。

俺は花村建設を
生まれ変わらせたいんだ。

その手伝いをしてくれないか?
サクラ。

分かりました
よろしくお願いいたします!

あ~ ごめん!
大事なこと言うの忘れてた。

何でしょうか?
お前はな

今まで自分の主義主張に
こだわり過ぎて

結果 周りとぶつかり
散々 痛い目に遭って来た。

なぜだか分かるか?

それは…。

私が頑固で
融通が利かないからでしょうか?

違う。

お前に力がないからだ。

力さえあれば周りは
お前のやりたいことに従う。

自分の思う通りのものを
造ることができる。

お前の夢だって
叶えることができる。

俺が応援してやるから
これからは力を持て サクラ。

♬~


今日から皆さんと
働くことになった 北野サクラです。

なぜリーダーに選ばれたかは
分かりませんが

粉骨砕身 頑張りますので

どうぞ
よろしくお願いいたします。

(拍手)

今日から よろしくな サクラ。
こちらこそ。

葵君が同じチームにいてくれて
とても心強いです。

ここにいるメンバーは みんな

黒川さんが各部署から
抜擢した人たちばかりだから

きっと いい仕事ができると思う。

そうですか。
(ドアが開く音)

(黒川) おはよう みんな
元気でやってる?

(一同) おはようございます。

お~ サクラ ちょっといいか?
はい。

今から もうすぐ着手する
ゲートウェイブリッジの

最終決定会議があるから
付き合ってくれ。

分かりました。

ご説明したように
土木部としては

クライアントである
国や自治体にも

十分満足していただけるものが
できると自信を持っております。

頼もしいね。
ありがとうございます。

スゥ~~。

ん? どうした サクラ。

周囲の環境に配慮したコンセプトは
素晴らしいと思いましたが

橋のデザイン自体が
どこかで見たことがあるような

ありきたりなものになっていると
思いました。

それから 現地の地盤を考えると
橋脚をもう少し太くするか

コンクリートの強度を
上げたほうがいいとも思いました。

おい 分かったようなこと言うな!

(ざわめき)
≪何様なんだよ えぇ?≫

(黒川) 俺も この
北野サクラの言う通りだと思う。

えっ?

(しゃっくり)
その方向で直してくれる?

あっ いや でも
社長のご意見も…。

それなら大丈夫
全部 俺に任せてくれてるから。

でも 時間が…。

そこを何とかするのが
君らの仕事でしょ。

サクラの話を聞いたら
今までにない

新しいものができるって
思わなかった?

じゃあ直したら サクラに見せて
こいつがOKしたら

ハンコ押すから。

分かりました…。

見たろ? あれが力だ。

お前の言ってることは
基本的に正しい。

だからこそ 他の人間にとっては
厄介なんだ。

あぁ 社長
今日も接待 ご苦労さまです。

いかがでしたか?
スコアのほうは。

(社長) 今日はね
バーディー 3つ取ったよ。

すごいですね。
最近 ドライバー の調子が良くてな。

では ぜひ 今度アドバイスを。
あ~ 任しとけ。

じゃあ 今度は練習に…。

あれ? この子は…。

ご無沙汰しております
またお世話になります。

また?
(黒川) 彼女は とても

優秀な人材なので
また働いてもらうことにしました。

いや でも…。
あっ ご安心ください。

これからは
こちらの言うことを聞いて

問題は起こさないと
約束しましたので。

じゃあ まぁ 君に任したよ!

いや しかし最後の
あのパター 惜しかったなぁ。

(ボタンを押す音)

(ドアが閉まる音)

スゥ~~。
スゥ~~。

「どうしてゴルフをしている暇が
あったら

会議に出ないんでしょう」
って思わなかったか?

思いました。

接待も仕事だから仕方がないと
言われれば それまでだが

この会社には無駄が多過ぎる。

例えば このエレベーターは
重役専用だ。

そんなもの わざわざ造らずに

全社員が乗れるようにしたほうが
いいと思わないか?

(エレベーターの到着音)
思います。

無駄な会議も多過ぎる
無駄な残業も多過ぎる。

無駄な人間も多過ぎる。

クライアントの顔色をうかがって
OKが出れば 一丁上がり。

上司の言うことはハイハイ聞いて
下のヤツは必要以上にたたき

同僚とは
表向きは仲良くしているが

裏では陰口をたたく。

お前がこれから 夢や理想を
追い求めて行けば行くほど

そういうヤツらに出会うんだ。

なぜ自分と同じように
情熱を持って

理想を求めて行かないのかと
きっと腹が立つ。

逆に向こうは
お前を排除しようとする。

組織というのは 問題のあるものが
好きじゃないんだ。

前例のないものや
発想の違うものを否定し

拒絶しようとする。

その時に必要なのは
そういうヤツらを黙らせる力だ。

お前がお前でいようとするなら…。

力を持つしかないんだ サクラ。

(エンジンの始動音)
はい。

ちなみに重役専用のハイヤー
どう思う?

無駄だと思いました。

いいね! その調子だ。

(キーボードを打つ音)

何してんだよ サクラ。
あ… うちの会社について

まだまだ知らないことが
たくさんあると分かったので

無駄や見直すべき前例を洗い出し
副社長に提出しようと思いまして。

何か随分と 黒川さんの考え方に
感動したみたいだな。

はい。
でもなぁ

な~んか あの人
正体不明なとこないか?

どういう意味ですか?

な~んか話せば話すほど

手品師にだまされてる
感じがしてさ。

そんなふうに考えず
葵君も副社長に

どんどん自分の意見を
ぶつけてみたらどうでしょうか?

このプロジェクトに入れたのも
社長を目指す道につながる

いいチャンスだと思って。

そうなんだけどさぁ…。

何かありましたか?

あぁ 実は…。

あの~… お前 最近

百合と会ってる?

あっ いや 彼女も起業しようと
今 忙しそうなので。

そうか ちょっと心配でさ あいつ。

ねぇ 新人研修の時

表参道で
初めてお茶したの覚えてる?

あの時 サクラが「人と車がない!」
とか言いだして

材料買いに いきなり
走りだした時は焦ったな~。

え? 何?

あっ いえ 予想と違って
百合が元気そうなので。

もしかして葵が
変なこと言ったんじゃないの?

あいつ 勘違いしてるのよ
私は全然平気なのに。

(泣き声)

どうしたの? 夢 おなかすいた?
(泣き声)

飲んで 飲んで はい。
(泣き声)

えっ? 違うの?
(泣き声)

じゃあ 今度は何?
おしめは さっき替えたでしょ?

(泣き声)

だから もう何なのよ 一体!
(泣き声)

(泣き声)

あぁ… ごめん。
(泣き声)

本当は ちょっと疲れてて。
(泣き声)

働く女性が安心して預けられる
託児所をつくりたいとか

威勢のいいこと言ってたけど

予算とかスタッフ集めは
予想以上に大変だし。

家に帰ったら
この子がこんな感じだから

何か 心が休まる時がなくて。

(泣き声)

こんなことなら

会社辞めないほうが
よかったのかな。

そんなことはありません。

百合なら
きっと乗り越えられます。

そうかな。

(振動音)
私ね…。

あっ すいません。

すいません
ちょっと 会社に戻らないと。

あっ うん…
でも よかったね 会社に戻れて。

はい おかげさまで

自分が人生の新たなステージに
入れたような気がしています。

そう 頑張って。

はい また連絡します。

(社員) お疲れさまでした。
お疲れさまでした。

(着信音)

お~ サクラ
元気でやってるか?

はい おかげさまで。

葵から聞いたけど 黒川さんが
つくったプロジェクトの

チームリーダーになったんだって?
すごいじゃないか!

菊夫君だって
NPOの代表になってから

頑張ってるじゃないですか。

あっ それなんだけどさ…。

やっぱり
やるんじゃなかったかなぁ。

何かあったんですか?

俺が代表になった途端
トラブル続きでさ。

もう スタッフの中に

地元の人と もめ事を
起こすヤツがいたり

国から出た補助金を着服してる
ヤツがいたりして もう…。

それは大変ですね。
何か みんなに会いたいよ。

あっ そうだ
今度 みんなで集まらないか?

俺 東京 行くからさ。

あ~ でも今みんな
ちょっと忙しいみたいで。

あ~ そっか
蓮太郎も会社辞めて

新しい就職先
探してるんだもんな。

じゃあ 落ち着いたら
みんなで集まろうって

言っといてくれる?
分かりました。

じゃあ!

(振動音)

もしもし。
(土井) あっ サクラ?

悪いな 今 大丈夫?

どうしたんですか? 蓮太郎君。

いろんな会社や設計事務所
面接に行ったんだけど

なかなか決まらなくて。

どうしてですか?
蓮太郎君は優秀なのに。

こっちがやる気を
アピールして

今までにないものを造りたいとか
言えば言うほど

どこの会社も 何か面倒くさいのが
来たって顔するんだよ。

そうですか。
すみれさんは

俺がいいと思う会社が
見つかるまで

焦らなくていいって
言ってくれるんだけど

あんまり迷惑かけるわけにも
いかないしさ。

俺は設計のことだけを

純粋に考えてる仲間と
仕事がしたいんだけど

そんな会社なんかないのかなぁ。

どう思う? サクラ。
えっ あ… それは…。

(通話中着信音)

すいません ちょっと黒川さんから
キャッチが入ってしまって。

あ~ そうなんだ すごいな
副社長から直接 電話なんて。

そんなことは。
ごめんな

愚痴に付き合わせちゃって
頑張れよ サクラ。

ありがとうございます。

もしもし。
(黒川) お~ サクラ

この前 お前がダメ出しした

ゲートウェイブリッジの計画書
直しが来たから

チェックしといてくれるか?

分かりました。

(キーボードを打つ音)

かなり良くなりました。

俺たちも そう思う! 君に
いい指摘をもらったおかげで…。

ただ ここをもうちょっと
直したほうが全体的な雰囲気が

さらにグレードアップするのでは
ないかと思いました。

あ~ でも それだとかなり
技術的に難しいというか…。

そう思って…。

参考になる海外の資料を
集めておきました。

♬~

今度は いかがでしょう?

いいです。

非常にいい!

じゃあ これで!
ただ こうなると

歩道と車道を
別々に造ってみたほうが

面白いと思いました
デザインも変わったので

ライトアップの時の
照明の配置や色も

検討し直したほうが
いいかもしれません。

いや~ さすがにもう時間が…
クライアントも じれてるし。

そこを何とか…。

先方には副社長から直接
電話を入れてもらいますから。

どう? サクラ 橋の件は。

おかげさまで
どんどん良くなっています。

何か やたら頑張ってるな この頃。

はい 仕事で こんなに
高揚感を覚えたのは初めてです。

でも ほどほどにしといたほうが
いいんじゃないのか?

どういう意味ですか?

新人研修の時みたいに
張り切るのは分かるけど

サクラのひと言で
予算は跳ね上がってるし

土木部のみんな
残業続きで ヘトヘトらしいんだ。

それでなくても 毎日 クライアントに
やいやい言われてんのに。

でも いいものを造ったほうが
結果的にクライアントも

喜んでくれるんじゃ
ないでしょうか?

そうだけど このままだと

サクラが
また会社から浮きそうで…。

みんな
サクラの言うこと聞いてるのは

黒川さんがバックにいるからだし。

でも 副社長は確実に いいものを
造ろうとしていますし

花村建設を
いい会社にしようとしています。

私は ただ

その手助けがしたいだけで…。
(メールの受信音)

(社員)
おい 大変だ これ見てみろ。

えっ マジかよ?
どうしたんですか?

決定事項だって。
これでしょ? 本当?

サクラ 取締役会で

社長が解任されたらしい。

どういうことだよ 合併って。

失礼します。

お~ 早速 来たな サクラ。

どうして 急に社長は
解任されたんでしょうか?

あの人がトップでいる限り
うちの会社は変わらないからな。

お前も知ってんだろ?
あの人が社員のことなんか

何も考えてないことを。

でも 本当に合併して
大丈夫なんでしょうか?

向こうの会社が主導権を握る
という噂もありますが。

陰口言いたいヤツには
言わせておけ。

それよりも これ どう思う?

新会社のスローガンだ。

(黒川)
「社員のために、 社会のために」。

これから俺たちが
築こうとしている会社に

ぴったりだとは思わないか?

(ドアが開く音)
(社長) おい 黒川!

お前 私の会社をつぶす気か?

人聞きの悪いことを
言わないでください 社長。

あくまで
取締役会の決定ですから。

とぼけるな! 全部 お前が
仕組んだことは分かってるんだ。

すいませんが 今から先方との
打ち合わせがあるんで

時間がないんです。
貴様…!

おい 離せ!
私は あいつにハメられたんだ!

お前らも みんな
だまされてんだぞ!

ほっといたら
私と同じ目に遭うぞ!

離せ! 離せよ…!
(ドアが閉まる音)


どうしたんですか? 皆さん。

みんなサクラのことが心配で
集まってくれたんだ。

心配って?

何か… サクラが黒川さんに
影響され過ぎだって聞いたからさ。

あんまり信用し過ぎないほうが
いいんじゃないかな。

あの人のこと。

どういうことですか?
口では うまいこと言ってるけど

結局は自分のことだけしか
考えてない気がするからさ。

それに合併したら

大規模なリストラがある
っていう噂もあるし。

そんなことはないから
大丈夫だと

副社長がおっしゃっていました。
それ全部 信用するのか? サクラ。

俺たちは お前が また変なことに
巻き込まれないか心配なんだよ。

せっかく会社に戻れたのに
サクラが また前みたいに

傷つくようなことになったら
嫌だし。

(土井) 俺たちにできることなら
何でもするからさ。

♬~

すいません
そろそろ仕事に戻らないと。

(清水)
え? まだ 話 終わってないだろ。

新しいプロジェクトの
リーダーになったので

やることがいっぱいあって

あまり時間を無駄にしたく
ないんです。

何? 私たちといると
時間の無駄ってわけ?

そんなことは言っていませんが
葵君はともかく

3人はもう会社を辞めたので
内政干渉のようなことを

おっしゃるのは
いかがなものかと思いました。

おい 何だよ それ。
本気で言ってんのかよ?

サクラ あんた変わったね。

醜いアヒルの子が 白鳥になった途端
冷たくなった感じ。

あんた リーダーになったら
そんな人間になっちゃうの?

もしかしたら

あんたが一番 権力を持っちゃ
いけないタイプだったりして。

私は今こそ 自分が変わるべき時
だと思っています。

今までの自分ではダメだと
思っています。

副社長がおっしゃるように

もっと力をつけたいと
思っています。

そのためには もっと努力して
視野を広げ

成長しなくてはいけないと
思っています。 分かるけどさぁ。

私は今まで 散々つらい思いを
して来ました。

ふるさとの橋は自分のせいで
架からなくなりました。

いつも勇気の出る言葉で
励ましてくれた じいちゃんは

天国に行ってしまいました。

今度こそ 自分のやりたいことが
できそうなのに どうして

応援してくれないんですか?
みんな。

ハァ ハァ ハァ…。

サクラ。

何か自分をごまかしてないか?

(早口で) 何言ってるんですか
そんなことはありません。

とかいって
めっちゃ早口になってるし。

すいません 本当に忙しいので。

(キーボードを打つ音)

すいませんが
お願いしていた企画書の直し

出来ましたか?
(社員) あ~ ごめん

もうちょっと待ってくれる?

なる早でお願いしま~す
随分前から お願いしているので。

(社員) すいません…。

(振動音)

もしもし。
(すみれ) サクラ 今 大丈夫?

どうかしましたか?

私 リストラされるみたい。

すみれさん!

本当ですか?
リストラ勧告されたって。

(すみれ) あぁ うん…。
ちょっと待っててください。

撤回してもらえるよう
副社長に掛け合って来るので。

(すみれ) あっ いいわよ
そんなことしなくて…。

負け惜しみじゃないけど
この先 花村にいても

あんまり いいことなさそうだし。
そんなこと言わないでください。

すみれさんは
うちの会社に必要な人だし。

ありがとう
でも この子のために

もうすぐ
休みも取るつもりだったし。

いい潮時かなって。

でも 蓮太郎君も まだ
就職先が決まってない…。

何とかなるわよ
しばらくは 退職金もあるし。

それより

自分の心配したら? サクラ。

え?

蓮太郎から聞いたけど
同期たちとケンカしたんだって?

あなたが会社に戻って来て
張り切るのは分かる。

自分が変わろうとしてるのも
分かる。

でも 変わっちゃいけないものも
あると思う。

何ですか?

仲間を大切にすること。

私ね 入社式で
サクラに初めて会った時

こんな子がうちの会社で働くのは
絶対に無理だって思ったし

もう面倒ばっかり起こすから
もう本当に うんざりして フフ…。

でも まさか そんなサクラに

母親としても 働く女としても

生きて行く勇気をもらうと
思わなかった。

同期のみんなも同じだから

心配してるの。

自分を見失わないでね サクラ。

(黒川) お~ サクラ。

引っ越しなんだよ 社長室へ。

そうですか。

(黒川)
どうした? 浮かない顔して。

まぁ 何を言いたいか
大体 想像はつくが。

どうして すみれさんがリストラ
されなきゃいけないんでしょうか。

俺だって つらいけどさ
外資のヤツらが聞かないんだよ。

それに彼女は
人事の経験しかしてないから

リストラ対象になりやすくてな。

でも すみれさんは副社長が
人事部長だった時から

ずっと尽くして来たのに。
もう社長だけどな 俺は。

はぐらかさないで
何とかしていただけませんか?

社長。

分かった
彼女をリストから外そう。

本当ですか?

ただ 他のリストラ対象者を
選ばなきゃいけないから

それをお前が決めてくれ。

大体 俺たちがリストラをしよう
って決意したのも

お前が提出した
この資料を読んで

うちには まだまだ無駄があるって
気付いたからなんだぞ。

(資料を机に置く音)

どうする? サクラ。

分かりました。

だったら 私が辞めます。

何だと?

失礼します。

そんな安直な答えしか
出せないのか? 北野サクラは。

自分さえ辞めりゃいいみたいな

誰にでもできるようなことを
しないで

何とか見つけたらどうなんだ?

自分の道を貫いて みんなが
幸せになるような答えを。

卑怯です!

こんな状況で 私が
何もできないと知っていて…。

それが 力だ。

悔しかったら 俺を負かすぐらいの
力を持ったらどうだ?

それが無理なら
俺のほうへ来い サクラ。

いい仕事をするためには
非情になることも必要だ。

お前は情に もろ過ぎる。

俺たちがやっているのは

100年後の
未来の人にも届く仕事だ。

永遠に地図に残るものを
生み出す

心の躍るような仕事だ。

大きな目的のためなら

多少の犠牲は
仕方ないと思わないか?

♬~

《じいちゃん》

《ここのコロッケは うまくねえ》

《それとも

サクラのほうが
おかしくなってんだろっか》

《どうせばいんだて…
じいちゃん》

♬~

(工事現場の作業音)

(工事現場の作業音)

あっ!

どうも!

もしかして 職人さんに
弟子入りしたんですか?

北野さんに
素晴らしい建物を造れば

たくさんの人を幸せにできる
って聞いたから

やってみたら めっちゃ
自分に合ってる気がして。

今まで 何回 転職したか
分かんないけど

やっと自分の天職
見つけたって感じっす。

よかったですね。

おかげで 俺 夢ができました。

何ですか?
いつか

北野さんと一緒に
建物を造ることっす。

≪おい!≫
(脇田) じゃ すいません また!

≪あの!≫

こちらの会社の方ですよね?
はい。

私 今日から内定者研修で
お世話になるんですけど

この会社 大丈夫ですよね?

合併するとか聞いて
ちょっと心配で…。

それは…。

大丈夫です。

きっと いい仲間と出会うから。

そうですね。

ありがとうございます。

♬~

♬~

あっ 百合。

あっ 何? 話って。

あぁ うん
ちょっと サクラのことが心配で。

どういうこと?

昨日から会社にも来てなくて

連絡しても全然 返信がないんだ。
何それ…。

すみれさんが
リストラされたこと抗議して

自分も辞めるとか
言いだしてんだけど

もう本当に会社に来ないんじゃ…。

分かった
サクラんとこ行ってみる。

ああ 悪い。
(夢の泣き声)

(夢の泣き声)

ハァ… 今度は何? 夢。
(夢の泣き声)

(夢の泣き声)

どうしたの?
(夢の泣き声)

(泣き声)

大丈夫か?
(泣き声)

あぁ うん。
(泣き声)

この頃 ずっと機嫌悪くて。
(泣き声)

(泣き声)

何かもう 訳分かんない…。
(泣き声)

(泣き声)

おいで。
(泣き声)

(泣き声)

(泣き声)
夢ちゃん どうした?

そんなに泣いてると
ママが困っちゃうだろ?

(泣き声)

お~。

いい子だ。

なぁ 百合…。

俺 この子のそばにいちゃ
ダメかな?

この子を幸せにしたいよ。

お前も幸せにしたい。

いいかな?

♬~

(振動音)
(メッセージの受信音)

サクラからだ。

あ… 俺もだ。

あっ。

どうしたんですか? 皆さん。
どうしたもこうしたもないよ。

昨日から お前から
メールや電話が来っ放しだから

どうする気か気になって。
すいません。

最後まで ご迷惑をおかけし…。

ちょちょちょ… どうしたの?
おいおい…!

あっ すいません
ずっと寝てなかったもので。

大丈夫かよ?

葵 コーヒー買って来てあげたら?
あぁ そうだな。

百合 サクラ頼む。

大丈夫です それより…。

ん? 何?

いや 何だか

お2人が
とっても仲良しに見えたので。

私たち
一緒に生きて行くことにしたの。

本当ですか?
うん。

よかったです。

ずっと そうなればいいと
願っていたので。

サクラ。

俺 就職決まったよ。
本当ですか?

小さい設計事務所だけど
俺が いつか

建築のノーベル賞っていわれる
プリツカー賞を目指すって言ったら

「大きな夢を持った人間を
待ってた」って

そこの社長が言ってくれて。

よかったですね 蓮太郎君。

これからは つくしちゃんと
すみれさんのためにも

頑張ってください。
ありがとう。

サクラ

こうなったら 俺と結婚するか?

(しゃっくり)
やっぱりダメか?

すいません 今 ちょっと…
そういうの考えられないので…。

あぁ…。

大丈夫だよ
俺には仙台の仲間がいるから。

俺 みんなに こう言ったんだ。

これからは自分の弱さを
認めようって。

同じ目的を持ってる仲間と
つながってるだけで

随分 人生得しちゃってる
って考えて 頑張ろうって。

そしたら みんな分かってくれて。

よかったですね 菊夫君。

もう すっかり
本当の大人の顔です。

みんなに信頼される
リーダーの顔です。

ありがとう。

≪おはようございます≫

お~ サクラ やっと現れたなぁ。

今から ゲートウェイブリッジの
地鎮祭をやるからお前も参加しろ。

ん? どうした?

社長。

1つ教えてもらえますか?

何だ?

なぜ こんな私に そんなに
よくしてくれるんでしょうか?

言ったろ? それは お前が

この会社を変えてくれるって
思ったからだ。

本当に それだけですか?

何か他に 理由があるんじゃ…。

ハハハ… いい質問だねぇ。

実はな お前と
入社面接で会った時に

まるで娘と話してるような
気がしたんだ。

え?

俺の娘はバレリーナになるのが
夢でな。

こんな小さい頃から
どんなきついレッスンにも

音を上げずに 毎日毎日 練習した。

その娘のために 俺はいつか

素晴らしい劇場を
造ってやりたいと思って

必死になって働いて来たよ。

それなのに

娘は 8歳の時に事故で死んだ。

だから 面接の時に

「私には夢があります」って
熱く語るお前を見て

もし娘が生きてれば

こんなふうになってるのかも
しれないなと思った。

履歴書を見たら
同い年で 誕生日も一緒だったし。

なぁ サクラ。

俺と一緒に夢を叶えよう。

♬~


結局は こんな平凡な答えか。

すいません。

いいのか?

この業界で 二度と働けないように
することもできるんだぞ。

いえ 働きます。

何?

働いてみせます。

社長よりも 力を持って。

おぉ どんな力だ?

これを見ていただけますか?

これは 私が考えた

未来に残したい建物の
イデアです。

どれも素晴らしいじゃないか。

それが私の力です。

やっぱり お前には才能がある…。
誤解しないでください。

私1人では
何もできませんでした。

それは全部 私が同期の仲間に
電話やメールで相談しまくり

アドバイス をもらいまくったからこそ
完成したものです。

私の力は

仲間です。

優秀な仲間さえいれば
素晴らしい仕事ができます。

どんなにつらくても

自分は決して1人じゃないと
勇気が出ます。

それが私の力です。

社長には

そんな仲間がいますか?

♬~

私は自分を見失ってたんだてぇ。

社長に力を持てと言われたっけ

楽な道を
行こうとしてたんだわんね。

な… 何で方言なんだ?
すいません。

自分に腹が立っていたもので。

我々は 必ず月に行く。

簡単だからではない。

困難だからだ。
ん?

ケネディ大統領の言葉です。

大好きで… 私。

これからは どんなにつらくても
踏ん張って

困難な道を行きます。

ここにいる同期たちに負けない
ような仲間をどんどんつくれば

きっと乗り越えられるから。

♬~

♬~

《じいちゃん》

《サクラは今日も元気られ》

《就職は まだ決まらねろも
私は1人じゃねえすけ

大丈夫らて》

(ノック)
はい。

おはようございます。
おはようございます。

あの… これ 多めに作ったんで。

ありがとうございます。

《お隣と仲良うするだけで

いいことも いっぺぇあるし》

《今日も
ええ一日になっと信じて

頑張るてぇ》

♬~

(シャッター音)

いいです。

非常に い…。
≪非常にいい!≫

ん?

あれ? あんた いつか
うちに面接に来た…。

その節は失礼しました。

あれから
花村さんとこで働いてんの?

あ… 事情があって辞めました。

よかったら うちに来ませんか?

え?

建物を造るの 好きなんでしょ?

はい!

しっかし遅いなぁ サクラ。

俺 そろそろ
新幹線の時間なんだけど。

俺も会社行かないと。
私も 夢 迎えに行かなきゃ。

あ…。

(清水) 来た来た…。

すいません 遅くなりました!
もしかして

また写真 撮ってたの?

いえ 就職が決まりまして。

(清水:百合) え?
え? 本当か?

はい 小さいけど
社員みんなでいいものを設計し

造ろうとしている会社です。
よかったな~ サクラ!

これでみんな 自分の行く道を
見つけたわけだ。

もう みんな
30過ぎちゃったけどさ。

これからも頑張りますか。

この桜に負けないように。

私は

皆さんに会えて 本当に幸せです。

こんな私に素晴らしい力を
与えてくれて

本当に ありがとうございます。

こっちのセリフだよ。

サクラのおかげで 私たちも
何とか ここまで来れたから。

今まで考えたこともなかった
夢を持つこともできたし。

私には夢があります!

孤独や不安に
苦しんでる人たちに

あなたは決して1人じゃ ない

応援してくれる人が
必ず そばにいると

伝え続けることです。

私には夢があります。

これから社会に羽ばたく
女性たちが

子育てや生活の不安もなく

生き生きと自由に働ける
社会をつくることです。

私には夢があります。

自分を貫こうとして 過酷な状況で
働いている人たちを

1人でも多く幸せにする
本物のリーダーになることです。

私には夢があります。

1人でも多くの人が夢を持ち

そのことを恥ずかしがらずに
声に出せば

自分も
奇跡を起こすことができると

知ってもらうことです。

あれ?
サクラは言わないの?

すいません
今 そういう気分ではないので。

最後まで マイペースだなぁ
アハハ…。

私には夢があります。
おぉ 言うのかよ!

1人でも多くの人が

私のように
信じ合える仲間を持つことです。

私には夢があります。

毎年 この桜に負けないように

花を咲かせることです。

私には夢があります。

私たちが造った建物を見て
未来の人たちが

私たちが生きていたということを
思い出してくれることです。

私が いつも素晴らしい建物を見て
感動するように

生きる希望や勇気を
持ってくれることです。

いや 違う。

それはもう お前の夢じゃ ない。

お前が この世界で
やるべき使命だ。

そうですね。

11年たって 結局 俺たち
バラバラになったけど

これからも忘れないからな。

サクラが話した言葉も
失敗も 喜びも 悲しみも。

それくらい 俺たちには

消えない時間が
積み上げられてるし。

空気は読まないけど

ひとの心は読もうとする
サクラが大好きだよ。

ありがとうございます。

じゃあ 俺 そろそろ。
私も。

じゃあな サクラ。
また。

また。

スゥ~~。

(土井)
うわ 出た! 何だよ それ~。

みんなで 写真を撮りませんか?

そうだな!

では 行きます。

(5人) はい 同期!

(シャッター音)

じゃあ またいつか。

♬~

♬~