ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

俺の話は長い 第10話 最終回 生田斗真、安田顕、小池栄子、清原果耶… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『俺の話は長い 最終回「すき焼きと引越し」・「コーヒーとマラソン」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 光司
  2. 頑張
  3. 春海
  4. フゥ
  5. 薗田
  6. 遺影
  7. 檀野
  8. 面接
  9. フフフ
  10. 房枝
  11. ウチ
  12. お母さん
  13. 綾子
  14. 満君
  15. 今日
  16. 仕事
  17. 自転車
  18. 自分
  19. お前
  20. カメラ

f:id:dramalog:20191214225840p:plain

『俺の話は長い 最終回「すき焼きと引越し」・「コーヒーとマラソン」』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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俺の話は長い 最終回「すき焼きと引越し」・「コーヒーとマラソン」[終][解][字][デ]

引越し前の最後の食事を、3か月前と同じすき焼きにしようとする満(生田斗真)。
秋葉家が去ったあと、満はついにスーツを着て議員秘書の面接にいくことになるが―。

詳細情報
出演者
生田斗真安田顕小池栄子、清原果耶、杉野遥亮、水沢林太郎、浜谷健司ハマカーン)、本多力、きなり、倉科カナ間宮祥太朗、西村まさ彦、原田美枝子 ほか
番組内容
引越し前の最後の食事は3か月前と同じすき焼きがいいと言う満(生田斗真)。いまいち乗らない綾子(小池栄子)達だったが、秋葉家の危機を救ったのは誰?と満のへりくつが始まりー。

ついに秋葉家が去り、岸辺家に日常が戻ってきた。
突然議員秘書の面接を受けるという満は面接に向かうがその日、商店街はマラソンコースになっていた。
監督・演出
【演出】中島悟
原作・脚本
【脚本】金子茂樹
音楽
【主題歌】関ジャニ∞「友よ」(インフィニティ・レコーズ)
【音楽】得田真裕
制作
【チーフプロデューサー】池田健司
【プロデューサー】櫨山裕子、秋元孝之
【制作協力】オフィスクレッシェンド
【製作著作】日本テレビ
おしらせ
【公式HP】https://www.ntv.co.jp/orebana/
【公式Twitter】https://twitter.com/orebana_ntv
【公式Instagram】https://www.instagram.com/orebana_ntv/

 

 


♬~

(秋葉光司) もしかして 満君の
焼きそば食べるの

最後だったのかなぁ。

(岸辺 満) あ~
そうじゃないですか? だって

日曜 引っ越しですもんね。
ううん そうじゃなくて

人生で最後だったのかなぁと
思ったら

もっと ちゃんと味わっておけば
よかったなと思って。

もう作ることないですかね?

いや だって この先の人生で

こんなふうに 2人きりで
昼メシ食うことなんて

なかなか なさそうじゃない。
あ~ 確かに

俺が光司さん家に
居候したとしても

お互い無職じゃなきゃ
成立しませんもんね。

そう思うと 出してくれた食事を

もっと大事にしなきゃな
って思うよね。

あ~ 意識してなかった間に
人生で最後だった食べ物って

結構あるかもしれないですね。
あるね。

高校の頃に通ってたラーメン屋が
いつの間にか閉店してた時

店の前で崩れ落ちたもん。

分かるわ~ 他の店のラーメンだと
絶対 替えが利かないんですよね。

もはや その店のラーメンは
ラーメンって名前なんだけど

他のラーメンとは
全く別物なんだよ。

俺 親父のミートソース
そうだったなぁ。

おっ… あらら。

え~?

お店のメニューで出してたの?
ええ。

母さんも
レシピ通り作るんですけど

微妙に違うんですよ 俺も何回か
作ったことあるんですけど

記憶の あの味には
絶対ならないんですよね。

レシピ以外の秘伝の何かを
入れてたとか?

いや 母さんも「それはない」って
断言してますけど。

あ~…。

俺も 綾子が昔よく作ってくれた
ロールキャベツが

無性に食べたくなる時
あるんだよな。

まだ生きてるじゃないですか。
独身時代の綾子は もう死んだよ。

頼んで作ってもらえば
いいじゃないですか。

いや…。

頼めるわけないじゃない。
痛い 痛い…。

手間はかかるし 俺 無職だし。

じゃあ 俺が代わりに
ガツンと言ってやりましょうか。

それだけはホントやめて。

穏便なまま
向こうに引っ越したいから。

(諸角) えっ すごいお肉だね!

すごいなぁ… ママも来るよね?

(岸辺房枝) ん? 何が?

(薗田)
ようやく檀野さんのお宅に

ソーラーパネルの設置が完了しまして。
(房枝) あぁ そう ご苦労さま。

(薗田) 太陽エネルギーで作られた
初めての電力で

お肉パーティー
開いてくれることになりまして。

(牧本) 人を集めて
お前の会社の宣伝じゃないのか?

(薗田) 違いますよ~。
肉を焼くなら炭だろ!

何で 電力で
お肉パーティーなんだよ!

ドイツ製の最新式オーブンが
あるんです。

(諸角) ミシュランの星付きの店でも
使ってるオーブンらしいよ。

私なんかが行っていいのかしら?

ママさんが来てくれないと
話になりませんよ。

ほら もう光司さんたちも
新しい家に戻っちゃうから

送別会も兼ねて やろうかって。

じゃあ
綾子たちにも聞いてみるわね。

(秋葉春海) ちゃんとした
ジビエ 料理って食べるの初めてかも。

(秋葉綾子)
ウサギもシカもおいしいわよ~。

この紙 おかずに
白飯 行けそうだもんね。

お前は どこに
向かおうとしてるんだ?

檀野さんのことだから
相当 おいしい肉を

用意してくれてるんでしょうね。
そりゃ そうでしょう。

じゃあ 全員 参加させてもらう
ってことでいいかしらね?

あっ 俺 行かないよ。
どうして?

だって俺 関係ないじゃん
送別される人間でもないし。

そんなこと言ったら
私だって そうよ。

でも ウチの家族みんなで
って言ってくれてるんでしょ?

4人で行って来なよ。
あっ 分かった。

檀野さんに会うと
また 議員秘書の仕事しろって

言われるから嫌なんだ。
バカ 違ぇよ。

少なくとも
私は もう言わないから。

言わないわけないだろ。
引っ越し前に もめたくないのよ。

満の就職は完全に諦めたから
その心配は しないで。

そういう問題じゃないんだよ。
じゃあ どうしてよ?

わざわざ ひとん家 行ってまで
肉 食べたいなんて思わないし。

でも 満君 肉 好きでしょ?

どっちかっていったら
魚ですけどね。

つうか 刺し身 食いながら
肉のことなんて考えられませんよ。

じゃあ いいわよ! 4人で
行かせてもらうことにするから。

後で 「肉 食べたかった~」なんて
言っても知らないからね。

言わないから心配すんな。

♬~

ハァ~。

こんにちは~。
(店員) ≪いらっしゃい どうぞ≫

あれ?

おっ?
檀野さん家 行かなかったの?

どうして 俺が行くんだ。

たまには ちゃんとした肉
食ったほうがいいんじゃないの?

タダで肉 食えたって
檀野の自慢話を

浴びるほど聞かされるんだぞ。
ハハ。

あっ ラーメン下さい。
(店員) はいよ。

ちょっとは寂しいのか?
何が?

綾子ちゃんたち
帰っちゃうんだろ?

寂しいわけないじゃん
静かになって清々するよ。

姪っ子と仲良くやってたんじゃ
ないのか?

全然 子守みたいなことばっか
させられて いい迷惑。

フフ…。
何?

お前は何を言っても
否定するんだな。

いや そんなことないから。
ほら また否定だ。

牧本さんが たまたま

否定したくなるようなことを
立て続けに言って来るだけだから。

(小雪) そうなんですか?

うん… まぁまぁ 一応ね。
(薗田) こんばんは。

(駒野) いらっしゃいませ。
あれっ!

(渡利) あ~ 満さん!
おう。

(薗田) はい これお土産ね
馬肉とイノシシは

ちょっと温めたほうが
いいかもしれない。

(小雪) ありがとうございます
うれし~い!

(渡利) どうして檀野さん家
来てくれなかったんですか?

肉 あんま好きじゃないんだよ。
いやいや

動物園の孤高のライオンが
肉 好きじゃ ないなんてね

あり得ないですよ!
渡利 ライオンの話 好きだね~。

彼女にも「しつこい」って
よく言われます。

(薗田) 姪っ子の春海ちゃん
かわいいですね~。

(駒野) 来てたんですか?
肉 一番 食べてましたよね。

あいつは食べ物のことになると
目の色 変わるからね。

新しい家に戻るの
寂しいって言ってましたよ。

誰が?
(薗田) 春海ちゃんですよ。

こっちの生活が 思ったよりも
楽しかったみたいですよ。

じゃあ 俺のおかげだ。

いやいや
別に そうは言ってないですよ。

いやいや どう考えたって
俺のおかげでしょ。

(駒野) そういうの
自分で言わないほうがいいですよ。

誰からも
褒めてもらえないんだからさ

自分で言うしかなくない?

乾杯 乾杯。
はいはいはい…。

♬~

♬~

あいつら いつまで食ってんだよ。

♬~

 

どう? 夜までに終わりそう?

あんまりないと思ったけど
意外とあるんだよね。

あんなにフリーマーケット
売ったのに?

売った以上に
新しい服 買ってるからね。

あなただってコート買ったし
ブーツだって買ったでしょ?

お母さんの比じゃないから。

フフ…。

(光司) ちょっと ごめんね。

は~い。

(光司) ちょっと ごめんね~。

あ… 昨日 檀野さんから
議員秘書の話 されました?

ううん 全く。

俺の知る限り 満君の話題は
一切 出てなかったよ。

それはそれで寂しいっすね。

あんまり話題にしてほしくないの
かなと思ってたよ。

(房枝) ≪満 光司さん≫

はい。

(房枝) ≪2人とも
ちょっと下に来てくれる?≫

はい!

お寿司は?
だって 一昨日 刺し身だよ?

そっか。
(光司) 何でしょう?

(房枝)
まだ片付け 終わらないから

夜 出前にしようと思うんだけど
何がいい?

(光司) 僕は何でも大丈夫です。
「何でもいい」が一番 困るのよ。

肉以外なら何でもいいや。

私も。
じゃあ コンビニのサンドイッチは?

だったら おにぎりとみそ汁ぐらい
作るわよ。

えっ ちょっと待って
みんな 何 言ってんの?

晩メシのメニューは
もう決まってるから。

「決まってる」って どういうこと?

すき焼きだよ。

えっ 私たちの話
聞いてなかった?

昨日 肉 食べ過ぎて 誰も
すき焼きなんて食べたくないのよ。

それは 姉ちゃんの都合でしょ?
あなた以外 全員だよ。

光司さん 「何でもいい」って
言いましたもんね?

(光司) できれば すき焼きは
遠慮したいところだけど…。

だから満も檀野さん家に来れば
よかったのに。

いや 檀野さん家 関係ねえから。
昨日 確認したよね?

後で 「肉 食べたい」って
言うなよって。

たとえ檀野さん家で
嫌というほど肉を食ってても

今日のすき焼きだけは
決定事項だから。

そうやって 自分だけ
肉にありつけなかった

恨みを晴らすの やめてくれない?

そんな ちっぽけな思いだけで
俺が

すき焼きを主張してると思うか?
それ以外に理由ある?

3か月前の あの日。

この5人で
すき焼きを食べていなかったら

この共同生活は
スタートしていなかった。

つまり あの日 あの瞬間に
すき焼きは この家族にとって

特別な食べ物になったんだよ。
何 言ってんのよ。

3か月前は すき焼き 嫌いだって
あんなに ごねてたくせに。

そうよ あなた 最初
すき焼き出すなんてあり得ない

…って同居を断って来たのよ?

でも結果的に
俺の寛大な計らいによって

一緒に暮らすことになったわけだ。
何が「寛大な計らい」だよ。

あの日 すき焼きだったから
春海がウチに来ることになったし

もし 春海が
ウチに来てなかったら

今頃まだ登校拒否のまんま
だったかもしれないんだよ?

それはないね。
すき焼き食べるために

家から45分もかけて

自転車をこいで来た
あの情熱 どこに行ったんだよ?

お前の すき焼き愛は
その程度のものだったのか?

今でも 一番好きだけど
今日は無理なの。

最後に春海と もう一度 熱い
すき焼き談義を交わすために

今日という日をどれだけ楽しみに
生きて来たか分かるか?

そこまで言うんだったら
すき焼きの材料 用意してあるの?

それは姉ちゃんが当然
用意してると思ってたからね。

するわけないでしょ!
この3か月で 一番 得したの誰?

姉ちゃんだよね~。
そりゃ 家賃も食費も浮いて

助かった部分はもちろんあるけど。
金銭的な話じゃないんだよ。

もっと 家族の難題が
あったでしょ?

登校拒否に始まり
高平 陸との恋愛問題。

光司さんは勝手に仕事を辞め

春海は
高校受験をしないと言い出した。

秋葉家の危機を
何度となく救って来たのは誰だ?

姉ちゃんの 一番の懸案だった

光司さんと春海の仲が
復活したのは誰のおかげだ?

みんな 満君に感謝してるよ。
いいや 感謝してたら

黙ってても
すき焼きを用意していたはずです。

あれだけ すき焼きが嫌いだって
ごねてたのに

用意するわけないでしょ?

忘れもしない 3か月前のあの日。

15年ぶりに すき焼き食べて
恥ずかしながら

うま~いって思った
すき焼き大好き~って思った。

あれだけ暴れといて
よく その言葉が言えたもんだね。

でも あの日 米沢牛を持って

押し掛けて来たのは
姉ちゃんでしょ?

「焼き肉か しゃぶしゃぶで
食べたい」と抵抗した俺に

15年ぶりに すき焼きの味を
覚えさせたのは姉ちゃんだよね?

あんだけ うまい すき焼きを
食べさせておきながら

「3か月前の味を忘れろ」って

それは あまりに
身勝手過ぎるんじゃないの?

じゃあ 分かったよ! 引っ越しが
終わったら新居に招待するよ。

最高のすき焼きで
おもてなしするから

それで文句ないね!?
ハァ…。

それじゃダメなんだって。
何がダメなのよ?

オリンピックの
開会式と閉会式は

同じ場所で やるもんでしょ?
オリンピックはね!

新国立競技場で幕を開けた
東京オリンピックの閉会式が

井の頭公園じゃ
誰も納得しないんだよ。

新しいおウチ井の頭公園らしいよ。
綾子と初めてデートした公園だよ。

そうだったの?
余計なこと言わなくていいから。

3か月前の開会式
五輪の輪のように

この5人で肩を寄せ合って食べた
すき焼きを

閉会式で
もう一度 食べたいんだよ。

そして これからも
家族の愛の形として

4年に一度集まって すき焼きを
食べるべきだと思ってる。

そう思うことが
そんなにいけないことなの?

綾子 もう すき焼きで
いいんじゃないか?

だって すき焼き食べたいの
満だけなんだよ?

満の話 聞いてたら だんだん
すき焼きの気分になって来たわよ。

お母さんは ホントに
満に甘いんだから。

引っ越し前に 俺と もめたくない
って言ってたのはウソだったのか?

私も すき焼きでいいや
肉を食べなきゃいいんだし。

買い物も料理も 全部
俺がやるから心配しないで

みんなは引っ越しに
集中してくれていいんだから~!

あ~ ムカつく!

宣誓! 我々 岸辺家一同は
すき焼きマンシップにのっとり

正々堂々 肉を卵に浸すことを
誓います!


ん~! 最高~。

やっぱり いいお肉は
2日連続でも おいしいわね。

だろ?
不思議だよね。

1枚目は
ちょっと抵抗があるんだけど

次からはスムーズに入って行く。
何でか分かる?

上質な脂がワックスとなって
胃に抵抗なく肉を運ぶわけ。

私に話し掛けないでくれる?

満君 3か月前は
肉 8枚食べてたよね。

今日は当然
それ以上の記録を狙いますよ。

過去の自分を超えるのが
オリンピックの精神ですから。

すき焼きという競技において
まだ肉に執着してるようじゃ

金メダルは程遠いね。
いいや。

「肉じゃ ない」と言ってるのは
いかにも

玄人の発言に聞こえるが
結局は肉だ。

3か月前に
すき焼きにハマった人間は

やっぱり言うことが浅いわ。
2時間前に すき焼きから

引退しようとしてたヤツに
言われたくないね。

「今日は食べたくない」って
言っただけなのに

どうして それが引退になるわけ?
うるさいから やめて。

お母さん
今年の年越しは どうするの?

どうもしないわよ 満はどうせ
海星君の店に行っちゃうから

私は大掃除しながらビール飲んで
寝るだけよ。

じゃあ ウチに来れば?
そうですよ ぜひ来てください。

ありがたいんだけど
お父さんひとり

おウチに置いて行くの
かわいそうだから。

だったら 遺影を持って来れば
いいんじゃないですか?

えっ? 遺影 持って行ったら
正月 一緒に過ごしてることに

なるんですか?
なるでしょ?

だってオリンピック選手が
亡くなった家族の遺影を

持って来るのは
そういうことでしょ?

いや あれは選手を励ます意味で
持ってるだけで

「ここに一緒にいるよ」って
ことじゃ ないと思いますけど。

う~ん いやぁ 応援してくれる
家族にとって あの遺影は

存在そのものだと思うけどなぁ。
逆に ウチにある遺影を

親父の存在として認めちゃうと
ややこしいことになりますよ。

私は毎朝 お父さんだと思って
話し掛けてるわよ。

じゃあ 何で
去年 姉ちゃんたちと

2泊3日で行った温泉には
連れて行かなかったんだよ。

温泉街を遺影 持って歩くわけに
いかないでしょう。

それじゃあ
3日間も家に置き去りにして

ごはんも水も替えなかったら
虐待だって話になるぞ?

誰も そこまで厳密な設定
求めてないって。

何で お父さんの遺影の話で
虐待ってワードが出て来るのよ?

親父の遺影を擬人化するには

それぐらいの覚悟が必要だ
ってことだろ?

(光司) 満君 話の重箱の隅を
つつく競技があったら

メダル 狙えるんじゃないかな?
絶対 金メダルでしょ。

誰にも喜ばれない能力だから

競技にも仕事にも
つながらないのよ。

いや 5年後 10年後は
分かんないよ?

トークフェンシング」の世界チャンピオンに
なってるかもしれない。

トークフェンシング」!
話の重箱の隅をつつく競技を

トークフェンシング」と名付けたわけ?
ダサっ。

重箱の隅が
全く表現されてませんけど。

母さん。 (房枝) ん?
今年 餅つき やんないの?

話題 変えた。
失敗 認めた。

うるさいねぇ あなたたち親子も

十分
優勝 狙えるんじゃないですか?

私たちは そんな野蛮な競技に
興味ないから。

ねぇ~。
ねぇ。

(房枝) 牧本さんには 餅つきを
復活してくれって言われてるの。

(光司) クリスマスに
餅つきしてたんですもんね?

そう クリスマスに1回ついて
年明けて もう1回ついてたの。

おじいちゃん生きてる頃は
正月っていったら餅だったね。

そうねぇ。
だって お母さん

お父さんの棺おけに 杵と臼
入れようとしてたんだから。

臼は さすがに
入んないと思ったけど

杵ぐらいは
持たせてあげたかったわよ~。

杵 持たせたら
死に神みたいに見えない?

全然 見えない。
どういうこと?

杵の形が 死に神が持ってる鎌に
似てるって意味だと思います。

いや あの そんな丁寧に
説明しなくていいですよ。

恥ずかしいのか? なぁ。
さっきから何なの?

そうだ 杵と臼 物置に
しまったまま使わないから

明日 新居に持って行ったら?
いいよ いらない。

餅つき 僕でも できますかね?
できるわよ。

綾子がやり方 知ってるから。

光司も
その気にならないでいいから。

でも たまに つきたてのお餅
食べたくなるけどね。

ほら 春海が 光司さんがついた
お餅 食べたいって言ってる。

光司さんじゃなくても
いいんだけど…。

光司さん
絶対やったほうがいいですよ。

毎年 続けたら
父親の威厳が出て来ますから。

そうよ 1年に1回ぐらい
光司さんが主役になる日が

あってもいいんじゃない?
応援してるようで

相当 失礼なこと言ってるからね。
何で?

では 今年の正月から
チャレンジしますので

お母さんも満君も
ぜひ いらしてください。

お餅つくなら
行かないわけにいかないわね。

遺影は? 持って行くの?
もう いいよ 遺影の話は!

いや だって 親父の遺影は
餅つきの時こそ必要でしょ?

だって 親父が一番 見たい競技は
餅つきなんだから。

じゃあ
満君が遺影を持って来てよ。

俺 行かないっすもん。
もう何なの?

さすが 「トークフェンシング」
世界チャンピオン。

それ しつこいな マジで。
あんたに言われたくないわよ。

今日は さすがに
締めのうどんは いらない?

何 言ってんの? おばあちゃん
うどんまでが すき焼きだから。

今度は すき焼きの
世界チャンピオンのお出ましね。

ったく どいつもこいつも…。
満兄ちゃんに言われたくない。

言っとくけど みんな
あれだけ文句 言ってたくせに

全員 俺より食ってるからね。

それは あなたが
人一倍 喋ってるからでしょ?

その通~り!

1本。
1本。

ん~ おいしい!

光司さんは しばらく
ゆっくりするんですか?

ん? そうも言ってられないから
戻ったら就職するよ。

仕事の当ては あるんですか?

うん…。

タクシーの運転手に
なろうと思ってて。

へぇ~ そうなんすか。

趣味で音楽を続けようと思ったら
普通のサラリーマンだと

どうしても制約が多いでしょ。
土日しか休めないですもんね。

いつか 光司さんと
対バンしたいですね。

こちらこそ よろしく。

満君には
感謝しても感謝し切れないよ。

お互いさまですよ。

光司さんのおかげで いろいろ
助かったことありましたし。

あまりに居心地がいいから

向こうに帰るの 嫌になった時期も
あったんだけどね。

もし 向こうで
居場所がなくなったら

いつでも ウチに
逃げて来ればいいんですよ。

ありがとう。

そういう場所が出来た
という意味でも

かけがえのない3か月でした。

また飲みに行きましょうね。
うん。

こちらこそよろしく! フフフ…。
フフフ…。

終わってみると
あっという間だね。

(房枝)
そうね いろいろあったから。

もう この5人で暮らすことがない
って思ったら 寂しいな。

でも そっちのほうが
みんな幸せってことだから。

そうかな?
そうよ。

だって 5人で暮らすってことは

満が まだ自立できてない
ってことでしょ?

そうだね。

家だって そんな遠くないんだし
いつでも会えるわよ。

すき焼きは 4年に一度と言わず
毎年やろうよ。

そうね 春海が喜ぶわ フフフ…。
うん フフフ…。

(ドアが開く音)

あれ? もう片付け 終わった?

うん 私の物は
元々 そんなにないし。

光司さんの
やろうと思ってる仕事 聞いた?

タクシー運転手でしょ?
お母さんから聞いた。

どう思った?

お母さんは あんまり
いい顔してなかったけど

私は いいと思ったよ。

音楽も続けてほしいし

光司さんが光司さんのペースで
やれる仕事だったら

応援してあげたいし。

春海は
もっと応援したほうがいいなぁ。

どうして?

光司さんがタクシー運転手に
なろうと思ってる理由が

もう1つ あるから。

春海が もし将来
ラジオパーソナリティー の夢を叶えたら

仕事の合間に聞けるからだって。

ふ~ん。

「ふ~ん」じゃないだろ
めちゃくちゃうれしくないか?

でも なれるかどうか
分かんないし。

絶対なるんだろ?
だって あの占いのじいさんに

「将来 喋る仕事に就く」
って言われて

テンション上がってたんじゃ
ねえのかよ。

あのじいさんに
恥かかせんじゃ ないよ。

一応は頑張るけどさ。

お前はホントに素直じゃないねぇ。

満兄ちゃんは
このままの生活 続けんの?

さぁ どうだろうね。

嫌じゃないことは
まだ見つかんないの?

探し物って
見つけようって思ってる時は

全然 見つかんないんだよ
先入観が邪魔して

「ここにあるはずがない」って
決め付けるから。

探してることを忘れたほうが

意外と
出て来たりするもんなんだよね。

じゃあ 大丈夫だよ
もう少しで見つかるから。

春海の人生相談は

当てにならないからなぁ~。
そんなこと言うんだったら

私に恥かかせないためにも
見つけてよ。

見つけてくれたら
当たるんだから。

だな ハハハ…。

♬~

♬~

終わった~!

(光司)
ごめんなさい 明日やります…。


お前は居残り組だってよ~。

最後に お線香 上げてこっか。

あれ? 春海は?
(房枝) ん?

さっき靴 履いて
外 出てったけど?

≪ねぇ お母さん?≫

何?
私の自転車 積み忘れてるよ。

えっ どうして?
だから 昨日のうちに

玄関に持って来たほうがいいって
言ってたのに。

だって表に置いたら
引っ越しの邪魔になるから。

ごめん 引っ越し屋さんに
忘れ物の最終確認されたのに

俺が 「大丈夫です」って
言っちゃったから。

お母さんのせいなんだから
お母さんが乗って帰って来てよ。

どうしてよ~!
明日から使うんだから。

じゃあ 3人でジャンケンしよう。
えっ 俺も?

だって
まだ自転車 積んでないのに

「忘れ物ない」って
言っちゃったんでしょう?

早くしないと
引っ越し屋さん 困るわよ。

はい 最初はグ~…。
ちょ… ちょっと待って!

自転車30分だっけ?
迷ったら45分。

絶対 負けられないわ。

姉ちゃん… 姉ちゃん ちょっと…。

ガンプのスマッシュ。
ハッ…!

じゃあ行くよ~?

(3人) 最初は グ~!
ジャンケン ポイ!

あぁ! やった…!
あっ! よし! アハハ…!

もう最悪。

自転車なんて
10年以上 乗ってないんだけど。

大丈夫よ
乗り方は死ぬまで忘れないから。

でも春海
光司と車 2人きりで平気なの?

何がダメなの?
この3か月で

状況は変化してんだよ~。

何にも変わってない
お前が言うな。

じゃあ綾子 先に戻ってるから
ハハ…。

頑張ってね~。
チッ。

ハハハハ…。
アハハ…。

また いつでも遊びに来てね。
光司さん 気を付けてね。

正月の餅つき 待ってるから。
うん。

ハハハハハ…!

ヘヘヘ…!

まさか
春海が光司さんと2人だけで

新しいおウチに帰るなんてね~。
美しいフィナーレだよ。

満のせいだぞ。
は? 何が?

ガンプのスマッシュ
なんて言うから負けたんだよ。

パ~で勝てると信じ込んだのは
姉ちゃんだろ?

いいこと教えてくれた!
って感じで

あの力強く うなずいた時の
姉ちゃんの顔ね。

(房枝) アハハハ…!

自転車で近道 案内しなさいよ。
はぁ?

あんたのせいで負けたんだから
当然でしょう?

いや 車で何回も来てんだから
分かんだろ。

それじゃ 遠回りでしょうが。
いや 近道 使ったって

2~3分しか変わんないから!
2~3分の違いが

明日の筋肉痛に どれだけ大きく
影響すると思ってんの?

スマホのナビを使えよ!

自転車 乗りながらじゃ
使えないでしょうが。

いや マジめんどくさいんだけど
もう~。

じゃあさ 帰りに堺屋のメンチと
コロッケ買って来てくれる?

今日は夕ご飯作るの面倒くさいわ。

ほら行くよ。
え~。

ほら!
え~。

ほら 行くよ!
え~ん。

ハハハ…!
腹立つ。

♬~

(ラジオ音声)

隣に春海 乗せるの
初めてだから緊張するなぁ。

こんなんで緊張してたら
タクシーなんて運転できないよ?

春海は どう思う?

何が?

お父さんがタクシー運転手に
なるのは嫌かな?

ううん。

お父さんが やりたかったら
やればいいと思う。

(ハザードランプをつける音)

大丈夫?

ごめん… ハハ。

ちょっと動揺しただけ。

もう言わないから安心して。

えっ…?

そんな顔しなくても。
ハハハ…。

たまには お願いしますよ~。

じゃあ 4年に一度ぐらいは。

十分です。

♬~

もう ここでいいよ~。

あと分かるから。

そりゃ分かるだろうねぇ。

もう すぐそこ家なんだから。
ごめんよ。

こんなに近くまで来てるとは
思わなかった。

ウチで 冷たいお茶でも飲んでく?

ううん そんな疲れてないし。

あっ 姉ちゃん 昔さぁ

そこで何か ソフトボールの試合
やったことなかった?

あるよ~ 中3の最後の大会ね。

親父と2人で応援来たの
覚えてる?

へぇ~ あれは応援だったの?

えっ どういう意味?
私に対する嫌がらせかと思ってた。

いやいや… そんなことしに
わざわざ自転車こいで

こんな場所まで来ないでしょ。
だって あなた

ず~っと騒いでたでしょ?
騒いでないよ 応援じゃん。

「フォームが違う」
「肘が下がってる」

「顎もっと引いて」って
これの どこが応援なのよ。

どうしても
勝ってほしかったから

専門的なアドバイス
送ってあげたんじゃん。

あなたのせいで
集中できなかったのよ。

だから
集中してないの分かったから

「ちゃんと集中しろ」って
指示 出したじゃん。

満が偉そうに何か言うたんびに
観客が笑ったの。

そのせいで
全然 集中できなかったのよ。

あれ悪いのは 本来
注意するべき立場の親父が

一緒になって笑ってたことだよね。

私は ず~っと 満のせいで負けた
と思ってたからね。

いやいや それは言い過ぎ。

普通に やったって
あの相手には勝てなかったから。

だから まぁ… かく乱する
意味合いもあったんだけどね。

本当にウチ来なくていいの?

え?

何? そんな… リフォームした家
自慢したいの?

はいはい 誘った私がバカでした!

ほら 急がないとさ 堺屋のメンチ
売り切れちゃうから。

3か月 いろいろ ありがとうね。

いや 別に
大したことしてないけど?

特に 春海のことは
本当に感謝してる。

あっ 光司さん
あんま いじめんなよ。

優しく接するようにする。

ハハハ…。

何~?
ハハハ…。

ねぇ 1個だけ
お願い聞いてもらってもいい?

え?

(キャベツを切る音)

♬~

♬~

♬~


何?

(高平)
第一志望 常聖付属にしたんだ。

受かるわけないじゃん。

担任からも 親からも
同じこと言われてる。

でも 同じ高校に行きたいから
頑張ることにしたよ。

満兄ちゃんは 「友達と同じ高校
受けないほうがいい」

…って言ってた。
どうして?

自分だけ受かって
嫌な思いしたらしい。

それは 友達と一緒の高校に行ける
って信じてたからでしょ?

俺たちとは スタートラインが
全然 違うよ。

そう言ってて
私だけ落ちたら どうしよう。

それが 一番面白いね。
ホント何なの?

フフ…。

これ あげる。

頑張れよ。

ひとに言ってる場合か。

♬~

フゥ フゥ フゥ。
(房枝) フゥ フゥ フゥ。

フゥ フゥ フゥ… うん。

フゥ フゥ フゥ… うん。

♬~

(女性) それ何?
レモンサワー。

(女性) レモンサワー? いいね。

♬~

♬~

ほぅ…。

(光司) あぁ…。

また お目に掛かれる日が
来るとは。

味 変じゃ ない?

3年前と変わってない。

うん… ホンットおいしいよ。

フフフ…。
う~ん。

まさか ここまで喜ぶとはねぇ~。

ん?

満に頼まれたのよ
一度 作ってやってくれって。

そうだったんだ。
うん。

今度 お礼しなくちゃな。

フフ…。
うん。

じゃあ そろそろ
春海 迎えに行って来なきゃ。

大丈夫 俺行くからいいよ。

ホント助かるわ~。
フフフ。

♬~

フゥ~…。

♬~

♬~

おはよう。


ん?

ハァ…。

はいはい! 分かりましたよ。

えっ 何が?

そこまで言うなら 面接 受けるよ。

何の?
「何の?」って…。

議員秘書の面接に決まってんだろ。
えっ!?

私 何にも言ってないわよね?

言葉にしなくても
顔 見りゃ分かるよ。

私の顔が 「面接 受けろ」って
言ってるように見えたの?

「見えたの?」じゃなくて
言ってるの!

何なら俺の顔 見るたび
ず~っと言ってるよ。

母さんの無言の顔ほど

雄弁に語り掛けて来るものって
ないから。

あなた… もしかして
面接 受けたくなったの?

は? そんなわけないだろ。

自分で「行きたい」って言うのが
恥ずかしいんでしょ。

じゃあいいよ 行かないから。
どうして そういうこと言うの~?

だって 俺に
面接 行ってほしいんだよね?

行ってほしいわよ!
行ってほしいんでしょ?

だから その顔が
意識か無意識か分かんないけど

毎日 俺に「面接 行け~」って
うるさく言って来るわけ。

もう 分かったわよ!
あ…。

ちゃんと 面接に必要な書類とか
心構えとか聞いといてよ?

そりゃあ 履歴書とか
職務経歴書じゃないの?

母さんに聞いてないんだよ
檀野さんに確認して。

はいはい 分かりましたよ。

あの… スーツは
買わなきゃ ないんだよね?

成人式の時に買ったやつが
一着だけ あるんじゃない?

あんな おちゃらけたスーツで
行ったら失礼でしょ。

じゃあ どうすんの?
買いに行くしかないよ。

お金あんの?
スーツ買う金ぐらいあるよ。

犬の散歩のバイト
そんなに お金 良かったんだ。

いちいち うるさいんだよ!

やる気そぐようなこと
言わないでくれる?

(店員)
お客様の場合は こちらの

おとなしい色の生地は
いかがでしょうか。

こちらの生地ですと
22万円ほどで ご用意できます。

はい はい… なるほど。

まぁ でも 今回は もうちょっと
安めの価格帯のところを

あえて攻めて行こうかな
とは思うんですよね。

なるほど さようですか。

♪~

(メッセージの受信音)

おっ。

満の面接 明日なんだって!

じゃあ会えないかなぁ。
え~ スーツ姿 見たかったな。

お母さんに
「たくさん写真 撮っといて」

…って頼んでおくから。

満さんを 長年 見守って来た
人間としては どうなの?

う~ん… うれしい反面
寂しさもありますよ。

ずっと無職のままで
いてほしかったんですか?

そういう人が身近に1人ぐらい
居てもいいと思わない?

さすが海星。

満さんの無職が長引いた
一番の原因

…といわれてる男だけあるね~。

面接に受かろうが落ちようが
変わらず店に来てほしい。

僕の願いは ただ それだけです。

いいね。
フフフ…。

♬~

♬~


あぁ… おはよう。

おはよう。

いいじゃな~い!
似合ってるわよ!

(カメラのシャッター音)

(カメラのシャッター音)
何してんだよ。

綾子たちに写真 撮っといてって
頼まれたの!

今日で見納めになるかも
しれないでしょ。

縁起でもないこと言うなよ。
(カメラのシャッター音)

ねぇ! 気をつけして
ちょっと そこに立ってみて。

いいよ。
(カメラのシャッター音)

え~ じゃあ
後で ちゃんと撮らせてよ?

(カメラのシャッター音)
母さんもコーヒー飲む?

久しぶりに頂こうかしら。

(カメラのシャッター音)
あれっ? 今 ストロボついた?

ついてないよ。

(カメラのシャッター音)
カッコいい~! フゥ~!

邪魔~!
ハハハハ…!

♬~

ハァ… おいしい。

♬~

♬~ (声援)

(声援)

(声援)

(諸角) 頑張れ~! 頑張れよ~!
(薗田) 頑張って~!

おぉ 早い 早い 早い…。
頑張れ! 頑張れ!

おぉ! 源さんファイト!
(薗田) 頑張ってください!

(渡利) ナイスラン ナイスラン!

(諸角) あれ?
頑張れ!

満さんじゃないっすか!
うわっ! スーツ着てますよ!

えっ どれどれ?

ホントだ。
写真 撮らなきゃ。

ファイト~!

(諸角) お前じゃねえんだよ!

ハハハハハ…。

諸角さん。

そろそろ行こうか。
あいよ!

♪~ 『ロッキーのテーマ』

♪~

(薗田) 頑張れ~!
(渡利) 頑張れ!

頑張れ!

♪~

ファイト~!

自分に負けないで!
そうだ そうだ! 頑張れ!

頑張れ!

♪~

もっと胸張って!

自信持って行け!

(薗田) いいよ! その調子!

肘が下がってるよ!
もっと顎引いて!

♪~

頑張れ!
頑張れ!

頑張れ~!
頑張れ~!

集中だよ 集中!

(薗田) 頑張れ~!

(渡利) 頑張れ~!
(諸角) 頑張れ~!

頑張れ~!
(薗田) 頑張れ!

頑張れ~!
(渡利) 頑張れ!

頑張れ~!

(声援)

(明日香)
≪スーツ似合ってるぞ~!≫

いってきます。

♬~

ママの粘り勝ちだよ。

6年も かかったのに
勝ったっていえるのかしら?

かかった時間は関係ないよ。

満が もう一度
自分の足で歩き出したことが

重要なんだから。

これで もし本当に
就職しちゃったら…

お墓参り どうしよう。

俺が送ってあげてもいいけど?

だって牧本さん
免許 取りたてでしょう?

霊園までは
めちゃくちゃ得意なんだから。

霊園の駐車場のスタッフに
不審者扱いされるくらい

通ってるんだから! フフフ。
フフフ…。

じゃあ今月
一度 お願いしようかしら?

ホントに!?

でも お父さん
焼きもち焼きだから。

運転 気を付けてね?

何それ 急に怖いなぁ。

ウフフ… フフフ…。

♬~

♬~

(秘書) 面接を受けようと思った
動機は何ですか?

周りの人から 「向いてるから行け」
って散々 言われたんですよ。

まぁ そこまで言われたら

行かないのも違うかな
と思いまして。

じゃあ あなた自身
どうしても働きたい

…っていう気持ちが あまりない
ってことですか?

いや 誰も そんなこと
言ってないじゃないですか。

そもそも 働く気のない人間が

スーツ新調して
面接 来ると思いますか?

これ
上下で7万円もしたんですよ?

あと あの… このネクタイ。

ネクタイ この形にするのに
30分も かかったんですよ。

朝 5時半起きですよ?

私たちの話が
DVDになるらしいよ?

じゃあ その売り上げでハワイ行く?
もらえるわけないでしょう?

いやいや 俺が一番喋ってんだから
日本テレビさんから

何かしら もらって当然でしょう!
確かに。

あんたに やるぐらいだったら
徹夜でパズル作った

スタッフにあげるわ。
その通~り!