ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

同期のサクラ 第9話 高畑充希、橋本愛、新田真剣佑、竜星涼… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『同期のサクラ#09』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. サクラ
  2. 自分
  3. お前
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  7. 清水
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  11. 今日
  12. 心配
  13. ウソ
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  16. 就職
  17. 相談
  18. 大人
  19. 居場所
  20. 結婚

f:id:dramalog:20191211230452p:plain

『同期のサクラ#09』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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同期のサクラ#09[解][字][デ]

主演・高畑充希×脚本・遊川和彦が綴る涙腺崩壊ドラマ!
長い眠りから目覚めたサクラを同期は救えるのか!?

詳細情報
出演者
高畑充希橋本愛新田真剣佑竜星涼岡山天音草川拓弥(超特急)、大野いと相武紗季椎名桔平、他
番組内容
長い眠りから目覚めたサクラ(高畑充希)。花村建設を解雇されたものの、再び建設会社で夢を叶えようと頑張る前向きな姿に、百合(橋本愛)たち同期はかつてのサクラが復活したと安堵する。しかし、忖度できないサクラの就活は難航。貯金も底をつき心細さを感じる。一方、自分が知らない間に各々の人生の問題にきちんと向き合うようになっていく同期に孤独感が募り、サクラはふるさとの島へ帰る決心をするのだったー。
監督・演出
南雲聖一
原作・脚本
遊川和彦
音楽
【主題歌】 森山直太朗 「さくら(二〇一九)」 ユニバーサルミュージック
【音楽】平井真美子
制作
制作協力 AX-ON
製作著作 日本テレビ

 

 


(清水の声)
俺たちは いつまでも待ってる。

(土井の声)
お前とまた 一緒に働ける日を。

(木島 葵の声) だから
どんなにつらくても 諦めない。

(月村百合の声)
サクラのいない世界なんかに
生きていたくないから。

じゃあ…。

(4人の声) また明日。

(北野 桜)《じいちゃん》

《さっき聞こえたんは

みんなの声ら》

《あん時 みんなに
会いに行ごうとして

私は…》

♬~

《百合 葵

菊夫 蓮太郎…》

《みんなに会いてぇ》

(4人が走る足音)

(清水) サクラ!

(土井)
本当に 目 覚ましたんだ…。

よかった…。

意識が戻らなかったら
どうしようって思ってたから…。

あっ…。

あっ ごめん 痛かった?

(かすれた声で)
すいません… 体の筋肉が

凝り固まっていて。
(清水) あ…。

声 出ないみたいだけど

しばらく
しゃべってなかったからか?

令和なんですね。

(清水) え?
看護師さんに聞きました。

今日は

令和元年

12月11日だって。

そっか。

お前が倒れたのは 新しい元号
発表がある前だったから。

9か月も

私…。

サクラ 伝えなきゃいけないことが
あって…。

ちょっと やめなさいよ!

こういうことは 早めに
言っといたほうがいいって。

この前まで
お前が出した退職願を

黒川さんが
預かってたみたいなんだけど

これ以上 先延ばしにするのは
無理だったみたいで。

そうですか…。

サクラなら
いい会社 見つかるよ。

(土井) 俺も いろいろ探しとくよ。

困ったことがあったら
いつでも言ってよ。

(清水) どんなことだって
協力するからさ 俺たち。

え…? どうしたの?

みんな

何だか大人になったなぁと
思って。

あぁ 何言ってんだよ
そんなことないって。

そうよ あれから こっちだって
いろいろあったんだから。

そうそう
いまだに悩みも尽きないし。

サクラに いろいろ
相談 乗ってほしいけど

元気になるまで我慢しないとな。
ありがとうございます。

みんなから FAXみたいな

励ましの言葉が届いた時

じいちゃんのFAXと
同じくらい

力が湧きました。

だから 私は…。

信じ合える仲間と

たくさんの人を幸せにする
建物を

造るという夢を叶えるためにも…。

ハァ ハァ…。

これからも

頑張ります。

よかった。

やっと サクラが帰って来た。

ただ…。
(百合:木島) え?

先ほど 私のために

急いで来てくれたのは
うれしいんですが

病院の廊下は走らないほうが
いいと思いました。

アハっ… 何だよ。

こんな時まで 忖度なしかよ?

やっと サクラが帰って来た。

ハァ… よかったぁ。

(泣き声)

ありがとうございます。

♬~

 

はい おかえりなさ~い。

どうしたんですか? これ。

一応 最低限の家具 入れといた。

びっくりしたわよ 大家さんに
事情を話して 部屋に入ったら

AIスピーカーしか
ないんだもん。

すいません。

家賃も契約延長して

今月分まで払っておいたから
安心して。

ありがとうございます。

立て替えてもらった分は
なるべく早くお返ししますから。

いいのよ そんなの。

サクラが
必ず目覚めるって信じて

みんなで出し合ったんだから。
そういうわけには…。

(ノック)
は~い。

あぁ…。

(小梅) 声が聞こえたんで
お帰りになったのかなと思って。

はい 今日 退院しました。

あの その節は
この子を助けていただき

本当に ありがとうございました。

いえ。

ほら 良樹も ちゃんとお礼言って。

(良樹) おばちゃん ありがとう。

また 少し背が伸びましたね
良樹君。

旦那は今 出掛けてるんで

また改めて
ご挨拶に伺いますから。

これ。
あっ ありがとうございます。

お気遣いなさらずに。
失礼します。

(ドアが閉まる音)

本当に感謝してると思うよ。

母親にとって
子供は命より大切だから。

私も母親になって
しみじみ分かる。

これからは この子と生きて行く
一日一日が

宝物なんだって。

(夢) うぅ~…。

アバババババ…。
(夢) あぁ!

(泣き声)
すいません。

(泣き声)
大丈夫。

(泣き声)
そろそろ おしめだと思うから。

(泣き声)
おむつ替えようか。

でも 働きながら育てるのは
大変だけどね。

保育園は
なかなか見つからないし

育休 取ったら
会社じゃ嫌な顔されるし。

そうなんですか。

私ね この際だから

会社辞めて
起業しようかなって迷ってて。

会社をつくるんですか?

働く女性が気軽に預けられる
託児所をつくりたくて

実は いろいろ調べてるの。

もちろん この会社にいたほうが

給料もいいし
楽なのは分かってるんだけど

やっぱり 自分の居場所じゃ
ない気がするんだよね 何か。

あぁ ごめん。

こんなこと言ったら
サクラに また怒られちゃうけど

まだ 自分の居場所を
探してるのかって。

いえ 前と違って

百合が 真剣に悩んでることは
分かりますから。

でも なかなか
決断する勇気がなくて。

この子に苦労かけるわけにも
いかないし。

葵君に
相談したらどうでしょうか?

え?
夢ちゃんのパパなんでしょ?

あぁ でも結婚する気ないの
あいつとは。

どうしてですか?

それは…。

葵は

今でも
サクラのことが好きみたいだし。

そんなことは…。

分かるの 私には。

≪1・2・3・4≫

5・6・7・8。

リハビリ 大変そうだな。
葵君。

どう? 調子は。

はい 落ちた筋肉や
凝り固まった関節が

なかなか戻らなくて。

こっちの手も
少し しびれが残っているし。

あぁ…
サクラは頑張り過ぎだから
焦らず じっくりやれよ。

「日にち薬」って言葉もあるし。

日にち薬?

過ぎて行く 一日一日が
薬になるってこと。

さっすが 葵君
いい言葉を知っていますね。

♬~

すいません。

そんなに見ないでください。

あぁ… いや 違うんだよ。

何か 今までのサクラと
イメージ違うなと思って。

髪も長いし
メガネも変わってるからさ。

あっ このメガネは 高校の時に
使っていたものなんです。

前のは もう 直すのは無理と
言われてしまって。

そっか。

あっ 俺 そろそろ
会社 戻んないと。

忙しそうですね。

あぁ いいよ サクラ ここで。
いえ これもリハビリなので。

あっ そういえば
黒川さんが副社長になって

新しいプロジェクトを
立ち上げたんだけど

そのメンバーに選ばれてさ。
すごいじゃないですか。

社長への道 まっしぐらですね。

いやいや 毎日 大変で
そんな余裕ないよ。

プライベートのほうは
もっと大変だし。

もしかして 百合のことですか?

結婚しようって
言ったんだけど

あっさり断られちゃってさ。

でも

このままで いいのかなって。

まぁ あいつには俺が必要ない
ってことなのかな?

それは…。

私には 難し過ぎます。

ただでさえ 結婚や恋愛は

苦手分野なので。

だよな。

すいません。
気にすんなって。

俺なんかより サクラのほうが
ずっと大変なんだから。

9か月も眠ってたんだし。

お~ サクラ 元気でやってる?

はい 何とか。

仙台は寒いですか? 菊夫君。

まぁな そっちは今… どこ?

あぁ… あっ ネットカフェで

蓮太郎君が 一緒に
就職先を探してくれていて。

お~ おっ…。

実はここ みんなでよく来た

「リクエスト」の後に出来た
店なんです。

え? ウソ!

俺も びっくりしたよ
全然 雰囲気 変わっちゃったんで。

(清水) おぉおぉ…
あっ あぁ~ 何か残念だなぁ。

落ち着ける店だったのに。
はい。

で 今日は何だよ 相談があるって。

あのさ お前じゃなくて
サクラにあるんだけど。

はいはい。

で 何ですか? 菊夫君。
(清水) あっ うん 実は今

いつもボランティア活動している
NPO法人の事務所にいるんだけど

ここの みんなに

代表になってくれって
言われちゃって。

すごいじゃないですか。
いやいや すごくないよ。

サクラも知ってるけど 応援する
ほうが向いてるからさ 俺。

でも みんなに
望まれているんでしょ?

無理だって ひとの先頭に立つ
自信なんか全然ないし。

失敗したら どうするんだよ?

でも 菊夫君は…。

(スタッフ) 菊夫さん お願いします。
(清水) あ~ はいはい。

ちょっと行かなきゃ。

ごめんな こっちのほうから
相談しておいて。

いえ 頑張ってください。

サクラも
就職 早く決まるといいな。

はい ありがとうございます。

(清水) じゃ。
(ネット電話が切れた音)

何か分かるなぁ 菊夫の気持ち。

俺も すみれさんと結婚して

つくしの父親になった途端

両肩に
ずっしり責任が のしかかって

つぶされそうだからさ。
そうなんですか。

それに

もう1人 子供もできるし。

えっ あっ… すみれさん
おめでたなんですか?

ああ うん。
すごいじゃないですか。

あぁ う~ん…。

それは うれしいんだけどさ…。

実は クライアントが
理不尽な要求ばっかりするんで

いいものを造るためなら はっきり
「ノー」って言うべきだって

上司に言ったら この前 突然
営業部に行けって言われて。

そうなんですか?
設計ができないなら 思い切って

新しい就職先
探そうと思うんだけど

すみれさんも これから
産休 取らなきゃいけないから

そうもいかなくて。

すみれさんに 相談したら
いいんじゃないでしょうか。

まだ安定期じゃないから
余計な心配かけたくないし。

あっ ごめん。

サクラに心配かけちゃいけない
って思ったのに

つい 愚痴っちゃって…。

いえ 私は別に構いませんが。

もう少し考えるからさ
今の すみれさんには

これで。

♬~

ハァ…。

(弁当が床に落ちた音)

あ~…。

(ノック)

あっ… ちょっと待ってください。

どうしたんですか?

(すみれ) いろいろ 料理
作り過ぎたからお裾分け。

あなたのことだから

ろくなもの食べてないんじゃ
ないかと思って。

すいません
ありがとうございます。

ねぇ お腹すいてない?
よかったら 今から食べる?

ねっ。
あっ あ…。

あっ ちょ…。
あっ あ~ どうしたの? これ。

ちょっと ぼんやりしていて。
あぁ…。

あ…。
いい いい 座ってて ねっ。

すいません。

どう? 体調のほうは
何か つらいことない?

(早口で) あっ… 全然 大丈夫です
だいぶ体力も戻って来ましたし

以前 すみれさんが
言ってくださったように

自分らしく生きられるように
頑張ります。

何で そんなに早口なの?
そうですか?

心配かけまいとして
また 1人で苦しんでない?

そういえば すみれさん
妊娠なさったんですってね。

おめでとうございます。
あぁ うん。

高齢出産だからね
いろいろあるけどね。

蓮太郎君も喜んでいました。

他に何か言ってなかった? 彼。

(早口で) えっ あっ いや…
ん… いや 別に あの…。

一緒に就職先を探してくれた
だけで何も聞いていません。

サクラ。
はい。

あなた ウソつくと
早口になるんだ。

(早口で) いやいやいや…
そんな めっそうもない。

フフ… 別にいいのに
無理しないで。

蓮太郎が営業に行けって
言われたことぐらい知ってるし。

えっ そうなんですか?

人事にいれば
それぐらい すぐ分かるのに

隠そうとするんだから 蓮太郎も。

すみれさんに相談したほうが
いいんじゃないかと

言ったんですが…。

どうせ こっちに
気を使ってるんでしょ?

そんなことする必要ないのに。

すみれさんのほうから
そう言ってあげてくれませんか?

やめとく
あいつも大人なんだから

自分で考えて
結論 出したほうがいいし。

何?
あっ いや…。

やっぱり すみれさんは
大人だなぁと思って。

アハハ… そんなことないわよ。

それより 就職先はどう?
見つかりそう?

蓮太郎君が
いろいろ調べてくれたので

明日から面接に行って来ます。
そう。

ただ あんまり余計なこと
言わないほうがいいわよ。

うちの会社 辞めた経緯とか。

採用したら面倒だと
思われるだけだから。

「諸君 明日は もっと
いいものをつくろう」。

サグラダ・ファミリアを
造っている時

ガウディが毎日
スタッフに言った言葉なんです。

大好きで… 私。

しかし 花村建設っていえば

大手じゃないですか。

何で お辞めになったんですか?

それは…。

正確に言いますと 最初は人事部

その後 社史編纂室に
1年いまして

また 人事に戻って来たんですが

5年目に
子会社に出向になりまして

それで…。

うちの島に橋を架けることは
できねんだて

私のせいで 本社が抱えていた
橋の工事が中止となり

その後 事故に遭って

長い間 入院を余儀なくされた
こともあって 解雇されました。

そんなこと言わないほうが
いいと思いますよ。

どこも雇ってくれないから。

でも ウソは つきたくないので。

それに うちみたいな孫請けは
花村建設さんに にらまれると…。

(ベル)
仕事 もらえなくなるしね。


(店長)
じゃあ 今から働いてもらえます?

えっ あっ…
ありがとうございます。

266円になります。
電子マネーで。

電子マネー え~と…。

あっ。

(レジが開く音)
おっ。

そこにタッチしてください。
(電子音)

ありがとうござい…。

あっ…。

(店長) もうちょっと早くできる?

待たせると お客さん
イライラするから。

すいません。

それに もっと愛想よくしないと。

接客業だからさ 笑顔 笑顔。
すいません。

アハハ… まっ 取りあえず

消費期限 切れたの
棚から下ろしてくれる?

分かりました。

♬~

(店長) いや ちょっと…。

ちょっと!

何やってんの?

すいません
今までにないような建物が

できるようなイメージが
湧いたので つい。

何なら ご説明しましょうか?
いい いい。

訳分かんないこと言ってないで
早くしてくれる?

忙しいんだから。
すいません。

(振動音)

取りあえず
コンビニでバイトしながら

いい会社を探すことにしました。

心配しないでください。

百合のほうこそ 頑張って。

≪就職先 探してるんですか?≫

あっ 良樹君パパ… はい。

(脇田)
俺もなんですけど厳しいっすよ。

運転免許しか持ってないから。

私は それすら持っていません。

えっ じゃあ どういう仕事
探してるんですか?

建築です。

素晴らしい建物を造れば

たくさんの人を
幸せにできますから。

なるほど。
(振動音)

《じいちゃん》

《みんなに会いてぇ》

《でも みんな
今 いろいろ大変らっけ

邪魔すっと悪ぃすけ》

《そうら せめて みんなの悩みを
解決できねえか考えてみっか》

《今 私にできんのは

そんげぐれぇしかねえすけ》

うっ…。

うっ…!

♬~

もしもし サクラ?

百合 今 大丈夫ですか?

いいわよ そんな
忖度するようなこと言わなくて。

サクラらしくない。

いえ そういうわけでは…。
どうしたの?

あっ もしかして
就職 決まったとか?

あっ
そうではないんですが あの…。

よかったら 今度 みんなで
うちで鍋でもしませんか?

今まで
散々 ご心配をおかけして

そのおわびというか
お礼もしてないので。

え… いいの?
はい。

じゃあ みんなに都合 聞いとくね。

ありがとうございます。

(操作音)

百合。

昔から自分の居場所を探して
悩んで来た あなただからこそ

自分が出した答えを信じてほしい。

あなたがいたいと思った場所が

あなたの居場所になると思うから。

蓮太郎君。

このままだと 昔みたいに

1人で悩んで苦しむだけだと思う。

素直に すみれさんに
助けを求めたら?

きっと あなたのことを
応援してくれるから。

菊夫君。

誰よりも ひとを応援したいという
気持ちが強いあなたが

先頭に立ったら その背中を見て
みんながついて来ると思う。

だから

失敗を恐れず
チャレンジしてみたら?

葵君。

百合が 「結婚しない」と
言ったのは

本当は あなたに
余計なことを考えずに

社長を目指してほしかったから
じゃないかな?

あなたが 本当のリーダーになれる
人間だと思ったからこそ

重荷になりたくなかったのよ。

(ノック)

はい!

はい これ ケーキ買って来た。
ありがとうございます。

どうぞ
みんな まだ来てないけど…。

あ~ ごめん! サクラ。

実は 今から どうしても出たい
起業セミナーがあってさ。

パスしていいかな?

えっ。
私 決めたんだ。

会社 辞めるって。

どこが自分の居場所か悩むより

私が行く所を 自分の居場所に
すればいいんだって思ったから。

あ~…。
えっ ダメかな?

いえ。

私も 同じようなことを
考えていたので。

よかった… サクラなら
そう言ってくれると思ったから。

頑張ってください 百合。
ありがとう。

ごめんね
せっかく呼んでくれたのに。

また今度一緒に ごはん食べよう。

そうですね。
みんなにも謝っといてくれる?

分かりました。
じゃあね。

(ドアが閉まる音)

(振動音)

もしもし。

あぁ サクラ 申し訳ない
今日 キャンセルしていいかな?

えっ どうしてですか?

今から 俺 会社に

退職願 出すことにしたからさ。

でも すみれさんには…。

相談した。

1人で悩んで 変な結論出しちゃ
マズいと思ったからさ。

そしたら
「私や つくしのことは気にせず

蓮太郎の好きにしていいよ」
って言ってくれて。

そうですか よかったですね。

あっ でも
よその会社に行っても

サクラと一緒に
いいものつくるっていう夢

諦めたわけじゃないからな。

ありがとうございます。

ごめんな…
他のヤツにも謝っといて。

分かりました。

♬~

(振動音)

もしもし。

サクラ!
俺 やることにしたよ 代表。

え?
みんなの先頭に立つんだから

ちゃんとしなきゃとか考えずに
今まで通り

みんなを応援したいって気持ちを
持ち続ければいいかと思って。

だから 失敗を恐れずに
チャレンジしてみる。

そう言うんじゃないかと
思いました。

えっ どういうこと?
あっ いや 別に。

今から みんなに
決意 伝えようと思うからさ

今日は そっちに行けないんだ
ごめん。

そうですか 頑張ってください。

今度 2人で飯… いや

また集まろうって
みんなに言っといてくれる?

分かりました。
じゃあ。

♬~

(ノック)

はい。

あ…。
あれ? みんなは?

あぁ…。

みんな いろいろ忙しくて
来られないみたいで…。

えっ じゃあ 俺だけ?

はい。

どうぞ。
あっ!

やっぱ… 今日は やめとくわ。

どうしてですか?

何か 俺 もうサクラのこと
吹っ切らなきゃなと思って。

それに 俺 何か

百合の気持ちが分かった気がして。

もしかしたら あいつ 自分たちが
重荷になりたくないから

あえて 「結婚しない」って
言ったのかなって。

そうかもしれませんね。

だったら もう悩むのやめて

これからは
サクラにも言われたような

本物のリーダーになるように
頑張ろうかなって。

ど… どうかな。

いいですね 応援します。

ありがとう。

サクラも就職 決まったら
教えてくれよ。

またサクラと仕事ができるように
俺も偉くなっとくからさ。

ありがとうございます。

じゃあな。

(ドアが閉まる音)

♬~

《じいちゃん》

《サクラがいねても

みんな自分で
悩みを解決していたてぇ》

《サクラより ずっと大人らし

自分で探した道をしっかりと
進もうとしてっかね》

《そらろも 私は…》

こちら 領収書になります。

ありがとうございました。

(女性) これ お願いします。
はい。

しょ… 少々 お待ちください。

おい 早くしろよ!
すいません。

あ~ すいません。

俺やるから 次のお客さん やって。
すいません。

次の方 どうぞ。
こちら どうぞ。

失礼します。

ありがとうございました~。

あぁ 俺 俺!
お次のお客様…。

コンビニの店員が使えなくてさ
ちょっと遅れっから… うん。

えっ? 何そのエロい格好!

分かった じゃあ すぐ行くから
ちょっと待ってて… うん。

たっぷり かわいがってやっから。

スゥ~~。

えっ? 何それ。

すいませんが

大きい声で電話するのは
やめていただけますか?

他にも お客さんが
いらっしゃいますので。

は? 俺に言ってんの?
はい。

あまり 小さなお子さんに
聞かせられない内容でしたので。

はぁ? 何?

あんた迷惑してる? 俺に。

(女性) いえ 別に…。
…ってさ。

おい いいかげんなこと
言ってんじゃねえぞ。

あ~… 申し訳ありません。

この子 入ったばっかりで
まだ 社員教育ができてなくて…。

何だそれ じゃあ お前が謝れよ。

あっ はい 申し訳ありません。

何 言ってんの?
普通 土下座だろ。

えっ?
(男性) 土下座!

そんなことする必要は…。
余計なこと言わないでいいから。

申し訳ありませんでした。

(操作音)

はい 今 俺に失礼なことをした
コンビニの店長が

土下座してま~す。
やめてください。

何で そんなことする…。
触んなって。

やめ… やめてください。
おい!

(カメラの電源を入れる音)

(カメラの電源を切る音)

ご無沙汰してます。

あら どうしたの?

仕事の帰り?
いえ。

近くでアルバイトを
していたんですが

さっき クビになってしまって。

あらら 大変ねぇ。

この前 おたくのお店があった
ネットカフェにも行って来ました。

すっかり変わってしまっていて

何だか寂しくて。

しょうがないわよ。

今の時代

古いものは消えて行くしか
ないんだから。

私だって 来年

この桜が咲くのを
見られるかどうか…。

じゃあね。

(振動音)

♬~

(振動音)

もしもし。

(おばちゃん) サクラちゃん

島のみんなは怒ってんだすけね。
えっ?

なして東京に戻ってから
全然 連絡よこさねんだて。

悪かったね おばちゃん
いろいろ あったんだて。

いいけ?

うちらに もう橋は架からねえって
言ったの気にしてんだったら

それは間違ってぇて。

みんな今でも あんたのこと
家族らと思ってんだすけね。

何かあったら

いつでも 帰って来んだれ。

ありぃがとね おばちゃん。

♬~

(小梅) あれ? 大掃除ですか?
大変ですね。

実は

田舎に帰ることになりまして。

そうなんですか。

何か寂しくなるな。

長い間 お世話になりました。

(早口で) 皆さん 大変ご心配を
おかけしましたが 実は

新潟にある建設会社に しゅ…。

就職が決まりましゅた。

(早口で) 皆さん 大変ご心配を
おかけしましたが 実は

新潟にある建設会社に
就職が決まりまして…。

しゅうしょ… 決まりました!

皆さんとお別れするのは
大変 寂しいでしゅが…!

何やってんだ サクラ。
あっ いや 別に。

何? 話って。

皆さん…。
(清水) あ~! その前に

お前に渡したいものが
あるんだけど。

はい!

開けてみて。

前まで お前が着けてたやつと
同じやつ 見つけたからさ。

みんなで
お金 出し合って買ったの。

それしてるほうが
サクラらしいからさ。

ありがとうございます。

ちょっと かけてみてよ。

その前に

私の話をしても
よろしいでしょうか。

あ… うん。

(早口で) 皆さん
ご心配をおかけしましたが

実は新潟の建設会社に
就職が決まりました。

いい機会だし 地元のインフラ整備に
貢献しようと思います。

皆さんに負けないように
あちらでも 粉骨砕身

頑張りたいと思います
皆さんとお別れするのは

大変 寂しいですが
じゃあ またいつか。

本当か? サクラ。
おめでと~う 頑張れよ。

…とでも言うと思った?
私たちが。

え?
ウソってバレバレなんだよ。

めっちゃ早口になってるし。
分かりやすいんだから。

すいません。

本当は?
どうする気なんだよ サクラ。

ふるさとの島に帰るつもりなの?

はい。
帰って どうすんだよ?

じいちゃんが残してくれた家を
守りながら

高齢化が進んでる島の人たちに

今までの恩返しをしながら
生きて行こうかと…。

気持ちは分かるけどさ

それでいいのかなぁ。
体調も戻らないし

仕事も見つからないから
焦るのは分かるけど。

焦っても何も生まれないって。

(土井) もったいないよ
サクラみたいな人間が…。

私は今回のことで

自分が いかに何もできない人間か
思い知らされました。

何の資格もないし 技能もないし

手に職もないし 運転も…。

家事だって ろくにできないし。
そんなこと…。

島を出て 東京に来てから10年。

私は ただ

文句ばっかり
言って来ただけなんです。

皆さんと比べて

何にも成し遂げていないんです。

やっぱり

私みたいに忖度できない人間は

東京には合わなかったんです。

じゃあ

また いつか。

(ドアの開閉音)

♬~

♬~

連れて行きたい所があるの。

どこだか分かるか? ここ。

いいえ。

(土井) 10年前の新人研修の時

お前が 本当に社長賞を取るべきだ
って言った

保育園の建設が始まったんだよ。

独創性といい 機能性といい

従来の発想にはない
素晴らしいものです

まさに わが社が未来に残すべき
建造物だと思いました

これ設計したヤツが言ってた。

あの時 お前が褒めてくれて

これを建てるのが
夢になったから

10年かけて 着工に
こぎ着けることができたって。

いろいろ
あったらしいんだけど…。

どういうことですか?
デザインが奇抜過ぎて

なかなかクライアントが
見つからなかったらしいんだ。

やっと見つかったと思ったら
今度は

設計の変更を求められたり
住民の反対があったりして

何度も くじけそうになったけど

そのたびに サクラが言ってくれた
言葉がよみがえって

勇気が湧いたって。

サクラは 自分は何も成し遂げられて
ないとか言ってたけど

お前がやって来たことは
こうやって

もう土台が
しっかり出来てんだよ。

お前が ともした火は
誰かの心で 燃え続けてんだよ。

今でも。

(清水) 俺たちの ここにも。

まだまだ完成途中だけど

お前が築いたものがあるんだよ。

それなのに それをつくったお前が
ほっといて逃げるつもりかよ。

それじゃ ここまで造ったものを

建設中止にするような
もんじゃないのか?

サクラ 私に こう言ったじゃない。

「百合さんと友達になりたいのは

あなたの言ってることに
ウソがないから

信用できると思ったからです」
って。

そんな あんたが
自分にウソつくの?

それじゃ 本当に
友達じゃなくなるよ? 私たち。

サクラ 俺に こう言ったよな。

「大人になるって 自分の弱さを
認めることだ」って。

お前も今 大人になろうとしてる
って思えばいいじゃないか。

(土井) 俺には こう言った。

「蓮太郎君は今 自信をなくし

自分の欠点ばかり気にして

自分の長所を見ようと
していないだけです」って。

俺には どんなに時間がかかっても
諦めない粘り強さがあるって。

それって 全部
お前のことだと思うけど 俺。

俺には こう言ったよな。

「あんた しゃべんなきゃ
何の価値もないよ」って。

「素晴らしい才能があるのに

そんな言葉を失って
どうするの?」って。

お前こそ

ひとにできないような建物を造る
素晴らしい才能があるのに

それを捨てて どうすんだよ?

自分は 何もできないとか
言ってたけど

サクラは 人を幸せにする
建物を造ることにしか

興味がないから強いの。

他に何もできないから
すごい能力を発揮するの。

サクラのふるさとに
もう橋は架からないけど

お前は 俺たちの心に
橋を架けてくれたじゃないか。

その橋は 何があっても
絶対 崩れないぞ。

違うか?

この建物が
世界に1つだけしかないように

北野サクラも
世界で1人しか いないんだから。

♬~

お前には

自分にしかできないことがある。

大人になるとは

自分の弱さを認めることだ。

本気で叱ってくれるのが

本当の友だ。

つらい時こそ

自分の長所を見失うな。

大切なのは

勝ちより価値だ。

人生で 一番つらいのは

自分にウソをつくことだ。

桜は決して枯れない。

たとえ散っても 必ず咲いて

たくさんの人を幸せにする。

みんな…

じいちゃんが FAXで
送ってくれた言葉なんです。

それを全部

今 皆さんに言われたような
気がしました。

私には夢があります。

いつか

この素晴らしい仲間と

たくさんの人を幸せにする
建物を造ることです。

私には夢があります。

天国で見守ってくれてる
じいちゃんに…。

今日もサクラは
頑張ってるよって

毎日 胸を張って
報告することです。

私には夢があります。

ふるさとに架けたかった橋に
負けないような橋を

これから出会う人たちの心に
架けることです。

それだけは諦められないので。

私は

これからも
北野サクラであり続けます。

♬~

じゃあ

また明日。

おいおい 帰っちゃうのかよ。
相変わらず マイペースだなぁ。

おいおい 戻って来んのかよ。

大事なことを忘れていました。
何?

みんなで写真を撮りましょう。

じゃあ 行きます。

(セルフタイマーの電子音)

はい…。
(5人) 同期!

(カメラのシャッター音)

♬~

《じいちゃん サクラは

もう どんげことがあっても
弱音を吐かねえれ》

《こん世界に

私を必要としてくれる人がいると
信じてっけ》

《今日も頑張っけねぇ》

いってくっれ。

♬~

(シャッター音)

いいです。

非常にいい!

よろしくお願いいたします。

(社長) どうして花村建設を
お辞めになったんですか?

それは…。

私のせいで 本社が抱えていた
橋の工事が中止となり

その後 事故に遭って 長い間

入院を余儀なくされたこともあり
解雇されました。

分かりました。

ありがとうございました。

(社長)
いつから来てもらえますか?

えっ! いいんですか?

うちは 花村建設に比べると
本当に小さな会社ですが

それでも よかったら。

ありがとうございます!

粉骨砕身 頑張りますので
どうぞ よろしく…。

≪あっ どうも 社長
お世話になっております~≫

あぁ…。

(黒川) お~ 北野 久しぶりだな。

おっ すっかり昔のイメージに
戻ったってことは

ついに 完全復活したか。

はい こちらの会社で
お世話になろうかと思っています。

そうかぁ いや 実はな

お前に いいニュースと
悪いニュースがあるんだけど

どっちから聞く?
どちらでも結構です。

う~ん
じゃあ 悪いニュースはな

もし お前が
ここに就職するんなら

御社との契約は
打ち切らせていただきますが

よろしいでしょうか? 社長。
いや それは…。

(黒川) あ~ 文句言う前に
いいニュースを聞け。

何ですか?

花村建設へ戻って来い。

え?

俺の下で働かないか? 北野。