ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

G線上のあなたと私 第8話 波瑠、中川大志、桜井ユキ、鈴木伸之… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『火曜ドラマ「G線上のあなたと私」第8話【親愛なる人々へ】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 幸恵
  2. 也映子
  3. バイオリン
  4. 理人君
  5. 今日
  6. 私達
  7. 大丈夫
  8. 北河
  9. 時間
  10. 眞於先生
  11. 練習
  12. 眞於
  13. コン
  14. 加瀬
  15. 最後
  16. 理人
  17. フフッ
  18. 一緒
  19. 週間
  20. 出会

f:id:dramalog:20191203225817p:plain

 

『火曜ドラマ「G線上のあなたと私」第8話【親愛なる人々へ】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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火曜ドラマ「G線上のあなたと私」第8話【親愛なる人々へ】[字][デ]

大人のバイオリン教室で偶然知り合った三人の男女が、様々な事情を抱えながらも、初めてのバイオリンに挑戦!世代を超えた友情とちょっぴり切ない恋の物語!

詳細情報
番組内容
理人(中川大志)に傷心している眞於(桜井ユキ)の元を訪ねるように自ら後押しした也映子(波瑠)。しかし、その後自分の気持ちに気づき、思わず幸恵(松下由樹)に本音を吐露し、泣き出してしまう。一方で、理人は眞於の元に行ったことで、自分の也映子へ対する恋心を自覚しはじめる。その後、“三コン”の開催が迫り、練習にも真剣さが増す3人。これまで以上に、理人のスパルタ教官ぶりに拍車がかかっていた。ミニコンサート
番組内容2
当日、家族ら大勢が集まる中、幸恵は家族への気持ちを語り始め、也映子はバイオリン教室での思い出や眞於とのことを語り始める。そんな也映子のスピーチを、横で聞いていた理人は内緒で録音していて…
出演者
波瑠、中川大志桜井ユキ鈴木伸之真魚滝沢カレン永野宗典、小西はる、池谷のぶえ日野陽仁長野里美、信太昌之、矢崎由紗、きづき、小木博明夏樹陽子松下由樹
原作
いくえみ綾「G線上のあなたと私」(集英社マーガレットコミックス刊)
主題歌
緑黄色社会「sabotage」(ソニー・ミュージックレーベルズ
脚本
安達奈緒子
音楽
末廣健一郎  MAYUKO
スタッフ
チーフプロデューサー:磯山晶
プロデューサー:佐藤敦
演出:坂上卓哉
公式ページ
◇番組HP
http://www.tbs.co.jp/gsenjou/
◇twitter
@gsenjou_tbs2019
◇instagram
https://www.instagram.com/gsenjou_tbs2019/

 

 


(也映子)今 溺れて
息が できなくなってるのは

眞於先生だよ

だから…

助けに行ってあげてほしい

うっ… 息が…

うっ… できない

(幸恵)バカねえ 也映子ちゃん

ううっ…

<体中の細胞が>

<「行かないで」って…>

<言ってた>

(眞於)どうして…

(理人)話 聞くって言ったでしょ

もう…

目が違うね

ずいぶん前から…

分かってたけど

自分では よく分からない…

(泣き始める眞於)

ごめん…

ちょっとだけ…

大丈夫

すぐ立ち直る

無理しないで

ゆっくりでいいですよ

ごめんね 買い物 行ってなくて

コーヒー 切らしてるの

いえ…

紅茶… こう…

ギューッて やるやつじゃないの?

あっ… そんなの 持ってないよ

よかった

色々 幻滅されちゃう前で

幻滅なんか しないですよ

でも…

いいの

理人君の時間が 無駄にならなくて

よかった

大事な人であることに
変わりはないです

眞於さんが落ち込んでるなら
力になりたい

それは 今も変わらないし
そこは…

変わらなくていいんだって…

分かった

だから 来ました

うん

ありがとう

うん

あのね…

悩んでること いっぱいあるの

手の治療

外科手術のことも
考えてみようかなとか

もっと 根本的に

一度…
バイオリン やめてみようかなとか

うん

バイオリン やめたら…

私に何があるのかな とか

うん

「いつものカラオケにいます」

「也映子ちゃんも一緒です」

ふーっ…

♬~気まぐれかな?
でも構わない

♬~君と居たいから

♬~女々しくて女々しくて
光を浴びて

何すか これ?
あっ ごめんごめん

私が悪いの 元気づけようと思って
飲ましちゃったの

也映子ちゃん 理人君 来たよ
理人君 戻ってきた

おーっ 理人 帰ってきた!

先生は?
えっ?

(曲を止める)

眞於先生は?
大丈夫なのか? 一人にして

(ハウリング)

眞於さん…

すごく落ち込んでたけど
最後は 「大丈夫」って…

もう大丈夫だから 帰れって…
言われた

ただ少し…

バイオリンから離れてみたいって

時間かかると思う

そうね

私達が思うほど 簡単じゃないよね

はい

でも きっと…

そうだ

あとは…

みんな…

自力で立ち直るしかない

行ってくれて ありがとう

行ってよかったです

也映子さん…
(大声で)よーし!

飲むぞーっ!
はい!?

3人で… 3人で飲もう!

いや…
ああ 也映子ちゃん もう十分

ああ…
だーっ…

だって ねっ…

3人… 3人いる
ねえ 3人で飲むって

なかったですもんね ねえ
すごい ホント奇跡…

ああーっ 危ない
危ねえ

也映子ちゃん 飲みすぎ
ちょっと…

えっ?
あっ…

フフッ…

もう少しだけ…

ねっ 飲みましょうよ 3人で

<神様 ありがとう>

<私達を ここに…>

<たどりつかせてくれて>

♬~

あっ イッテエ…

(芙美)理人君 理人君

あのね あのね あのね…
おはようございます ごめんなさい

朝飯 食えなくて…

ねえ 理人君

告白しようとか 思ってる?

何で…!? あっ…

イッ…
昨日 ヒロ君のお友達と

ママ友達とね
ラザウォークのキッズランドに遊びに行ったの

そしたら
隣に占いコーナーができててね

ちょっと行ってみよう
ってことになって

ヒロ君のこと 占ってもらうついでに
家族全員のこと 聞いてきたの

そしたら…
何で 家族全員?

弟さんに 失恋の相が出てるって
はあっ!?

弟さん 今 メチャクチャ気持ち
盛り上がってるけど

もし告白とかしようと
思ってるなら 絶対 11月24日以降

24日…?

今 言っちゃうとフラれちゃうし

何か 大事なイベントとかも
失敗しちゃうんだって

そんなこと気にしてられっか…
24日以降だよ

あっ…
はっ

あっ…
あっ…

ああ…

早いね 幸恵さんと私
これからレッスンだけど

あっ うん
いや あの…

ちょっと その…
時間 できたから

先 カラオケ行って
練習してようかなあと思って

ああ… そっか

そっか… そっか そっか…

じゃあ… あとで

待って

はい?

《今 言っちゃうとフラれちゃうし》

《何か 大事なイベントとかも
失敗しちゃうんだって》

えっ?
いや… あっ うん

あとで

うん… じゃあ

<何なの?>

《俺が今
一人で眞於さんのとこ行ったら》

《別の意味が生まれちゃうでしょ?
それは違う 俺は 今は…》

<「違う」って 何が?>

<「今は…」 何なの?>
きーっ…

あ~っ… 占い 信じるとか

俺は 乙女かっ

ごめん
もう二人とも見てらんないわ

あっ…
あれから1週間 何してたの?

分かってるのよ
余計なお世話だって

でも…
全部 終わってからでいいですか?

それは 3コン?

まず バイオリンは
ちゃんと弾きたいです

3人で

それは 私も

何か… 結果 まずいことになって

3コン ダメになるとか 嫌ですから
ウッフフ…

いや だって 二人とも もう…

えっ?
あっ… うん…

うん 分かった

じゃあ それまでは
普通に してよう

いつものノリで ねっ?
あっ… うん…

いつもの…
うん

いいですか? 物理的に 今
あなたが一番うまく弾けてなきゃ

おかしいんですよ
それが何ですか これですか?

レッスン料 払い損ですか?
何…

てか 急に 空気 変わってない?

当たり 強くない?
何の?

クックックッ…
北河さんも

あなたが 一番ブランク長いんですから
そこ 自覚してください

はいっ すいません!
今日からは 真剣にやります

今まで真剣じゃなかったんすか?
えっ? いや…

や… やってましたよ 真剣に
違う…

さらに 今日からさらにって意味よ
当たり前ですよ

あと2週間ですよ
あ~っ それ 言わないで

あーっ また マニュアル?
あっ?

あっ? プログラム

うわあ 素敵~

理人君が作ってくれたの?
本番

11月 24日

あと2週間です
うっ…

でも…

何か… あれかな

ちょっと地味かな
はっ?

ああ そうね
えっ!?

いや これはこれで すっごい…
すっごい いいんだよ だけど…

ちょっと 洗練されすぎっていうか
弾くの 私達だしね

どうとでも直すから
とにかく弾け!

どうするんですか?
俺達 大丈夫ですか? 今の演奏で

否定的なことを言うのは やめよう
いや 否定じゃなくて疑問だよ

純然たる疑問
疑問より 希望を持とう!

ねっ? ねっ?
幸恵さん いいこと言う さすが

年の功!
也映子ちゃん 残念 ひと言 多い

ごめんなさい
じゃあ じゃあ 希望を持つとして

どこに見いだしますか? あっ?
あと1週間で 北河さんが

「星に願いを」で
へばらないようになるとか?

也映子さんが 音 外したまんま
突っ走らないようになるとか?

理人君が カッコつけて
目つぶって弾いて 隣の弦

弾いちゃわないようになるとか
目なんか つぶってないですよ

曲の途中で すぐ眠くなるのは
あなたでしょ?

私はね 曲に没頭してるんです
没頭するから 突っ走るんでしょ?

やめて やめて やめて
不毛な つぶし合いは やめて

私達は 仲間よ

は~っ…

とにかく 練習しましょう

それぞれ 色々 忙しいと思うけど

できる範囲で

そうね

できる範囲でね

では 曲名の「ラルゴ」の意味を
しっかりとらえて

ゆったりと

幅広く

極めて遅く

でも 堂々と

<まるで 私達のように…>

<ゆるやかに>

<進もう>

せ~の…

(バイオリンとピアノの演奏)

(♬~ラルゴ)

♬~

お義母さん ごめんなさい
うるさいですよね

(由実子)いいのよ

今週末でしょ?
しっかり練習なさいよ

恥をかかないように

はーい!

ヤマトライティングの…

井上さん

はい 分かりました
お疲れ様です はい

あ~っ もう なかなか弾けない

(敏美)あら 今頃 どこ行くの?

ああ 練習
飛翔 起こしちゃうと悪いから

(良太郎)
ああ 理人 今度の日曜の あれ…

俺達も行っていいのか?

あっ… あっ いや…

俺達は… なっ…

いいよ
えっ!?

いいの?
そうか

いや… ヤダ… 楽しみ~

(侑人)わ~っ ヤベえ
こんな時間に食いすぎた

俺も ちょっと走ってこよ~っと

何で?

まあ 行こうよ

う~っ 寒い… 暗い
誰もいない 怖い!

だったらもう 帰れよ

(音を出す理人)

でも…

まあ ちょっと聴いていくよ

お前…

カッコよくなったな

はっ?

♬~

お~っ 寒空の貴公子!
うるせえっ

弓が震えませんように
音 外しても

すぐ 戻ってこられるように

できるだけ楽しく…
楽しんでもらえるように

よしっ

頑張ろう!
(也映子・幸恵)おーっ!

(弱々しく)お~っ…
ちっちゃ…

(多実)お客様 来たよ

(健治)おっ 中 意外と広いな
(洋子)ああ… ねえ

也映子

いらっしゃーい
(亮介)どうもー

(晴香)来たよ~
いやあ~ 双子ちゃーん

かわいい~

えっと…
あっ…

両親です

あと いとこの晴香ちゃんと
旦那さんの亮介さんです

で 双子の…
(晴香)柊と

蓮です
ヤエちゃん 久しぶり

何だよ 元気そうじゃん
まあ ここまで来るのに

ねっ 色々ありましたけど

娘が お世話になって…
いえ こちらこそ

北河です
加瀬です

ここ 自由に使ってくださいね
ありがとうございます

何か足りないものがあったら
おっしゃってくださいね

(多実)次のお客様
いらっしゃいました!

(コーちゃん)ちょっ… 俺
いいのかな? いいのかなあ…

ありがとな

(結愛)私一人じゃ 来づらいから
うん

あっ こんにちは

こんにちは

あっ! ご無沙汰してます
清水さん 来てくれたのね

どうぞ 座って どうぞ

ピアノ 頑張ってね
うん

(侑人)すいませーん あの…

あーっ 兄貴

みんな 着いた?
いや 来たんだけどさ

飛翔が そこで ぐずっちゃって…
あーっ いいですよ いいですよ

とりあえず 中 入っちゃって
ください 寒いじゃないですか

そうそう そんな かしこまった
あれじゃないですから

すいません お邪魔します

おい

(泣いている飛翔)

すいません ふだん わりと
機嫌のいい子なんですけど

侑ちゃん 私 やっぱ 外にいるよ
いや なら 俺が外行くから

しばらくすれば 慣れるわよ

人が いっぱいで ビックリしちゃった
のよね 双子ちゃんもいるのよ

えーっ 双子ちゃん?
こっちですよ どうぞ どうぞ

あっ… 理人の父です

妻です
どうも

それで これと これが息子達で

娘と孫です
北河です

娘でーす
どうも 小暮です

あっ ここの… 父と…
ここのね… どうも 初めまして

お世話になってます
よろしくどうぞ

じゃあ 奥 座っちゃってください
どうぞー

どうぞ どうぞ

うち 遅いね
そうね

電話してみよっか?
(由実子)痛い 痛い痛い だから

そういう引っ張り方すると 痛いの
(多実)おばあちゃん!?

おばあちゃん
ああ…

まあ… 皆様 おそろいで…

こんにちは
(一同)こんにちは

北河です どうぞ よろしく

コート お預かりします
あっ そうね…

お持ちします
ああ… ありがとう

よいしょっ はい

左腕からがいいですよね
はい

すいません よいしょっ…

じゃ こちらへ どうぞ
至れり尽くせりねえ

クッション これ 使ってください
どうも ありがとう

大丈夫だった?

(弘章)もう 支度に時間かかって…

化粧が終わらない 終わらない
フフッ…

今日は 一段とキレイね

ホント お前 大変だな

えっ?

あっ…

幸恵さん… 旦那さん?

ああ… 初めてだっけ?

えっと… 夫です

どうも北河です お世話になります
こちらこそ

うん?
うん?

あっ いや… すいません
こっち どうぞ

では… そろそろ
聴いていただきましょうかね

そうね
(良太郎)よっ 待ってました!

えーっと じゃあ…

あっ… 開会の…

お言葉を
えっ!?

私!? いや 何で…

年長者 こういうのは
えーっと 困ったな

(一同)ハハッ…
えーっと…

え~っ 去年の5月に

駅前のバイオリン教室で
偶然 出会いまして

う余曲折ありつつ
今日まで仲よく…

仲よく?

(笑いが もれる)

約1年半 練習してきた…

3人のコンサートです

では… 始めます

よっ!

(♬~星に願いを)

(手拍子が始まる)

♬~

(♬~Someone to Watch Over Me)

♬~

(♬~ラルゴ)

♬~

(歓声と拍手)

あ~っ 疲れた

(一同)ハハハッ…
あっ… ごめんなさい

えっと… 次で

最後の曲です

その…

そもそも このコンサートは

去年の秋の発表会に
私が出られなくて

3人で どうしても弾きたい曲が

私だけ 弾けなくて

それを こちらの若い二人が

私にも 弾く機会を与えようと
気遣ってくれて

それで 今日 ようやく…

実現しました

(拍手)

お義母さん

えっ!? はい…

何だかんだ 嫌み 言いながら
バイオリン…

続けなさいって
背中 押してくれましたよね

ありがとう
いいえ…

そんなんじゃないわよ

多実ちゃん いつも
お母さんのこと 見ててくれて

色々 つきあってくれて
ありがとう

フフフッ…
ウッフフ…

えっと…

年齢も 立場も違う3人です

バイオリン教室がなければ
出会うことのなかった3人です

それが 笑ったり 泣いたり

時々もめたりしながら

弾けない人よりは
ほんのちょっとだけ弾ける

バイオリン好きの大人に
なることができました

私も この年になって よもや…

こんな若くて

楽しい仲間が…

フッ…

できるなんて…

思ってもみませんでした

ありがとう 也映子ちゃん

理人君

えっと…

北河さん そろそろ…

ああっ… ごめんなさい

何か 年とると すぐ泣いちゃう
もう…

長くなって すみません
あっ…

はあ~っ…

はいっ じゃあ

お二人も ひと言ずつ

はい
いやいや 俺は いいですよ

いえ 私も いいですって
(晴香)えーっ

何か しゃべってよ ヤエちゃん

言っちゃえ
アラサーの思いのたけを

ヤエちゃん!
言っちゃえ 言っちゃえ

じゃあ せっかくなので

(せきばらい)

こんな 和やかな空気の中

ご家族も いらっしゃる前で

こんな話をするのは
よくないかなって思います

すみません

でも…

今日 ここに…

来られなかった人の話を

しようと思います

私達の先生です

(庄野)ああ これ… 履歴書
お返しします

それと 契約の時に お預かりした
免許証のコピーと

はい すいません
ありがとうございます

週1回でも

続けて
いただきたかったんですけど…

はあ… そう言っていただけるのは
ありがたいんですけど

今は ちょっと…

そうですか

あっ… あーっと…

これ 2日くらい前に
加瀬さんが いらして

加瀬さん?
久住先生が来たら これを

渡してくれって言われまして

これ… 私のじゃないんですけど
はい

録音を聞いてほしいそうです

えっ?
じゃ 失礼します

あの…
さっき 幸恵さんが言ったとおり

大人のバイオリン教室は

小暮さん?
色んな人が ゆるっと…

ふわっと…

バイオリンだけで
つながっている場所なので

うまくなったところで
何の役にも立たないし

べつに… どうしても
続けなきゃいけない とか

そんなこともない

仕事や 学業が忙しくなったり

家族に何かあれば

まず 一番最初に

生活から 消える

そういうものです

実際…

私達が 1年半かけて
弾けるようになったバイオリンは

あの程度で… フフッ…

でも…

あの時

真っ暗な海に

放り出されたみたいだった私達に

唯一

投げられた浮き輪みたいに

このバイオリンが

私達を

ギリギリのところで
救ってくれました

音楽は…

そういう時に出会うんだ って

眞於先生が 言ってました

今 眞於先生自身は

このバイオリンや

音楽というものに対して

とっても悔しい 苦しい思いを

してるのかもしれない

それは 私には

想像のつかない世界で

眞於先生の気持ちは

私には分かりません

でも

少なくとも私は

眞於先生のバイオリンが大好きで

先生のおかげで

ここまで来れた

きっと 私は この先

たとえ…

バイオリンを
続けてなかったとしても

何度も…

何度も

先生が出会わせてくれた音楽に

救われると思います

眞於先生は

私に…

そういうものをくれました

あっ… あっ

ごめんなさい

ちょっ… ちょっと

しゃべりすぎちゃったかな?
ううん

ついでに最後 締めてくださいよ
えっ?

フフッ…

(せきばらい)

それでは 最後の曲になります

私達を

引き合わせてくれた曲です

今日は 皆さん…

本当に ありがとうございました

(♬~G線上のアリア)

♬~

《体験… ですか?》
《はい バイオリンの》

《はっ… 私も》
《もう一人》

《こちらの方も 体験です》

《お願いします》

《私と一緒に》

《発表会に 出てください》

♬~

《悔しい…》

《すっごく楽しみにしてたのに》

《楽しくしてれば…
こっちの勝ちだ》

《小暮さん… いや…》

《也映子ちゃん》
《はい》

《ありがとね
私と仲よくしてくれて》

♬~

《「G線上のアリア」は 2つのブロックに
分けられます AとBです》

《理系だ》
《理系だわ》

《今 それ 関係ありますか?》

♬~

《好きです》

《時間を
無駄にすることになります》

♬~

《ここに来て》

《ホントに よかった》

《私 ここで救われました》

♬~

《コンサート やりませんか?》

《3人で》

《私が今日
一緒に過ごしたかったのは》

《間違いなく…》

《幸恵さんと 理人君です》

♬~

《あーっ! 3人 そろったー》

《3コン やろうね》

《3人で 3コン》

♬~

《今日 音 荒れてましたね》
《加瀬さんこそ》

《おならみたいな音
出してましたよ》

♬~

あっ もう お帰りですか?
はい

色々 お世話になりました

いえ…

大丈夫ですか?

ウッフ…

ハッハッハ…
えっ?

まさか こんなことになるとは
思わなかった

(眞於)はあっ… 私…

救われてしまいました
あの3人のバイオリンに

ああ…

これ 加瀬さんに

ああ… はい

3人の「G線上のアリア

最高だったって 伝えてください

(歌とギターの演奏が終わる)

はあ~っ いやあ~

もう 最高だったね~

泣けたわ~

あの最後の也映子ちゃんの言葉

もう たまんなかったわ
ハッハッハ…

もう 何回言うんですか
やめてくださいよ

幸恵さんだって 素敵でしたよ

いやあ 聞かせてあげたかったねえ
眞於先生に

ねっ?
ああ まあ…

うん?
どうした? 今日 ノリ悪いなあ

あっ! あんまり
飲んでないんじゃないですか?

いやいやいや
飲んでますよ 普通に

ウッフッフッフ フフフ…

フッフッフッ…
何? どうしたんですか?

セーブしてるのよねえ?

このあと… オッホッホッ…

や~だ~ もうっ…

ニヤニヤしてきちゃう
フッフッフ…

顔の筋肉が…

顔の筋肉が コントロール不能

私… 帰るわ
ちょっ ちょっ

ちょっ ちょっ… ちょっと
えっ?

大丈夫ですか? 幸恵さん
だいぶ酔ってますね

フッフ… もう 楽しくて…

「G線」も弾けたし

3コンも成功したし

こんな素敵なお店で
酔っ払えるし

もう 思い残すことないわ

でも…

幸恵さん 挨拶の時 何で…

うん?

旦那さんにだけ 「ありがとう」って
言わなかったんですか?

ああ 俺も ちょっと
気になってました

ああ… う~ん…
かわいそうじゃないですか

うん… そうね

何か…

てれくさかったのかな

まだ許せないんですよね?

はあ~っ…
うん? 許せない?

何だ 知らないのか
えっ?

まあ 君は…

いいや
いや 何で?

あっ! っていうか…
何?

っていうか 理人君さ
誕生日だったんじゃない?

ああ… てか 相変わらず
急に思い出すね あなた

えっ そうなの? あっ…

11月か あっ そっか

えっ? えっ!? 21?

えっ?
はい

や~だ~ もうっ おめでとう!

え~っ 21…

会った時 19だったのに
そっかあ 21…

嘘~
いや 何 驚いてるんですか

そんだけ あなたも
年とってるんですよ

やめて
えっ?

それ ダメージ 強いの
私の方だから

あっ…

はあ~っ いつまでたっても
ダブルスコア

いや… いやいやいや
いや でも このままいけば

どこかで ダブルスコアでは
なくなりますよ だって…

21で 42

22で 44だから…

あれ?
幸恵さんって 今 いくつですか?

ホントに理系だな お前は!
えっ?

デリカシーを持て デリカシーを

あら? えっ? やだ
今 「幸恵さん」って

はっ…
気になってたのよね ずっと

こっちは 「也映子さん」
こっちは 「北河さん」

この差だよなあ~ って
はい?

何? 幸恵さん
そんなこと気にしてたんですか

かわいいなあ もうっ
はあ~っ いいわあ

呼ばれないもんね もう… あっ

也映子ちゃんは呼んでくれるね
あっ あと…

お義母さん 言ってるわ
「幸恵さん」って ハハハハ…

ねえねえ もっと呼んであげて
いや べつにいいですよ

幸恵さん
もっと もっと!

いや 幸恵さん
おっ… おお…

もっと もっと もっと!
ウンッ

幸恵さん… 幸恵さん!

幸恵さーん
あ~っ ちょっと やめて やめて

これ 何かのハラスメントだわ

何か 逆に酔いがさめてきちゃった
ちょっとトイレ

行ってらっしゃーい

何か… 頼む?
うん? あっ いや…

もう…
あっそう?

やっぱ頼むわ
うん うん…

何 飲む?
あっ…

じゃあ… すいません

あっ あの…

これ もう1つ
えっ…

大丈夫… なの?

バイオリン…
えっ?

どうするの? 続ける?

ああ… まあ…

バイオリン自体は
うんうん

じゃあ… また 幸恵さんと一緒に

ちょいちょい練習する?
月イチとか

いやあ… だったら…

金 払って レッスン通えよ
って話でしょ?

ああ…

じゃあ…

来ない? また…

幸恵さんと3人のレッスン

いや…
ぼちぼち就活も 本格的に始まるし

そっか… もう…

3年の冬か

はい

あのさ…

うん?

俺ら もう…

バイオリンで つながろうとしてる
場合じゃないですよね?

あの…
(店員)テキーラ

ああ… どうも… はい

(一気に飲み干す)

ダメダメダメ 理人君… はっ

也映子さん!
へっ? あっ…

はい

いや ダメだな 却下

はい?

えっ?
酒の勢いで言って

また 全然 覚えてないとか
思われても困りますから

勝手に…

自己完結しないでください

すいま… せん

いえ

あの…
はい

明日… 日曜

時間… あり… ますか?

えっ?
会って 話 したいです

分かり…

ました…

<やっと 安心できる場所に
たどりついたのに>

<また 真っ暗な海に放り出される>

<今度 泳ぎ着く先は
天国かもしれない>

<でも…>

<地獄かもしれない>

<結局…>

<神様は>

<ドSだ>