ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

まだ結婚できない男 第9話 吉田羊、深川麻衣、塚本高史、咲妃みゆ、平祐奈… ドラマのキャストなど…

『まだ結婚できない男 #09【偏屈男が素直になって悪いか!!】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 桑野
  2. 早紀
  3. 有希江
  4. 美香
  5. 結婚
  6. 今日
  7. 大丈夫
  8. 田村
  9. お願い
  10. 人生
  11. 桜子
  12. 中川
  13. 香織
  14. 今夜
  15. 映画
  16. 失礼
  17. 本当
  18. 木村
  19. お芝居
  20. スープ

f:id:dramalog:20191203221930p:plain

『まだ結婚できない男 #09【偏屈男が素直になって悪いか!!】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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まだ結婚できない男 #09【偏屈男が素直になって悪いか!!】[字][多][デ]

「偏屈男が素直になって悪いか!!」
阿部寛 吉田羊 深川麻衣 塚本高史 稲森いずみ

詳細情報
番組内容
桑野(阿部寛)が仕事中に倒れ、中川(尾美としのり)の病院に運び込まれる。見舞いに訪れたまどか(吉田羊)、有希江(稲森いずみ)、早紀(深川麻衣)は、皮肉も全く言わず、いつになく素直で別人のような態度の桑野に大いに驚く。病気をきっかけに桑野が“いい人”になったと喜ぶ有希江と早紀に対して、普段から桑野とケンカばかりのまどかだけは、素直なのはあくまで一時的なものに違いないと疑うが、
番組内容2
有希江から「桑野さんに厳しすぎ」と指摘されてしまう。

案の定、まどかは回復した桑野とまたもやささいなことで言い争いに。有希江や早紀には好意的なのに、なぜ自分には皮肉ばかり言うのか―。納得がいかないまどかに対し、早紀は、男と女の間には言葉と感情が裏腹になることがあると力説。それを体現した自分の舞台を見にきてほしいと、まどかたちを誘う。
番組内容3
数日後、都合が悪くなり、舞台に行けなくなったまどかが困っていると、偶然桑野がやって来て、自分が代わりに行くと言い出す。早紀が、桑野には来てほしくないと言っていたことを思い出したまどかは慌てるが、一度行く気になった桑野を止められず、結局、桑野と有希江が舞台を見に行くことに。まどかは2人のデート(?)が気になって…。
出演者
阿部寛 

吉田羊 
深川麻衣 
塚本高史 
咲妃みゆ 
平祐奈 

阿南敦子 
奈緒 
荒井敦史 
小野寺ずる 
美音 

RED RICE(湘南乃風) 
デビット伊東 
不破万作 

三浦理恵子 
尾美としのり 
稲森いずみ 
草笛光子
スタッフ
【脚本】
尾崎将也結婚できない男』『アットホーム・ダッド』『シグナル 長期未解決事件捜査班』(関西テレビ)他
【演出】
三宅喜重関西テレビ)『結婚できない男』『パーフェクトワールド』『僕のヤバイ妻』『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』 
小松隆志(MMJ)『結婚できない男』『美しい隣人』『白い春』(関西テレビ) 
植田尚(MMJ)『結婚できない男』『サキ』『まっすぐな男』『鬼嫁日記』(関西テレビ
スタッフ2
【チーフプロデューサー】
安藤和久(関西テレビ) 
東城祐司(MMJ)
【プロデューサー】
米田孝(関西テレビ) 
伊藤達哉(MMJ) 
木曽貴美子(MMJ)
【制作】
関西テレビ 
MMJ(メディアミックス・ジャパン
ご案内
詳しい情報は番組ホームページへ!
「まだ結婚できない男」で検索!

 

 


♬~

ガン!
(桑野信介)ん?

あぁ…。

はぁ… 大変。

♬~

≪(足音)
100…。

≪いかがでしょうか?
あっ。

どうも ありがとうございました。

いえ
お役に立ちましたでしょうか?

ええ 十分。
はい。

何か おかしいな これ。

あの トイレありますか?

あっ… ははっ
お手洗いは こちらですが。

ここじゃなくて。

(村上英治)結婚する前に俺がさ

うちに帰ったら
明かりがついてて

晩ご飯の用意してくれてる
暮らしがしたいなって言ったら

彼女が言うんだよ。

偶然ね 私も同じよって。

(詩織)ふぅ~ 気が合う夫婦。
うん。

だから 交代でご飯作って
待ってることにしたんだ。

(丸山)へぇ~ 平等でいいですね。
うん。

(映子)
令和の時代にふさわしいですね。

ねぇ~ 結婚はいいよ。

君たちもしたほうがいいよ。
そんな気がしてきました。

ふっ 平等なのは最初だけだろ。

そのうち 英治が毎晩 飯作って
待ってるはめになるぞ。

今日は ちょっと
桑野さんに反論させてください。

何だよ。
桑野さんは

結婚は古いシステムだって
言ってましたよね。

ああ。
違いますね。

何だ 理論武装してきたのか
言ってみろ。

若い世代が お金がないから

結婚できないって話を
聞くじゃないですか。

でも 結婚して共稼ぎすれば

家賃とか食費とか光熱費とか
折半できるんで

むしろ 金がない人ほど

結婚したほうがいいって
いえますね。

金がない男と結婚したい女が

どれほどいるかという問題を
解決できたらな。

それは個別の問題っていうか。

議論から逃げたな。

金のことだけじゃなくて

結婚すれば おうちご飯で
栄養バランスもとれて

こんないいこと
ないじゃないですか。

パチン!
お前の理論は穴だらけだ。

おうちご飯は1人でもできんだろ。

なぁ なぁ。

あっ いや すいません。
桑野さんは特殊なんですよ。

普通は1人で食っても寂しいし

面倒だから つい外食ばっかりに
なっちゃうんですよ。

それに
桑野さんのおうちご飯って

どうせ肉主体でしょ。

栄養バランス的に
どうなんですかね。

(詩織)
あっ 桑野さんが反論できない。

よし。

(桜子)こんにちは。
あっ こんにちは。

(桜子)あっ 英治君。
うん。

(桜子)今日 夕方
エステ寄って帰るから

夕食係 交代してくれない?

えっ 俺も歯医者なんだけど。

今日しか予約取れなかったの
お願い。

わかりました。
ありがとう。

コーヒー 頂きます。

つかの間の勝利だったようだな。

べつに勝負なんかしてないし。

うっ うぅ…。

えっ ていうか 桑野さん
どうかしたんですか?

うっ…。
(詩織)えっ 桑野さん?

痛ててて…。
(丸山)大丈夫ですか?

今朝から腹が…。

えっ だったら早く言いなさいよ!

反論できなかったのは
この腹痛のせいだからな。

今 そんなこと どうでもいいから。
(映子)救急車 呼びます。

うん
呼んで 呼んで 呼んで 呼んで。

大丈夫なんですか?
(詩織)大丈夫ですか?

≪ピーポー ピーポー…(サイレンの音)
救急車が通ります。

痛ててて… あぁ~。

おい ちょっと待ってくれ。 おい!
(中川)おっ。

あっ…。
(中川)何だ 信介 どうした?

頼む
あの女医にだけは知らせるなよ。

あぁ~ わかってるよ。

どうしたの? こいつ。

(吉山まどか)
えっ 桑野さんが倒れた?

(有希江)そうらしいの。
(留美)お待たせしました。

ありがとう。
(早紀)それで 大丈夫なんですか?

ていうか原因は何? 病気?

急性胃腸炎だ。

疲れが出たんだな。
後は1人暮らしによる不摂生。

まあ お互い
もう若くないんだ 気を付けろ。

10年前から
同じこと言いやがって。

10年前だって
既に若くないんだよ。

あぁ~ 痛っ。
(中川)救急車 呼んだり

世話してくれる人がいて
良かったよな。

1人で倒れて
そのままだったらどうする?

≫コンコン コン!(ノックの音)

♬~

失礼します。

どうも。

大丈夫ですか?
まあ。

(有希江)倒れたって聞いて
びっくりしました。

(早紀)命に別状ないみたいですね。

一応。
ドン ドン!

あっ。

この人は この病院の院長の中川。

妹の旦那です。

どうも。
どうも。

それから
あちらは弁護士の吉山さん。

はじめまして。

それから
カフェのオーナーの田中さんだ。

はじめまして。

それから…。
女優さんですよね? え~っと。

(早紀)あっ 戸波早紀です。

あぁ~ 見ましたよ ネットで。

えっ 何を?
(中川)いいな~。

こんなに美女が
見舞いに来てくれるなんて。

実は お前 モテ男だったのか?
ドンドン ドン!

いやいや いや…。
全然あれなんで。

(中川)でも 普通
どうでもいい人の見舞いには

来ないでしょ。

ははははっ。
お前 仕事は?

あっ そうだ。
じゃあ お大事に。 ふふっ。

冗談じゃなく

心配してくれる人が
いるっていうのは

ありがたいことだぞ。

では 失礼します。
どうも。

(中川)はぁ~ ははっ。

(早紀)ははっ。

あっ これ つまらないものですが。

あの うつる病気じゃないんで。

あっ。
ははっ。

じゃあ ここ置いときますね。

(有希江)
やっぱり 少し顔色悪そうですね。

(早紀)
桑野さんでも弱ることあるんだ。

人間だから。
ははっ。

いつも
人に皮肉ばっかり言ってるから

罰が当たったんじゃないですか?

そうなんですね。

えっ?

心配してくれて

どうも ありがとうございます。
えっ。

何か桑野さんが素直。

もうちょっとつついてみたら?
うん。

あの この機会に
心を入れ替えたほうがいいですよ。

いや それ 言い過ぎ…。

確かに そうですね。

ほんとに弱ってる。

はっ 僕をいじめるなら今ですよ。

よし 何言ってやろう。

(有希江)そんな 病人なんだから。

(早紀)キャラの違いが出ますね。

冗談よ。
ははっ。

まあ とにかく

今日は わざわざ来てくれて
うれしかったです。

どうも ありがとう。
えっ… どうも。

いえいえ。
あっ そうだ。

バナナ 食べますか?

さっき
英治が置いていったんですよ。

(早紀)うわ…。

うっ… あぁ~。

あっ…。

どうぞ 取って。

(早紀)じゃあ 頂きます。

よいしょ。

頂きます。

インド産です。

♬「まだスイミー

♬~

♬~

♬ 不思議なことがあるよ

♬ 綺麗なことがあるよ

♬ 秋の匂い

♬ 屈む風が僕を勇気づける

♬ 奥にかさばった遠い日の想い

♬ 今まだ晒せるだろう

♬ かなわずも

♬ 失くすことのない

♬ あの日覚えた小さな騒めきも

♬ 揺らめいて輝き増すように

♬ 日々を泳いだ

♬ もうすぐ君に逢いに行くから

♬ 君に逢いに行くから

♬~


結婚相手に欠点があったって
べつに いいんですよ。

後から教育しだいで
何とでもなりますから。

(有希江)なるほど
私は そこに失敗したのか。

ていうか 相手を教育しよう
っていう発想がなかったわ。

(早紀)でも 矯正不能な欠点って
ないんですか?

まあ それが こっちにとって
見逃してやれる範囲なら

べつに
気にしなくていいんじゃない?

なるほど。

人生の後輩から
こんなに教えられるとは。

(桜子)どうも。 ははははっ。

あっ そしたら

桑野さんでも
教育可能ってことですか?

あっ 絶対無理って人は除外で。

ううん 桑野さんでも
変わることがあるかも。

見たでしょ? 今日。

あっ あれね びっくりした。

えっ 何ですか?
桑野さんがね

素直だったのよ。
(桜子)えぇ~!

何か いい人になったみたいで。
ねぇ。

いや ふだん強がってたって
病気になったら不安なものよ。

(桜子)えっ じゃあ ほんとに
心 入れ替えたんですか?

う~ん かもしれません。
うんうん。

いや どうかな。

あれは所詮 一時的なものかも。

あぁ…
体調崩して弱体化しただけよ。

リバウンドするね きっと。
桑野さんは

変な人だけど悪い人じゃない。

優しいとこもあるし。

まどかさんは桑野さんに厳しすぎ。

いや そういうことじゃなくて。

あっ!

あれ?
あっ ちょっと早紀ちゃんちに。

あっ あぁ…。

今日は どうも。
もういいんですか?

ええ もう すっかり。

薬のんだら治りました。

良かったですね。

ええ まあ。

あの。

はい。

あっ… いえ。

じゃあ お大事に。

どうも。

あっ!

そうだ。

はい?

ごゆっくり。
どうも。

♬~(店内のBGM)

♬~

何ですか?
黒丹茶です。

実家の母が
大量に送ってきたんです

体にいいらしいので。

いいらしい?
あぁ~ 私は まだ飲んでなくて。

良かったら。

あっ お互い1人なんだから
余計に健康には気を遣わないとね。

まあ とにかく飲んでみます。

どうも。

あぁ~ 良かった。

桑野さん ほんとに人の言うことを
素直に聞くようになったんですね。

まあ 健康のことは
ちゃんと考えないとね。

お互い もう若くないんだし。

そうですね。

部屋で誰も知らないまま
孤独死なんてことに

ならないようにしないと。

まあ
もし部屋で1人でいるときに

具合が悪くなったりでもしたら
いつでも連絡ください。

ベランダを伝ってでも
助けにいきますから。

そういうの得意なんで。

ほんとですか?

冗談でも そういうこと言われると
うれしいです。

いや 冗談で
そんなこと言いませんよ。

ふっ。
そうですか。

ありがとうございます。

まあ 1人暮らしを
余儀なくされてる方に

少しでも お役に立てたらと。

余儀なく… どういう意味ですか?

いや べつに
大した意味はありませんよ。

あっ そうだ。

映画のチケットが
2枚あるんですが

行きませんか?
映画?

中川がくれたんです
こないだの病院の院長。

ほら どうせ

キャバ嬢 誘って
断られたんでしょう。

桑野さんが誘ってくれるなんて…。

あっ この映画 何か

二重三重に謎が張り巡らされてる
とかいうやつですよね。

はははっ。
私 そういうの けっこう

だまされちゃうんですよね。
ははっ ご安心ください。

僕が予習タイムと
復習タイムを作って

懇切丁寧なレクチャーを
しますから。

決して
置いてきぼりにはさせませんよ。

それは どうも。

でも 私 映画は
もっと気楽に楽しみたいかな。

あっ そうですか。

べつに無理にとは言いませんけど。

あっ いえ
行かないとは言ってませんよ。

でも
解説は特にしてもらわなくても。

要は僕と行くのが嫌なんですね。

解説せずにいられないんですか?

親切で誘ったのに。

あっ。

いつも1人で寂しそうだったから。

べつに寂しくないですよ
有希江さんや早紀ちゃんもいるし。

謎の女子会で
たあいもない話をするのが

そんなに楽しいんですか?

楽しいですよ。

桑野さんも うんちくを
おとなしく聞いてくれる人を

探したほうがいいですよ。 ふぅ~。

最後は自己正当化か。

はぁ~。

やっぱり。
何ですか?

おなか痛いのが治ったから
リバウンドしたんだ。

リバウンド?
みんなで話してたんですよ。

桑野さん 病気になって
心を入れ替えたのかもって。

そんな必要性は感じてませんけど。

あっ そうですか。

一瞬でも あなたが
優しくなったかと思った

私がばかでした。

これ いるんですか?

飲みます 一応。

毎朝ですよ。

はぁ~。

ふっ 虫の居どころでも悪いのか。

(田村)
本当は俺のことが好きなくせに。

(早紀)はぁ~?
そんなわけないでしょ。

あんたのことなんか
1ミリも好きじゃない。

この女に
のし付けて差し上げるわ。

(美香)ありがとう じゃあ頂くわ。

(早紀)
あぁ そう。 じゃあ これで

めでたし めでたしね。

(田村)ははっ よせよ そんな。
(美香)くん くん!はぁ~ ふふっ。

(田村)嗅ぐなって。
(早紀)何かムカつく。

こいつらだけ幸せになるなんて
許せない。

(美香)はぁ? 何か言った?

(早紀)こうなったら

はっ!
(田村)あっ。

≪はい。

え~っと

のし付けるって意味わかってる?
はい。

喜んで進呈するって
皮肉を込めた言い方ですよね

調べました。
あっ そう ならいいんだ。

後 この女は本当は彼のことが
好きだっていうのは わかってる?

えっ?

意識してることと 本当の気持ちが
食い違うってことあるだろ。

けんかしてても本心では好きとか。

けんかしてても好き?

(早紀)はぁ~ ヤバい わからない。
(美香)どうしたの?

(早紀)ねえ さっき
極さんが言ってたことわかる?

う~ん。

そういえば

ひどいこと言われて
嫌なやつと思ったけど

言われた中に
けっこう真実があるって気付いて。

ふふっ 急に その人が
気になってきたことがあったな。

ふ~ん。

♬~

体にいいらしいから。

(神崎)そうですか。

どう?

確かに体には良さそうです。

じゃあ 飲んでみるかな。

わかりました。

金田。

はははっ すいません ははははっ。

(神崎)どうぞ。

まずっ。

♬~

うわ 薬丸

1人バーベキューか。

楽しそうだな。

(留美)
お待たせしました ブレンドです。

ありがとう。

(早紀)
えっ またけんかしたんですか?

(有希江)詳しくは
語ろうとしないんだけど

何かあったみたい。

何でかな。 桑野さん

私がタツオの散歩頼んだら
快くやってくれるし。

早紀ちゃんには
好意があるんじゃないの?

(早紀)えっ?
でも 有希江さんにだって

お店の看板
作ってくれたんでしょ?

じゃあ 有希江さんにも
好意があるんでしょ?

ははっ まどかさんにだって。

全然。
でも まどかさんと桑野さんって

けんかしてても
どこか仲が良さそうっていうか。

はぁ~? 単に私が

嫌みを
言いやすい相手なんでしょ?

男の子って 好きな女の子
いじめたりするじゃないですか。

それは子供の話でしょ。

私たち いくつだと思ってるの。
年は関係ありません。

けんかしてても 実は好き
っていうのがあるんですよ

男と女には ねぇ。
まあ あるかな。

それは物語の中だけでしょ?

現実にもあるんじゃないですか?
ないない。

(早紀)えぇ~ どっちですか?
またわかんなくなってきた。

(有希江)えっ? 今やってるお芝居
そういう内容なの?

うん。 私の役が

1人の男を
他の女と取り合うんですけど。

激しいじゃない。
あっ そういえば

激しい恋をしろって
演出家に言われてたのよね。

う~ん 今は それより

男と女の間で言葉と感情が
裏腹っていう表現が難しくて。

難しそう。

(早紀)でも頑張ろう。

良かったら観にきてください。
はい。

まどかさんも。
ん? あっ いつ?

(早紀)チケットが残ってるのが
1日だけなんですけど

ご都合どうですか?

私 遅番 大丈夫ですよ。
あっ そう?

じゃあ 私 行ける。
私も大丈夫 行くね。

じゃあ 2枚 席取っときますね。
うん。

後 誰か 招待する人いるかな?

それこそ 桑野さん誘ったら?
えっ?

そうよ 桑野さんのポイント
上がってるんでしょ?

う~ん
それとこれとは別っていうか。

えっ 何で?
桑野さんには前に

芝居のだめ出しされたんで。

(回想)そもそも あなたは

どういうメソッドで
演じてるんですか?

内面からのアプローチよりも

状況のアプローチからのほうが
いいのかな。

そうだ。
芝居の前に まずは人間理解だ。

確かに あれはひどかったね。
う~ん でしょ。

(桜子)木村様は
1人暮らしの小さな家を

建ててほしいそうなんです。
ほう 1人暮らしの。

(木村)
この度 30年連れ添った妻と

離婚することになりまして

晴れて1人になるんです ははっ。
それは おめでとうございます。

(木村)
あっ ありがとうございます。

で これからの人生を
考えてるとき

桑野さんの発言を
ネットで読みまして。

(桜子)
例のシンポジウムの発言ですね。

人生100年時代の。
あっ あれか。

(木村)人生100年なら

まだ30年以上
残ってることになります。

第2の人生を
これから どう1人で生きるか。

あっ
私 翻訳関係の仕事をしてまして

まだ当分働けますし。

じゃあ
金銭的には問題ないんですね。

ええ 幸い。

ですから 1人で
快適な暮らしができる家を

是非 桑野さんに
造っていただきたいんです。

わかりました。

いや どうも世間には

1人じゃ
幸せになれないというような

間違ったイメージが
広まってますよ。

うそですよね そんなの。
1人でも

第2の人生を快適に暮らせる

それを証明するための家を
設計してみせますよ。

よろしくお願いします。

≪イェ~イ すごい。

あっ 広いわね。
眺めもいいよ。

あっ ほんと?

こっちだ。

そうちゃん
走ったら危ないよ もう。

こら。
こら。

(棟梁)
ははっ やっぱり家族はいいな。

家は家族で住むに限るよな。

人生の多様性を知らんやつだ。

何だと?

どうせ言ってもわかんないだろ。

お前 自分が どうして
結婚できないか知ってるか?

何だよ。
ははっ。

教えない。

くそ。

(香織)先生 確認ですけど

今日6時から打ち合わせですよ。

えっ そうだっけ?

あぁ~ しまった。

あぁ~ 変更になったの忘れてた。

今夜 早紀ちゃんのお芝居なのに
どうしよう。

香織ちゃん 代わりに行かない?

あっ いや 私 今日はちょっと。

はぁ~ どうしよう。

あっ あの 友達で
お芝居 好きな子がいるので

電話してみます?
お願い。

(香織)は~い。
はぁ~。

≫コンコン コン!
はい。

(香織・まどか)あっ。
(香織)いらっしゃいませ。

どうも。

今更ですけど。
はい。

どうして
いつもバナナなんですか?

だって 好きだって言ったから。

 


ちなみに 僕もバナナ 好きなんで。

なるほど。

で 今日は何ですか?

まあ 先日の発言に

ちょっと
いき過ぎがあったかと思いまして。

そうですか。

何か私に
お願い事でも出来たんですか?

えっ?
そういうこともないと

あなたが わざわざ
わびを入れにくるとは思えません。

ほら すぐそうやって人を。

何もないんですか?

事務所に架空請求してくる
業者に対応するのに

弁護士の名前があったほうが
早いと聞きまして。

ほら。

嫌なら べつにいいんですよ。

嫌とは言ってませんよ。

わかりました 検討します。
お願いします。

はい。

あれ? これ。
あっ

早紀ちゃんのお芝居です これ。

でも 私 都合が悪くなって。
(香織)すみません。

友達 お芝居だめみたいです。
あっ そう。

あぁ~ 今夜なのにどうしよう。

はぁ~。

もしかして

僕に行けって言ってます?
えっ?

桑野さんには前に
芝居のだめ出しされたんで。

いいえ そんなこと言ってません。

今夜7時

今夜は空いてるな。
あっ いや。

ちょうどいいじゃないですか。
あぁ~ いや えっとですね。

あっ 桑野さん これ
駅から30分ぐらい

歩くらしいですよ 劇場。
全然歩けます。

すごい座席が狭いんですって。
もうね こうやって

観なきゃいけないんですよ。
多分ね 桑野さんだと…。

(有希江)えぇ~ 桑野さんが?
そうなのよ。

本人 行く気になっちゃって
だめとも言えなくて。

う~ん でも 早紀ちゃん
桑野さんに

来てほしくないみたいなこと
言ってなかった?

まあ 客席暗いし

いても気付かないんじゃない?
そっか。

そうね。
うん。

あっ 観たあとで酷評して

早紀ちゃんのこと
傷つけたりしないように

そこは くぎ刺しといて。
わかった。

あっ。
どうかした?

ということは 私と桑野さん

2人で
お出かけするってことよね?

そうなるね。

嫌?
大丈夫。

うん 大丈夫よ。
ふふふっ。

ふふふっ。

じゃあ また。
うん またね。

お会計お待ちの方
こちらに お願いします。

お会計お待ちの方
こちらに お願いします。

≫こちらもいいですよね。
ははははっ。

は~い。
≪ありがとうございます。

(美香)ねえ ねえ… 完売だって。

(早紀)
えっ ほんと? えぇ~ ヤバい!

♬~(場内のBGM)

♬~

何で桑野さんが?

♬~

≫開演5分前です。

えぇ~ やだ もう どうしよう。

(美香)どうしたの?
元カレとか来てんの?

あっ。

(有希江)私 こういう小劇場って
初めてです。

ふっ 演劇は

脚本 俳優 観客の3者がそろって
成立するんですよ。

まあ そういう意味で言えば

観客と俳優の近い小劇場は

演劇のだいご味を
味わえる場だといえます。

そうなんですか。
もともと小劇場演劇は

60年代に
新劇に反発した若者たちが

旗揚げしたのが最初で。
たいへん長らく…。

だから…。
お待たせいたしました。

それでは
ただいまより開演いたします。

続きは 後ほど。
(有希江)はい。

スマートフォンなど
音の出るものは

電源をお切りください。

(有希江)桑野さん。
僕は もう切りました。

(有希江)そうですか。
あっ マナーモードもだめですよ。

振動音は
意外と響いてきますからね。

(早紀)あなた
魚をさばける女が好きって

私に言ったじゃない。
(田村)いや まあ。

(美香)私には マカロン
作れる女が好きって言ったわ。

(田村)あっ うん。
どういうことよ。

私 あなたのために
まぐろの目利きまで

できるようになったのよ。
(美香)私なんて

フランスで半年間も修業したわ。
あぁ~ もう。

そういうアピールとか
ウザいだけだから。

(早紀)なんて言いぐさよ。
魚も食べたいし

カロンだって食べたい。
人生って…

そういうもんだろ。

(美香)開き直ろうっていうの?
悪いけど これから

北京ダックの女と会うんだ。

ペ…。
(早紀・美香)北京ダック?

(田村)今日は中華な気分なのさ。

(早紀)ねえ お願い 私だけを見て。

(美香)
いいえ 私だけを見てちょうだい。

あっ!

猫?
(美香)猫?

ニャ~ン。

(早紀・美香)
犬が好きなんじゃなかったの?

(田村)あっ 終電に間に合わない。

じゃあ。 こん!

≪ははははっ。
≫ははははっ。

(早紀・美香)悔しい~!

ガチャ!
どうぞ。

靴のまま お上がりになって。
おじゃましま~す。

(早紀)あぁ~ やりにくい。

今日 何か芝居が硬いよ。
すいません。

頼むよ。
はい。

(田村)お疲れっす。
≫はい。

(田村)お客さんで
全然笑ってない人がいる

3列目の あのでっかい人。
面白くないのかな?

すいません あの
気にしないでください。

何で君が謝んの 知り合い?

えっ? いや…。

(美香)あっ 次 早紀の見せ場ね。

ファイト!

どうしよう。

本当は俺のことが…。

ポキッ
好きなくせに ふぉ~!

はぁ?
そんなわけないでしょ。

あんたなんか
1ミリも好きじゃない。

この女に
のし付けて差し上げるわ。

一寸先は闇
何が起こるかわからない。

それが人生よ。

武器が何もないわ。

≪おっ!
≪どうも ありがとうね。

早紀ちゃん いないのかな。

あっ あの。
(美香)はい。

戸波早紀ちゃんは?

あぁ… トイレに籠もって
出てこないんです。

泣いてるみたい。
えっ?

あの なかなか斬新な展開で
良かったと伝えてください。

ははっ。 あっ これ 彼女に。

あぁ… ありがとうございます。

(早紀)うぅ~ そうですよ。

かんぱ~い。
桑野さんのせいで。

桑野さんのせいって どうして?

桑野さんが
客席から変なオーラ出すから

私の本来の実力が
出せなかったんです。

ごめんなさい。

私が
桑野さん 連れてっちゃったから。

いえ。

私が未熟なだけなんです きっと。

あのさ

これから
桑野さんと食事するんだけど

来ない?

行くわけないでしょ。

はぁ~ そうね。

(圭子)もんじゃ 久しぶりだね。

(ゆみ)そうだね~。

あっ 伯父さんだ。

えっ? はっ

1人もんじゃ。
えぇ~。

お待たせしました。

(圭子)うわ~ あっ…。

(ゆみ)えぇ~?

伯父さんがデート?
誰?

(ゆみ)あっ 伯父さんが
よく行くカフェのママさん。

(圭子)そんな人いたの?
(ゆみ)うん。

ふふっ。
ちょっと ちょ ちょ…。

ん?
そっとしとこうよ。

少ないチャンス邪魔しちゃ
かわいそうだし。

(圭子)そうだね ふふっ。
≪お待たせしました。

(ゆみ)ちょっと ちょっと 行くよ。
うん はいはい はい…。

≪いかもんじゃと豚もんじゃです。
(有希江)ありがとうございます。

ごゆっくり どうぞ。
どうも。

(有希江)かんぱ~い。

あぁ~。
はぁ~。

ふふっ。

実は僕は
お好み焼き派だったんです。

もんじゃというのは
あんまり好きじゃなくて。

あぁ~ そういう人いますよね。

でも お好み焼きより
もんじゃのほうが

カロリーが少なくて
ヘルシーなんですよ。

そうなんですよね。

私も下町育ちなんで
昔っから好きでした。

気軽なところがいいですよね
もんじゃって。

気軽?

僕は最近 知ったんですが
もんじゃというのは

作り方しだいで
味が激しく変わるんですよ。

えっ そうなんですか?

やってもいいですか?

どうぞ。

まずは初動が肝心です。

スープと材料を
一気に鉄板に入れてしまうのは

邪道です。
えっ そうなんですか?

ですので 器は こう

水平に。

傾けると 中のスープが
こぼれてしまうので慎重に。

そして 具を炒めます。

 

具がしんなりしたら

次は土手を作ります。

ここで肝心なのは

真ん中のスペースの大きさですよ。

おぉ~。

じゃ そういうことで
よろしくお願いします。

よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

お疲れさまでした。
お疲れさまでした。

お疲れさまでした。
失礼します。

≪失礼いたします。

(香織)ありがとうございます。
≫ありがとうございます。

どうなったかな。

邪魔しちゃ悪いか。

いよいよスープを入れます。

ここで一気にスープを入れるのは
危険です。

土手が決壊してしまうおそれが
ありますからね。

ふぅ~。

完璧だ。

(有希江)違う。

えっ?

これは もんじゃじゃない。

じゃあ 何ですか?

あっ!はぁ… なんてこと。

ジュー!

こうやって ここが じゅ~!って
焦げてくるじゃないですか。

それを混ぜ混ぜして

ここをこそげ取って

こうやって食べるのが
おいしいんじゃないですか。

ふぅ~ ふぅ~…。

はぁ~ おいしい。

桑野さんも食べて。

(有希江)そうやって
お焦げになる一歩手前か

完全にお焦げになるか。

そこは好き好きで

ご自分のタイミングで
食べるんです。

あっ このとき 鉄板の温度にも
気を付けてくださいね。

鉄板って 大体 真ん中が熱いんで。

ふぅ~。

ほら おいしいでしょ。

なるほど。

うちの地元では
みんな こうやって食べてました。

これが本当のもんじゃです。

勉強になります。

♬~

ふふっ。

あっ ほら ここ ほらほら ほら。

あっ ごめんなさい。 はぁ~。

♬~

こんばんは。
あっ まどかさん。

有希江さん…。
ガタ!

いや!
いった…。

あっ 大丈夫。
今夜 大丈夫だった?

うん。

お芝居のあと 桑野さんと
もんじゃ食べにいったの。

そう。
何かひどい目に遭わなかった?

べつに。
えっ?

いや もんじゃ食べながら
うんちくとか

聞かされたりしたんじゃないの?

あぁ~ 何か言ってたけど

いいじゃない
もんじゃのうんちくぐらい。

えっ?
はぁ~ 楽しかったな。

楽しかった?
また行こうかな。

大丈夫?
やっぱり桑野さんいい人だし。

いや それ甘くない?

いや 桑野さんと結婚したら…

もし万が一 結婚したら
もんじゃだけじゃ済まないよ。

家の掃除のしかたから始まって
もう家事全般。

後 映画とか小説とか
時事ネタとか

もう あらゆることに 漏れなく

桑野さんのうんちくが
ついてくるんだよ。

そんなこと結婚もしてないのに
どうしてわかるの?

そりゃわかるよ
だって 桑野さんだもん。

もうちょっとおっきいな…。

私 人のこと
決めつけないほうがいいと思うな。

わざわざ
今夜のこと聞きにくるなんて

まどかさん

実は桑野さんのこと
気になってるんじゃないの?

えっ? まさか。

ないない ないない!
いやいや いや。

いや 有希江さんが
ちょっと心配になっただけ。

ほんとに?

そうよ。

そう?

わざわざ ありがとう。

うん。

はぁ…。

はっ!

♬~

はっ!

♬~

110番しますよ?

(工藤)これ。
えっ?

うんち袋 ラベンダーの香り

こないだ落としてったでしょ。

あなたのですよね?

はぁ… はい。

良かった やっと返せた。 はぁ…。

もしかして このために?

うん。

はぁ~ 良かった。

ストーカーかと思った。

ははははっ。

驚かして ごめんなさい。

いえ。

その子 名前何ていうんですか?

おもちです。
おもちちゃん。

うちの子は タツオです。

タツオ君 はじめまして。

おもちちゃん よろしくね。
ははっ。

♬~

あっ 木村さん。

どうも。

ん? どうかしましたか?

あの…
設計は予定どおり進めてますけど。

(木村)
すいませんが あの家の設計

1度
ストップしていただけますか?

えっ?
あの どういうことですか?

妻に訴えられました。
えっ?

あの土地には
自分に所有権があると言いだして。

建築の差し止めを
要求してきたんです。

向こうは弁護士を立ててます。

裁判になるかもしれません。

♬~

裁判所に訴状を出しておきました。
ご安心ください。

(玲子)よろしくお願いします。

このままじゃ
どうしても許せなくて。

わかります。

しっかりと こちらの権利を
主張していきましょう。

また次の動きがあったら
お知らせしますから。

(玲子)よろしくお願いします。
はい。

失礼します。

あっ!
うん?

いらっしゃいませ。

あっ 桑野さん どうしました?

どうも。
ははっ…。

ゆうべ 有希江さんと

もんじゃ食べて
楽しかったそうですね。

いろいろと
学ぶべきところがありましたよ。

そうですか。 良かったですね。

今日は もんじゃよりも
重大な話があって来ました。

何ですか?

これ。

あっ
私が出した内容証明ですけど

どうして桑野さんが?

僕がこの旦那さんの家を
設計することになったんです。

えっ 桑野さんが?

旦那さんは裁判になっても
闘うと言ってますけど。

そうですか。

何だか
ややこしい話になってきましたね。

バナナ 食べますか?

(丸山)桑野さんが証人?
1人は寂しいというのは

人として自然な感情でしょう。
異議あり

長野の母の事務所を
引き継ぐことになりました。

えっ?
有希江さんは桑野さんと

いい感じでしゃべれるから。

あなたの話を聞く前に
僕の話をしてもいいですか?


お前ら。