ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

大富豪同心 第5話 中村隼人、新川優愛、池内博之、石井正則… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『土曜時代ドラマ 大富豪同心(5)「地獄の沙汰も金次第!」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 御用
  2. 医者
  3. 爛堂
  4. 左右吉
  5. 同心
  6. 銀八
  7. 旦那
  8. 爛堂先生
  9. ハハハ
  10. 沢田
  11. 和泉屋
  12. 呼子
  13. 材木
  14. 八巻卯之吉
  15. 卯之
  16. 患者
  17. 菊野
  18. 橘町
  19. 江戸
  20. 荒海

f:id:dramalog:20191130211035p:plain

『土曜時代ドラマ 大富豪同心(5)「地獄の沙汰も金次第!」』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

無料で民放各局の動画視聴ができるTVerティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

土曜時代ドラマ 大富豪同心(5)「地獄の沙汰も金次第!」[解][字]

卯之吉(中村隼人)は、友人の医者・白雲軒(葛山信吾)の所で、貧しい人々にただ同然で医療をする爛堂(山田純大)という医者が居ることを聞き興味を持つ。

詳細情報
番組内容
霞ノ小源太一党が江戸で暗躍する。与力の沢田(小沢仁志)は、老中や町奉行から早く捕縛せよとプレッシャーをかけられ泥酔し倒れる。卯之吉(中村隼人)は、沢田の治療のため、友人の医者・白雲軒(葛山信吾)の所に連れていく、そこで、白雲軒から貧しい人々にただ同然で医療を提供する爛堂(山田純大)という医者が居ることを聞き興味を持つ。しかし、この欄堂には別の顔が…。
出演者
【出演】中村隼人新川優愛池内博之石井正則,小沢仁志,村田雄浩,柳下大渡辺いっけい稲森いずみ竜雷太,千代将太,寺井文孝,越村友一,武田幸三石黒英雄葛山信吾山田純大,【語り】林家正蔵
原作・脚本
【原作】幡大介,【脚本】小松江里子
音楽
【音楽】佐橋俊彦

 


♬~

≪(呼子笛)

≪御用だ!

≪(呼子笛)
(尾上伸平)御用だ~!

≪(呼子笛)
≪御用だ!

≪御用だ!
≪御用だ 御用だ!

≪(呼子笛)

(村田銕三郎)よし 合図だ!
挟み撃ちにしてくれる!

≪御用だ!
≪御用だ!
≪御用だ!

盗賊は…?
こっちには おりません!

(玉木弥之助)こっちにも おりません!

じゃあ どこ行った?

(2人)さあ…?

ばか野郎!

要するに 取り逃がした
ってことじゃねえのか? ええ!

(尾上)確かに
追い詰めたはずなんですが…。

(玉木)どこに消えちまったのか…。

(村田)今年に入って10件以上
今月は もう 2件目だ! くそっ!

この南の猟犬 村田様をこけにするとは

霞ノ小源太め ふってぇ野郎だ!
必ず とっ捕まえてやる!

(八巻卯之吉)あの~…。

お先に失礼しても よろしいでしょうか?

ああ…。

いいんですか!
今は猫の手も借りたいくらいなのに。

毎度の夜働きで
みんな へとへとですよ!

あいつはな 走れねえんだよ!
それに 暗がりが怖いときた。

いても 足手まといになるだけだ。

けど 腕は確かかも…。

ばか野郎! うわさじゃねえか。

俺は信じねえぞ。
この目で見ねえかぎり 決してな!

今回の捕り物が片づいたら

見習同心 ハチマキなんざ
お払い箱にしてやる。

あっちい~! ああっ…!

(2人)ヤマキです。

八巻卯之吉 実は 豪商・三国屋の若旦那。

同心となりましたのも
すべては金の力でございます。

ちまたでは
「剣豪同心」などと言われておりまして…。

あいつか。 評判の同心は。

あいつに首突っ込まれると… 面倒だぞ。

(くしゃみ)
(銀八)おっ?

誰か うわさしてる。

♬~

う~ん…。

お休みなのに 何をしておいでなのです?

いやね この一連の盗み
何だか変なところがあるんだよね。

この日時と場所に
霞の一党が押し入ったんでがすよ。

一定の間を置いて 盗みを重ねてるんです。

なぜ 間を空けるんでしょう?

そりゃ 次の仕事にかかる支度か

さもなくば 盗んだ金を使い果たすまでの
日数でがしょ。

≪(荒海ノ三右衛門)それなんでさあ!
荒海の親分さん。

いやね あっしも この一連の盗み
ちょいと おかしいと思いやしてね。

八巻の旦那のお役に立つかもと
調べたんですよ。

盗んだ金を どこで使っているのかとね。

(銀八)さすがでがす!

荒海の親分の張った網に
かかってこないわけがありません!

おうともさ!
けれど 今度ばかりは それが…。

ないんですかい?
へい…。

吉原や岡場所で
派手な遊びをしたとの話もなけりゃ

呉服屋で散財したってな話もねえんで。

おかしいですね。
それと もう一つ おかしなことが。

お聞きになってるかもしれませんが

押し入った金蔵に
千両箱が何個積んであっても

盗むのは そのうちの何十両かだけ。

義賊気取りなのかもしれやせんがね。

そこが分かれば この一件
片づくような気がするんですけどね。

なら この私が…。

えっ まさか 江戸市中を探索するとでも
言うんじゃないでがしょうね?

いけませぬか? 八巻…。

卯之吉様のお役に立つためなら
何でもいたします。

いいねえ! その心意気!

美鈴さんは関わらなくていいですよ。

それより 今日も そろそろ…。

(三国屋徳右衛門)
「何故に まだ召し捕れぬのじゃ!

わしの顔に泥を塗るつもりか~!」。

…と ご老中様が 大層
お怒りでございますよ。

「何が何でも即刻 捕まえよ!

でなければ
そちも安閑とはしておられんぞ~!」。

…と ご同席された お奉行様にまで。

ははっ…!

≪♬~(お囃子)

≪(歓声と笑い声)

≪♬~(お囃子)

♬~(お囃子)

♬~

(銀八)あっ ハハハ…!
(歓声と笑い声)

はあ~…。

(銀八)ハハハ…!
はい どうぞ!

(銀八)旦那~…。
(沢田)八巻!

おぬし また こんなことを お前…!

あっ… お前…。

[ 回想 ] 菊野!

♬~

この間は 本当に世話になった。

改めて 礼を申す。

(菊野)お手をお上げください。

私のような者に礼など…。

(せき払い)

(小声で)こちらも ほれてやんすね。

沢田様 どうですかい? ご一緒に。

あっ… いや 駄目だ。
わしは あの 酒は…。

沢田様!
どうぞ!

わしは てこでも動かんぞ。
ほらほら! おいでなさい…!

≪(沢田)ハハハ…! なあ! そうだろ?

我々町方が江戸を守ってるから
安泰なのだ。

老中とは… 奉行とは… もう じじいども
何やったっていうんだよ!

なあ! そう思うであろう?
はい。

あっ! 「はい」って言ったな。

お前 見事 打ち首だな。 ハハハハ…!

あんなに酒癖が悪いなんて…。
何で誘ったんでがすか?

野暮の極みだねえ。 ハハハ…。

あ~! うまい! ハハハ!

おう! どうだ?
わしはな 内与力となってから

女子のにおい 嗅ぐと
今朝 何を食ったのか

分かるようになった。
え~?

(沢田)おっ… 近う寄れ。
じゃあ におい 嗅がしてみろ。

アハハハハ…!

旦那 座が しらけてやんすよ。

しょうがないねえ…。

じゃあ いつものやつを いきますか。

(銀八)いよっ!
(芸者たち)きゃ~!

♬~(お囃子)

♬~

さあ… 持ってけ!

≪きゃ~!
≪待って 待って!

みんなが喜べばいいんだよ。
それこそ生き金だ。

さあ 持ってけ!

(芸者たち)きゃ~!

御用だ!

(いびき)

(いびき)

(龍山白雲軒)単なる飲み過ぎだね。

まあ 朝まで
ここで寝かせておけばいい。

すみません。 助かります。

しかし 相変わらず 患者がいませんね。

ああ…。 今日も
お前さんが運んできた この男だけだ。

まあ 医者に客が少ないのは
何よりのことさ。

あっ 春峰先生のお言葉ですね。

ああ。

このお二人 蘭方医である松井春峰の
同門でございます。

だが 実は そうでもない。

病人も けが人も 大勢いるが
みんな 爛堂の所に通ってる。

爛堂? どなたです?

はやりの医者だよ。

独学で学んだ昔ながらの漢方医だが
それより何より 治療代が安い。

おお… それは
結構なことでございますね。

何が結構なものか。

医者だって 伊達や酔狂で
大金を取ってるわけじゃない。

医術というものは 金がかかるものだ。
薬だって安くはない。

養生所のように 金のない者に
救いの手を差し伸べるのはいいが

そんな きれい事が続くわけがない。

それに 爛堂のおかげで
江戸の町医者たちがどんどん潰れている。

このままでは 俺も
ここを閉じるしかなくなる。

そうなったら 春峰先生の所で
必死に習得した医術の技も

世に広めることができなくなる。

それは困ったことですね。

ハハ… お前さんは お気楽でいいな!

気鬱の病でも治す医者になると
いいかもしれん。

まあ あの三国屋の若旦那だもんな。

卯之吉が同心をしているとは
思ってもいません。

そして 卯之吉はといいますと
その話題に上った爛堂という医者に

興味を持ったようでございます。

♬~

すごい繁盛ですね!
白雲軒先生のとこと 大違いでがす。

初めてのお方ですね。
ご病気ですか? おけがですか?

あっ いや その…。

気鬱でがす。 ねえ?

(爛堂)左右吉
腕を支えてくれ。 はい。

鍾馗様に似ているねえ。

鍾馗様とは
魔よけの神様でございまして

そのお札を貼っておくと

病が癒えると信じられておりました。

何 大したことはない。

あとは薬をあげよう。
毎日 貼り替えればよい。

はい。 ですが…。

分かっておる! いつでもよい。
気にするな。 なあ?

ありがとうございます!

気をつけて帰れよ。

(爛堂)次の方!

気鬱だそうだが
何か思い煩うことでも?

それが… 実は 先生にお目にかかりたくて
つい 出任せを…。

うん?

≪(左右吉)先生! けが人です!

(番頭)ごめんくださいましよ!

爛堂先生 けが人を連れてまいりました。
お前さんは?

橘町の材木商
和泉屋の番頭でございます。

人足が
倒れてきた材木の下敷きになったんで。

おお… はるばる けが人を
運んできたというのか。

橘町に医者はいないのか?
いや~ おります。

ですが こちらなら
お安く診てくださると聞きましたので。

和泉屋さんといえば 大店だ。

けが人の治療代も払えぬほど
困っていなさるのか?

まさか!

ただ このけがは当人の不注意。
材木も傷物になりました。

何で うちが
銭を出さなきゃならないのでしょう?

人の命と たかが材木。
どっちが大事なんだ!?

分かりました。
それなら 養生所に連れて行きますよ。

何?
(番頭)運んでおくれ!

まあ 待ってくださいな。

まずは けが人を診てやるのが先です。

このお人の言うとおりだ。
先に手当てだ!

まずは血を止めねば。

巻きつけるものを。
はい!

この傷じゃ 縫ったほうが…。

縫う?
はい。

だが わしたちは…。

私がしましょう。

少々 心得がありますので。

銀八!
へい!

♬~

さあ これでいいでしょう。

こうしておけば
血が止まるし 治りも早い。

傷口も目立たなくなります。

ああ… 見事な腕前だ!
すごい…。

♬~

今の治療のしかたは蘭方だな?
後学のため 書き留めさせてくれ。

はい。

(とびの鳴き声)

源之丞様。
(梅本源之丞)よう! 卯之さんは?

少し前に 銀八さんとお出かけに。
たぶん お戻りは遅くなると。

いや… 今日は 美鈴殿に ちょっと…。

よかったら これから…。

分かりました。

少しお待ちください。
おう!

あったかい…。

よし! えっ…?

お相手いたします。

剣術のお稽古をお望みだとばかり
思っていました。

こうして ごちそうしてくださるなら
そう言ってくださればよろしいのに。

あっ いやあ ハハ… まあ…。

ですが 源之丞様は お大名のご三男。

私のような者と
あまり親しくなさっては…。

何を言う。
田舎大名の三男坊など どうにもならぬ。

どこぞの武家の養子にもらわれるのが
関の山だ。

そのようなことはありません。

源之丞様は 腕もおありだし

それに… おもてになられます。

いや… そのようなことは…。

いい男だね…!
傾いてるよ…!

俺は そんじょそこらの女に興味はない。

それより…
美鈴殿の父上は 元は大藩の重臣

そして 今は丸山家のご指南役。
そして 俺の師匠でもある。

筋目の正しい武士だ。

はい。 私も父を誇りに思っております。

父の跡を継げる男に生まれたかったと
今でも思っております。

えっ… えっ…?
そうではなく 俺が言いたいのは…!

(蕎麦をすする音)

(蕎麦をすする音)

そして その夜のことでございます。

今夜のノリは いまひとつでやんしたね。

何か合点がいかないんだよね。
あの一連の盗みは。

旦那も お同心らしくなってきやしたね。
ヘヘッ…。

うん? ありゃ 爛堂先生のとこの…。

卯之吉先生?

左右吉さん!
どうしたんですかい? こんな夜に。

それが 急なお使いで
小石川の薬種問屋に行く途中でして。

それは大変ですね。

≪(呼子笛)

≪霞ノ小源太が現れたぞ!
≪急げ!

≪橘町の和泉屋だ!

橘町の和泉屋さん?

[ 回想 ] (爛堂)和泉屋さんといえば
大店だ。

人の命と たかが材木。
どっちが大事なんだ!?

(左右吉)どうかしましたか?

左右吉さん
ちょっと お聞きしたいことが…。

ありがとうございます。

すっかり遅くなってしまった。
引き止めて すまぬ。

いえ… でも 何かお話があったのでは?

ああ… だが… また今度にしよう。

≪こっちに1人 逃げたぞ 捜せ!

もしや 霞の一党では?

おい! 美鈴殿!

どこへ行くんで?
ちょっと 気になることがあるんだよ。

♬~

霞の一党か?

危ない!

(源之丞)美鈴殿!

美鈴さん!

(爛堂)よし これでいいだろう。
深い傷ではない。

ありがとうございやす。
遅くに申し訳ありません。

気にするな よくあることだ。

≪(物音)
ん? 誰かいるのか?

ああ いや…
病人が何人も寝ておりましてな。

(菊野)じゃあ 卯之さんは
その爛堂先生が 霞ノ小源太とでも?

…かもしれないということです。

そういえば 旦那 確かめてましたね
左右吉さんに大店の名を。

確か 柴井町の仏具屋の大和屋

新肴町の小間物問屋の精香堂。

それに 村松町の上菓子屋の但馬屋。

みんな お金があるにもかかわらず
けがをしたり 病気になった店の者を

爛堂先生の所に
放り込みに来たお店の方ばかりでした。

和泉屋さんも そうだった…。

じゃあ 盗まれる小判は その治療代や薬代
お金のない患者にかかった費用…。

そして 一定の日にちを空けて
繰り返される犯行は

薬が尽きて 金が入り用になったころ。

盗みに押し入った日は
通いである左右吉さんは

いつも 遠くまで
使いに出されていたそうなんです。

何だか いろんなことが
一筋につながっていくようですね。

ええ…。

やっぱり あの同心が絡むといけねえ。

おい! とっとと やっちまおうぜ!
(一同)おう!

お前たち! まだ そのようなことを。

命を救う者が 命を奪うことなど
あってはならぬと

いつも かたく戒めておるだろう!

そろそろ 幕引きをとも考えておる。

と… 盗賊稼業から足を洗いなさるんで?

もったいねえなあ!
そこまでの腕がおありなのに!

わしに
もったいないものがあるとすれば

医術の腕のほうだ。

もっと大勢の人たちを救いたい。

卯之吉という あの男に思い知らされた。

これからは 蘭学だ。

長崎に行って
わしは修業をやり直すつもりだ。

私も!
私も お供します!

よし… 今度が 最後の仕事だ。

あの医者の家が隠れがだったとは…。
見つからないはずだ。

すぐに捕まえねば。

けど 証拠がござんせん。

次に狙う大店は もう分かってます。

あのあと 今度は 松枝町の
松前屋の奉公人が投げ込まれたと

左右吉さんが言ってました。

卯之さん…! すっかり頼もしくなって…。

♬~

村田様 ご相談したいことが…。
邪魔だ! どけ!

あれじゃ
話を聞いてもらえそうにもないね。

はあ 困ったねえ… どうしよう?

≪(ため息)

沢田様?

本当に来るんですか?

沢田様のお調べじゃ頼りないよなあ。

ご自身の進退を
すべて懸けて調べ上げ

今夜の押し込みを探り当てたと
おっしゃってたんだ。

信じるしかねえだろ…!

≪(物音)

野郎… 来やがったな。

(玉木)本当に来た…。

(村田)霞ノ小源太一党! 御用だ!

≪御用だ!
≪御用だ!
≪御用だ!

(金太)くそ… ばれてたか。 どうしやす?

(爛堂)うろたえるな!
この場さえ切り抜ければ どうにかなる。

神妙に お縄につけ! それ~!

♬~

先生 お逃げください!

すまぬ!

♬~

(村田)逃すな! 追え!

こら 邪魔だ! どけ こら!

(爛堂)おぬしは…。

同心であったのか。

だますつもりではなかったんですが…。

八巻卯之吉だな!

♬~

うわさどおり よほどの剣の達人だぜ。

ああ…。
けど こっちには爛堂先生もいるんだ。

3人でかかれば なんとかなるんじゃ…。

(爛堂)ならん。
下手に動けば たちまち 一刀両断となる。

あの蘭方の優れ技

わざと隙だらけに見せる構え。

わしらの手に負える相手ではない。

(小声で)目を覚ましてくださいよ…!

(荒海)大したもんだ。

またしても 旦那の読みどおり!

この場は
あっしの子分どもで囲んでありやす。

てめえら 観念しやがれ。

いい了見だが

おかげで 旦那の太刀さばきを
見られなかったじゃねえか。

剣を振るわずしても負けは分かる。

どうなった?
いつものように終わりました。

どうして分かったのだ?

医者なら 命よりも大事にしているのが
ここにある控え帳。

今まで診てやった
すべての患者の症状や

手当ての方法が書き込まれていますから

必ず戻って来ると。

さすがよ。

おぬしに捕まるのなら しかたあるまい。

お見事!

戦わずして勝つ。

剣客同心 八巻卯之吉
ここにありでございます~!

♬~

(村田)南町奉行所である!
神妙にいたせ!

(せき払い)

召し捕れ!
へい! へい!

≪(沢田)のけ のけ! のけ のけ!

よくぞ教えてくれた。 そちのおかげよ。

わしは間違ったことをしたとは
思ってはおらぬ。

目の前に死にそうな患者がいたら

なんとしても救いたいと思うのが医者だ。

金など なくともな。

引っ立てい!
≪はっ!

♬~

よく 一人で乗り込めたな。

人の命を救うのが医者。

そんな先生が
人を殺すとは思えませんから。

だが 悪党には変わりねえぜ。

私は… 悪とは思えません。

いかなる訳があろうと 盗みは悪行。

それを容認すれば
この江戸は戦国乱世に逆戻り。

そうさせないのが
俺たち同心の務めなんだよ。

♬~

フフフ…。

今回の功績 お奉行から
お褒めの言葉を頂戴した。

まあ これも ひとえに みんなの
骨折りのおかげだと思うておるぞ。

礼を申す。

(小声で)首がつながったばかりか
内々で ご褒美も賜ったとか。

(小声で)俺たちには 何もないけどね。

(沢田)それと 八巻卯之吉。

あっ… はい。

(沢田)そなたには 日頃の労に報い

これからは 同心見習としてではなく
南町奉行所の正式な同心として

江戸の安寧のために勤めよとの
お言葉じゃ。 よいな?

え~…?

♬~

(徳右衛門)いよいよ 一人前の同心にね。

近頃 卯之さん 変わってきたんですよ。

いろいろと ご興味が出てきたようで。

捕り物は面白いからねえ。

そうじゃなくて 人にです。

お縄にはなりましたが

爛堂先生の医者としての生き方に
心を打たれたような…。

口に出しては おっしゃいませんが。

だからだね。
また 大金が出ていくことになったよ。

貧乏人のための療養所なんて 全く

何の得にもなりゃしないのにね。
ハハハ…。

はあ…。

でも これで
少しは分かったかもしれない。

お金の使い方とは

難しいものなんだ。

…とね。

左右吉さんも
おとがめがなくて よござんした。

盗賊をしていたことは
知らなかったそうですからね。

ですが 爛堂先生はじめ
お弟子さんたちは重罪でしょうね。

こんなに大勢 どうすんだと思ったが

お前んとこから大金が届いたよ。
さすがだな。

[ 回想 ] (爛堂)わしは 間違ったことを
したとは思ってはおらぬ。

なんとしても救いたいと思うのが医者だ。

金など なくともな。

(白雲軒)どうした?

みんなが喜ぶかと
お金を使ってきましたが…。

本当に それが良かったのかと…。

♬~

美鈴さん。

すみませんでした。
私のために けがまでさせて…。

ああ… いいえ もう大丈夫ですから。

ですが… もう二度と
危ないまねはしちゃいけませんよ。

えっ?

美鈴さんは女なんですから。

あれ? あれ? こいつは…。

「女」…。

♬~

次回は…

(菊野)赤ん坊?
(荒海)旦那のお子だ!

(水谷弥五郎)その曲者
腕に竜の彫り物があった。

神龍一家?
(文次)これで八巻も お陀仏だ。

♬~

いつものやつを いきますか!

御用だ!

人の命と たかが材木。
どっちが大事なんだ!?

すっかり頼もしくなって…。

♬~

♬~

♬~