ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

俺の話は長い 第7話 倉科カナ、長谷川初範、生田斗真、安田顕… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『俺の話は長い 第七話 「ジンライムと商店街」・「カレーライスと実家」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. ラジオ
  2. 光司
  3. 実家
  4. 自分
  5. 綾子
  6. 滝沢
  7. 西堀
  8. ハァ
  9. 人間
  10. ホント
  11. ライオン
  12. 春海
  13. 不動産屋
  14. 房枝
  15. ウチ
  16. 一緒
  17. 気持
  18. 相談
  19. 明日香
  20. お年玉

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『俺の話は長い 第七話 「ジンライムと商店街」・「カレーライスと実家」』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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俺の話は長い 第七話 「ジンライムと商店街」・「カレーライスと実家」[解][字][デ]

岸辺家を売る話に猛反対の満(生田斗真)。喫茶店を継ぎたいという光司(安田顕)は会社を辞めていた。満と春海(清原果耶)のそれぞれの恋にある変化が―。

詳細情報
出演者
生田斗真安田顕小池栄子、清原果耶、杉野遥亮、水沢林太郎、浜谷健司ハマカーン)、本多力、きなり、西村まさ彦、原田美枝子 ほか

【ゲスト】
倉科カナ長谷川初範
番組内容
房枝(原田美枝子)が、家を売ろうとしているのを知った満(生田斗真)は猛反対。喫茶店を手放すことに、会社を三日前に辞めたという光司(安田顕)が「僕が継ぎます!」と言い出す。何も知らなかった綾子(小池栄子)はー。
一方、明日香(倉科カナ)に「自分のこれからやるべきことは明日香のサポート」と言う満。しかし彼女の反応は予想外だった…。
さらに、春海(清原果耶)がついに告白の為に陸(水沢林太郎)を呼び出す。
監督・演出
【演出】中島悟
原作・脚本
【脚本】金子茂樹
音楽
【主題歌】関ジャニ∞「友よ」(インフィニティ・レコーズ)
【音楽】得田真裕
制作
【チーフプロデューサー】池田健司
【プロデューサー】櫨山裕子、秋元孝之
【制作協力】オフィスクレッシェンド
【製作著作】日本テレビ
おしらせ
【公式HP】https://www.ntv.co.jp/orebana/
【公式Twitter】https://twitter.com/orebana_ntv
【公式Instagram】https://www.instagram.com/orebana_ntv/

 

 


(岸辺房枝) おかえり~。
(秋葉春海) ただいま。

随分 遅かったわね。

スーパーにパトカーが来てたから
しばらく見てた。

何だったの?
分かんない。

(房枝) 何で分かんないの?
だって 警察官が出て来て

犯人の説明してくれるわけじゃ
ないし。

見てたら
大体 分かるはずだけどね。

ウチって墨汁ある?

えっ 墨汁ってお習字の?
そう。

今更 買うのも
からしいと思って。

どっかに 綾子の習字道具が
あったはずなんだけどな。

お母さんが使ってたのって
20年以上前じゃないの?

そうよ。
そんなに前の墨汁って使えるの?

知らな~い でも腐るもんじゃ
ないし 使えるんじゃないの?

ふ~ん。
あった。

何だろう? これ。

お年玉じゃん。

お金 入ってる。

お母さんと 満兄ちゃんの名前
書いてあるよ。

分かった!
2人から預かったまま

郵便局に入れるのを
忘れてたやつよ。

「やつよ」って言われても…。

6・7・8・9… 9もある。

(明日香) お風呂洗ってくれたの?

(岸辺 満) あっ ごめん
勝手にやっちゃった。

すごい助かる ありがとう。
うん どうせ暇だから。

今日は一日 何してたの?

料理の下ごしらえして
コウちゃんの散歩行って

文房具屋さんでノート買って
ここ。

(明日香) ノート買って何するの?

自分にとって嫌じゃないことが
何なのか

いろいろ 考えてみようと思って。
ふ~ん 何か見つかった?

初日だから 超初歩的なことしか
書いてないよ。

コーヒー屋さんは
嫌じゃないことに入らないの?

あ~ もう入らないね。
どうして?

自分でも 未練が
あるんじゃないかと思って

引きずってたんだけど

もう完全に ないことが
はっきりしたから。

これだけコーヒーも料理も
うまいんだから

飲食 向いてると思うんだけどな。

う~ん 俺も 向いてると思って
始めたことだったんだけどね。

まぁ 焦らず じっくり探したら
いいと思うよ。

ありがとう
まぁ でも そこに甘えずに

ちゃんと向き合って行こうと
思ってるから。

(秋葉綾子) 私も満も
「中学から自分で管理していい」

…って言われてたから それまでの
お年玉ってことだと思うんだよね。

(房枝) はい 出ました~。

綾子のが 5万8000円。

満のが 4万3000円。

えっ どっちも
小6までのお年玉なんでしょ?

そうよ。
何で こんなに差が出るの?

(秋葉光司) そっか 春海は
一人っ子だから分からないか。

必ず年上のきょうだいのほうが
多くもらえるのよ。

綾子が5000円だったら
満は3000円。

綾子が1万円だったら
満は5000円ってね。

(光司) 日本のお年玉の
理不尽なところは

この差が
一生 縮まらないところなんだよ。

どうして?
(光司) 例えば

綾子のお年玉が
中学から1万円になったとして

満君が中学になっても 1万円
もらえる保証はないってこと。

特に 私たちは
ちょっと年が離れてたから

満のお年玉はず~っと低い値段で
抑えられてたのよ。

そのことで
いつも満は怒ってたわよね。

満 いないんだからさ このお金で
おいしいものでも食べに行く?

一応 本人の許可を得たほうが
いいんじゃない?

だって お金持ちの人の家に
いるんでしょ? そうよ。

こんなの 今のあいつにしたら
はした金でしょ?

でも 怒られるのは私よ。

じゃ 光司 満に連絡してくれる?

うん… いいけど。

私たちからの電話には
絶対に出ないからね。

ほ~う 昔のお年玉ですか。

(光司) そうなんだよ
4万3000円なんだけど

もし いらなかったら みんなで

焼き肉にでも行かせてもらおうか
って話 してて。

うん 面倒ですけど
明日の夜 取りに行きますよ。

えっ… ホントに?

自分のお金が姉ちゃんたちの
胃袋を満たすと思ったら

しゃくなんでね。

ずっと聞いてんだよ!
明日 絶対 来なさいよ。

大事な話もあるんだから。
はいは~い。

は~あ。

(牧本)
あぁ… 今日はいつにも増して

コーヒーがうまいと思ったら
檀野さんがいないからだ。

そういうこと言わないの。
ママ 出禁にしてくれたの?

するわけないでしょ
ハワイの別荘に行くんだって。

ったく あの人はいなくても
気に障る人だな。

(諸角) 牧本さん 薗田が
話したいことあるって。

何?

(薗田)
怒らないで聞いてくださいね。

どうした?
実は…

檀野さんにウチのソーラーパネル
ご契約いただきました。

え~! よかったじゃない。

あそこの家 広いから
普通の家の2軒分だって。

だから 俺にも契約しろって
脅してんのか?

そんなつもりはありませんよ。
もっと みんなで仲良くしようよ。

こっちだって
もめるつもりはないが

あの人は節度がないからな。
あと

檀野さんと顔を合わせる時は
「檀ちゃん」「薗ちゃん」と

呼び合うことになりましたので
お気になさらず。

そうかそうか お前も諸角と一緒で
檀野軍団に仲間入りってことか。

いい年して 軍団とか言うの
やめましょうよ。

強いて言うなら 全員
ポラリス軍団じゃないですか?

ねっ ママさん?
ウチもいつまであるか

分からないわよ。
ママ どういうこと?

勝手に店 閉めるなんて
許さないよ。

じゃあ牧本さん
代わりにやってくれる?

ママがやってほしいって
言うんなら

考えないこともないけど。
だったら来ないなぁ。

(ハーモニカ)♪~

♪~

 

(不動産屋) では 失礼します。
ご連絡 お待ちしてます。

(不動産屋) えっ! こちら
お兄さんの家だったんですか?

えっ?
(不動産屋) あっ ほら

草野球で審判やってもらってる
不動産屋チームの。

あ~! 思い出しました えっ
けど ウチで何してんですか?

家の査定を頼まれまして。

査定?
(不動産屋) はい。

えっ どういうこと?

(房枝) 何のお構いもできず
すみませ~ん。

いえいえ また審判 お願いします。
はい。

(不動産屋) 失礼しま~す。
(房枝) ありがとうございました。

ウチ 売ろうとしてんの?
あなたがいなくなってから

お母さんと
いろいろ話し合って決めたの。

何で 急に
そんなこと言い出すんだよ?

だから悪いんだけど
あなたの荷物を 今住んでる家に

運んでほしいのよ。
ねぇ!

何で 今
ウチ売る必要があるんだよ?

満も家を出て行っちゃったし
私一人で住むには広過ぎるしね。

リフォーム中の家あるでしょ?
元々 お母さんの老後に

一緒に住むことを考えて
部屋は用意してあったのよ。

ありがたい話よね。

まぁ もう少し こっちで暮らして
からと思ってたんだけど

その予定が少し前倒しになるだけ。

光司さんも春海も
賛成してくれたことだし

思い切って このウチも
売っちゃおうかなと思って。

あ~… なるほど 分かった。

そうやって 俺を脅せば
ここに戻って来ると思って

わざわざ不動産屋まで呼んで
ハッタリかましてんだ~。

ううん ホントに
そんなつもりはないの。

私たち 満が出て行ってから
反省したのよ。

反省なんかするわけないだろ。

満は満で
理想の人生があるはずなのに

私たちの理想を
押し付け過ぎたかなって。

心配は心配だったのよ
また女の人の所で

ヒモになっちゃうのかなと思って。
だから そんなんじゃないって。

分かってるよ 光司に聞いたら
満は「本気だ」って言うし

彼女と一緒に生活して行くことを
認めてあげなきゃいけない

…と思ったから 全部 荷物を
運んでって言ってるの。

そのことと 家を売ることは
全然 別の話でしょう?

この家があることは 満にとっても
お母さんにとっても

よくないのよ。
どこが?

お母さんは独り身の寂しさに
負けて 満を甘やかしてしまうし

満は満で
帰って来る場所がある安心感で

人生に本気になれないから。
そんなの関係ないって。

だって ものすごく広い
お宅なんでしょ?

そうよ だったら 荷物 全部
運んでくれたっていいでしょ。

母さんは 家を売ることを
簡単に考え過ぎてる。

そんなことないわよ 綾子と
何度も話し合って決めたんだから。

ねぇ?

だって 一刻も早く
俺に仕事してほしいんでしょう?

次の目標を見つけて
走りだしてほしいんでしょう?

だったら実家がなきゃダメじゃん。
ううん 逆よ。

(光司) ≪ただいま≫
実家があるから満は

どうせダメでもいいやって
中途半端な判断しかできないのよ。

(房枝) おかえり。

えっ 姉ちゃん
ルンバ使ったことない?

向こうの家でずっと使ってるわよ。

ルンバって何だっけ?
お掃除してくれるロボットです。

あ~!
何で あいつらが

あんなにも頑張れるかって
いったら 実家があるからじゃん。

ルンバの実家ってどこよ?
工場のこと?

違うよ 充電するために
戻って来る基地あるじゃん。

何で あれが実家なのよ?
どんなに遠く離れた場所に

行っても忘れずに戻って来て
英気を養う場所のことを

実家っていうんだよ。
また始まったよ。

ルンバにとっての基地と同様
実家は

人間が充電するために
必要不可欠な場所なの。

でも 人間の場合は
実家じゃなくたって

充電できる場所なんて
いくらだってあるでしょ?

ちょっと 光司さん
えぇ? ちょっと…。

全然 違いますよ。

どんなにおいしい
恋人の手料理でも

最高級のレストランでも
満タンにはならないんです。

心の電池ボックスを唯一
フル充電できるスポットが

実家であり そこで食べる
おふくろの味なんです。

その割には いつも料理に
文句 言われてたけどね。

日本人は盆と正月に
一斉に帰省しますよね。

あれは 実家でしか
フル充電できないことを

本能的に知ってるからなんです。

はっ! じゃあ 満は
6年間 フル充電してたのに

一度も掃除に出掛けなかった
ルンバと一緒だよ。

実家があるから
動けなくなってるの。

はっ! じゃあ

実家を失ったルンバの末路
見たことあんのか?

えっ? ルンバが実家を失うって
どういうこと?

基地を隠されたり
電源が抜かれている状態です。

よく理解できるね。
実家に戻るために

力の限り 走り回るんだよ
もう掃除をする気もないのに

どんどん どんどん
ゴミだけため込んで

最後には電池がなくなって
道の真ん中で息絶えるんだぞ。

あぁ 見たことあるわよ。
つまり 実家を売るってことは

俺が道端で野垂れ死んでも
構わないってことだからね!

どうでもいいけど いつから
ルンバにそんなに詳しくなったの?

どうせ 前にヒモしてた時でしょ。
もしね もし 俺が

こう 路頭に迷って
道端に倒れてたとするよね。

警察官は
俺を
実家に連れて行こうとするけど

既に 実家はない
そうなった場合どうなるか。

これ 姉ちゃん家
連れて行くと思うんだ。

それは何の脅迫なの?
せっかく家をキレイにリフォームして

ご近所さんにあいさつを済ませた
矢先に

みすぼらしい姿の弟が警察官に
両脇 抱えられながら来るんだぞ。

これ 姉ちゃんや光司さんの顔
見たら きっと泣きだすだろうね。

玄関前で嗚咽するだろうね。

それをご近所さんに見られても
構わないってこと?

何で 路頭に迷うことを前提に
話してるのかが分からない。

今の彼女に捨てられないように
努力すればいいだけの話でしょ。

いや… 恋愛が努力次第で
どうにかなるんだったら

この世に別れなんてないって。

適当なことを
もっともらしい顔で言うなよ。

それに 実家を売るってことは
ポラリス手放すってことでしょ?

そうよ。
「そうよ」って

そんな簡単に言うなよ!

最近
体もしんどくなって来たしね。

そんな理由で30年以上も
続けて来た店を畳んでいいわけ?

ここまで支えてくれた
常連さんたちの気持ち

どうなんの?
継ぐ気もない人間が

偉そうなこと言うんじゃないよ!

続けるって言ったって
あと何年かでしょ?

どうせ 私の代で
終わる店なんだから

辞める時ぐらい わがまま言わせて
くれたっていいじゃないの!

僕がポラリス継ぎます!

えっ?
えっ!?

よし… ほら ねっ
これで後継者 決まった。

何 言ってんの
冗談に決まってるでしょ。

いや… 本気なんだ。

えっ どういうこと?

ほら 親父の遺志を 親族が継ぐ
って言ってくれてんだから

もっと喜べよ。
気持ちはありがたいんだけどね。

えっ 本気なの?
うん。

お義母さんが
許可してくださるなら…。

今の仕事 どうするのよ?

実は…。

3日前に会社を辞めたんだ。

は? ウソでしょ?

ホントに申し訳ない。

上司に 早期退職の相談を
持ち掛けられて

それでも残るって
どうしても言えなかった。

だからって 何で黙ってたのよ?
何で相談してくれなかったのよ?

じゃあ 相談したら光司さんの希望
かなえてあげたのか?

そういう問題じゃないでしょう。
ホントに申し訳ない。

いや 光司さん 悪くないっすよ。
いや 全部 俺が悪いんだ。

いや 相談しづらくさせてたのは
姉ちゃんに原因あるんだから。

だからって… それじゃ
綾子がかわいそう過ぎる。

この際だから
言わせてもらうけど

光司さん 姉ちゃんに
「楽器 処分しろ」って…。

満君! あっ その話は…。

聞かせて。

もう怒らないから 聞かせて?

姉ちゃんに 「楽器 処分しろ」って
言われたけど

どうしても処分し切れなかった
ベースをクラッチに預けてんだよ。

ホントは部屋に持って帰って
触りたいだろうに

たまにはスタジオにでも入って
弾きたいだろうに

それ ず~っと我慢してんだよ。

だからって 何で黙ってるのよ。

本当に申し訳ない。

言っても
聞く耳 持たないからだろ。

(光司) 綾子 待ってくれ!

春海 迎えに行って来る
だけだから。

(光司) ホントに申し訳ない!

(ドアが閉まる音)


(ラジオ:西堀) 今の一番の悩み
教えてやろうか? 肌荒れ。

(ラジオ:滝沢) 何で何で?
(ラジオ:西堀) 肌 荒れてるだろ?

(ラジオ:滝沢)
お~… ごめん 分かんねえわ。

どうかしたの?

お父さん
3日前に会社辞めたんだって。

ふ~ん。
「ふ~ん」って…。

春海は何とも思わないの?
別にいいんじゃない?

どうして?

だって お母さんの稼ぎがあれば
何とかなるんでしょ。

でも そんなに楽じゃないわよ。

我慢して働いてるの
見え見えだったし。

今の仕事 無理して
続けられるよりかはいいかな。

そっか…。

そんなにショックだったの?

うん…。

辞めたことよりも 事前に
相談してくれなかったことがね。

でも 本当に
辞めたかったんじゃない?

だって お母さんに相談したら

辞めたくても
辞められなくなるでしょ。

満と同じこと言うのね。

えっ 満兄ちゃん来てるの?
そんなにうれしいの?

別に。

もし 満が来てなかったら

言い出せずに
ずっと黙ってたのかしら。

かもね。

♬~

ただいま。
(光司) おかえり。

あれ お母さんは?
一人で考えて来るって。

えっ 何を?
知らないよ。

お腹すいたでしょう。
満兄ちゃんは?

えっ ちょっと前に帰ったわよ。
どうして?

何か用でもあった?

お母さん どれぐらいで戻るかな?

知らないって!

ごめん…。

春海 もうちょっと優しく
言えないの?

♬~

あっ! うわ 俺 バカじゃ~ん。
(明日香) どうしたの?

実家 帰ったのに
お年玉 取って来るの忘れた。

えっ お年玉 取りに帰ったの?

そう 小学校の時に
もらったやつね。

今から取りに帰ったら?
いいよ わざわざ。

いつでも取りに帰れる距離だし。

ハァ… よいしょ。

ご家族は私と一緒に住むこと
快くは思ってないんでしょ?

そんなことないって 俺が家から
いなくなって清々してるよ。

すぐに理解してもらうのは
難しいと思うけど

いつかは分かってもらえたら
いいな。

まぁ 俺次第じゃない?

じゃあ 満に
頑張ってもらうしかないね。

うん だね。
フフ。

(小雪) いらっしゃいませ。

(駒野) 綾子さん!
1杯だけ いい?

1杯と言わず 何杯でも。

どうぞ。
すっかりご無沙汰しています。

ジンライムでいいですか?
覚えててくれて ありがとう。

ウチに来るの
3年ぶりぐらいですかね?

もう そんなになるか。

光司さんと待ち合わせですか?
ううん。

プチ家出中なの。
そうですか。

寝袋あるんで 店に泊まってっても
全然 大丈夫ですよ。

言うことは相変わらずだね~。

3年ぐらいじゃ
変わらないんですかね。

フフフ…
あっ よかったら1杯飲んでね。

ありがとうございます。

どうぞ。

(階段を下りる音)

(房枝) 連絡あった?
(光司) いえ…。

まだ つながらないんで
近所を捜して来ます。

そう… じゃ 帰って来たら
すぐケータイに連絡するから。

ありがとうございます。

♬~

(光司) ハァ…。

♬~

(光司) 綾子…。

(泣き声)

申し訳ない…。

♬~

ハァ…。

♬~

(小雪) あれっ。
(光司) 遅くにごめんね。

(駒野)
綾子さん さっき帰りましたよ。

えっ ここに来てたの!?

ええ ほんの5分ぐらい前まで。

(小雪) 走れば追い付きますよ!

ありがとう。

ハァ ハァ ハァ…。

ハァ ハァ ハッ…!

ハァ ハァ…。

♬~

(光司) 綾子!

ベースって
こんなに重たかったっけ?

こんな大きい荷物 預けてたら
お店に迷惑でしょう。

持つよ。
大丈夫よ。

捨てたりなんかしないから。
そんな心配はしてないけど…。

いいの
昔はよく持たされたんだから。

持たせたことなんて
一度もないって。

綾子が
いつも 持ちたがってたから。

昔は 私も けなげだったよね。

「ズタボロ」のライブが
あるたんびに

行きつけの飲み屋にポスターと
チラシ 持って行ってさ。

うん…。

よ~くやってくれてたよ。

もう一度 音楽やりたいの?

実はさ… 田原に

「もう一度『ズタボロ』やろう」って
言われてたんだ。

ごめん 黙ってて。

もう 何 聞いても驚かないわよ。

でも 再結成の話は
きっぱり断ったから。

どうして?

「どうして」って…。
だって やりたいんじゃないの?

趣味として続けたい気持ちは
あるけど

音楽で食って行こうとか
そういう気持ちは もうないから。

「ベース 全部 処分しろ」とか
言って ごめんね。

ううん。

あの時は ああ言ってもらって
よかったと思ってるよ。

じゃなきゃ… いまだに
音楽にしがみついてたと思うし。

ううん いろいろ
焦らせ過ぎちゃったのよ。

そんなことないよ。

俺が どういう性格か分かってて
言ってくれてるんだし

綾子の言葉を
俺は全面的に信頼してるんだから。

じゃあ 聞いて。

次の仕事は ゆっくり
探してくれればいいから。

ありがとう。

ポラリス 継ぐのは
やっぱりダメかな?

あれ 本気で言ってたの?
うん 結構 本気。

だって 料理
何にもできないでしょ?

それは今から必死に努力すれば…。

じゃあ 毎朝 みんなのコーヒーを
入れるところから始めてみたら?

そうだね お義母さんから
合格点もらえるように

頑張るよ。

あ~ 重っ。

だから持つって。
いいの。

持つよ。
いいの!

♬~


もうすぐ出来るよ~。

(明日香) ≪は~い≫

う~ん。

おいし~い!
うん よかった。

これ 何の味だろう?

柚子こしょう?
それだ。

結構
いろんなパスタに合うんだよね。

これは週1で食べたくなる味だね。

この前しらすのペペロンチーノ 作った時も
週1って言ってなかった?

だって
それぐらいおいしいんだもん。

まぁ 気に入ってくれたなら
いつでも作りますけど。

うん 気に入った。

帰る時間 分かったら 連絡して。

明日の7時か 8時ぐらいには

帰って来られると思うんだけど。
OK 気を付けてね。

いってきま~す。
は~い。

♬~

(小雪) あっ いらっしゃいませ。

(渡利) 満さん!
ウワサをすれば何とやらだね。

生 ちょうだい。
(駒野) はいよ。

どうしたの? 2人そろって。
普通に飲みに来ただけっすよ。

最近 2人で
よく飲みに来てくれるんですよ。

え~ そうなんだ。

もう 常連と名乗っても
いいレベルだよね?

(小雪) あと10回は来ないと。
小雪は 辛口だな。

はい~ どうも~ お疲れ~。

でも 何かさ 薗田君 海星のこと
「嫌い」とか言ってなかった?

不思議ですよね~。

マブダチ って最悪な初対面からでも
できるもんなんですね。

たまたまハマってる
サッカーゲームが一緒だったんです。

あっ そうそう この間も
お店終わった後

ずっと薗田さん家で
ゲームやってるんですよ。

えっ そんな 仲いいんだ
分かんないもんだね。

海星 家主の僕に
一度も勝たせてくれないんですよ。

一度も本気
出してないんですけどね。

おっ! 今日 決着つけるか?

僕のこと
嫌いにならないでくださいよ?

そうだ 聞きましたよ
満さん 彼女できたんですよね?

海星 お前
ベラベラしゃべんなよ~。

最近 全然
飲みに来てくれないからですよ。

しかも お相手は

美人 金持ち バツイチの
三拍子そろってる人なんでしょ?

三拍子に「バツイチ」交ぜちゃ
ダメだよ。

いや~ 無職なのに彼女できるって
やっぱ すごいよな。

いや たまたまだよ。
(駒野) 渡利さん

満さんに憧れるのも
ほどほどにしてくださいよ。

え?
そうだよ。

また「会社辞める」とか言われたら
たまったもんじゃないからな。

もう大丈夫ですよ。

だって ここで 野生のライオンとして
生きて行くって約束したもんな。

はい ただ… ただ

やっぱ 俺みたいな
新人の野生のライオンが

久しぶりに動物園の
気高いライオンに会うと

やっぱ カッケェな~って
思っちゃうんですよね。

もしかしたら 動物園のライオン
卒業するかも。

え? どういうことですか?

就職して 野生のライオンに
なるつもりですか?

ううん 第3のライオン。

第3のライオンなんて
いるんですか? うん。

例えば 王族にさ ペットとして
飼われてるライオンいるじゃん。

よく 『アラジン』みたいな
映画に出て来るやつ。

ああいうの 大体 トラですけどね。
お前 ゲーム集中しとけよ。

ゴール!
うわぁ~!

こいつ しゃべりながらでも
すぐ 点 取る!

飼い主が 疲れて帰って来た時は
癒やしの存在となり

飼い主が外出する時は
身をていして危険から守る。

ま これが第3のライオン。

それって ライオン界の
トップランナーってことじゃないですか。

あ~ どうだろう…
ずっと一人で走って来たから

自分の順位なんて
気にしたことないかも。

カッケェ。

(駒野) はい ゴール!

(薗田) ゴール決めたら
すぐ「ゴール」って言うのやめて!

朝練 面倒くさいね。
ねぇ 面倒くさい。

ふぅ~…。

コーヒーって こういう味なの?

満と同じ 豆と道具
使ってるのにね~。

最初だからさ
やる気を買ってあげないと。

(陶器が割れる音)
(光司) あ~! 失礼しました!

♬~

♬~

♬~

(カタカタという音)
あれ? 地震

(カタカタという音)
牧本さんと同じこと言ってる。

(カタカタという音)

(檀野)
カップが割れそうで心配ですね。

今朝から2つ落として
割ってるんですよ。

まぁ 人には向き不向きってのは
あるからね。

水泳のカナヅチと一緒で
どう努力しても

克服できないこと
ってあるんだよな。

ママ… この2人の意見が
一致するなんて

よっぽどのことだよ。

でも 本人が
「やりたい」って言ってるからね。

(客) やだ~
スマホの上に置かないでよ~。

あぁ… 申し訳ございません。

あぁ~!
(女性) あぁ ちょっと!

(客) ちょっと 何? これ
あらあらあら…。

(房枝) 申し訳ありません。
あっ やります。

(房枝)
すみません 申し訳ありません。

♬~

(ラジオ:滝沢) 続いてのメールは
ペンネーム ニート31。

(ラジオ:西堀)あれ? あれじゃない?
前にメールくれた人だよね?

(ラジオ:滝沢) そうそう
この間の続きみたいよ。

(ラジオ:滝沢)
「いつも楽しく聞いています

先日 好きな人から彼女と別れた
ほうがいいか相談されてる件で

メールした者です」。
(ラジオ:西堀) はい… あれでしょ?

俺たちが 「全力の神頼み」って…。
(ラジオ:滝沢) そうそう…。

(ラジオ:滝沢) いや でも すごいよ
えっとね 「神頼みが通じたのか

2人は別れることになりました」。

(ラジオ:滝沢) すごいね。
(ラジオ:西堀) よかったよ。

ありがとうございます…。
(ラジオ:西堀) これ よかったよね?

(ラジオ:滝沢)
「ただ 私も彼も受験生です

進学のことを考えたら
今 告白するべきか

それとも受験が終わるまで
待つべきなのか分かりません

どうしたらいいでしょうか?」
だって。

(ラジオ:西堀) この子は毎回
難しい相談を送って来ますよ。

(ラジオ:滝沢) まぁ でも 受験のこと
考えたら やっぱ 言いづらいか。

(ラジオ:西堀) いや でも親友に 彼を
取られた経験があるんだから

一刻も早く言いたいって
気持ちは分かりますよ。

(ラジオ:滝沢) でもさ まだ入試まで
3か月あるんでしょ?

言っちゃえばいいんじゃないの?
(ラジオ:西堀) そうだよ。

(ラジオ:西堀) 「相手のことを思うと」
っていうけどさ

心なんて読めないし
分かんねえじゃんな?


(ラジオ:滝沢) もしかしたらさ
向こうのほうもさ

言ってほしいかもしれないしね。

(ラジオ:西堀) そうだよ だから…。

♬~

満って ホント
料理の才能あると思う。

ビックリした
まずいのかと思った。

すごくおいしい
っていうか 作るもの全部が

私の好みの味で ビックリする。

ホント?
うん!

俺も ここ何日かで 自分なりに
いろいろ考えてみたんだけどさ。

自分が これからやるべきことは

明日香のサポートなんじゃ
ないかと思って。

嫌じゃないことっていうか
明日香に喜んでもらうことが

自分のやりたいことだって
分かったんだよね。

これから この家の家事全般を
やって行きたいってこと?

あ~ 家事全般っていうか
明日香が望むことを

何でも やって行きたいってこと。

誰かのために 自分の人生が
どうなってもいいって思えたの

初めてなんだよ。

え… それがコーヒー屋さんの
次にやりたいことの

答えってこと?
そうだよ。

え? えっ ウソでしょ?
もっと喜んでもらえると思った。

何で喜んでもらえると
思ったのかが分からない。

だって コウちゃんの散歩とか
ラソンの伴走とか

家のこととか やってくれる人が
欲しかったんじゃないの?

そのことと 満のことを
好きになったことは 別。

不器用だけど 真剣に自分の人生を
生きようとしてる姿が

信用できるって思ったの。

じゃあ 何で
真剣に生きて来た人間が

必死に考えて出した答えを
信用してくんないの?

だって ここまで自分の人生に
こだわって来た人間が

明日香のために裏方に回っても
いいって言ってんだよ?

いや だから そんなこと
求めてないんだって。

サポートとか裏方とか
言ってるけど

状況だけ見たら
ヒモと変わらないよ?

はぁ? そんなふうに思ってんの?

そんなふうに思いたくないから
言ってるの。

じゃあ 俺のことは
最初から遊びだったってこと?

遊びの人に こんなことまで
言うわけないじゃん。

将来のこと考えてくれてなかった
ってことじゃん。

考えてたから
がっかりしてるんだよ。

え? ごめん あの

俺は 家事も立派な仕事だと
思ってるんだけど

もしかして そこからズレてる?
家事は立派な仕事よ。

でも 家事を
あなたにしてほしいなんて

これっぽっちも思ってないの。
じゃあ 何しろっていうんだよ?

だから それを逃げずに
探してほしかったの。

逃げてないし!

じゃあ 6年間も働かずに
自分の人生にこだわって

家族にも迷惑掛けて来て

たどり着いた答えが
ホントに それでいいの?

だから 何回も言ってんじゃん
そうやって生きて来た人間が

そのこだわりを捨ててもいいって
思えた 初めての人なんだよ。

どうして
それを喜んでくれないの?

分かったよ。

結局は あなたも
姉ちゃんと同じで

定職に就かない人間を
軽蔑してるんでしょ?

そうやって理解のあるふりして
結局は

働かない人間を絶対に認めない

時代遅れの差別主義者だったって
ことなんでしょ?

「働きたい気持ちは誰よりもある」
って言ってたよね?

その気持ちに必死に
向き合い続けて来たんだよね?

だから力になりたいって思ったし
好きになったの。

私がそばにいて そんな楽な
答えしか選べないんだったら

もう一緒にいないほうが
いいと思う。

♬~

残ってるものがあったら
捨ててくれて結構です。

短い間でしたけど
どうもお世話になりました。

♬~

最初から そんなに
うまく行くわけないでしょ?

うまく行かないことにも
レベルがあると思うんだ。

そんなにできなかったの?
うん。

明日の朝 起きるのが怖いよ。

だったら
無理してやることないわよ。

でも
自分からお願いしたことだし。

そんなネガティブな気持ちで
店に立たれたら

お母さんだって迷惑よ。

ハァ~…。

もう一日 頑張ってみるよ。

♬~

寒っ! 痛って…。

あ~… ふぅ。

♬~

すいません。
(店員) はい いらっしゃいませ。

何時間のご利用ですか?

え~… そうっすね。

♬~

(教師) 七五調の詩だ。

七五調というのは 七音 五音の
順番で繰り返す詩の形式のことだ。

七音と五音の区切れに
線を入れてみると

まず

「まだあげ初めし」で七音。

「前髪の」で五音。

いいか? 「林檎のもとに」で七音。

「見えしとき」で五音。

参ったね。

(カタカタという音)

お待たせしました。

こんなに暇なの
何年ぶりかしらね~。

もしかして 僕のせいでしょうか?

そうじゃないと
信じたいんだけどね。

「信じたい」って お義母さん…。

私 ちょっと洗濯物 入れて来るわ。
(光司) あの…!

僕一人で大丈夫でしょうか?

大丈夫よ
もうお客さん来ないから。

あっ!

おっす。
どうしたの?

ん? いや ほら あの 前来た時

お年玉 持って帰んの忘れたから
取り来ただけ。

ボルト持って 帰って来たの?

いや 何か 環境の変化に
弱いみたいでさ 全然元気なくて。

すごい元気みたいだけど。

ん~ やっぱ
実家 帰って来たからっしょ。

空気 吸っただけで
もう充電始まってんだよ ボルト。

ボルトだけ置いて
あなただけ向こうに戻るの?

いや~ そういうわけには
いかないっしょ。

じゃあ 戻って来るの?

しゃあないわな。

何? それ。

(学生たちの話し声)

こっちも水 お願いしま~す!
(光司) はい!

あと幾つ足りないですか!?

どうも お待たせしました!

水はいいので
オーダーお願いします。

あら まぁ!

お義母さん どうしましょう?

紙を配って オーダー
書いてもらったほうが早そうね。

え?
紙を配って…。

(ドアが開く音)

おかえり~。

どうした?

遅いよ。
え?

海まで 車 出して。

アハハハ… えっ?

何だよ 何だよ えっ?

えっ 何? フラれたの?
うるさい。

ハハハ… 奇遇だね~。

俺も ちょうど海に慰めてもらいに
行こうと思ってたのよ。

自分だってフラれてんじゃん。

よ~し 張り切って行こう!

(ラジオ:西堀) これ行きましょう
ラジオネーム 紫色の浴衣。

23歳 女性 公務員
お悩み 「社会人…」。

♬~

(壁に頭をぶつける音)

♬~

陸はさ 春海のこと好きだから
断ったんだと思うよ。

そんなキレイ事 いいから。

だって これまで
平気で二股かけて来た男だよ?

あいつにしてみたら
付き合うなんて簡単なことだって。

それぐらい
私が無理だったってことじゃん。

違うよ。

ずっと春海のこと好きだって
言ってたし。

だから
春海は選ばれた人間なんだよ。

選ばれてないのに
「選ばれた人間」とか言わないで。

大事に思われてんだって。

春海の将来のこととか心配してさ。

大事に扱われることなんて
望んでないから。

難しいよな。

思ってることは同じなのにな。

ちょっと黙ってて。

満兄ちゃんに慰めてもらいに
来たんじゃないの。

海と対話するために来たんだから。

だな。

俺も ひとのこと
慰めてる場合じゃないんだった。

そっちは何でフラれたの?

いや 何で
フラれた前提で話すんだよ。

俺がフッたかもしんないだろ?
強がんなくていいから。

相手を思うことが

自分のためになると
思ったんだけどな~。

ま~た振り出しだよ。

(ラジオ:滝沢)
ここで1曲聴いてください。

(ラジオ:滝沢) 竹原ピストル
『おーい! おーい‼』。

(ラジオ)♪~

腹へったな~。
うん。

昨日の夜から何も食ってねえや。

そうなんだ。

昨日のカレー
相当おいしくできたんだけどな。

じゃあ また
作ってくれてもいいよ。

同じ味は二度とできないんだよ。

(ラジオ)♪~ 飲まれる酒は

(ラジオ)♪~ テーブルに
置いてさえもらえない

(ラジオ)♪~ 確かにぼくは
ここにいるけれど

(ラジオ)♪~ 確かなぼくは
どこにいるんだろ

(ラジオ)♪~ ぼくは
ここにいるけれど

(ラジオ)♪~ ぼくは
どこにいるんだろ

(ラジオ)♪~ おーい! おーい‼

あ~ 腹へったな。

(ラジオ)♪~

どこ行ってたの?
その辺 ドライブしてただけ。

満君 戻って来てくれたんだって?

まぁ ボルトのことを考えたら
しょうがないっすね。

どこ行ってたのよ?
あっ ごめんなさい。

腹へり過ぎて
相手してる余裕ないんで。

行き先を答えれば
いいだけでしょ?

何だよ カレーかよ~。

(房枝) 「何だよ」って何よ?

昨日もカレーだったんだよ。
知らないわよ そんなこと。

文句があるなら
食べなくていいわよ!

腹へってるって言ってんじゃん。

冷蔵庫から
福神漬けとドレッシング出して。

えっ これ どっちに言ってる?
いいから出して。

うわ~ うるさいね~。

♬~

不動産屋さんから
査定の連絡があったんだけど

思ってたより安かったから
売らないことにしたから。

ふん だと思ったよ。
早っ。

「ごちそうさま」ぐらい
言いなさいよ。

私からも報告がございまして。

ポラリスを継ぐことを
断念いたしました。

そのほうがいいわよ
少しゆっくりしたら?

文句 言ってたのに
お代わりするの?

ねぇ 不思議なんだけどさ
何でウチのカレーって

いつ食べても
毎回 同じ味するの?

(光司) カレー粉が
同じだからじゃなくて?

毎回 同じじゃないよね?
うん。

スーパーで安いの
買って来るだけだから。

いや だって 具材違っても
毎回 同じ味するんですよ。

怖くないっすか?
ただの気のせいでしょ。

いや いっつも この味なんだって。

じゃあ 今度イカムール貝
シーフードカレー作ろうかしら。

そういうの求めてないから
これでいいから。

今 私 褒められたの?
多分ね。

ホントに何様なんだよ。

♬~

まったく困ったもんね。

全然 困った顔に見えないけど。

フル充電すれば
きっと勢いよく走りだしますよ。

光司はひとの心配してる場合じゃ
ないからね~。

もちろんです。

♬~

ストライ~ク!

≪うぇ~い!≫

ボール!

ストライク!
バッター ア~ウト!

ア~ウっ!

(不動産屋) いつものです。
ありがとうございます。

ご実家 いい査定できずに
すいませんでした。

ううん どうせ
売る気なかったと思いますよ。

また 審判お願いしますね。
はい。

(不動産屋) どうも。
どうも~。

(光司)俺も審判やってみようかな。
えっ 野球経験あるんですか?

(光司) 『ファミスタ』と『燃えプロ』は
かなりの腕前だったよ。

飲み行きますか。

(光司) ごめん 俺 今日
財布 持って来てないんだよ。

ふっふっふっふ
任しといてくださ~い。

(光司) あっ そっか!
お年玉の臨時収入。

そうなんです 2人で
焼き肉でも行っちゃいます?

(光司) えっ いいんですか?
人間 フル充電するには

焼き肉が一番ですから。
(光司) えっ?

「おふくろの味しか
フル充電できない」って

言ってなかった?
そんなわけないじゃないですか。

実家のカレー10杯食ったって
カルビ1人前には

かないませんから~!

お義母さんのカレーで
フル充電したから 満君 絶好調だ。

あ~ なるほど。

やけに調子いいと思ったら
そういうことだったんですね~。