ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ミス・ジコチョー 第6話 松雪泰子、堀井新太、須藤理彩、余貴美子… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『ドラマ10 ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~(6)』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 若林
  2. 失敗
  3. 操作盤
  4. 事故
  5. 郁美
  6. 先生
  7. 恋愛
  8. 水沢
  9. イクミン
  10. 戸倉
  11. 志保
  12. バケット
  13. 現場
  14. 事故調
  15. 野津田
  16. 今回
  17. 操作
  18. 操作ミス
  19. 恋愛オンチ
  20. お願い

f:id:dramalog:20191123093344p:plain

『ドラマ10 ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~(6)』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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ドラマ10 ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~(6)[解][字]

工事現場で、女性作業員が死亡。本人の操作ミスだと思われたが、調査に入った真奈子は腑に落ちない。被害者は同僚と恋愛関係にあり、それが関係しているのか?

詳細情報
番組内容
とある工事現場で、女性作業員が死亡。本人の操作ミスだと思われたが、真奈子(松雪泰子)は腑(ふ)に落ちない。被害者は、職場の同僚と恋愛関係にあり、それが関係しているのか?調査と並行して助手の野津田(堀井新太)と郁美(高橋メアリージュン)は、それぞれ恋愛の始まりの予感。真奈子にはなんとお見合い写真が送られてくる。恋愛をめぐるてんやわんやの末に、真奈子は工事現場の死亡事故の意外な真相に気づいていく。
出演者
【出演】松雪泰子堀井新太須藤理彩高橋メアリージュン余貴美子
原作・脚本
【作】徳尾浩司
監督・演出
【監修】畑村洋太郎
音楽
【音楽】眞鍋昭大,【主題歌】[ALEXANDROS]

 

 


若林さん 終わりました。
(若林)そしたらね

あそこら辺の荷物持って あの辺の…。

(物音)

何だ?
おい! 挟まってんじゃねえか おい!

おい! 救急車呼べ 救急車!

結花!
大丈夫ですか!

(騒ぐ声)
救急車 呼べよ おい!

(真奈子)今日の課題は
SNSで共有しておくので

各自 確認しておくように。

(田辺)天ノ先生
ご相談したいことがあるんですけど。

何?

恋愛の失敗学っていうのは
ないんでしょうか?

恋愛の失敗学?
(田辺)はい。

もしあれば
そういう講義も聴いてみたいなって。

ああ… 考えてみる価値はありそうね。

(野津田)へえ~。
恋愛にも失敗学ってあるんですね。

ないわよ そんなの。

えっ? ないのに 来週やるって
約束したんですか?

私は恋愛で失敗したことないし
学問になるなんて

考えたこと なかったから。

先生は
失敗に単に気付いてないだけじゃ…。

ん?

ん?

うわっ 熱っ! えっ!

電源 入ってないから。

何でも見た目で決めつけるから
正しい判断ができなくなるのよ。

何すか… びっくりした。

(志保)きっと その子は
恋愛に悩んでるのね。

(郁美)でもさ 恋愛の難しいとこってさ

失敗の教訓を
次に生かせないとこなんだよね。

イクミン バツ3だもんね。
うるさいな!

トモルンは そういうデリカシーの
ないところがモテない原因なんだよ。

ちょっと モテないって決めつけないでよ。
(郁美)だって そうじゃん。

で 来週 どうすんの?

恋愛オンチの真奈子には
ハードル高いんじゃない?

恋愛オンチって何よ。
ん?

はい 天ノ研究室です。

高所作業車で死亡…?

もしかして 事故調の依頼?

♬~

お引き受けします。

♬~

<全てのしがらみとは無縁の
三者による真実の究明。

それが 事故調査委員会
事故調の使命である>

(小鳥遊)今回は
青海臨海第八倉庫の改装工事で

高所作業を行っていた作業員
水沢結花さんが

バケットと天井の間に
上半身を挟まれて圧死するという

痛ましい事故が起きました。

詳しい経緯については
お手元の資料にございますが

私どもとしましては 何故

このような事故が起こってしまったの…。

すいません。

 

先生 今 どこにいるんですか?

そんな会議室にいたって
事故の原因なんて 一生分かんないでしょ。

えっ ちょっと…
まさか もう現場にいるんですか!?

そうよ。
そうよじゃなくて そういう場合はね…。

あの… 天ノ教授は
本日ご欠席のようですが

助手の方…。
はい。 この事故の原因を

どのように お考えでしょうか?

え… えっとですね…。

(シャッター音)

♬~

事故調の天ノです。

ご苦労さまです。
安全管理責任者をやっています 若林です。

今回は
このようなことになってしまって…。

よろしくお願いします。

大丈夫ですか?

はい。

事故があった時の状況ですよね。

はい。
はい。

(若林)その日 水沢は
煙探知機の設置作業を行う予定で

いつもどおり 朝から
準備と安全確認をしていました。

(若林)事故の直前
水沢は一人で作業を行っていました。

彼女にとっては
やり慣れた作業でしたが

我々が気付いた時には
バケットが天井まで上がりきって

彼女の上体が挟まれていました。

水沢が バケットを下げようとして
レバー操作を誤り

逆に上げてしまったというのが
私の見解です。

どこで
バケットを上げ下げするんですか?

バケットの中からでも できますし

こちらの… 下からでも操作可能です。

事故当時
下で作業していた方は どなたですか?

その当時は 誰もいませんでした。

誰も?
(若林)はい。

♬~

あれは 記録残ってるんですか?

(若林)ああ あると思います。

防犯カメラには ずっと
高所作業車が映っていますが

事故が起こった瞬間
作業車のそばには誰もいませんでした。

本人による操作ミスなど

ヒューマンエラーの可能性が
濃厚かと思われます。

ん?

どうかされました?

これは何ですかね?

あ… 何でしょうかねえ?

(柳本)いえいえ ここの工事は
いくつかの業者でやってんですけど

若林さんっていうのは

元請けの共照テクニカル建設さんから
来とる人なんです。

いや… 若林さんも ふびんだなあ。

(倉持)本当っすねえ。

どうしてですか?

いや あの2人 つきあってたんですよ。

(倉持)まあ 周りには隠してたっすけどね
バレバレでしたよね。

(呼び出し音)

ああ 出ないし 何やってんだよ もう。

(戸倉)何があったんですかね?

いや もう
先生は とにかく会議が嫌いなんで。

(戸倉)あっ いや 亡くなられた方です。

作業に慣れたベテランの方でも
たまに こういった事故が起こるので。

そうなんですか。

あっ 改めまして
委員の戸倉と申します。

野津田と申します。

あの… この
東日本工事保安防災協会っていうのは?

堅いですよね。
いや…。

こういった事故が起きないように
セミナーを開いたり

安全基準を定める仕事なんです。
へえ~。

あっ 今回の事故は
率直に どう思いますか?

ん~ 現地に行ってないんで
何とも言えないですね。

あっ 現場にも行かれるんですか?
はい。

僕は 三現主義というのを
大事にしていて

現地に行って 現物を見て
現地の人に話を聞くっていうのが

真相の解明に欠かせないと
思っているんです。

え…。

えっ… な… 何ですか?

はい 四面楚歌麻婆豆腐で~す。

ありがとう。

うん いただきます。

うん! 辛い。

20倍って もはや致死量ですよ。

それで 事故調の見解は?

とりあえず 同型機種の不具合による
事故っていうのは

今まで ないみたいです。

むしろ ベテランの方でも
操作ミスはあるらしくて。

ん~! 辛っ! 辛いっていうか 痛い!

う~ん… 今の段階で
操作ミスって決めつけるのは

まだ早いと思うけど。

先生
今度 現場に連れてきてもいいですか?

ここのシェフ?
違いますよ。

さっき言った 事故調の戸倉さんです。
好きなの?

そうじゃなくて。 三現主義の話をしたら
現地に行きたいって言ってきて。

ふ~ん。
(喜里子)あら 奇遇ね。

2人も デート?
出た。

ちょっと もう 私のテリトリーに
入ってこないでくれる?

この店には
私の方が長く通っています。

もしかして…

去年 ノーベル物理学賞を受賞した
ロジャー博士ですか!?

ハロー。
ハロー!

ハウ ドゥ ユー ドゥ?

プロジェクト?

デート!?
お邪魔して すいません。

いいの いいの。
この子 恋愛オンチだから。

はあ?

レンアイ… オンチ?
オンチ。

オンチ。

腹立つわ…。

もう!

(物音)

(騒ぐ声)

(志保)天竜寺大学の羽生教授から
真奈子にって。

うん? 羽生教授?

そろそろ事故調に かまけてないで
研究室の仕事も ちゃんとやってよ。

はいはい 今やるから。

えっ うわっ…。
(郁美)何ですか 何ですか~?

あっ お見合い写真?

えっ…
この人 去年 ノーベル化学賞を受賞した

クラウス博士じゃないですか! だよね。
すごいじゃないですか!

やだ。 ちょっと 何で私が
お見合いなんかしなきゃいけないのよ。

会うだけ会ってみればいいじゃない。

いやいや そんな暇ないから。

はい。

…若林さん。

(志保)どうぞ。
ありがとうございます。

亡くなった水沢さんとは
生前 おつきあいされていたんですよね。

ああ 現場の人に聞きました。

ええ。
彼女とは 別の現場で一緒になって…

この秋に結婚するつもりでした。

ご愁傷さまです。 おつらいですよね。

(若林)僕は 現場の安全責任者として

もっと できたことが
あったんじゃないかって。

今でも ずっと考えています。

なるほど。

わざわざ
こちらに いらっしゃったってことは

何か ほかにもありました?

あの…
現場で見せて頂いた部品なんですが

もしかしたら
作業車の一部かもしれないと思いまして。

お預かりして検証してみようかと。

あのゴムベルトの…。
(若林)ええ そうです。

ああ ごめんなさい。
あれは もう 事故調に提出したんです。

ああ… そうですか。

あの 僕にできることがあれば
何でもやりますし 協力します。

どうか引き続き よろしくお願いします。

(郁美)ここ 8時過ぎると
表が閉まっちゃうんですよ。

(若林)すいません お手数おかけして。

(郁美)いや
私も ちょうど帰るとこだったんで。

後悔してるんです。
え?

彼女が亡くなる前日に
ささいなことで大げんかして

別れ話にまで なってしまって。

でも 僕は本気にしなかったんです。

まさか 次の日に あんなことになるとは。

あまり…
あまりご自分を責めないで下さい。

ゆっくり休んで下さいね。

はい。

ありがとうございます。
あ… いえ。

♬~

こっちですよ。

ご一緒させてもらって すみません。
呼んだ覚えはないけど。

ちょ… 先生!
同じ事故調のメンバーですけど。

何 あれ?

(郁美)これ 作ってきたんで食べて下さい。

あっ いや 申し訳ないです…。

全然申し訳なくないです。
お願いします。

あ… はい。
ハハハ。

何でイクミンがいるの?

あ… ちょっと
から揚げ多めに作っちゃったから

若林さんにと思って。

あ~! 何か やっぱ こういう作業車の
操作盤って かっこいいですよね。

そうですか?
はい。

何かデザインが こびてないっていうか

真面目に機能性を追求してる感じが…

ああ… トグルスイッチとか
たまんないですよね。

イクミン! 引いてるよ。

あっ ああ… ごめんなさい。

つい 工学部の血が騒いじゃって。

(若林)いやいや
違うんです 違うんです。 あの…。

いやいや 何で僕が…。

僕 高い所 ダメなんですよ。

しっかり目を開けて見る!

はい!

大丈夫ですか?

もう 何で天ノ教授は 野津田さんに
そんな強くあたるんですかね。

本当 ひどいですよね。

何か私 ムカついてきました。

早く降りましょう。
はい。

ここで水沢さんは レバー操作を間違えて
上げてしまったんですかね。

ですです。

ヒューマンエラーですよ。

やはり レバー操作のミスだと思います。

そうとは限らないんじゃない?

じゃあ ほかに何が考えられます?

もし 操作ミスが原因だとしたら

操作盤の上に 体が覆いかぶさるように
挟まれていたんじゃないかしら。

操作盤と反対側に挟まれていたのは
不自然よね。

確かに。

操作盤は 体が挟まれていた場所の
反対側にあります。

ブレーキパッドや油圧系統に
問題がなかったか

メーカーにチェックをお願いできますか?

分かりました。

好きです。

好きになっちゃいました。

やっぱり。

何で よりによって
恋人が亡くなったばかりの人を…。

だって 何か 私がそばにいなきゃって
思っちゃうんだもん。

イクミンは そうやって
2回目も3回目も

相手が どん底の時に結婚して
尽くして尽くして

それで 相手が上向いた途端

何か違うなって言って
捨ててきたわけじゃん。

言い方!
(志保)3回目だって交際ゼロ日だったし

ちょっと イクミンは
直感を信じ過ぎてると思うの。

いや… だって その時は
それ以外ないって思っちゃうんですもん。

過去の失敗は しかたがないけど

それを生かさないと
また同じことを繰り返しちゃうのよ。

分かってるんです。
失敗を学んでないよね。

トモルンは黙ってて!
まあ 反対はしないけどね。

私は イクミンが また傷つくようなことが
あったら嫌だなってだけ。

ありがと 志保さん。

でも 今回はね ただの情じゃなくて

その人の誠実なところに
惹かれてますから。

うん。 イクミンが結婚したら4回目かあ。

私も1回ぐらいしとくかな~。

(野津田 郁美)えっ?
興味あるんですか? 結婚。

失礼な! そりゃ いい人がいたら
結婚するわよ。

そうねえ
ちょっと悪い感じが好きなのよね。

見た感じが悪くて 優しくて
スポーツマンで そこそこ資産もあって…。

多い多い 条件が!
(笑い声)

先生は?
うん? あっ いいや。

恋愛オンチですもんね。

ちょ ちょ…。

(小鳥遊)メーカーの報告によりますと

高所作業車のブレーキなどには

特には
不具合などは見つかりませんでした。

また 当時の防犯カメラや目撃証言から

バケットを操作していたのは
水沢さん本人だと断定ができ

やはり そこに何らかの操作ミス

つまり
ヒューマンエラーがあったと思われます。

操作中に誤って 体が挟まれたとしたら

直前まで触れていた操作盤と天井の間に
体が挟まれていないと

おかしいと思うんですが。

今回の事故では 体が挟まれていたのは

天井と反対側でした。

燈君 どんな体勢になる?

そうですね
操作しながら挟まるとすると

こんな感じですかね。

この不自然な体勢からすると

操作盤には触れていなかったと
考えるのが自然です。

あっ 挟まれる直前に とっさに
操作盤を離れたのかもしれませんよね。

つまり こう…

こう。
ああ…。

まあ じゃあ その可能性も含めて
再検証させて頂けますか?

まあ それは構いませんが。

(戸倉)
機械に不具合がないと分かった以上

残るのは ヒューマンエラーしか
ないんじゃありませんか?

ん?

水沢さんは 安全管理責任者の若林さんと
交際していたんですが

それは ご存じですか?

ええ まあ。

(戸倉)事故の前日 大げんかして
別れ話になってしまったみたいで。

そのことが何か関係してるとは
考えられませんか?

は?

失恋すると 頭がボ~ッとしたり
何も手につかなくなったり

簡単なミスをしちゃうことって
あるじゃないですか。

確かに。
私も 学生時代 振られた帰り道

用水路に落ちたことがあります。

通常じゃ起きないような失敗も

失恋した精神状態が引き起こした可能性は
十分考えられると思います。

(戸倉)
少しは真相に近づいてきましたかね?

うん。 いい線いってると思います。

恋愛は 人を狂わせますから。

野津田さんも そういうタイプですか?
え?

恋愛にハマると 自分を見失っちゃうとか。

あっ… 僕はどうですかね。
そんなに変わらないと…。

(野津田 戸倉)あっ。

アハハ すいません。

今日は 野津田さんと語り合いたいです。

アハハ おいしい。

♬~

何か気になるんですか?

う~ん…。

よく分からないんだけどね。

あの 先生…。
うん?

私 若林さんを
明日デートに誘ったんです。

いいんじゃない? それで?

で 明日もし この人ならって思えたら

私が バツ3で
子どもが3人いることも話して

もし それでもOKなら 子どもたちを
紹介しようと思ってるんですけど。

それ 急じゃない?
ショックで倒れちゃうよ。

でも 隠し事はしたくないんです。

こういうのは
ちゃんと最初に言っておかないと

後で もめるのも嫌だし。

まあ そうだけど。

先生。
うん? デートって

どこに行ったらいいですかね?

それ 真奈子に聞く?

若林さんに
どこ行きたいか聞いてみたら?

ですよね。 何か
ラジオコントロールカーが好きだって。

レースもやるって言ってたんで

「サーキットに連れてって」って
お願いしてみます。 フフフフ。

あっ もう こんな時間!
子どもたちを迎えに行かなきゃ~。

隠し事したくないっていうのは
偉いんだけどね~。

隠し事…。

♬~

もしかして…。

(郁美)お先に失礼しま~す!

(志保)お疲れさま。
(郁美)お疲れさまで~す。

イクミン。
(郁美)あっ はい。 何ですか?

明日の件なんだけど…。

電車は?

もう ないです。

そっか。 どうしよっか?

どうしよっか。
いや…。

ちょっと どっかで休んでいく?

え…。
いや…。

大将 ごちそうさま。

先生!
あっ 燈君。

ちょうどよかった。 研究室 戻るよね?

今からですか? うん。
えっ…。

はい 戻ります。
えっ?

志保に ギョーザ持ってって。
ニンニクきいてて最高だから。

あっ あと明日 仕事ね。
イクミンのデートの立ち会い。

え? デートって 若林さんですか?

うん。 じゃあ そういうことで。

あっ お邪魔して ごめんなさい。

おやすみなさい。

「さあ 先頭は118番。
鮮やかなコーナリング

そして 後続車が追いつこうと
熱戦が展開されております」。

(郁美)わあ~ すごい熱気ですね。

俺ら ふだん ラップタイムを
0コンマ何秒 縮めるために

ボディーを ミリ単位で削ってみたり

重心のバランスを
ちょっと ずらしてみたり

そんなようなことばっか やってるんです。

オタクですよね。
ハハハ…。

いえ。 ジャンルは違いますけど
私もオタクなので 何となく分かります。

結花は こういうのに
全然 興味持ってくれなかったから。

すいません こんな話。

いいんです。 若林さんに
少しでも元気になってもらえたら。

はい。 ありがとうございます。

先生 ずっと見てなくても

うまくいったら
郁美さんから連絡が来ますって。

(輝樹)いや うまくいかないね。

うん?
ママ 人を見る目がないから。

君 言うね。

多分 思ってた人と違うとか

後になってから言うんじゃない。

「間もなく第3レース…」。
始まるわよ。

「さあ 注目の第3レース。
強豪が出そろいました」。

(スタートの合図の音)

「スタートしました。
各車 一斉に飛び出した!」。

はや~。

♬~

ざまあみろ。

あいつ マナー悪いよな。
そうよね。

(若林)これでいいんだよ。
オラオラオラ 来た来た 来た来た…。

ほら 邪魔だよ… フフフ…。

(若林)よ~し よしよし よしよし。

よ~し よしよし…。 ハハハ!

お前 邪魔なんだよ 周回遅れ!

♬~

よし。 功太君 理愛ちゃん 準備はいい?

(2人)うん!

ちゃんとやれよ。

よし。 突撃!

(2人)はい!

(若林)フフ… あと1周 あと1周…。

ちょっ! 何だよ お前ら!
(笑い声)

(若林)邪魔だよ もう。 どっか行けって!

ちょっ… あっ!

「あっ ここで 先頭が壁に激突」。

(若林)
あっ もう! 直して直して直して。

直して 直して… 抜かれ…。

も~う!

おい!
お前ら どういうつもりだ この野郎。

若林さん やめて下さ…。
放せ!

おい お前らのせいでな
俺の車 全部抜かれちまったじゃねえか!

若林さん!
お客さん マナー守って下さい 困ります!

俺は何もしてねえだろ!
あのクソガキたちが いけねえんだ!

(功太)お母さん 怖い。
(理愛)怖い。

大丈夫?

おい 今 何つった?

お母さん?

どうしたんですか?

ねえねえ あれでも動かせるの?

アプリを入れたら 簡単な操作くらいは
スマホでもできるでしょ。

[ 回想 ] 通常じゃ起きないような失敗も

失恋した精神状態が引き起こした可能性は
十分考えられると思います。

♬~

私 失敗しちゃった。

ほら 見て見て 見て見て…
ほら 見て見て。

おにいちゃん…
おにいちゃん 好きそう ほら見て。

何 これ?
これさ フッて吹いてくれる?

フッ!
(拍手と歓声)

皆さん 拍手 お願いします。 (拍手)
よくできました。

おにいちゃん できるじゃん なかなか…。

(ため息)

[ 回想 ] 明日の件なんだけど…。

レースするなら
彼が負けるように しむけてみて。

負けるように? 何でですか?

それ 正解。
え?

成功した時 勝った時より

失敗した時 負けた時の方が
人の本質が見えるからね。

それも
他人のせいで負けた時に どうなるか。

も~う!

お前ら どういうつもりだ この野郎。

若林さん やめて下さ…。
放せ!

おい お前らのせいでな
俺の車 全部抜かれちまったじゃねえか!

若林さん!
お客さん マナー守って下さい 困ります!

俺は何もしてねえだろ!
あのクソガキたちが いけねえんだ!

(輝樹)
今回は 早く気付けてよかったじゃん。

うるさいな。 あんたは黙ってて。

一目見たら分かるのにさ。

生意気なこと言わないで。 帰るよ。

やだ。 まだ見たい。 理愛も まだ見たい。

(郁美)帰ろう。

よし! ほら アイスでも食べ行くぞ。

食べ行く!
じゃあ 追いかけっこ。 よ~い ドン!

♬~

また 失敗。

はあ… 見る目ないですね~。

まあ… イクミンは悪くない。

自分を責めちゃダメ。
はい。

落ち込んでるとこ悪いんだけど

ちょっと作ってほしいものがあるの。

おはようございます。
(一同)おはようございます。

あの ここに集めて
何をされるつもりですか?

事故当時 何が起こったかは やはり
現場を見てもらうのが一番かと思って。

はあ…。

これは 作業者による
乗降レバーの操作ミスですよね。

それ以外には考えられませんよ。

それが 私には
操作ミスだとは思えなかったんです。

説明して下さい。

燈君。
え?

♬~

まず 私が不自然に思ったのは

水沢さんの体が挟まれていた位置です。

挟まれた時に
操作をしていなかったとしたら

それは一体 何を意味するのか。

下の操作盤が
使われていたということです。

下の操作盤が?

♬~

バケット 動かないです。

水沢さんも 恐らく 作業中
バケットを動かそうとして動かなかった。

この作業車は
下の操作盤を使う設定にすると

上では操作できなくなるんです。

(戸倉)待って下さい。

事故当時 下の操作盤の周囲には
誰もいなかったことは明らかです。

その仮説は通りませんよ。

私は 下の操作盤を動かしたのが
人間だとは言っていません。

え?

今回 私が犯した最大の失敗は

これが ヒューマンエラーや
機械的な不具合による「事故」だと

決めつけていたことです。

これは 事件です。

事件?

え…。

(郁美)真奈子先生!

犯人は
水沢さんが上で作業をしている間に

下の操作盤に
何らかの細工を施したんです。

それは何ですか?

一定の知識がある者なら
誰でも作れるものです。

これは うちのスタッフに
作ってもらいました。

♬~

犯人は 犯行の直前に

操作盤に
このような装置をセットしたんです。

♬~

そして その装置を使って

まず 下の操作盤を優先させる
スイッチを入れたんです。

そして その直後 水沢さんは
バケットを操作しようとして

操作できないことに気が付きます。

そして 下に声をかけようと
身を乗り出した時を狙って…。

(水沢)え…。

犯人は 実際には タブレットを使って

高所作業車を遠隔操作したんです。

うお~。
(ざわめき)

はあ…。

犯人は この操作盤が
防犯カメラの死角になっていることを

よく分かっていました。 ただ 犯行後

誰よりも先に 操作盤に戻り

仕掛けを回収しなければ
なりませんでした。

この時に
使用したゴムベルトが落ちてしまった。

このゴムベルトは 事件のあと

車輪のボルトに引っ掛かっていました。

最初に作業車に駆けつけたのは

若林さん あなたですよね。

♬~

そして このゴムベルトが
見つからないことに気が付いて

なんとか回収したかった。

[ 回想 ]
現場で見せて頂いた部品なんですが

もしかしたら
作業車の一部かもしれないと思いまして。

研究室に わざわざ やって来たのは

ゴムベルトを回収するためですよね。

え…。

全部 お見通しだったわけですか。

はい。

♬~

結花とは 結婚の約束をしていました。

なのに 突然 別れを切り出されて…。

俺には ついていけないと。

俺はおかしいと。

そんな理不尽な理由がありますか!

(戸倉)警察! 警察 呼んで下さい!
ああ… そうだ!

ちょっと待って下さいよ!

違うんだ! 話を聞いてくれ!
俺は悪くないんだ!

あなたの言い訳なんか興味ありません!

ねえ… あいつが全部悪いんだよ!

俺は何も…。 何だ お前! おい!

(争う声)

私は興味があります。

若林さん あなたは失恋をきっかけに

人を殺してしまうという
大きな失敗を犯しました。

その失敗の理由が何なのか。

どうしたら 100年後の人類は
同じ失敗を防げるのか。

私は興味があります。

♬~

これから ゆっくりと聞かせて下さい。

そして 一緒に考えましょう。

♬~

(小鳥遊)もしもし 警察ですか?
あの すぐに来て下さい…。

はい。

♬~

(若林の泣き声)

絵梨佳さん!

事故じゃなくて 事件だったなんて
思いも寄らなかったです。

ええ。

あの 絵梨佳さん…。

気を取り直して
どっか遊びに行きませんか?

まだ気付いてないんですか?

え?

野津田さんには 私なんかよりも
もっと大切な人がいるじゃないですか。

あの… というと?

私は もう 次に向かって走ってますので
お気になさらずに。

燈君!

燈君!

ゴー ファイト ウィン!
ゴー ファイト ウィン!

それじゃ 失礼します。

はい お待たせ。

どうしたの?

行くわよ。

大切な人…。

はあ? えっ… 嘘~!?

(志保)ああ そうですよね。
ありがとうございます。

あっ 帰ってきました。 かわりますね。

うん?
南雲博士。

ああ もう いい。 用件だけ聞いといて。
真奈子に用事があるんだって。

う~ん…。

はい。

恋愛オンチのあなたが
よく あんな事件 解けたわね。

切りますけど。
あっ ちょっと待って。

羽生教授から 見合いの返事はまだかって
聞かれたんだけど。

もう あんなもん
勝手に送りつけといて何よ。

なし! 全然なし!

☎いや 恋愛オンチのあなたの意見は
どうでもいいから。 はあ?

あの見合い写真は 志保ちゃん用なの。

☎そういうふうに
教授が 一筆書いてたでしょ?

えっ?

♬~

☎もしもし? まさか 自分宛てだと
勘違いしたんじゃないでしょうね?

あんたに薦める結婚相手なんか
ゼロよ ゼロ!

だって 恋愛オンチなんだから。 ハハッ。

うるさいな!
(電話を切る音)

私のじゃない。

(志保)ノーベル賞… 私のじゃない。

♬~

ここまで例に挙げたように

恋愛での失敗から学べることは
たくさんあるわけです。

ただ ほかの失敗に比べ 恋愛の失敗は

人間性を否定される印象が強く
ダメージも大きい。

ならば 恋愛なんか しなければいい

という意見もありますよね。

でも それは違うと思います。

恋愛は つらい失敗のリスクを冒すこと。

つまり チャレンジをすることです。

どんなに失敗しても
恋愛というチャレンジを

決して否定しないで下さい。

これは 恋愛に限らず
全てのことに通じます。

失敗を恐れず
チャレンジし続けた先には

必ず学びがあり 幸せがあるのです。

(拍手)

わあ~!

先生~!

♬~

先生…。

ありがとうございました。

別に礼を言われることじゃないから。

じゃあ。
先生! うん?

天ノ先生が…

好きです。

つきあって下さい。

♬~

ごめんなさい。

私 イケメンじゃないとダメなの。

十分 イケメンじゃん。
どんだけ イケメンじゃないとダメなの!?

♬~

真奈子の元ダンです。

何で彼を捨てたんだっけ?
考えただけで ゾクゾクする。

ネットバンキングで 振り込みが
できないというトラブルが発生。

過労死?
最近少し 仕事のしすぎじゃないですか?

先生!