ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

同期のサクラ 第6話 高畑充希、橋本愛、新田真剣佑、竜星涼… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『同期のサクラ#06』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. サクラ
  2. 先生
  3. 社長
  4. 振動音
  5. 火野
  6. 会社
  7. ハァ
  8. 今日
  9. 大丈夫
  10. 自分
  11. 米田
  12. お母さん
  13. セミナー
  14. 貧乏揺
  15. ダメ
  16. 仕事
  17. ウソ
  18. 女性
  19. お願い
  20. 一緒

f:id:dramalog:20191113230119p:plain

『同期のサクラ#06』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

同期のサクラ#06[解][字][デ]

主演・高畑充希×脚本・遊川和彦が綴る人間ドラマ!
忖度できない女・サクラと同期4人の10年間を描く第6話(6年目)。

詳細情報
出演者
高畑充希橋本愛新田真剣佑竜星涼岡山天音草川拓弥(超特急)、大野いと相武紗季椎名桔平、他
番組内容
子会社に飛ばされ社会人6年目を迎えたサクラ(高畑充希)は、その信念に密かな迷いを抱き始めていた。一方サクラを気にかけつつも人事部で仕事と子育ての両立に追われるシングルマザーすみれ(相武紗季)。“女性研修セミナー”を任され、女性評論家の理不尽な要望に振り回される毎日を送っていた。そんな忖度する母の姿に、すみれの娘・つくしはサクラに「大人になるって大変?」と聞くが、答えられないサクラだった。
監督・演出
明石広人
原作・脚本
遊川和彦
音楽
【主題歌】 森山直太朗 「さくら(二〇一九)」 ユニバーサルミュージック
【音楽】平井真美子
制作
制作協力 AX-ON
製作著作 日本テレビ

 

 


(心電計の音)

(火野すみれ) サクラ 見て。

つくしも今年から中学だよ。

今でもホントに感謝してる。

あなたが入社して 6年目だっけ?

もし あの時
助けてもらわなかったら…。

娘と一緒にいることが
できなかったかもしれないから。

(北野 桜)
《じいちゃん 元気らけ?》

《心臓の調子は どうら?》

《憧れの花村建設に入社して
もう 6回目の秋》

《うちの島に架かる橋が

いつ着工再開になるか
まだ分からねろも

サクラは諦めねで
今日も頑張るてぇ》

《そういえば
この前もろたFAXに

変なこと書いてあったろも…》

(黒川)うちの子会社に
出向してもらう

《じいちゃんの
取り越し苦労らっけ

心配すんなて》

《サクラは いつものように
元気に働いてるっけ》

《じゃ 行ってくっれ》

≪この先で花村ホームの
現地販売を行っております≫

新規一戸建てのご購入を
ご検討の方は

ぜひ お気軽に
お立ち寄りください!

この先で花村…。

あっ おはようございます。

大変ね 寒くなって来たのに。
大丈夫です。

うちの島の冬は
こんなもんじゃないので。

とかいって
本当は不安なんじゃないの?

このまま子会社にいたら
一生 土木になんか行けないし。

それは…。
(自転車のブレーキ音)

(すみれ) ちょ… ちょっと。

すいませんが

ここに自転車を止めないで
いただけると助かります。

いや… こっちの勝手だろ。

ここは点字ブロックなので
駐車違反になります。

障害物が上にあると
視覚障がい者の方が

転んでケガをしてしまう…。
うるせぇな。

(すみれ) ちょっと!

大丈夫? もう…。

やめたら? そういうの。

すみれさんこそ大丈夫ですか?
え? 何が?

もう こんな時間ですが
遅刻するのでは?

マズい… 非常にマズい!

(自転車のブレーキ音)

すいませんが

そこに自転車を止めないで
いただけると助かります。

♬~


珍しいね 火野がギリギリなんて。
ちょっと 娘が熱を出して…。

う~ん つくしちゃん8歳だっけ?

かわいい盛りだねぇ。

そういえば
さっき 北野サクラに会いました。

えっ そう? 元気でやってた?

部長 もう彼女が
本社に戻るのは

無理なんでしょうか?
いい質問だねぇ。

あっ そうだ
大切な仕事を忘れてた はい。

(すみれ) 何ですか?
「女性活躍推進セミナー」って。

うん 近いうちに国会で

女性活躍推進法も
成立しそうだし

わが社も 女性研修の一環として
有名な先生を呼んで

講演会をやることになったんだよ。

(すみれ) 椿 美栄子って

今 話題になってる
評論家じゃないですか。

働く女性を応援する本も
たくさん出してるし。

グループ内の女子社員も含めた

プロジェクトチームを
つくることになったんで

広報と一緒に進めてくれる?

君がリーダーになって。

え? 私がですか?

頼むよ この先生さ

いろいろ うるさいので
有名なんだよ。

うるさいって?
うん これね

向こうのマネージャーから届いた
要望リスト。

(すみれ) 「呼ぶ時は
『先生』と呼んでください」。

(黒川) 言っとくけど
これは社長案件だから。

え?

その先生とさ 社長は
仲がいいんだよ。

社長が自叙伝を出版する際に

いろいろとアドバイス
もらったらしい。

ハァ ホントに もう…。

(黒川) くれぐれも
粗相のないように頼むよ。

まぁ 大丈夫か 北野もいないし。

(すみれ)
今回のセミナーのリーダーを
務めることになりました

人事部の火野です。

失礼します。

(月村百合) サクラ!
(すみれ) どうしたの?

今回のセミナーに

花村ホームを代表して
出るようにと言われまして。

ギリギリじゃない
また建物の写真 撮ってたの?

いえ お客様に

わが社の モデルハウスの素晴らしさを
詳細にお伝えしていたら

つい 時間を忘れてしまって。

相変わらず
仕事熱心なのは分かったから。

早く座って。
はい。

今度のセミナーは

花村建設グループ
全ての女子社員が参加して

必ず成功させるようにとのこと
なので 皆さん 力を合わせて

頑張りましょう。
≪はい≫

じゃあ この後の
スケジュールなんですが

今日 この後 椿 美栄子さんの
マネージャーと打ち合わせをして…。

スゥ~~。

やっぱり出た。

何が言いたいの? 北野さん。

なぜ 女子社員だけが集まって

セミナーをやらなくては
いけないんでしょうか?

え?
それより

目の前の仕事に専念したほうが
いいのではないかと思いました。

それは ほら

ゼネコンでの女性の立場は
まだまだ低いから

会社に意識改革してもらわないと
いけないでしょ?

だったら
男性社員にも参加してもらって

女子社員が もっと活躍できる場を
設けてもらえるよう

訴えたほうがいいのではないかと
思いますが。

だから それは…。

サクラ。

何か
ムキになってるみたいだけど

それって 子会社に行かされたのが
不満だから?

いや 別にそんなことは。

[ 貧乏揺すりをしている ]

私は こう思うんだ。

男に意識改革を求める前に
女同士がもっと

理解し合うことが
大切じゃないかって。

独身者 既婚者
シングルマザーって

いろいろ立場が違ったりすると

そのせいで 女同士で
いがみ合ったりするからさ。

でも…。

じゃあ サクラは どれだけ
すみれさんのことが分かってる?

それは… あぁ…。

かわいい娘さんと旦那さんの
3人家族で…。

違う。

この前 離婚したから

今は シングルマザー。

そうだったんですか。

こういうこともあるから
今回のセミナー通して

女子社員が 一枚岩になって
行ければいいって思わない?

そうですね。

じゃあ マネージャーと
打ち合わせをする前に

向こうから来た
要望リストをチェック…。

(振動音)

(すみれ)
あぁ ごめん 噂をすれば…。
(振動音)

もしもし 火野です
今回は お世話になります。

えっ? もうですか?

分かりました
すぐにお迎えにあがります。

私 行って来ます。
ありがとう。

ごめん 先方が予定より
早く着いちゃったんで

机の配置 変えようか。
(社員たち) はい。

北野さん ちょっと。

いい? くれぐれも
余計なこと言わないでね。

それでなくても あのリスト

理不尽な要求が
いっぱい書いてあるから。

相手を怒らせて セミナーが
中止になったら どうするの?

そうなったら 会社が私たちを
守ってくれないことぐらい

あなたが
一番よく分かってるでしょ?

(すみれ) このたびは
当社の女性活躍推進セミナーに

ご賛同していただき
本当に ありがとうございます。

早速ですが 椿先生に
講演していただくテーマについて

私たちなりに
考えてみましたので…。

(米田) それは大丈夫です
テーマは先生のほうで

決めさせていただきますので。

(すみれ) はぁ…。

それに今日は こちらを
ご承諾いただけるのかを

確認しにまいりましたので。
あぁ。

あの ほとんど大丈夫ですが
多少 ご要望に沿えないことも。

どれが無理なんでしょうか?
会場到着から終了まで

1名の世話係をつけて
いただくことですか?

[ 貧乏揺すりをしている ]
控室に マッサージチェアと加湿器を
用意していただくことですか?

そうではなくて… 例えば

「講演後に質問は 一切
受け付けない」とあるんですが

それは 何とか
なりませんでしょうか?

皆さんには
分からないでしょうが

先生はいつも
全身全霊で講演をなさるので

終了時は 疲労困憊なんです。

はぁ…。

[ 貧乏揺すりをしている ]
ただ セミナーと銘打ってますし

先生とお話しするのを
楽しみにしてる社員もいるので。

失礼ですが 皆さんは

先生の著書を
お読みになってないんですか?

え?
先生は常々

こう おっしゃってます。

考えもせず
すぐ答えを欲しがるのは

最近の人間の 一番悪い癖だって。

はぁ…。

[ 貧乏揺すりをしている ]
(米田) 何でも人に尋ねる前に
まず自分で考えることで

[ 貧乏揺すりをしている ]
今までにない発想や
イデアが生まれるんです。

[ 貧乏揺すりをしている ]
それを怠っているから
スキルアップもできないと。

スゥ~~。

ちょっと 北野さん!

だったら こちらが考えた後に

質問すれば
いいんじゃないでしょうか。

は?

申し訳ないけど
先生は忙しいんです。

そうおっしゃると
質問に答えること自体が

面倒だという印象に
なってしまいますが

それでも よろしいんでしょうか。

椿さんも ご自身の著書で
こう おっしゃっています。

何よりも大切なのは

つらい状況でも 必死に負けまいと
生きている女性たちの声に

耳を傾けることだと。

何ですって?
(ドアが開く音)

(社長)
あっ どうもどうも 米田さん。

今回は わが社のために
ありがとうございます。

椿先生にも 今度の講演会
楽しみにしてると

お伝えください。
ありがとうございます 社長。

(社長) で 打ち合わせのほうは
順調ですか?

何かありましたら 遠慮なく

わが社の優秀な女子社員に
何でも おっしゃってください。

それなんですが…。
え? どうかしましたか?

私どものお願いに
ケチをつけるような方が

あちらに いらっしゃって。
え?

あっ また君か…。

また何か余計なこと言ったのか?
君は。

私はただ 椿さんに講演の後

質問に答えていただきたいと
お願いしただけで。

だから 理由は説明したでしょ?
それに何ですか。

椿のことは「先生」と呼ぶように
お願いしたはずなのに。

私は椿さんに 直接
何かを教わったことはないので。

何ですって?
まぁまぁまぁ… 米田さん。

実はですね

あの子 ちょっと変わってまして。
あぁ…。

この件に関しましては

私が責任を持って
ご要望にお応えします。

え~ 君は…。
人事部の火野です。

じゃあ よろしく頼むよ 火野君。

分かりました。

あっ 社長! 社長~。
(社長) ん? 何でしょう?

(米田) つまらないものですが
椿からです。

[ 貧乏揺すりをしている ]
(社長)
あ~ これはこれは どうも。

何か 面倒くさいセミナーに
なりそうだね。

そうですね。

ねぇ さっき
ちょっと我慢してたでしょ?

言いたいこと言うの。

いえ そんなことは…。

子会社に行ったのが さすがに
こたえてるんじゃないの?

もう これ以上 何かやったら
後がない土俵際だし。

ねぇ
いいチャンスかもしれないし

サクラもプライベートを
充実させることを考えたら?

あっ そうだ!
今度 合コンでもやる?

いえ そういうのには
全く興味がありません。

そんなこと言ってる間にも
砂時計の砂は

どんどん落ちてるの
誰か好きな人でもいないの?

いえ 全く。
(エレベーターの到着音)

(ドアが開く音)

(木島 葵)
あぁ どうした? 2人とも。

打ち合わせがあって
今度の女性研修セミナーの。

そうなんだ。
(ドアが閉まる音)

サクラは? 元気にやってる?

はい 葵君は すっかり
イメージが変わりましたね。

ああ
土木1年目のぺいぺいだから

まず 測量から
始めなきゃなんなくて大変だよ。

毎日 外回りばっかりだし。

でも そっちのほうが
似合ってるわよ。

高そうなスーツ着て
ポケットに 手 突っ込んでるより。

お前は相変わらず うるさいな。

悪かったわね。

でも 皮肉だよな。

サクラより先に
俺が土木に来るなんて。

あの…。

美咲島橋は どうなっていますか?

あぁ 何とか
着工再開できるように

会社も いろいろと
やってるみたいだけど

そう簡単にはいかなくて。
そうですか。

(エレベーターの到着音)
じゃあ 私はここで。

あぁ お疲れ。
お疲れさまです。

サクラ さっきのこと
もし その気になったら電話して。

はい。

(ドアが閉まる音)

さっきのことって?

合コンでもしないかと
誘われました。

え? お前 それ どうすんの?

今は そんな気持ちになれないので
お断りしました。

じゃあ 今

ひそかにお前のことが
好きな男がいるとして

そいつが告白して来たら
どうする?

付き合いません。
ふ~ん そっか。

でも そいつは

そこそこ ルックスも…

だいぶ ルックスもいいし

性格も 前より何ていうか
誠実っぽくなってたら?

付き合いません。

じゃあ 俺 ここで土木のヤツら
待たなきゃいけないんで。

そうですか
お仕事 頑張ってください。

(チャイム)

サクラ。

俺は お前が…

す…。

す…。

ストレスとか
たまってんだったら

いつでも付き合うぜ
酒とか カラオケとか。

ありがとうございます
でも 大丈夫です。

ハァ… 何やってんだよ 俺。

お疲れさまです~ はい…。
ただ今 戻りました。

あぁ 今 あの
戻ってまいりましたんで

はい 少々 お待ちください。

北野さん。
はい。

本社の人事から電話 1番。
ありがとうございます。

お電話 代わりました。

火野だけど

実は さっき社長から

あなたをセミナーのプロジェクトチーム から
外せって言われたの。

部長が
フォローしてくれたんだけど

あのマネージャーが怒ってるから
どうしても無理で。

そうですか。
もういいかげん分かった?

これ以上 問題 起こして
クビになったら

もう どこにも
行き場がなくなるわよ。


(リポーター) 青色LEDを発明した
日本人3人に

ノーベル物理学賞
贈られることが決まりました。


日本の技術が また一つ
世界に認められました。

あっ お疲れさまです。

(2人) お疲れ。

すいませんが コロッケ定食を1つ
お願いします。

(オーナー) 他のにしたら?
どうしてですか?

この頃 そればっかりだから。

ダメですか?

リクエストがあれば。

(土井) おい 声掛けろよ。

(清水) え? 何で?

だって 好きなんだろ?
サクラのこと。

だから そんなんじゃないって。
ライバル登場なのに

そんな悠長なこと言ってて
いいのか?

え? どういう意味?
百合ちゃんが言ってたんだけど

葵も
サクラのことが好きみたいで。

(スプーンが落ちた音)
ウソ…。

なぁ サクラ…。

どう? 子会社のほうは。

はい 何とか やっています。

そう… なら いいんだけど。

(オーナー)
はい コロッケ定食 お待たせ。

ありがとうございます。
ハァ…。

あのさ

今度 どっか行かないか? 俺と。

蓮太郎と百合と4人でさ
映画とか水族館とか。

どうしてですか?

それは… ほら!

蓮太郎が百合のこと好きだけど

あいつ 誘えないから
協力してやろうと思ってさ。

おい 何言ってんだよ!
すいません 蓮太郎君。

今 ちょっと
そういう気分になれなくて。

いやいや… そうじゃなくて…。

ハァ…。

サクラ… 俺

お前のことが…。

心配なんだよ…。

今日は大盛りじゃないし
箸も全然進んでないから。

そんなことありません。
ならいいけど…。

あっ 何か つらいことがあるなら
いつでも言ってくれよ。

ほら 俺は お前の…。

仲間だからさ…。

ありがとうございます。

ハァ~。

(すみれ) 分かりました
先生のお弁当は

グリーンピース湯葉とネギが
NGですね。

あ… はい じゃあ 失礼します。

ハァ~ ホントに もう…。

どうしたの?

ため息ばっかりついてると
幸せが逃げてくぞ~。

部長 何とかなりませんか?

1時間ごとに
あのマネージャーから

ああせい こうせいって
電話が来て…。

それは大変だねぇ。

俺が女なら
代わってあげたいんだけど。

また そうやって
調子いいことを…。

(振動音)
ヤダ また?

(振動音)

(せき払い)
(振動音)

もしもし 火野です。

え? ホントですか?

(担任の声) 実は娘さんが
クラスの子を殴ってしまいまして。

ダンゴムシをたくさん捕まえて
1人で遊んでたのを

他の子に「気持ち悪い」とか
「頭がおかしい」と言われて

腹を立てたみたいで。

(火野つくし)
あっ 見て お母さん!

すっごいキレイ!
つくし!

少しは反省したら?

もう周りを怒らせるようなこと
しちゃダメだからね。

(つくし) だって
あいつらが ばかにするから。

相手にしなきゃいいでしょ
そんなの。

母親の育て方が悪いんだよ。

両親が離婚したのだって
絶対 お前のせいだ。

え?

…とか言われても
我慢しなきゃいけないわけ?

私は
自分の言いたいことを言って

やりたいように
やりたいだけだよ。

それの どこがいけないの?

人は いつまでも
自分の好きなように

生きられないの。

うちの会社にも 同じようなこと
言ってた子がいたけど

結局 今は
つらい目に遭ってるんだからね。

ケータイ 鳴ってるよ。
(振動音)

えっ?
(振動音)

(振動音)

もしもし 火野です。

えっ? 今からですか?

あぁ…。

分かりました… じゃあ 後ほど。

ごめん… お母さん 会社に
戻らなきゃいけなくなったから

1人で帰れる?

え~ ヤダ!
そんなこと言わないの。

つくしも一緒に行っちゃダメ?
えっ?

お母さんの働いてるとこ
見たいし。

申し訳ありません。

どうしても先生が 本番前に
会場を下見したいとおっしゃって。

いえ 本気でセミナーに
取り組んでいただいて光栄です。

(椿) はっ! はっ!

(すみれ) どうしました? 先生。
はっ! はっ!

米田さん。
はい。

ここ

声が変な響き方すると思わない?

え? あ~ そうですね。

火野さん
他の場所に変更できますか?

えっ? いや あっ…。

でも ここが うちで
一番広い会議室でして。

広けりゃいいってもんじゃ
ないでしょ?

大切なのは 先生の話が
ちゃんと伝わることですよね?

ですけれども
今から他を探すとなると…。

米田さん いいわよ
ここで やりましょう。

ありがとうございます
助かります。

(椿) その代わり
照明が足りないから

もう少し 足していただけます?

あぁ でも それは
総務と話してみないと…。

お願いします
お話ししてる先生の姿を

美しく 輝くように見せることが
大切だって思わないんですか?

分かりました 検討します。

スゥ~~。

えっ?

ちょっと! 何やってんの?

すいません 本社に届け物をして
戻ろうとしたら

偶然 お見掛けしたものですから。
ちょっと また あなた?

なぜ そんなに
照明に こだわるんでしょうか?

椿さんは ご自身の著書でも
おっしゃっています。

内面の美しささえあれば

どんなに
明るい照明を当てるよりも

女性は光り輝くはずだと。

火野さん
お願いしたはずですよね?

この失礼な方を
先生の前に出さないように。

すみません たまたま 子会社から
お使いに来てたみたいで。

(椿) いいじゃない 米田さん。

今どき珍しく はっきり物を言う
お嬢さんで。

ぜひ 講演会にもいらしてね。

ありがとうございます。

米田さん まだ いろいろと
詰めなきゃいけないから

今から食事でもしながら
打ち合わせしませんか?

そうですね
火野さん 大丈夫ですよね?

そうしたいんですけれども
今日は娘がおりまして…。

(米田) ご主人に
頼めばいいじゃないですか。

それが いろいろあって
そういうわけにいか…。

よかったら
私がお預かりしましょうか?

え?

遅くまで娘さんを1人にするのは
心配でしょうから。

いや… でも…。

私は別にいいけど。

少々お待ちください
今 夕飯の準備をするので。

狭っ! 古っ!

ねぇ ここ いつの時代?

平成です。

ねぇ 何これ?

じいちゃんからもらった
FAXです。

何で張ってあるの?

見てると勇気が出るので。

ねぇ 料理しないの?

すいません 苦手なので。

でも ここのコロッケは

じいちゃんが作ってくれたのに
味が似ていて おいしいんです。

どうですか?

うちのお母さんのほうがおいしい。

そうですか。

あれ お父さんとお母さん?

はい。

もしかして
もう死んじゃったとか?

はい 私が8歳の時に。

つくしと同じ年じゃん。

そうですか。

ねぇ。
何ですか?

大人になるって

大変?
それは…。

よく分かりません。
何で?

私は

いまだに周りの人に
「大人になれ」と言われるので。

じゃあさ

自分の思い通りに生きるのって

やっぱり つらい?

そんなことは…。

ないと思っていましたが

結果的に今 子会社にいるので

やっぱり
つらいのかもしれません。

じゃあ つくしも今みたいには
いられないのかな。

大人になったら。
それは…。

よく分かりません。
そればっかりじゃん!

すいません。

あぁ~ 何か こっちまで
暗くなって来た。

ねぇ 何かして遊ばない?

じゃあ…。

腕相撲は どうでしょう?
それ 子供とする遊びじゃ ない。

では 折り紙は?
古くさい。

じゃあ 何を?

(オーナー) はい お待たせ。

さっきから何やってんだよ
2人とも。

えっ?
えっ?

もしかして サクラに電話しようか
迷ってるとか?

んなわけ!
そんなんじゃ…。

(着信音)

サクラだ。
何で お前にかかって来んだよ!

ウソ?
(土井) 知らねえよ。

もしもし? 何? サクラ。

すみませんが 家に
来ていただけないでしょうか?

えっ 何で?

すみれさんの
お子さんを預かって

一緒に
ゲームをしているんですが

私があまりにも下手なので

他にゲームが上手な友達は
いないかと聞かれまして。

(土井) あっ… よっしゃ~!
(つくし) あぁ~。

なかなかやるじゃん 蓮太郎。
お~ 呼び捨てかよ。

ちょっと手加減してやれよ!
次は俺~!

あの… なぜ お2人まで
来てくださったんですか?

あ~ いや それは たまたま
蓮太郎と一緒にいたから…。

そうそう それに暇だったし。
ウソつけよ お前ら。

サクラのことが…。
(清水) あ~!

余計なこと言うな お前!
(つくし) ハハ ハハ…!

(清水) 何でもない アハハ…。

(ノック)
はい。

どうしたんですか?

(小梅) うるさくて
子供が眠れないんですけど。

(脇田)
いつも文句言われてるんで

今日は はっきり
言わせてもらってもいいっすか?

すいません。

あ~ 惜しい!
すいませんが

少し声を下げていただいても
よろしいでしょうか。

お隣に3歳のお子さんがいるので。

あぁ…。
あぁ ごめん。

じゃあ 俺らは そろそろ帰ろうか。
そうだな。

もう こんな時間だし。

え~ まだいいじゃん 蓮太郎!

ねぇ~ いいじゃん!
だから 呼び捨てやめろって。

(ノック)
すいません お静かに。

また いらしたかもしれないので。

ごめん 遅くなって。

あ…。

つくし ほら 帰ろう。

ヤダ。

(すみれ) ちょっと 何言ってるの。
みんなと もっと遊びたい。

言ってるでしょ
ひとに迷惑掛けちゃダメだって。

あれしちゃダメ これしちゃダメ
ばっかりじゃん この頃。

じゃあ つくしは
何をすればいいの?

お母さんの言うことを
黙って聞いてればいいの?

おとなしく勉強してればいいの?
いいかげんにしなさい。

怒るわよ。
何よ!

仕事場では
ペコペコしてるくせに。

お母さんの仕事って
謝ることなの?

すっごいカッコ悪いんですけど。

いいかげんにしなさい!

お母さんなんか大っ嫌い!

つくしちゃん!
俺たち見て来るから。

あの…。
ホントに もう…。


≪今日は もう帰っていいよ≫

お疲れさまでした。


(振動音)

もしもし どうしたんですか?
蓮太郎君。


(土井)
サクラ 仕事終わったら

「リクエスト」に来てくれないか?
どうしてですか?


すみれさんが
ちょっと ヤバそうで…。

すみれさんは…。

(土井) 帰り際にバッタリ会って

安くて いくらでも飲める店
知らないかって聞かれたから

連れて来たんだけど…。

フゥ…。

大丈夫ですか?

ピッチが速いみたいですが。

全然 大丈夫
酔っても変わらないから 私。

でも いいんですか?

つくしちゃん 放っておいて。

それも全然 大丈夫。
どうしてですか?

パパのほうがいいって
出てったから。

どうするんですか? じゃあ。

もう母親として
自信なくなっちゃった。

私ね 昔からペットとか
鉢植えの花さえ

ちゃんと育てられなかったの。

だから そんな人間が
子供なんか育てられるのかって

ず~っと不安だったけど
つくしは あんな子だし…。

どう接していいか
よく分からなくて…。

何か もう この頃は
家でも会社でも

必死で自分を取り繕ってるだけ
みたいな気がして。

こう見えて 会社に入った頃は

あなたみたいに
仕事に燃えてたのよ。

そうだったんですか。
(すみれ) でも

どんなに理想とか
正論 主張しても

上司には
「黙って言うこと聞け」とか

「女のくせに生意気だ」とか
言われるし。

周りの女子には
「こび売ってる」とか

「目立ちたがり」とか言われて…。

心が折れちゃった。

自分なんか

どんなに頑張っても

な~んの意味もないんだって。

だから私は 結婚に逃げた。

つくしができたら

愛する家族のために
生きようって思った。

離婚したら

何があっても

つくしだけは守ろうって
頑張って来た。

それなのに…。

もう 何にもなくなっちゃった。

フゥ~。

(振動音)

つくしちゃんじゃ?
(振動音)

(振動音)

ウソ またかよ!
(振動音)

(せき払い)
(振動音)

はい 火野です。

えっ? いや でも
それについては この前…。

あっ はい…。

分かりました。
どうしたんですか?

何か 話すテーマについて
急に変えたいとか言ってるから…。

行って来る。

ハァ…。

(ドアの開閉音)

《じいちゃん

入社してから
ずっと世話になった先輩が

苦しんでんだて》

《サクラは 結婚してねえし

先輩みてな責任ある仕事も
任されてねっけ

どうしていんだか分からねてぇ》

《自分の思い通りに
生きんのって

やっぱ難しいんだろっか?》

(ベル)

(FAXの受信音)

♬~

♬~

♬~

(すみれ) じゃあ それ横に。

(米田) 火野さん
今日は よろしくお願いします。

こちらこそ。
これ どこに置けばいいですか?

あの これは何でしょうか?
椿先生の新刊ですけど。

もしかして セミナーの後に
販売なさる気ですか?

だって 先生の話を聞いたら
みんな欲しくなるでしょ?

でも そういう
宣伝みたいなことは…。

おたくの社長には
了解 取ってありますから。

分かりました。

ごめんね
この辺りに並べよっか ねっ。

はい。
先生 迎えに行って来ます。

はい。

ハァ…。

何? 何か文句?

いえ 別に。

そっちこそ
講演会 聞くのはいいけど

絶対に余計なこと言わないでね。
はい。

その代わり 一つ お願いしても
よろしいでしょうか?

何?

彼女も一緒に聞いていいですか?

あんた 何で…。

ダメなら 帰るけど?

そんなことないけど。

おいで。

ちょっと!

あの子に何言ったの?

お母さんが仕事で

謝ってばかりのように
見えたかもしれないけど

あれは 会社のために

自分を殺しているからだと
言いました。

お母さんは 常日頃から

会社にいる全ての人のことを考え
守ろうとする。

私なんかにはできない

すごい仕事をしているんだと
言いました。

お母さんと一緒にいたいのなら

自分にウソをついちゃダメだとも。

仕事が終わったら

つくしちゃんと
話してあげてください。

お母さんのこと
すごく心配してましたから。

≪ここに座って待ってよっか≫

でも 私

何かもう 自信が…。

別に いい母親である必要は
ないんじゃないでしょうか。

え?

子供にとって お母さんは

そばにいてくれるだけで
いいんです。

ニッコリほほ笑んでくれるだけで
いいんです。

優しく手をつないでくれるだけで
いいんです。

私の母は 私が好き勝手なことを
しようとすると いつも

「しちゃダメ」ではなく

「していいよ してごらん」と
言ってくれました。

そのせいで私は
こんな人間になってしまい

すみれさんに散々 迷惑を掛け

大変 申し訳ないと
思っているのですが…。

何より私が言いたいのは

女性は いまだに職場で
差別されているということを

あなた方自身が 自覚してほしい
ということなんですね。

日本の会社で
役職に就いてる女性の割合は

まだ
2割の壁を越えていないんです。

この状況を打開するためには
ここにいる皆さん

皆さん 一人一人が

女性の地位向上のために
戦うしかありません。

本日は

とってもステキな時間を
ありがとうございました。

え?

もう終わりですか?

(椿) あっ そうそう
私の話に興味を持たれた方は

発売になったばかりの
新刊を読んでいただければ

今日のテーマについて さらに

理解を深めていただけると
思います。

結局 宣伝じゃないですか。

[ 貧乏揺すりをしている ]

[ 貧乏揺すりをしている ]
(社長) いやぁ 先生
素晴らしかったです!

感動しました。
(椿) ありがとうございます 社長。

みんな 先生に
もう一度 大きな拍手を。

(拍手)

[ 貧乏揺すりをしている ]
(拍手)

[ 貧乏揺すりをしている ]
スゥ~~。

(すみれ) 先生!

先生は

本の宣伝のために このセミナーに
いらしたんですか?

え?

(米田) ちょっと
何言ってるんですか! あなた。

もちろん

働く女性を応援するために
まいりましたけど?

その割に
さっき おっしゃったことは

今までの ご自分の著書をなぞった
内容ばかりですし

講演時間も予定より
随分 短くないですか?

それは…。

君 ちょっと口を慎みなさい。

ここに集まった社員の中には

今までの椿さんの言葉を
純粋に信じて

今日の講演を楽しみにしていた
人が たくさんいるのに

これじゃ結局 会社が
女性の活躍を応援していると

内外にアピールするのに

付き合わされただけじゃ
ないですか 私たちは。

(社長) 何を言ってるんだ!
私は そんなつもりはない。

(すみれ)そうでしょうか? 社長が
その先生を呼んだのだって

彼女が女性活躍を推進する

優良企業の認定委員会の
メンバーだから

持ち上げておけば
いずれ うちの会社にも

お墨付きをもらえると
期待したからじゃないんですか?

あっ…。
(すみれ) もし そうなら

毎日 時間外勤務を
懸命に こなしながら

会社が 働く環境を
改善してくれるんじゃないかと

期待して集まった女子社員に
失礼だと思わないんですか?

いいかげんにしなさい!
そんなこと言って

どうなるか分かってんのか!
別に構いません!

私は今まで 働く女としても

娘の母親としても
中途半端な人間だったけど

おかげで

これから どんなに
つらいことがあっても

自分にウソをつかないで
生きて行こうっていう

決心ができました
娘や 後輩のサクラを見習って。

♬~

ハァ…。
(つくし) お母さん!

カッコよかったよ。

カッコよくなんかない…
もしかしたら クビになるかも。

それでもいい お母さん大好き。

ごめんね
この前 ひどいこと言って。

いいの。

つくしは つくしのままでいい。

え?

これからも あんたの好きなように
生きなさい。

ホントに?

うん。

けどさ サクラみたいに
なっちゃうかもよ?

え… それは ちょっと困るな。

だよね。

(2人) フフフ…。

少しは
言うこと聞いてくれないと…。

は~い。

(すみれ)じゃあ 今日は何食べる?
(つくし)何にしよっかな~。

≪いいかげんにしてよ~
今日も ギリギリじゃない≫

すいません。
早く準備して!

あっ おはようございます。

また写真撮って遅れたの?

はい あっ よかったら
ご覧になりますか?

見せて。

いいんですか?

(すみれ)
ふ~ん どれもいい写真ね。

ありがとうございます。

北野さん。
はい。

私が あなたの10年後だとしたら
どう思う?

私みたいになりたい?

それは…。

フフフ…
無理してウソつかなくていい。

いい?

あなたは 私みたいになっては
絶対にダメ。

あなたは10年後も その先も

ずっと そのままでいなさい。

私はもう あなたみたいに
生きられないから

あなたのことを応援する。

これからも 仕事でつらいことが
たくさんある。

女だから 結婚して
出産するかもしれない。

私みたいに 仕事と家族の間で
悩むこともあるかもしれない。

そんな時は

私を頼りなさい。

どんなことでも相談に乗るから。

その代わり
何があっても くじけないで。

自分の生き方を貫き通しなさい。

北野サクラ。

ありがとうございます。

会社に入って
初めて褒められました。

今までで一番うれしい お母さん。

え?
すいません。

今 母親と話してるような
気になってしまって。

フフ… 別にいいけど
そう呼びたいなら。

いえ つくしちゃんに叱られるので
やめておきます。

その代わり

一緒に
写真を撮ってもらえませんか?

いいわよ。

はい 同期。
あっ 私 同期じゃないから。

すいません。

はい 先輩。

(シャッター音)

サクラ。

あの時の約束 忘れてないからね。

これから どんなことがあっても

私とつくしは
あんたの味方だから。

だから
いいかげん目を覚ましなさい。

《じいちゃん ごめん》

《サクラは
ウソをついていたて》

《実は 1年前から
子会社に出向になり

もしかしたら もう 本社にも
戻れねかもしんねんだて》

《でも もう元気になったっけ》

《安心せぇて》

《お母さんみてな人が
私の味方になってくれたっけ》

(FAXの受信完了の音)

(おばちゃん) じいちゃん

サクラちゃんからFAX来たで。

(おばちゃん)
やっぱ 心配掛けねえように

ウソついてたんだわんね
サクラちゃん。

じいちゃんも正直に伝えたほうが
いいんでねえんだけ?

心臓の具合が悪ぃってさ。

(北野柊作) 余計なこと言わねえで
ええんだて。

うっ…。

あ~… ほんね 大丈夫らけ?

♬~

(シャッター音)

いいです。

非常にいい!


(振動音)

もしもし。


黒川だけど
今から 本社に来てくれるか?

いいと思うよ。
ありがとうございます。

失礼します。

お~ 悪いな 北野
急に呼び出して。

どうしたんですか? 部長。

うん お前に いいニュースと
悪いニュースがあるんだけど

どっちから聞く?

今日は悪いニュースから
お願いします。

火野君だが

社史編纂室に
行ってもらうことになった。

(黒川) そんな顔するな。

「私は大丈夫だから 心配しないで」
って言ってたよ 彼女。

それで いいニュースは?

ついに お前のふるさとの橋

着工再開が決まったぞ。

よかったな。

《じいちゃん やったれ》

《とうとう うちの島に

橋が架かんだれ》

(ベル)

(FAXの受信音)

♬~

(風の音)

(雷鳴)

ハァ…。

♬~

♬~ ハァ ハァ ハァ…。