ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

まだ結婚できない男 第6話 阿部寛、吉田羊、深川麻衣、磯村勇斗、稲森いずみ… ドラマのキャストなど…

『まだ結婚できない男 #06【見た目で判断して悪いか!!】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 桑野
  2. 有希江
  3. 薬丸
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  15. 長野
  16. 関係
  17. 時間
  18. 東京
  19. 彼女
  20. 留美

f:id:dramalog:20191112215535p:plain

『まだ結婚できない男 #06【見た目で判断して悪いか!!】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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まだ結婚できない男 #06【見た目で判断して悪いか!!】[字][多][デ]

「見た目で判断して悪いか!!」
阿部寛 吉田羊 深川麻衣 磯村勇斗 稲森いずみ

詳細情報
番組内容
桑野(阿部寛)を悩ませる“やっくんのブログ”が、ついに検索ランキングの3位に浮上。いまだ正体が分からず、このままでは1位になる日も近いと焦る桑野は、まどか(吉田羊)にいら立ちをぶつける。2人がいつものように言い争っていると、そこへまどかのいとこ・亮介(磯村勇斗)が現れる。亮介は弁護士を目指して勉強中で、忙しいまどかを手伝うために長野から上京してきたという。しかし実は、同じく弁護士で、
番組内容2
娘に自分の事務所を継いでほしいと願うまどかの母から、まどかが地元に戻らない理由を探ってくるよう、密命を受けていた。

そんな母の魂胆を見抜いたまどかは、かつて母親との間に何があったのか、自分の過去を亮介に打ち明けることに。しかし、亮介を連れて有希江(稲森いずみ)の店に向かうと、間が悪いことに、そこには桑野の姿が。案の定、まどかの話を聞いた桑野は黙っていられず、
番組内容3
いつものように皮肉を連発してまどかを怒らせてしまう。しかし、そんな2人のやり取りを見ていた亮介は、あることを思いついて……。

一方、以前から、同じジムに通う薬丸(デビット伊東)こそが“やっくん”ではないかとにらんでいた桑野は、英治(塚本高史)の手を借りて証拠集めに奔走する。やがて、疑惑が確信へと変わった桑野は、ジムのサウナで薬丸を追いつめて…。
出演者
阿部寛 

吉田羊 
深川麻衣 
塚本高史 
咲妃みゆ 
平祐奈 

阿南敦子 
奈緒 
荒井敦史 
小野寺ずる 
美音 

不破万作
 ・ 
三浦理恵子 
尾美としのり 
稲森いずみ 
草笛光子
スタッフ
【脚本】
尾崎将也結婚できない男』『アットホーム・ダッド』『シグナル 長期未解決事件捜査班』(関西テレビ)他
【演出】
三宅喜重関西テレビ)『結婚できない男』『パーフェクトワールド』『僕のヤバイ妻』『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』 
小松隆志(MMJ)『結婚できない男』『美しい隣人』『白い春』(関西テレビ) 
植田尚(MMJ)『結婚できない男』『サキ』『まっすぐな男』『鬼嫁日記』(関西テレビ
スタッフ2
【チーフプロデューサー】
安藤和久(関西テレビ) 
東城祐司(MMJ)
【プロデューサー】
米田孝(関西テレビ) 
伊藤達哉(MMJ) 
木曽貴美子(MMJ)
【制作】
関西テレビ 
MMJ(メディアミックス・ジャパン
ご案内
詳しい情報は番組ホームページへ!
「まだ結婚できない男」で検索!

 

 


♬~

(桑野信介)「しばらく忙しくて
更新していませんでしたが

時間が出来たので更新します」。

さて ここ数日
私が息を潜めてる間に

桑野君は
着々と悪行を進めていました。

くそ。

3位?

(吉山まどか)
香織ちゃん この判例 探しといて。

(香織)わかりました。
うん。

あっ!

どうしました?

やっくん 更新してますね。

一体 いつまで
野放しにする気なんですか。

裁判所の訴状審査を
待ってる状態です。

慎重に審理するために
けっこう時間がかかるんです。

何で そんなに時間が…。

司法の闇だな。

裁判所も忙しいんです。

司法試験 受かった者同士
かばい合ってんでしょ。

はぁ~ どうしてほしいんですか?

このままだと 僕の計算じゃ

あと25日で やつが
1位になってしまうんですよ。

金メダルですよ。
ふふっ。

そうですか。

う~ん では とりあえず
裁判所をせっついてみます。

せっついて 効果はあるんですか?

やってみないと。
望み薄だな。

こうなったら
じかに攻めるしかないか。

何をする気ですか?

やっくんとおぼしき人間が

僕が通ってるジムのメンバーに
いるんですよ。

はっ
薬丸ってやつなんですけどね。

薬丸 やっくん。

いや それだけじゃ。

薬丸はブログをやってることも
判明してます。

ただの状況証拠でしょ?

だから
その証拠をつかんでやるんですよ。

どうやって?
偽情報を流すんです。

偽情報?
何か僕に関するうその情報を

薬丸の周辺に流すんです。

やっくんが
それをブログに書いたら

やつが犯人と確定です。

あっ これはね
CIAがよく使う手法なんです。

まあ やるなとは言いませんけど

もう少し
待ってみたらどうですか?

待て待てって そればっかりか。

いや 時間がかかると

自分だけ ほったらかしに
されてるんじゃないかって

思う気持ちはわかりますけど。

ほったらかされて50年
慣れてますから。

ふふっ!

それは ご自分の問題でしょ?

まあ とにかく
やっくんの金メダル阻止

どうか よろしくお願いしますよ。
そうですね。

金メダルだけは回避しましょう。
≪(ドアの開閉音)

(矢野)ただいま~。
国会図書館でコピーしてきました。

あぁ~ ご苦労さま。

あぁ~ いい筋トレになった。

桑野さん いとこの亮介です。

弁護士目指して
勉強中なんですけど

今忙しいんで ちょっと
手伝ってもらってるんです。

そうですか。
クライアントの桑野さん。

はじめまして 矢野亮介です
よろしくお願いします。

どうも。

あっ バナナ。

(香織)桑野さんから頂いたんです。

(矢野)ありがとうございます
いただきます。

はぁ~。

うわ~。

あっ うまい。

おいしいですね
どこで買ったんですか?

八百屋です。
えっ?

(矢野)あっ 資料 コピーしながら
ちらちら見たんだけど

DVで
ひどい目に遭ってる女性って

たくさんいるんだね。
そうね。

困ってる女性たちのためにも
今回の裁判は頑張らないと。

じゃあ お忙しそうなんで
僕は これで。

あっ くれぐれも

さっきの件
よろしくお願いしますよ。

はい わかりました。

はぁ~。

あっ けっこう忙しいな。

あぁ~。
(香織)忙しくなりますね。

香織ちゃん 残業よろしくね。

はぁ~。
≪(ドアの開閉音)

(有希江)いらっしゃいませ。
(留美)いらっしゃいませ。

あっ 桑野さん。

どうも。
どうも。

♬~

どうぞ。
(矢野)ありがとうございます。

(有希江)お知り合いなんですか?

あっ いえ。

僕 吉山まどかのいとこです。

あっ そうなんですか。

まどか姉が
ここ教えてくれたんです。

コーヒー おいしいよって。

ありがとうございます
うれしいです。

桑野さん。

何が おすすめですか?

♬~

ミルクティー

えっ?

はぁ~ じゃあ ブレンドで。

ははっ はい。

あっ。

あの。
(有希江)はい。

(矢野)
つかぬ事をお聞きしますが

桑野さんって
まどか姉とどんな関係ですか?

えっ? あっ さあ。

特別な関係ではないと
思いますけど。

えっ じゃあ なぜ 僕に あんなに
よそよそしいんでしょう?

あぁ~ あの それは…。

(留美)ああいう人なんですよ。

桑野さんに関わっても
疲れるだけですよ。

そうなんですか。

(有希江)でも どうして
まどかさんと桑野さんのこと

気になるんですか?

実は まどか姉に

つきあっている人が
いるのかどうか

確かめろって叔母に。

あっ つまり
まどか姉の母親に頼まれまして。

そうなんですか。

叔母は
まどか姉に長野に帰ってきて

弁護士事務所を
継いでほしいんですよ。

(有希江)へぇ~
じゃあ まどか先生のお母さんも

弁護士さんなんですか?
そうですよ。

まどか姉は
もともと お母さんの影響で

弁護士を目指したらしいです。

へぇ~。

(矢野)
で 僕は まどか姉の影響で

弁護士 目指してるってわけです。

叔母は
最近 体の具合が良くなくて。

なのに まどか姉は帰らないって
言い張ってるんです。

事務所経営は そんなに
絶好調でもないみたいだし

もしかして こっちに
好きな人でもいるのかなって。

それはないみたいですよ。

東京にはいませんが
鎌倉に ごっついのがいますよ。

(矢野)えっ ほんとですか?

(有希江)鎌倉の大仏様です。

あの人 大仏女なんですよ。

ははっ。
だから 関わらないほうが。

あぁ~。
今日のコーヒーは渋いな。

♬「まだスイミー

♬~

♬~

♬ 不思議なことがあるよ

♬ 綺麗なことがあるよ

♬ 秋の匂い

♬ 屈む風が僕を勇気づける

♬ 奥にかさばった遠い日の想い

♬ 今まだ晒せるだろう

♬ かなわずも

♬ 失くすことのない

♬ あの日覚えた小さな騒めきも

♬ 揺らめいて輝き増すように

♬ 日々を泳いだ

♬ もうすぐ君に逢いに行くから

♬ 君に逢いに行くから

♬~


♬~

♬~

♬~

≪ピンポーン!(インターホンの音)

(早紀)あっ こんばんは。
どうも。

まどかさんと有希江さんが来て
女子会やってるんですけど

お総菜 買い過ぎちゃったんで
良かったら。

これ 残飯処理ですか?

いらないならいいです。

いります。 どうも ありがとう。

はぁ~。

はい。

空心菜か。

やつの付け合わせには
ちょうどいいか。

えっ?

はぁ~!

桑野さんに
お総菜 持っていったら

ふっ 残飯処理かだって。

えぇ~。
(有希江)そんなこと言われたの?

お裾分けして 何で
ムカつかなきゃいけないんですか。

桑野さんへの一番の対処法は
気にしないこと。

あぁ~ ムカつく。

まあ まあ。
ふぅ~。

で とにかく 私は親不孝な娘なの
それは認める。

そんなことないでしょ。

弁護士になって
東京で頑張ってるってだけでも

親孝行よ。
ありがとう。

お母さん 長野に帰ってこいって
言ってるんですか?

そうはっきり言うわけじゃ
ないんだけどね。

今回の亮介のそぶり見てると
そんな感じなのよね。

あれは明らかに母の密命を受けて
来てるね。

♬~

よし 完璧だ。

♬~

う~ん。

1回帰って母と話してこようかな。

(有希江)そうすれば?
私は どうかと思います。

えっ?
お母さんのために

何かしてあげたい気持ちは
わかるけど

自分の目標 曲げてまで
親の犠牲になることないですよ。

若い子は簡単に言うけど。

若さは関係ないです。

そうね ごめん。

(早紀)いや ごめんなさい。

ちょっと自分のこと考えちゃって。

私も父に女優やめて結婚しろって
うるさく言われてるから。

う~ん みんな いろいろあるのね。

私なんか平凡な日々で
申し訳ないみたい。

離婚したくせに何言ってんの。

そっか。
ははははっ。

≪ピンポーン!

うわ 桑野さん。
あっ。

今更 お総菜いらないとか
言ってくるんですかね?

えぇ~。

桑野さん どうしました?

ちょっと作り過ぎちゃったんで
さっきのお返しというか。

あっ そうですか
ありがとうございます。

あっ 何ですか? これ。

北京ダックですよ。
あっ 気持ち悪い。

どうやって食べるんですか?

あのね…。

いいですよ
僕が切り分けますから。

えっ? いや
いいです いいです いいです。

♬~

すご~い。

(有希江)
いいんですか? 頂いちゃって。

北京ダックはね 手早く切らないと
うまみが逃げてしまうんですよ。

(有希江)へぇ~。

♬~

犬だな。

女子会ですか?
女子会です。

女子とは言えない年齢の女たちが
集う謎の集会か。

悪かったですね 女子じゃなくて。

あっ 気にせず続けてください。

ふふっ。
ははっ。

ちょっと桑野さんの前では
話しづらい話題だったかな。

そんなに
恥ずかしい話題だったんですか?

べつに 恥ずかしくないです。

私と母の関係について
真剣な話をしてたんです。

なら 続けてくださいよ。
でも 桑野さんが聞くと

どうせ
親離れ 子離れできてないとか

皮肉言うに決まってますけど。

それは親離れできていないという
自覚があるってことですか?

ほら。
あぁ~ お母さんが立派すぎて

劣等感があるんじゃないですか?
よくそんな想像が口に出ますね。

なまじ当たってるだけに
腹が立ちます。

あぁ… きっと大仏好きなのも
そういうことですよ。

大仏に
優しい母の母性を求めるんですよ。

母と娘の関係は難しいんです
知らないでしょうけど。

知りません。

鎌倉大仏の中って入れるんですよ
入ったことありますか?

入ってますよ いつも。
やっぱり そうか。

あなたにとって
母親の代わりに胎内回帰願望を

満たしてくれるのは
大仏なんですよ。

大仏は文句も言わずに
受け入れてくれますからね。

ははははっ。

鎌倉大仏の胎内拝観料は20円。

安上がりな逃げ道だな。

カン!

はぁ… 北京ダック おいしそう。
あっ。

お… お皿出して。
あぁ~ はい。

あなたって人は。

私 帰ります。
えっ?

あぁ… ちょっと ちょっと
まだいいじゃない。

北京ダック 楽しんで。

桑野さんが作るんだから
さぞかしおいしいでしょう。

あっ 食べないの?

ん?

もったいない。

(早紀)あぁ~あ 怒っちゃった。

桑野さん。

僕?
謝ったほうがいいですよ。

何を?

はぁ~。
はぁ~。

(映子)これ 日付が抜けています。

(丸山)あれ?
あれ? ではありません。

(丸山)すいません。
…ったく。

(村上英治)
あっ おはようございます。

(詩織・映子)おはようございます。
ああ。

(詩織)コーヒーいれますね。
結構だ。

…ったく。

何で こんなことに
なっちまったんだ。

えっ?

桑野さん あの
これ見てほしいんですけど。

どうして
こんなことになっちまったんだ。

おい 裕太 後にしよう
もう今日だめだ。

はい。

違う そんなのいつもじゃない。

教えてくれよ。

先生。
はい。

(香織)今月の収支です。

ありがとう。

ちょっと厳しいな。

(香織)
今月 結審した国選の案件が

手間がかかる割に 意外と
報酬が少なかったんですよね。

そうね。

ありがとう。

う~ん。

あの。
お母さんのところには帰らないよ。

まだ言ってないし。

事務所 苦しいなら 畳んで

長野に帰ればいいじゃないって
言おうとしたでしょ。

何で お母さんが
直接言わないのよ。

何でか聞いてみれば?
叔母さんに。

ごめんだわ そんなの。

お互い意地張って。

意地か。

そうかもね。

まどか姉

昔 叔母さんとの間に
何かあったの?

ふぅ~。

どうも。
(有希江)いらっしゃい。

(留美)いらっしゃいませ。
ブレンド お願い。

(有希江)うん。
あっ!

こんばんは。

どうぞ。
ありがとう。

どうぞ。
ありがとう。

♬~

(留美)何ですか? この空気。

(有希江)
昨日 まどかさんと桑野さん

ちょっとトラブったのよ。

あの。

はい?

昨日は どうも すいませんでした。

まあ
昨日のことは水に流しましょう。

そうですか。

とりあえず和解できた。

あれ 和解かな?

で 話は?

あっ うん。

また桑野さんがいるし。

話って?

亮介に私と母の間に

何があったかを話そうと思って
来たんだけど。

(有希江)
はぁ~ いいじゃないですか。

ん?

私も聞きたい。

はぁ…。
どうか

僕のことは もう気にしないで。

はぁ…。

いや やっぱ 無理。

なら 僕のことを石か何かだと
思えばいいじゃないですか。

人が不愉快になる突っ込みを
入れる石がありますか?

言うなと言うなら
何も言いませんよ。

じゃあ
何があっても黙っててくださいよ。

はい 言いません。

はぁ~。

私ね 小さい頃から

けっこう母の言いなりになって
育ってきたの。

父が早くに死んだこともあって

自分を継いで弁護士になれって
母に言われて

それが自分の人生だって思って
勉強して。

もちろん弁護士になったことは
良かったと思ってる。

人の役に立てる いい仕事だから。

ただ

心のどこかで
ずっと疑問に思ってたの。

母の言いなりで
いいんだろうかって。

それで あるとき反抗したの。

27のときだったかな。

弁護士になって

母の下で働き始めて
仕事に慣れてきた頃

母から
ある人との結婚をすすめられたの。

同じ弁護士で
きちんとした人だった。

私 その人が嫌っていうよりも

このまま この人と結婚したら

一生
母の元から逃げられないって。

断ったの?
ええ。

それだけじゃなくて
他に好きな人を見つけたの。

結婚相手くらい
自分で見つけられるってことを

示したくて。
お母さんは?

もちろん怒ったわ。

でも 私は意地を張って
この人と結婚するって言い張った。

そのうち母も折れたの。

だったら
好きな人と結婚したらいいって。

あれ? でも 結婚は?

してないわ。

結婚の準備をしている最中に

彼が詐欺で逮捕されたの。

(桑野・有希江・矢野・留美)えっ。

あっ 本人に
そのつもりはなかったんだけど

人に出資してもらったお金を
返せなくなって

訴えられてしまって
それで 裁判沙汰に。

えっ それで?
私が その人の弁護をした。

おぉ~!

何とか執行猶予を勝ち取って。

で その人とは?

裁判所の前で解散して
それっきり。

あっ!
あっ。

そういえば
弁護費用もらってない。

ははっ 今更。

まあ そういうわけで

母とは気まずいままになって。

それで東京に?
うん 東京に出るきっかけは

ほんとに
ささいなことだったんだけどね。

冷蔵庫に置いてあった
私のプリンを

母が勝手に食べたことで
大げんかになって ははっ。

プリン。

私ね
仕事から疲れて帰ったとき

そのプリンを食べるのが
すっごい楽しみだったの。

そのプリンを母が勝手に。

プリン 母 プリン。

でも それは
ただのきっかけだったんですよね。

そうね。 母とけんかして

家を出る口実を
探してたのかもしれない。

運命のプリンか。

ほら そこ。
やっぱり ごにょごにょ言ってる。

独り言です。
プリンは どうでもいいんです。

ふっ。
(矢野)どっちにしても

1度 叔母さんと
ちゃんと話したほうがいいって。

はぁ~。

(有希江)
亮介君は どうして そんなに

まどかさんのお母さんの肩
持つの?

僕は べつに。

ただ 叔母さんの事務所は
顧問先もけっこうあって

経営は安定してるんです。

叔母さんは事務所継いでほしいと
思ってるんだし。

(小声で)
仕事はあるし 受けろって…。

しゅ…。
何か?

いや

聞こえるといけないから
サイレントに言ってるだけです。

逆に気になります。

いいから
はっきり言えばいいでしょ?

いいんですか?
どうぞ。

いい話じゃないですか。
はぁ?

東京にいても 仕事はうまくいかず
結婚もできず

でも 長野に帰れば 仕事はあるし
お母さんの力で

お見合い相手でも何でも
力ずくで探し出して

どんな形でも 結婚成立まで
持ってってくれますよ。

現状打破には
とてもいいかもしれませんよ。

私の現状は
そんなにひどいですか?

(有希江)はぁ~。
まどかさんも悩んでるんだから

もっと思いやりのある言い方
ないんですか?

じゃあ 言い方を変えましょう。
結構です。

すぅ~。
(有希江)桑野さんって

何で ああなんでしょうね。

ううん

実は桑野さんは正しいのかも。

えっ。
正しいから腹が立つのよ ふふっ。

まどかさんって たくましいのね。

自分をそうやって
客観的に見れるってすごい。

いつもじゃないけど。

でも 客観的になればいいか
っていうと

そんなこともないでしょ?

そう?
うん 恋愛とかの場合は。

(有希江)あっ そっか。

自分が恋愛してるときに
あんまり自分を振り返ってもね。

うん。 人を好きになるとさ

どっか
みっともなかったりするじゃない。

気にしないで突っ走れる人が
強いのかも。

私 意外とそういうタイプかも。

えっ ほんとに?
でも 結婚してからは

そういう本当の私が
鳴りを潜めてた気がする。

じゃあ これからね。

うん そうなの これからなの。
ふふふっ。

(中川)しば漬けと
きゅうりのぬか漬けって

どっちもきゅうりだよ。
いや 文句じゃない…。

(育代)信介 何かあったの?

えっ。
(育代)何か いつもと違うから。

(圭子)えっ お母さんすごい。
微妙な違い わかんの?

(育代)まあ
長年 母親をやってますからね。

(中川)そう言われると 何か

負のオーラが
いつもより 若干 強い気がする。

えっ そう?

ねえ ゆみ どう?
(ゆみ)ん?

う~ん

何か変。
帰る。

(育代)えっ いいじゃないの。

こういうときに慰めになったり

癒やしになったりするのは
家族なのよ。

(中川)う~ん。
(圭子)そうよ お兄ちゃん。

何悩んでんの?

(ゆみ)あっ そういえば
本で読んだけど

人の悩みって煎じ詰めれば

お金か人間関係が
ほとんどなんだって。

ふ~ん
お前には金の悩みはないよな?

(圭子)うん でも
人間関係の悩みもないでしょ。

お兄ちゃんに人間関係ないし
はははっ。

あっ そうか ははははっ。
ははははっ。

どこが癒やしだ。
ははっ おかしい。

あぁ~。

♬~

ちょっと!
こら!

すいません。
いえいえ。

♬~

ふぅ~ ははっ。

何? これ ドンサック?

えっ うまいんかな?
えっ 知らない。

「幻のカレー味
本場インドのスパイス配合」。

ねえ 待って これ かわいくない?
はぁ?

ねえ これ 欲しいんだけど。
お前 それ 持ってっから。

ねえ お願い 買ってよ。
はぁ?

絶対使わねぇじゃん それ。
使う。

私が持ってんの こっちだもん。
いやいや 同じ色 同じ色。

俺 見た 絶対見た。
≫何で?

やっぱ 買ってみっか。

いらないじゃん。

…ったく。

1, 230円です。
ポイントカードありますか?

あっ あります。

あれ? どこだっけ。
なくしたの?

≪なくしてねぇよ。
ちょ… 絶対ある。

あっ 絶対あるんで。
早くしてよ。

く… 桑野さん

見つけました。
えっ?

ちょ ちょ… こっち。

やっくんのブログのこの写真

この腕時計。
ついにやったな 英治。

もし 薬丸って人が
これと同じ時計してたら。

よし
ジムで首根っこつかんでやる。

ごまかされないように
してくださいよ。

あっ そうだ
ちゃんと証拠になる写真も

押さえてくださいね。
わかってるよ。

お前の努力は
決して無駄にしないからな。

ありがとうございます。
よし。

この ねぇ 時計な
ちょっと色がな 特徴的だからな。

♬~

(薬丸)こんばんは~。

あっ こんばんは。
あっ どうも。

(薬丸)♬ フ~ン フフフ

(薬丸)う~ん。

(薬丸)うっ うっ ふぅ~。

≪薬丸さん 上腕二頭筋
また太くなったんじゃないですか?

(薬丸)うっ…。
≪すごいっすね。

いや うぅ~ う~ん はははっ。

もうちょっと
パンプアップしたかったね これね。

あっ すっげぇ。
うん いや 若者には負けるよ

まだまだ。
何をおっしゃいますか。

もうちょっと胸をね 大胸筋
こうやって上げたかったんだよね。

大胸筋?
うん こっちのね。

けっこうきてますよ これ。
きてるかね これね。

いけるかな これ。
カシャ!

≪やっぱ 僕的には
肩があったほうがいいかな。

あっ 肩ね。
カシャ!

何か?
あっ… すいません。

あっ 痛ぇ。
大丈夫ですか?

いや アキレスけん やらかした。

すいませんでした。
あっ ストレッチやったほうがいいですよ。

ストレッチ。
あっ わかりました。

桑野さん 大丈夫かな?
(桜子)何?

今日 桑野さん
やっくんと対決するんだ。

ふふっ
いっつも文句言ってる割に

心配するんだ。
うん そりゃ。

ねえ 私たち
桑野さんに遠慮し過ぎじゃない?

桑野さんの前で
デートの相談もできないなんて

変でしょ。 ていうか

何で デート中に
桑野さんの話題出すかな。

ごめん。

桑野さんに ちゃんと言って

私たちがつきあってること。
うん そのうち。

明日。
いや そんな急に?

私を取るか 桑野さんを取るか
はっきりしてよね。

いや その選択肢おかしいって。
ふん。

(メール マナーモード)

 

来た。
「間違いないです!」。

よし。

♬~

♬~

どうも。
あっ どうも。

♬~

あぁ…。

若い人と仲がいいんですね。

ええ まあ。

はぁ~。

ブログの話で
盛り上がったんですか?

あぁ~ まあ そういう話も。

僕と2人っきりで

サウナにいるのは
どんな気持ちですか?

えっ?

あぁ…。

これも
ブログに書けばどうですか?

はぁ?

あっ…。

何だよ。

逃げるんですか?

何をおっしゃってるんですか?

逃げることないでしょ
あんなに俺に関心があるくせに!

誰か~!
薬丸!

ちっ くそ。

♬~

あぁ… 何だよ。


あっ 桑野さん。

あっ どうも。

話って何ですか?

僕を非難しにきたんですか?
あっ いや べつにそんなことは。

まどか姉のことで。

やっぱり彼女は男関係に
トラウマがあったんですね。

僕の勘は正しかった。 ははっ。

僕も まどか姉に
あんなことがあったって

初めて聞きました。

しかし
もう過去は変えようもないのに。

はっ。
過去じゃなくて今の話ですよ。

僕は まどか姉が叔母に対して
意地を張ってるのが

どうも見てられなくて。

桑野さんからも まどか姉に
話してやっていただけませんか?

あいにく僕と彼女は
そりが合わないというか。

いや 桑野さんなら

説得してもらえる気が
するんですよ。

僕 もうすぐ
長野に帰らないといけないんです。

司法試験の勉強にも
本腰入れないといけないし。

なのに このままじゃ帰れない。

僕に彼女に長野へ帰れって
説得しろとでも言うんですか?

いや そんなことは。

ただ
まどか姉が自分と向き合って

納得のいく結論を出せるように
話してもらえませんか?

ふっ そんなことは

各自が おのおの
自己責任でやるべきでしょ。

何ですか?
彼女にメールを打ちます。

自分と向き合って
納得のいく結論を出せと

いとこの青年が言ってると。

やめてくださいよ。

すいませんでした
時間を無駄にさせて。

(着信音)

 

 

はい。
おはようございます。

どうも。
こないだは すいませんでした。

あっ いえ。

はっ そんなことで電話を?

いいえ
お知らせしたいことがありまして。

何でしょうか?

やっくんの正体がわかりました。

えっ?

(香織)いらっしゃいませ。

「大和貴史」? 誰だ これ。

知らない人ですか?

記憶にない。

薬丸の別名? そんなことないか。

とにかく
ジムにいる薬丸という人は

無関係です。
いや しかしですね…。

今じゃなくても
昔 関わりがあった人とか。

大和貴史?

レインボーマン」の主人公の
あのヤマトタケシと1字違いだ。

知り合いなら忘れるわけがない。

あぁ そうですか。

はい 吉山法律…。
兄さん?

えっ?
お兄さん?

先生。
ん?

大和って人から お電話です。

えっ?

(大和)プロバイダーから

氏名を開示するっていう連絡を
受けて。

もう逃げられないなと思って。

桑野さんの
ファンだったんですか?

(大和)はい すいませんでした。

ファンなのに何で こんなことを?

高校のとき
ネットで桑野さんのことを見て。

建築家になりたいなと思って。

でも大学落ちて。

ふっ 浪人するお金なくて

就職するしかなくて。

仕事も給料少ないし

楽しくないし。

そう思ったら だんだん
桑野さんが憎くなってきて。

この人さえいなければって
思うようになって。

毎晩 残業ばっかで
彼女 作る暇もないし。

残業代も
あまり支払われてないし。

あるとき 時給換算してみたら

時給350円だったんですよ。

僕の労働って
乾電池4本分ぐらいの

価値なのかなと思ったら
何か悲しくなってきて。

やっと彼女出来ても
あんまりかわいくないし。

しょっちゅう
買い物つきあわされて

俺 ただの荷物持ちじゃねぇか
って思うこともあって。

あげくの果てに浮気されて。

しかも相手の名前が
信介だったとき…。

いいんですか? 許して。

まあ もうしないって
誓約書も書いたことだし。

とにかく解決して良かったです。

あっ いろいろと どうも。

ですが 桑野さんには
まだ やることがありますね。

えっ?
ジムにいる薬丸さんという人に

疑ったことを謝らないと。

あぁ…。
早いほうがいいですよ。

あの そういうのは

弁護士として…。
はい?

人のトラブルを解決するのが
仕事というか…。

知りません。

1人で行ってください。

はい。

♬~

あの。
ひっ。

えっ。

あっ!はぁはぁ…。

はぁ… えっ?

あの。
はぁはぁ…。

待って。

(薬丸)あっ。
ねえ!

(薬丸)しまった くっ。

はぁはぁ…。

ち… 違うから。

はぁはぁ はぁ…。

(薬丸)ははっ
そういうことだったんですね。

ええ。 どうも すいませんでした。

薬丸と やっくんね。

ははははっ そりゃ疑いますよね。

まあ 話はわかりました。

すいません
昨日は変なこと言っちゃって。

もう気にしないでください。

僕は てっきり
あなたが僕のことを…。

えっ?
えっ?

あぁ そうそう
僕もブログやってるんですよ。

ブログ?
良かったら見てください。

変なブログじゃないですよ。
はあ。

♬~

「一人で楽しむ都会生活」か。

♬~

いい趣味してるな。

♬~

「ビルの隙間から見える富士山は
格別!」。

達人だ。

謝ったんですね?

ええ 何とか。

あぁ…。

これが本当の解決ですね。

あの。
はい?

こないだは その…。

ちゃんとやってくれないみたいな
文句言って

すいませんでした。

いえ。

ちゃんとやってくれてました。

そりゃ 弁護士ですから。

ははっ。 しかし

人っていうのは
見かけによらないもんですよね。

そういう問題でしょうか。

えっ?
あぁ…

あなたが
人との関わりを避けるから

結果的に うわべしか
見ないんじゃないですか?

だから
本当のことが見えないんです。

めっちゃいい人じゃないですか。

ははっ まあ。

ふふっ。

私に人のことは言えないですね。

私も母に謝ろうかな。

そのうち電話してみます。

今したらどうですか?

えっ?

そのうちとか言って
絶対しないでしょ。

いや…。

するんですか?

しませんね。
やっぱり。

仕事は いくらちゃんとやっても

そういうことだから人間関係が
充実しないんじゃないですか?

はい?

いつまでたっても
結婚相手が見つからないのも

きっと
そういうことが原因なんでしょう。

ちょっといいなと思った相手が
いたとしても

そのうち連絡しようと思って
そのままになる。

まあ 怖いという心理が
働くんでしょうが

脳科学的に言うと それは…。

すればいいんでしょ すれば。

ふぅ~。

あぁ~ お母さん?
あっ 私。 元気?

あぁ~ いつぞやのプリンのことは
怒ってごめんね。

いや プリンよ イレーヌのプリン。
お母さんが勝手に食べたでしょ?

覚えてないの?

はっ ひどい。 私が あのプリン…。

まあ それはいいわ。

ところで 私ね

今 弁護士の仕事が
すごく楽しいの。

それに 面倒を見なきゃいけない
クライアントもたくさんいるの。

だから
当分は こっちで頑張ってみる。

ははっ だからさ お母さん

いよいよ 体に がたがきたら
こっちに来たら?

私が面倒見てあげるからさ。

いや…
いや そういうことじゃなくてさ。

いや… わかってるって もう。

はい はい。
一応 考えておいて じゃあね。

ふふふふっ。
はぁ~。

何よ
プリンのこと全然覚えてない。

じゃあ 僕はこれで。

あっ…

ありがとうございました。

桑野さんのおかげで
電話できました。

何か けんかしてませんでした?

いいんです。 けんかしながら
いろいろ話します。

そうですか。 それじゃあ。

あぁ~ それから

今回の弁護士報酬の請求書
後で送りますので。

待ってますよ。
ふふっ。

ごちそうさま。

♬~

(矢野)桑野さん。

ありがとうございました。

えっ?

僕がお願いしたこと
やってくれたじゃないですか。

何の話ですか?

僕 仕事終わったんで
実家に帰ります。

勉強 頑張ります。
あぁ そう。

それにしても

桑野さんと まどか姉って…。

ん?

ははっ いえ いいんです。

いろいろ勉強になりました。

まどか姉のこと
よろしくお願いします。

それじゃあ。

♬~

爽やかだな。

店舗デザインの話なんですけど。
構想を練ります。

有希江さんに
店長を辞めろって言うの?

(大島)
我々と闘うということですか。

(有希江)
ここでお店がやりたいんです。

激しい恋をたくさん
してらっしゃるんでしょうね。

僕だってしますよ。
えっ?

(有希江・早紀)えっ?
ふふふふっ。


僕には大事なんですよ。
なくなると困るんです。

(ナレーション)
<「まだ結婚できない男

小説版 上巻の
発売を記念して

抽選で
20名様にプレゼント。>