ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ドクターX 第4話 倍賞美津子、米倉涼子、岸部一徳、市村正親… ドラマのキャスト・主題歌など…

『ドクターX~外科医・大門未知子~ #4 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 四糸乃
  2. AI
  3. 海老名
  4. 蛭間
  5. 潮先生
  6. お母ちゃん
  7. 神原
  8. 患者
  9. 四日市選手
  10. 記者
  11. 手術
  12. 大門
  13. 大門先生
  14. 結衣
  15. アルツハイマー
  16. 一摩
  17. 四日市
  18. 失礼
  19. 先生
  20. 村崎

f:id:dramalog:20191107215515p:plain

『ドクターX~外科医・大門未知子~ #4 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

ドクターX~外科医・大門未知子~ #4 テレビ朝日開局60周年記念[字]

「令和も私、失敗しないので」…米倉涼子主演!フリーランスの天才外科医・大門未知子が2年ぶりに帰って来た!待望の第6シリーズ!!

詳細情報
◇番組内容
東帝大学病院に潮(ユースケ・サンタマリア)の母・四糸乃(倍賞美津子)がやってくる。未知子(米倉涼子)はロビーで出会ったにも関わらず、その後医局で初対面のような対応をされ困惑。AIがはじき出した診断は「アルツハイマー認知症」…。そんな中、陸上100mのスーパースター・四日市清昭(岡田健史)が右足の痛みを訴え極秘入院。膝にガンが見つかるが、「半年で走れるようにならないのなら退院する」と言い放ち…
◇出演者
米倉涼子岸部一徳市村正親ユースケ・サンタマリア内田有紀遠藤憲一勝村政信鈴木浩介河北麻友子川瀬莉子武田真治、藤森慎吾、西田敏行
【ゲスト】倍賞美津子、岡田健史
◇脚本
林誠人
◇ナレーター
田口トモロヲ
◇音楽
沢田完

【主題歌】
P!NK『ソー・ホワット』(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
◇スタッフ
【企画協力】古賀誠一オスカープロモーション

【エグゼクティブプロデューサー】内山聖子テレビ朝日
【プロデューサー】大江達樹(テレビ朝日)、都築歩(テレビ朝日)、霜田一寿(ザ・ワークス)、大垣一穂(ザ・ワークス)、伊賀宣子(ザ・ワークス
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/
☆Twitter
 https://twitter.com/DoctorX_tvasahi
☆Instagram
 https://www.instagram.com/doctorx_official/
◇演出
松田秀知

 

 


♬~

(神原 晶)
ベンケーシー 待っててね。

今 朝ごはんあげるから。

(大門未知子)
フワ~ア~アア~…!

晶さん おはよう。
お腹すいた。

(神原)ベンケーシーが先。

(アナウンサー)
「続いては スポーツの話題です」

「先日 100メートルで

今シーズン世界最高となる
9秒80を出した

日本陸上界のエース
四日市清昭選手が

右足に痛みを訴え

強化合宿先のフロリダから
緊急帰国しました」

四日市選手は…」

(神原)故障じゃなきゃいいわね。

100メートルで金メダルが狙える
初めての日本人なんだから。

はい。 ベンケーシー お待たせ。

はい。
(鳴き声)

あれ? あら…。

何? ベンケーシーも故障かしら?

故障は 晶さん。
えっ?

ベンケーシー
朝から2つも食べませ~ん。

あら嫌だ。 あげてたんだ。

気をつけてよ
もう いい年なんだから。

失礼ね。

いい年なら いいじゃないの。
悪い年じゃないんだから。

何? 悪い年って…。

(噴き出す音)

めんつゆ~!

(神原)ほら 人の事 言えないよ。
しっかりしなさい。

あんたも いい年なんだから!

いい年…?

やだ~。

褒めないでよ!
あっ…。

あんたもポジティブ!

人生ポジティブ~!

ウフフ…!

(噴き出す音)

…ガッ! ペ~ッ!

〈これは
一匹狼の女医の話である〉

〈2019年
白い巨塔は完全に崩れ落ちた〉

〈日本の大学病院は
巨額の赤字に追い込まれ

命のやりとりをする医療は

経済的な弱肉強食の時代に
突入した〉

それでは
特別カンファレンスを始めよう。

(一同)御意!

(原 守)なんか こぢんまりと
しちゃいましたよね。

選ばれし者たちだけの
極秘カンファレンスだからな。

患者は四日市清昭さん 23歳男性。
(どよめき)

(潮)言わずと知れた
日本陸上界のスーパースターだ。

〈そんな中

どこの大学医局にも属さない
フリーランス

すなわち
一匹狼のドクターが現れた〉

♬~

(潮 四糸乃)あの…。
うん?

ここの先生ですか?

そうだけど…。

私 潮一摩の母でございます。

一摩が お世話になっております。
潮…?

血管を こんなに傷つけて
これもAIの指示?

ああ~。 あの手術の下手な…。

一摩 そんなに
手術 下手なんですか?

フフ…!

めっちゃ下手。

ご迷惑をお掛けして
申し訳ありません。

いえいえ いえいえ。
(四糸乃)あの これ

うちの庭で取れたネギです。

みずみずしくて
美味しいんですよ。

お詫びの印に どうぞ。
どうも…。

(四糸乃)失礼します。
はい。

もう あの カンファレンスの時間
なんだけれども

どうして みんな 来ないのかな?
(海老名 敬)おかしいですよね。

忙しいんですかね? みんな。

(ドアの開く音)

あれ? カンファレンスって
ここだよね?

そう聞いてるんだけど…。

(ため息)

フッ…。

ハブられた?

なあ 「ハブられた」って何?

仲間から省かれるとか

外されるっていう意味が
あるみたいですけど…。

えっ 私も?
(蛭間)じゃない?

マジか~…。

オーケー アイ。 診断を頼む。

「診断は 膝の滑膜肉腫
ステージⅢ」

「右膝関節に5センチ大の腫瘍」

「関節軟骨に
浸潤の疑いがあります」

四日市選手が がん?

ああ~! もう ずるい!

こんな所で
こっそりカンファレンス…。

おい 勝手に入ってくんなよ!

(海老名)ちょっと~!
なんで知らせてくれないのよ!

(加地)
選ばれし者たちだけだって…。

大人数のカンファレンスは
無駄なんですって。

じゃあ… 俺 無駄って事?

膝の滑膜肉腫だね ステージⅢ。

「イエス

右膝関節に5センチ大の腫瘍。
関節軟骨に浸潤の疑い。

「イエス

気が合うじゃん アイ。

じゃあ 術式 言ってごらん。

大門先生 君は呼んでない。

「術式は 腫瘍広範切除ののち
人工関節置換術」

エス! 滑膜肉腫を
そのまま放っておくと

肺や その他の臓器への
遠隔転移のリスクもある。

オペは急いだほうがいいと…。

「イエス

オーノー! 大門先生とAIが
共鳴し合っちゃってます。

AIが大門に追いついちゃった
って事なんじゃないのか?

このオペ 私がやる!
(加地)なんでだよ。

いくらAIと共鳴しようが

君のようなフリーターが
触っていい患者ではない。

患者は世界で最も足が速い
日本の宝なんだ。

だから?
「だから」じゃない! 宝だ。

この患者は

次世代インテリジェンス手術担当
外科部長の私が担当する。

…マジで?

「外科医局」…。
やっと たどり着いた!

どちら様ですか?

一摩!
(潮)お母ちゃん!

(一同)お母ちゃん!?

(四糸乃)皆さん
私 潮一摩の母でございます。

一摩が
いつもお世話になっております。

さあ どうぞ。 みずみずしい
美味しいネギですよ。

さあ どうぞ。
(蟹江 旬)ああ これは…。

(潮)やめろよ お母ちゃん。
(四糸乃)お姉さん はい。

おばちゃん さっき会ったよ。

ほら。

あら 美味しそうなネギね。

それ どこの?

おばちゃんにもらったんだよ?

どうぞ~。 美味しいですよ。

(潮)お母ちゃん!
お母ちゃん ちょっと…。

うん。 ちょっと行こう。

(四糸乃)会えてよかったね。
どうも。 失礼します。

〈外科医 大門未知子〉

〈またの名を ドクターX〉

♬~

じゃあ お母ちゃん いくべ。
(四糸乃)いくべ。

(潮)この3つの動物の名前を
言ってください。

これから言う
4つの言葉を復唱してください。

桜 イヌ…。

100から順に
7を引いてってください。

100引く7は93。

90… 引く…。

うん? えっと…。

う~ん わかんない。

フジノヤマ
逆から言ってみてください。

マヤ… マヤ…。

うーん… わかんない。

最初に覚えた言葉を
順番に言ってみてください。

ゾウ!

ゾウ…?

あとは わからない。

(潮)オーケー アイ。 診断を。

アルツハイマー認知症
85パーセント」

「脳血管性認知症 7パーセント」

パーキンソン病 5パーセント」

「その他 3パーセントと
診断します」

アルツハイマー…。

外科医局が
極秘で取り組んでいるのは

陸上界のスーパースター
四日市選手の治療です。

そんな
特患中の特患が入院してる事を

なんで この私が知らないんだよ。

随分となめられたもんだな おい。

お心 お察しします。

合同カンファレンスは無駄。

院長総回診も無駄。

何もするな。 じっとしてろ。

ハハッ…。

これじゃ お前

拘置所にいた時のほうが
よっぽどマシだわ。

院長 そんな事
おっしゃらないでください。

冗談だよ お前。

何 本気に取ってるんだよ。

あっ すいません…。

院長。
あっ?

チェンジ&…。 あっ いや…。

ネバー ギブアップですよ。

やめろ。

(潮)お母ちゃん よく聞いて。

(潮)お母ちゃんは…
アルツハイマー認知症なんだ。

認知症

(潮)ああ。

これから先
少しずつ ゆっくりと

記憶がなくなっていく病気だんべ。

進行を遅らせる薬を処方して
経過を見ていくしかないんさ。

大丈夫だって。

アルツハイマー

いきなり悪くなったりは
しねえんさ。

まだ何年かは
普段どおりの生活も送れる。

地元の病院に
紹介状を書いておくんさ。

これからは そっちで
診てもらったらいいんさね。

ごめんね。

お母ちゃん 病気になって…。

(鮫島 有)潮先生。

丹下副院長が 四日市さんの部屋に
来てくださいと。

わかりました。

仕事に戻るよ。
重要な手術を任されているんだ。

連絡する。
(四糸乃)一摩。

(潮)うん?

あんた 手術 下手なんだって?

誰が そんな事 言った!?

潮先生 急ぎましょう。

連絡する。

♬~

いいですか? 少し…。

どうぞ。

私ね アルツハイマー型の
認知症なんですって。

(原)アルツハイマーって…。

大変だな 潮先生も…。

治すのは難しいですからね。

(四糸乃の声)一摩は 子供の頃から
勉強ができたんですよ。

私の自慢の子です。

あの子は これからも
たくさんの患者さんを助けます。

あの子の事だけは…。

忘れたくない。

これからも ずーっと…
見ていたい。

できるんじゃない?

だって まだ元気なんだから。

そうですね。
うん。

話せてよかった。

(四糸乃)ありがとうございます。

♬~

お大事に。

♬~

がん…。 僕が?

まさか…。

(ニコラス・丹下)ご安心ください。

我が東帝大学病院が威信をかけて
治療に当たらせて頂きます。

潮先生 治療方針を。
はい。

手術で 腫瘍のある膝関節含めて
広範に切除し

骨の欠損は人工関節で置換します。

AIと共に検証した
最適な治療です。

僕に死ねと?

えっ?

あなた方は
僕に死ねと言ってるんですね。

いえ…。

この治療なら
確実に命を救う事ができます。

日常生活に支障が出る事も
ありません。

人工関節で
陸上に復帰できるんですか?

残念ながら アスリートとしての
パフォーマンスは…。

それを言ってるんですよ!

選手生命を絶たれる事は
僕にとって死ぬ事と同じです!

この病院は

最先端の医療AIがあると聞いて
来たんです。

僕も トレーニング最先端のAIを
取り入れて

記録を伸ばしてきました。

僕はAIの力を信じてます。

不可能はない。

(四日市)半年で
走れるようにしてください。

(潮)むちゃです。

最先端のAIを使っても
今の医学では

ご要望にお応えする事は
できません。

四日市さん。

何よりも大切なのは
命を救う事だと 私は考え…。

半年後に ロンドンで
世界選抜陸上が開かれるんです。

それに出られないなら
僕は 退院します。

(潮)四日市さん。

(潮)大門先生
何しに来たんですか?

カルテ見せて。
はっ?

AIは間違ってるかもしれない。

(潮)AIが間違ってる?
そんなわけないだろう。

出て行きなさい。
大門先生!

ねえ あんた

オペしないと… 死ぬよ。

(潮)大門先生!

(城之内博美)
今日は お昼のワイドショーも

ずーっと 四日市選手のニュース
ばっかりだったね。

(雀野義人)うん。

はい~。 はい リーチ!
えーっ!

だけど 滑膜肉腫じゃなあ…。
半年後の復帰なんか 絶対に無理。

んっ!

これは無理を承知で どうだ!

セーフ!

私の運転も永久に無理。

えっ?
えっ? 運転?

(神原)今日さ
運転免許を更新に行ったのよ。

そうしたら 認知機能検査を
受けなさいって言われたの。

認知機能検査って
75歳からじゃなかったっけ?

だから 間違えられちゃって
75歳以上に。

アハハッ! 見ようによっては
見えない事もないけど…。

それで どうしたのよ?

だから 頭きちゃったから もう
その場で返納しちゃったわよ。

マジで?
いや それもいいんじゃないの?

だって そもそも
車 持ってないんだしさ。

(神原)そうそう。 じゃあ…。
誰だっけ? あっ…。

あれ?
(神原)えっ?

晶さん 1枚多くない?
えっ?

(博美)あっ!
ホントだ ターハイだ!

ああ すいませんね。

あっ ダメ 戻したら。
チョンボなんだから。

珍しいな 晶さんのチョンボ
本当。

晶さん 本当
きちゃってるんじゃないの?

何が?
やってみる? 認知症検査。

やってみよう。

では 神原さん 100から7を
順に引いてみてください。

馬鹿にしないでよ。
100引く7は93。

次は?
86 79 72…。

65 58 51 44 37 30 23 16 9 2。

マイナス5 マイナス12
マイナス19。

わあ~ 速い!
マイナスまでいっちゃった。

フジノヤマは
逆から言うとマヤノジフ。

ニクノオオイオオノクニは

逆から言っても
ニクノオオイオオノクニ。

カンバラアキラはラキアラバンカ。

はい ダイモンミチコは?
えっ?

えー… コ… チミ…。
(博美)いいよ もう。

コチミ…。
いいよ もう。

じゃあ ジョウノウチヒロミは?
ヒミ…。

ああ もう すみませんでした!
すみませんでした!

(神原)はい。 よいしょ~!
(博美)すみませんでした。

(潮)母ちゃん。 お母ちゃん!

今日も来たのかよ。

近所の病院行けって言ったろ?
行ったのかよ?

あの…。
何?

どちら様でしょうか?

お母ちゃん…。

早いよ…。

(記者)いたぞ! こっちだ!
(記者)先生!

(記者)先生!
(記者)先生!

(記者)四日市選手は こちらに
入院されてるんですよね?

容体をお聞かせください。
再起不能って本当ですか?

(記者)命の危険もあるんですか?

私の口からは…。

(記者)
先生 詳しく教えてください。

(鮫島)
今は まだお答えできません。

潮先生 病院長室に。
(記者)待ってください!

(記者)
先生には答える義務があります。

(記者)会見を開いてください。
会見を開け!

おばちゃん?
おばちゃん 大丈夫?

♬~

(蛭間)マスコミに
嗅ぎつけられたとなると

やっぱり これは 記者会見を
開くしかないんじゃないかなと

私は思いますけどね。

まあね 記者会見 開くとなれば

病院長の私がね 仕切りますから
お任せください。

会見は やりません。
えっ?

(鮫島)リスクが高すぎます。
はい?

このご時世
会見での不用意な失言が

さらなる炎上を
呼ぶかもしれません。

それに 四日市さんは
手術に同意していません。

マスコミに何を言われるか…。

そうか…。

(海老名)ネバー ギブアップ。
えっ?

ネバー ギブアップ。

(蛭間)どうぞ続けてください。

潮先生 四日市さんの説得は
どうなってるんですか?

できたんですか?

いえ まだ…。

何をやってるんですか!
(蛭間)びっくりした…!

医療AIを使って
東帝大学病院の

次世代インテリジェンス手術担当
外科部長が日本の宝を救う。

このシナリオが完成しないと

君は どうなるか
わかっているんですか?

これは 金メダルを取る事よりも
はるかに大事な事なんですよ

潮先生。

御意…。

どう? 落ち着いた?

大丈夫です。

ねえ おばちゃん
ここ どこだか わかる?

病院ですか?
そう 病院。

おばちゃん
病院に何しに来たの?

あっ…。

あっ そうそう。
息子に会いに来たんです。

息子さんがいるんだ?
医者してます。

へえ~。 名前 なんていうの?

潮一摩っていいます。

潮先生…。

でもね
手術が下手くそなんですって。

ああ…。
だから 心配で心配で…。

この病院の先生ですか?

私? そうだよ。

一摩 どこにいるか
ご存じないでしょうか?

ああ… どこだろう?

うーん 教授室かな?

教授室?
うん。

行ってみる?
はい!

えー… 1人で行けるかな?
(四糸乃)はい!

じゃあ 言うよ。

ここを出たら 右に曲がると
エレベーターがあるから

3階に上がって 降りたら左。

そうしたら 突き当たるから
それを左に行ったら教授室。

ここを出て 右に行って
エレベーター 3階で降りて

降りたら 左へ行って…。

突き当たり…。
(四糸乃)突き当たったら左。

そう!
はい。 いってきます。

気をつけてね。
はい!

ちょっと 邪魔。 ちょ… 邪魔!

もう 邪魔くさいな…。
(加地)ちょっと! 何?

(エレベーターの到着音)

♬~

エレベーターを3階で降りたら

左。 左…。

♬~

おい 何やってんだよ?
シーッ!

ごっこでもしてるのか?
まあ そんなとこ。

ああ?
デーモンが病院をうろうろ…。

(四糸乃)突き当たりを 左…。

♬~

馬鹿…!
(加地)痛え…。

やっと着いた…。 ここだ。

んっ…?

んっ?

♬~

(四糸乃)あっ…。
おば… おばちゃん。

大丈夫?
先生…。

私 どうしたんでしょうか…。

大丈夫 大丈夫。 とりあえず
売店でパンツ買おう。 ねっ。

買ってきてよ。
ああ… わかった。

さあ 立って。
トイレ行こう。 せーの… うい!

これ 持ってく? はい…。

(蛭間)記者会見も駄目となると…
他に打つ手はねえのかな。

(海老名)ネバー ギブアップです。

あのさ… 「病院長 蛭間重勝
ここにあり」というようなね

インパクトのある秘策は
もう ないもんかな?

あります!
ある?

起死回生の秘策が。
あるの?

やるんですよ。
(蛭間)何を?

四日市選手のオペを。

そして オーダーどおり
完治させるんです。

馬鹿か お前…。

この東帝大学病院に
そんな事ができる医者が…。

お前…
大門未知子の事を言ったの?

そうです!
(蛭間)おお…。

大門なら 必ずAIを超える知恵を
持ってるはずです。

そうか そうか!
はい。

俺たちには 大門未知子という

最終兵器があったんだよな!
はい!

アハハハハ… そうか そうか!

大門を すぐ呼んでこいよ。
御意!

(伊倉瑠璃)蛭間院長
大門先生がオペをやってます。

ええっ!?
(海老名)さすが 大門っすね!

(蛭間)へえ! すごい!

(潮)何やってんだ 大門未知子!

やめろ。 四日市さんは僕の患者だ。

そうだよ。

「“そうだよ"じゃないだろう!」

「あれ…?」

「お母ちゃん!?」

シャントチューブ。
(戸田結衣)はい。

「どういうつもりだ!?」

「お母ちゃんは
アルツハイマーなんだぞ!」

「手術じゃ治らない。 殺す気か!?」

治らないんじゃなくて
治す気がないんじゃないの?

「だから
アルツハイマーなんだよ!」

おふくろさんは
アルツハイマーじゃない。

えっ?
(加地)歩行障害。

認知障害

どちら様でしょうか?

尿失禁。
(四糸乃)どうしたんでしょうか…。

この3つの特徴的な症状が
それぞれ 進行していた事。

そして…。

(四糸乃)突き当たりを 左…。

やっと着いた…。

(加地)方向感覚が
失われていなかった事から

大門は おふくろさんの病気が
アルツハイマーではなく

特発性正常圧水頭症だと気づいた。

水頭症

でも AIは
85パーセントの確率で

アルツハイマーだと…。
そうじゃない。

その他 3パーセントの中に
隠れていたんだ。

(AIの音声)「その他
3パーセントと診断します」

モスキート。
(結衣)はい。

キンちゃん これ持ってて。
(原)はい。

皮下トンネル ケリー。
(結衣)はい。

(加地)特発性正常圧水頭症

髄液シャント手術で
カテーテルを挿入し

脳室に過剰にたまった
脳脊髄液の流れを良くする事で

症状が劇的に改善する。

♬~

終了。

♬~

(博美)お疲れ。
(原)お疲れさまでした。

お疲れ。

(蛭間)なあ 四日市選手は膝だろ?
今 膝じゃねえな。

(海老名)大門 お前
これ 患者 違うぞ…。

人の母親に勝手なまねを…。
あんたが ちゃんと

患者を診てないからでしょ。
ああ?

AIばっかり見てるから
治るものも治せないの。

もっと 自分の頭で考えたら?

♬~

(潮)お母ちゃん…。

ごめんな。

もっと 自分の頭で考えたら?

クソッ…。

♬~

♬~

♬~

(潮)大門先生。

四日市さんのオペ
AIとは別の方法を考えた。

自家培養軟骨移植。 これなら

患者のアスリートとしての
可能性も残せる。

そうだね。
「そうだね」って…。

君は 自家培養軟骨移植を
わかってたのか?

これだ。 フフフ…。

問題は あと1つ。

問題? 問題って なんだ?

お待ちください!
潮先生の許可を…。

許可なんて 必要ありません。
僕は退院します。

(加菜)いや そう言われても…。

ああ すいません。

四日市選手 退院なさって
どちらにいらっしゃるのかな?

あなたのね 病気を治せるのは

この東帝大病院以外
他にございませんですよ。

あっ… 私 あの
東帝大病院 病院長の

蛭間でございます。
元部長の海老名といいます。

お前は いいよ。
すいません…。

四日市選手 あなたの
アスリートとしての命をね

この東帝大病院
しっかり お守り致します。

どうやって?

「どうやって」って…
それは あの…。

おお! 潮先生
いいところに来た。

あのね
四日市選手への治療方法をね

あなたの口から ちょっと
説明して差し上げてください。

えっ?
「えっ?」って何…。

自家培養軟骨移植ですよ。
どうぞ。

ああ…。

えー…
まず 腫瘍切除と同時に

他の部位から軟骨組織を採取して
軟骨細胞を培養します。

後日 軟骨が欠損した部分に
自家培養軟骨を移植して

膝軟骨を修復します。

僕は もう一度
走れるようになるんですか?

はい。 アスリートとして
復帰の可能性を残せます。

熟慮に熟慮を重ねて

腫瘍の根治と 膝関節機能の温存の
両方を可能にする方法を

検討しました。

なんの問題もありません。

手術を受けて頂けますか?

よろしくお願いします。

おお! よかった。

(拍手)
ああ 素晴らしい。

記念に写真撮りましょうか。
いいね。

四日市選手は もう一歩 後ろに…。
(蛭間)下がってもらってね。

(海老名)院長は 真ん中に…。
(蛭間)私がね。 私がね。

(海老名)潮さん 挟んで頂いて…。

じゃあ いきますよ。

(海老名)チーズ!
アハハハ!

(シャッター音)
(海老名)ああ いいですね!

(潮)これより
自家培養軟骨移植併用

右膝関節滑膜肉腫切除を始めます。

よろしくお願いします。
(一同)よろしくお願いします。

バイタル 血圧105の74
心拍数65でサイナス。

(潮)メス。
(結衣)はい。

♬~

(潮)「モノポーラ」
(結衣)「はい」

(村崎)「四爪鉤」
(結衣)「はい」

潮先生は 患者の命と選手生命の
両方を救うつもりです。

素晴らしいじゃないですか。

彼は AIのデータにはない
世界初症例を作ろうとしている。

はい。

これは
大きなビジネスチャンスです。

♬~

内側関節包を切開完了。

膝蓋骨を外側にシフトして
膝関節内を露出します。

(村崎)レトラクター。
(結衣)はい。

(村崎)
いよいよ 滑膜肉腫切除ですね。

(潮)オーケー。

腫瘍の広がりが想像以上だ。

(村崎)だいぶ深いですね。

♬~

潮先生。

どうしたんでしょう?

難しい…。

♬~

(四糸乃)
「何やってんだい! 一摩!」

(潮)お母ちゃん!

「なんで いんだよ!?」

「お前は 子供の時から
どうしようもねえ!」

「いっつも 肝心なところで
おじけづく!」

そうなの?

(四糸乃)「しっかりしないね!」

「さっさと おやり!」

(潮)「やるよ! やるって!」

ペアン。
はい。

(心電図モニターの音)

あっ…!

(心電図モニターのアラーム)

「馬鹿!」

(潮)お母ちゃんが急かすからだ!

(村崎)止血しましょう!

(潮)ガーゼで圧迫止血。
出血点を確認して 血管修復!

(心電図モニターのアラーム)

(博美)血圧70まで低下。
どうするの? 執刀医!

(潮)ガーゼ もっと! 早く。
(結衣)はい。

(村崎)止まりません!

(村崎)大門先生…。

だから 問題があるって
言ったでしょう。

(潮)一体 何が問題なんだ?

問題は あんたの腕。

どいて どいて どいて。

膝窩動脈の損傷。
滅菌ターニケットで止血。

執刀医 ボーッとしてるんだったら
手伝って。

はい…。

皮切を延長し
側方からアプローチ。

メス。
(結衣)はい。

(心電図モニターのアラーム)

(秒針の音)

損傷部位を確認。
結紮し 修復します。

6-0ポリプロピレン

(心電図モニターのアラーム)

(四糸乃)情けないわねえ…。

♬~

(村崎)後方関節包にも
腫瘍の浸潤が見られます。

こんなところまで…。
これ以上は危険だ。

走れるどころか 歩けなくなる。

後方関節包は
腸脛靱帯で再建。

(潮)おい…。

患者のQOLが最優先だ。
やめろ 大門。

私 失敗しないので。

♬~

1号吸収糸。
(結衣)はい。

♬~

すごい…。

♬~

(秒針の音)

(博美)血圧110の78
心拍数66でサイナス。

終了。

♬~

(博美)お疲れさま。
お疲れ。

(一同)お疲れさまでした。

お母さん 潮先生は
よくやってくれました。

そうなん…?

「潮先生 すぐに
症例報告を書いてください」

「名付けて

潮術式自家培養軟骨移植併用
滑膜肉腫切除」

「世界初症例です」

「世界初症例?」

「(拍手)」

御意。

「(拍手)」

(蛭間)やった!
(海老名)ブラボー!

よくやった よくやった! いやあ
大門 ご苦労さま ご苦労さま。

よかった よかった。 アハハ…。
海老名。

はい。
じゃあさ

この写真を マスコミに
回してほしいんだけど…。

でね 記者会見やるからね
その手配も頼むな。

御意! 失礼します。
はい。

ああ… 海老名。
はい。

最近 飲んでるか?
いや 酒やめちゃいました。

えっ?
(海老名)女房に怒られて。

ネバー ギブアップ!

(潮)手術は成功しました。

はあ…。

僕は 走れるようになるんですね。

4週間後に
自家培養した軟骨組織を

欠損箇所に移植します。

あとは 1年間のリハビリが必要。

ありがとうございました。

僕は 必ず復活します。
必ず金メダルも。

頑張ってね。 楽しみにしてる。

♬~

〈これは
一匹狼の女医の話である〉

大門先生。 今回の件で

君は僕に貸しを作ったつもりかも
しれないが…。

はあ?

それは大きな間違いだ。

僕は外科部長だ。
下は 上の人間のために働く。

それが組織だ。 そこを
しっかり 肝に銘じておけよ。

〈例えば この女〉

致しません。 私 バイトなので。

〈群れを嫌い 権威を嫌い
束縛を嫌い

専門医のライセンスと
叩き上げのスキルだけが

彼女の武器だ〉

(ノック)

失礼します。

ああ… いい香り。

この度は
うちの大門と城之内を使って頂き

ありがとうございます。

メロンです。

請求書です。

使ってません。

全て 大門先生が
勝手にやられた事です。

今回は 支払いの義務はないと
考えますが。

そうでしょうか?

今回は 蛭間病院長と丹下副院長

どちらにご請求しようかと
考えあぐねていたところ…。

こんなものを見つけまして。

なんじゃ こりゃ…。

(蛭間)
なんで 俺じゃねえんだよ…。

なんで 丹下なんだ コラ!

あっ イテッ…。

(神原)素敵な いい写真です。

ですから これは もう

丹下副院長に
ご請求するしかないと。

それによると
自家培養軟骨移植までも

AIの診断プログラムで行われた
とあります。

プログラムは 丹下副院長の
ファンドが出資している

医療機器メーカーが開発したもの。

いずれ あなたは
濡れ手に粟の利益を得る事になる。

もちろん 私どもと大門が
口をつぐめばの話ですが…。

腹の探り合いは
得意ではありません。

今回のお話は

これをもって終わりという事で。

心得ました。

失礼します。

2億円!?

(神原)あら… マルを
1つ多く書いてしまいました。

年には かないませんねえ。

♬~

失礼しました。

♬~

頂きました!

(神原)ありがとう ニコタン!
サンキュー!

よいしょ…。

晶さん!

潮のおばちゃんから
お礼が届いたよ。

あら! わざわざ 律儀ねえ。

何? 何…?
なんだろう…? よいしょ!

(神原)ネギ?
えー?

ああ… 掘っても掘ってもネギ!

ネギ尽くしで
1カ月は いけるわね。

晶さん…。
何? 何?

こんなの出てきたよ!

医者の母親は心得てるわね!
うわあ… 儲かっちゃった。

いくら いくら?

ほい!
あった あった…。 これ いる?

大丈夫 大丈夫…。 あら 何?
なんか 用心深いわね。

(2人)でも… ワクワクする~!

あっ まだだわ まだだわ!
だから…。

ワクワクワク! アハハ…!
ワクワクする~!

これが最後ですよ…。

まだだわ~!
おばちゃん…。

おお~!
いい~!

群馬のレストランの割引券!?

何…?
ええ~!

ああ~!
嘘でしょ おばちゃ~ん…!

〈外科医 大門未知子〉

〈またの名を ドクターX〉

(蛭間)
お待ち申し上げておりました。

(三原雅恵)失礼な女!
お互いさま。

(大間正子)ここでは
マサちゃんでいいですから…。

(多古幸平)
闇営業? いや まずいでしょ!

(雅恵)これだけは
命を懸けても守りたいの。

あなたの大切なものは守ります。
女と女の約束です。