ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

シャーロック 第5話 ディーン・フジオカ、岩田剛典、佐々木蔵之介… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『シャーロック #05【歩く死体の謎!熱帯魚と母の愛…その真相、正義か狂気か】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 町田
  2. 貴之
  3. 息子
  4. パワハラ
  5. 血液
  6. 社員
  7. 千沙子
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  10. 貴之君
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  19. 才能
  20. 自分

f:id:dramalog:20191104215526p:plain

『シャーロック #05【歩く死体の謎!熱帯魚と母の愛…その真相、正義か狂気か】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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シャーロック #05【歩く死体の謎!熱帯魚と母の愛…その真相、正義か狂気か】[字][デ]

死体なき殺人?致死量の血液が残された犯行現場に遺体なし…歩く死体の謎!パワハラで潰された若き才能と悲劇の母!光奏でるモーツァルトと淋しいグッピーがカギ

詳細情報
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/sherlock/
【公式Twitter】
https://twitter.com/sherlockcx
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/SHERLOCK_cx/
番組内容
若宮潤一(岩田剛典)が誉獅子雄(ディーン・フジオカ)に文句を言っている。獅子雄は、同居しているくせに、家賃も生活費も一銭も払っていないのだ。まったく取り合わない獅子雄に手を焼いていると、そこに、江藤礼二(佐々木蔵之介)がやって来る。
今回も奇妙な事件だった。彼氏の留守中、部屋に入った女性からの110番通報で警察が駆けつけると、そこはスプラッター映画のような惨状。室内には大量の血液と破れたシャツ、
番組内容2
凶器と思われる包丁などが残されていた。しかし、被害者が見当たらない。周辺の目撃証言や、運び出された痕跡もない。
部屋の持ち主、町田卓夫(永井大)を江藤と小暮クミコ(山田真歩)が取り調べるが本人は知らないの一点張り。さらに、町田は政治家の息子だったため、江藤は上層部から解放するよう指示されてしまう。なんとか町田の鼻を明かしたい江藤は、獅子雄をたきつける。「死体が歩いたのかも」と言う若宮の言葉を、
番組内容3
獅子雄はあっさり否定。2人は“歩く死体”の謎に乗り出すことに。
現場に残されたシャツに、町田と同じ会社で働く乾貴之(葉山奨之)のイニシャルが確認された。貴之は2日前から行方不明で、家族から捜索願も出ている。江藤は、貴之の母・千沙子(若村麻由美)から、息子が町田のパワハラを受けていたことを聞く。社員たちはパワハラを否定するが、獅子雄は町田の不自然さを見逃さず…。
出演者
ディーン・フジオカ 
岩田剛典
 / 
佐々木蔵之介 他
スタッフ
【原作】
アーサー・コナン・ドイルシャーロック・ホームズ』シリーズ 
【脚本】
井上由美子(『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』、『白い巨塔』) 
【音楽】
菅野祐悟 
【主題歌】
DEAN FUJIOKA『Shelly』(A-Sketch) 
【プロデュース】
太田大(『モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー』、『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』)
スタッフ2
【演出】
西谷弘(『モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー』、『刑事ゆがみ』) 
野田悠介 
永山耕三 
【制作・著作】
フジテレビ

 

 


(貴之)♬「ぼくの だいすきな
クラリネット

(町田)《今度の豊洲スタジアムのコンペ
乾 貴之に任せます!》

(一同)《えっ!?》
(上司)《4年目だろ?》

(町田)《大丈夫ですよ!
俺は何も言わない》

《若い頭で
思いっ切りやってみろ!》

(貴之)《お願いします!》
《そうだ! よし 拍手》

(貴之)♬「ママからもらった…」

(清水)《気を付けろ。
町田さんには

何人もつぶされてんだよ》
《えっ?》

《すげえんだよ。 パワハラ
パワハラ?》

《この図面 本気で描いてる?》
《はい》

《小学生じゃないんだぞ!》
《すみません》

《もう1回 チャンス…》
(町田)《こら!》

(町田)《お前 ホント 駄目。
俺に恥かかせるなよ もう》

♬「とっても だいじに…」
《下手くそ》

《こんなチンケな設計で
ホントに勝てると思ってんのか!?》

 

(貴之)《はい もしもし》
(町田)《残業は 9時までだ》

《会社のルールは 守れ!》
《あっ すみません》

(貴之)♬「こわれて でない…」


(町田)《まさか
帰ったりしてないよな?》

《お前 仕事 遅いな! のろま!》

♬「どうしよう」

(町田)《あ~あ。
乾に期待したのが失敗だったわ》

《おい 専務に謝れよ。
「私に才能がなくて

申し訳ございませんでした」
ってな》

(貴之)
《私に才能がなかったせいで…》

《私に才能がなかったせいで…。
私に才能がなかった…》

町田 町田…。

≪(ドアの開く音)
(千沙子)貴之 おかえり。

(貴之)町田 町田…。
町田の野郎…。

(千沙子)ねえ 会社の人間関係が
大変みたいなの。

相談に乗ってやって。
(貴久)貴之も もう大人なんだ。

あんまり構うな。

(貴久)出てくる。
今日は帰らない。

(千沙子)貴之。 6時45分よ。

そろそろ起きないと
遅刻するわよ!

貴之?

(若宮)[人は心臓が止まったときに
死んだと判断される]

[亡きがらがなければ
医学的にも 死は認められない]

[だから 愛する人
姿を消したとき

僕らは
永遠に待ち続けてしまうんだ]

これは 何に見えますか?

(獅子雄)ライオン。

う~ん。

(若宮)これは 何に見えますか?

シマウマ。

う~ん。

これは?
シマウマを食べている ライオン。

真面目にやれよ。
俺の性格診断して

どうするんだよ?
研究対象としては 興味深い。

ハァー。

心の優しいライオンが
シマウマの前にいます。

ライオンは シマウマを
守ってあげようとしていますが

シマウマは おびえて
震えています。 さて シマウマは

この後 どうしたでしょうか?
あんたが ライオンで

俺が シマウマだって言いたいのかよ?
別に。

何 言ってんだ 居候のくせに。
居候じゃない。 同居人だ。

同居人ってのは
家賃を半分持つもんなんだよ。

今まで 一銭も
払ったことないじゃん。

細かいこと言うなよ。
水道代も 電気代も ガス代も

トイレットペーパーも コーヒー豆も
全部 俺が支払ってるんだよ!

≪(チャイム)
めんどくさっ。

あ~ いいとこに来た。
聞いてくださいよ!

(江藤)獅子雄! 助けてくれ!
話の内容によるな。

(江藤)聞いてくれる?
土曜の午後2時ごろさ

女から 110番通報があったんだ。
彼氏の留守中に部屋に入ったら

家が
スプラッター映画になってるって。

スプラッター…?

(真澄)《えっ? キャー!》

所轄が急行したところ 室内には
大量の血液と 破れたシャツ。

バスルームには 血まみれのタオルと
電動のこぎり。

枕には 凶器と思われる
包丁が刺さっていた。

ただ 被害者が
どこにもいない。

廊下やマンションの表にも
目撃証言はなく

車で運び出した痕跡もない。

(町田)《どういうこと? これ》

(真澄)《卓夫! 生きてた!?》
(町田)《うわっ!》

部屋の持ち主は 町田 卓夫。
松門建設の社員。

現場検証中に戻ってきたんで
そこで 署に呼んで話を聞いた。

《俺は関係ないから》

(クミコ)
《でも あなたの部屋から

血液が大量に検出されたのよ。
凶器と思われる包丁

電動のこぎりも発見されている。
どう説明しますか?》

《だから 誰かが勝手に入って
やったんでしょ》

《何回 言えばいいの?
頭 悪いな》

《人は 1回 言えば分かるの》

《幼稚園児でも 3回。
あなた 幾つ?》

(クミコ)《関係ない!》
《いいや… 代わって》

容疑者は否認するもんだ。
それを吐かせんのが

あんたらの仕事だろ?
もちろんだ。

時間があれば
俺が見事に落とすとこだが

上が介入してきた。

遺体もなく 自供しないなら
解放しろって。

《誰に 物を言ってるか
やっと分かった?》

《よく考えた方がいいよ》

《いまさら 田舎の警察署長なんて
嫌でしょ? ねえ?》

《あなただって
ミニパト 乗りたくないでしょ?》

誰なんだよ? おい 今どき
政治家の息子だなんて言うなよ。

当たり。
衆議院議員の 町田 陽介の次男。

知ってるだろ? 前の国交大臣。

今の総監と
深いつながりらしい。

親が議員だからって 捜査の手を
緩めるようなやつらに

協力する気はない。
組織が動かないときこそ

お前の出番じゃないか。 えっ?
探偵の腕の見せどころだろ?

犯罪コンサルタント

ねえ 好き嫌い言わないで
やってあげれば?

あれ 味方してくれるの?
その代わり 今回は 報酬は

ちゃんと前払いで お願いします。
遊びじゃないんで。

分かった 分かった。 振り込む。
すぐ振り込む。 だから 頼むよ!

獅子雄 本当に バカ息子で

何とかして
化けの皮 剥がしたいんだよ!

死体は どこにあるのかな?

致死量の血痕があった。
なのに 死体はなかった。

運んだ形跡もなかった。
死体が歩いたのかな?

あ~ もう そうとしか言えない
状況だよな。

死体は誇り高い。

生きてる人間のように
うろうろしたりはしない。

俺が教えてやる。

♬~

う~わっ! この血液の量。

(職員)3リットルぐらいですね。
もちろん 致死量です。

「T.Inui」?

町田と同じ会社に勤務する
乾 貴之のものと推測される。

というのも 乾は 2日前から
行方が分からなくなって

家族から捜索願が出ていた。

決まりですよね? それ。
ああ。

母親から 本人の
歯ブラシの提供を受けて

今 血液をDNA鑑定中だ。

他に遺留品は?
現場に残された衣服から

皮膚片は採取できました。

でも 電動のこぎりと包丁からは
採取できてません。

血液が発見されたのは
寝室とバスルームだけ?

ええ。
(ドアの開く音)

(職員)鑑定結果が出ました。

おっ!
(職員)ありがとう。

一致した。

今度は 何?

俺は証拠がないから
解放されたわけ。

法律的に協力する義務は
ありませんから。

おい ちょっと大事に運んでよ?
(男性)はい。

町田さん あなたは
無実なんですよね?

われわれは
それを証明しに来ました。

あれ? えっ?
もしかして 親父の関係で?

おいおい… 頼むよ。
こっちは参ってんだからさ。

引っ越すんですか?
引っ越すしかないでしょう。

こんなことに なっちゃったら。
発見された血液は

乾 貴之さんのものと
断定されました。

そのとき あなたは どこに?

ちょっと出掛けてただけだけど。

乾さんとは
どういう関係だったんですか?

どういうって…。
俺は営業部で あいつは設計部で

同じプロジェクトやったことあるけど
ただ それだけだよ。

まあ 状況的に
誰だって 俺を疑うのは分かる。

でも 俺は ホント関係ないんだよ。
通報した女性は?

(町田)ただのバカ女だよ。

部屋に来たいっていうから
合鍵の場所を教えたら

喜び勇んでやって来た揚げ句
勝手に 110番しちゃったんだからさ。

鍵の場所って どこですか?
下のポスト。

やっぱり 誰かに見られてたのかな。
誰にです?

いや 何か つけられてるような
感じがしたことがあったからさ。

採取された血液は致死量でした。

この状況を見るかぎり 間違いなく
乾さんは死んでいます。

しかし その遺体は
まだ見つかっていない。

あなた 本当に
何も心当たりないですか?

ないよ そんなもん。

俺は あいつが生きようが死のうが
どうでもいいの。

とにかく 俺の無実を
証明してくれよ。

身に覚えのない 罪 着せられて
大いに迷惑してんだよ。

だったら 知ってること隠さず
話してもらわないと。

えっ?
乾さんの話をするとき あなた

ずいぶん スマホを気にしてる。
それは いったい なぜか?

見せて。

はい。

「町田主任 あなたを
パワハラで訴えます」

「異論があれば 今すぐ
会社まで来てください」

あいつの誤解だよ。
俺は かわいがってたの。

はあ。

パワハラね。

血痕が発見された日
乾から メールがあった。

内容は
パワハラで訴えてやるって。

町田が 乾に会うために
出掛けてる間に

部屋が血まみれになった
ってこと?

嫌な方向だね。
ああ。

町田は
はめられたのかもしれない。

えっ!?
あいつ 犯人じゃないの?

はめたのが 乾なら
彼は生きている。

フフッ。 待てよ お前。
生きちゃねえだろ。 おい。

(足音)
あっ ヤベッ。

医師として言わせてもらう。
生きてる可能性はないよ。

鑑定書類 見たけど
出血量 およそ 3, 000cc。

致死量を はるかに超えている。
そうとは限らない。

例えば 献血
何回すれば 死ぬ?

献血じゃ死なない。
えっ? 何回かに分けて

血液を抜いてためたのを
ばらまいたっていうの?

そこまでするかな?
例えばの話だ。

お前は 町田が殺したと思うか?
いや 分かんないけど。

けど?
けど マジで嫌なやつだよな。

もう あいつが犯人で
いいくらいだよ。

危険な考えだ。

どんな悪人でも やってない罪で
裁かれるべきではない。

似合わないこと言うな~。

間違いは 気持ちが悪い。
何だ? 寒いのか?

(千沙子)パワハラのことは
息子から聞いていました。

どうして
黙っておられたんですか?

余計なこと言ったら
貴之が帰ってきたときに

会社に戻りにくくなると
思ったんです。

あの… お母さん。

非常に残念ですが
発見された血液は

貴之さんのものでした。

それが?
えっ?

貴之の遺体が発見されたわけじゃ
ありませんよね?

そう… ですね。

はい。

貴之さんは 町田さんのことを
どう言ってましたか?

悪魔だ。 人間じゃないって。
穏やかじゃありませんね。

何か理由でも?
いいえ。

町田という人は
人をいじめて喜ぶ性格だって。

俺は ターゲットにされたって…。

大丈夫ですか?
(泣き声)

泣いてはいけませんね。

息子も
どこかで頑張ってるんですから。

(社員)パワハラなんてなかった。

(外国語)

(上司)この間のコンペで
町田君 乾を大抜てきしてました。

期待してたんじゃないですか。
(社員)いい先輩でしたよ。 なあ?

うん。 乾 乾って かわいがってたよ。
なるほど。

全て嘘だな。
ああ。 パワハラを隠してるんだろう。

自分がやったわけでもないのに
なぜ隠す?

組織にいると 無意識に
組織を守ろうとしてしまうんだよ。

病院にいたとき
そういうの いっぱい見た。

くだらんな。

≪(清水)あの…。
何か?

設計部の 清水と申します。

乾 ずっと休んでますけど
何かあったんですか?

気になることでも?

僕から聞いたとは…。
もちろん 口外はしません。

実は 町田主任のパワハラ
ひどくて

乾が辞めるのは
時間の問題だと思ってました。

具体的に お伺いできますか?

ただ偉そうにするだけなら
よくあるんだけど

期待してるって持ち上げて
仕事を任せて。

なのに 必要な助け舟は出さない。

それで失敗したら 叱りつける。

やられた方は
たまったもんじゃありません。

すっかり自信を失って 病みます。

乾さんの気持ちが
ずいぶん よく分かるんですね?

ああ… 町田さんの親は
国交省に にらみが利くから

部長は野放しにしてましたけど

このままじゃ
よくないと思ってました。

お前のせいで
ひどい目に遭ったんだぞ。

(真澄)だって 卓夫が殺されたかと
思ったんだもん。

バカ お前。

血を見たぐらいで
びっくりするような女とは

付き合えないな。
(真澄)え~?

俺は その辺にいる
サラリーマンとは違うんだぞ。

ごめん…。
(町田)う~ん。

おい… 人前だよ。
(メールの着信音)

ちょっと待って。
(真澄)うん?

うわっ。
(真澄)何?

いいんだ。
(真澄)誰?

(町田)ちょっと いいんだって。

(町田)お前 ホント 才能ないな。
お荷物は 会社 辞めろ!

(バットで殴る音)
(町田)あっ! 痛い!

あっ! あっ!
(女性の悲鳴)

町田が襲われたって?
バットで めった打ち。

で?
ああ 幸い… というか

不幸にもというか
急所を外れてて助かった。

いったい 誰が?
犯人の顔 見てないらしい。

町田議員から 今度は
どら息子を襲ったやつを

捕まえろってさ。 ハハハ。
盛り上がらねえ。

犯人は 誰か分かってる。
えっ? 誰?

全治6週間か。
危なかったな。

犯人は 乾 貴之?

ああ。

(バットで殴る音)
《あっ!》

顔も見てないのに
なぜ 乾だと思った?

携帯…。

(町田)お前 ホント 才能ないな。
お荷物は 会社 辞めろ!

うちで ママと お風呂入ってろ。

あいつは… 俺を恨んでた。

逆恨みしてたんだ。

あの血も…。

俺を陥れるために
仕組んだんだよ。

あいつは… 生きてるって。

俺に復讐してるんだ。

(社員)「ブラックゼネコンの パワハラ大魔王」
(社員)うちのことだろ?

(社員)町田さん ヤバくね?
(社員)「新鋭設計士

1週間 行方不明か?」
(社員)これって 乾のことだよね?

(社員)「パワハラ犯人は
大物代議士の息子!」

(社員)
町田さんも出社してないよね。

(社員)「松門建設 ネット大炎上!」
(社員)ブラック企業は まずいだろ。

(社員)「文潮砲炸裂!」

貴之は 町田さんのパワハラ
遭っていました。

「復讐の亡霊殺人!?」

「歩く死体」
「リアル・ウォーキング・デッド」

お前の言ったとおりになったな?

せっかく 町田の親父が手を回して
警察発表を控えさせたのに

乾 貴之の母親が口を滑らせたら
どうしようもないな。

でも 町田に来たメールは
乾のスマホからだったんだよな。

必ず生きていると
信じております。

ホントに 生きてるってこと?
いや それはないか。

確かめに行くか。

この辺だな。
う~ん。

≪(♬『レクイエム』)
あっ この曲。

≪(♬『レクイエム』)
ここだ。

≪(♬『レクイエム』)

♬~

失礼します。

心に染みるな 『レクイエム』

あっ 明るい曲を
聴こうとしたんですけど

つい 選んでしまって。

貴之が
ピアノを習っていたときに

よく クラシックを
聞かせていたんです。

あっ どうぞ。

ワイドショー見ました。
すみません。

貴之の手掛かりが欲しくて
余計なこと言いました。

テレビで見るより
お元気そうでよかった。

あっ これは メダカですか?

いえ グッピーです。
ああ。

息子が小学生のときに欲しがって
ず~っと飼っているんです。

息子さん?
パワハラを受けていた。

陰湿ないじめです。

貴之は とても悩んでいました。

本人から
打ち明けられていたんですね?

いえ。 でも 母親なら
見ていれば分かります。

ご主人には
相談しなかったんですか?

あの人は 何もしてくれません。

社会人としての
アドバイスをしてって言ったのに。

この1年くらいは

家に帰ってこないことも
増えましたしね。

お仕事が忙しいんですか?

お恥ずかしい話なんですけど
女性のところに。

それは すみません。
いえ。

貴之君の部屋
見せていただけますか?

どうぞ。

こちらです。

パソコンは?
警察の方が。

ああ。

あっ。

毎年 クリスマスに 来年の手帳
プレゼントしていたんです。

♬~

どうも ありがとうございました。
いいえ。

ああ ところで クリスマスツリーは
いつ 出されたんですか?

えっ?

いや クリスマスにしては 少し時期が
早いんじゃないかなと思いまして。

息子が 一日も
早く帰ってくることを願って

早めに出しました。

だと思いました。

きっと 貴之は帰ってきます。

ホントに 息子が生きてるって
信じてるんだな。

何か 俺も
生きてるような気がしてきたよ。

あの手帳の文字 見たら
相当な執念だよ。

なあ あの お母さん
看護師だったんじゃないかな?

手首の包帯
医療関係者の巻き方だった。

病院ネットワークを使って
調べてくれ。

どこの病院で
看護師をしていたのか?

意外だな。
そこ そんな食い付く?

ちなみに 俺は 乾は
もう死んでると思う。

えっ? どうして?

どうだ? 死体は歩いたか?
ああ。 色々 活動してたよ。

♬~

その後 会社の様子は
どうですか?

町田さんと乾のことが報道されて
えらい騒ぎです。

そりゃあ そうでしょうね。
パワハラの上に

乾さんが殺された可能性が
あるとなると。

町田さんの具合は
どうなんですか?

命に別条はありません。
誰がやったんですか?

ホントに 乾なんですか?
君は どう思う?

分かりません そんな。

ところで 乾 貴之から
メール来なかった?

えっ?
町田のとこには来てたんだよ。

パワハラで訴えるって。
何で 僕に?

昨日 あんたが 乾の受けていた
パワハラについて語ったとき

まるで 自分のことを
話してるかのようだった。

かつては 自分が
町田にいじめられ

その矛先を 乾に向けたことで
逃れたんじゃないのか。

あっ もっと言うと パワハラ
ターゲットが 乾になってから

あんたが その片棒を担いできた。
失礼な!?

珍しいことじゃない。
単純な いじめの構図だ。

町田を襲ったのは あんただ。

(町田)《あっ!》
(女性の悲鳴)

乾のメールの履歴を調べたら
町田にメールを送る前に

君にメールを送っていたことが
分かった。

脅されたんだ 乾に。

♬~

(町田)
ホントに 何もできないね。

お前の居場所 もう ないから。

辞めるか 死ぬか どっちかにしろ。
(清水)乾は生きてるよ。

町田さんだけじゃなく

俺たち全員に
復讐しようとしてるんだ。

(町田)死ね! ヘッ 死ね!

死んじゃえ 死んじゃえ!
ハハハ。

警察で ゆっくり話そうか?

♬~

♬~

(シャッター音)

♬~

♬~

(レオ)あっ 部屋 分かったよ。

≪(ドアの開く音)

やっぱり 乾 貴之のお母さんは
看護師だった。

セント・マーゲート病院の
優秀なオペナースだった。

結婚で辞めたらしいよ。
オペナース…。

で その後 生まれたのが 貴之か?
そう。

旦那は 今や 不倫で
家にも寄り付かない。

息子に生きていてほしいって
思うのは分かるよ。

なあ 何で 乾 貴之は
死んでるって思うんだよ?

致死量の血液があったから。

それじゃ 立証できないって
言ったんじゃないの?

死んでるなら 誰が 町田や清水に
メール送ったんだよ?

幽霊。
真面目に答えろよ。

(メールの受信音)

もう一つ 確かめてからだ。
えっ?

205。 乾 貴之の父親が
入っていった部屋。

会社から 電車で直行して

コンビニで 弁当と缶酎ハイと
つまみを買ってった。

どんな つまみだ?
関係あんの?

サバ缶とチータラ。

息子が あんなことになってるのに
よく 女の家なんて行けるよな。

はい ご苦労さん。
えっ? 行くの?

お楽しみ中かもよ?

(チャイム)

♬(バイオリンの演奏)

♬~

《はい》

《息子さんのことで
お伺いしたいことがありまして》

♬(バイオリンの演奏)

♬~

(貴久)
《貴之 亡くなったんですか?》

♬(バイオリンの演奏)

♬~

《実は 貴之から
こんなメールが来てたんです》

♬(バイオリンの演奏)

♬~

信じられない。

事実は
信じ難いケースの方が多い。

嘘だろ?

死体は歩かないんだよ。

♬~

(チャイム)

(千沙子)
どうぞ お入りください。

(町田)痛いって! だから…。
(真澄)ごめん ごめん。

痛かった?
(町田)痛いよ もう。

(真澄)誰?
(町田)えっ?

親父の関係だから
気にしなくていいよ。

違います。
えっ?

話があります。
出てってくれますか?

いや 出ていかなくていいよ。
何だよ?

乾さん もうすぐ見つかります。

どこにいるの?

あんたが 乾 貴之を殺した。

どうぞ。

息子さんの居場所が
分かりました。

貴之は どこに?

生きてるんですよね?
残念ですが 亡くなっています。

どこで?

いるんですよね そこに。

クリスマスツリーの横の扉の
向こう側。

ここは 災害時の食品や

使わなくなった食器を
しまってるだけです。

それに クリスマスツリーも
しまっていた。

なぜ こんな早い時期に

クリスマスツリーを出さなければ
いけなくなったのか。

それは 代わりに
中に入れるものができたからだ。

貴之君です。

何を言ってるの?

あんたは 俺が
ここに 初めて来たときに

モーツァルト
『レクイエム』を聴いていた。

貴之君を悼んでいたんだ。

そして グッピー

仲間が少なくて
寂しそうだと思った。

なぜ 水槽は こんなに大きいのに
2匹しかいないんだ?

死んだんでしょう? 最近。

水槽のポンプ 抜いたから。

で あんたは
このポンプを使って

息子の血を抜いたんだ。
やめて!?

そんな恐ろしいこと。
いや~ 恐ろしい。

とても恐ろしい。
だが あんたなら それができた。

1988年から 1995年にかけて

セント・マーゲート病院で
オペナースとして勤務していた。

とても優秀な看護師だったらしい。
黙りなさいよ。

あんたが 何をしたのか
具体的に話そう。

もし 間違っていたら
途中で止めてもらっても構わない。

まず 貴之君の死因。

彼は 2階の自分の部屋で
自殺した。 首をつって。

あのドアノブの変形。

あれは 相当な重さがかかって
できたものだ。

貴之君は ドアノブに
ひもを巻き付けて 首をくくった。

コンペに負け
町田に罵倒された夜だ。

《町田 町田…》

《町田の野郎…》

《おはよう》

(千沙子)《あっ!》

《貴之? 貴之?》

それを発見した あんたは
大いに悲しんだ。

だが ただ悲しむだけでは
終わらなかった。

オペナースとしての経験を生かして
息子の蘇生を試みた。

その手首の湿布は よほど真剣に
心臓マッサージをしたんだろう。

だが 息子が蘇ることはなかった。

あんたは そのとき
泣いていたかもしれない。

とにかく 冷静でいることは
できなかったはずだ。

だが 息子の死だけは
はっきりと確認した。

《ハァ ハァ…》

そして 貴之君の復讐を誓った。

(町田)乾の母親が?

あ痛っ! 痛え マジかよ。

いや すっかり だまされてたよ。

あ~ でも よかった。

ようやく 俺の疑いは晴れたんだ。
ありがとう。

お宅ら ちゃんと やってくれると
思ってたよ。 親父に言って

報酬 出してもらうから。
俺 こう見えて 精神科医でさ

パワハラで苦しんでる人を
何回も診察したことがあるんだ。

立ち直ることができない人もいた。

家族にまで
影響することもあった。

心臓を刺すと血が出る。

心を刺しても血が出ない。
でも おんなじことなんだよ。

あんたが殺したんだ。
分かってる?

俺には関係ないよ。

貴之君は
パワハラの被害者だった。

会社の多くの人間が
それを知っていた。

だが 誰も告発できなかった。

だから あんたは 自らの力で
町田を告発しようとした。

その道具として
息子の遺体を利用するという

とてつもない方法で。
帰って!

ごみ置き場には
ドライアイスの箱があった。

なぜ あんなにも
大量のドライアイスが必要なのか。

あんたは エンバーミングの知識。

すなわち 死体保存法を
知っていた。

貴之君の血液を抜いたのは
そのためだ。

♬~

♬~

♬~

で その血液を
町田の部屋に ぶちまけた!

♬~

♬~

町田は 誰かに つけられてると
言っていたが

それは あんただったんだよ。

だが あんたは失敗した。

寝室から バスルームに
死体を動かそうとする場合

普通 血液が飛び散るはずだ。

だが 町田の部屋の床や壁には
血痕が まったくなかった。

それは 血液だけを
動かしたということを意味する。

この世に完全犯罪はない。

限りなく
完全に近づけたとしても

他の人間に 罪をかぶせることは
できないんだよ。

でも 無念は分かりますよ
お母さん。

清水から
ちゃんと聞き出しました。

パワハラの実態を。

知ってるわ。

《町田さんの まねをして
乾を追い込んでみたら

楽しくなっちゃって…》

(クミコ)《あんた 最低ね》

パワハラはな 犯罪なんだよ》

貴之さんの携帯ですか?

(町田)乾 どうして

こんな簡単なこと
できねえんだよ?

お前は才能もないし
能力もない。

さっさと辞めちまえ!

(貴之のすすり泣く声)
(清水)泣いてますよ?

(町田)泣いて許されるのは
赤ん坊だけなんだよ!

あんたが録音しろって
言ったのか?

そうよ。

証拠があれば 訴えられるもの。

だが 貴之君は自殺した。

貴之が自殺?

あれは殺人でしょ!?

殺人を犯した者はね
裁かれなきゃならないのよ!

バカでも分かる理屈よ。

誰も罰してくれない。
警察も相手にしてくれない。

だったら 母親の私が
裁くしかないでしょ!?

あの子は 私を選んで
生まれてきたのよ。

誰よりも大事な存在なの。

あの子が生まれてくれて

私は ホントに幸せだった。

あの子がいてくれたから

主人とのことも
つらくなかったわ。

小さいときは いつも
私の後を追っ掛けてきて

大きくなったら
一緒に夢をかなえようって

2人で頑張ってきた。

なのに…。

あんなやつのために
つぶされて…。

あいつは 貴之と私の

2人分の命を奪ったのよ!

その分 裁かれて当然でしょ!?

おかしい? 私が言ってること。

いいや。
だが 全ては見えていない。

昨日 ご主人のところに
行ってきたが

愛人なんていなかったよ。

コンビニで買った弁当を
一人で寂しそうに食べていた。

(貴久)《千沙子は 貴之の夢が

自分の夢だと
思い込んでいました》

《赤ん坊のときの 貴之も
大人になった 貴之も

千沙子にとっては 一緒だった》

《そして 僕はネグレクトされた。
恥ずかしい話です》

旦那さんは あなたの息子さんへの
愛情から 目を背けたくて

一人で 息抜きできる部屋を
借りていただけです。

《逃げたと言われれば
それまでだが

毎日 毎日 身の回りの世話から

会社であったことまで聞く
妻の姿を見たくなかった》

《すみません》

これ ご主人に見せてもらった。

(貴之)「ごめん 僕 もう無理」

「お母さんと仲良くして」

《息子にとって 就職だけは

自分で
勝ち取ったものだったんです》

(貴之)《頑張ります!
はい 失礼します》

(貴久)《だから 入社当時は
希望に満ちていた》

《松門建設 内定 決まった!》

《やった~!》

《立派な設計士になってね!》
《うん!》

(貴久)《うん。 おめでとう》

《トラブルを 一人で乗り越えられない
男にしてしまったのは

私にも責任があります》

この 貴之君の最後の言葉は

「お母さん 解放してくれ」って
俺には そう読める。

(千沙子)《あ~》

《ここ ない方がよくない?》
《えっ?》

《そうだね》

《ママもね 勉強してるの》
《マジで!? すげえじゃん!》

《すげえ?》
(貴之)《うん》

(貴之)《俺も こういうの
いつか造りたい》

(千沙子)《うん。 貴之の造った
国立競技場 見たいわ》

《40年後かな》

(千沙子)《長生きするわ》

《これから 大変だぞ お前》
《分かってるよ》

《今まで ありがとう お母さん》

《これからもよ。 ママも
まだまだ 頑張るからね》

《さあ いただきましょう》

息子さん
解放してあげてください。

われわれは ここで待ってます。

もう 泣いても
いいんじゃないですか?

♬~

♬~

貴之…。

私が あなたを… 殺したの?

ごめんなさいね。

ごめんなさいね。

(千沙子・貴之)
《メリー クリスマス》

(シャッター音)
(貴之)《よし もう一枚》

《はい チーズ》

(シャッター音)

いつから 母親に
目 付けてたんだ?

彼女 カメラの前でだけ
まったく 化粧してなかった。

化粧?

家では 薄化粧をしていたのにな。

やつれた母親の顔を
見せることで

町田の悪行を
印象づけたかったんだろう。

グッピーは 自分で産んだ子を
食べてしまうことがある。

人間の母親も同じかもな。

(ドアの開く音)

やっぱり 町田のパワハラのことは
書かれてないよ。

やつは被害者だ。 法律的にはな。

あの母親は?

乾 千沙子は 死体遺棄 死体損壊
住居侵入の罪に問われる。

母親の心理って難しいな。

本人は愛情のつもりでも
暴走って書かれる。

全ての女性の心理は 謎だ。

分かろうとしてはいけない。

俺には
そんなふうに割り切れないね。

シマウマは いつも
くよくよしていました。

うんざりしたライオンは
どこかへ行ってしまいましたとさ。

めでたし めでたし。

なあ。

[命は死によって終わる]

[事件は 真相が分かれば終わる]

[この男と僕の関係にも
いつか終わりは訪れる]

[それは
どんな終わりなんだろう?]

[少なくとも
幸せな結末ではない]

[そんな気がした]