ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

同期のサクラ 第4話 高畑充希、橋本愛、新田真剣佑、竜星涼… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『同期のサクラ#04』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 蓮太郎君
  2. 会社
  3. サクラ
  4. 仲間
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  9. 清水
  10. 土井
  11. 大丈夫
  12. 設計
  13. ウソ
  14. 竹田
  15. メンタルヘルスケア
  16. 建物
  17. ダメ
  18. ラーメン
  19. 上林
  20. 心配

f:id:dramalog:20191030230133p:plain

『同期のサクラ#04』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

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同期のサクラ#04[解][字][デ]

主演・高畑充希×脚本・遊川和彦が綴る人間ドラマ!
忖度できない女・サクラと同期4人の10年間を描く第4話(4年目)

詳細情報
出演者
高畑充希橋本愛新田真剣佑竜星涼岡山天音草川拓弥(超特急)、大野いと相武紗季椎名桔平、他
番組内容
2012年9月。サクラ(高畑充希)は社史編纂室から黒川(椎名桔平)との約束通り人事部に戻り、社員のメンタルケアを担当する事に。各部を回る中で、同僚と馴染めない蓮太郎(岡山天音)がイジメを受けている事を知るサクラ。そんな中、カッターで部員を切りつけようとした蓮太郎を止めようとし、サクラがケガをしてしまう。出社拒否になった仲間を救うために、サクラは百合(橋本愛)達と、蓮太郎の家へ向かう…。
監督・演出
日暮謙
原作・脚本
遊川和彦
音楽
【主題歌】 森山直太朗 「さくら(二〇一九)」 ユニバーサルミュージック
【音楽】平井真美子
制作
制作協力 AX-ON
製作著作 日本テレビ

 

 


(心電計の音)
(土井) サクラ

もう眠り続けて3か月だぜ。

そろそろ起きたらどうだよ?

(土井) 最近
お前の気持ちが よく分かるよ。

(心電計の音)

設計図 直すたびに

「いいかげん妥協しろ」とか

「もう少し大人になれ」とか
言われるからさ。

こんなふうに
変わることができたのは

入社して4年目の
あの時からなんだ。

そのせいで お前に
この傷つくらせちゃったけど。

(北野 桜)《じいちゃん

憧れの花村建設に入社して4年》

《1年前から
社史編纂室っていう

会社の歴史を
まとめる部署に行ってたろも

今日からまた
人事部に戻ることになったてぇ》

《それから
残念なお知らせがあんだてぇ》

《うちの島に架かる橋の着工が
去年 起こった震災対応で

しばらく
延期されっことになったてぇ》

《でも もう少ししたら
再開されっと思うっけ

心配しねえで待ってれてぇ》

(赤ん坊の泣き声)
(脇田) ≪おい また泣いてるよ

オムツなんじゃないの?≫
(小梅) ≪たまには

あんたが替えたら?≫
(脇田) ≪忙しいんだよ

仕事 行かなきゃいけないし≫
(小梅) ≪だからって

何でも私にやらせないでよ!≫

《あっ そうら》

《新しいスーツ送ってくれて
ありがとね》

《前のやつが
だいぶ くたびれてたっけ

助かったれ》

(ドアが何かにぶつかる音)

(脇田) すいません。
いえ。

(小梅) あっ おはようございます。
おはようございます。

良樹 隣のおばちゃんにご挨拶。

いないいない バァ。

(泣き声)
(小梅) 大丈夫だよ

怖くないからね。

あの~ 夜泣きとか
うるさくないですか?

いえ
赤ちゃんは泣くのが仕事なので。

よかった…。
また怒られると思ったから。

ただ 廊下は共有スペースなので
片付けていただけると助かります。

(脇田) すいません。
ありがとうございます。

♬~

(カメラのシャッター音)

いい… 非常にいい。

(何かが落ちる音)

すいません 落としました。

落としました。
(音大生) あ… すいません。

すいませんが 音楽を聴きながら
歩くのは よくないと思います。

外の音が聞こえずに 事故に遭う
可能性もありますので。

あんたに関係ないし。

ちょっと何すんのよ!

(自転車のスキール音)

例えば 今のように。

ありがとうございます。

♬~


本日付で社史編纂室から
戻ってまいりました。

(黒川) おかえり~ 北野。

(すみれ) 相変わらず
建物の写真 撮ってるの?

あっ 何ならご覧になりますか?
(すみれ) あぁ いい いい。

そんな暇ないから。
(黒川) 聞いたぞ

お前 社史編纂室でも周りの人間に
いろいろ文句言ったらしいな。

「もっと勉強しろ」とか。

私は ただ 皆さん
やる気がないようだったので

花村建設のこれまでの道のりや

造り上げて来た建築物を
研究すると

非常に興味深いと
おすすめしただけで…。

いいね
どこへ行っても やる気満々で。

あっ そうだ 復帰早々 お前に
ぴったりの仕事があるんだけど。

何でしょうか?

メンタルヘルスケア プロジェクト
の担当になってくれ。

何ですか? メンタルヘルスケア
プロジェクトって。

最近 会社を
すぐに辞める人間が増えて

社会的問題になってるから
うちの会社でも

メンタル疾患のサポートに
力を入れることになったんだよ。

1か月前 社員全員に
ストレスチェックシートの

一斉送信したんだけど
未回答の人がいるから

早く出すように
言って来てくれる?

何なら その場で
答えてもらってもいいから。

スゥ~~。

あ~ 1年ご無沙汰してたけど
また それ聞くことになるわけね。

なぜ メンタルヘルスケア
必要なんでしょうか?

えっ?
悩みがあれば

家族や仲間に
相談すればいいのでは?

普通の病気と違って
メンタル的なものは

打ち明けにくいから
1人で悩むことが多いんだよ。

だから 会社に
遠慮なく相談してくれって

安心させたほうがいいだろ?

なるほど 分かりました。

(木島 葵) メンタルヘルスケア

はい 葵君の答えを
まだ もらっていないので。

いやぁ ベイサイドエリア の開発プロジェクト で
忙しいからさ 俺。

お前が代わりに書いといてくれよ。
そういうわけにはいかないので

質問に答えていただけますか?

「悩みはありますか?
1 すごくある 2 たまにある

3 ほとんどない 4 全くない」。
全くない。

強いて言えば
悩みがないことが悩みかなぁ。

「仕事にストレスを感じますか?」。
全然 絶好調。

「睡眠時間はありますか?
1 すごくある…」。

あ~ 時々 寝れないかも。
どうしてですか?

ほら 俺が社長になったら
どうしようとか考えたら

目がさえちゃってさ。

「仕事の内容が自分に合っていると
思いますか?」。

合ってる合ってる
もう忙しいんだよマジで。

(課長)
おい 木島 今 何かやってるか?

あぁ 全然 暇です!
何ですか? 課長。

では 仕事の内容は
自分に合っていると思いますか?

(清水) う~ん 微妙かな。
どうしてですか?

(清水) 去年 震災で
東北支社に応援に出掛けてから

時々 ボランティアに
行ってるんだけど

そしたら 何か今までと
考え方が変わったっていうか。

変わった とは?

向こうは まだ復興には程遠いし

困ってる人を
応援するだけじゃなく

自分から何か行動を起こしたくて。

あっ そうだ
今度 相談に乗ってくれるかな?

2人で メシでも食いながらさ。

もちろんです。
おし!

仲間ですから。

あぁ… うん そうだね。

質問に戻りますが
「悩みはありますか?」。

あぁ うん
仕事ではないんだけどさ…。

プライベートで
何かあるということですか?

少し気になる人がいて

これは恋なのか それとも
友情なのかって感じで。

だったら その人に直接聞いて
みればいいんじゃないでしょうか。

いいよ! どうせ俺のこと
恋愛対象と思ってないし。

それは分かりません。

あっ 何なら
私が聞いてあげましょうか?

それは絶対無理。

相談する人はいますか?

(月村百合) いるわよ 目の前に。

えっ 私ですか?

だって 友達でしょ?

恐縮です。

仕事にやりがいを
感じていますか?

感じてるよ。

結婚やめて 会社に戻って来た時は
いろいろ陰で言われたけど

仕事で
結果 出せばいいと思ってるし。

この前は 女性に接待を無理に
強要するのをやめてもらったの。

会社全体で そういう無駄なこと
改善してったら

もっと いい職場になると
思うんだよね。

あっ 川島さん。
(川島) はい。

これ チェックしといたから

直しといてくれるかな?
はい。

宇田さん。 (宇田) はい。
そろそろ会議 始まるから

会議室開けといたほうがいいかも。
(宇田) はい。

あっ 配る資料も忘れないでね。
(宇田) ありがとうございます。

えっ 何?

百合は 将来 社長になるかも
しれないと思いました。

はぁ? やめてよ
葵じゃないんだから。

「悩みはありますか?
1 すごくある 2 たまにある」。

あのさぁ メンタルヘルスケアとか
やる必要 あるわけ?

私もそう思いましたが

1人で悩んでいる人も
多いみたいなので。

俺は 別に悩みないから。
じゃあ 「ない」でいいですね。

「相談する人はいますか?」。

そんなの いなくても
大丈夫だから。

じゃあ 「いない」でいいですか?

いいかげんにしろよ!
どうせ会社だって

こんなのコンプライアンスのために
やってるだけで

ホントは社員のことなんか
考えてないんだから。

どうしたんですか?
何だかピリピリ してるみたいだけど。

(上林) 今年も1級建築士の試験に
落ちたから

落ち込んでるんだよな~ 土井。

(松下) 大丈夫ですよ 先輩
来年はきっと受かりますから。

(上林) 自分が一発で受かったから
って嫌みだろ それは!

(松下) やめてくださいよ
俺はそんなつもりじゃ…。

土井が かわいそうじゃねえか…。
(竹田) おい メシ行くけど

誰か行くか?
(松下) あっ 行きま~す。

≪行きます!≫
(竹田) 土井はどうする?

あっ… どうせ行かないか ハハハ。

じゃあ 行こう。
≪はい≫

何なら この後 食事をしながら
続きをしませんか?

おいしいラーメン屋さんを
見つけたので…。

悪いけど 俺 ラーメンだけは
死んでも食わない。

どうしてですか?
いいだろ そんなの。

今度 再来年 着工予定の
商業施設の社内コンペがあるから

忙しいんだよ 今。

明日までにお願いします。

♬~

♪~

≪ごちそうさまで~す≫
≪ありがとうございました~≫

チッ。

(土井仁太郎) おかえり~。
(土井かおり) おかえり!

(土井) ただいま…。
(かおり) ちょっと

顔色悪いけど大丈夫?
ちゃんと食べてんの?

ラーメン作ろっか?
いい 食べて来たから。

(かおり)
ねぇ ごめん そこの丼 下げて。

(仁太郎) チャーシュー麺 3つですね
毎度ありがとうございます!

(かおり) あ~ どうして
注文 受けちゃうの? 父ちゃんは。

もう お店 終わりなのに。
だって

うちのラーメンの大ファンだって
言うからさぁ。

(かおり) もう…。
(土井伸二郎) いいよ

俺 出前 行って来るから。
(かおり) そう? いつも悪いね。

(伸二郎) いいよ。

(キーボードを打つ音)

あ~! もう!

「うちの部の同僚が

どいつもこいつもバカばっかりで
マジ殺したくなります」。

「会社もメンタルヘルスケアなんか
やってる暇あったら

あいつら みんなクビにしろ」。

(かおり) ≪やだ お父さん…≫
(仁太郎) ≪間違えた え~≫

(かおり) ≪アハハ…≫
(仁太郎) ≪伸二郎 食べる?≫

(仁太郎) ≪ハハハ…≫
(伸二郎) ≪後で1杯食べるから≫

「家族もみんなウザくて

こんな家 早く出て
1人暮らししてぇ」。

ふぅ…。

♪~

おはよう。
おはようございます。

入らないの?
蓮太郎君だけ

メンタルヘルスケアのアンケートを
書いてくれていないので

ここで待っていました。
そうなんだ。

それに 少し心配で。

設計部でも
浮いているみたいだったし。

どうしたの? お前ら。

サクラが蓮太郎君のことが
心配なんだって。

あっ! 聞いたよ。

また あいつ 1級建築士の試験
落ちたんだって 大丈夫かな?

…とか言って 面白がってない?
あんた。

いや んなわけないだろう!
大切な同期の仲間なんだから。

昨日から
電話しても出てくれないんです。

悪いけど 百合 私の代わりに
かけていただけますか?

いやぁ 勘弁してよ
勘違いされたら困るし。

えっ どうして?
去年 「好き」って言われたのよ。

会社 辞める時。
ウソ! それ どうしたの?

どうもしないわよ あれ以来
ほとんど会ってないし。

何やってんだよ! 蓮太郎!

バカ! シッ…!
(清水) え?

おっ! ハハ…。

(清水) あれ? どうしたの?

蓮太郎君 アンケートは
書いてくれましたか?

うるさいな 後でやっとくから。

分かりました。

それと…。

俺のことなら
心配しなくて大丈夫だから。

1級建築士に落ちたのは

仕事が忙しくて
勉強する暇なかったせいだし

つ… 月村に「好き」って言ったのは
あれは冗談で

それと今日 社内コンペがあって
結構 自信あるんだ 俺。

何か変だけど
大丈夫かな? 蓮太郎。

コンペ ダメなほうに1000円。
ちょっと やめなさいよ。

♬~

よし。

ヤッバ。

(土井) 遅くなって すいません。

(呼び出し音)

あっ もしもし あの…

コンペ どうなったんですか?

(竹田) 終わったけど もう。

えっ? でも 1時からじゃ…。

あれ? 伝えてなかったっけ?
2時間 早くなったの。

♬~

何やってんだよ。

アンケートを受け取りに来ました。

しつこいんだよ もう。

どうでしたか? コンペは。

(上林) ハハハ…
部長もひどいっすよね。

コンペの時間 変更になったの
伝えないんですもん。

(竹田) あいつのデザインなんて
どうせ見るだけ無駄だからさ。

(松下) トロいんですよね 仕事も。

あの人
大学も2浪してるんでしょ?

(竹田)
もう少ししたら異動させるから。

何 考えてるか分からないし
大した戦力にもならないから。

≪ハハハ…!≫
≪部長 鬼ですね≫

(竹田) シ~だぞ おい。
≪ハハハ…!≫

ちょっと 何する気ですか?

やめてください!

そんなことしたら
クビじゃ済みませんよ?

別にもう どうなったっていいし。

そんなこと言わないでください
同期の仲間も悲しみます。

あいつらだって 俺のことなんか
仲間と思ってないって。

そんなことありません!
あ~ もう!

邪魔すんなよ!
痛でっ!

大丈夫です 大したことないので。

≪おい どうした?≫

≪何かあったか?≫


ちょっと どうしたの?

うわ~!

応急処置しとくけど 縫わなきゃ
いけないかもしれないから

医務室で診てもらって。
すいません。

で 一体 何があったの?

何?

すいません
こういう時は「転んだ」とか

「料理して切った」とか
ごまかすべきなんでしょうが

何も浮かばないので

ノーコメントにさせていただいても
よろしいでしょうか?

はぁ? 何よ? それ。

ウソはつきたくないし これまでも
ついたことがないので。

ホントに もう…
そんな人いるの?

すいません。

(かおり:仁太郎)
ありがとうございました。

(かおり)
いらっしゃいませ お1人様?

お好きな席 どうぞ。

すいませんが 蓮太郎君は
いらっしゃいますでしょうか?

2階ですけど どちら様ですか?

同期のサクラです 北野サクラ。

(伸二郎) 兄ちゃん ダメ。

あいつ
会社で何かあったんですか?

さっき帰って来て 「もう会社に
行かない」とか言ってたから。

それは…。

何と申しますか…

ご本人と相談してから
ご説明します。

(土井) ≪うるせぇな
部屋に来るなって言ったろ≫

蓮太郎君 サクラです
ちょっと よろしいですか?

手は?

5針縫ったけど 大丈夫です。

なら いいけど。

そんなことより もう会社に来ない
とおっしゃったんですか?

ご両親に。

だったら何だよ。

お願いだから
考え直してもらえませんか?

このことは
会社にまだ言っていないので。

俺さぁ 転職しようかなと思って。

は?

これからはIT関連で
起業したほうが もうかるんだよ。

自分のやりたいこともできるし

会社なんか行かないで
家で仕事できるし。

実は 昔から
いろいろアイデア温めてたんだ。

パソコンのインタラクティブ
機能を生かして

いろいろなユーザーに
ソリューションサービスを展開するとか。

すいませんが
もう1回お願いできますか?

ちょっと最後のほうが
よく分からなかったので。

もう いいから帰れよ。

あんな会社
もう うんざりなんだよ。

みんなバカばっかりで
くだらない いじめなんかして。

でも 設計が好きなんでしょ?

コンペのために一生懸命
設計図を描いてたじゃないですか。

できたら
見せていただけませんか?

そこにあるけど。

失礼します。

これは…。

どうなんだよ?

すごいコンセプトですね。

こんなデザインの商業施設は
見たことがありません。

だろ?

ただ 実際に造るとなると
問題点が多過ぎます。

まず 全面ガラス張りで日の光が
入って明るいのはいいのですが

直射日光で
温度が上がり過ぎてしまうので

光熱費がかかり過ぎてしまいます。

それに 入り口が狭いので
地震や火事が起こった時に

人が押し寄せてしまって みんな
パニックになってしまいます。

それから 訪れた人を
どこに誘導したいかが

分かりにくいので
みんな迷ってしまいそうです。

それには この施設のシンボルとなる
場所か建物が必要なのですが

それが どこなのか
さっぱり分からないし…。

あ~ もういい。

もう少し 気ぃ使って
もの言えないのかよ。

すいません
ウソをついたことがないので。

何だよ? それ。

あ~ もう!

いいから 帰れよ!

お願いだから
会社に来てもらえませんか?

ご両親も心配なさっているし。

あんなラーメン作ってるだけで
ニコニコしてるようなヤツらに

俺の気持ちなんか
分かるわけないし。

どういう意味ですか?

父親は
一流企業のエリートだったのに

「自分がやりたいことやるんだ」
とか言って

いきなり脱サラして
ラーメン屋 始めるし

母親も反対するかと思ったら

「お父ちゃんの夢かなえよう」って
張り切ってるし

弟は弟で毎日「うまい うまい」って
ラーメン食って

出前とか手伝ってるし…。

何なんだよ もう
朝ドラの仲良し家族かよ。

だから
ラーメンが嫌いだったんですね。

俺は一刻も早く

このラーメンのにおいが
染み付いた辛気くさい家を出て

1人暮らししたいんだよ。

私は
とてもいい匂いだと思いました。

それに 家族の悪口を言うのは
あまり良くないと思いました。

うるさいな 早く帰れよ。

考え直してもらえませんか?

いつでも相談に乗りますから
仲間なんだし。

だから
俺は仲間なんかいらないんだよ!

じゃあ また明日。

(黒川) おい 北野。
はい。

お前の同期の
設計部の土井蓮太郎な

もう何日も無断欠勤してる
みたいじゃないか。

はい 電話をしてもメールをしても
返事がなくて。

向こうの部長も
かばう気はないようだし

このままだとクビになるぞ。


(リポーター) 今年5月に開業した
東京スカイツリー

2020年の
東京オリンピック招致に向けて

特別なライトアップがされています。
(ドアが開く音)

(オーナー) いらっしゃい。

(清水) おう! 来た来た。
何やってんの? 葵 遅いわよ。

うるせぇな 忙しいのに仕事
切り上げて来たんだぞ こっちは。

(オーナー) いらっしゃい。
あ~ 大丈夫です。

すぐに会社 戻るので。
(清水) えっ?

で? どうした?
急に呼び出して サクラ。

皆さんに
たってのお願いがありまして。

今から蓮太郎君のお家に行って

会社に来るように
説得してもらえませんか?

えっ?
あれから毎日 仕事帰りに行って

部屋の外から
呼び掛けているんですが

返事もしてくれなくて。

引きこもりってこと?
みんなが頼めば

蓮太郎君も考え直してくれる
ような気がするんです。

あっ 俺は いいっすよ。

同期の仲間が辞めるのは
やっぱり嫌だし。

私も まぁ
サクラが そう言うなら。

いや いやいや…。

サクラが いくら言っても
ダメだったんだろ?

だったら 俺らが行っても
ダメだって。

あんたは面倒くさいだけでしょ?
行くのが。

そんなことないよ
だったら お前だって

「蓮太郎君 来て~
蓮太郎君がいないと寂しいの」

…って言って
ラブラブ光線でも出しちゃえよ。

ちょっと やめてよ
本気にされたら困るし。

別にいいじゃん
会社に来てくれんだったら

ウソでも何でも なぁ? サクラ。

ウソはダメです。
は?

ウソをついても
蓮太郎君には すぐバレます。

確かに うたぐり深い感じだもんね
あの人。

じゃあ どうするの?

大事なのは…。

ここです。

みんなで真心を持って伝えれば
蓮太郎君の心も解けるはずです。

あ~…。
そうかな?

(清水)
結局 来なかったっすね 葵。

そういうヤツなのよ あいつは。

しょせん 自分のことしか
考えてないし。

百合ちゃんって 葵のことになると
ムキになるよね。

もしかして好きだったりして。

はぁ!? ちょっと やめてよ
気持ち悪っ!

とかいって
ちょっと動揺してないっすか?

そんなんじゃないから!
ねぇ サクラ 何とか言ってよ!

あそこです。

蓮太郎君 サクラです。

ご両親から聞きましたが

今日も お部屋から
出て来なかったんですね。

今日は
同期の仲間を連れて来たので

少し話を聞いてもらえませんか?

どうぞ。

えっと 菊夫だけど 元気?

あ… 元気じゃないか。

とにかく ほら
サクラも心配してるし

会社 辞めるなんて言うなよ。

なぁ 頼むから出て来いよ。

そうだ 酒でも飲みながら
いろいろ話さない?

愚痴なら いっくらでも聞くからさ
なっ そうしようぜ。

俺たち 仲間なんだし。

(メッセージの受信音)

どうしたの?

蓮太郎からメールが。

「ウソつけ 俺のことなんか
仲間と思ってないくせに」。

そんなことないよ!

俺 お前のこと 結構好きだから
応援してるし。

(メッセージの受信音)

今度は何て?

「じゃ
俺のどこが好きなんだよ?」。

それは 設計が好きで…。

それから… 設計が好きで…。

とにかく 設計が好きで…。

だから 何ていうか その…。

(メッセージの受信音)

(清水) 「別にいいよ 俺もおまえの
好きなとこ1つもないから」。

ちょ… どういう意味だよ!

ひとが せっかく
気を使ってやってんのに!

ちょっと 余計なこと言わないで!
だって あいつがひどいこと…!

交代しましょう
百合 お願いします。

ハァ…。

蓮太郎君。

私も広報で ランチとか飲み会に
付き合わないと

陰口たたかれたりするから
蓮太郎君の気持ち分かるけどさ

他の人の顔色 気にしても
仕方ないよ。

それに 言いたいことあるなら
はっきり言わないと。

前から思ってたけど
普段から もっと

人とコミュニケーション
取ったほうがいいよ。

それでなくても 一見 暗くて
とっつきにくいんだから。

(メッセージの受信音)

(清水)
「どうせ俺は何の取り柄もない

暗くてダメな人間だよ」。

だから こういうふうにウジウジ
メールすんのもやめたら!?

だから ダメなのよ! あんた!
ちょっと落ち着いて 百合ちゃん!

落ち着いてるわよ…。

≪ったく 何やってんだ お前ら≫

葵君 来てくれたんですか?

こうなるこったろうと
思ったからさ。

だったら
あんたが説得してみなさいよ。

任せとけよ。

蓮太郎!

結局 お前の問題点は

ストレスを ちゃんと発散させられて
ないってとこなんだよ。

だからさ! 今度 一緒に
キャバクラでも行かないか?

彼女が欲しいんだろ?
俺がいい女 紹介してやっからさ。

あっ あと お前 ゴルフ始めろよ!
俺が教えてやっから!

この前 80切ってさぁ
みんなに「上達早いな~」って

褒められ…。

俺は お前のことが
一番嫌いなんだよ。

いつも偉そうに。

(ドアが閉まる音)

え… お… 俺だって

お前のことなんか最初っから
嫌いだよ 大っ嫌いだよ!

あ~ もう辞めちまえ 辞めちまえ
会社なんか!

やめなさいよ あんたに関しては
蓮太郎君の気持ち 分かるし。

おい… それ どういう意味だよ?
あ~ 落ち着いて 2人とも。

どうすんだよ? サクラ
このままじゃ逆効果だけど…。


蓮太郎君。

今日 部長に言われました。

明日までに会社に来ないと
クビになってしまうって。

≪本当にいいんですか?
このままで≫

百合も 菊夫君も 葵君だって

本当に心配しているから
来てくれたんです。

蓮太郎君のことを
仲間だと思っているから。

だから

もう 青春ごっこみたいなこと
言うのやめてくれないかな?

仲間だったらチャットの掲示板とかで
いくらでもいるし。

それは本当の友達では…。

いいから もう ほっといてくれよ。

どうせ お前らなんかに
俺のつらさが分かるわけないし。

俺はもう諦めてるから。

自分のことを本当に理解して
くれる友達ができること。

俺だって そういうヤツらの
真ん中に立って

胸 張って歩いてみたいなって

子供の頃から
ずっと思ってたけど

そんなの…

一生 無理みたいだし。

そんなこと言わないでください。

それに 設計はどうするんですか?

≪好きなんでしょう?≫

どうせ俺には才能なんかないから。

お前だって この前
設計図 見て 分かったろ?

でも 今から頑張れば…。

(土井) ≪そんなことしても
意味ないって≫

1級建築士の試験も
2年続けて落ちたし

昔っから何をやっても
トロいんだよ 俺は。

大学も2浪して

第一志望も 第二志望も
受からなかったし。

でも うちの会社には
入れたじゃないですか。

その時は何か変わるかなと
思ったけどさ

設計部に入ったら

誰も俺のことなんか
分かろうとしないし。

結局 うちの会社に入ったのも
失敗だったんだよ。

もう二度と失敗したくないから

一生 この部屋にいるよ。

困ったことがあっても
ネットで検索すればすぐ解決するし。

どうせ 人類も もうすぐ
地球温暖化で滅亡するんだし。

ハァ… 厄介だな もう。

何 言っても
無理なんじゃねえの? これ。

どうするんだよ? サクラ。

新人研修は
楽しくありませんでしたか?

蓮太郎君は あの時

私が無理な注文をしても諦めず
橋を設計してくれました。

≪私は あの橋は
本当に素晴らしいと思いました≫

こういうものを造るために

花村建設に入ったんだと
思いました。

蓮太郎君もそうでしょう?

あなたには才能があります。

今は つらいかもしれませんが
諦めないでください。

伊能忠敬
日本地図をつくりだしたのは

55歳の時です。

やなせたかしさんの
アンパンマン』の人気が出だしたのも

50代後半です。

遅咲きの花だって
いいじゃないですか。

いつか 花村建設を背負う
デザイナーになってください。

お願いします!

もう 設計もやめるから 俺。


あ~ そうですか。

了解で~す 全然 大丈夫です。

どうぞ その部屋に
一生 引きこもって

ジャンクフード でぶくぶく太って
ネットのやり過ぎで目もやられて

孤独死でもしちゃってください。

じゃあ ごきげんよう さようなら。

(清水)
サクラ どうしちゃったんだよ!
お前が見捨ててどうすんだよ。

キレると
心のシャッター閉めちゃうんだ。

《じいちゃん どうしよう》

《サクラは同期の仲間に
ひっでぇことしてしまったてぇ》

《「仲間なんかいらねえ」とか

「設計なんか もうやんねえ」とか

ネガティブなことばっか
言うんで

もう 怒る気力も
ねえなったんだてぇ》

《サクラは 自分で自分が
嫌になったてぇ》

《あ~ じいちゃんのコロッケが
食べてぇ》

(ベル)

(FAXの受信音)

♬~

♪~

K.O.!

クソっ。

YOU LOSE!

(通知音)

(着信音)

びっくりした~。
(着信音)

(着信音)

もしもし。
あっ 蓮太郎君?

サクラが大変なんだけど!
大変って?

「今から設計部に殴り込みに行く」
とか言って…。

え?

(清水) 蓮太郎。
北野は?

中で食ってかかってる
おたくの部長に。

えっ。

(竹田) 一体 何なんだよ? もう!

これは この前のコンペの時

部長がウソの時間を教えたせいで
提出することができなかった

蓮太郎君の商業施設の設計図です。

これを最初に見た時
「非常に独創的なデザインだけど

欠点がたくさんある」と言って
蓮太郎君を怒らせてしまいました。

でも その後 彼は

こちらが指摘した箇所を
ひそかに直してくれていたんです。

これを最初に見た瞬間

もし この商業施設が完成したら

花村建設が未来に誇れる建物が
生まれるかもしれない

…と思いました。

同期の仲間に見せたら

もっと こうしたらいい
ああしたらいいと

次々 意見が出て来ました。

広報部の同期は
センスがいいので

心躍るようなファッション性を
加えてくれましたし…。

営業の同期は 今までお客様と
接して来たノウハウを生かして

利用する人が便利で快適だと
感じる空間に変えてくれました。

都市開発部の同期は 日頃 鍛えた
雄弁な才能を生かして

この建物のシンボルとなるキャッチコピーを
考えてくれましたし…。

蓮太郎君の設計には
たくさんの人の発想を刺激し

いろいろなアイデアを無限に
引き出す可能性があるんです。

蓮太郎君は今 自信をなくし
自分の欠点ばかり気にして

自分の長所を
見つけられなくなっています。

でも 彼には どんなに
時間がかかっても諦めない

粘り強さがあります。

こちらのムチャな要求にも
応えてくれる

柔軟性と応用力があります。

新人研修の時
私と同期の仲間たちは

心からそう感じました。

それはデザイナーにとって

欠かせない資質なのでは
ないでしょうか。

いいかげんにしてくれ!

他の部署の人間が口を出すような
問題じゃないんだよ!

そんなこと言わずに ちゃんと
これを見ていただけませんか?

(上林) 忙しくて
こっちはそんな暇ないの!

仕事の邪魔なんで
帰ってもらえますか?

(上林) よいしょ…。

私には夢があります!

ふるさとの島に
橋を架けることです。

何 言ってんの? お前。
私には夢があります。

一生 信じ合える仲間を
つくることです。

(松下) ちょっと意味が…。
私には夢があります。

その仲間と たくさんの人を
幸せにする建物を造ることです。

(上林) はい。
(松下) 帰りましょう。

≪おぉ…≫

(上林) 何だよ? お前。
何か 文句でもあるんですか?

今まで…

本当に…。

すいませんでした。

(土井) 皆さんが知ってるように

俺は… 本当に最低なヤツでした。

どうせ

自分のことを分かってくれる
人間なんかいないって

ネガティブにばっかり考えて

物事がうまく行かなかったら

全部 周りのせいにして…。

ひとの話に耳をふさいで…。

自分で勝手に…

孤独な世界に
閉じこもっていました。

でも

俺にも
やっと1つ夢ができました。

いつか 同期のサクラに

認めてもらえるようなものを
つくることです。

誰よりも建物を愛して

誰よりも仕事に厳しい彼女に

俺のデザインを見て
心から笑ってもらえるよう

頑張ります。

そのためなら どんなに失敗しても
絶対に諦めません。

何年かかっても
1級建築士になってみせます。

どんなにつらくても
二度と ひとのせいにしません。

どんなにバカにされても
逃げません。

だから

今日から また 皆さんと
働かせてもらえませんか?

お願いします!

それは無理です。

えっ 何で?

バッグも何も持っていないじゃ
ないですか。

あ… あの 今から帰って
すぐ持って来ますんで…。

ありがとう。

サクラ。

蓮太郎君に負けないように

どんなにつらいことがあっても
諦めずに頑張ります。

やっぱ 俺ら5人は最強だな。

あんた
大したことしてないでしょ。

いやいや 失敬な。
ハハハ…。

(清水) 蓮太郎。

真ん中だろ。

そうだよ。

ありがとう みんな。

ごめんな
この前 ひどいこと言って。

いいから 胸 張れって。
そうよ。

♪~ もし自信をなくして
くじけそうになったら

♪~ いいことだけ いいことだけ
思いだせ

何だっけ? それ。
アンパンマン』です。

あっ そうだ そうだ。

♪~ もし自信をなくして

♪~ くじけそうになったら

(一同)♪~ いいことだけ
いいことだけ 思いだせ


(仁太郎) おかえり!

おかえり
遅かったね お腹すいてない?

あ…。

(かおり) はい お待たせしました。

麻婆豆腐と餃子です。

何やってんだよ? サクラ。

毎日 来てるうちに

ここのラーメンの
大ファンになってしまって。

そうなんだ。

はいはい… はいはい。

俺も食べようかなぁ。

え?
ウッソ…。

今まで食べたことないのに
兄ちゃん。

はいはい 喜んで!

お父ちゃん! ラーメン!
おお…。

いただきます。

♬~

うまい。

ご両親は
このラーメン1杯食べた人が

ほんの少しでも
幸せになるようにと願いながら

出しているそうです。

えっ?

私は 横っ面を
張られたような気がしました。

建物のほうが
たくさんの人を幸せにできると

思い上がっていたから。

負けられませんよ 私たちも。

そうだな。

すいませんが 2人で
写真を撮っていただけませんか?

はい 同期。

(シャッター音)

(土井) サクラ。

あれから俺

1級建築士になるのも

会社で
設計 任されるようになるのも

結構 時間かかったけどさ…。

あの時 みんなの前で誓った

サクラに認めてもらえるような
デザインが

やっと出来た気がするんだ。

(心電計の音)

だから

目 覚ましてくれよ。

一番に見てもらいたいからさ
お前に…。

《じいちゃん
ファックスありがとね》

《じいちゃんがムカついた
同期の仲間は

これから 何があっても
諦めねで頑張るって

言ってくれたれ》

《いつか彼と一緒に造った橋や
建物を

じいちゃんにも
見てもらいてっけ》

《いつまでも長生きすんだれ》

(竹田) お~い メシ行くけど
誰か一緒に行くか?

≪行きます!≫
≪行きます!≫

(竹田) また蕎麦か?
あっ…。

俺も行きます。
おっ。

ついでに これも直したんで

皆さんの意見
聞いてもいいですか?

メンタルヘルスケアのアンケート
全て回収しました。

(すみれ) はい ご苦労さま。

(黒川) 北野~
相変わらず仕事は完璧だねぇ。

やっぱり 人事が
向いてるんじゃないのか?

何なら 一生 骨をうずめるか
ここに。

ん? ん? 何かな? それは。

また ウソをつこうとしたけど
できないとか?

すいません 人事の仕事が
嫌なわけではないのですが

やっぱり どうしても
土木部に行きたいので

こういう時 どう答えていいのかが
ちょっと分からなくて。

いいわよ 気を使わなくて
あなたらしくないし。

すいません。

まぁ 頑張ってれば
いつか 土木に行かせてやるから。

俺が。

ありがとうございます。

(黒川) あぁ そうだ
大事なことを言うの忘れてた。

震災対策で着工が延びてた
お前の島に架ける橋だが…。

再開が決まったんですか?

無期延期になった。

どういうことですか?

要するに 中止ってことだ。