ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

相棒 season 18 第4話 長谷川朝晴、水谷豊、反町隆史、川原和久… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『相棒 season 18 #4 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 片桐
  2. 中川
  3. 記事
  4. ヤクトー工業
  5. 遺書
  6. グエン
  7. 杉下
  8. 自殺
  9. 西嶋
  10. 片桐晃一
  11. 中川敬一郎
  12. 遊具事故
  13. 遊具
  14. ジャーナリスト
  15. 伊丹
  16. 過重労働
  17. 現場
  18. 事故
  19. 捜査
  20. 右京

f:id:dramalog:20191030215528p:plain

『相棒 season 18 #4 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

相棒 season 18 #4 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]

過重労働を取り締まる職員の謎多き転落死…。
鍵を握るのは、右京(水谷豊)も一目置く正義のジャーナリスト!!

詳細情報
◇番組内容
【第4話】「声なき声」
厚生労働省の過重労働撲滅特別対策班、通称“かとく”の職員が転落死体で発見された。臨場した右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、現場の野次馬の中に「真実を伝えるジャーナリスト」として名を馳せている中川(長谷川朝晴)の姿を見つける。不穏な空気を感じた二人は、中川と古い知り合いだという『週刊フォトス』記者・風間楓子(芦名星)に話を聞く。捜査を進めると背景に巨大権力の影が浮かび上がり…
◇出演者
水谷豊、反町隆史
川原和久、山中崇史、山西惇、浅利陽介、田中隆三、芦名星小野了片桐竜次
【ゲスト】長谷川朝晴、佐々木一平、クノ真季子
◇スタッフ
【脚本】児玉頼子
【監督】権野元
◇音楽
池頼広
◇おしらせ
最新情報はツイッターでも!
ツイッターhttps://twitter.com/AibouNow
【番組HP】http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/

 

 


♬~

(パトカーのサイレン)

(シャッター音)

(伊丹憲一)靴 履いてないな。

(芹沢慶二)
飛び降りですかね?

(益子桑栄)おう 来たか。

(伊丹)自殺か?
(益子)いや。 今 上見てきたが

ホトケの靴が
どこにも見当たらねえ。

じゃあ 殺しか…。

遺体の身元は 片桐晃一。
厚生労働省「かとく」の職員だ。

「かとく」?
(杉下右京)通称 かとく。

過重労働撲滅特別対策班の事
ですねぇ。

来たよ…。

(冠城 亘)厚生労働省の職員ならば
特別司法警察職員として

違法な事業所を検察庁に送検する
権限も持ち合わせている。

企業絡みの摘発をし

口封じに殺された可能性も
考えられますね。

またまた勝手な推察を。

はいはい。 お二人の鼻の良さには
敬服しますがね。

やじ馬は
どうぞ お引き取りください。

おい 芹沢 上行くぞ。
はい。

♬~

(救急車のサイレン)
すいません。 救急車 通ります!

下がってください。 すいません。
通ります。 下がってください!

右京さん… あの人。

ええ。

すみません。

今 運ばれた方は
お知り合いですか?

(中川敬一郎)はい?

ジャーナリストの
中川敬一郎さんですね?

ええ… そうですけど。

中川敬一郎といえば
いわば 真実を追う男の代名詞。

狙われたら最後。 骨の髄まで
さらされてしまいますからね。

ええ。 『東洋新聞』のエース記者として
活躍されている時から

様々な事象を
鋭い切り口で取り上げ

声なき声にも耳を傾ける…
その姿勢には敬服していました。

あの… あなた方は?

あっ これは失礼。
警視庁特命係の…。

杉下右京さん?

冠城亘さん?

もしかして
僕たちの事も調べてたり?

いや… 実は

『フォトス』の風間くんとは
古い知り合いなんです。

そうですか! 風間楓子さんと。

あの… もしかして

亡くなったの
かとくの片桐さんですか?

ええ 確かにそうですが。

そうですか…。

(西嶋隆哉)中川さん

すぐ オフィスに
戻ってもらっていいですか?

(中川)西嶋…。
(西嶋)詳しくはオフィスで。

失礼します。

失礼します…。

なぜ 遺体の身元が

かとくの片桐さんだと
わかったのでしょうねぇ?

ええ。 通報されて
まだ間もないはずなのに。

気になりますねぇ。

♬~

(風間楓子)ええ。

中川さんとは たまに会って
情報を探り合う仲です。

中川敬一郎が
『フォトス』の記者とね…。

えっ? それ どういう意味です?
あっ いやいや。

情報を探り合う仲でしたら

最近 中川敬一郎氏が
なんの取材をしていたのか

もちろん ご存じですよね?

最近だと
やっぱり あれじゃないですか?

あの 遊具による児童の死亡事故。

うん… 学校が
点検を怠ってたってやつね。

当初は 児童の遊び方に
問題があったかのように

報道されていましたが

実は 学校側が整備点検を
怠っていた事が原因だったと

判明した事件ですねぇ。

それを最初に突き止めたのは
中川さんですから。

なるほど。 ですが
学校側の責任が発覚してから

すでに3週間ほど経過しています。

その後は 何を?

どうして そんなに
中川さんの事が気になるんです?

実は とある現場で中川氏の姿を
お見かけしたものですから。

現場で見た?

その事件と中川さんが
何か関係してるって事ですか?

それは まだ
なんとも言えませんがね。

でも 杉下さんが
気にされているって事は

絶対 なんかありますよね。

♬~

いいんですか? なんか 逆に
子猫に餌与えちゃったみたいで。

君にしては
細かい事を気にしますねぇ。

右京さんに
言われたくないですけどね。

おやおや。
で 右京さんは

これから
何を調べようとしてるんです?

まさか 遊具事故についてでも?

中川敬一郎氏が

なぜ 片桐晃一さんの転落現場に
いたのか。

彼は 何を探ろうとしていたのか
まずは それを調べてみようかと。

それに あの事故には 少々
気になる事もありますのでねぇ。

気になる事?
転落死事件なら

かとくの線から捜査したほうが
早いと思いますが。

別に 無理して
一緒に行動しなくても

構わないのですよ。

じゃ 遠慮なく。

(立花典子)ですから

調査中の情報は
お渡しできません。

(伊丹)自分の部下が
亡くなってるんですよ?

真相を明らかにしたいと
思わないんですか?

(典子)それを調べるのは
あなた方の仕事ですよね?

その捜査のために

今 かとくが関わっている案件を
教えて頂きたいと

お願いしているんです。

それは こちらにとっては
情報漏洩と同じ事なんです。

頭の固い女だな…!

それ セクハラ発言ですよ。

また出たな。

あれ? 杉下警部は?

俺らがニコイチだなんて
決めつけないでもらえませんか?

どうでもいいけど
俺らの捜査の邪魔をするな。

それを言ったら 伊丹さんたちも

かとくの捜査の邪魔をしてるのと
同じですよ。

こっちは殺人事件だ!

それは
こちらの かとくも同じです。

過重労働による過労死は
後を絶たない。

それを一人でも多く救うために

かとくは
日々 捜査しているわけですから。

あの… こちらは?

あっ 警視庁特命係 冠城です。

冠城さんの
おっしゃるとおりです。

働き方改革の中で

過重労働を減らす動きには
なっていますが

会社から圧力をかけられ
労働者自身が

労働時間の過少申告を
強いられる事も多い。

そんな人たちを
少しでも多く助けるために

私たち かとくは
存在しているんです。

ああ… よくわかります。

ちなみに 片桐さんは
どのような業務を?

告発メールの裏取りを主に。

告発は 匿名のものも多く

まれに 企業への嫌がらせに
使われる場合もありますので。

では せめて

その片桐さんが調べていた
告発メールだけでも

情報を渡してもらえませんか?

(芹沢)さすがは元官僚。
役人 手なずけるの うまいね。

彼らは 強い使命感を持って
職務と向き合ってますからね。

まず そこを讃えてから

こちらが欲しい情報を
引き出さないと。

ご教授 どうも!

じゃあ 手分けして捜しましょ。
手分け?

あれ? これ 誰のおかげで
入手できたんでしたっけ?

あっ…!

(小橋)お待たせしました。

お忙しいところ
すみませんね。

(小橋)あの… 刑事さんが
今になって なぜ?

あくまでも状況確認ですので
お気になさらずに。

事故のあった遊具が
置かれていたのは

ここでしょうかね?

(小橋)ええ。

♬~

ほら 早く!

♬~

(小橋の声)耐えられませんでした。
校長が

まるで 亡くなった児童の遊び方に
責任があったように答えたんで。

その遊具を購入したのは
去年の3月でしたね。

はい。
設置から事故まで

そんなに時間が
経っていませんねぇ。

製造元は
ヤクトー工業ですか?

えっ?

ええ…
中川さんも同じような事を。

そうですか 中川さんも…。

それでは その遊具の撤去作業を
行ったのは どこだったのか

おわかりになりますか?

困ります!
帰ってください…。

(角田六郎)おい 暇か?

なんだ… 忙しそうだね。

ああ… そのサイト あれだろ?
真実を追う男の。

ええ 中川敬一郎氏が運営する
ニュースサイト

『TRUTH』です。

相手が誰でも 鋭くズバッと
切り込んでいくのが

読んでて気持ちいいんだよなあ。

そのはずなんですがねぇ…。

うん?
いえいえ 独り言です。

そういや 冠城は?

さあ…。
今頃 どこで何をしているのやら。

ハッ… いいね 自由で。

おわっ! ああ…。

(青木年男)ご依頼の件
調べて差し上げましたよ。

杉下さんの推察どおりでしたよ。

申請者はヤクトー工業。

申請区間
条和小学校に続く通りです。

申請日は
遊具事故から5日後ですか。

そのようですね。
どうもありがとう。

あの 杉下さん 僕の事

いつまでも 特命係の雑用だと
思っていませんか?

いえ そんな事
ひとつも思っていませんよ。

こんな事を頼めるのは
青木くん 君だけですから…。

何 こんなとこで
油売ってんだ お前。

(青木)はあ?
まあ

俺に会いたい気持ちも
わかるけどね。

別に会いたくありません。
できれば一生!

よし じゃあ 帰った 帰った。
言われなくても戻ります!

「安全で楽しく遊ぶ」ですか…。

何か 進展ありました?

ええ ほんの少しですが。

ところで
君のほうは どうでしたか?

全くです。

片桐晃一は かとくに送られてきた
告発メールの裏取りを

主に担当していたんですが

これが 告発者には
なかなか会ってもらえず。

当然でしょうねぇ。
告発した事が会社に知れれば

立場が危うくなるでしょうからね。

(店員)いらっしゃいませ。

相席 よろしいですか?

美人の相席なら大歓迎だ。
フフッ…。

相変わらず ここのお蕎麦が
好きなんですね。

(店員)お決まりですか?
鴨南蛮を。

悪いけど
今 渡せるネギないぞ。

本当に そうですか?

特命係の2人に
会いましたよね?

どこで会われたんです?

(中川)さあ…
どこだったかな?

かとくの片桐晃一さんが
転落死した現場じゃないですか?

当たりですね。

なぜ 現場にいたんです?

まさか
何か事件と関係があるとか?

急ぐから。

気をつけてください。

あの2人
かなりしつこいですよ。

特に 杉下右京という人は…。

お先。

お待たせしました。

そう簡単に
ネギを渡してはくれないか…。

あっ 右京さん。

おや 冠城くん。
君が ここに来たという事は…。

片桐晃一が調べてた
匿名の告発メールのひとつに

このヤクトー工業について
書かれたものがあったので。

つまり この会社には 過重労働の
疑いがあるという事ですか。

右京さんは?

例の 事故を起こした遊具を
製造していたのが

このヤクトー工業だったんです。

片桐晃一と中川敬一郎
繋がりましたね。

まあ 接点があったに
過ぎませんがね。

お待たせしました。
社長の屋久島です。

さあ どうぞ。

社長もお忙しいでしょうから

なんでしたら
我々だけでも大丈夫ですよ。

なんか
人手も足りないみたいですし…。

(屋久島)いえいえ お気遣いなく。
では 質問をひとつ。

はい なんなりと。

こちらで製造されている製品の
保証期間はどれくらいでしょう?

1年 3年 5年と
様々なタイプがございますが

条和小学校で購入された遊具は
1年の保証期間のものでした。

1年ですか…。
ええ。

ですが 点検さえ
ちゃんと継続して行っていれば

ええ… いつまでも
使えるものなんですよ。

事故を起こした遊具は

今 どちらに?
えっ?

こちらで
引き取られたはずですよねぇ。

事故が起こった直後に。

ああ… すでに解体して

その部品は 再利用に…
使っておりますので もう…。

ああ そうでしたか。
ええ。 あっ… あちら どうぞ。

ああ あちらの部屋は?

ああ あの部屋は物置です。

そうですか。
どうぞ。

右京さん。

(屋久島)ちょっと!
何 勝手に開けてるんです!?

どんな物置かなと…。
この方々は?

ああ 彼らは 今 休憩中なんです。

あっ お茶 ご用意してますんで…。

♬~

(屋久島)ええ。 警視庁特命係の

杉下右京と冠城亘とかいう
奴らです。

先生のお手を煩わせてしまい
申し訳ありませんが

どうか ひとつ
よろしくお願い致します。

(松下涼介)わかった わかった。
こちらで手を打っておく。

先生!

あっ どうも!

「ヤクトーこうぎょうのしゃちょう
うそつき」

「みんなじきゅう300えん
かわいそう」

「グエン
しゃちょうにころされたおなじ」

「たすけてください
おねがいします」

妙に気になったんで
調べてみたところ…。

このグエンという社員は
確かに在籍していたが

すでに亡くなっていた。
ええ。

所轄の調べでは ホームシックで
自殺した事になってるようです。

自殺ですか…。
それは いつの事でしょう?

遊具事故が起きた3日後です。

遊具事故の3日後ですか…。

それと もうひとつ。

グエンは ベトナムから来た
外国人技能実習生でした。

なるほど。
彼らは技能実習生ですか…。

それで あんな部屋に押し込んで
我々から隠そうとしたんですね。

何か聞かれて
しゃべられても困るから。

恐らく この告発メールも

彼らの中の誰かが送った事で
間違いないでしょう。

(携帯電話の振動音)
あっ…。

(携帯電話の振動音)

あっ このタイミングで…。

(内村完爾)今 何を調べてる?

何も調べてません。
僕らに捜査権ないもので。

そのとおりだ。
お前たちに捜査権はない。

ならば じっとしていろ。
いいな? 杉下。

さしずめ 外国人技能実習制度を
推進している

高邁な志の方の
要請といったところでしょうか。

(中園照生)
なんだと? 何も 部長は

代議士から言われたから
言っているわけじゃない!

おお… 代議士の先生からですか。

馬鹿者!

お前が口を滑らせて
どうするんだ!

ああっ 申し訳ありません!
ああっ…。

滑るのは 私の頭だけで
十分でした。

とにかく 余計な捜査をするな。

お前たちが動くと
話がややこしくなる。

(中園)いいな?
わかったら返事をしろ。

お話というのは
それだけでしょうか?

では 失礼します。
失礼します。

おい… おい! おい 返事!
おい 返事は!?

ヤクトー工業と関係のある
代議士を

洗ってみる必要が
ありそうですねぇ。

子猫に頼んでみますか。

ああ いいですねぇ。

(中川)子供の使いじゃないんだ!

ただ 見てきたものを
そのまま書いて どうする!?

なぜ そうなったのか
そこに どんな理由があるのか

様々な角度から事象を捉えて
観察して追及する。

それが取材だ。

すいません あちらに…。

(中川)杉下さん 冠城さん…。

何か ご用でしょうか?

ちょっと
お聞きしたい事がありまして。

なんでしょう?

あの日 なぜ 片桐晃一さんの
転落現場にいたのか。

あの時 まだ マスコミには
発表されてないはずですが。

たまたまですよ。

偶然 通りかかったんで それで…。
それが何か?

では なぜ ご自身で
記事にされないのでしょう?

えっ?
かとくの職員が

謎の転落死を遂げたとなると
ジャーナリストとしては

かなり興味をお持ちになるのでは
ないかと思いますがねぇ。

それも 偶然にも 現場に
出くわしたのなら なおさら。

にもかかわらず
片桐晃一さんに関しての記事は…。

ああ…
たったのこれだけでした。

あなたは
現場を見ていたにもかかわらず。

それは…。
考えられる理由は2つ。

誰かから
何かしらの圧力を受けている。

もしくは あなた自身が
この事件に関わっている…。

私が 片桐さんの件を
記事にしなかったのは

私見が入る事を懸念したからです。
面識のある相手でしたから。

かとくの件で取材した際に
何度か…。

それで 片桐さんの転落現場で
お見かけした時

あんなにも驚いてたんですね。

ええ…。
もう よろしいですか?

ああ…。

最後に もうひとつだけ。

なんでしょうか?

中川さん
あなたは なぜ あの遺体が

片桐晃一さんだと
わかったのでしょう?

遺体が運ばれた時

顔にはカバーが
かかっていたはずですがね。

えっ?
中川さん。

記事のチェック いいですか?
ああ。

すいません
配信が迫ってますんで。

♬~

いらっしゃいませ。
待ち合わせで…。

はい かしこまりました。

この貸しは大きいですよ。

だろうね。

ああ でも 君も 欲しかったもの
手に入れたんじゃないの?

ヤクトー工業のバックには
代議士の松下涼介がついてます。

松下涼介って あの厚労族の?

(楓子の声)そう その松下涼介。

なるほど…。

かとくも 外国人技能実習制度も
厚生労働省の息がかかってる。

松下涼介には
次の閣僚入りを狙って

いろいろと画策してるって
噂もある。

探られたくない腹があるって事か。

ご名答。

松下の後援会会長と
ヤクトーの社長は

大学の先輩後輩の間柄。

なるほど。
何かあるのでしょうねぇ。

それで ヤクトーに
捜査のメスが入るのを

なんとしてでも阻止したい。

ヤクトーが
松下の違法な政治献金

受け皿になってるとか…。

表向きはクリーンな政治家で
売ってますけど

裏の顔は かなり
ダーティーみたいですからね。

私利私欲のために

技能実習制度の悪用に
目をつむるとは…。

本来は 日本で学んだ技術を

帰国後に 母国に役立てるための
人づくりを

目的とした制度ですよね?

ええ。 しかし ヤクトーのように

安い労働者を確保するために
悪用する企業が後を絶たない。

本当は 彼らも

夢を抱いて
日本に来たはずなのに…。

お疲れのところ
大変申し訳ありませんが

少し お話を伺えますか?

(サム)グエン 死んだの
責任 感じてたから…。

責任というのは
遊具事故の件ですね?

(サム)僕ら みんな
朝から夜中まで仕事。

(サムの声)みんな疲れてた。
でも 社長 休ませない。

(机を叩く音)

居眠りしてんじゃねえよ。

やる気あんのか! ああ?

なんだよ? 文句あんのか?

おい てめえら!

ちゃんと働かなかったら
国へ送り返すぞ!

おい どけ!

そうした中で 事故が起きて

児童が亡くなってしまった。

(サムの声)グエン ショック。
自分 ミスだと…。

本当 誰 ミス わからない。
でも…。

きっと
心も体も限界だったんだね。

遺書 そう書いてあった。

遺書?

その遺書を見せてもらえますか?

ここ ない。 片桐さん 渡した。

(サム)お願いします。

(杉下の声)片桐さん…。
かとくの片桐さんですか?

(片桐晃一)確かに。

遊具事故は じゃあ…。

ええ。
外国人技能実習制度を悪用した

過重労働が引き起こした
人的事故の可能性が高いですねぇ。

あの社長…!

ジャーナリストの
中川敬一郎さんをご存じですか?

では 中川さんにも同じ話を?

した。 遺書の事も 全部。

中川敬一郎さんは
全部知ってたんですね。

そのようですねぇ。

だったら なんで この事を
記事にしないんですかね?

その 記事にしなかった理由が

恐らく 今回の事件に

謎を生んだのだと思いますよ。

(携帯電話の振動音)
あっ…。

(携帯電話の振動音)

はい。

どういう事?
どういう事って?

連行されたのよ。

連行? 誰が?

(ため息)

西嶋さんよ。

西嶋…?

(伊丹)近くの公園のゴミ箱から
発見された。

片桐さんの靴だ。

残念だったな。
うちの鑑識は優秀でな。

見つからないとでも
思ってたのか?

しらを切ろうったって
無駄ですよ。

あなたが ゴミ箱に
この靴を捨てた姿

しっかり映ってますからね。

(伊丹)どうして 現場から
片桐さんの靴を持ち去った?

(伊丹)「あんたが 片桐さんを

突き落としたからじゃ
ないんですか?」

(伊丹)「黙ってないで
なんとか言ったらどうなんだ!」

お前が 片桐さんを
突き落としたんだろう!

少し よろしいですか?
また 出た…。

もし 西嶋さんが 片桐さんを
突き落としたのだとすると

疑問がひとつ。
疑問?

靴を持ち去った理由ですよ。

他殺を自殺に見せかけるために

わざわざ靴を脱がせて
屋上に置いたのならば

納得がいきます。

もしくは 下手な小細工をせず

靴を片桐さんに
履かせたままにすればよかった。

そうすれば 公園の防犯カメラに
姿を残す事もなかった。

ええ。 それなのに 西嶋さんは

わざわざ 片桐さんから
靴を脱がせて持ち去り

公園のゴミ箱に
捨てた事になります。

それは 一体
なんのためでしょう?

なんのため… ですか?

もしかして…。
ええ それ。

恐らく 誰かを守ろうと
しているのでしょうね。

(キーボードを打つ音)

♬~

これは
ヤクトー工業に勤務していた

外国人技能実習
グエンさんの遺書ですね?

そうだと思います。

ご連絡頂いて
片桐のデスクを探してみたら

引き出しの奥に それが…。

あなた 松下代議士から

何か 圧力をかけられたり
してませんでした?

ええ。 2週間ほど前でしょうか。

突然 ここにいらして…。

今後 外国人技能実習制度を
取り入れている企業の摘発は

控えて頂きたい。

それは どういう意味ですか?

今 多くの企業が
取り入れ始めている制度ですよ。

だからこそです。

(松下)日本は
より多くの外国人労働者

受け入れる必要がある。

技能実習生たちが

過酷な労働を強いられている事が
明らかになれば

世間は どう反応する?

この制度は

少子高齢化が加速する日本に
必要な制度だ。

かとくごときに
邪魔されたくないんだよ。

かとくごとき…。

我々は
全力で職務を全うしています!

今の発言は 撤回してください!

すぐ ムキになる。

これだから女は…。

(松下)わからないのか?

君は 御輿なんだよ。

かとく初の女性リーダーとして

おとなしく
言う事を聞いていればいいんだ。

君ひとりぐらい
どこにでも飛ばせる。

(松下)どうも どうも
ご無沙汰しております。

はい。 はあはあ はあはあはあ…。

あんな脅しには屈しません。

私が全責任を持ちます。

どうぞ 続けてください。

でも もし それで
立花さんの立場が悪くなったら…。

皆さんは 自分たちの正しい責務を
果たしてください。

(杉下の声)松下代議士が
あなたに圧力をかけた時

片桐さんは すでに この遺書を
預かっていたのだと思います。

片桐さんは 悩んだでしょうねぇ。

これを あなたに渡せば
間違いなく

あなたは ヤクトー工業の摘発に
動こうとするはずです。

それは つまり

あなたの立場が危うくなる事を
意味します。

ですから…。

♬~

片桐さんは かとくを…

あなたの立場を
守りたかったのだと思います。

♬~

やはり こちらでしたか。

オフィスに伺ったら
いらっしゃらなかったので。

あの… 西嶋は…?

完全黙秘を貫いています。

西嶋が
片桐さんを殺すはずありません。

何かの間違いです。

あなたが そう思われるのは

片桐さんは
自殺だと思っているからですね?

あの夜 あなたは

ここに 片桐さんを
呼び出したのではありませんか?

グエンさんが残した…

この遺書を入手するために。

この遺書を どこから…!?

中川さん
あなたも疑念を抱いたのですね?

購入して間もない遊具が
点検を怠ったからといって

そう簡単に 結合部分が
外れたりするのだろうかと。

ええ…。

製造過程に問題があったのでは
ないかと疑念を抱き

ヤクトー工業について
調べたんです。

ヤクトー工業が
外国人技能実習制度を悪用し

彼らに過重労働を強いている
事実を知った。

そして その実習生の一人が
遊具事故の直後に自殺した事も。

ええ…。

その自殺の前に
遺書を残した事も聞きました。

そこに
自分の過失だと記した事も。

その遺書を片桐さんに託した事も。

だから あの日…。

(中川)知ってるんですよ

あなたが グエンさんの遺書を
預かっている事は。

それなのに どうして…!?

(片桐)いや… それは…。

(中川)
あなたが公表しないんだったら

それを 私に渡してください!

そこに書いてあるはずです。

あの遊具事故の原因が

過重労働による過失だと
示唆する内容が!

あなたたち かとくは

過重労働者を救うために
存在してるんじゃないんですか!?

♬~

(中川)もう いい…。
あなたじゃ埒が明かない。

直接 立花さんと話します。

(片桐)待ってください!
このとおりです。

どうか 少しだけ待ってください!
お願いします…!

(中川)申し訳ないが

知ってしまった真実を
黙っているわけにはいかない。

(中川)片桐さん
遺書を渡してくれますね?

わかりました。

明日の朝
また ここにいらしてください。

その時に お渡しします。

お願いします。

いいでしょう。

それで 翌朝 ここに来てみたら…。

(パトカーのサイレン)

恐らく あなたが帰ったあと

片桐さんは
すぐに飛び降りたのでしょう。

♬~

(杉下の声)そして 西嶋さんは
その経緯を…。

(衝撃音)

(杉下の声)
全て見ていたのだと思います。

西嶋さんは もし あなたが

片桐さんが自殺である事を
知ったら

一連の事を
記事にはしないだろうと思った。

♬~

(杉下の声)だから
片桐さんの靴を持ち去り

自殺を 他殺に見せかけようと
したのでしょう。

ですが あなたは
記事にはしませんでした。

もし 片桐さんが自殺だったなら
彼を追い詰めたのは私です。

そう思うと
記事にはできなかった…!

その贖罪の気持ちから

あなたは 真実を公表するのを
やめてしまったのですね?

彼が 命をかけてまで
守ろうとしたものを

明らかにする資格は 私には…。

これを。

(グエンの声)
「じこおきたの ぼくのせいです」

「ねじゆるんでるの
みすごしました」

「ごめんなさい ほんとうに」

「ねむい いつも」

「つらい いつも」

「つかれた」

「でも だれもたすけてくれない!」

「たすけてほしかった」

「たすけて」

「ごめんなさい」

(グエンのすすり泣き)

(グエンの声)ママ…。

中川さん あなたは
全ての真実を公表すべきでした。

ジャーナリストとして
声なき声を伝えるためにも。

僕は そう思いますよ。

うう…。

(中川の泣き声)

♬~

聞きましたよ 全部。

そうか…。

残念です。

覚えてます?
中川さんと初めて会った時の事。

私が
この仕事を始めて間もない頃

セクハラ問題を起こした大臣に
囲み取材に行った時の事です。

(新聞記者)ちょっと… 何?

「フォトス」?

報道じゃないんだから
後ろ行ってろよ。

(楓子)
報道の人間が差別発言ですか。

あなたのほうが
よっぽど記事になりそうです。

(シャッター音)
何やってんだよ。

おい! やめろ おら!

(中川)
あなたの負けだと思いますよ。

権力を監視する役割を担っている
我々ジャーナリストが

権力を振りかざすような発言は
いかがなものかと思いますけどね。

そんな事もあったかな…。

はい。

書くのか?

そのつもりです。

そうか…。

じゃあ 次回の『フォトス』
楽しみにしているよ。

中川さん…!

♬~

(店員)鴨南蛮です。

♬~

こんな形で
ネギなんか欲しくなかった。

(記者)来たぞ!

(カメラのシャッター音)

(記者)わかってますよね?
(松下)なんだよ? これは…。

(記者)議員!
自分の不正献金を隠蔽するために

かとくに圧力をかけたって
本当ですか?

「なんの話だ?」

(記者)「一部週刊誌に
ありましたよ。 遊具事故は

本当は ヤクトー工業の過重労働に
問題があったって」

「その隠蔽に 松下代議士が
関わってたって話じゃないですか」

「違う。 私は何も知らない。
私は何も関係ない!」

(従業員)社長!
うん?

(足音)

♬~

裁判所から令状が出てる。

これから
社内を調べさせてもらいます。

9時15分 開始。
(一同)はい!

おい 暇か?
どうも。

おっ これ
今日発売の『フォトス』だろ?

ええ。

(角田)ああ~。

松下代議士の政治生命も
これで 一巻の終わりだな。

ヤクトー工業にも 今日
かとくの摘発が入ったようですよ。

彼らが 今度こそ

正しい技術を習得できる企業で
働けるといいですねぇ。

本当ですね。

(角田)ああ… 「中川敬一郎氏

掴んだ不当労働の事実を公にせず

ジャーナリストとしての
責任放棄」。

フンッ。 風間楓子の
この記事にも驚いたね。

まさか あの 真実を追う男がなあ。

中川さん

ジャーナリズムの世界から
足を洗うって話です。

この記事が
ジャーナリスト 中川敬一郎に

とどめを刺したって事か。

(杉下の声)
彼女にとって その記事が

中川敬一郎への最後の介錯
だったのかもしれませんねぇ。

まあ
彼女らしいじゃありませんか。

ですね。

♬~

彼女が 俺の写真を持ってたなんて
考えられません。

なぜでしょう?
振られたんです。

…だそうです。

(青木)かつて愛した女性が
被疑者だなんて…。

俺は 俺のやり方で
真相を突き止めるだけですから。

何か知られたくない過去がある。