ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

時効警察はじめました 第3話 中山美穂、オダギリジョー、麻生久美子… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

時効警察はじめました #3』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 霧山
  2. 彼女
  3. 結婚
  4. 事件
  5. 熊本
  6. 三日月
  7. 町子
  8. サネイエ
  9. 十文字
  10. 又来
  11. 彩雲
  12. 公彦
  13. 紗良
  14. 犯人
  15. 婚約者
  16. 趣味
  17. 城崎
  18. 城崎公彦
  19. ナイフ
  20. マナー

f:id:dramalog:20191026002123p:plain

時効警察はじめました #3』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

無料で民放各局の動画視聴ができるTVerティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

時効警察はじめました #3[字]

時効警察』が12年ぶりに復活!時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗が、名(迷)助手・三日月と新人刑事・彩雲と共に未解決事件の謎に挑む。

詳細情報
◇番組内容
霧山修一朗(オダギリジョー)はある日、凄腕婚活アドバイザー・琴吹町子(中山美穂)に関する話に興味を抱く。町子が講師を務める婚活セミナーのプレミアム会員は、ほぼ全員が結婚。結婚できなかったのは時効事件で殺された女性だけらしい!その女性とは、町子の夫・城崎公彦(別所哲也)の当時の婚約者・後藤紗良(安藤聖)。“アリバイ証言者と被疑者の結婚”という事実に引っかかった霧山は町子から話を聞くためセミナーへ…。
◇出演者
霧山修一朗…オダギリジョー
三日月しずか…麻生久美子
彩雲真空…吉岡里帆
又来康知…磯村勇斗
十文字疾風…豊原功補
サネイエ…江口のりこ
又来…ふせえり
蜂須賀…緋田康人
諸沢…光石研
熊本…岩松了
【ゲスト】
琴吹町子…中山美穂
城崎公彦…別所哲也
城崎圭介…結木滉星
後藤紗良…安藤聖
◇ナレーション
由紀さおり
◇脚本
小峯裕之
◇音楽
坂口修

【主題歌】椎名林檎『公然の秘密』(EMI Records/ユニバーサル ミュージック)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】横地郁英テレビ朝日
【プロデューサー】大江達樹(テレビ朝日)、山本喜彦(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/jikou2019/
☆Twitter
 https://twitter.com/jikou2019
☆Instagram
 https://www.instagram.com/jikou201910/
◇監督
今泉力哉

 

 


(霧山修一朗)三日月くん 大丈夫?

(三日月しずか)うう… 酔った…。

飲みすぎ。 ああ… ほらほら…!

靴 脱げる? ほら!
ああ…! うっ…。

かたじけないでごわす。
僕も上がるよ?

ヘヘヘヘ…。
ちょっと 大丈夫?

ほらほら ほらほらほら…!
ほら 危ない…! もう…。

あれ? 霧山くん 背 伸びた?

伸びてないよ。 何 言ってんの。
フフフフ…。

終電も なくなっちゃったよ。
えっ?

今日は泊めてもらうからね。

えっ でも… いいの?

よせよ。 いいに決まってんだろ。
あっ…。

あっ… 霧山くん…。

硬い…。 フフフフ…。

何やってんだ? 私。

再婚かあ…。

(熊本)再婚?

えっ? いや あの…。

最高。 最高だって言ったんです。

(熊本)そうなんだよ。
最高だろ? このお土産。

えっ? なんですか? それ。

だから 近所の蚤の市で買ってきた
ハワイのお土産だよ。

この坊やを枕元に置いておくと
魔物を食べてくれるんだってさ。

かわいい顔して
やる事やりますね。

(サネイエ)魔物を食べる坊やは
もう 魔物ですよね。

(又来)それだ!

ハワイかあ…。

三日月くんは
全然 人の話を聞いてないね。

(又来)ああ…
ハワイで式挙げたかったなあ…

とか思ってたんだろ?
なんで わかるんですか?

おっと…。
三日月くん これ 行ってみたら?

(サネイエ)あっ 琴吹町子!
えっ 誰ですか?

婚活って言葉がない時代から
第一線にいた

腕利きの婚活アドバイザーだよ。
(サネイエ)特に プレミアム会員は

ほぼ全員が
結婚してるらしいですからね。

ほぼ全員?
(熊本)噂じゃ

過去に結婚できなかった人は
1人だけらしいよ。

ええっ そうなると むしろ
その1人が気になりますね。

その1人はね…。
あっ 理由知ってるんですか?

(又来)その訳あり 知りたいなあ。
(サネイエ)性格が

ひん曲がってたんじゃないですか。
(熊本)その人はね…。

わかった!
相手が すでに結婚していた!

結婚していたら
結婚できないでしょ。

ケニアなら できますよ。
(又来)あっ わかった!

額にチャーシューを貼ってたから。

いやいや いやいや…
そうじゃなくって!

(熊本)殺されちゃったんだよ!

その人は殺されちゃったの。

(熊本)そうだよ
これも時効事件だったよ。

霧山くん!
これ 調べてみたら どう?

これですか?
(熊本)うん。

(サネイエ)毎週土曜日に
無料説明会が開かれるそうですよ。

えっ じゃあ 霧山くん
一緒に説明会 行ってみる?

(又来)おっ…。

いやいや… なんですか?
私は別に…。

いいじゃない いいじゃない。

新婚さんは いらっしゃい。

あ 婚活さんは
いってらっしゃい! っと。

ダン! っと。

〈時効を迎えた事件を

趣味で捜査する男 霧山修一朗〉

(すする音)

(すする音)

なんか怒ってる?

霧山くんは 私が
婚活だ 再婚だとか言い出しても

なんとも思わないわけ?
なんともって…?

だから
前に私が言った事の返事よ。

忘れたわけじゃないんでしょう?

ああ… それで怒ってんの?

っつうか 流してよ。 食べたいよ。
怒ってない。 怒ってないけど…。

(彩雲真空)あ~! 流しそうめん

なんの話 してたんですか?

べ… 別に。
仕事の話に決まってるじゃない。

ねえ 霧山くん。

雑だなあ…。

あっ もう… もういいよ。

「事件が起きたのは 今から25年前」

(霧山の声)琴吹町子の
婚活セミナー受講者のうち

その月に結婚が決まった
3人の女性と

その婚約者たちを祝うために

バーベキューパーティー
開催された。

その最中
参加者の一人である女性が

同じく参加者の女性
後藤紗良の死体を発見する。

凶器に使われたのは

参加者が持参した
ナイフセットにあった

ハサミと小型のナイフ。

犯人は まず
ハサミで被害者の背中を刺し…。

ザクッ。
痛っ…。

(霧山の声)その後
小型ナイフで腹部を刺し…。

ザクッ。
おおっ…。

(霧山の声)致命傷を負わせた。

よせよ!
よせよ。

ハサミと小型ナイフ。
うん。

現場には 被害者が
死の間際に書いたと思われる

「MISTAKE」っていう文字が
残されていた。

これ ダイイングメッセージよね。

ケチャップで書かれてたみたい。

なんか 「S」だけ 妙に太いですね。

こういう状況を見た
当時の警察は

被害女性の婚約者だった
城崎公彦に容疑の目を向けた。

(後藤紗良)会社を辞めた…?

(霧山の声)事件当日

被害女性が 城崎公彦を罵る姿が
目撃されていたからである。

(紗良)ミステイク!

被害者は帰国子女で

怒ると英語が出る癖が
あったらしい。

それで英語なの…。

でも ダイイングメッセージって
普通は名前を書きそうですけどね。

結婚に失敗したっていう悔しさが
先に来ちゃったのよ。

それと もう一つ。

凶器に使われたナイフセットは

キャンプ愛好家である城崎公彦の
私物だったらしい。

じゃあ やっぱり
その男が犯人ですよ!

ほら
このナイフセット 見てください。

相手を殺そうと思ったら もっと
ふさわしいものがあるのに

わざわざ 小型のナイフとハサミを
使ってるんです。

犯人は 自分の大事なナイフを
犯行に使うのをためらい

比較的安い小型のものを
使ったんですよ。

なるほど…。
彩雲くん さすが刑事課だね。

ただ…
城崎公彦への疑いが強まる中

彼のアリバイを証言する人物が
現れる。

それが 琴吹町子。

(霧山の声)町子は
事件が起きたと見られる時刻に

城崎公彦と2人きりで
ずっと話をしていたという。

じゃあ
彩雲っちの推理は外れじゃない。

そうですね…。

結局 犯人を示す決定打はなく
事件は時効を迎えた。

はい 霧山くん。

無料説明会の申込書 書いたから
あとは はんこ押してね。

えっ… もう用意したの?

はんこっていえば…
霧山くん これは駄目だよ これ。

えっ なんですか?
上司の横に はんこを押す時には

少し傾けて押すのが
常識でしょうよ。

上司に お辞儀してるように
見せるのが

マナーってもんじゃないの?
そうなんですか?

(十文字疾風)なんだ? 霧山

そんな事も知らなかったのか。
えっ みんな やってるの?

(蜂須賀)やってない。
聞いた事もないです。

(十文字)俺ぐらいになると

はんこを少し傾けて
お辞儀をしたあと

インクを わざと かすれさせて

上司の前で緊張している自分を
演出している。

おっと… 何してるんですか!
いろいろ面倒くさいんだぞ おい。

(熊本)霧山くんは
琴吹町子のセミナーに行って

マナーを学んでくるといいよ。
(十文字)あっ そうだ!

ハチさん テレビつけて!
ええっ!?

俺はリモコンかっての!

ポチッ。

(リポーター)
「“突撃!Oh!myホーム!"」

「本日は

婚活の女神 琴吹町子さんのお宅に
お邪魔していまーす!」

あっ 琴吹町子!
きた きた!

知ってんの?
(十文字)昔 彼女主催の

男のマナー講座に
参加した事があってな。

何を隠そう 俺に ダンディズムの
なんたるかを教えてくれたのが

この町子先生だ。
えっ ダンディズムって

なんですか?
それはだな バラの花を…

って言ってる場合か!
今はテレビを見る時間だ。

仕事をする時間だけどな!

(リポーター)「今日は
研究者である ご主人と

息子さんにも
お話をお聞きしたいと思います」

あれ? このご主人って
城崎公彦じゃない?

えっ? 被害者の婚約者の…?

あっ… ほら やっぱり。

被疑者とアリバイの証人が
結婚…?

(琴吹町子)
男性を落とすのに重要なのは

容姿でも性格でもなく

これらの理論とテクニックです。

先ほど お話しした「吊り橋理論」

そして 5秒間
相手を見つめる事ができれば

相手は必ず落ちるという
「5秒理論」。

これらを駆使して

なおかつ 人としてのマナーを
身につける事ができれば

婚活を勝ち抜く事は
誰にでも可能なのです。

こちらです。
(ノック)

失礼します!

先日 お電話した
総武警察の霧山と三日月です。

ここはトイレじゃないわよ。
えっ?

通常 ノックは3回。 ノック2回は
トイレの個室を確認する時。

これは常識。 最低限のマナーよ。

すいません…。

素敵なお話
ありがとうございました!

それは何を読んでるんですか?

ちょっと 失礼よ!

構わないわ。
今度 家族で旅行に行くんだけど

北海道と沖縄で悩んでて。
どっちがいいと思う?

どっちも いいですね~。
どっちも ありだと思います。

で 私に何を聞きたいのかしら?
どうぞ。

実は… 25年前の

あなたのセミナー受講者の
殺人事件について調べてまして…。

ああ… あれは とっくに
時効になったはずだけど…。

ええ ええ。
ですから あくまで 僕の趣味で。

趣味?
ええ。

あの… あなたは 事件があった時

城崎公彦さんと一緒に
いらしたんですよね?

そのアリバイ証言のおかげで
公彦さんの容疑は晴れた。

それが何か?
いやあ…

そのあと あなたと公彦さんが
結婚したと聞いて

少し驚きまして…。

私の証言を疑ってるのね?

ああ いえいえ…。

その時 お二人は
なんの話をしてたんですか?

確か…

彼が 婚約者を怒らせたと
言ってたから

相談に乗ってあげてたの。

2人の結婚が
私の実績に関わる事だから

仲直りしてほしくて。
なるほど。

私と彼が結婚したのは
そのあとの話よ。

あの当時 私たちは
初対面みたいなものだったし

かばう義理なんてない。

事実を証言しただけ。

そうですか…。

もういいかしら?
このあとも仕事が入ってるの。

これ以上
私の話が聞きたかったら

講座に申し込んでちょうだい。

プレミアム会員になれば
質問し放題よ。

入ってみる?
えっ…! はい!

お邪魔しました。

あの人 嘘をついてるね。
えっ どうして?

えっ だって 彼女

最初は 旅行先を
北海道か沖縄かで迷ってたのに

僕たちが部屋を出る時には
北海道の情報誌を手に取ってた。

嘘をつくと体温が上昇する。

だから自然と 寒い北海道に
行きたくなったんだよ。

えーっ そういう事?

だって ほら
やましい事を抱えた人間が

ハワイには行かないでしょ?

それに 網走には刑務所が
旭川には動物園がある。

そういう事だよ。
ああ…。

いや どういう事よ。

刑務所なんて
どこにでもあるじゃない。

ハワイに逃亡する人も…。
あっ…!

久しぶりに 動物園 行きたいな
霧山くん。

ああ 確かに。

ご主人にも話を聞いてみたいね。
んっ…?

(城崎公彦)
それで 私は何を話せば…?

あっ… あの事件の日

あなたは婚約者に罵られていたと
聞きましたが

原因は なんだったんですか?

当時 私は
大手企業の専門職として

VC型光スコープの研究を
行っていたんですが…。

(警報音)

あの… 止めてください。

(城崎)上から
研究打ち切りの命令が下りまして。

それで
思いきって 会社を辞めたんです。

婚約者に相談せずに辞めた
って事ですか?

はい。 それを
あの日 彼女に伝えたんです。

そりゃ怒りますよねえ…。

(城崎)今思えば
彼女が怒るのも当然です。

今でこそ 研究は成功し

それなりの富を得る事は
できましたが

当時は 全くの博打でしたから…。

でも…。

おっ!
おっと…!

でも… だからといって
私は殺したりはしません。

あの事件が起きた瞬間は

琴吹さんと2人きりで
話をされていたそうですが

何か相談していたとか?

それは… ほら… いろいろと…。

やっぱり
あのアリバイ証言は怪しいね。

これ ごはんの代わりに
ならないからね!

もし アリバイが嘘なら どうして

琴吹さんは 彼をかばうような
嘘をついたのかな?

これ ただの焼き芋じゃん!
だって 当初 2人は

ほぼ初対面みたいなもんだった
わけだし…。

ご は ん!
三日月くん。

もう少しさ
琴吹先生に話を聞いてきてよ。

押忍!
…と見せかけて駄目~!

だって
もう答えてくれないって…。

プレミアム会員になったら
質問し放題って言ってたよ。

三日月くんなら なれるよ
プレミアム会員に。

プレミアム会員になれるよ
三日月くんなら!

押忍は?

押忍…。
押忍。

それでは 今から

今期のプレミアム会員選抜試験を
行います。

まず最初に…。

ちょっと! なんで
あなたが ここにいるのよ?

十文字さんが

お前も 刑事としての実力を
試してみろって…。

刑事 関係ないじゃない。

お互い頑張りましょう。

「頑張りましょう」…。

(町子)次は実践編です。

私たちは 今
フレンチレストランにいます。

お手洗いのために席を外す際
ナプキンをどこに置けばいいか

実演してみせてください。

では 彩雲さん。
はい。

♬~

プッ…。 ちゃんと畳みなさいよ。

しかも 椅子の上に置くって…。

(町子)では 次の方。

えっ あの人も?
(町子)では 次の方。

ええっ… みんな あれなの?

(町子)では 次の方。
三日月さん どうぞ。

♬~

ハハッ…。

あっ… えっ どうしよう。
どうしよう…。

(町子)えっ?
ププッ…。

プレミアム会員合格者は

彩雲真空さんです。

全問正解 パーフェクト。

(拍手)

あの… 町子先生。

ありがとうございました。

事件の事で
ちょっとお伺いしたい事が…。

あなたは選考に落ちたでしょ。
質問は受け付けないわ。

というか…
まだ主人を疑ってるの?

あー いえ…。

いいわ。
一つだけ質問に答えてあげる。

えっ 本当ですか?

では 事件当時…。

あなたは 霧山さんの事が
好きなんでしょう?

えっ? いや その…
えーっ! なんの事ですか?

いいわ 一つだけ答えてあげる。

事件の事でも 婚活の事でも。

事件… 事件の…。

どうすれば 霧山くんを
落とせますでしょうか?

できれば 結婚したくて!

熱意は十分。

あとはテクニックね。

これに書いてあるテクニックを
実践してごらんなさい。

必ず落とせるはずよ。

じゃあ 琴吹さんは
何も答えてくれなかったんだ。

質問には答えないって
言われちゃって。

ふーん そっか…。

でも なんで こんな
急にアスレチックに?

リフレッシュになるかなと思って。

まあまあまあ 童心には帰るよね。

(三日月の声)
「吊り橋で告白すると

怖さによるドキドキを
恋のドキドキと混同し

告白の成功確率が高まる」

「吊り橋ではなく

別のドキドキする状況を
作り出しても可」

霧山くん。
ん?

私… 私ね。

あっ!
うわわわっ うわっ!

これ 結構 揺れるね。
あっ… ドキドキするわ。

私ね 霧山くんが
アメリカにいた時から

ずっと思ってたんだけど…。
うわあっ!

私 霧山くんの事 本気で…。

あれ? 霧山くん?

いやいやいや… ここ ここ ここ!

霧山くん! 大丈夫?
(携帯電話の振動音)

あっ 琴吹さん?

はいはいはい
今 電話 大丈夫です。

緊張しますね こういうお店は。

最低限のマナーさえ守れば
大丈夫。

ナプキンは ひざの上。

で フォークとナイフは
外側から使うの。

その辺りの基本さえ守れば

あとはリラックスして。

…はい。

霧山さん 主人の事
まだ疑ってるんでしょう?

でも 彼が
紗良さんを殺すような事はないわ。

そうですか。

あの頃 主人と紗良さんは
本当に幸せそうだった。

そんな2人を見て
婚活アドバイザーとして

私も嬉しかった。

あの…
琴吹さんのアリバイ証言って

あれ 嘘だったりします?

どうして私が嘘を?

いや… 例えば
公彦さんをかばいたい理由が

何かあったとか?

例えば?
例えば…。

(クラッカーの音)
おおっ びっくりした!

あっ…。

誕生日か何かですかね?

本日は
お誕生日おめでとうございます。

こちら お祝いのシャンパンで
ございます。

あっ えっ えっ… 僕ですか?

ごゆっくりどうぞ。

いや 今日
誕生日じゃないんですけども…。

いいんじゃない?
いや…。

あなたは 今日 生まれ変わるの。

えっ?

あっ… なんか やわらかい…。

霧山さん あなたはとても素敵よ。

あなた 恋人募集中?

ええ… まあ はい。

ねえ 霧山さん

時効事件の捜査の趣味なんか
やめて

もっと違う趣味にしたら?

そしたら
私も一緒に楽しめるのに。

いや でも…。

♬~

うわっ これは絶対モテるわ。
えっ てへてへ。

どうしたんですか?
(熊本)いや 彩雲くんがね

美容室で モテ髪にスタイリング
してもらったんだとさ。

(サネイエ)俗に言うところの
ゆるふわパーマですね。

でもさ なんで
ゆるふわは かわいいのに

ゆるゆるとか ふわふわは
馬鹿みたいなんだろうね。

そうそう 昨日 早速

プレミアム会員がやってる
パーティーに行ったら

立て続けに5人の男性から
声かけられちゃったんですよ。

フンッ!
(十文字)5人くらいでなんだ。

ハチさんなんか
10人の女性から同時に誘われて

全ての言葉を聞き取ったという
逸話を持ってるんだぞ。

えっ すごい!
彩雲!

そこは
聖徳太子みたいですね」だろ。

ねえ ハチさん。
(蜂須賀)そうかな。

せーの…。

(一同の話し声)

と… んっ もっ…。

さすが ハチさん!

いや ひと言も
聞き取れてないじゃないですか。

やめてよ もう~!

(又来)それじゃ煙だ。
煙… といえば霧山くんは?

…だね。 テニスって
本当に気持ちのいいスポーツだね。

ゼロの事 ラブって言うもんね。

(浜田山)ロマンチックなスポーツですよね。
だね。

(久我山)これからも
いつでも誘ってくださいね。

だね だね。

(十文字)おい 霧山。
はい。

気持ち悪いぞ。
あっ いやいや ちょっと ほら

昼休みに みんなでテニスをね。

ちょっと ハチさん
霧… あれ? いない。 ハチさん!

あっ そうそう 皆さん 今日から
趣味をテニスに変更します。

(一同)えーっ!?

霧山くん…。

それって 時効捜査やめちゃう
って事ですか?

そうだね。 そもそも
時効の事件を捜査するって

どこかイケてないもんね。

えっ それ 本気で言ってます?
うん。

霧山くん 不満があるんだったら
言ってくれ。

三日月くん 今までありがとうね。

えっ あっ うん…。

(又来)ちょっとパンツの丈が
短すぎやしねえか? おい。

どこ 見てんですか?

私 テニス部でした。

今度 誘うから一緒にやろうよ。
頑張ります!

ちょっと ちゃんと教えて。
もちろん もちろん。

三日月くん 大丈夫?

いや… 私は別に。

(諸沢)
おい そこのテニスプレーヤー。

こっち 来い。
はい。

跳ねてるよ。

(又来・サネイエ)うわあ…。

(又来)気持ち悪いぞ おい。

(熊本)パンツが
長い短いの問題じゃない。

(又来康知)凶器に使われた
小型ナイフとハサミについて

最新技術を用いた
指紋の採取を行ったところ

指紋は採取できませんでした。

(諸沢)ナイフは きれいに
拭き取られてたってわけだ。

恐らく 犯人は几帳面な人間だな。
はい 2000円。

ああ…。

2千円札でも いいですか?
(諸沢)いいよ。

(康知)珍しいですね。

(康知)あっ それから
例のダイイングメッセージで

「S」の部分だけ太かった件ですが

詳細を分析したところ

被害者は書き損じていた事が
わかりました。

書き損じ?
(康知)ええ。

(康知)MISSTAKE…。

こうして慌てたあまり 「S」を
2つ書いてしまった被害者は

あとから この部分を塗りつぶし

一つの太い「S」にした事が
判明しました。

(諸沢)まあ 俺だったら
これにさらに

目玉をつけて
毛虫くんにするけどな。 フフフ…。

はい?

パンツ 短くねえか?

そんな事ないでしょ。

あと 俺が気になるのは凶器だな。

(康知)この真ん中の
殺傷能力の高いナイフを使えば

即死だったでしょうに…。

(諸沢)なんで わざわざ 外側の
ちっちゃいやつを使ったのか…。

今 なんて言いました?
(諸沢)何? ごめん 怒った?

いやいやいや そうじゃなくて。
今 なんて言いました?

あっ パンツ 短いってやつ?
ごめん。

いいんですよ それは。
外側のやつを使った?

うん。

よっ!

ほっ!

ああっ 駄目ですね。

はあ…。

ところで 25年前の事件の
凶器なんですけど…。

あれ? 霧山さん
趣味 変えたんじゃないの?

あっ いや そうなんですけど
やっぱり 考えてしまって。

時効捜査は僕の趣味というよりは
特技なのかもしれませんね。

それで?

いや ずっと
気になっていたんですけど

犯人は
なぜ ナイフセットの中から

殺傷能力の低い
ハサミと小型ナイフを選んだのか。

その答えは
それが外側にあったから。

意味がわかんないわ。

いや あなたは
教えてくれましたよね。

ナイフとフォークは
外側から取るのがマナーだと。

きっと 犯人も
マナーにうるさい人物で

いつもの習慣で
なかば無意識に外側のナイフを

取ってしまったんじゃ
ないでしょうか。

私を疑ってるのね。

いえいえ…。

あなたが
アリバイの証言をしたのは

公彦さんをかばいたかったからだ
と思ってましたが

もし その証言が
嘘だったとしたら

あなたは自分自身のアリバイを
作りたかったんじゃないですか?

公彦さんは

自分をかばってくれていると
思うだろうから

話を合わせるでしょうし

あなたには
完璧なアリバイができる。

動機は何?

私に 彼女を殺す理由が
何かある?

うーん… 例えば あなたは
当時から公彦さんの事が好きで

奪い取りたかったとか?

殺してまで?
ええ まあ…。

霧山さん。

根拠もなしに 人を疑うのは
マナー違反じゃないかしら?

まあ そうですね…。

一つだけ 教えといてあげる。

私は 無職の男を
好きになるような女じゃないわ。

それだけは覚えといて。

(ため息)

(氷をかむ音)

ん?

あっ… 袋とじ!

「禁断の奥義 ウの段 活用術」

「“う"と発音する時

唇はキスの形になります」

「そのため
相手が無意識にキスを連想し

疑似恋愛の感情を
呼び起こす事ができます」

「使用例 恋人募集中」

「好きな人 いる?」

「I Want You」

フフフ…。

あっ!
三日月くん。

霧山くん!

おはよう。
おはよう。 どうしたの?

霧山くんに渡したいものがあって。

はい これ。

これは?

これは ぷるっぷるの ういろう。

ああ… ありがとう。

すごく ぷるっぷるだから

宇宙食にも ぴったりだと思うの。

のど詰まるんじゃない? これ。
あっ それと

これ 読んでいいよ。

これは?

テニスのルールブック。

ウフフッ! じゃあね。

ルールブック。

♬~

「東風大学」…。

どっかで見たな。

同じ大学?

趣味 変えたんじゃなかったの?

まあ 結局 こっちのほうが
性に合ってるんだよね。

もう 気まぐれなんだから。

ここだ。

うわっ でかっ!

(城崎圭介)
あの… 何かご用ですか?

少々お待ちください。

お弁当?

はい。 僕はパンでいいって
言ってるのに

母が毎日作るから。

忙しいでしょうに大変ね。

あっ 母はケチですから。
ケチ?

どんなに仕事が忙しくても
絶対 弁当を用意するんです。

父とのデートも 公園で
ひなたぼっこしたりとかで

弁当を作って持ってって…。
本当 ケチです。

すいません お待たせしました。

あっ いえ…。

あなたと琴吹さんは
同じ大学の出身だったんですね。

ええ。
学生時代 あなたは

彼女の事 ご存じでした?

いいえ。
私たちは年は近いんですが

学生の頃は
面識はありませんでした。

ほう… そうですか。

あの… 彼女が
あなたを好きになったのは

あなたの猛烈なアプローチが
あったからだと言ってましたが…。

ハハッ… そのとおりです。

その辺り
詳しく聞いてもいいですか?

元々 彼女は

婚約者を亡くした私の心のケアを
してくれていたんです。

とても親切でしたが
ただ それだけの関係でした。

けれど そんなある日

僕が恋に落ちてしまった。

ある日というのは?

彼女が 私を見晴らしのいい
吊り橋に連れて行ってくれて…。

吊り橋!?

先ほど お話しした「吊り橋理論」。

高くて よく揺れる吊り橋に

気晴らしにと
私を連れて行ってくれたんです。

そこで 彼女が
私を励ましてくれたんです。

私の手を
両手で優しく包んでくれて…。

上目遣いで 潤んだ目で

私を… 5秒ほどだったかな?
じーっと見つめてくれて。

私は 自分の心臓が
ドキドキしている事に気づき

彼女の事が好きだ…
初めて知ったんです。

(三日月の声)
先に好きになったのは

町子先生だったのね。

問題は それが いつからか…。

大学のほうにも行ってみようか。

(岡島 貴)
ええ。 確かに 城崎公彦くんは

うちの卒業生ですが。

あの… この女性に
心当たりありませんか?

城崎さんとの関係を調べてまして。

ああ… この子 私のファンですよ。

ファンと言いますと?

(岡島)あれは確か…
そう 城崎くんが4年生の時。

当時 その子が
よく私の事を見ていたんです。

キラキラした目を
私に向けていて…。

(霧山の声)
それ あなたじゃなくて

城崎さんを
見ていたんじゃないですか?

いえいえ…。 あの年頃の子は
気が変わるのが早いですから

翌年の4月になったら パタリと
来なくなっちゃいましたけどね。

それ 城崎さんが卒業したから
来なくなったんじゃないですか?

何度も言わせないでくださいよ。
あれは 私に ほの字でした。

そんなおっさんの事 琴吹町子が
好きになるわけないじゃない!

やっぱり そうですよねえ。

大学時代から好きだった男性を
結婚の土壇場で奪い取るために

その婚約者を殺した
って事ですかね?

でも 決め手に欠けるんだよね。
それに じゃあ

このダイイングメッセージは
なんなんだ? って話よね。

これ 最初は
「S」が2つだったんだろ?

ミスステイク…。

ステーキ!

(熊本)いきなりだねえ。

(サネイエ)あれ? 琴吹町子って
本名じゃないんですね。

本名は 城崎町子。

独身だった頃は
確か… 武田町子でしたね?

(熊本)なんか がっかりだねえ…。

ばふん ばふん ばふん ばふん…!

おお…。
ウニか? おい。

彩雲くん お手柄だよ。

えっ… 本当ですか?

じゃあ 一緒に行っていいですか?

もちろん いいよ!
うーん!

…ああっ!

(又来)あっ! あら 残念。
(サネイエ)また止められますね。

行ってきて… いいですか?

いくらプレミアム会員だからって
十文字さんを落とすのは…。

ああ… 彩雲 行ってこい。

(一同)ええ~?

(霧山の声)
一つ お断りしておきますが

これから お話しするのは
あくまで僕の趣味の結果です。

事件そのものは
すでに時効ですから

この事件の犯人が誰だろうと
僕がどうする事でもありません。

彩雲っち~!

よいしょ… はあ…。

ええっ?

はぐれた~!

♬~

(町子)ごめんなさいね
こんな所に呼び出して。

ああ…。

ここは 主人とも来た事のある
思い出の場所なの。

で 話って なあに?

25年前のパーティーの日

後藤紗良さんを殺害したのは
あなたですね?

♬~

いいわ。 人の話は
最後まで聞くのがマナーだから

聞かせてちょうだい。

そもそもの発端は

あなたが学生の時に憧れていた
公彦さんと再会した事です。

(紗良)ダーリン!

(霧山の声)婚活アドバイザーと

受講生の婚約者という立場で
再会し

あなたは 驚き
運命を感じた事でしょう。

けれど あなたは
2人の幸せを考え 黒子に徹し

自分の気持ちに ふたをした。

ところが あの日
2人が揉めている事を知った。

(紗良)
会社を辞めた!? 無職って事?

(城崎)申し訳ない…。
(紗良)最悪!

(霧山の声)あなたは
会社を辞めたぐらいで

結婚が失敗だったと罵る
彼女の事が許せなかった。

(紗良)ミステイク!

(霧山の声)自分が身を引き
彼を譲ったのに

彼女は 公彦さんの事を
愛してなどいなかったのだと…。

そして あなたと紗良さんは
口論になった。

私は
彼が一流企業に勤めてるから

プロポーズにアグリーしたの!

じゃなきゃ
あんな面白みのない男

結婚する意味ナッシングよ!

(霧山の声)加えて 恐らく 彼女は

あなたの
婚活アドバイザーとしての資質を

責めたのではないですか?

あなたは 実は
独身ではないかと。

あなた 本当は独身なんでしょ?

それを隠して
婚活アドバイザーをしてるそうね。

だから あんな男と結婚させても
平気なのよ。

あなたの事
全部 世間にバラしてやる!

これで あなたは ジ エンド!

(霧山の声)自分の職
そして 彼の事を侮辱され

怒りが頂点に達した あなたは

体に染みついたマナーの習慣から

外側のナイフとハサミを
手に取り

彼女を刺した。

うっ…!
(刺す音)

(刺す音)
(紗良)ああっ…! あっ…。

(霧山の声)そして あなたは
凶器から指紋を拭き取り

その場を離れ

別の女性が
死体を発見したのを見計らい

何食わぬ顔で現場に駆けつけた。

馬鹿馬鹿しい。
全部 あなたの推測じゃない。

ところが 駆けつけた あなたは
驚く事になる。

現場には 紗良さんが残した

ダイイングメッセージが
あったからです。

この「MISTAKE」という
メッセージ

初めから
どうにも違和感がありました。

普通 こういう時には

犯人の名前を
残すようなものですし

この「S」の部分だけ太い事も
気になりました。

鑑定の結果 ここには元々

2つの「S」が
並んで書かれていたとの事です。

書き間違えたから
あとで ごまかしたんじゃない?

いえ… あとで ごまかしたのは
あなたです。

あなたの旧姓は 武田町子。

彼女は あなたの名前を
書き残そうとしたのです。

彼女は 死の間際
あなたが犯人である事と

あなたが 実は独身である事を
同時に暴いてやろうと考えた。

彼女は 「MISS TAKEDA」
と書こうとして

途中で息絶えたんです。

そして
現場に駆けつけた あなたは

いち早く
そのメッセージに気づき

とっさに その文字に細工し

「MISTAKE」と読めるように
変えた。

(ため息)

そのせいで 警察の疑いは
公彦さんに向けられた。

彼は 事件の時

落ち込んで 離れた場所で
1人 ポツンといて

アリバイの証明ができなかった。

でも 真犯人のあなたが
嘘のアリバイ証人になった事で

事件は 迷宮入りする事になった。

詳しく調べてみたら

あなたが 公彦さんのプロポーズを
受け入れたのは

まだ 彼の研究が
成功する前でした。

あなたは
無職だろうと 無収入だろうと

彼を愛し続けていたんですね。

♬~

霧山くん 駄目!
これは 吊り橋の罠よ!

ああ… ちょっ… ちょっと!

霧山くん 駄目!

ちょっ ちょっ ちょっ…!
ちょっ…!

霧山さん? えっ…?

霧山くん!

い… 以上が 僕の推理です。

あとは 犯人である
あなたのご厚意に

甘えるしかないんですが…。

ひと目惚れだった…。

初めて会った時 運命だと思った。

あ… あの… できれば 手短に…!

(町子)ああっ…!
(城崎)あっ あっ あっ…。

すいません…。
すいません。 大丈夫ですか?

はい…。

♬~

(町子の声)
当時は 高嶺の花だと思って

見守るだけで すぐに諦めたわ。

そんな自分を変えたくて
必死に恋の駆け引きを研究した。

それを生かして
婚活アドバイザーになった。

そして 数年後 ある人に出会った。

私の教え子である紗良さんが
婚約者として連れてきたのが

なんと…。
なんと?

それって 公彦さんですよね?

(紗良)ダーリン!

(町子の声)なんと…

公彦さんだったの。

いや… だから それ
さっき言ったじゃないですか!

こちら 町子先生。

はじめまして。 城崎公彦です。

(町子の声)もちろん 彼は
私の事など覚えてはいなかった。

はじめまして。

私は プロとして
2人を応援しようと決めた。

全力でアシストして
2人の幸せを願った。

だから…
だからこそ 許せなかった。

彼の夢を支えてあげなかった
彼女の事が…。

わかりました。
ひとまず じゃあ 僕を…。

彼の事
本気で愛していたんですね。

三日月くん!
その話は あとでいいんだよ。

愛…?

そうね…。

(町子)どうかな~? はい。

うん! おいしい。

(町子の声)
お金なんて どうでもいい。

愛があったから 幸せだったの…。

(町子)はい。
(城崎)遅刻するぞ!

(町子)いってらっしゃい。
(城崎・圭介)いってきます!

あの… ごめんくださ~い…。

何よ! 今 いいところなんだから
あとにして!

あっ…。

うわっ! 霧山くん 大丈夫!?

あっ… ああ… ああ… ああ…。

もう… もう駄目です~!

あっ…。
ああっ!

うわあ~っ!

うわっ! 霧山さ~ん!

うわあ~っ!

(川に落ちる音)

本当に ごめんなさい!

無事で何よりね。
まあ そうね…。

霧山さん 全てを認めるわ。

ああ…。

私 どうなるの? 捕まるの?

いや…!

事件は もう時効ですから…。
あっ!

僕が この件を
口外する事はありません。

で せっかく
ご協力頂いた犯人の方を

不安にさせるのも あれですから

これ 誰にも言いませんよカード
ダイバー仕様です。

こんな時のために 1枚だけ
完全防水加工を施してきました。

ここに あの…
僕の認め印を押しますので

お持ちになっててください。

(息を吹きかける音)

♬~

どうぞ。

♬~

(ため息)

霧山さん… あなた 素敵ね。

本当に好きになりそう。

いやいやいや… きっと あの…
吊り橋のせいですよ。

けど あなたは
人の心がわかりすぎる。

土足で心に踏み込む事は
マナー違反よ。

以後 気をつけます。

惜しかったです。 もう少しで
立ち会えそうだったのに…。

まあ いいじゃない。

あなたは プレミアム会員に
なれたんだから。

ああ… あれ 辞退しました。

ええっ!?
(サネイエ)どうして?

私は まだ仕事に打ち込みたいので
結婚はいいです。

では 仕事に戻ります!
うむ!

若さだねえ。

結婚かあ…。

ああ… いやいや…。

(十文字)彩雲…!
(又来)おっと!

(十文字)ああ…。 彩雲…!
全然 違う。

彩雲… 彩雲…。

う… うーん…。
彩雲 見なかった?

(サネイエ)今 すれ違ってましたけど。
(十文字)えっ!?

そっか…。

(サネイエ)あれ? そのバラ…。

(又来)ひょっとして まだ
魔法にかかったままなのかい…?

(十文字)よし!
あっ… ちょっ ちょっ ちょっ…!

やめておいたほうがいいよ。
(十文字)えっ?

今は まだ ほら…
魔法にかかっただけだから。

(十文字)魔法?
魔法。

(十文字)魔法って?
いや だから 魔法っていうのは…。

(サネイエ)見つめ合ってますよ。
(又来)これ まずいんじゃない?

♬~

いや…。

そんな…。

これ…。

♬~

(熊本)か… かかってる?
(サネイエ)かかりましたね。

(熊本)
まずい事になったよ これ…。

バラもらっちゃいました。

(又来)いい加減にしろよ!

(悲鳴)
(熊本)長回し ワンカットで

撮影された…。
伝説のゾンビ映画

映画の撮影中に監督が殺された…。
(唐沢浩一郎)クソ女優!

彼女は 監督から
パワハラを受けていたんだと…。

(折原千香子)
これは フィクションじゃない。

あの日
カメラは止められていたんです。

〈又来康知です〉

〈僕の恥ずかしい衝撃の過去が
明かされる特別編が

AbemaTVとビデオパスで
配信中です〉

〈詳しくは 番組ホームページで〉