ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

グランメゾン東京 第1話 木村拓哉、鈴木京香、玉森裕太、朝倉あき… ドラマのキャスト・主題歌など…

『日曜劇場「グランメゾン東京」 第1話「手長エビのエチュベ」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 尾花
  2. 早見
  3. 京野
  4. 丹後
  5. 料理
  6. 江藤
  7. 一緒
  8. ミシュラン
  9. 平古
  10. シェフ
  11. 三ツ星
  12. 相沢
  13. 東京
  14. 日本
  15. 尾花夏樹
  16. 料理人
  17. ウィ
  18. 人間
  19. 二ツ星
  20. gaku

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『日曜劇場「グランメゾン東京」 第1話「手長エビのエチュベ」』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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[新]日曜劇場「グランメゾン東京」 第1話「手長エビのエチュベ」[字][デ]

二つ星から陥落した型破りのフランス料理人。仲間とともに挫折からもう一度夢に立ち向かう!料理界の最高峰、三つ星をつかみ取れ!

詳細情報
あらすじ
舞台はパリ。フランスの三つ星「ランブロワジー」で料理人人生をかけて、面接を受けていた早見倫子(鈴木京香)。そんな中、ある一人の男と出会う。その男は突然かけこんできて、一方的にアイディアを出してから、借金取りに追われて去っていく。
その男は、パリで二つ星を獲得し、三つ星にもっとも近いとされたフレンチ料理人。しかし、3年前のある事件がきっかけて表舞台から姿を消した尾花夏樹(木村拓哉)だった。
あらすじ2
面接に落ちた倫子は、落ち込んでいる中、再び尾花に出会う。
そこで、尾花が作った料理のあまりのおいしさと、自分の才能のなさに思わず涙をこぼす。
その時、尾花は倫子に突然、一緒に店を作らないかと提案する。
出演者
尾花夏樹・・・木村拓哉
早見倫子・・・鈴木京香
平古祥平・・・玉森裕太
芹田公一・・・寛 一 郎
蛯名美優・・・朝倉あき
松井萌絵・・・吉谷彩子

丹後学・・・・尾上菊之助

リンダ・真知子・リシャール・・・冨永愛
久住栞奈・・・中村アン
江藤不三男・・・手塚とおる
相沢瓶人・・・及川光博
京野陸太郎・・・沢村一樹
スタッフ
脚本・・・黒岩勉
音楽・・・木村秀彬
主題歌・・・「RECIPE(レシピ)」 山下達郎
料理監修・・・岸田周三(カンテサンス)
       トーマス・フレベル(INUA)
       服部栄養専門学校
プロデュース・・・伊與田英徳
         東仲恵吾
演出・・・塚原あゆ子
公式ページ
◇番組HP
http://www.tbs.co.jp/grandmaisontokyo/
◇twitter
@gurame_tbs
https://twitter.com/gurame_tbs

 

 


東京ドームではジャイアンツペー
スになるのか。

(相沢)祥平 ナッツは大丈夫?
(平古)しまいました

(京野)いつもどおりだ

(尾花)大げさなんだよ

(コック)ボンジュール
(尾花)ボンジュール

ボンジュール

(尾花)アレアレ アレアレ

(平古)いやでももう 今からは…
(京野)あと30分で到着する!

(相沢)身が外れてても
味には影響ないんじゃ…

(尾花)だめだ!俺のレシピどおりにやる

(尾花)祥平 ウニ持ってこい

(京野)ウィ ダコ

(尾花のフランス語)

(尾花のフランス語)

(尾花)メルシー

(京野)ゲストがそろった

(京野)即興か 悪くない

(京野)ウニをイカとそばの実と
オイルで味付けをして

ハマグリのだしのソースをのせています

(オーナー)マダム リンコ・ハヤミ
(早見)ウィ

(早見)メルシー

(尾花)やっべえな…

(尾花)何だよ

(尾花)マジかよ

(早見)私が この店で働きたい理由は…

(尾花)日本人じゃん

(早見)ミシュランで星を取りたいからです

だから 三ツ星レストランのランブロワジー

もう一度 やり直したいと思って
日本から来ました

(早見)はい

(早見)それは きれいごとです

ミシュランの星なんて
関係ないというのは簡単ですが

そんなの

星の取れない料理人の言い訳でしか
ありません

(早見)フレンチシェフとして より新しくて
おいしい料理を追求するなら

ミシュランの星を目指すのは
当然だと思います

味の基準は人それぞれです
一番おいしい料理を決めるなら

客観的な基準が必要ですよね

今の料理界で

一番注目されてて信頼されてる基準
それミシュランでしょ?

だったら

ミシュランの星で
勝負するしかないですよね

お願い…

テストして

(尾花)エクスキュゼモア!

(尾花)こんちは

(尾花)ムシュー! ムシュー!

ムシュー!

(料理長が話している)

(早見)ウィ シェフ

(レオ)ウィ シェフ

(早見)何ですか?

(早見)何してるんですか!
(尾花)テストの課題は前菜だっただろ

俺は 前に この店にいた

(早見)えっ?
(尾花)だから シェフの好みとか

店のコンセプトとか全部分かってる

テナガエビのエチュベを作れ
ココットでカッセしたニンニクとオリーブオイルを…

(早見)勝手なこと言わないで!
これ 私のテスト…

(尾花)どうしても ここで働きたいん
だったら俺の言ったとおりに作れ

そうすれば必ず採用される

(尾花)このキャプシーヌのオイルを使え

シンプルだけど抜群に合う

(早見)何で ここまで…

(尾花)ここに
俺の居場所はないみたいだし

ボンシャンス
合格したらコーチ料として100ユーロ

(早見)出てってください!

(尾花)テナガエビのエチュベだぞ
必ず俺の言ったとおりのレシピで作れよ

嘘だろ!?

(早見)エスコフィユの尾花夏樹!?

(早見)ウィ

(尾花)メルシー

(早見)あなた
エスコフィユの尾花夏樹さんだったのね

(尾花)ああ

100ユーロ 合格したんでしょ?

ちゃんと払いに来るなんて
日本人は律儀だよね

(早見)落ちた
(尾花)嘘でしょ?

(早見)フォアグラのポアレを作ったの

私の一番の得意料理

(尾花)ばかじゃん
(早見)言われたわ

基本はできてて おいしいけど

味が一元的で奥行きがないって
(尾花)うん まあそういうやつだね

(早見)うちの店でやっていくには
料理人としての引き出しが足りないって

(尾花)ランブロワジーの連中は全員
自分の店を出せるレベルだから

(早見)でも 一つだけ褒めてくれたの

あなたが作ってくれたキャプシーヌのオイル

(尾花)ほら 俺が言ったとおりに作れば
よかったんじゃん

(早見)私が30年かけて たどり着いた
得意料理より

あなたが30秒で作ったオイルのほうが
いいって言われたの!

その悔しさが分かる?
(尾花)分かんない

努力不足?
(早見)努力はした!

朝の9時から夜中までずっと 厨房にいて
手に まめやたこなんて当たり前

毎日 寝る前に体の骨が
ズキズキ痛むほど料理に没頭してきた

休日は生産者のもとを訪ねて
素材のチェックしたり

お給料 全部つぎ込んで食べ歩いたり

そういう料理一色の毎日
30年も続けてきたの!

(尾花)あの愚痴りたいんだったら
ほか当たってもらっていいですか?

(早見)あなたの料理を食べにきたの
(尾花)えっ?

(早見)食べさせてよ
三ツ星レストランを認めさせる料理

(尾花)テナガエビのエチュベアラミニュット

エビを素早く蒸し焼きにして

キャプシーヌとサフランのオイルで
仕上げた ひと品です ボナペティ

(早見)おいしい

すっごく おいしい!

(尾花)いやいや
そんな泣くほどのもんじゃないだろ

(早見)な…

何で私には作れないんだろ…

(早見)どんな気持ちだったのよ
(尾花)何が?

(早見)ミシュランで星を取ったとき
どんな気分だったの!

(尾花)いやいや… あの恥ずかしいから
あんまり騒がないでもらっていいですか

(早見)どうせ血でしょ チッチッチッ…
(尾花)血?

(早見)そうよ
(尾花)あ~修業した店の血統ってことか

(早見)そりゃ私だって
ミシュランの星なんて関係ない

必死になるなんて ばかみたいって
言いたいわよ

でもさ
「それを言っちゃあ おしめえよ」でしょ

(尾花)寅さん? いやいやいや…

どっちなの?

面接んときは言ってなかったっけ

「一番注目されて 信頼できる基準は」

ミシュランでしょ」って
(早見)正直言うとね

私 あなたを尊敬してた

フランスで 日本人で
二ツ星を取った尾花夏樹

そのまま 三ツ星も夢じゃないなんて
言われてた

…のに

やっちゃったね

3年前の首脳会談の
アレルギー食材の混入事故

(相沢)ナッツは大丈夫?
(平古)しまいました

(早見)日本でも結構ニュースになったのよ

大事な会談を ぶち壊したシェフ
尾花夏樹は日本の恥だって

(尾花)どうも 日本の恥です

(早見)好き勝手よく言うよね
あなたの料理を食べたことない連中がさ

(尾花)えっ?
(早見)私はね 昔

エスコフィユに行ったことがあるの
母と2人で 今でもよく覚えてる

メインは牛テールの赤ワインソース煮だった

赤ワインと コニャックと
ミルポワのソースでマリネした牛テール

中身は フォアグラ 栗 クルトン

表面だけ こんがり焼いて
うまみを閉じ込めてから

オーブンで弱火で じっくり火を通す

ソースはマリナードにミニョネットでしょ
(尾花)ちょっと待った… えっ?

何で そんな正確なレシピ知ってんの?
俺 誰にも教えたことないんだけど

(早見)私ね
舌だけには自信があるの

食べただけで その料理に使われた
素材と調理法が分かる

まあ それだけじゃだめなんだけどさ

私も星を取ろうと思った

でも 東京で10年やっても
星は1つも つかなかった

で 一緒に住んでた母親が死んで
店を閉めたの

でも どうしても
ミシュランの星が諦められなくて

パリの三ツ星で
一から やり直そうと思ったわけ

でも さっき テナガエビのエチュベを
食べて はっきり分かった

血統とか そういうの関係なく

私には星を取るほどの

才能がないんだって

やっぱり あるんだよね

どんなに頑張っても
かなわない夢って

ありがとう

気づかせてくれて

(尾花)もったいねえな!

お金持ってる?
(早見)貸さないよ

(尾花)レストランやらない?俺と一緒に

(早見)えっ?
(尾花)俺は

もうミシュランの星が
ついてるような店では働けない

でもあんたは星が取りたい だったら

あんたが店を開いて
俺と一緒に星を取ればいいでしょ

(早見)あ… いや でも…

(尾花)2人で一緒に 世界一の
グランメゾン作るってのはどう?

俺が
必ず あんたに星を取らせてやるよ

(早見)何してるんだろう 私

(尾花)エア代含めて30万

店が軌道に乗ったら絶対に返すから
(早見)ねえ

それまでの生活費はどうするの?
泊まる場所は? 店がオープンするまで

少なくとも半年はかかる…
(尾花)何とかする

とりあえず何か食おう
(早見)じゃあ やっぱりあれ?

おすしとか 天ぷら うどん?
(尾花)いや 質問あんだけど…

(丹後)西麻布のシェ吉住
白金のロジエフルールに

先週 調査員が入ったことが分かった

今週うちに来るぞ ミシュラン

東京の飲食店は およそ10万軒

去年 星を取った店は230
僅か0.2%にすぎない

そのうちフレンチは 55軒
三ツ星のフレンチは 3軒

日本人のフレンチシェフで三ツ星を取ったのは
品川のカンテサンス1軒だけだ

次に続く店は1つも出ていない

次の時代の東京フレンチを担うのは
どこか

それはうちだ

オープンから 僅か1年で
一ツ星を取った 南青山のgakuが

2年目にして三ツ星を獲得する
(江藤)もちろん

東京ナンバーワンになったあかつきには
特別ボーナスも考えまっせ

ただし! 星を取った店は
二度と星を落とせんという

宿命を背負うことも忘れんように

もしも星を落とすようなことがあったら
その店は確実に終わりまっせ

(丹後)確かに うちは
星を失うリスクを背負っている

だが俺達は 1年間 準備をしてきた

守るためじゃない
増やすための準備だ

俺達が東京ナンバーワンだということを
証明する

ここにいる全員で三ツ星を取ろう!
(全員)ウィ シェフ!

(江藤)京野さん
調査員の情報は入ってるんやろうね?

(京野)男女のペア どちらかが外国人
30歳以上 目星はつけてます

(早見)予約した早見です
(店員)お待ちしておりました どうぞ

(尾花)ここが今
東京で一番のフレンチなんだ

(早見)この店を知れば
東京の最先端のフレンチが分かる

今は一ツ星だけど
今年中に三ツ星に届くって言われてる

(尾花)ふ~ん シェフは?

(早見)世界的に有名な丹後学

味もセンスも超一流

(尾花)丹後に三ツ星は無理でしょ

(早見)知ってるの?
(尾花)知ってる…

(京野)いらっしゃいませ
本日は お越しいただき…

(尾花)京野!
(京野)尾花…

(尾花)えっ えっ? 分かんねえ
えっ 何で丹後の店に京野がいんの?

(江藤)京野さん!

(尾花)いやいやいや…
(店員)ただ今メニューをお持ちいたします

(京野)おーい みんな 来たぞ
7番にミシュランの調査員が入った

(丹後)止まるな!
(全員)ウィ シェフ!

(丹後)オーダーは?
(京野)横山!

(横山)キンメとラムのコースです
(京野)ワインは?

(横山)店が選ぶペアリングでいいと
(京野)接客は俺がやる

(江藤)私のリサーチは完璧です 革新性を
求めるミシュランの好みに合わせて

最先端の
南米の食材もいち早く取り入れた

私と丹後さんが組めば
必ず星が取れまっせ

(尾花)ねえ ねえ!
(早見)んっ?

(尾花)面白いときに来たかもしれない
(早見)えっ?

(尾花)すみません
あちらの奥の ソファー席と

同じメニューでお願いします
(店員)はい かしこまりました

(尾花)見てなよ

どっちかがトイレに立つ

(男性)エクスキューズミー

(尾花)女性はナプキンを落とす

(早見)どうして分かったの?
(尾花)間違いない ミシュランの調査員だ

(早見)えっ!?

誰も正体を知らないはず…
(尾花)知らない

だけど 彼らには
お決まりの行動パターンがある

それに 星を持ってる有名店から
来店情報も回ってくる

ここも そろそろだ って構えてたはずだ

(丹後)一ツ星 近くに訪れたら行く
価値のある 優れた料理

二ツ星 遠回りしてでも
訪れる価値のある すばらしい料理

三ツ星 そのために旅行する価値のある
卓越した料理

(店員)お待たせいたしました
あん肝のテリーヌです

あん肝と豆乳を真空にして
気泡を作り 凍らせております

ハスカップのピューレを
乾燥させたものと

トウヒで香りづけしたオイルで
召し上がってください

(早見)何か初めての感覚 ん~

(江藤)うまいのは当たり前

ウニと杏子茸 キンメと花のパイ

食材の新しい魅力を
ここまで引き出す料理は

gakuでしか食べられまへん

(京野)プラムの果汁のみを乾燥させた
グミのようなシートです

こちらは
直接 手でお召し上がりください

(女性)手で… えっ
(京野)お手元のほうから

クルクルと巻いていただけると おいしく
お召し上がりいただけると思います

(男性)はい 5番あがった!

(京野)シェフ メインまで あと20分です

(丹後)ラム始めて
(シェフ達)ウィ

(京野)メインをお持ちしました

(丹後)さあ 勝負だ

(京野)ありがとうございました
(店員)ありがとうございました

(早見)ごちそうさまでした

(京野)ありがとうございます
(尾花)前に言ってたよな

すべての客は平等だって
あれ 嘘だったのか

調査員達に出した料理と
俺達に出した料理 差があったよな?

盛り付けが雑で
出来の悪い皿 こっちに回したろ?

にしても
丹後の料理は変わったよな~

化学実験の残骸
食ってるみたいだったよ

(早見)ちょ… 尾花さん

(京野)ホントは結構うまかったんだろ

お前が黙って天井見上げたときは
その料理を認めたときだ

(尾花)まあ
京野に会えたのは よかった

あっ 今度
彼女と一緒に店を作ることにした

一緒にやらないか?

俺達が組めば こんな店 1年で抜ける

(京野)よく そんなことが言えるな

あのあと どうなったか分かってんのか
(尾花)なあ 京野

客にサーブする
あの丹後の料理に納得してんのか?

客の喜ぶ顔が見たいって
そう言ってたよな だったら俺の料理

大丈夫? 俺 まだ客だけど

(京野)二度と来るな

あなたも こんなやつと一緒に
店を始めようなんて

やめといたほうがいい
こいつは

最低の人間ですから

(早見)あなたって
いろんな人に嫌われてるのね

何してんの?

(尾花)えぐみがあるけど使えるかも

(早見)いつも そんなことやってんの?
(尾花)あ? んなことより

明日の朝 何食べたい?
(早見)あ?

(尾花)金ないから
しばらく泊めてくんない?

(早見)はい?
(尾花)いや お礼においしいご飯を作る

(早見)あのね おばちゃんだからって
ばかにしないでよ

知らない男を泊める女がどこにいるのよ
(尾花)知らない男?

俺達 同じ店やるパートナーでしょ?

(早見)ない ない ない!

(尾花)うん いい感じ 落ち着く

(早見)友達とかいないの?
(尾花)いない

(早見)家族は?
(尾花)遠い

(早見)今日だけだからね ずっと
ここに居座ろうなんてしないでよ

(尾花)おやすみ

(江藤)大丈夫ですかね ミシュラン

(京野)いつもどおりの料理とサービスは
提供できたと思いますけど

(江藤)これで今年の審査は
終わりましたから 明日からペアリングの

ワインのグレードを落としてください
(京野)え?

(江藤)ワインは一番利益が出る商品や
原価を抑えれば大きな利益を確保できる

こっちがコースに合わせて
勝手に選べるペアリングのワインなら

味が少々変わっても
誰も文句言いませんて

(京野)いや でも江藤さん それは…
(江藤)京野さん

うちがやってる店の中でも
gakuだけは特別なんです

血統のいい丹後シェフを雇い
高級食材を使い

最先端の料理を提供する
赤字覚悟の星狙いや

せめてミシュランが関係ないときぐらい
ここも利益上げてくださいよ

お疲れさまです

(蛯名)おはよ
(平古)おい 邪魔すんなって

早く着替えてきて

ねえ マジで邪魔

(尾花)焼きジャケと卵焼き
里芋とシイタケのカボスのおみそ汁です

俺はおにぎりと そこにあった ぬか

ああ 上のところ かびてたから
捨てといたから それ もらった

(早見)尾花夏樹が何で和食なのよ
(尾花)帰国後は和食でしょ

(早見)いただきます

ん~ 和食も こんなにおいしいんだ
(尾花)いただきます

(早見)すげえな

(尾花)ん~

やっぱ日本の米 すげえな

(早見)どうするの?
ミシュランの星を狙うなら

2人だけの
ビストロやるわけにはいかないのよ

(相沢)生きてたんだね

(尾花)パリで何度か
お前のレシピ動画 見たよ

(相沢)サインでも もらいにきたの?

(尾花)女を紹介しにきた
こちら 早見倫子さん 独身

(早見)ちょ… っと
(相沢)相沢瓶人です

倫子さんは料理人?
(早見)は?

(相沢)爪 何もしてないから

(早見)あっ 女の勲章です
(相沢)素敵です

(尾花)彼女と一緒に
店を作ることになった

(早見)まだ何も決まってないんですけど
(尾花)一緒にやらないか?

(相沢)倫子さん お金ある?

(早見)はい?

(相沢)こいつ
最初に まず そう聞いてこなかった?

やっぱりね 尾花夏樹は
料理のためなら何だってする

あと女性にも手が早いから気をつけて

(尾花)一緒に やってくんないかな?

(相沢)答えはもちろん
絶対に ノンだよ

だまされちゃ だめだから ね…

(尾花)ん?

(平古)今日 冷製 3?
(コック)2です

(平古)じゃあ 予備で3かな
(コック)了解しました

(平古)皮目もう少しかな
(コック)はい

(松井)おはようございます~
ちょっと これ借りていいですか?

借りま~す

(平古)おい
(松井)えっ?

(平古)あのさ
何度言ったら分かんだよ

新入りが一番遅いなんて
ありえないんだよ

(松井)定時です それに

オープンまでには間に合わせるんで

(平古)絶妙に腹立つな

(京野)よう
(平古)京野さん

尾花さんが?
(京野)うん

新しい店をやろうとしてるらしい
(平古)あんなやつが いまさら店って…

(京野)なあ 祥平
誘われても絶対に断れよ

(平古)当たり前ですよ

せっかく京野さんに
仕事紹介してもらったんですから

(京野)どうだ?
(平古)順調ですよ

ホテル内のブッフェ部門 任されてます
(京野)ふ~ん そっか

で? あっちは?

ほら 前に結婚 考えてるって

(平古)ああ まあ そっちも順調ですよ
(京野)うん

家庭を持つなら なおさら
尾花には つきあうな

(平古)何 心配してんすか?
(京野)だって お前

誰よりも尾花に憧れて…
(平古)どうでもいいですよ あんなクズ

(電話のベル)

(丹後)ミシュランか?

(丹後)ミシュランか?

(従業員)お電話ありがとうございます
gakuでございます

(京野)ああ いえいえ
あっちは予約専用なんで

ミシュランからは いつも
こちらの事務用のほうに

(丹後)どう思う? 今年のコース

(京野)料理について私から丹後シェフに
言えることなんて ありませんよ

(丹後)尾花と一緒にパリで 二ツ星を
取った 京野さんの意見が聞きたい

(京野)gakuは

江藤オーナーが食材から調理法まで
徹底的にリサーチして

星を取るための料理を作ってる

(丹後)オーナーに使われてる時点で
俺は尾花より下ってことか

(京野)ほかの人の意見を
取り入れることができるのは

尾花にはない

丹後のすばらしい才能だよ

(丹後)ミシュランから電話があったら
知らしてくれ

(早見)どうするの?
(尾花)京野だな~

あいつさえいりゃ人を集められんだけど

(早見)ねえ
京野さんって そんなに重要?

(尾花)あいつは うちの店に絶対必要だ

で さっきから誰?
(芹田)あっ あの はい

芹田公一です 求人サイト見て来ました

(早見)求人サイト…
そんなことやってたの?

(芹田)世界一のグランメゾン作るって
ガチっすよね?

俺 そういう でっかい夢とかロマンとか
何か こう

本気で人生ぶっ込めることやりたくて
応募しました お願いします!

(早見)ひょっとして未経験?
(芹田)居酒屋で半年 バイトやってます

ちなみに得意料理は オム焼きそばです
(尾花)採用

(芹田)いいんですか?
(尾花)うん やる気を感じる

番号 入れといて
(芹田)マジかよ… あざっす!

(早見)あの でもね まだ うちは正式に
店をやるとか決まったわけじゃなくて

(芹田)え?
(尾花)店は必ずやる

準備ができたら連絡するから
(芹田)分かりました 連絡待ってます

一緒に てっぺん狙いましょう
おなしゃす!

(尾花)1人 見つかった
(早見)アルバイトでしょ!

あなたこそ バイト探してよ
いつまで居座るつもりなの

(平古)いきます
(女性)すごい 映えてる 映えてるよ

(相沢)アメリ 今日 楽しかった?
(アメリ)うん

(江藤)京野さん! 京野…

このワインリストどないなっとるんですか
(京野)精いっぱい

原価を下げたつもりですけど
(江藤)原価率 平均25% 高すぎまっせ!

(京野)いや でもワインの原価率は通常
50%前後ですよ 25%は最低ラインです

それ以上 下げるのは お客様に失礼です

(江藤)何 素人みたいなこと
言うとるんですか

きれいごとで飲食業ができますか?

高級レストランの10年生存確率はたった1%

生き残るためには誰だって何だってする

(京野)お客様を
だませってことですか?

(江藤)だますんやない 経営努力や

別のワインリスト作ってきましたから
これ つこうてくださいね

(早見)あの!
(京野)うわっ びっくりした

(早見)ごめんなさい 突然
(京野)あれ? あなた 尾花と一緒にいた

(早見)尾花さんのことで
相談があるんです

(京野)あいつが何か?
(早見)うちに居ついて

出て行ってくれないんです
何とかしてくれませんか?

お願いします

(早見)どうぞ

すいません
(尾花)お疲れ 座ってよ

(早見)どういうことですか?
(尾花)昔から困った人 見ると

ほっとけなかったもんな~ 特に女は

(京野)俺をだまして連れてきたんですか
(早見)いえ 嘘ではないんです

京野さん つれてこないと 一生
ここに居座るって脅されたので つい

(京野)お前な 関係ない人 巻き込むなよ

(尾花)関係なくないだろ
一緒に店開くパートナーなんだから

はい おわび飯
(早見)おわび飯?

(尾花)料理人は料理でわびるもんでしょ

(京野)謝りたくないだけだろ
(尾花)よいしょ

はぁ…
(京野)それ…

(早見)賄いごはん?
(尾花)うん

俺と京野がパリで修業してたときの
こいつの大好物

(早見)えっ 京野さんも
ランブロワジーで修業してたんですか?

(京野)もう昔の話です
(尾花)5種類の肉が入った

クスクスアラメゾンです
ボナペティ

(早見)どうぞ

(早見)ん~ ちょっと 臭みがあるかな

ゆずとか入れてみたら どう?
(尾花)おう おう おう

俺達の思い出の味にケチつけんなよ
(早見)え~ だって これって

アニスとかカルダモンとか
香辛料入れて

ニンニクと お肉のブイヨンで
味付けした トマト煮込みでしょ?

絶対 ゆずが合うと思うんだけどな
(京野)女性ならではの発想だ…

(尾花)男には これぐらい
ガツンとくるほうがいいんだって

(早見)それは2人とも
若かったからでしょ? 今はあなたも

ゆずが入ってたほうがいいって 絶対

それに 日本で食べるんだったら

クスクスの代わりにごはんでもいいかも
(尾花)ははっ 論外

(京野)こいつには
何を言ってもむだですよ

昔から こと料理に関しては
絶対に誰の意見も聞き入れませんから

(早見)あの 京野さん
何で料理人をやめたんですか?

(京野)例えば

同じ卵とバターを使って
全く同じ調理工程で

オムレツを作ったとするでしょ?
でも どういうわけか

作った人間によって味が変わる
(早見)不思議ですよね

(京野)うん

俺が修業してるとき

日本からやってきた
生意気な後輩の賄いを食って

初めて思い知らされたんです

どんなに頑張っても努力しても
埋められないものがあるんだって

(早見)その後輩って…

(京野)その頃 ランブロワジーには
丹後学もいたんです

(丹後)少し甘みが必要じゃないか?
(尾花)魚介に合わせんだから…

(京野)そんな連中が のし上がってきて
俺には もう居場所がなくなって

料理人を諦めたってわけです

(尾花)で 俺と組んでエスコフィユを始めた

店の人事や経理
広報活動にホール業務

ワインの管理とか
トイレのドアの剥がれたペンキに

見習いのコックのエプロンのしわまで
完璧に見てくれた

まあ 何より京野は 俺と一緒に
ランブロワジーで修業した料理人だから

誰よりも料理のこと知ってるし
ばかみたいに料理が好きだ

俺は エスコフィユを

世界一のレストランにしようと
思ってた

ホントに こいつとだったら
かなうんじゃないかなって思ってた

京野陸太郎以外に
そう思わせてくれる男は

この世界に絶対にいない

あっ

(京野)何だよ これ
(尾花)30万ぐらいはある

(早見)そんなの持ってたの?
(尾花)エスコフィユに借入金 あったよな

あれ 全部 お前が背負ったんだろ

俺が ばっくれたあと
首が回らなくなって丹後に頼んだ

だから丹後の店に行ったんだろ?

それで清算しろよ
そうすれば また俺と一緒に…

(京野)ふざけるな!

こんなんで足りるわけないだろ!
お前が ぶち壊したんだよ!

(京野)料理長にはな
すべての皿に責任があるんだ

アレルギー食材のコンタミネーションは
お前の責任だよ!

それに お前が
向こうの官僚を殴りさえしなければ

単なる混入事故で
まだ店は守れたはずなんだ!

それを どうせ くだらない理由で
殴っちまったんだろ

ほかのみんなのことなんて考えもせずに

(尾花)ああ

俺の料理を ばかにされたから殴った

(京野)そんな身勝手なやつと
もう一度 やれると思うか?

なあ! おい!

店を始めるっていうのはな シェフに
人生を預けるっていうことなんだよ

そんなやつに俺の人生 もう一度
預けろっていうのか! ふざけんな!

それに 金だけの問題じゃないんだよ!
俺には丹後の紹介で

江藤オーナーに救ってもらった
っていう恩義があるんだよ

お前なんかのために
gakuを辞めるわけにはいかないんだよ!

(早見)もう やめよう

無理よ
(尾花)まだまだ これからでしょ

(江藤)京野さん

ちょっと お話が

この女性シェフ
少し前 うちに食べにきて

一緒に来店してきた男と2人で
あなたに 粉かけてたそうですね

もしかして 引き抜きでっか?

(京野)誘われましたが断りました
仕事がありますので これで

(丹後)何で この女が
京野さんを誘ってきたんです?

女と一緒に うちに食べにきた男
っていうのは誰ですか?

(京野)尾花です

尾花夏樹です

(丹後)尾花が東京に…

(江藤)日本の恥と言われた
あのアレルギーシェフですか

これは おもしろい

(京野)彼女と新しく
店を開こうとしているようですが

無理でしょう

誰も ついていきませんよ

(早見)これ アルバイト情報

いい加減うちから…

(携帯着信)

(丹後)あなたのことは
何度か雑誌で拝見してましたよ

女性が作る家庭的なフレンチなんて
軽く言われてましたけど

おいしかった

うちに来ませんか?
(早見)えっ?

(丹後)あなたがその気でしたら
私の知識と技術を お伝えします

ゆくゆくはシンガポール
支店を出そうと思ってるんですよ

あなたの働き次第では
その店を任せてもいい

もしかして
尾花夏樹のことを気にしてるんですか?

(早見)どうしてそれを?
(丹後)うちの京野から聞いたんです

あなたが だまされてるって

(江藤)尾花さんに気を遣ってるなら
遠慮はいりまへん

この世界では 引き抜きは
当たり前のことやないですか

飲食経営の常識でっせ

(丹後)もちろん選択はお任せしますが

私は本気で
あなたと働きたいと思ってます

(早見)少し考えさせてください

(江藤)ここまでする必要あるんですか?

(丹後)尾花と私は 同じ
ランブロワジーで修業した人間です

同じ血統のシェフが東京で店を出すのは
gakuにとってもマイナスでしょう

(江藤)しかし あんな中途半端な女シェフを
ほかの店のシェフにするつもりなら

私は賛同できませんね
(丹後)あれは方便ですよ

若くて才能のあるコックは腐るほどいる
使えなければ切ってもらって結構です

(尾花)おう おかえり

(早見)どうやって入ったの?
(尾花)ん? 勝手口 開いてたから

ああ それより いい物件見つかったから
今度 一緒に見に行こう

(早見)勝手に入らないでください

(尾花)おお… 悪い

でも どうしても何か
料理したくなっちゃって

(早見)尾花さん アルバイトとか
探してます?

(尾花)いや まだ
(早見)なるべく早く出てってください

ってお願いしてますよね?
私のこと一体何だと思ってんですか?

とりあえず泊まれる都合のいい中年女
ですか? それとも いい金づるですか?

(尾花)世界一のグランメゾンを作る
パートナーだって言ってんじゃん

(早見)そんな夢みたいなこと言って

誰一人 尾花さんと一緒にやろうって人
いないじゃないですか

どこに行っても 誰に聞いても
尾花さんの悪口ばっかり!

そんなんで 世界一のグランメゾンなんて
できるわけないじゃないですか

(尾花)まあ 俺 日本の恥だしね
(早見)ふざけないで

私だって

30年間 この道でやってきたんです

分かりますよ

尾花さんのような人が
私みたいな大して才能のない料理人

本気でパートナーに選ぶわけないって

でも私 あなたを尊敬してたから

それで ちょっと
浮かれてしまったんだと思います

でも もう夢みたいな話は結構です
さっき 丹後さんに誘われました

私を
社員として迎えると言ってくれました

その誘いを受けることにします

(尾花)そっか
(早見)もう おしまい

出てってください!

(尾花)あんたに テナガエビ
エチュベを食べてもらったときだ

(早見)おいしい

(尾花)うん

(早見)すっごく おいしい!

(尾花)久々に思い出したよ
自分が料理を始めた頃のこと

おいしいって言ってもらっただけで
あんなに うれしかったんだって

それが
あんたをパートナーに選んだ理由だ

それに 俺の料理を食べて
あそこまで完璧に見抜ける人間は

今まで誰一人いなかった

あんたに才能はある

丹後の店で何か困ったことがあったら

京野を頼ればいい

(早見)絶対ゆずが合うと思うんだけどな
(尾花)ははっ 論外

(早見)素直じゃないな…

(江藤)あっ もしもし
レストラン gakuでございます

あっ お世話になっております

はい

そうですか…
分かりました 失礼します

ミシュランからや
(丹後)星は?

(江藤)二ツ星や!
(従業員達)よっしゃー!

(江藤)今日はお祝いや 開店前やけど
1杯ぐらいなら乾杯ええやろ!

(丹後)みんな 本当に頑張ってくれた
三ツ星には届かなかったが

オープンから2年目で二ツ星は快挙だ
この二ツ星を誇りに

来年まで また頑張ろう!
(従業員達)ウィ シェフ!

(丹後)いいところに来てくれました

ミシュランから連絡があったんです
二ツ星を取りましたよ

(早見)ああ… そうですか
おめでとうございます

(丹後)決心してくれたんですね
(早見)はい

(江藤)みんな 新しい仲間やで

(丹後)歓迎します

これは?

(早見)1000万円 入ってます これで

京野さんの借金を返済します
(京野)倫子さん!?

(早見)足りない場合は請求してください
(丹後)何を言ってるんだ

(早見)この店から
京野さんを引き抜きに来ました

(江藤)ご冗談を そんなことが
許されるわけないやないですか

(早見)この世界では
引き抜きは当たり前のことでしょう?

飲食経営の常識でっせ?
(江藤)なめとんのか あんた

(早見)あんたこそ
女だからって なめないでくれる?

(江藤)借金の肩代わりするだけで
京野さんが あんたみたいな

無名なシェフに
ホイホイついていくと思いますか?

(丹後)京野さん
またあいつと組むなんて

馬鹿なまねはしないですよね?

(京野)ええ

(早見)私 料理人を諦めたときの
京野さんの悔しさが分かります

私 星に こだわってきました

必死で頑張れば
いつか星が取れるって思ってました

だけど 尾花さんの
テナガエビのエチュベを食べたとき

どうやっても埋められない
力の差を感じて

料理人を辞めようとしました

そしたら あの人 言ったんです

一緒に星を取らないかって
(尾花)俺と一緒に星を取ればいい

(早見)一緒に
世界一のグランメゾンを作ろうって

(尾花)2人で一緒に

世界一のグランメゾンを作る
っていうのはどう?

(江藤)あほくさ 何やそれ

文化祭の模擬店開く学生レベルやな
(従業員達)ハハハ…

(早見)それを聞いたら
私 やってみたくなりました

誰よりも あの人のことを知っている
京野さんなら 分かりますよね?

尾花夏樹の料理には
人を動かす力がある

確かに 京野さんが言うように

尾花さん 最っ低の人間です
身勝手で適当で

誰の意見も聞こうとしない

でも
不器用なだけなんだと思うんです

だって
性根まで腐った最低の人間に

あんなに おいしい料理
作れるわけありませんよ

(尾花)申し訳ありませんでした
(官僚)誰がやった?

(尾花)すべて自分の責任です
(官僚)店の人間の

就労ビザとパスポートを出せ
移民が半数以上いるな

彼らの思想を把握しているか?
(尾花)それは どういう意味ですか?

(官僚)故意に混入させた
テロの可能性もある

(尾花)うちのスタッフを疑ってるんですか?

(官僚)そういう組織と つながりがある
人間が いるんじゃないのか?

(尾花)もう一度 言ってみろよ!

そんな頭して
官僚なんか やってんじゃねえよ!

(早見)正直どういう結果になるか
分かりません

でも これだけは言えます
うちの店で出す料理は すべて

京野さんがお客様に 自信を持って
おすすめできる料理です

あなたが 誇りを持って
お客様に提供できる料理しか

私達は作らないと約束します!
(江藤)あんた 何も分かってない!

ええ? 経営が何ていうのか…
(早見)京野さん ぜひ尾花さんと

一緒に お店を作りませんか?
力を貸してください お願いします!

(丹後)京野さん あいつが
どんな人間か分かってますよね

(早見)不法侵入ですよ!
(尾花)あれ?

た… 丹後のところに
行ったんじゃなかったの?

(早見)そんなこと言って

あの賄いを残していけば
こっちに来ると思ってたんでしょ?

人たらしな おじさんだよね

(尾花)分かってて来るなんて
馬鹿な おばさんだよね

(早見)もう一人いる
(尾花)もう一人?

(京野)お前のためじゃないから

倫子さんが借金肩代わりしてくれたん
だよ これからは 彼女のために働く

(早見)いい仕事したでしょ
ほら たまには他人を褒めて

口で言えよ

(京野)40坪ってとこか 家賃は?
(尾花)50万

(京野)安いな
(早見)ちょっと駅から遠すぎない?

(京野)ああ… なるほどね

まあ 確かにアクセスは悪いけど
でも むしろ

日常から離れた場所で味わう
料理のほうが

俺達の店にはふさわしい… だろ?

(尾花)うん うちに来た客は
もう一度 必ず帰ってくる

そういう料理とサービスの店を
俺達が作る

(京野)どうします? 店の名前

(早見)えっ 私!?
(京野)倫子さんがいなければ

このプロジェクトは始まらなかったわけ
ですから あなたが決めるべきでしょう

(早見)グランメゾン東京
(京野)コンセプトは?

(早見)世界最高のグランメゾンを
東京に作る! 以上!

(尾花)ま いっか それで
(早見)何その言い方!

ねえ本当に星取ってくれるんでしょうね
(尾花)何言ってんの?

星取るのは あなたでしょ?
(早見)え?

(尾花)グランメゾン東京の料理長は
早見倫子だから

(京野)尾花…
(尾花)俺の名前は前には出せない

それに あなたに星を取るって
約束しちゃったからね

(早見)じゃあ 私
東京で初めて一ツ星を取っ…

(尾花)三ツ星 狙うんだったら三ツ星だ

(早見)あり得ない! あり得ない…
(尾花)いいや!

早見倫子の店 グランメゾン東京は

新しい三ツ星のフレンチになる

(尾花)次は~ 赤身?

(久住)私 久住と申します
(早見)あの有名なフードライターの?

(久住)来年 東京で新規オープンするお店を
特集することがありまして

今日はとりあえず ご挨拶に
よろしくお願いします

(リンダ)ハロー?
(久住)久住です

本当に お店を
出すみたいですよ 尾花夏樹さん

(リンダ)そう
あんなことがあったのに懲りない人ね

(久住)3年前のナッツ混入事故ですか?
(リンダ)あれは殺人未遂事件

あのとき 誰かが わざと
アレルギー食材を混入させたのよ

きっとまた尾花を潰しにくる

(丹後)日本の恥と言われた人が
東京で買い出しですか?

(芹田)誰っすか この人?
(尾花)知り合い 知り合い

(丹後)京野さんは お元気ですか?

(尾花)おお! 化学実験に ずいぶん
贅沢すんな それ どこで買った?

(丹後)二ツ星を取った

(尾花)そんなにうれしいか
俺と並んだことが

(丹後)違う パリよりジャッジが厳しいと
言われている東京のフレンチで

俺は二ツ星を取った

楽しみにしていますよ
あなたの新しい挑戦を

(尾花)ああ 楽しみだな

次のミシュランの審査が