ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

大富豪同心 第2話 中村隼人、新川優愛、池内博之、石井正則、小沢仁志… ドラマの原作・キャスト・音楽など…

『土曜時代ドラマ 大富豪同心(2)「鬼姫の初恋!」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 行平
  2. 旦那
  3. 卯之
  4. 三国屋
  5. 豊後行平
  6. 先生
  7. 同心
  8. 八巻
  9. 美鈴
  10. お前
  11. ハハハハ
  12. 卯之吉
  13. 鬼姫
  14. 大名
  15. 丸山家
  16. 借金
  17. 当家
  18. 道場
  19. 披露
  20. 父上

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『土曜時代ドラマ 大富豪同心(2)「鬼姫の初恋!」』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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土曜時代ドラマ 大富豪同心(2)「鬼姫の初恋!」[解][字]

美鈴(新川優愛)の実家である溝口家の道場が襲われ家宝である宝刀・豊後業平が盗まれてしまう。同心見習いの卯之吉(中村隼人)は、溝口家を救うため立ち上がる。

詳細情報
番組内容
美鈴(新川優愛)の実家である溝口左門(山口馬木也)の道場が襲われ、家宝である宝刀・豊後業平が盗まれてしまう。同心見習いの卯之吉(中村隼人)は、溝口左門の弟子で大名の三男坊・梅本源之丞(石黒英雄)と共に、溝口家を救うために立ち上がる。卯之吉の子分を自負する荒海ノ三右衛門(渡辺いっけい)の調べで、徐々に奪われた刀の秘密が見えてくる。
出演者
【出演】中村隼人新川優愛池内博之石井正則,小沢仁志,村田雄浩,柳下大渡辺いっけい稲森いずみ竜雷太,千代将太,寺井文孝,越村友一,武田幸三石黒英雄山口馬木也,【語り】林家正蔵
原作・脚本
【原作】幡大介,【脚本】小松江里子
音楽
【音楽】佐橋俊彦

 

 


≪くせ者!

(美鈴)父上!
(溝口左門)美鈴!

逃すな!
はい!

♬~

≪退け! 退け 退け!

父上!

わしに構うな!
あれを盗まれてはならん! 追え!

≪随分と燃えてやがるぜ!
≪こりゃ すげえや!

「火事と喧嘩は江戸の華」とは
よく言ったものでございます。

(玉木弥之助)
村田さん! こんなに燃えてちゃ

俺たちには どうしようもないですよ!

(村田銕三郎)どけ こら…!

(尾上伸平)あいつ どこだ?
ついてきてたんじゃないのか?

また どこかで
へばってんじゃないですか?

こちらが
同心見習となった卯之吉でございます。

…といいましても すべては金の力。

実は豪商 三国屋の若旦那!

やっぱり 私には駕籠がいるよ…。

こんな所で立ち止まったら

出ますよ…。

≪(風の音)

うわ~!

この卯之吉 剣は使えず 走れず。

そして この年になっても まだ
お化けが恐ろしいのでございます。

大丈夫ですか? もう…。
しっかりしてくださいよ。

娘さん
あんたも よっぽど火事が好きなんだね。

そんな格好でやって来るなんて…。
はあ…?

まあ よく燃えてるからねえ…。

嫌なやつ…。

(梅本源之丞)火消しが来るぞ!
やじ馬! 道を空けろ!

見るからに
肝の据わった豪快な男でございます。

何やつだ? 下がれ!

火元は 俺の かつての師匠の家。 どけ!

何…?

(小声で)まずいですよ…
やつは 梅本家の三男坊…。

(玉木)大名の…?

俺は「南の猟犬」 うぅ…! 村田だ!

じゃ 俺と勝負するか?

≪(ざわめき)

源さんじゃないかえ?

おめえ… 卯之さんかい?

何でえ! そのなりはよ!

同心だよ。 見たら分かるだろ?

同心?
うん。

アハハハハ…!

何で 八巻が大名の息子と…。

あんなに仲が良さそうに…。

似合うかい?
よく似合ってるよ!

この2人
10代のころからの放蕩仲間でございます。

こいつらは 卯之さんの仲間ってわけか?
ああ。

よし… 分かった!

先を譲ろう。 ほら 行け。

せっかく こう言ってくれてるんですし
さあ…。

あとは お前がやれ。
えっ?

俺は 帰る。

(玉木)じゃ 俺も。

(尾上)あとは 任せた。
ああっ そんな…!

当家の不始末でお騒がせをいたし
面目次第もございません。

幸い 大ごとにはならず
お叱りで済むとは思いますが

まずは事情をお聞かせいただきたい。

一人稽古をしておりましたら
過って燭台を倒し

その火が障子に燃え移り
かくのごとき有様となり申した。

先生 それは嘘でしょう。
この道場のことは 私もよく知っている。

この太くて頑丈な柱や梁に
そうやすやすと火が燃え移るはずがない。

油をまかれ
火をつけられたのではないんですかい?

≪失礼します。

(源之丞)おお 美鈴殿 久しぶりだな。

まだ 剣術 続けていたのか?

当たり前です。
私が この道場を継ぐのですから。

さすが 鬼姫…。

鬼姫」?
こいつの あだ名だよ。

自分に勝った男のもとにしか
嫁には行かぬと。

でも まだ ここにいるってことは
お前に勝つ者は現れてないってことだな。

はい。 近頃の男は かよわすぎて
話にもなりませぬ。

(源之丞)ハハハハ…!

男手一つで育てた娘にございます。

剣を学ばせたことで
女としての幸せを奪ってしまいました。

私は 剣の腕を磨くのが生きがいなのです。

相変わらず勇ましいのう。
やはり 女を捨てた剣士は違うな。

≪(荒海ノ三右衛門)失礼いたしやす。

(荒海)子分どもに
近所を聞いて回らせたところ 昨晩

この道場から火の手が上がる前に
逃げてった連中がいたそうでごぜえやす。

押し込み強盗でしょうかね?

ヤットウの先生の家に
物取りに入る間抜けもいねえでしょう。

どうしても欲しいものを
盗みに来たってんなら別ですがね。

ここは
単刀直入に聞いてみることにします。

面倒だしね…。

お調べも早そうだ…!
さすが 八巻の旦那だね~!

こちらは 荒海の大親分。

大いなる勘違いのせいで

卯之吉に ほれ込んで
子分として働いております。

ゆうべの… 鬼姫さんだったんだね。

さて ここからは 正直にお話しください。

一体 何を盗まれたんですかい?

豊後行平ですか?

(源之丞)先生は浪人になる前は
さる大藩の重臣

先祖伝来の行平を守ってこられたのだ。

あれが盗まれたとは…。

(菊野)ほんに お上手に。

弟子入りしていた蘭方の先生の所で
覚えたんでがすよ。

まっ そのとき縫っていたのは
けが人の傷口ですがね。

さあ これでいいですよ。

ありがと。

卯之さんに
こ~んなことしてもらうなんて!

おやすいことさ。 できれば 毎日

菊野ねえさんの着物を縫って
暮らしたいくらいだよ。

さすが 一流の遊び人!
おっしゃりようが違いますね。

ハハハハ…。

何か… お似合いでがすよ。

えっ? 嫌ですよ!

私にとって卯之さんは
かわいい弟みたいなもの。

ねっ?
はい。

でも 話には続きがありましたね。

そちらも やっかいですねえ…。
何か?

近く さる大名のお屋敷で
御前試合が開かれ

勝ったほうが指南役として
召し抱えられるんだそうだ。

それで 先生が勝ったときには

その行平を
殿様に披露することになってるらしい。

じゃあ すぐに取り戻さないと。

けれど 誰に盗まれたかも
まだ分かっていないのに すぐには…。

なので 別の行平を
何とかして手に入れないと。

俺に貸せって言われても 田舎大名の家に
そんな名刀があるはずがねえ!

しょげ返ってらっしゃったそうですよ。

見てるのも
かわいそうなくらいだったって。

だったら
買い求めればいいんじゃないのかい?

それで済む話だよ。
おいおい 卯之さんよ…。

そういう刀は 将軍様でも
おいそれと手に入る代物じゃねえんだよ。

そうでげすよ! お刀ひとふりが
一万両といわれてるんです。

それぐらい
値の張る代物なんでございますよ。

そんなにするのかい?
ったく…。

そいつは弱りましたねえ。

三国屋さんなら
持ってるんじゃないかしら。

卯之さん
大旦那に聞いてみたらどうです?

私が?

せっかく
同心のお役に就かれたんですから

ここは一つ 頑張らないと。

(三国屋徳右衛門)これですよ。

とある御大名の借金の形として
預かっておる。

こんなものが一万両ねえ…。
ハハハ…。

これ 貸していただけませんか?
用が終われば すぐにお返ししますので。

ああ いいよ。 …と言いたいところだが

こればっかりはできない相談だ。

いかに かわいい孫の頼みだとはいえ
大事なお預かりものを

あっさりと貸すわけにはいかないよ。

それでは… しかたありません。

分かりました。

えっ? そ… それでいいのかい?

借りにきたんじゃないのかい?
そうですが

でも 貸してくださらないなら
しょうがないと…。

いや… いや そしたら おめえ

もう一度ぐらい 「頼みます!」と
食い下がってもいいんじゃないかい?

そうですかい?

では おじい様
ぜひ 貸していただけませんか?

お願いします。

う~ん…! よく言った 卯之吉!

よくぞ 食い下がった!

お前が わしに そこまで言ってくるとは
こんな うれしいことはない!

いや めでたい! さあさあ さあさあ…。

この刀 持ってってもいいよ。

置いてったのはね
たかだか四万石の木っ端大名。

利息も積もり積もって
到底 返済できるはずもない。

いかようにも その大名
焼くなり食うなり

好きにできるんだからねえ!
ハハハハ…!

ハハハハ…! ハハハハ…!

刀を悪党に奪われたのは 一生の不覚。

そのことが知られ 面目を失うより
死を選ぶのは侍として当然のこと。

父上…。

心残りは 我が流派を後世に伝えることが
できなんだこと。

お前が男であったならと
これまで何度も思うたが

今日ほど身にしみたことはなかった。

私こそ 男として生まれてこずに
申し訳ございませぬ。

かくなるうえは 男らしく
介錯つかまつります。

頼むぞ。

♬~

≪ごめんくださ~い。

豊後行平でございます。

(左門)あの行平?
では 盗賊を召し捕られたか?

残念ながら その行平ではなく
ちょっと お借りしてきたもので。

では… これをお貸しくださると?

はい。

ありがたい!

これで 父の面目も潰れずに済みます!

面目も大事ですが
これで腹を切らずに済みますね。

八巻殿…。

♬~

恩着せがましいことは
何一つ 口にしなかった。

町方にとどめておくのには 実に惜しい。

父上のおっしゃるとおりでございます。
私も あのお方を誤解しておりました。

♬~

まさに 真の男。

♬~

人助けしましたね 旦那。

どんなに大事な刀であっても
無駄に死んではいけません。

娘の美鈴さんの心に
一生消えない傷として残ります。

旦那…。

…と 大層なことを言っても
所詮 金の力で助けたんですけどね。

いけねえんですか? それじゃ。

手応えがないんですよ。
私が何かしたっていう…。

だから
生きてる気もしないのかもしれない。

この一件
何としても収めないといけませんね。

おっ? やる気になりましたね!
そうこなくっちゃ!

あの男が 今 評判の同心の八巻だ。

倒せば 我らの名が上がる。

≪(くしゃみ)

消えた?

気取られたか!

うっ!
うっ!

どうだ? わしの腕前は。

こんなとこに連れてきて
何を見せるのかと思えば…。

ほれ直したであろう?

まあね。
それより 何を買ってくれるのさ?

何でもいいぞ!

また三国屋から これで たんまり
銭がもらえるんだ。 フフ… さあ 行こう。

この男 徳右衛門が金で雇っている
卯之吉の陰の用心棒でございます。

あら…。
ああ 驚いた。

こんなとこに穴があるなんて…。

大丈夫でがすか? 旦那 ほら…。
助けてくれ…。

またまた 八巻卯之吉様の大手柄だよ!

市中を騒がせていた悪党どもを
懲らしめた!

同心の八巻様だ!

≪あれは人じゃない! カマイタチだ!

(尾上)八巻の取っ捕まえた2人は
人相書きの回っていた浪人でした。

あいつ やはり腕が立つんですよ。

(沢田彦太郎)なかなか やるではないか!
沢田様…!

お主ら! あの見習 頼んだぞ。

(3人)はっ!

沢田様も 目をかけているようですね。

それに ご老中の出雲守様とも
つながってるようだし

この前の大名の三男坊とも顔見知りだし。

えたいの知れないやつです。

おい! お前に頼んだ あれはどうした?

火事場の検分書だ!
書面で差し出せと言っておいたろ!

今 書いてます。

何 無駄にしてんだ! お前!
ただじゃねえんだぞ!

昨今はな 紙もばかみてえに
値上がりしてんだ!

へえ この紙がねえ…。

何だ…! ひと事みてえに
見習のくせしやがって!

奉行所の乏しい財布の中で
やりくりしてる身になって

考えろってんだ! 分かってんのか!
このハチマキ!

ヤマキです!

そして いよいよ
御前試合の日がやってまいりました。

♬~

旦那。

加治川の道場
子分たちに見張らせておりやす。

お願いします。

この御前試合が終わったあと
何か動きがあるはずです。

(太鼓)

(丸山肥後守)双方とも大儀である。

本日は 梅本家の御三男
源之丞殿も臨席する。

心して励むがよい。

はっ!

はっ!

三本勝負にござりまする。

双方 いざ!

始め!

いやっ!

♬~

いや~! ううっ!

(杉原)一本!

見事じゃ。

♬~

(杉原)二本目!

始め!

うりゃ~!

♬~

いや~! うっ!

(杉原)それまで!

いや~! うっ…!

見事! あっぱれじゃ!

いや~ 見事であったぞ。
聞きしに勝るものであった。

約束どおり 新たな指南役
そちに命ずることにする。

はっ! 身に余る光栄にございます!

時に 溝口殿。
はっ!

聞けば貴殿は
豊後行平を所持しているそうじゃが

それは まことか?
いかにも!

わしの家にも 家康公から直々に賜った
豊後行平の名刀があるのじゃ。

どうじゃ?
そちの行平 披露してはもらえぬか?

たってのご所望とあらば
かしこまりました。

ご覧にいれまする。

♬~

まさしく 豊後行平。 良き業物よ。

お待ちくださりませ。

恐れながら それは偽物にございます。

何?

なぜ 偽物だと言い張ることが
できるのでございますか?

貴様は一体 何者だ?

私は 南町奉行所の見習同心
八巻卯之吉と申す者にございます。

町方の同心?
誰の許しを得て このような所へ…。

私の恩人でございます。

それに 今 評判の
八巻卯之吉でございます。

ああ…! その方が…。

うわさは聞いておる。 カマイタチだと。

貴殿の刀は 正真正銘 本物の豊後行平だ。

そこで 頼みがある。

この行平を貸していただけぬか?

えっ?
えっ?

実は このたび 我が丸山家の行平を
上様に披露することになったのだ。

ですが 行平なら お持ちでは?

それが…
こうなったら何もかも打ち明けるが…。

今 当家にはない。

借金の形に取られてしまったのじゃ。

そこもとの行平は
まこと 殿様ご所蔵の行平に瓜二つ。

何とぞ 貸してもらいたい!

披露できぬとあっては 我らは
お家取り潰しの憂き目も免れぬ。

我らも なんとか
その借金を返し 取り戻したいのだが

当家の領地は 山ばかり。

よって 米も ろくに取れず
当家の勝手向きは まことに苦しき有様。

それに 借りた金は七千両だが
年に二割の利息を取られ

その利息が積もりに積もって
今では一万五千両にもなっておる。

あこぎな金貸しのせいでな。

日本橋の… 三国屋ですね?

ああ。 全額返済するまでは
質ぐさは決して返さぬと。

もはや人間ではない。
金の亡者 妖怪よ。

(ため息)

さて どうしようかねえ…。

大旦那に頼めば
なんとかなるんじゃないですか?

そうかもしれないね。 けれどねえ…。

あっ…。

こちらも早く仕上げないと
また村田様に叱られますよ?

ああ… そうだった。

書き損じばかりで 怒られたばかりだしね。

ですが
昨今 紙は値上がりしてますからね。

なんでも そのもとになる楮が
採れねえんでござんすよ。

どこぞの山でも拓かないと。

山?

やっこさん 動きだしましたぜ。

加治川七右衛門さん
もはや 言い逃れはできませんよ。

豊後行平を 溝口先生のお宅から
盗みだしたのは あなたですね?

貴様は… 八巻!

お主 師範の座を奪われないよう
行平を盗んだんだな?

その刀 持ち逃げして売り払う魂胆か?

俺は そんな汚え野郎が
大っ嫌いなんだよ!

おのれ 加治川! 下劣極まる!

こうなった以上
生かして帰すわけにはいかぬ。

者ども かかれ~!

♬~

さすが 鬼姫と言われるだけのこと
ありますね 旦那!

旦那?

まさか また?

八巻! お主の命 わしがもらう!

覚悟いたせ!

♬~

どうしたのです? 構えもせず
突っ立ってるだけではありませぬか!

何かある! 隙がありすぎて打ち込めん!

だめだ!

剣を振るわずして 相手を倒すなどと…!

これぞ まことの活人剣!

よく分からんが まあいい! 勝ったのだ!

旦那! しっかりしてくださいよ 旦那!

どうなった?
ご覧のとおりです。

≪でや~! いや~!

うっ! ああっ…!

このままでは終わらせん…。

≪(くしゃみ)
≪また くしゃみ?

消えた?

うわ! ああっ…!

背後から襲うとは卑怯千万!

それより 気配で身を隠すとは
やはり 旦那は カマイタチだ!

ん?

ああ 驚いた。
こんなとこに石があるなんて…。

もう しっかりしてくださいよ 旦那…。

(銀八)では 今から お奉行所
お知らせに行ってめえりやす。

今回の捕り物は
なかったことにしましょう。

えっ? ど… どうしてでがすか!
お手柄なのに!

申し訳ない。 わしのためだな?

奉行所に届けると 事の顛末が公になる。
「行平が先生のお宅から盗まれた」とな。

源さんの言うとおりです。

それに この人はもう
刀を持てません。

それでいいのではと。

(荒海)何も そんなやつ
手当てなんてしてやらなくても!

どんな悪党であっても
けが人を放っておけませんよ。

旦那…。

じゃあ これにて 一件落着ですね!

あと… 一つ残ってますよ。

これを返すと申しておるのか? 三国屋が。

はい。 それと借金は
大幅に引き下げるとのことでございます。

なんと…。
ですが その代わりに

丸山家がお持ちの山林を 三国屋が差配し
そこで採れる楮で商いをしたいと。

ちょうど 三国屋は 紙のもととなる楮を
売り物にしようと考えていたようです。

ありがたい話…。

八巻卯之吉殿

丸山家 四万石に成り代わり

このとおり 厚くお礼を申し上げる。

♬~

丸山家の山林を生かし
双方の利益につなげるとは。

さすが 大旦那のお孫さん。

それに それだけじゃなく 若旦那は

溝口先生の剣術家としての名を守るために
この一件

公になさらなかったようでございます。

人への思いやりを見せるとは…。

ふだんは
他人に関心のないふうを装ってても

その心は 本当 優しすぎるくらい
優しいお人なんですよ。

卯之さんやい! ハハハ…。

どうだい? 今から。

いいね。 じゃあ 着替えてきますから。

ああ!

おや? 誰だい?

美鈴でございます。

鬼姫さん…。

父の窮地をお救いくだされた八巻様に
お礼をしたいのです。

なので ここで働かせていただきたく。

ですが…。
もう決めました。

旦那…。

何しろ すご腕ですからね
怒らせたら怖いですよ?

分かりました。
じゃあ 気の済むまで働いてください。

ありがとうございます。

よう 何やってんだ?

ああ… 美鈴さんですよ。
かわいいでげしょ?

美鈴?

お顔が赤くなってますが?

うるさい!

私は 前の若侍姿のほうが好きですけどね。
凛々しくて。

えっ…。

♬~

次回は…。

(村田)天狗の神隠しだ?

私はね 捨てられたんですよ 幼いころ。

私が守って差し上げねば。

♬~

まさに妖怪。 並の人間じゃないねえ。

町方にとどめておくのには 実に惜しい。

危ない 危ない…。

こんなとこに石があるなんて…。

♬~

♬~

♬~