ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

4分間のマリーゴールド 第1話 福士蒼汰、菜々緒、横浜流星… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

金曜ドラマ「4分間のマリーゴールド」♯1【血の繋がらない姉への秘めた想い】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 花巻
  2. 江上
  3. 大丈夫
  4. 運命
  5. シロ
  6. ダメ
  7. 親父
  8. 磯辺
  9. 今日
  10. アドレナリン投与
  11. お前
  12. 傷病者
  13. CPA
  14. ホント
  15. 呼吸
  16. 沙羅
  17. お義父さん
  18. ショック
  19. 昨日
  20. 心筋梗塞

f:id:dramalog:20191012093240p:plain

金曜ドラマ「4分間のマリーゴールド」♯1【血の繋がらない姉への秘めた想い】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

無料で民放各局の動画視聴ができるTVerティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

[新]金曜ドラマ「4分間のマリーゴールド」♯1【血の繋がらない姉への秘めた想い】[字][デ]

この秋一番泣ける!命と愛に真正面から向き合った感動作!福士蒼汰菜々緒の切ないラブストーリー。1つ屋根の下に暮らす桐谷健太横浜流星との4兄弟のやりとりも大注目

詳細情報
番組内容
手を重ねた人の「死の運命」が視える能力をもつ救急救命士の花巻みこと(福士蒼汰)。一度視た運命は必ず現実となり、救いたいのに救えないジレンマを抱えながら、それでも日々救急隊として全力を尽くしていた。みことにはある秘密があった。それはひとつ屋根に暮らす血の繋がらない姉・沙羅(菜々緒)を愛してしまったこと。その想いは日に日に募るばかりで…。そしてみことはある日、沙羅の悲しい運命を知ってしまい…。
出演者
福士蒼汰菜々緒横浜流星、西村元貴、伊藤あさひ関水渚、鈴木ゆうか、麻生祐未、三浦誠己、西尾まり橋本じゅん桐谷健太
音楽
主題歌:平井堅「#302」(ソニー・ミュージックレーベルズ
音楽:兼松衆 櫻井美希
スタッフ
脚本:櫻井剛
演出:河野圭太共同テレビ)、城宝秀則共同テレビ) プロデューサー:橋本芙美共同テレビ
公式ページ
◇番組HP
http://www.tbs.co.jp/4mari/
◇番組instagram
https://www.instagram.com/4mari_tbs/
◇番組Twitter
https://twitter.com/4mari_tbs
@4mari_tbs

 

 


<(みこと)もし
運命というものがあるとして>

<決して
変えられないものだとして>

<人は
それを視たいと思うだろうか>

<もし 運命を視たとして>

<変えられない運命に
どう立ち向かえばいいのか>

<俺は まだ分からない>

<でも…>

<俺には 運命が視える>

<手を合わせた人間の最期の様子>

<その光景が 死の運命が視える>

(江上)花巻

花巻!

(江上)代われ 28 29 30
はい

1 2 3 4 5 6…
桜坂救急隊 江上です

全ての認定資格を持っています
青波区 発生

乗用車と自転車の交通事故
傷病者は27歳男性

CPA 右胸部に打撲痕あり
1 2 3 4 5 6…

磯辺 桜坂総合病院

(磯辺)はい

はい いきます 1 2 3

(磯辺)はい 閉めるよ

開けます

お願いします
下ろします

はい ゆっくり

(江上)はい 行こう

(江上)27歳男性 CPA 自転車走行中
乗用車に はねられ

右胸部に打撲痕
あと 骨盤骨折の疑いがあります

目撃者は いますか?
はい

車に接触して 5メートルくらい
飛ばされたようです

分かりました

1 2 3

点滴 お願いします
はい

よろしくお願いします
ご苦労さまです

おい 花巻 行くぞ

はい

<俺には 手を合わせた人の
死の運命が視える>

すいません あの あの
息子が 事故に遭ったんですけど

《哲郎 死ぬな 死ぬな 哲郎 哲郎》

こちらです ご案内します
すいません お願いします

<そして 必ず
その運命は現実になる>

<どれだけ 手を尽くしても
必ず現実に…>

シロ ご飯だよ はい どうぞ

(藍)みこ兄

シロ

早く 朝メシ 食っちゃって
うん

姉ちゃんも
(沙羅)は~い

おはよう

おはよう

シロ たくさん食べてね

(廉)あ~あ 一本負けだよ
しょうもねえ

まだ 怒ってんの?
1ラウンド優勢だからって

ナメたんだよ こいつ じゃなきゃ
負けるような相手じゃねえもん

だっせえ試合しやがってよ

おはよう
おはよう

おい みこと…

まずさ まず こうだろ

え~っ ちょっと…

倒したろ…
ここで 鉄つい

で こうきて
ここでさ ここ持っちゃったんだよ

で 90度にして 腰 入れて こう

イタタタタ…

ほら これで きまるだろ?

みこ兄 本気 出していいよ
いや 無理だよ

ああ いいよ ほら こいよ ほら

ほら ほら こい…

ちょっと待って 待てって 待て

うあっ!

みこ兄は
毎日トレーニングしてんだよ

レン兄なんかに
負けるわけないじゃん

「なんか」って お前…

俺だって
週2でトレーニングしてるし

今のは ほら あれだよ
あの 反則だよ

無理無理とか言って
油断させたもん ズルじゃん!

ダメじゃん 油断したら
ナメたら やられるよ

黙れ 卑怯者 よいしょ!
おおっ…

よし よし
だせえ試合

こっちか よいしょ!

朝から何?

沙羅 俺と みことと
どっちが強いと思う?

何 その質問 子どもなの?

ホント 大人のくせに恥ずかしい

大人の前に男なの 俺達は

うわっ!
どりゃあ!

あ~っ 痛い痛い 痛い痛い…
なあ?

おい 藍
うん?

お前 放課後
うちのジムに来い 相手してやる

やだよ レン兄と
ベタベタすんの汚い

(廉)汚いって お前

<子どもの頃 こういう
にぎやかな食卓に憧れた>

<父一人 子一人だった俺に>

<新しい母さんと
3人の兄弟ができたのは>

<9歳のとき>

<でも 父さんは
再婚後 すぐに亡くなって>

<母さんは
フリーカメラマンで不在がち>

<この家には
俺達 兄弟だけが残された>

よし よし

<兄の廉は警備員>

<弟の藍は高校生>

<血は つながらなくても
俺達は家族>

<そして 姉の沙羅>

はい
よ~し

いただきます

あっ みこ兄
明日からシロのご飯 俺がやるよ

いや 絶対ダメ!

あっ いや 楽しみだからさ

俺 シロに ご飯やるの

おいしそうに食べてるシロ
すんごいカワイイんだ

へえ~っ
溺愛だな お前

みことは ずっとそうじゃん ねえ

うん

<ずっと そう>

<これまでも これからもずっと>

<沙羅は 俺の姉>

<それは決して変えられない>

行ってきます
行ってらっしゃい

うん

シロ ほら シロも
「行ってらっしゃい」しな

みことは シロが大好きなんだと

行ってらっしゃ~い

行ってきます

ほら シロ 行くよ

<俺の姉>

<俺の愛する人>

♬~

夕方あたり 降るかもな

ホントですか?
うん

降らないといいですね
道が混むからな

おはようございます
おはようございます

おはようございます
おはようございます

おはようございます

おはよう

あれっ 眠そうだね 仮眠は?

(上田)とれませんでした
昨日は マジ忙しかった

すぐ慣れるよ
「すぐ」って いつですか?

花巻さんって 今は
救急は3年目

俺 3年も もつかな

とりあえず 寝たほうが
よさそうだね 引き継ぎは?

え~っ 昨日は出動9件で

心肺停止など
重篤な事案はありませんでした

了解 お疲れさま
お疲れさまです

あと 一応 確認なんだけど

こっちの番で 前の当直に
桜坂総合病院に搬送した

傷病者がいたでしょ
その後 どうなったか分かる?

おととい?
交通事故の 胸部打撲の

ああ 心破裂でダメだったって
聞きましたけど

お知り合いですか?

ううん ありがとう お疲れさま

失礼します

<子どもの頃 あるときから
人と手を重ねると>

<頭に妙な光景が
流れ込むようになった>

《ご臨終です》

<眠るように目を閉じる人や>

<見守る家族>

<時には思い出したくないほど
残酷なのもあって>

<いつからか俺は それを
視ないよう避けるようになった>

<それが
死の運命だと分かったのは>

<救急隊になってから>

<様々な人の最期に関わるうち>

<嫌な予感は 確信に変わった>

1 2 3 4 5 6

これより
車両資機材点検を開始する 号令!

よし!

花巻くん
気分が乗らないみたいだけど

どうせ あれだろ
おとといの事故の

あのとき 他に何か

もっとできることが
あったんじゃないかと思って

切り替えるしかねえだろ

お前 そうやって毎回
悩んでるつもりか?

ヒマじゃねえんだぞ
磯辺くん

言い方には気をつけようか

ただね 花巻くん

僕も磯辺くんの意見には
おおむね賛成だな

何にしろ 傷病者に
感情移入しすぎるのは よくない

少し冷静にならないとね

(アラーム)

救急出場
青波区梅崎3丁目2番5号

共同住宅 急病
出場隊 桜坂救急 20分

よし

青波区梅崎3丁目2番5号

共同住宅 急病
出場隊 桜坂救急 20分

(徹)親父 親父 しっかりしろ!

(有紀)お義父さん!
(オペレーター)落ち着いてください

両肘を真っすぐ伸ばして
胸が 5センチ沈むように

連続して行ってください
1 2

何だよ これ 分かんねえ

(サイレン)

救急車 来た

こっちです!

救急隊です

容体を確認しますので
胸骨圧迫を中断してください

はい

もしもし もしもし 意識なし

気道確保 呼吸 脈の確認

1 2 3

(磯辺)到着しました

呼吸 脈なし CPA CPR開始

(磯辺)はい AED装着します

1 2 3 4…

親父 孫が生まれんだぞ

顔 見なくていいのか おい!

はい 解析 離れろ
体から離れてください

お父様が倒れた状況を
説明してもらえますか?

知らねえよ
様子見に来たら倒れてたんだ

持病は何か?
高血圧だって言ってたけど

あっ あと 今朝の電話では
胸がつらいって

心筋梗塞

ショックは不要です
ただちに 胸骨圧迫と人工呼吸を…

桜坂救急隊 江上です 私は
全ての認定資格を持っています

青波区 発生 74歳男性…
1 2 3 4

親父 大丈夫ですかね?
大丈夫です 我々に任せてください

了解 伝えます
磯辺 湊山医療センターだ

次の30で乗せよう
はい お父さん 病院へ運びます

6 7 8 9 10

車内で 静脈路確保

アドレナリン投与する
はい

<救急隊の任務は傷病者を速やかに
医療機関まで送り届けること>

<でも 時には救えない命もあって>

<それが
仕方ないことなのも分かっている>

<だけど…>

《(江上)はい ショック 離れろ
花巻 アドレナリン投与 始めて》

《はい》
《(江上)モニター チェック》

《アドレナリンの投与は
済んでるんですよね》

《はい》
《厳しいな》

《親父…》

<それでも俺は>

<生きていてほしい>

<変えたら…>

花巻 何してんだ!

<何かを変えたら
運命は変わるかも>

早く固定しろよ!

江上さん ここで
アドレナリン投与しましょう

はあっ?
まずは乗せよう

投与は車内でも間に合う
それじゃダメなんです!

変えないと

おい 花巻!
もう いい! もめてる時間はない

これ お願いします
持っていてください

はい

大丈夫 山口さんなら大丈夫です

1 2

息子さんも一緒に
はい

お義父さんを
よろしくお願いします

はい

(江上)はい ショック 離れろ

体動あり

胸骨圧迫 やめ
はい

脈 呼吸あり

波形は洞調律 バイタル測って

はい

<初めて変わった>

<亡くなるはずの命を>

<死の運命を>

<俺の手で変えたんだ>

10時32分にアドレナリン投与

脈と呼吸は?
共に搬送中 10時39分に戻りました

親父
ここで お待ちください

お義父さんは?

大丈夫です
お孫さんの顔 見せられますよ

焦った 助かってよかった

息子さんの応急処置が有効でした

驚かれたと思いますが
素晴らしかったです

お義父さん
普段は一人暮らしなんです

たまに遊びに行くんですけど
今日は具合悪いから

今度にしてくれって
それを こいつ

心配だから見にいくって
聞かなくて

そうだったんですか

おかげさまで
赤ちゃんの顔も見せられます

お義父さんには どうしても
おなかの子に会わせたかったので

本当にありがとうございました
お世話になりました

行こう
はい

おいおい おいおい
お前 ちょっと細かすぎねえか?

600字しか入んねえんだぞ

はい
(江上)花巻くん

さっきは 一刻を争う状況だった

車内で移動中に投与すれば
時間のロスは最小限で済んだ

はい
それぐらい

普段の君なら分かったはずだ

まあ いいほうに出たから
よかったけどね

すいませんでした
二度目はないぞ

はい
勝手なことしたんだから

それもちゃんと書いとけよ
はい

(志乃)花巻さん
今 何で怒られてたんですか?

珍しいですよね
お前には関係ないから

ほら 向こう行ってろ
磯辺さんには聞いてません

ねえ 花巻さん 何したんですか?
えっ…

志乃ちゃん あのね

現場では冷静に
私情を挟まずにいこうっていう

前向きなアドバイス
怒ったわけじゃなく

なっ 花巻くん

あっ すいません

志乃ちゃんも救急隊を目指すなら

心に留めておいたほうがいいよ

どうしよう 私

現場に好きな顔の男性がいたら
張り切っちゃうかもしれない

はあ~っ そういう
レベルの低い話じゃないんだよ

でも モチベーションって
大事じゃないですか

だから それを高いレベルで
維持しろって言ってんの 隊長は

えっ なぜか私が怒られてる

花巻さん 助かりましたね

感謝してくださいよ

花巻くん 報告書 続けて

あの 姉さん
うん?

もう少し
体を離したほうがいいかな

背筋を伸ばして
こう 遠くを見るように

えっ 遠くを見たら
近くが見えないじゃん

えっ どういうこと?
そうだね えっと

ねえ みこ兄 運転 代わって
怖くて落ち着かない

ダメ みこと 勤務明けなんだから
寝てていいからね

前 見て ああっ!
ああっ!

えっ 着いた?
いや まだ

あっ そう

よかった 今日は みんなで来れて

お墓参り 4人揃うのって久々?

うん だと思う

暮らしたのは短かったけど
みことのお父さん 大好きだったな

甘党で 機械が苦手 早起きは得意

手が空くと 庭の手入れをしていて
その手伝いは楽しかったな

《(花巻)あっ》

《あっ カエルだ》

話を聞くのが上手で

実は こだわりが強くて

みことに似てるよ
気が滅入ると会いたくなる

あっ 持つよ それ
あっ ありがとう

あら~っ お若いのに感心ね

ご夫婦?

えっ ああ いえ…

そうなんです 今日が父の命日で

あら~っ 偉いわね

うちなんか仕事とか言って
全然 来ようとしないのよ

あ~っ そうなんですか?

いいわね 優しそうな旦那様で

ちょっと優しすぎるぐらいです
まあ いいですこと

完全に信じてたよ あの ご婦人

アハハッ
夫婦円満の秘訣まで

教えてもらった

しょうもねえことしてんなよ
ガキじゃねえんだから

よし OK

姉ちゃん 何それ?
甘いのばっかり

だって お父さん
甘いの好きだったでしょ

にしても 量がさ
全部 姉ちゃんの好みだし

お前 持って帰って食うつもりだろ

だって 置いてはいけないじゃん
ネコもカラスも来るよ

お前が お供えに 前のめり過ぎて
親父さんが遠慮すんだろ 控えろ

はい 遠慮なく

父さんの再婚には感謝だな

父さんが再婚しなきゃ

こんなふうに話せる
兄弟もいなかったわけだし

いちいち しんみりすんな
眠くなる

<レン兄は
いつも一番に お参りする>

<長男だからって>

<俺は それが嬉しい>

<藍だって まだ小さくて>

<父さんの記憶なんて
ないはずなのに>

はい どうぞ

<父さんも嬉しいでしょ>

<みんな
本当の父親みたいに思ってくれて>

俺ら 先 行ってっから お前は?

私は お供えを回収してから

昨日さ
うん?

あのときの父さんと
同じ症状の救命に出たんだ

心筋梗塞

うん 救急車が来るまで

近くの人に
応急処置を頼むんだけど

その息子さん ちゃんと有効な
心臓マッサージしてて

偉いなって

俺 父さんが倒れたとき

何もできなかったから

だって あのとき
みことは10歳だったんだよ

だけど…

《お父さんが 動きません!》

《☎(オペレーター)
お父さん 息はしていますか?》

《分からない》
《☎心臓マッサージ》

《☎教えたとおりにできそう?》
《分からない!》

《☎じゃあ 救急車が着くまで
お父さんに声をかけてあげてね》

《お父さん お父さん お父さん!》

《搬送 急いで!》
《≪はい》

《(読経)》

生きていてほしかった

みことは偉いね

そうやって いつも
誰かのために苦しんでる

いつも 誰かのためになろうとした

私 みことのそういうとこ

尊敬してる

誰かのために苦しむのは

俺が弱いからだよ

だけど それでも
誰かのためになろうとするのは

姉さんのおかげ

えっ?

《みことのせいじゃない》

《助けられなかったなんて
思っちゃダメ》

《それでも悲しいなら》

《これから色んな人
いっぱい助けたらいい》

《大丈夫》

《みことなら大丈夫だよ》

姉さんがいたから
俺は救命士になった

そんなの初めて聞いた

俺 救命士になってよかったよ

ありがとう

そう なら よかった

う~ん やっぱり1つ
置いてったほうがよかったかな

あ~っ 帰りも私が

大丈夫 ありがとう

行こう

よし シロ おいで

みこと ちょっといい?

協力してくれるのは みことだけ

藍は めんどくさがってダメだし

お兄ちゃんは
じっとしてられないし

俺でよければ いつでも

あっ 作品 増えたね

捨てられないんだよね 昔の作品

ダメだよ 捨てちゃ

でも 毎日 描いてるんだよ
寝る場所なくなる

じゃあ 買ってもらえばいいじゃん
個展とか開いてさ

う~ん

売れたこともあったんでしょ?
うん 美大 出たあとの

グループ展で いくつか
ほら

でも そういう売り絵になりそうな
ちょうどいい絵って苦手でさ

サイズとか 画風とか
合わせて描くの

面倒になっちゃうんだよね
う~ん

その都度 描きたいものを見つけて
じっと観察して描く

それで 十分っていうか
それが好きだから

そっか

大丈夫 絵は捨てない
描くのも やめない

やめたら 具合悪くなっちゃうよ

あっ そうだ
うん?

これ 見て

うわ~っ

うわっ 懐かしい

この世で一番 みことを見てるの
私だと思う

俺もだよ

うん?

あっ いや あの
モデルになってるときはさ

描いてる姉さんを見てるから

ああ なるほど そっか

うん

俺 もう寝よっかな

あっ うん

あっ みこと
うん?

いつもありがとう おやすみ

おやすみ

うわ~っ 今日の食事
花巻さんなんすか?

カレーだとよ

ああっ だったら最後のルウだけ
私 やりますよ

ダメ
はっ?

俺の当番なんだから
俺が最後まで やる

はあ~っ うまいメシ食いてえな
え~っ 食べたくないです

(アラーム)

救急出場
青波区梅崎3丁目2番5号…

花巻 行くぞ!
じゃあ ルウ 頼んだ!

え~っ

救急出場
青波区梅崎3丁目2番5号…

あれっ? ここって…
前回の心筋梗塞

《お義父さんには どうしても
おなかの子に会わせたかったので》

花巻!

こっち こっち こっち

もしも~し 意識なし

気道確保 呼吸 脈の確認

1 2
AED 装着します

呼吸 脈なし CPA CPR開始

状況を説明してもらえますか?

散歩に出たら 急に ここで倒れて

お買い物の
帰りだったようなんですけど

何か処置は?

ごめんなさい 私 何も…

体から離れてください

はい 解析 離れろ 代わって
はい

体から離れてください

(江上)桜坂救急隊 江上です
青波区発生 74歳男性

自宅の外で CPA
ご近所の方が発見し

119番通報です
ショックは不要です…

(江上)
数日前にもCPAで搬送しており…

山口さん 大丈夫

山口さんなら大丈夫

はい アドレナリン投与します
次で車内収容

《(江上)花巻 アドレナリン投与 始めて》
《はい》

28 29 30

《アドレナリンの投与は
済んでるんですよね 厳しいな》

《親父…》

<変えないと…>

はい 1 2 3
花巻 何してんだ!

江上さん 乗せる前に
今回も この場で処置を

花巻 CPR!
どんな状況か分かってるよな

でも…

どけ!

でも… 変えないと
1 2 3 4 5

花巻! 一刻も早く搬送する

(江上)い~ち にい

はい ショック 離れろ

代わろう
はい

花巻 静脈路確保
はい

アドレナリン投与 始めて
はい

先日 搬送し
心筋梗塞と診断された傷病者です

心肺停止後 20分が経過してます

1 2 3

はい モニター チェックして

アドレナリンの投与は
済んでるんですよね

はい

厳しいな

親父 親父…

親父…

それ…

これ お父様が…

(上田)おはようございます
おはようございます

おはようございます 花巻さん
引き継ぎ お願いします

あれっ
昨日 忙しかったんですか?

いや 昨日は出動4件

重篤な事案は…

心筋梗塞の傷病者が1件

了解しました お疲れさまです

結局 変えられなかった…

えっ?

花巻くん このあと
メシでもどうだい?

今日は帰ります

何でも おごるよ
いつものファミレスだけど

すいません

おいおい 何で お前が
被害者ヅラしてんだよ

山口さんが亡くなって つらいのは
ご家族で お前じゃないだろ

今みたいな態度はな
救えなかった現実を

ごまかしてるだけ
甘えてるようにしか見えない

磯辺くん

花巻くんだって
ホントは分かってるよな

最善を尽くしても 全ての傷病者を
救えるわけじゃない

それは仕方のないことで
はい

でも

それじゃダメなんです

<俺には 向き合わなきゃならない
運命があるから>

俺 今日も夜勤だからな
私 これから お教室

もう出るよ
あっ みことは?

まだ帰ってきてないんだよね

えっ? もう 昼すぎだぞ

寄り道でもしてんのかな

珍しいな

女でも できたか

行ってきます
(廉)行ってらっしゃい

(静香)あらっ 誰?
知らない子です

知らない子?
バスで見かけた赤ちゃん

カワイイな~と思って

何でも描くんだね

くせなんですよね
とりあえず描いとくの

それは どうして?

えっ どうしてだろう?

あっ たぶん 忘れないようにです

忘れないように
そう 忘れないように

もうちょっと詳しく

えっと おばあちゃんになって
死ぬまで たくさん見るでしょ?

カワイイのとか キレイなのとか
そうじゃないのも色々たくさん

せっかく見たのに忘れちゃうのは
もったいないから 描いとくんです

なるほど そういうのもあるか

はい

あっ やばい 行ってきます

ああ うちも

よっ

しっかり観察してくださいね

(菅原)いくら見たって
リンゴはリンゴ

だったら
それは観察が足りない証拠です

リンゴの種が見えるぐらい
しっかり観察してくださいね

超能力じゃねえんだから
種までは無理だよ

私ね 2~3回
見えたことあるんですよ

えっ?
えっ 菅原さん

見えたことないんですか?
うん

まだまだですね~

(携帯着信)

(呼び出し中)

(琴)藍くん 一人?

見て分かんない?
じゃあさ 図書館 寄ってかない?

一緒に勉強…
今日は無理

「今日も」でしょ?

いや 今日はホントに無理
買い出しあるから

受験生だよ 勉強より大事な
買い出しなんてある?

あるんだよ

こっちのほうが安いよ

それ ダメ 植物性は
コクが足りないってバレる

誰に?
姉ちゃん 明日 誕生日だから

ケーキ作んなきゃ
お姉ちゃんの?

そう
うわ~っ シスコン キモーッ

別にいいけど

藍くん 見た目はいいんだから
もっと笑ったほうがいいよ

今どき ツンデレとか ドSとか
はやんないから

はあ~っ
ほら~っ

そうやって すぐ 壁つくる
壁じゃなく

友達とか 彼女とかつくんなきゃ
まだ若いんだし うちら

そういうのマジで いらないから

そっか 迷惑だったら ごめん

いや そこまで
言ってないけど…

よかった 私も楽しい
いや 楽しいとも言ってないけど

じゃあ またデートしようね
えっ?

(原田)どうぞ~

お疲れさまでした

おはようございま~す
おう 廉ちゃん 廉ちゃん 廉ちゃん

原田さん あがってください
お疲れさん

お疲れさまで~す あっ

明日 すいません
代わってもらっちゃって

いや いいってことよ
廉ちゃん 夜勤 続いてたもんな

いや~っ もう
稼がないといけないんで

おっ? おいおい おいおいおい

これか?

いやいや そっちは全然っすね

またまた

彼女いない歴は?

えっ? もう何年っすかね

はるか昔からいませんよ
えっ もったいねえなあ

まあ 家族がいるんで
妹やら弟やらが

いやいや あれだって
ガキじゃねえんだろうが

いやいや ガキみたいなもんすよ

家長の俺が しっかりしないと

苦労してんだな 今度よ

キャバクラおごってやるぜ
あざっす!

お疲れっした あとはよろしくね
お疲れっした

ういっす

あっ どうも

ただいま
おかえり

ねえ みことは? 車ないけど

出かけてるんでしょ
っていうか 帰ってなくない?

いや それはない もう夕方だよ

でも 電話にも出ないんだよね

<結局 全部
俺が見たとおりになってしまった>

<いくら あらがっても
死の運命を変えられないとして>

<なぜ 俺には
そんなものが視えるんだろう>

<どうして
視なきゃいけないんだろう>

(足音)

姉さん
やっぱりね

何があったか知らないけど
たぶん ここだろうと思って

どうして?

あのときも そうだったでしょ

あのとき…

お父さんが亡くなったとき

みことは ここで一人だった

そのあとだって

一人になるときは必ず この灯台

だから

それとも 今は一人でいたい?

よかった

<そう 子どもの頃>

<落ち込むと いつも
この灯台だった>

<人けのない静けさが
心を落ち着かせた>

<そして 姉さんは いつも>

<ここで 俺を見つけてくれた>

<小さな肩で息をしながら>

<ただ必死に 俺のために>

《大丈夫 みことなら大丈夫だよ》

<姉さんは いつも
俺を慰めようと必死で>

<俺が泣くと 俺より泣いて>

<それが嫌で>

<でも すごく嬉しくて>

救命の仕事をしていると思うんだ

人生なんて
いつ終わるか分からない

幸せな毎日が突然 終わっても

不思議じゃないんだって

それが運命だって言われたら

俺には何もできない

救いたいのに

生きていてほしいのに…

大丈夫

みことなら大丈夫だよ

ありがとう

行こう
うん

あっ 明日までには復活しといてよ
何の日か忘れてない?

まさか

ホント いい加減にしないと
作んのやめるよ

ノー ノー ノー

できたら呼ぶから

お姉ちゃん 藍が料理してるの
たまらなく好き ずっと見てられる

あっそ
しかも今日は

お姉ちゃんのためだけに
してくれてるわけだしさ

おはよう
早くないよ もう昼

あっ よし

えっ もう飲むの?

別に早くねえんだろ?
もう 昼だぞ

あ~っ しみる

はあっ みことは?

ちょっと出てる すぐ戻るって

いらっしゃいませ
あっ すいません

これ ください 花束で

メッセージカード
どうしますか?

ああ いや なしで

そうだ なしだ

去年も そうでしたよね?
あっ はい

はい おめでとう
はい ありがとう

よし

あっ

はい シロ どうぞ 食べていいよ

ただいま
遅いよ お前 始めちゃったぞ

また それかよ
みこ兄は毎年だもんね

いいの 今年も楽しみにしてたよ

お誕生日おめでとう

ありがとう

ありがとう

はい 乾杯

お待たせ~
(3人)お~っ

はい
ありがとう 藍!

何を願いますか?

う~ん

今年こそ 絵で食えるように
なれますようにとか?

それは神頼みしない 自力でやる

無病息災とか?

う~ん

ダメだ 思いつかない

じゃあ いいから 火 消して
藍くん 歌って

いやいや 嫌だ嫌だ
♬~ハッピーバースデー トゥ…

じゃあ いいよ 乾杯
乾杯!

おめでとう
ありがとう

(廉)すげえな

いただきま~す
いただきま~す

みこと どうしたの?

マリーゴールドをさ

庭に植えるのは
どうかなって考えてたんだ

へえ~っ ここに?
意外と育てやすいらしいよ

へえ~っ
一年 咲くらしいし

マリーゴールドの庭か~

映画みたいだね
うん

でも いい
一年中 咲くマリーゴールドより

一年に一度 みことの花束がいい

俺は ちょっと恥ずかしい
買いにいくとき

大変ですね そうやって毎年

おじいさんになるまで
恥ずかしい思いするんだよ

うふふ

私が
おばあさんになっても贈ってね

うん

あっ でも 野生の
マリーゴールドは見てみたいかも

野生?
うん

どこで?
分かんないけど アメリカとか?

いや 東南アジアか
外国だ

うん 一緒に行こうよ

いいね

あっ あと
パプアニューギニアには

ホタルの木があるんだって

木に止まった大量のホタルが
一斉に同じく点滅するの

へえ~っ 何でだろう?

理屈は学者に任せればいいよ

大事なのは
どんなふうにキレイかってこと

見てみたいな~

あっ 私の願いは それだ

日本を出て
キレイなものをたくさん見たい

で また描くんだ

うん

仕事 頑張らないと
受け持ちの教室 増やしてもらって

もっと稼がないとね

イエーイ あったぞ ほら 花火!

それ いつの花火?
去年の

去年のは無理でしょ

お前 そうやってな 諦めるのは

簡単だけどな 諦めたら

そこで… いけ!

おっしゃ ほら 見たか!

よし お前も お前も いけ
みことも行こう

姉さん 覚えてる?

初めて会ったときのこと

覚えてる すぐ下に
弟ができるんだって

すっごく嬉しかった
藍は まだ赤ちゃんだったし

お兄ちゃんは
いつも威張ってたから

おい 早く来い 全部やっちゃうぞ

線香花火は?
(廉)えっ?

《(理津)気をつけて》
《重い 重い》

《ちょっと待って 一回 置こう》
《(理津)休憩する?》

《よいしょ》

《(理津)よいしょ よし》
《(花巻)どこ?》

《(理津)ホントはね もうちょっと 奥
行きたいの 行ける? よいしょ》

《差せ 差せ 差せ 差せ
差せ 差せ~っ!》

《あっ!》

《あっ 花巻みことです
こんにちは》

《廉 ちょっと こっち
手伝ってほしいんだけど》

《はあっ》

《こんにちは
あっ 僕 花巻…》

《知ってるよ
みことっていうんでしょ?》

《私は沙羅
あなたのお姉ちゃんになる》

《ほらね 私のほうが大きい》

《お姉ちゃんだからね》

<あのときは まだ分からなかった>

<俺の視たのが誰で
何を意味していたのか>

はい 競争ね

うん

このまま ずっと続けばいいのにね

<この光景を目に焼きつけたい>

<花火が消えてしまう前に>

あ~っ あ~あ

姉さん
うん?

あのとき
手の大きさ比べたの覚えてる?

こうやって

覚えてる

<俺は
向き合わなきゃならないんだ>

《聞こえますか? 聞こえますか?》
《聞こえますか?》

<一年後>

<28歳の誕生日>

<姉・沙羅は死ぬ>

さすがに もう
みことのほうが おっきいね

みことも行こう

(廉)インフィニティー
私にも ちょうだい

<もし それが運命だとしても>

<俺は諦めない>

<愛する この人を>

<死なせるわけには いかない>