ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

同期のサクラ 第1話 高畑充希、橋本愛、新田真剣佑、竜星涼… ドラマの原作・キャスト・音楽など…

『同期のサクラ#01』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 清水
  2. サクラ
  3. 社長
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  6. 明日
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  8. 土井
  9. 黒川
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  11. 自分
  12. 会社
  13. 非常
  14. 花村建設
  15. 社長賞
  16. 百合
  17. 未来
  18. 入社式
  19. 北野サクラ
  20. 本当

f:id:dramalog:20191010071702p:plain

『同期のサクラ#01』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

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[新]同期のサクラ#01[解][字][デ]

主演・高畑充希×脚本・遊川和彦
忖度できない女・サクラと、その同期5人の10年間を、1話1年ずつ描いていく人間ドラマ!

詳細情報
出演者
高畑充希橋本愛新田真剣佑竜星涼岡山天音草川拓弥(超特急)、大野いと相武紗季椎名桔平、他
番組内容
2009年。花村建設の新入社員・北野サクラ(高畑充希)は、新人研修で同じ班になった同期の百合(橋本愛)、葵(新田真剣佑)、菊夫(竜星涼)、蓮太郎(岡山天音)と共に、配属先の決定に影響する課題に取り組むことに。「故郷の離島に橋を架けたい」という夢のためには、決して忖度しない性格のサクラは、同期を巻き込み会社組織の中で、思わぬ事態を引き起こし……。
監督・演出
明石広人
原作・脚本
遊川和彦
音楽
平井真美子
制作
制作協力 AX-ON
製作著作 日本テレビ

 

 


(AIスピーカー) おはようございます
4月1日 午前8時です。

(AIスピーカー)
今日の東京の天気は曇り

予想最高気温は24℃。

(AIスピーカー) サクラさん
何かリクエストはありませんか?

(AIスピーカー) なければ 朝の目覚めに
お薦めの曲を流します。

(菅官房長官)
新しい元号は 令和であります。

(月村百合)
《ねぇ サクラ 覚えてる?》

《10年前に出会った時

私は あなたを初めて傷つける
人間になってしまった》

(若者たちが騒ぐ声)

すいません。

通行の邪魔なんで 人のいない所で
やってもらえますか?

≪行こうぜ≫

≪すごいね≫

≪よし じゃあ これで行こう!≫
≪終わった~≫

(土井)《サクラは あの頃から

どんな仕事も
自分が納得するまで

絶対 諦めなかったよな》

(土井) マズいです 非常にマズい。

(一同) え?

車椅子の人が曲がりづらいので
ここ 直さないとマズいですね。

(社員) またかよ。

(清水)《研修で
同じ班になっただけなのに

サクラは 俺たちのことを仲間だと
信じて疑わなかったっけ》

ありがとう! 助かります。

(清水) いえ… そうだ!

(清水) みんな仲間なんだし
写真 撮りませんか?

(木島)《何でも分かったような
顔しながら

実は不安でたまらなかった
俺たちに

サクラは 本当の大人になる
勇気をくれた》

私には夢があります。

蓮太郎。

おぉ 葵… お願いします。

(清水) おい 葵! 蓮太郎!
菊夫。

百合!

サクラは?

(心電計と人工呼吸器の音)

重い脳挫傷だから

意識が戻るのは難しいって…。

ウソだろ?

《お願い 目を覚ましてサクラ》

《私たちは
あなたがいない世界なんかに

生きていたくない》

♬~

♬~

(女)
≪ダメよ~ 隣に聞こえちゃう≫

(男) ≪まだ寝てるよ≫

(女) ≪ハァ… あぁ… あ~ん≫
(男) ≪あぁ…≫

(女) ≪ハァ… あ~ん!≫

(北野 桜)《じいちゃん
心臓の調子は どうら?》

《今日は いよいよ入社式らよ》

《買うてもろたスーツと靴
でぇじに使うっけね》

《行ってくっれ》

(小梅)
ね~え! どこ行く? ソウたん。

(脇田)
ウメたんの好きな所でいいよ。
え~ じゃあ じゃあ…。

すいませんが 朝から
なさっていることが丸聞こえで

お子さんのいるお宅も
困ると思うので

少し音量を下げていただけると
助かります。

(2人) はい…。

ありがとうございます。

♬~

(若者たちが騒ぐ声)

すいませんが
通行の邪魔になっているので

横に広がらないでもらえると
助かります。

ありがとうございます。

♬~

(シャッター音)

いいです。

非常にいい。

(清水)
もしもし 今から入社式っす。

先輩のおかげで
この日を迎えることができました。

我が応援部の名を汚さぬよう

頑張ります! オッス!
はい 失礼します。

この会社の未来は

引き受けましたから。

(すみれ) おめでとうございます。

野上哲也さん。

おめでとうございます。

おはようございます
慶応大学の月村百合です。

(すみれ) ハァ…。

マズい… 非常にマズい。

北野サクラさん?
はい。

もう始まるわよ 入社式。

すみません
興味深いデザインの建物を

いろいろ見つけたので
写真を撮っていたら つい。

何なら ご覧に…。
もういいから 早く入って!

(社長) 今 申し上げた
3つのプロジェクトを

今後10年間で成し遂げ

その後も 間髪を入れずに
他のゼネコンにはない

独創的な視点で この国の未来に
貢献して行くのが

我が社の大きな責務であり

気概と情熱を持って
取り組んでいただきたい。

(すみれ) 相変わらず長いな~。

(社長)
そして我が社は 上下の関係なく

オープンに物を言える
職場をつくろうと

改革を進めております。

新入社員の方々も
どうか 社内で私を見掛けたら

遠慮せずに話し掛けていただいて
今日の感想などを

聞かせてほしいと
思うわけでございます。

はい!
(社長) はい?

今 感想を言っても
いいでしょうか?

お~ あぁ どうぞどうぞ。

まず
全体的に話が長いと思いました。

(社長) え?
(ざわめき)

1つの文章も長いので

大変いいことを
おっしゃっているのに

それが伝わりにくいとも
思いました。

それから 3大プロジェクト の
ベイサイドヒルホテル の客室数は

670とおっしゃいましたが

760の間違いではないかと
思いました。

あと 「間髪を入れず」と
おっしゃいましたが

正確には 「間髪を入れず」
ではないかと思いました。

以上です。

(すみれ)
何やってくれてんのよ も~う…。

(社長) ん~ うん あぁ…。
(ざわめき)

(ざわめき)

(手をたたく音)
(黒川) いいね~。

(黒川) まさに社長の狙い通りだ。

実はね 社長は皆さんが
ちゃんと聞いてるかどうか

試すために わざと話を長~くして
言い間違いもしたんだよ。

それを君は 全て言い当てた。

実に見事だ。

ありがとうございます。
うん。

では 社長
お話の続きをお願いします。

ただし これからは
少~し手短にお願いいたします。

あぁ… 分かってる 分かってる。

ですから
その改革を続けて行くことが

我が花村建設の…。

皆さんのお世話をさせていただく
火野すみれです。

研修は3週間

最後の週は
5人1組で班になってもらい

皆さんが日本の未来に
残したいと思う

建造物の模型を
作ってもらいます。

え~ 人事部長の黒川です。

ちなみに その模型は最終日に

社長と役員に
審査をしていただいて

最も優秀な作品は

社長賞として
表彰されますので

ぜひ頑張ってください。
(新入社員たち) はい。

あの…。
何でしょう?

その審査というのは

私たちの配属先の決定に
関係あるんでしょうか。

いい質問だねぇ。

あっ…。

でも それを考えるのも仕事
っていうことで。

はぁ…。

班分けは 最後のページに
ありますので 確認してください。

(すみれ) ちなみに
丸印の付いている人が

各班のリーダーです。

何で俺にしとかないかなぁ。

月村百合さん!
はい。

清水菊夫君!
はい!

土井蓮太郎君!
何なんだよ…。

木島 葵君!

うわ…。

同じ班になった 北野サクラです。

なぜリーダーに選ばれたのかは
分かりませんが

粉骨砕身 頑張りますので

どうぞ よろしくお願いします。

♬~


じゃあ 明日から
よろしくってことで。

お疲れさまでした~。
お疲れっす また明日。

スゥ~~。

どうかした?
明日からのことを

打ち合わせしておいたほうが
いいんじゃないでしょうか。

みんなのことも
もっと知っておきたいし。

(土井) えっ?
あぁ… うん。

じゃあ 今から親睦会でも やる?
あっ いいね!

ねっ!
最終日の模型作りに向かって

チームワークも強化しといたほうが
いいし… で どこでやる?

(清水) あっ 俺
安くて いい居酒屋 知ってるっす。

あっ ごめん
私 静かな所のほうが…。

それに タバコが苦手で。

(清水)
じゃあ… 安くてうまい中華は?

(土井)
わ~るい! 俺 中華だけはパス。

なら 俺 近くに
うまいフレンチ 知ってるけど。

あ~ でも
高いところは ちょっと…。

何だよ 全然まとまんないじゃん!

どうすんだよ? リーダー。

私 知ってます。

静かで 禁煙で 中華でもなく
おいしくて 安い店。

ここです。


(リポーター)
村上春樹さんの最新長編小説

1Q84』のタイトルで
出版されるということが…。

こんにちは。
(オーナー) いらっしゃい。

なぁ ホント大丈夫なの? この店。

ただの喫茶店にしか見えないけど。

お酒もあるし
食事もおいしいんです。

頼んだら何でも作ってくれるし。

じゃあ
刺し身とか 鶏の唐揚げでも?

(オーナー) リクエストがあれば。
マジっすか…?

じゃあ 親睦会ってことで

取りあえずビールにしますか。
オッス! じゃあ ビール5つで!

すいません 私はウーロン茶で。

えっ 飲めないの?
いえ 今の気分は ウーロン茶なので。

マイペースだなぁ。

あっ じゃあ ビール4つと
ウーロン茶1つで。

(オーナー)
刺し身の盛り合わせと唐揚げ。
(清水) お~ 来た来た…。

本当に何でもできるんだ。
(清水) しかも うまいし。

会社の下見の後
たまたま見つけたんです。

へぇ~。

ところで 皆さんは
どこの部署志望なんですか?

あっ 俺も知りたい それ。
うんうん…。

百合ちゃんは?
あぁ…。

私は現場以外なら どこでも。
現場以外?

例えば 広報とか?
まぁね。

広報っすか…。
あぁ 広報だったら…。

ステキだと思いました。

百合さんみたいなキレイな人が
私たちの夢を伝えてくれたら。

うんうん…。
そうかな?

じゃあ 蓮太郎は?

一応 設計だけど。

(清水) 設計?
設計だったら…。

憧れます 設計。

ゼロから私たちの夢を
形にするのって

普通の人には
できないことだと思うし。

それほどのもんじゃないけど…。

じゃあ 菊夫は?

え? あ~ 俺は…。

自分のことを必要としてくれる
とこなら どこでもいいっす。

えっ こだわりとかないわけ?

あぁ 俺
大学で応援団にいたんで

仲間の応援するほうが
好きっていうか

頑張ってるヤツの力になりたくて。
あっ 応援団にいたんだ…。

なるほど 菊夫君みたいな
縁の下の力持ちがいるから

私たちが仕事に集中することが
できるんですね。

なら うれしいっす! ハハハ…。

あ~ 何かバラエティー豊かで
いいね 我がチームは ねっ。

ねぇ あなたは どこ志望なの?

おぉ。
俺は 都市開発部かな。

何で?
あぁ お前ら知ってる?

歴代の社長のほとんどは
新入社員の時

都市開発部に配属されてんだよ。
え~!?

ってことは
社長 目指してるの? もしかして。

いやいや… まぁ…。
若いのに

そういう情熱を持つのは
すごいと思いました。

ぜひ 葵さんが社長になって

私たちと一緒に
夢を叶えてください。

あぁ… 何か
そういう顔で言われると

うれしさより
圧を感じるんだけど。

ねぇ 何で いつも無表情なの?

その割に 仕事に関しては
やたら 前のめりだし。

すいません じいちゃんにも
よく言われます。

お前は真面目で堅過ぎるって。

それに

今日は入社式で
ちょっと緊張しているし。

えっ? 緊張してるんすか?

その割に
言いたいこと言ってたよな。

社長に。
(清水) うんうん。

それは 遠慮なく何でも言っていい
と言われたので。

いやいや… いくら 社長が
言ってたことが間違ってても

普通 空気読むって。
私たちのトップですし

より良いスピーチをしてほしくて。

あぁ そうっすね。
まぁ いいけど…。

君は どこ志望なわけ?

私は

土木です。

土木?

橋を架けるのは土木部なので。

へぇ~ 女の子なのに
珍しいっすね。 ねぇ。

私のふるさとは
新潟の美咲島っていうんですが

長年 島のみんなの願いだった
橋が架かることが決まり

その橋梁工事を 花村建設が
請け負うことになったんです。

(清水) あぁ~。

だから
どうしても ここに入りたくて。

そっか…。

よし じゃあ リーダーのためにも
模型作りでナンバーワン取って

みんなが希望の部署に行けるよう
もう一回 乾杯しよう。

いいっすね。
乾杯!

乾杯!
その前に…。

写真を撮りましょう。
(清水) え?

花村建設で初めて出会った
仲間なので 記念に。

お~…。
えっ いいけど…。

マイペースだなぁ。
お願いしていいですか?

行きますよ。

はい 同期!

(カメラのシャッター音)

じゃあ 私は そろそろ。

え? そうなの?
まだいいじゃん。

せっかくだし ほら
まだ料理も こんだけあって…。

足腰を鍛えるために
歩いて帰ることにしているので。

お会計 お願します。
マイペースだなぁ。

5000円!?
1人1000円?

じゃあ また明日。

(ドアを開ける音)

《じいちゃん
無事 入社式が終わったよ》

《社長とお話もできたし

充実した
入社式になったと思うて》

《それから ステキな同期と
4人も会ったんだて》

《みんなサクラと同じ夢を持って
入社した人ばっかりらがね》

《みんなと これから

定年まで 長っげぇこと
働くんかと思ったら

何らか胸がドキドキした》

(いびき)


≪今日も サクラちゃんから
FAX来たけ?≫

見せれって ほい… 見せれてば。

あぁ~。

したっけ なしてFAXらん?

電話らば声も聞けってに。

(北野柊作)
電話は好きでねえんだて。

耳も遠くなったすけ。

ホントは
行かせたねかったんじゃねえけ?

サクラちゃんが東京で
うまくやってけるとは

思わねえって フフフ…。

まぁ~ 仕方ねえか。

「うちの島に
橋を架けるのが夢ら」って

小せぇ頃から言ってたもんな

お父さんとお母さんに
あんげことがあったすけね。

では 皆さん 並んでください。

私 花村建設の
清水菊夫と申します!

(すみれ) ちょっと 元気過ぎる。

花村建設の… 土井蓮太郎です。

(すみれ)
あなたは もっと 元気出して。

花村建設の木島 葵です。

(すみれ) 君の場合 にやけ過ぎ。

花村建設の月村百合と申します。

いいけど 名刺は こう渡して。

あ… すいません。

花村建設土木部 北野サクラです。

まだ 土木って
決まったわけじゃないでしょ?

すいません。

(すみれ)
今から足場を組んでもらいます。

職人さんの指示に従って

くれぐれも
ケガのないようにしてね。

(サクラ:木島:清水:百合) はい!

≪あ~ 大丈夫ですか?≫
≪危ねぇ 危ねぇ…≫

いや お前… え~?

ちょちょ ちょっと!
大丈夫なの?

土木志望なんで。

(清水) すげぇ…。

あぁ~ やっと終わった。

お疲れさまでした。
お疲れっす。

スゥ~~。

えっ 何?

研修の後に出す模型
何を作るか相談しませんか?

あ~… でも…。

俺 クタクタなんだけど…。
うん…。

皆さんは 何か
作りたいものはありますか?

俺は もちろん
ナンバーワン取れるもので。

もう少し
具体的に言ってくれない?

だから ほら…
他の班に負けないような

インパクトがあって
かつ 会社が望むテーマにも

フィットするもの。
結局 アイデアなしかよ。

だから それをみんなで考えよう
っつってんじゃん。

そっちこそ 設計志望だろ?
何かないのかよ。

例えば

今 建設中のスカイツリー

完成する前に作るのはどうかな?

あぁ~。
いいけど…。

もし 本物と比較されて
見劣りしたら どうするの?

あ~ それはマズいねぇ。

じゃ じゃあ…
何か アイデアあるの?

百合… 月村さんは。

あっ ごめん
私 事務職志望だから

そういうの得意じゃなくて。
あ~ そりゃそうっすね。

じゃあ 菊夫は? 何かないの?

あぁ… おじいちゃんから孫まで
3世代が住める家は どうっすか?

いつか 田舎の家族のために
造りたいと思ってたから 俺。

それは 無理だな。
えっ 何で?

うちの会社は
一戸建て住宅 造らないし。

あっ ごめん…。
もう全然まとまんないじゃ~ん。

どうすんだよ? リーダー。

うちの島に
架ける橋にしませんか?

え?

まだデザインも決まっていないと
思いますし

自分で考えて作ってみたいんです。

なるほど うちが実際に手掛ける
プロジェクトを先取りすれば

会社に貢献する意欲を
アピールできる。

あっ いいじゃん!
いいっすね! うん。

デザインを考えてみたので
見ていただけますか?

おっ。
うん!

さすが リー…。

あ~… 絵心ないんだ。

すいません。

じゃあ 蓮太郎がリーダーから
イメージ聞いて 設計図に起こそうか。

え?

お願いします。

(清水) おぉ!
おぉ すげぇ 橋じゃん ちゃんと。

(清水) こういうことだったのか。

アーチと道路のバランスが
ちょっと…。

ん?

(清水) あっ…。

非常に良くなりました。

よっしゃ!
おっ!

じゃあ これで~。
…が

もうちょっと
デザイン性があったほうが。

非常にいい。

ホントだな?

ここだけ もうちょっと
シンプルにしましょう。

あ~ いい いい 俺がやる。

今度は どこが悪いんだよ…。

これです!

イメージ通りです!

すごいと思いました!

蓮太郎君 さすが設計志望です!

あっ 分かった っていうか…。

笑うんだ。

(清水) お疲れっす!

みんな これ よかったら。
気が利くね~ 菊夫君 ありがとう。

はい サクラちゃん…。

あ~ 大丈夫っすか?

あっ。
(清水) え?

(清水) 切った!?
あ~ もう いいから。

絵心もないし
手先も不器用なんだ。

あぁ どう? 新人たちは
何か問題ある?

例の北野サクラですけど
相変わらずマイペースだから

他のメンバーから浮かないか
心配で…。

そう?

確か あの子 採ろうって
おっしゃったの部長ですよね?

どうしてですか?
いい質問だねぇ フフ。

いいです… かなりいい。

よし! 勝てるぞ 俺ら。

じゃあ これを提出ってことで!
(木島:清水) イェ~イ!

スゥ~~。

(土井) えっ? 今度は何?

色がない。
え?

実際に島に架ける橋なんだから

色がないとマズいです。

じゃあ 何色にする?

うちの島は緑に囲まれた
美しい島なので

それに合う色が。
(土井) 例えば…。

こんな感じ?
(清水) お~ うんうん。

もうちょっと 爽やかなほうが。

(土井) う~ん…。

これは?
(清水) おぉ おぉ!

ちょっと 明る過ぎるような。

もっと具体的に
言ってもらわないと。

すみません
頭の中にはあるんですが

うまく言えなくて…。
じゃあ

ゴールデン・ゲート・ブリッジと
同じ色にしてみたら?

あれ どんな色だっけ?

(土井) こんな感じじゃ…。
(清水) いいっすね!

非常に近い… でも 何かが違う。

確か オレンジに黒を
ちょっと混ぜてあるのよ。

これです!

またしてもイメージ通りです!
感動です!

百合さん
なんてセンスがいいんですか!

分かった分かった…。

笑うと 普通にかわいいのにね。

(清水) ついに完成っすね。

じゃあ そろそろ帰りますか。

そうね お疲れさま。
(清水) お疲れっす!

お疲れさまでした!
いやぁ…。

スゥ~~。

またかよ… 次は何?

島がない。
えっ? 島?

島に架ける橋なんだから

本土とつながった感じにしないと
マズいです。

ジオラマ作るってこと?
あ~ 気持ちは分かるっすけど…。

そこまでやる材料も
支給されてないし。

じゃあ 私が明日 買って来ます。

いやいや 明日 土曜だし。
それに1人じゃ大変っすよ!

でも せっかく みんなのおかげで
ここまで できたんですから…。

まぁ ナンバーワン狙うなら
しょうがないか。

(清水) そうっすね。

ありがとうございます。

じゃあ また明日。

何これ。

ねぇねぇ 土って…
土って これでいい? うん。

あ~! リーダー遅いよ!
何してんの?

すいません
表参道 初めてなので

印象的な建物を
いっぱい撮っていたら つい…。

え? 何?
百合さん

今日は一段と 都会的というか…。

おしゃれさんだと思いました。

あ… ありがとう。

そっちは何ていうか…。

個性的っていうか
懐かしい感じのファッションだね。

ありがとうございます。

島に1軒だけある洋品店
おばちゃんのお薦めなんです。

あ~ そうなんだ。

はいはいはい~ お待たせっす~。

いつも悪いね 菊夫君。
(清水) はい サクラちゃん。

月曜からラストスパートで
頑張んないとな リーダー。

どうしたの?

初めて宇宙人に遭遇した
少女みたいな顔して。

あっ すいません。

みんな…。

ドラマに出て来る人みたいだから。

しかも 標準語だし。

(清水) ハハハ…。

島では 小学校から ずっと
私一人のクラスだったんで

憧れてたんです
表参道で こうやって

仲間と おしゃべりするの。

そうなんだ。

何なら 今から
表参道ヒルズでも行かない?

ん! いいっすね そうしようよ
サクラちゃん ねっ。

どうしたの?

人と車がない!

は?

橋を使うのは 人や車なので

ないとリアリティーがありません。

あぁ いや いいっすけど…。

そこまで こだわると
かなり時間かかるし。

大丈夫です
みんなで力を合わせれば。

私 買って来ます!
えっ?

ちょちょちょ…
ちょっと 待って待って…。

ちょっと~!


あ~ もうこんな時間だけど。

ホントだ いつの間に?

でも 何か こうやってると
学園祭とか思い出さない?

でも これは仕事なんだよね。

あの みんなは

これから社会人として ちゃんと
やって行く自信あるんすか?

何だよ? 急に。

俺は正直 言って
まだ学生でいたいけど

無理やり 大人になれって
言われてる感じだから。

しょうがないだろ
一生 遊んでは暮らせないんだし。

でもさぁ 本当に
この会社 選んで正解なのか

不安にならない?

まぁ タイムマシンでもあれば

10年後 どうなってんのか
見に行きたいけどな。

リーダーは どうなんだよ?

私は この橋が実際に架かったら

どんなにステキだろうと
思いました。

ねぇ 何で
そんなに橋を架けたいの?

橋があれば 両親が死なずに
済んだかもしれないので。

どういうこと?

私が幼い頃

母が島の診療所では治せない
病気になったんです。

でも その日は台風で
定期船が欠航になっていて

それで
父が無理やり船を出して…。

それで 2人とも…?

はい。
じゃあ 誰が育ててくれたの?

じいちゃんです。

だから じいちゃんが
生きてるうちに どうしても

橋を架けたくて。

あのさぁ

今の話を審査の時のプレゼンで
使っていいかな?

この橋が いかに島の人たちの
悲願だったか訴えんだよ。

未来の子供たちのため
だけじゃなく

橋がなかったせいで
命を落とした人たちのためにも。

そして 島で暮らす人たちが
毎回 この橋を見るたびに

胸を熱くするような
そんな願いを込めて作りました。

…みたいな?

何か ジンとしちゃった 今。
そういうの うまそうだよな。

ありがとうございます 葵君。

私が言いたいことを
全部 言葉にしてくれました。

それより 何十倍も感動的だと
思いました。

分かった分かった
笑うとイメージ変わり過ぎだから。

よし! じゃあ リーダー
最後に これ付けて。

ありがとうございます。

よっしゃ 完成~!
イェ~イ!

結構いいじゃない。

絶対 社長賞だって 俺ら。
(土井) だといいけど。

皆さん ありがとうございます!

絵心もないし 手先も不器用だし

しゃべるのも下手な私が

夢にまで見た橋を
作ることができました。

まぁ 俺は
大したことしてないっすけどね。

そんなことないです 菊夫君は
飲み物を買って来てくれたり

部屋の掃除をしてくれたり
みんなの荷物を持ってくれたり

いろいろサポートしてくれたじゃ
ないですか。

あっ… ありがとう。

っていうか 普段から
その顔でいてくれないっすか?

すいません 本当にうれしくないと
笑えないので。

あぁ… そうなんすね。

じゃあ 初任給も入ったことだし

お疲れ会ってことで
飲みに行きますか!

(清水) いいっすね!
スゥ~~。

あ~ もうやめてくれよ それ!
何?

嫌な予感しかしないんだけど。

マズい 非常にマズい。

だから 何が?

耐荷重が足りない!

この構造では 雪が積もったら
崩れてしまいます。

(土井) そうか?
北国の豪雪をナメてはいけません。

あ~ あまりにも
デザインが素晴らしいから

見た目ばかりに
気が行ってしまった…。

でも そうは見えないけど?
(清水) そうっすよ!

(清水) おぉ~!
な… 何してんの!?

ここに雪が積もれば

ここに負担がかかってしまって
ダメなんです!

いやいや
でも 締め切り 明日だし!

これで十分っすよ!
見た目は完璧なんだし。

会社も そこまでは求めてないと
思うよ? 模型なんだから。

私は欠陥があると分かってるのに
ウソはつけません。

もっといいものができると
分かっているのに

諦めることもできません
皆さんも そうでしょう?

い… いいけどさぁ

もし審査に間に合わなかったら
どうするの?

大丈夫です
仲間で力を合わせれば。

だから いいかげんに
してくんないかなぁ。

あんたが必死こいて
夢とか理想 語るから

こっちは気ぃ使って
付き合ってやったけどさ

そっちに振り回されるたびに
今まで こっちが

どれだけ迷惑してるか
分かってる!?

どんな時も妥協せず
自分の信念まっしぐら

みたいなこと言ってっけどさ

組織に入ったら
そうはいかないの。

上司の理不尽な命令や
クライアントのわがままなオファーに

従わなきゃならないの。

それが 大人になって
働くってことなの。

あんたみたいに生きられる
人間なんか

この世に1人もいないの‼

この際だから言っとくけど

私たちは あんたのこと
仲間とか思ってないから。

ただの同期入社で
たまたま班が同じになっただけ。

卵からかえったヒナが 最初に見た
相手を親と思い込むみたいに

私たちのこと
仲間とか言わないでくれる?

ハァ…。

まぁ 言い方は かなり
ハードだったとは思うけど

大体 趣旨は同じというか…。

あ… あまりに
キャラが変わったんで

ちょっと びっくりしたけど…。

もう ガキじゃないんだし

ここは大人になろうよ
サクラちゃん。

分かりました。

じゃあ…。

失礼します。

今日は
「また明日」って言わなかったな。

♬~

(においを嗅ぐ音)

♬~

《じいちゃん
体の具合は どうら?》

《今日 初任給が出たすけ
送るね》

《じいちゃんの作ったコロッケが
食べてぇ》

♬~

(ベル)

(FAXの受信音)

♬~

♬~

どうしたんすかね?
サクラちゃん。

昨日 あれだけ言われて
相当 ショックだったろうしなぁ。

私が悪いわけ?
いやいや

そういうわけじゃないけど…。

(すみれ) じゃあ 次はD班です。
(社長) うん…。

あれっ リーダーは?

あの… 昨日から
体調が悪そうだったんで…。

(黒川) お~! 見事な橋だねぇ。

はい 当社が着工する予定の
美咲島橋を

自分たちなりに考えてみました。

未来の子供たちのため
だけではなく

この橋がなかったせいで
命を落とした人たちのためにも

そして…。
(黒川) いいコンセプトですね~。

デザインも素晴らしいし。
ありがとうございます。

そうそう 耐荷重も
ちゃんと考えてるんだろうね?

それは まぁ…。

どれどれ?

(橋がきしむ音)

すいません! 遅くなりました。

この橋は試作品なので

入れ替えても
よろしいでしょうか?

どうぞ。
ありがとうございます。

どれどれ?

(黒川) お~ 見事だね~。

ねぇ? 社長。
ああ そうだねぇ。

ありがとうございます!

(すみれ) 次 E班です。
(社長) ああ。

あいつ 本当に作り直したんだ。

だったら 俺たちも
協力すればよかったかな。

今更 そんなこと
言わないでくれる?

それでは
審査の結果を発表します。

本年度 新人研修 模型制作
社長賞は…。

(社長) え~ それは…。

F班の商業施設です。

≪やった!≫
(拍手)

おいおい ウソだろ?
(拍手)

あんなのより 俺たちのほうが
ずっといいのに…。

あり得ない。

はい!

あぁ… また君か 何だね?

どうして あの商業施設が
社長賞なんでしょうか?

いやぁ それは…

我が社が未来に残したい建物の
イメージが

一番 よく
具現化されてるからですよ!

私は そうは思いませんでした。

何…?

あれは 社長が10年前に手掛けて
成功したプロジェクト とそっくりです。

もしかしたら あれを作れば

社長が喜ぶのではないかという
狙いがあったのかもしれません。

審査員の方も
それが分かったから

社長賞に
推したのではないでしょうか?

(ざわめき)

いやいや… 自分たちが
社長賞を取れなかったからって

いちゃもんをつけるのは
良くないなぁ。

私は社長賞にふさわしいのは…。

A班の保育園だと思いました。

え?

屋上を畑にするという
独創性といい

子供や保育士さんのことを
考え抜いた機能性といい

従来の発想にはない
素晴らしいものです。

まさに 我が社が未来に残すべき
建造物だと思いました。

以上です。

今のは 君個人の意見かな?

それとも リーダーとして

班の意見を代表して
言ったのかな?

言っとくけど 研修中とはいえ

会社に異を唱えるということは

本採用を取り消すことも
できるんだよ?

どうなんだ?

あ… それは…。

あくまで 私個人の意見です。

分かった。

(清水) 今でも考えるんだ。

あの時 俺も

サクラと同じだって言ったら
どうなったんだろうって…。

こんな俺のこと
仲間って言ってくれたのにな。

サクラのこと
守ってやれなかった。

ごめんね サクラ。

今なら分かる。

どうしてあんな
ひどいこと言ったのか…。

あなたと違って

夢も やりたいことも
なかった自分が

恥ずかしくて
たまらなかったんだ。

♬~

《じいちゃん
昨日はFAX ありがとね》

《今日は 配属先の発表らんよ》

《土木部に行けっと
いいんだけど》

(黒川) え~ 続きまして

土井蓮太郎。

はい。

設計部。

(清水) やったっすね。

木島 葵。

はい。

都市開発部。

はい。

清水菊夫。

はい!

営業部。

はい!

月村百合。

はい。

広報部。

はい。

ハァ…。

え~ 以上かな。

部長!
(黒川) ん?

北野サクラが まだ。

(黒川) あ~ 彼女はクビだから。

え?

冗談だよ~。

北野サクラ。

はい。

採用取り消しにはしないが

人事部で預かることにする。

♬~

サクラ。

♬~

諸君!

明日は もっと
いいものをつくろう。

(4人) え?

サグラダ・ファミリアを
造ってる時

ガウディが毎日
スタッフに言った言葉なんです。

大好きで… 私。

…とか言って

本当は
落ち込んでるんじゃないの?

そうだよ。

1人だけ希望の部署に
行けなかったんだから。

私には夢があります。
え?

ふるさとの島に
橋を架けることです。

分かったわよ それは…。
私には夢があります。

一生 信じ合える
仲間をつくることです。

私には夢があります。

その仲間と

たくさんの人を幸せにする
建物を造ることです。

それだけは諦められないので…。

私は

自分にしかできないことを
やります。

じゃあ また明日。

♬~

《そうだね サクラ》

《あなたは この後の10年も
自分のやり方を貫いて

次々と問題を巻き起こした》

♬~

(シャッター音)

いいです。

非常にいい。