ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

監察医 朝顔 第11話 最終回 上野樹里、時任三郎、風間俊介… ドラマの原作・キャスト・音楽など…

『監察医 朝顔 #11【今夜涙の最終回!今夏一番の話題作、娘と父の命の物語】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

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  19. 熊田
  20. 桑原君

f:id:dramalog:20190924073724p:plain

『監察医 朝顔 #11【今夜涙の最終回!今夏一番の話題作、娘と父の命の物語】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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[終]監察医 朝顔 #11【今夜涙の最終回!今夏一番の話題作、娘と父の命の物語】[字][デ]

今夜感動の最終回!法医学者の娘と刑事の父…2人の命の物語、ついに完結!妻として母として、朝顔が向き合う真実とは

詳細情報
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「FIVBワールドカップバレーボール2019 女子 日本×ケニア」延長の際、放送時間繰り下げの場合あり。
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【公式HP】
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番組内容
深夜、朝顔上野樹里)の元に茶子(山口智子)から連絡が入る。山梨県で発生した大規模な土砂災害に対し、興雲大学法医学教室に応援要請があったのだ。朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)を平(時任三郎)に任せ、法医学教室へと急いだ。
事故直前、現場には、桑原(風間俊介)と神崎(市川右團次)の姿があった。反社会組織とつながり、違法な開発や投棄を行っている建設会社を追っていた桑原たちは、情報提供者の現場監督・赤井
番組内容2
笠原秀幸)に会い、彼の案内で不法投棄の現場を見に行っていた。
朝顔は、茶子、光子(志田未来)、高橋(中尾明慶)、絵美(平岩紙)とともに不測の事態も想定してさまざまな機材や書類を準備。法医学教室の解剖案件は藤堂(板尾創路)と熊田(田川隼嗣)に任せて現地へと向かった。早朝、災害対策本部が置かれた市民センターに到着した朝顔たちを迎えたのは、離婚して山梨県警の検視官に復職していた伊東(三宅弘城)だった。
番組内容3
事故から一夜が明け、被害状況も徐々に明らかになっていた。土砂崩れによって下敷きになったのは、老人ホーム、建設現場のプレハブおよび社員寮、三棟の民家だという。しかし、二次災害の危険があることから、死傷者の数はまだわかっていなかった。待機を指示された茶子は、その間に他大学の法医や地元の医師、警察・行政関係者らと連携し、遺体安置所の設営を進める。ほどなく、そこに遺体が運び込まれてくるが…。
出演者
上野樹里 時任三郎 風間俊介 志田未来 中尾明慶 森本慎太郎(SixTONES/ジャニーズJr.) 藤原季節 坂ノ上茜 田川隼嗣 喜多乃愛 宮本茉由 加藤柚凪 ・ 戸次重幸 平岩紙 ・ 石田ひかり ・杉本哲太 板尾創路 山口智子 柄本明
スタッフ
【原作】
原作:香川まさひと、漫画:木村直巳、監修:佐藤喜宣「監察医 朝顔」(実業之日本社) 
【脚本】
根本ノンジ 
【音楽】
得田真裕 
【法医学監修】
上村公一(東京医科歯科大学) 
【法歯学取材】
斎藤久子(千葉大学) 
【プロデュース】
金城綾香 
菊地裕幸 
【演出】
平野眞 
澤田鎌作 
【制作】
フジテレビ

 

 


≪うっ ん… ああ…。

んっ! あ… ん… うっ!

ハァ ハァ…。

(赤井)あれ? 刑事さん!?

刑事さん! 刑事さん!

≪うっ…。
(赤井)あ… あっ!

(赤井)大丈夫ですか!?

大丈夫ですか…。

あれ? もう一人は?
(神崎)桑原?

(赤井)桑原さん…。
(神崎)クワ!

(赤井)桑原さん!
(神崎)クワ!

(赤井)桑原さん!
(神崎)クワ どこだ!

クワ!
(赤井)桑原さん!

(神崎)クワ!

(神崎)クワ!
(赤井)桑原さん!

(神崎・赤井)あっ!
(神崎)クワ! クワ! いた!

(赤井)大丈夫ですか!?

今 行きます!
(神崎)クワ 大丈夫か!?

(赤井)起こしますよ。 せ~の。

(神崎)クワ… よかった!
(赤井)あ~ よかった!

(神崎)クワ 生きてた!

(平)起きちゃったか。
(朝顔)うん。

つぐみは?
(朝顔)寝てる。

パパに ずっと会いたいって
起きてたんだけどね。

(平)桑原君 最近 忙しいからな。
県警は 仕方ないね。

 

もしもし。

(桑原)もしもし 朝顔
桑原君。

(桑原)落ち着いて聞いて。

(桑原)山梨で
土砂崩れに巻き込まれた。

土砂崩れ!? ケガは?
(桑原)大丈夫。

(桑原)でも 服がドロドロ。
これ洗濯機入れたら怒られるやつ。

ホントに 大丈夫なの?
大丈夫。

まだ ドキドキしてるけど
朝顔の声 聞いたら 落ち着いた。

つぐみは? 寝てる?

寝てるよ。

だよね。 取りあえず
状況 分かんないから

山梨県警 行ってくるわ。

うん 分かった。

あした 帰るね。
うん。

おやすみ。
頑張って。

桑原君。
あした 帰るって。

はい。

はい。

朝顔

茶子先生。

≪(つぐみ)ママ~。

つぐみ。 どうした?

(つぐみ)ママ…。
うん?

(つぐみ)どっか行くの?

お外で 今
雨 いっぱい降ってるでしょ。

たくさんの人
ケガしちゃったんだって。

だから ママ これから
お仕事 行ってくるからね。

パパは?

パパも 今 お仕事
すっごい頑張ってるんだよ。

パパもママも お仕事 終わったら
すぐ帰ってくるからね。

つぐみ ママに
いってらっしゃいしようか。

ママ 死んじゃうの?

つぐみ残して
死ぬわけないでしょ。

ちゃんと ママ 帰ってくるよ。

じいじの言うこと
ちゃんと聞ける?

うん。 じゃあ いってきます。

よーし。
いってらっしゃい 気を付けて。

うん。

おやすみ。

ねんねしよっか。

お疲れさまです。
(光子・高橋)お疲れさまです。

現場の状況 どうですか?
(高橋)まだ詳しい被害は

分かってないみたい。
(藤堂)お疲れさまです。

(一同)お疲れさまです。

(茶子)
皆さん 深夜に すみません。

山梨県 守山で
大規模な土砂災害が発生しました。

(茶子)かなりの死傷者が
出たもようです。

先ほど 応援要請が入りました。

間もなく 災害対策本部が
設置されるそうです。

(藤堂)遺体安置所が
できるかもしれんな…。

(茶子)では 現地に向かうメンバーを
決めたいと思います。

(絵美)私 同行します。
今 法歯は 一人でも多く必要です。

(光子)私も行きます。
(高橋)僕も。

ありがとうございます。

ただし 通常の解剖業務で
慣れてはいても

災害現場で
たくさんの方が亡くなるのを

目の当たりにするのは
まったく違う経験です。

ご覚悟は よろしいですか?

私も行きます。

同行させてください。

(熊田)僕も 手伝わせてください。
(高橋)クマちゃん 台車 持ってきて。

(熊田)はい!
(絵美)光子 デンタルチャートの用紙と

死体検案書 どれくらい出した?

100枚くらい入れましたけど。
(絵美)あと100 お願い。

そんなに?
(絵美)泥で破けて

何回も書き直すことになる。
余ってもいいから出しといて。

はい。
あっ 3枚つづりになってる

検案書がいいかも。 あれだったら
コピー機がなくても大丈夫だから。

なるほど。
(熊田)あっ 僕 持ってきます。

一応 防毒マスクも出しとくね。
ありがとうございます。

(藤堂)食料 水 災害食
車に積んどいたで。 5日分。

(一同)ありがとうございます。
(光子)あっ クマ

それも積んどいて。
(熊田)これは?

(高橋)携帯用X線
これでね レントゲンが撮れちゃう。

えーと じゃあ こっちから
もう運んじゃってください。

(藤堂)はい。
車に お願いします。

(茶子)隙間 あいてるから
荷台 入っちゃうわ。

(熊田)これ 何なんですか?

(茶子)備えあれば憂いなし。

(高橋)え~ 守山市民センターが

警察の災害対策本部に
決まったそうです。

(茶子)では 参りましょう。

藤堂先生 熊田君 留守中の解剖
よろしくお願いいたします。

任せてください。
皆さん よろしくお願いします。

(茶子)いってまいります。
(一同)いってきます。

(熊田)お気を付けて。
(絵美)よろしくね。

(ノック)

(警察官)失礼します。
弁当 お持ちしました。

(桑原)ありがとうございます。
(赤井)あのう…。

(赤井)
うちの宿舎 大丈夫でしたか?

プレハブより下に
現場の人間の宿舎があるんです。

今 被害状況を確認してますが
かなり広い範囲のようです。

救助隊も向かってますので。

失礼します。

(リポーター)一夜明けて
被害状況が見えてきました。

建物が いくつか
土砂に巻き込まれているようです。

じいじ。
ん?

(テレビを消す音)
どうした?

ご飯 食べよっか。

手 拭こう。 はい。

よし。 OK。

いただきます。
いただきます…。

ほら つぐみの好きな
ジャムトーストだよ。

つぐみが食べないなら
じいじが食べちゃおうかな~。


あっ 電話だ。

 

もしもし。

もしもし。

ちょっと待ってね。

はい ママだよ。
ママ!

つぐみ ちゃんと起きた?
起きた!

うん。 じいじの言うこと
よく聞いて ちゃんといい子にね。

(つぐみ)うん!
朝ご飯も食べるんだよ。

うん。
ほら 食べて。

今 どの辺り?
もう 山梨 着いた。

そっか。

つぐみ さっきまで
しょんぼりしてて

朝ご飯 全然 食べなかったんだけど
今は パクパク食べてる。

寂しかったんだろうな。
そう…。

じゃあ 気を付けて。

うん。 じゃあ つぐみ よろしくね。

ママに 頑張ってって。
頑張って!

頑張る。 ありがとね。
バイバイ。

じゃあ。

朝顔先生。
ありがとうございます。

じゃあ 行きましょうか。
(光子)はい。

おはようございます。
(一同)おはようございます。

(岡島)平さん ひどい状況です。

(リポーター)
建設現場のプレハブ 社員寮

さらに 3棟の民家が 下敷きに
なっているということです。

依然として 死傷者の数は
分かっておりません。

(森本)あっ 興雲大学の車だ。

(江梨花)今の高橋さんと
光子先生じゃない?

(山倉)朝顔先生も
行ってるんですか?

はい。

(茶子)洗い場 作りましょうよ。
で まず 泥を落として。

そして 一番奥に
テーブルを4つセッティングして。

≪やはり 皆さんでしたか。

伊東さん!
(伊東)ご無沙汰しております。

実は 去年 離婚しまして…。
(絵美)えっ!?

(伊東)今 山梨県警にいるんです。
(絵美)色々あったんですね。

はい…。

どうぞ 今日は
よろしくお願いします。

(一同)お願いします。

(伊東)お願いします。

おはようございます。
(一同)おはようございます。

山梨県警 検視官 伊東と申します。
ご協力 感謝します。

では 把握しているかぎりの現況を
報告します。

現場は 山梨県 守山付近。

昨日の豪雨で地盤が緩み
土砂崩れが発生しました。

下敷きとなっているのは
老人ホームと

建設会社のプレハブ事務所
および 社員寮。

さらに 3棟の家屋が
被害に遭っているとみられます。

ただ 事故の全貌は
まだ 把握しきれておりません。

というのも 現場付近が
非常に 地崩れしやすい地域で

二次災害の危険があります。

現在 救助隊が
慎重に捜索活動を行っております。

先生方は しばし
こちらで待機していてください。

(茶子)はい。
(伊東)どうしました?

今 やれることは
たくさんあります。

(伊東)オーライ オーライ…。
こっち こっち。

この辺ですかね。
(絵美)うん OK。

平行に。
で 間 ちょっと開けてください。

で ボードは…。

(熊田)先生たち 何で
あんな早くに 行ったんですかね?

(藤堂)
遺体安置所 作らなあかんやろ。

遺体安置所って
そんな早くに必要ですか?

理想は ご遺体が到着するまでに

受け入れ態勢を
万全にしとくことやな。

ただ 作るまでが大変やねん。
(熊田)はぁ~…。

何 ぼーっとしてんねん お前。

ロックスターか。
はよ 掃除せい。

ほら。

(茶子)遺体安置所の場所は
食堂で よろしいですね?

(伊東)はい。
(茶子)相当数のご遺体を

想定すると… 安置するエリアは
出入り口に近い 左側でしょうか。

ご遺体には かなりの泥が
付着していると思われます。

検案する前に
泥を落とせる場所が必要ですね。

(高橋)トイレから水を引っ張ると
考えると… この辺かな?

(法医)検案スペースと洗い場を
隣り合わせにして

ブルーシートのカーテンで
区切りましょうか。

避難されてる方もいます。

外から見えないように 窓も
ブルーシートで埋めた方がいいですね。

(法医)検案が終わって
身元が判明した方と

不明の方の安置場所は
どうしましょうか?

(絵美)ブルーシートで
色分けします?

青と灰色 2種類 持ってきてます。

朝顔先生は 本部担当で
お願いできますか?

はい。
死体検案書のチェック

他の法医の方々のケア
お願いします。

分かりました。
ご遺体 到着しました。

はい。

じゃあ 絵美先生に
ついてください。

(歯科医たち)はい。
(絵美)よろしくお願いします。

(高橋)午前中は ご遺体 2体です。
(歯科医)思ったより少ないですね。

(歯科医)
助かった人 多かったんだ。

(茶子)土砂災害は 掘り起こすのに
時間がかかります。

これから
増える可能性があります。

今 大丈夫か? どんな状況だ?

今 事情聴取 終わりました。
これから戻ります。

平さん 土砂崩れなんですが…。

もしかしたら
人災かもしれません。

人災?
(桑原)国江の社員から

聞いたんです。
どうやら あの近くで

産業廃棄物の
不法投棄があったみたいです。

産業廃棄物…。

(神崎)神崎です。
平さん 頼みがあります。

どうした?
国江の本社は

野毛山署の管轄ですよね?

役員の白石って男を
探ってほしいんです。

(沖田)
《これが ズボンのポケットに》

《国江建設 執行役員

白石って あの白石か。

土砂崩れの真相を
そいつが知ってるかもしれません。

分かった。

(一同)1 2 3!

心が悲鳴を上げたら
すぐに 言ってください。

それぐらい 私たちは
ギリギリの場所にいるのですから。

≪(男性)ご遺体 入ります。

お願いします。

(男性)はい 下ろします。
(男性)はい。

デンタルチャートの書き方は
普段どおりでいいですから。

大丈夫ですか?

検視に
立ち会ったこともあるんですが…。

おかしいな…。

東日本大震災のとき
応援で 東北に行ったんです。

そのときも
法歯学者が少なかったから

地元の歯医者さんがいらしてて。

ご自分の患者さんのご遺体が
運ばれてくることもありました。

地元の方には

地元の方にしか分からない
苦しみがあります。

だから 無理はせず

何かあったら
すぐ言ってください。

ありがとうございます。

♬~

♬~

う~ん…。

頭部の外傷が死因かどうか
不明ですか?

検案だけだと 限界があって。

土砂の かなり深い所から
見つかってる。

泥による窒息で
いいと思いますけど。

でも
詳細 分からないままですよね?

解剖する必要が
あると思うんですけど。

今は それは 難しいです。

通常業務の解剖でも
県内の事案で 手いっぱいですよ。

ご遺族のもとにも
早く戻してあげないと。

(警察官)お願いします。
すいません。

≪(泣き声)

(赤井)あの… すいません。

はい。
国江建設の赤井と申します。

あっ… 土砂崩れのあった
建設現場で

現場監督をしてました。
ああ…。

ご無事で 何よりです。

身元確認の お手伝いを
させてもらえませんか?

こんな状況になったのは
自分たちのせいなんです…。

自分たち?

それ どういうことですか?

 

朝顔 どうした?

今 現場監督やってた国江建設の
赤井さんって方と話したんだけど。

何て?

ここの土地に ごみを捨てたり
土砂を たくさん積んだせいで

土砂崩れが
起きたんじゃないかって言ってた。

何のごみだ?

現場の人たちは
よく分かってなかったみたい。

そうか。

もしかして これって
自然災害じゃないんじゃないの?

その可能性はあるな。

朝顔 つぐみのことは
心配しなくていいからな。

ごめんね。

謝らなくていいよ。
大変だろうけど 頑張って。

うん ありがとう。

≪(騒ぐ声)
≪(男性)ご遺体 通ります!

ご遺体 通ります!
(女性)押さないでください!

(吉野)ちょっと…
母ちゃんに会わせてくれよ!

(女性)まだ
お調べしてる途中なんです!

申し訳ございません!

(吉野)中にいるんだよ!
ちょっと… 会わせてくれ…。

(騒ぐ声)

では 自然災害ではない
ということですか?

まだ 断定できませんが。
そうですか…。

≪おい あけてくれよ!
おじいちゃん!

(光子)先生!

検案が終わった ご遺体だけでも

ご遺族に会っていただくことは
できませんか?

ハァ…。

できません。

もし ご遺体の取り違えが起きたら
どうしますか?

多くのご遺体は 土砂で
かなり損傷を受けています。

平常心を失った状態で
会ってしまうと

背格好が似ているというだけで

家族だと
思い込んでしまう場合があります。

実際 家族だと思い込んで
火葬して

後になって 別人だったと
判明した事例があります。

そうなってしまうと
2つのご家族が

ずっと苦しむことになります。

過去の反省を
生かさなければいけません。

そうですよね。

すみません。

あのう…。

一つ その現場監督さんに
お願いしませんか?

社員のリスト?
すでに警察には提出しましたけど。

いえ… あのう 働いてた人の
名前 年齢だけじゃなくて

思い出せるかぎりの
身体的特徴を

書き込んで
いただけないでしょうか。

背が高いとか 恰幅がいいとか
そういったことでいいので

書いてください。
(赤井)はい。

あと 持病とか 飲んでた薬
あと 髪形とか

何でもいいんで お願いします。
分かりました。

(光子)こちらで お願いします。
(赤井)はい すいません。

じゃあ 行こうか。

はい。
(高橋)じゃあ お願いします。

はい。

ハァ…。
(一同)お疲れさまです。

(森本)桑原さんたち
無事で ホントに よかったですね。

ああ。

ちょっと 整理させてください。

もともと
神奈川県警の神崎刑事が

国江建設の
連続自殺を追っていました。

そして 先日 この管内で殺された
西川という男が

国江建設 執行役員の白石 隆善の
名刺を持っていたことから

国江建設と鮫島組のつながりが
判明しました。

(沖田)先日 解剖された方ですね。
(森本)連続自殺も

鮫島組の人間が 国江の社員を
追い詰めていたのではないか

という話ですね。

その裏取り先で 違法な開発や

不法投棄を
していたということを

現場監督から聞いたようです。
なるほど。

国江が鮫島組から請け負った
不法投棄が

土砂崩れの原因かもしれない。

それを暴けば 今回のことが
人災だという証しになる。

(山倉)その白石という役員に
一刻も早く 詳しく話を聞こう。

係長 白石 少し洗ってみました。

もともと
借金を抱えていたようですが

最近は 羽振りがよくて

しょっちゅう
海外旅行に行ってるようです。

(山倉)白石 今日 会社には?
(江梨花)来ていません。

よし。
岡島と森本は 白石の自宅関連。

平さんは 愛川と
国江の再調査 お願いします。

俺は 地元の旅行代理店
一軒 一軒 当たってみる。

鑑識のお二人も
家宅捜索の可能性があります。

皆さん 頼みますよ。
(一同)はい。

≪(赤井)あっ あの!
(光子)あっ 赤井さん。

すみません。 これ。
(光子)ありがとうございます。

あっ… すいません。
(光子)すいません。

同僚に会えたんです。
(光子)よかったですね。

(佐野)現場監督補佐の佐野です。

佐野 がれきの中に
4~5時間 埋まってたみたいで。

たまたま
空気が吸える場所でした。

大したケガもしてないし
ホント 奇跡です。

よかった。
じゃあ お願いします。

はい。 ありがとうございます。
(赤井)行こう。

あのう… 避難所で休まれた方が。

どうしても 会えないか?

(高橋)どなたを お捜しですか?
(吉野)母ちゃん。

つぶされた老人ホームで
働いとってね。 夜勤だった。

(吉野)絶対に 見間違わないです!
30年も連れ添ってきたんです。

朝も 晩も 毎日 毎日
見てたんです 母ちゃんの顔。

見飽きたって
ようお互い言うとったぐらいで…。

なあ 兄ちゃん
頼むから 会わせてくれ。

頼むから 会わせてくれ!

なあ 頼む!

ごめんなさい!

ごめんなさい…。

兄ちゃんが泣かんといてよ…。
(高橋)すいません。

♬~

♬~

(女性)《お母さん!》

(泣き声)

《お母さん!》

《大丈夫か?》

(茶子)《怖かったですね。
よく頑張りました》

(茶子)《そこの立ってる方も
ちょっと手伝って》

《あなた 生きてるのよね?》

♬~

♬~

♬~

♬~

今 奇麗にしますからね。

大変でしたね。

よく頑張りました。

♬~

♬~

♬~

≪(桑原)ただいま。

(つぐみ)パパ おかえり!
(桑原)つぐみ ただいま。

おかえり。 大変だったな。
お疲れさまです。

(つぐみ)パパ 抱っこ。
(桑原)いいよ おいで。

(桑原)
つぐみさん 偉かったですね。

お風呂 後にしたら?
飯 まだだろ。 うどんでも作るよ。

ありがとうございます。

桑原君。

よかった。

無事で。

はい。

つぐみ すぐ寝ました。
昨日 眠りが浅かったんだろうな。

すいません
お皿まで洗ってもらっちゃって。

いや。

白石の足取りが まだつかめない。

そっちは 何か分かったか?
いえ。

でも 絶対に証拠をつかみます。

もし これが
自然災害じゃないんだとしたら

大量殺人です。
絶対に許せません。

今日は 甲府中央大学の皆さんは

昨日の検案で
解剖に回った ご遺体のために

大学に
お戻りになられております。

人員は 少なくなりましたが

昨日以上に ご遺体は
増えるかもしれません。

今日も
よろしくお願いいたします。

先生。
今日は 私も検案に回ります。

分かりました。

では 私が本部で
検案書のチェックをいたしましょう。

お願いします。
(茶子)では 参りましょう。

(一同)はい。

ご遺体 入ります。

先生。

20人のご遺体が
見つかったそうです。

20人?
(伊東)これから 搬送されます。

20人…。

♬~

(森本)この方 ご存じですか?
(女性)いいえ。

分からないですね。

ありがとうございます。
(森本)ありがとうございました。

(作業員)白石さん?
はい はい あの羽振りいい人ね。

何で もうけたんですか?

ギャンブルとか?
(作業員)いや 違う 違う。

あの人 危ない産廃ばっかり
引き受けてたから。

危ない産廃

(山倉)分かりました。
ありがとうございました。

(バイブレーターの音)

もしもし。

(熊田)鮫島組の西川さんの
ご遺体からですか?

(桑原)爪の間の皮膚からでも
髪の毛からでも 何でもいい。

白石に つながる手掛かりが
何かあるはずです。

難しいで。
(神崎)でも それしかない。

調べてください もう時間がない!
(藤堂)どういうことです?

やつは 土砂災害が起きた原因が
自分たちにあることを

分かっているはず。 すでに
行方をくらませているんです。

藤堂先生!

藤堂先生だけが頼りなんです。
お願いします。

分かった。
残ってる検体 再検査するで。

クマ 準備。

はい。
(沖田)僕らも手伝います。

(渡辺)いきます。

(一同)1 2 3!

♬~

茶子先生!

先ほど検案した ご遺体の皮膚に
びらんが見られました。

単に 窒息死や圧死って
言えないと思うんですけど。

確かに。
このご遺体

他の死因かもしれませんね。

その可能性はあります。

引き続き 検案 続けます。
(茶子)お願いします。

赤井さん あの場所に
ごみを捨ててたって

おっしゃってたじゃないですか。
はい。

何のごみを捨ててたか 少しでも
覚えてることありませんか?

いや~ ただのごみだとしか。

何でもよろしいんですよ。
一つでも 何か特徴があれば。

(佐野)特徴…。
変な においはしてましたけど。

どんな においでした?
(佐野)何かが

腐ったような においで。
(赤井)ああ。

他には?
(赤井・佐野)他…。

ありがとうございました。
ありがとうございました。

(光子)あのう!
(赤井)はい?

そちらの方
すぐに病院に行ってください。

(赤井・佐野)えっ?
(光子)もしかしたら

クラッシュシンドロームかもしれません。
(赤井)クラッシュシンドローム

長時間
手足などが圧迫され続けて

その後 解放されることで起こる
病変です。

僕は 別に
痛いところないですけど。

いや でも ずっと がれきに
閉じ込められてたって言ってたよな。

最悪の場合 急性腎不全を起こして
死に至ることもあります。

もう顔色が悪くなってます。

すぐ 病院へ行こう。
ありがとうございます。

(光子)お願いします。

(バイブレーターの音)

もしもし。

あそこに捨ててた 産業廃棄物に
別の物質が混じってた。

別の物質?
濃硫酸だ。

あと 次亜塩素酸も
捨てられてたらしい。

濃硫酸と次亜塩素酸。
じゃあ あれは…。

すいません
皆さん 聞いてください。

先ほど入った情報から
ご遺体の一部の方が

塩素ガスを吸って
亡くなられた可能性があります。

(伊東)塩素ガス? これは
自然災害じゃないんですか?

土砂の中に
混じっていたようなんです。

おそらく 不法投棄された
濃硫酸と次亜塩素酸が

土砂崩れで混ざり
塩素ガスが発生したと思われます。

もし 皮膚に
びらんを発見された方は

私に伝えてください。
以上です。

(一同)はい。

伊東さん 実際に
複数のご遺体の皮膚から

びらんが見られました。
解剖することは できませんか?

朝顔先生 無理です。

山梨県は 県内の事案と
今回の解剖案件で ぱんぱんです。

お言葉ではありますが。

それでも
解剖するべきだと思います。

もし 本当に塩素ガスだとしたら

二次的に
死者が増える可能性があります。

興雲大学に
搬送していただけませんか?

そんな長距離移動をしたら

危険なガスが 流出してしまう
リスクが上がります。

ここで 解剖いたしましょう。

(伊東)
山梨県警から 許可出ませんよ?

(高橋)解剖には
警察が立ち会わないと…。

≪(ブルーシートをめくる音)

(丸屋)検視官が 1人 立ち会えば
問題ありません。

(絵美)丸屋さん!
(丸屋)神奈川県警の責任のもと

解剖をさせていただきます。

(絵美)大丈夫?
(光子)大丈夫です。

もし このご遺体の死因が

塩素ガスによる
中毒死でなかったとしても

朝顔先生の行動は
法医として 間違っておりません。

ありがとうございます。

準備できました。
(茶子)はい。

解剖は 最少人数で行います。

朝顔先生 執刀 お願いいたします。

分かりました。

≪ご遺体 入ります。

≪下ろします。

12時34分 解剖を開始します。

教えてください。
お願いします。

切開を始めます。
(茶子)お願いします。

まだか?
(桑原)神崎さん 待ちましょう。

ああ。
≪(ドアの開く音)

(桑原)どうでした!?

あいつの体の中に
寄生虫 おったで。

(神崎)寄生虫!?

最初の解剖で見つからんはずや。
何度も体内に入ってたみたいや。

寄生虫感染の抗体ができとった。

南米の生活用水
たまーに見られる寄生虫やな。

南米…。

鮫島組の西川が よく南米に
出入りしてたということは

白石も 高飛びするなら
そこかもな。

成田と羽田に すぐ連絡します。

いや ちょっと待て。
考えがある。

反対側 お願いします。
(茶子)はい。

摘出します。

(シャッター音)

♬~

これは
塩素ガスによる中毒死です。

(茶子)間違いありませんね。

(丸屋)はい。

白石 隆善さんですね?

(森本)はい おしまい。

(山倉)自分の身は
カワイイんですね。

あなたたちの悪事のせいで

たくさん人が
亡くなったんですよ!

♬~

あなたに
聞きたいことがあるんです。

犯人が自供しました。
われわれの思ったとおりでした。

だとすると 現場周辺には

危険な毒物が残留してる
可能性がありますね。

避難範囲を
拡大することになります。

現在 甲府中央大学
全てのご遺体を解剖することが

決定しました。
そうですか。

これで
正確な死因が分かりますね。

必要なことがあったら
すぐに連絡してください。

(伊東)はい。

皆さん 本当に
ありがとうございました。

(茶子)こちらこそ。
ありがとうございました。

♬~

そうですか。 よかった…。

はい。

どうしたの?

佐野さん
クラッシュシンドロームだったんです。

(光子)でも ちゃんと病院に
行ってくれたみたいで

助かったって。

よかった…。

助かって よかった。

誰か一人だけでも…。

(絵美)これ 守山ね。
(高橋)あっ はい。

よいしょ。 はい。

皆さん。 ハァ~。

本当に
ありがとうございました。

私たちに 今 できることは
やりきりました。

藤堂先生も 熊田君も
ありがとうございました。

(藤堂)ありがとうございました。

今日は 皆さん それぞれ

大切な方のもとへ帰って
ゆっくり過ごしてください。

そして また あしたから

元気に いつもどおり
仕事いたしましょう。

お疲れさまでした。

(一同)お疲れさまでした。

(茶子)気を付けて帰ってください。
(一同)はい。

先生。
まだ いらっしゃったんですね。

フフフ あら 朝顔さん。

ハァ~…。

今夜は 十五夜ですよ。
早いですね。

朝顔さんと
初めて会ったときのことを

思い出してました。

2011年。 あのとき 私は
自信を持って 向かいました。

自分には経験がある。
きっと 役に立てるって。

でも 実際
あの場所に立ってみたら

まったく違っていた。

あまりの惨状に

自分の無力さに あぜんとして

怖くて 足が震えました。

先生が?

でも お二人に会えた。

朝顔さんと 平さんに
力を頂きました。

あ~…。

あしたも まだまだ
やるべき仕事が山積みですよ。

そうですね。

今夜は たっぷり 休んでください。

私は これから スーパー銭湯
ひとっ風呂 汗を流しに参ります。

では。

茶子先生。

私 執刀できました。

見てましたよ。

ありがとうございました。

朝顔さんが
解剖してくださらないと

私は 旅にも出られませんからね。

ただいま。

(つぐみ)ママ おかえり!
あ~ つぐみ。

おかえり。
おかえり。

ただいま。
(桑原)持つよ。

うん。
(つぐみ)ママ お風呂 入ろう。

いいよ。

お風呂 お湯 入ってる?

(平・桑原)入ってる。

(ドアの開く音)
寝た。

朝顔 大変だったね。
お疲れさま。

桑原君の方こそ。

朝顔

フッ…。

俺 死ぬかと思ったよ。

土砂に埋もれて 苦しくて。

ああ…。

自分は
もう死ぬんだなって思った。

行ったんだ。

遺体安置所。

そのとき…。

中も見た。

(桑原)もしかしたら…。

あそこに並んでたのは
自分だったかもしれない。

たまたま生き残っただけで

あっちにいても

全然 おかしくなかった。

そしたら 朝顔にも…。

つぐみにも
もう会えなかったんだなって。

こうやって

3人で並んで寝ることも
もう なかったんだなって。

生きててよかった。

俺も…。

朝顔も つぐみも。

みんな。

本当に 生きててよかった。

桑原君。
(桑原)ん?

来週 灯籠流しがあるんだ。

灯籠流し…。

お母さんの古里の仙ノ浦で。

毎年 ずーっと行きたいなって
思ってたんだけど

今んところ まだ行けてなくて。

川から 灯籠 流して
海まで見送るの。

お母さんの古里

桑原君とつぐみに見てほしいな。

人が優しくて

自然が いっぱいで

海も とっても奇麗なんだ。

行こうよ。

4人で。

うん。

消す。
(桑原)うん。

(浩之)もしもし。

じいちゃん。
(浩之)朝顔か。

今から そっち行くね。

うん。 気を付けてな。

上手だね~。
(つぐみ)見て。

何 描いたの?
大じいじのおうちだよ。

へぇ~。
この青いの何? お空?

海。
海。

あっ バス 何時だっけ?
7時45分。

そろそろ出ないとな。
もう できますんで。

桑原君 ありがとね。
(桑原)うん。

あれ? 何これ ぱんぱんじゃん。

お菓子。 どうすんの? これ。

大じいじに あげるの。

つぐみ 優しいね。
(桑原)できました。

これ背負って 早く。 いくよ。

あっ 持つ 持つ 持つ…。
(桑原)うん。

鍵しめた?
しめた。

OK。
行こう 行こう。

カモメ。

メンチカツ。

つぐみ。

ハハハ…。
みずたまり。

り? リンゴ。

ゴリラ。

ラッカセイ

イカ
カメ?

メンチカツ。
じいじ それ 言った!

言ったか。 そうか。
ありがとう。

じいじ おなか すいてんのかな?
おなか すいちゃったなぁ。

(桑原)気を付けてね。 はい。

(サイレン)
《私 駄目だ…》

《無理…》

♬~

ママ 早く!

(つぐみ)よいしょ。
(桑原)気を付けて。

(つぐみ)よいしょ。
はい。

ここはね ばあばが
生まれたところなんだよ。

(つぐみ)ばあば?
うん。

ずっと パパとつぐみに
見せたかった。

(つぐみ)行こう!
(桑原)おお~。

よいしょ よいしょ よいしょ…。

海だ~!

ね~ 奇麗でしょ?

(桑原)おいで。
(つぐみ)わぁ~!

(つぐみ)カメモは?
(桑原)カメモ?

カモメ いないね。

カモメ。
フフフ… カメモ。

じいちゃん。
(浩之)あっ 朝顔か!

あ~!
来たよ。

(浩之)
あなたが つぐみちゃんですか?

大じいじだよ。 挨拶して。

桑原つぐみです。 4歳です。

(浩之)ああ~。
え~ 嶋田 浩之です。

えーと 幾つだったっけな…。

大じいじに渡すものあるでしょ。

えっ? 何だろう。

どうぞ。
(浩之)あら~。

これは いいね ありがとう。

あのう… 初めまして。

朝顔さんと
結婚させていただきました

桑原 真也です。
よろしくお願いします。

かたいね。
最初だけです。

ちょっと…。
(浩之)ああ 入って 入って。

うん。 はい 上がろう。
ちょっと お父さん…。

(浩之)朝顔が つぐみぐらいのとき
あそこから落っこっちゃって。

え~!
あ~ 何か それ覚えてる。

里子は 笑ってたけど
平君 おろおろしちゃってな。

お父さんが おろおろって
珍しいですね。

あのときは 焦った~。
頭から落ちたからな。

朝顔が 一番 笑ってたな。
そうだっけ?

はい はい はい。
はい。 はい。 食べるか?

はーい 食べな 食べな。

うまいなぁ。

つぐみも 梨 食べるの?

うん 食べる。

あっ そうだ。 つぐみにね
えーと 渡すものがありました。

つぐみ これ…。

(里子)はーい
テーブル 拭こっか~。

ありがとうございます。

(里子)はーい。
はい ありがとう。

はーい。

あっ お父さん 梨 むいたら
食べるでしょ?

あっ…。

お父さんって言ったら
紛らわしいか。

大じいじ 座って。

お母さん お皿 取って。
(里子)はい はい。

(里子)いい梨 持ってきたね~。

梨 食べると
夏 終わった~って思うよね。

そうね。
つぐみ 食べ過ぎちゃ駄目だぞ。

そう お母さん
ほっといたら ひと玉くらい

ぺろっと食べるんですよ。

朝顔の小さいときも
食欲 すごかったわよ。

確かに。
あたしに似たのかな?

里子も 小さいとき
そうだったぞ。

そうだった?
(浩之)うん そうだよ。

ほら あんときな。
(里子)はい。

じいちゃん?

お父さん?

どうしたの? じいちゃん。

どうして…。

ここに 里子が いないんだ…。

(浩之)どうして…。

じいちゃん。

(浩之の泣き声)

お父さん。

今…。

お母さんが…。

里子が…。

すぐそばに…。

すぐそばにいるような気がする。

お母さん。

そこにいるの?

会いに来てくれたの?

私…。

夫の桑原君と

娘のつぐみと…。

やっと…。

やっと 帰ってこれたよ。

私…。

結婚して。

子供も生んで。

お母さんになったよ。

お父さんと じいちゃん

さみしがり屋だから

ちゃんと見守っててね。

心配しないで。

みんなといるから。

みんなと一緒にいるから
大丈夫だからね。

♬~

♬~

はい いってらっしゃい。
はい いいよ。

じいじ これ持ってて。

えっ お留守番なんだ。

大じいじ いってきます。
(浩之)いってらっしゃい。

気を付けてね。
(つぐみ)大じいじ いってきます!

はい いってらっしゃ~い。

お母さんさ たまに怒るとき
なまってたよね。

フッ… そうだな。

(つぐみ)キャ~!

(つぐみ)ママ じいじ 早く~!

はい はい。

気を付けてね。
うん。

流れてくよ。
(つぐみ)うん。

どこまでいくかね? いくかな?

どんどん流れてくね。
うん。

♬~

♬~

♬~

♬~

お父さん! 早くね。

すぐ行く。

♬~

♬~

≪(桑原)つぐみ 最後に もう一回。

眠り姫さん 眠り姫さん
起きてください。

いいね つぐみ。
せりふが 自然になったよ。

完全に 役をものにしましたよね。
うん。

つぐみ せりふ
一個しかないんだけど

実は この役が 一番いいとこで
出てくるからね。

リスのみんなで
眠り姫さん 助けてあげてね。

うん!
(桑原)あっ 出掛ける前に

写真 撮りましょう。
ああ。

こういうのはね 残しとかないと。
タイマー?

(桑原)うん 10秒。
(シャッター音)

(桑原)あれ?
タイマー?

タイマー ややこしいのかな。

この格好で行って
この格好で帰ってきたらさ

目立っちゃうよね。
そうだね…。

着替え 持ってく?
(桑原)あっ 10秒。 はい はい…。

目 つぶんないよ。
フフフ。

(カメラのタイマー音)

(シャッター音)

はい 行きましょう。
あっ 帽子 帽子…。

帽子 いるかな?
帽子 いらないと思います。

服 持ってく?
服 持ってかなくていいよ。

みんなに見てもらおう。
はいはい… 行こう 行こう。

(つぐみ)台本。
(桑原・平・朝顔)台本!?

ちょっと待って…。

あった。