ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

セミオトコ 第8話 最終回 山田涼介、木南晴夏、今田美桜、三宅健… ドラマのキャスト・主題歌など…

セミオトコ #8』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. セミ
  2. 美奈子
  3. 小川
  4. マサ
  5. 一同
  6. セミ
  7. お願い
  8. サチコ
  9. フフッ
  10. 世界
  11. 本当
  12. 翔子
  13. 素晴
  14. 名前
  15. ヒロシ
  16. バカ
  17. 一緒
  18. 絵本
  19. 頑張
  20. 新平

f:id:dramalog:20190914075421p:plain

セミオトコ #8』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

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[終]セミオトコ #8[字]

【ありがとう、僕と出会ってくれて】
セミオにとって最後の朝。由香とセミオは「今まで通りの一日」を過ごすことに。
心配してくれる住人たちにセミオはある宣言をする。

詳細情報
◇番組内容
花火をしながら最後の夜を過ごすセミオ(山田涼介)と由香(木南晴夏)。『うつせみ荘』の住人たちはそんな二人の姿を見ながら、来たるべき明日に備え、「なるべく普通に」と意思を統一する。
そして、迎えたセミオにとって最後の朝――。
自分と由香のことを心配してくれる住人たちにセミオはある宣言を…。
◇出演者
山田涼介、木南晴夏今田美桜三宅健山崎静代やついいちろう北村有起哉・佐藤仁美、田中美奈子、阿川佐和子檀ふみ
◇脚本
岡田惠和
◇監督
竹園元(テレビ朝日
◇主題歌
Hey! Say! JUMP『ファンファーレ!』(ジェイ・ストーム
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】横地郁英テレビ朝日
【プロデューサー】服部宣之(テレビ朝日)、布施等(MMJ)、本郷達也(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/semio/
☆Twitter
 https://twitter.com/semio_tvasahi
☆Instagram
 https://www.instagram.com/semiotoko_tvasahi/

 

 


(大川由香)お待たせ。
(セミオ)フフッ…。

よいしょ…。

ん?
よし!

じゃあ いくよ。
はい!

うわっ!
えっ? フフフフ… 怖くないよ。

きれいだね。

はい。 これは?

花火。
花火?

うん。 あっ 持ってみる?

えっ? いいんですか?
うん。

うわうわ うわうわ…!
フフフ…。

うわ~!
きれい。

パチパチ~。

(岩本マサ)
本当なんだねえ セミオ。

(岩本 春)うん 本当なんだねえ。

花火!
きれい!

(マサのため息)
あっ きれい!

(2人のため息)
うわ~! すごい!

(庄野くぎこ)
よし! みんな 立って!

(庄野ねじこ)ん?
(くぎこ)いいから!

あれやるわよ あれ!
(ねじこ)あれって何よ?

あれよ あれよ! わかるでしょ?
試合が ほら 始まる前に

みんなで こうやって丸くなって
「さあ いくぞ!」みたいな。

(ねじこ)そう!
「おー!」みたいな。

(くぎこ)そうそうそう!
(春)円陣ですね。

(くぎこ)そう! やるわよ 円陣。
(ねじこ)やろう やろう やろう…。

(くぎこ)はいはい はいはい…。
(ねじこ)円陣 円陣。 フフフフ…。

(小川邦夫)円陣が出てこない。
(ねじこ)そう。

どうやら とても切なくて
つらい明日になってしまいます。

でも やっぱり つらいのは
おかゆちゃんとセミオくんです。

私たちは できるだけ明るく
いつものように接しましょう。

ねっ?
2人のために頑張りましょう。

あと 美奈子ちゃんの服
春ちゃんの絵本 頑張って!

(熊田美奈子・春・マサ)はい!
(くぎこ・ねじこ)はあ…。

(美奈子・マサ)えっ?
えっ? えーっと…。

あっ…
手を こう みんな出して…。

(くぎこ・ねじこ)ああ~!
(ねじこ)はい!

(マサ)はい!
(美奈子)はい!

「おー!」って言うんじゃないの?
(くぎこ)あっ そっか。

じゃあ… じゃあ いくわよ。
頑張ろう!

(一同)おー!

(小川)
よし 美奈子! やるぞ ほら!

(ねじこ)頑張ろう!
(くぎこ)頑張ろう!

うわ~!
すごい! きれい。

きれいですねえ。

(くぎこ)頑張ろう!
(一同)おー!

(2人)ん?

(2人の笑い声)

あっ…。
ああ… 終わっちゃった。

いきますか。
はい!

はい。 よいしょ…。

あっ… 良い子は
上からのぞいちゃ駄目ですよ。

離れてください。
はい。

はい いい子だ。

おっ!

(2人)うわ~!
(拍手)

きれい! すごーい!
すごーい!

きれい!

パチパチ パチパチ…。
すごい!

(春)赤。
(マサ)はい。

セミ色。
はい。

ないわ そんなの。
えっ? 春ちゃん

(ねじこ)この大きさ?
(くぎこ)…でいいの?

はい。 ありがとうございます。
(ねじこ)オッケー!

(小川)ほら できたぞ。
(くぎこ)やっちゃう どんどんね。

小川さん!
ん?

いいですね!
ありがとう。

(ねじこ)おお~!
おお おお おお…!

急に 「ありがとう」って
言われたからって

ギャップでキュンとするな。

なんだ それ…。
アホか! 蹴っていいですか?

いいわけないだろ。
なーんだ。

ん?
ん?

何?
(2人の笑い声)

(2人)おっ? おお~!

ハハハハ…。

はい。
ありがとう。

セミオ。
ん?

一緒に眠るの… その…。

はい。

今夜が最後だと思います。

うん… そっか。

はい。

うん…。

おかゆさん。
ん?

ギュッてしながら
眠ってもいいですか?

あっ… 嫌?

バカ…。
バカ?

嫌なわけないでしょって意味。

おお~! よかった。

おいで。

お邪魔致します。

気持ちいいなあ こうしてると。

うん…。

なんか
一つになってるみたいですね。

うん…。

でも…。
でも?

こうやって ギュッてしてると
顔が見えないです。

いいの。
どうして?

泣いてる顔だから…。

(すすり泣き)

おかゆさんの泣いてる顔
好きですよ。

ええ~?
好きです。

泣いてる顔も 笑ってる顔も
怒ってる顔も

何も考えてない時の顔も。

えっ? ちょっと待って。
ん?

何も考えてない時の顔?
どんな?

こんなです。

ええ~ ひどい! そんな顔…。

してます。 そして 好きです 僕。

ええ~?

おかゆさんのどんな顔も
全部 好きです。

本当?
はい。

じゃあ これは?

好きです。

ええ~? これも?

フフッ… 好き。

えっ… じゃあ これはどうだ?

フフッ… 好き。

ええ~? 嘘だあ!

本当です。

じゃあ…
これは さすがにないと思われ。

あっ…。

えっ? えっ えっ!?

フフッ…。
ええ~!

そんな事も
できるようになっちゃって!

はい。
フフフ…。

もう顔見せない。

ええ~!?
ヘヘヘ…。

♬~

(セミの鳴き声)

最後の一日か…。

(手をたたく音)

(小川)おーい! そろそろ
セミオが落ちてくるぞ。

ほら 片した 片した!
(ねじこ)セミオ…!

(セミの鳴き声)

あっ… 同時?

うん。

おはよう 世界!
おはよう 世界!

おはよう おかゆさん。
おはよう セミオくん。

(2人)
なんて素晴らしい朝なんだ!

(2人の笑い声)

うん。

わーい!

ワオ! 最高! フフッ。

ありがとね 今日まで。

おっ? おっ? おっ?

うわっ!
(木から落ちる音)

イテッ! イテテテ…。

(一同)おはよう!

おはようございます。

(くぎこ)
はいはい ご飯の支度するわよ。

おかゆちゃんも早く!
は~い!

(くぎこ)「は~い」っていいわね。
「はい」じゃなくて。

は~い!
ニョロがあるのね ニョロが。

ニョロ?
そう。 「は」と「い」の間に ニョロ。

は~い!

ほう…。
(マサ)セミオくん!

は~い!

(マサ)おお~ いいね!
本当 いい奴だな お前。

(ねじこ)ねえ。
(マサ)春ちゃん

あ?
(マサ)ほら!

(一同の笑い声)

おかゆさん 早く!

は~い!

ハハハ…。

(小川)美奈子ちゃ~ん!
(美奈子)えっ?

えっと… は~い…。

(一同)おお~!

(美奈子)蹴っていいですか?
(小川)だから いいわけないだろ。

(美奈子)蹴りたい…。
(マサ)ハハハ…。

みんな 着替えて 着替えて。 ねっ。
(ねじこ)は~い。

(美奈子)おかゆさん 早く!
早く早く!

(小川)大盛りだ。
うわ~! ありがとうございます。

(小川)いっぱい食べろよ。
はい!

(美奈子)おお~! 具がいっぱい!
(マサ)うわ~ 美味しそう!

春さん!
おっ! 来い セミオくん!

はい!

(マサ)おっ… おお~! あら…。

え~!
(拍手)

ありがとう クヌギさん。

…じゃなくて 春さんの背中さん。

イエイ!

ん? フフフ…。

(マサ)おい おい…。
ん?

(マサ)もういいだろ もう。
長いよ 長い!

セミオ。
(マサ)長い! じゃあ…。

(マサ)イテッ!
(小川)ドンマイ。

(くぎこ)ご飯 ご飯 ご飯!
(美奈子)ありがとうございます。

(ねじこ)これ…
大人味の明太子じゃない?

(美奈子)美味しいですよね。

美味しいですね おかゆさん。

ねっ。
うん!

あっ… そうだそうだ あれあれ!
ねっ くぎこさん。

(くぎこ)あっ そうね あれあれ!
(ねじこ)うん。

(美奈子)また あれあれですか?

ん?
(においを嗅ぐ音)

このにおいは…。

庭でね とれたクルミ
保存してあったのを思い出して

メイプルシロップ漬けしてみたの。

ええ~!
(ねじこ)召し上がれ。

いただきます! よいしょ…。

う~ん! 美味しい!

(一同の笑い声)

よかったね ねじこさん。
(くぎこ・ねじこ)ねっ!

もっと早く出してあげれば
よかった。

秋になったらね このクルミね…。

あっ…。

何? どうしたの? マサ。
なんか言いたい事あるのか?

えっ!?

うん… ええ… はい。

あの… ええ… あっ!

ずっと気になってた事が
あるんですけど

聞いてもいいですか?
(春)いいんじゃないのか。

そう? よかった~。

何?

あっ そうそう…
そもそも なんで

くぎこさんと
ねじこさんなんですか?

(食器を置く音)
(小川)いい質問だ。

(マサ)ありがとうございます。
(美奈子)私も知りたい。

(拍手)

変わった名前だと思うけどね
父がね 建築関係の人で

こう いろんなものをね
繋ぎ合わせる役目っていうか…

ねじも くぎも。 ねっ?

いや… 僕が気になってるのは
そこじゃないんですよ。

今となっては 背が高いというか
細長いほうが くぎこさんで

短いほうが ねじこさんですけど

成長の仕方が逆だったら
これ ややこしいですよ。

確かにねえ。
(くぎこ・ねじこ)で?

えっ 「で?」って…。
終わり?

盛り上がらなかったな…。

おかゆさんは
どうして 由香さんなんですか?

えっ? 私?
はい。 知りたいです。

(マサ)ああ 知りたい 知りたい…。

あっ… えーっとね…。

(大川サチコ)はあ? 名前?

はい。 授業でですね 自分の名前は
どうして付けられたのか

聞いてくる事になっておりまして。
それを作文に書くわけです はい。

私も知りたいな… なんて
思いまして。

(サチコ)誰が付けたんだっけ?
私じゃねえな。

えっ?

(大川ヒロシ)いや 俺でもねえぞ。
(サチコ)じゃあ 誰だよ!

お前 自分で付けたのか?

いやいや いやいや
そんなバカな…。

役所 行ったの お前だろ。

…あっ!

参ったな… 名前かよ!

もの考えるの苦手なんだよなあ
もう!

おっ?

姉ちゃん マブいねえ!
いいねえ!

おっ なんて読むの?

(平成由香)ユカだっちゃ~!
(ヒロシ)そうだっちゃか~!

頂きだ~っちゃ!

(サチコ)
へえ~。 そういう事だったのか。

ああ。 ハーッハッハッハッ…!

(サチコ)おりゃーっ!
おりゃ! おりゃ! コラ…!

(ヒロシ)おりゃーっ!
(サチコ)痛えな この野郎…!

(ヒロシ)てめえよりよ
マブい女なんだよ!

そんなの作文に書けない…。

(サチコ)おりゃーっ! とうーっ!

(美奈子)結構 強烈だね それは。

なかなかファンキーな家族だね。
はい。 ハハハ…。

あっ…。
(春)どうした?

今 なんか 笑いながら
しゃべってましたよね?

なんか
そういう 自分のきっつい話

笑えるようになったのかなって…。

へえ~。 なんかいいじゃん。
うん。

あっ… だから ごめん セミオ。
由香に あんまり意味はないんだ。

それ聞いてから
あんまり好きじゃなかったかな。

そうなんですね。

でも…
由香さんって名前だったから

おかゆさんになったんですよね。
えっ…?

よかったですね 由香さんで。

そうか…。

ありがとう。
そうだね。

うん。

ハハッ…。
ヘヘッ…。

あの…
皆さん ありがとうございます。

僕とおかゆさんを心配して

明るくして
くださってるんですよね。

ありがとうございます。

そんな事… ねえ?

そうよね。
やだ もう~。

僕が この世界にいられるのは
今日までです。

だから 今日一日 おかゆさんと

今までと同じ一日を
過ごそうと思ってます。

朝 一緒に起きて

皆さんと幸せな朝ご飯を
一緒に食べて

そして おかゆさんと一緒に
仕事に行って 働いて。

仕事の仲間の皆さんと
カフェでお茶を飲んだりして

そして おかゆさんと手を繋いで
うつせみ荘に帰ってきます。

でも…

僕の命が どの時間まであるかは
わかりません。

もし 帰って来れなかったら
ごめんなさい。

僕の命が どの時間まであるかは
わかりません。

もし 帰って来れなかったら
ごめんなさい。

♬~

何よ もう~!
そんなに大人になっちゃって!

なんか生意気。
えっ?

ちょっとムカつく。
…すいません。

「雨のバカ」とか言っとったくせに。

あーっ! まだ それ言いますか。

(一同の笑い声)

確かに 多少 成長により
あの初期のピュアな

生まれたての子供のような
かわいらしさが

失われてしまった感じは
否めませんな。 うん。

えっ?
でも その分

大人の男性の魅力と申しますか

キュンというより

おおっ? というような瞬間が
増えて参りまして

それはそれで得がたいものが
あるわけでございまして。

つまりですね 守ってあげたい!
という母性本能と

守ってほしい!
という娘本能がですね…。

娘本能?
そんな言葉あるの?

今 とっさに
私が創作させて頂きました。

マジで?
はい。

あっ 話を戻しますと

その守ってあげたい! と

守ってほしい! という
二大乙女心。

この配分が
実に難しいわけでして。

どちらかに偏ってしまうと
いけません。

守ってばかりだと

何 甘えてんだ
いい加減にしろ!

みたいな気持ちに
なってしまいますし

守ってほしいと言いましても

何もかもを
依存したいわけではないわけで

俺についてこい! なんて
言われましても

いや 間違った方向に
ついていくのは御免被りたい

と思ってしまうわけで。

この配分が
実に難しいといいますか

永遠のテーマなのでしょう
恐らく。

ところが セミオくんは それが
短時間で一気にうわーっ! と

しかも
交互にやってくるわけですから

はい これは もうたまらんです。

セミオくんが 若干… いや
かなり引いているようなので

この辺でやめておきます。
失礼致しました。

アハハ…。

結局 おかゆさんは僕の事…?

大好きです。

よかった。
うん よかった。

素晴らしい!
素晴らしい!

(一同の笑い声)

大したものね。

すごいわね。

何がすごいんだか
よくわかんないけど。

(くぎこ)ねえ。

(小川)おかゆさんは…。
はい。

滑舌がいいね。

恐れ入ります。
(一同の笑い声)

(拍手)
あっ… こりゃどうも。

(足音)

いってきます。
いってきます。

(一同)いってらっしゃい!

美奈子さん。
ん?

美奈子さんは おかゆさんを
傷つけたり悲しませたら

許さないって言ってましたよね。

えっ…?

うん 言った。

僕は…。

許す。

それ以上に幸せにしたから
あんたは。

よかった。

許すけど…

なんで 今 聞くん?

帰ってこないつもりじゃ
ないよね?

帰ってこいよ セミオ。

まだ言っとらんかった

セミについての文句だって
あるっちゃけん。

待っとる。

♬~

はい わかりました。

うん。

いってきます。
いってきます。

(一同)いってらっしゃい。

(美奈子のすすり泣き)

(すすり泣き)

♬~

(マサ)大丈夫? 春ちゃん

うん。

美奈子ちゃん。

はい。

♬~

やろうか?

…はい。

(小川)うん。

よし。 はい。

(小川)はい。
(くぎこ)そう そう そう。

私たち これね。
(ねじこ)うん。 ここまでかな?

オッケー。

(小川)よいしょ…。

なんで… なんで…。

(泣き声)

蹴ってもいいぞ。

えっ…?

ありがとう。

イタッ!
(ねじこ)あっ!

(一同の笑い声)

はあ? イタッ…。

えっ 普通 蹴るか?

ありがとう でも 大丈夫です
っていう流れだろう。 蹴るか?

私は蹴る。
はあ~?

はあ… 元気になった。
時々 頼む。

(小川)バカじゃねえ!?
(一同の笑い声)

(マサ)春ちゃんには言わないほうが
いいですよ。

(小川)なんで?
(マサ)春ちゃん

キックボクシングやってたんで。
(小川)マジか!?

蹴りたい~!
(小川)いやいや…。

(従業員)おはようございます。
(2人)おはようございます。

(従業員)おはようございます。
(2人)おはようございます。

(桜木翔子)おはようございます!
(2人)おはようございます。

よう セミオ!
エヘヘ。

あっ あの…
今日 セミオなんですけど…。

大丈夫。
主任のSNS 止めたから。

っていうか
手が勝手に動くっていうから

携帯 取り上げた。 ほら。

あっ…。

ありがとうございます。

ううん。 フフフッ。

一緒にいて大丈夫だって。

やった!
ありがとうございます。

いい子だねえ。

よし 行こう。
はい。

あっ 翔子さん?
ドンマイですか?

ドンマイですか? って…
何? それ。

エヘヘッ…。

ほら もう 行くよ 行くよ。
ほら ほら 早く!

ありがとうございます。

♬~

このハンバーグ
僕が入れたんです。

(木村)あ… あっ そうなの?
はい。

心を込めて入れました。
ありがとうございます。

ありがとうございます。

こちらこそ どうも…。

よかったね。
はい。

嬉しいですね。
素晴らしいです。

楽しいです 働くって。

(セミの鳴き声)

なんて素晴らしい工場なんだ!

ハンバーグ弁当 おすすめですよ。
おっ?

(男性)ハンバーグ弁当
1つお願いします。

ありがとうございます。
はい ありがとうございます。

お願いします。

何にする? セミオ。
もうお願いしました。

ねっ!
(相田直美)ねっ!

(相田新平)こちらになりまーす!
(翔子)私も?

(直美)こちらのお客様からです。

えっ?
セミオ?

はい。

これ 主任から頂きました。

ハンバーグを入れた
お礼だそうです。

えーっ やるじゃん 主任!

ねえ?
はい。

だから 僕が…
えっと おかゆさんと翔子さんに

えっと…。

ごちそう。
ああ そうでした。

ごちそうするんです。

へえ~。

あっ じゃあ ごちそうになります。

はい。
いただきます。

うまっ!
うまっ!

美味しい!
(新平)おお~!

ありがとう セミオ。
ごちそうさまです。

はい。

なあに? これ。
(新平)メイプルシロップを

ちょっとラテン風に
アレンジして作ってみました。

(新平)オリジナルなので
名前も付けました。

ずっと店で出させて頂きます。

えっ 本当ですか?
ずっと?

うん。 えー 名前ですが
セミオくんの名前を頂いて…。

えっ?

(翔子)どうした? ん?

(新平)ほい ほい ほい!

アミーゴの発音でお願いします。

(2人)ウ~…

セミーオ!

(ストローで吸う音)
(氷がグラスに当たる音)

なんとか できた。
おっ!

素晴らしい!

(ねじこ・くぎこ)うわ~!
素敵ね。

ねえ。
ねえ。

(拍手)

こっちも もうすぐ。 ね?
うん。

うわ~。

めちゃくちゃ速くなりましたね。
(小川)ああ もうわかった。

ああ もう勘が戻ってきた。
(美奈子)じゃあ もうリボン係で。

(セミの鳴き声)

♬~

セミオ?

♬~

セミオ?

♬~

僕らセミ
見る事はできないけど…。

えっ?

秋になると あの木の色が
美しく変わるんですよね?

あの木も あの木も。

ね?

うん。

そうだね。 素敵だよ。

見る事はなかったけど

地面の中で
ずっと感じてはいました。

秋も冬も春も。

そうか。

はい。

セミオがいたんだね。

私が生きてたところの下に。

はい。 みんなの声を聞いて。

うん。

おかゆさんの小さい声を聞いて

ん? ん? ん?
聞こえないよって。

すみません。
うん。 フフッ。

(由香の声)でも そんなふうに
小さい声で生きてた事でも

意味があったんだね。

セミオと出会うための。

(セミオの声)この世界に
意味のないものなんて

ないんですよ きっと。

(セミオの声)
全ての事は何かに繋がってる。

僕は この世界が好きです。
大好きです。

この世界に 大川由香さん

おかゆさんがいて よかった。

♬~

あっ ねえ セミオ。
ん?

昨日さ 空に虹が出た時
何 お願いしたの?

うーん…。
うーん?

内緒です。
えーっ!

おかゆさんは?
内緒です。

あれ?
エヘヘヘッ。

♬~

(すすり泣き)
おかゆさん。

お別れみたいです。

はあ…。

もう一度 顔見せて。

(すすり泣き)

ほら。

はあ… だって…

だって… みんな 待ってるよ。

美奈子ちゃんに怒られるよ
帰らないと。

(すすり泣き)

ねっ。

ありがとう。
この世界にいてくれて。

僕と出会ってくれて。

こちらこそです…。

うん。

…うん。

ねっ。

ねっ。

愛してるよ。

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

セミオ…?

セミオ?

セミオ…!

セミオ!

(泣き声)

(葉擦れの音)

(ドアの開く音)
ただいま…。

♬~

おかえり。
(ねじこ)おかえりなさい。

♬~

セミオ… こんなに小さくて…。

♬~

(セミの鳴き声)
(風の音)

♬~

(セミの鳴き声)

翔子さん
ハンバーグ弁当 お願いします。

(翔子)はーい わかりました~。

何か?
いえいえ。

ひなさん
おみそ汁 お願いしますね。

(木下ひな)ええ~!
んっ?

はい わかりました。
フフフフ…!

主任。
(柴田基子)あっ ごめんなさい。

呼んでみただけです。
あっ…。

(一同の笑い声)

セミ
あれから6年が経ちました〉

〈私は しっかり生きてますよ〉

〈劇的に何か変わったとか
新しい幸せを勝ち取ったとか

例えば 誰かと結婚して…
みたいな事はないけど

ちゃんと生きてるし
ちゃんと幸せです〉

はい! 恋ヶ窪弁当 1つ。
600円になります。

〈今でもセミオの事が好きです。
大好きです〉

〈新しい恋なんて
考えられません〉

〈ずっとかどうかは わからない〉

〈でも 全然 寂しくもないし
不幸でも全然ないです〉

〈幸せです〉

〈あっ そういえば なんと
あれから数年後

なんと 付き合ってくださいと
言われた事があるのですが…〉

申し訳ございません。

恋ヶ窪弁当ですね。
あっ…。

〈お断りさせて頂きました〉

〈キャーッ!〉

(直美)いらっしゃいませ。
(新平)お待たせしました。

(翔子)暑くなってきたねえ。
また 夏が来るね。

(新平)はい~。

(翔子)「はい~」って…。
なんか続かないのか そこから。

「夏といえば なんとかですね!」
とかさ。

ああっ…!
(直美)すみません。

成長してなくて。

(2人の笑い声)

(セミの鳴き声)

あっ…。

今年初めてだ。

(女の子)あっ!
(母親)あっ!

(女の子)せみ王子 せみ王子
私のお家に来る?

さあ いい子にしてないとね。
(女の子)えっ してるもん!

春ちゃんの描いた絵本は
とても人気が出たんだよ〉

〈『せみ王子とおかゆちゃん』〉

〈ただ いい子にしていると
現れる事になっていて

なんだか まるで

真夏のサンタクロース
みたいな感じです〉

来ますように!
お願い!

〈お母さんもかよ! フフッ…〉

〈この絵本を
春ちゃんにもらった時は

泣いたなあ…〉

これ 絵本 作ったんだ。

えっ…!

(拍手)

〈だって ハッピーエンドなんだよ
絵本では〉

セミオはね 虹の階段を上って
人間になって

そして 2人は結ばれるのです〉

〈ううっ…!〉

〈あっ そうだ!
話が前後して ごめん〉

えっ!?

あっ…!

あっ!

ああ…。

セミオが姿を借りた人

どうやら 彼も 元気で
やっているようであります〉

〈一度
工場に来た事がありまして…〉

(歓声)

どうも~!

あれ? みんな かわいいね~!

(男性)いやあ…!
(従業員)ちょっと違わない?

〈彼に罪は全くないのですが
なんか みんな

セミオじゃないから
がっかりしちゃったみたいで〉

(男性)一緒に
恋の唐揚げ弁当 食べようよ!

(従業員)やだ 全然違うよ。
見て 見て! 注目! いくよ!

〈本当 すみません…〉

〈あっ それから それから

私 初めて
田舎に帰省などしまして…〉

(大川健太)おい。
はい。

(健太)俺らな… なっ? なっ?
(サチコ・ヒロシ)フフフ…!

なんでしょう?

(サチコ)一応な… フフフッ!

離れていても おめえの事を
忘れたわけじゃねえよ

っていうか… なっ?
ああ…。

心は繋がってるんだぜ
っていうのを忘れねえためによ。

…ん?

驚くなよ。 驚けよ! 驚くぜ!
驚いても知らねえぞ!

どうしたらいいんですか?

(3人)ドルルルルル…!

ジャーン!

わっ! あっ!
(健太)ヘヘッ! 驚いただろ?

(ヒロシ)嬉しいか?
(サチコ)て… 照れるなあ!

(3人)ハハハハハ…!

大変ありがたいのですが…
字が違います。

(3人)ええーっ!?

(サチコ)マジか!
おめえ 言ったじゃねえか!

(ヒロシ・健太)消せよ 消せよ!
(健太)なんだよ!

誰だよ 間違ったの!
消えんのか!

(健太)誰が間違ったんだよ!
(ヒロシ)台無しだよ バカ野郎…。

〈…なんて事もあったよ セミオ〉

〈うつせみ荘のみんなは

笑っちゃうけど みんないます〉

ただいま~!
(一同)おかえり!

あっ ああ~! 夏くん ただいま。

うーん かわいい寝顔!

なんか ちょっと 俺に似てるだろ。

いや 私だろ どう考えても。
(マサ)俺にだって ちょっとはさ…。

似てないよ。
えーっ!

どっちにも似てるよね。

春ちゃんは 絵本が売れたけど

そのあと また
描けなくなってしまいましたが

なんと
夏雄くんが生まれたのです!〉

〈幸せそうです〉

〈くぎこさんと ねじこさんは
306歳になりました〉

おかゆちゃん 今 私たちの事
大ざっぱに扱ったでしょ。

えっ?
年 違うからね 1つ。

なんで
心の中がわかったんですか?

フフフフ…!

女はね 年取ると妖怪になるの。

でも それ 乗り越えると
妖精になるんだって。

(くぎこ・ねじこ)ねっ。

もうすぐ妖精。
(ねじこ)まだ妖怪。

はあ…。
(ねじこ・くぎこ)フフフ…!

(美奈子)あーっ!

〈美奈子ちゃんは
今や 注目のデザイナーさん〉

〈世界制覇に向けて
まっしぐらです〉

〈でも このアパートに
いまだに住んでいて

作っています〉

(足音)

〈そして この方…

生きてます。 元気です!〉

(ため息)

(美奈子)何?

(小川)いや 別に。
すいませんね。

「余命 短い」とか言って
全然元気で。

最近ふっくらしてきて
本当 すいませんね。

おっかしいよなあ…。

よかった! 小川さんが元気で
死んでなくて。

…とか思うな。
(美奈子)思うわ バカ!

(小川)フッ…。

ありがとう。
フフッ。

♬~

〈すごいでしょ? 素敵でしょ?
この服〉

〈これをもらった時も
泣いたなあ〉

〈泣いた 泣いた〉

登場でーす!
えっ? えっ?

(くぎこ)ぴったりじゃない!
(ねじこ)すごい!

(美奈子)あのね おかゆさん

この服はね 私だけじゃなくて
みんなで作ったものなの。

そう!
(美奈子)ほら よく見るとさ

いろんな生地が
縫い合わさってるでしょ?

あっ 本当だ!

それは おかゆさんが
大好きな人たちの服の生地。

ここね ここに… セミがね。
(ねじこ)弟の浴衣なの。

うつせみ荘の仲間だけじゃないよ。

会社の人たち…
翔子さん ひなさん 主任さん

それから
カフェの店長さん 奥さん。

えっ!?
(美奈子)それから なぜだか

大川家のお父さん お母さん
お兄さんも。

みんな
おかゆさんの事 大好きだよって

そういう気持ちの
たっくさん込められた服。

おかゆさんだけのための
世界で一着しかない服なんだよ。

私だけのための…?

ありがとう。

ありがとうございます。
ありがとうございます。

(小川)ちょっと
こう 回ってみなさい。

(一同)おおーっ!
きれい!

フフッ…。

(セミの鳴き声)

セミ

私 時々 思い出すんだ
あの時の事〉

セミオは
何をお願いしたのかなって〉

〈私は いつか また
セミオに会いたいですって

お願いした〉

セミオは なんて
お祈りしたんだろうなって〉

(セミの鳴き声)

(セミの鳴き声)

生まれ変わって また
おかゆさんに会えますように。

♬~

(窓にぶつかる音)

♬~

(セミの鳴き声)

♬~

おかゆさん。

ええーっ!! セミオ!?

♬~

(ねじこ)セミオ…?

♬~

はい セミオです。

ヘヘ…。
ヘヘ…!

ヘヘ…。

♬~

もうっ…!
ハハハッ…!

♬~

なんて素晴らしい世界なんだ!

あーっ!
ああーっ!

(春・ねじこ)ああーっ!

(マサ)セミオ! セミオ!

(小川)セミオ! おおっ…!
僕 戻ってきました。

(小川)ハッピーエンドかよ!

イエーイ!

(一同)素晴らしい!

♬~

♬~