ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

W県警の悲劇 第6話 鈴木砂羽、芦名星、正名僕蔵、大石吾朗、松澤一之… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

土曜ドラマ9「W県警の悲劇」第6話 惑わす女 ゲスト:鈴木砂羽』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

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f:id:dramalog:20190907215746p:plain

土曜ドラマ9「W県警の悲劇」第6話 惑わす女 ゲスト:鈴木砂羽』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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土曜ドラマ9「W県警の悲劇」第6話 惑わす女 ゲスト:鈴木砂羽[字]

暴力団担当の女刑事がヤクザと恋愛関係に。監察官・松永菜穂子が調査するとそのヤクザが殺人を犯し逃走。女刑事は男を庇う。その裏には驚愕の真実が!【4K制作】

詳細情報
番組内容
“円卓の会議”より暴力団担当の女刑事がヤクザと恋愛関係に陥っているという情報があり菜穂子に調査するよう指令が下る。警察官とヤクザとの恋愛など許されない。大スキャンダルだ。菜穂子が女性刑事・高寺沙友里(鈴木砂羽)を呼び話を聞く。高寺は1人の人間として純粋にその男を愛していると言い愛を貫くという。
内容つづき
そんな中、その男が仲間の暴力団員を殺し逃走したという情報が入る。逃走先に心当たりはないかなど情報を聞き出そうとする菜穂子に対し、高寺は涙を流して男を庇う。
純愛を貫こうとする高寺の思惑とは何!?
菜穂子が追求していくと高寺の本当の顔が見えてくる。そして事件の裏には驚愕の真実が!
出演者
松永菜穂子(W県警・警務部監察官・警視)
芦名星

W県警「円卓会議」メンバー…正名僕蔵大石吾朗、松澤一之、大河内浩、阪田マサノブ

西窪亮一…白石隼也

水橋旭…小沢和義
<ゲスト>
高寺沙友里(W県・北本署組織犯罪対策課刑事)…鈴木砂羽
番組概要
男尊女卑の傾向が強いW県警。そんな県警で初の女性警視となった監察官・松永菜穂子が、毎回強力な女性警察官と対峙する。事件解決の過程で、不倫やセクハラなどの不祥事、隠蔽や揉み消しなど、清濁併せ呑む局面を目の当たりにする。秘めごとや罪と罰といった人間の心の奥深いところと絡み合い、イヤミスとしても女のバトルとしても、大人の鑑賞に堪えうる極上のドラマ。アッと驚くどんでん返しのラストを見逃すな!
原作脚本
【原作】
葉真中顕
『W県警の悲劇』(徳間書店

【脚本】三浦駿斗
監督・演出
【監督】原田健太郎
音楽
【音楽】
松本淳一

【主題歌】
『鑑』安藤裕子
関連情報
【番組公式ホームページ】
www.bs-tvtokyo.co.jp/w-kenkei/

【番組Twitter
@BS7ch_wkenkei

 

 


《これは許されない思い。

でも 必ず成就させる。

それまでは誰にも
知られるわけにはいかない》

私 もう出ないと。

おう。

うっ!

《今から2時間ほど前。

県内の路上で殺人事件が起きた。

被害者は指定暴力団
日城組の幹部 水橋旭。

目撃者の証言などから
犯人は同じく日城組の構成員

西窪亮一とわかっている。

現場から逃走した西窪は
現在も行方をくらませている》

私 もう出ないと。

おう

高寺。
はい。

大丈夫か?
あっ はい。

《慎重に。 彼とのことを
知られるわけにはいかない》

悪いんだが
今から県警本部に行ってくれ。

本部へ?
先ほどの捜査会議では

日城組の聞き込みを
命じられましたが…。

それは こっちで引き継ぐ。
監察官室の松永監察官が

お前に聞きたいことがあるそうだ。

それで本当ですか?

うちの女刑事が西窪亮一と
つきあっているというのは。

事件があってすぐに

北本署の人間が
匿名で報告してきたんだ。

密会する2人の写真付きでな。

《この写真だけなら まだグレー。

だけど どうせ
決めつけ調査を押しつけてくる》

これだから女は嫌なんだ。

色恋沙汰になると理性が働かない。

男なら署内に
いくらでもいるのにな~。

よりによって同じ組の人間を
殺すような やくざとは。

世間に知られたら
県警のイメージは がた落ちだ。

松永くん。
はい。

《ほら やっぱり》

その刑事は西窪の行方を
知ってるかもしれない。

西窪を追う通常の捜査とは別に
2人の関係を確認したうえで

居所を聞き出してくれ。

暴力団絡みですからね。

くれぐれも よそには漏れないよう
慎重に頼みますよ。

承知しました。

《監察官室…
来るのは初めてだな》

(バイブ音)

(アナウンス)一番目のメッセージです。

(西窪)ハァ ハァ…
沙友里 俺 やっちまった。

けど 届けに行くから。

《大丈夫。
あのことが ばれるはずがない》

どうぞ。
(ドアを開ける音)

失礼します。

こんにちは。

北本署 組織犯罪対策課
高寺沙友里です。

どうぞ かけてください。
失礼します。

どうぞ。

ここホントは禁煙なんですけど。
はい?

いや 私 たばこは…。
あっ 吸わなかったですか?

たばこの
においがした気がしたので。

ハハッ… 署でついたんですかね。

分煙が進んでるといっても
周りは吸う人間ばかりなので。

そうですか すみません。

《雰囲気にだまされちゃ だめだ。

この人の前で油断は禁物。

あの秘密は
なんとしてでも守りきらないと》

《不安 安堵 焦り その繰り返し。

秘密を抱えている
後ろめたさの表れ。

でも だからといって
簡単な相手とはかぎらない》

《この人の前で油断は禁物》

《彼女の心を丸裸にする。

それが今の私の使命だから》

単刀直入にお伺いします。
高寺さん。

現在逃走中の西窪亮一の行方を
ご存じありませんか?

いえ。 どうして私に?

あなたと西窪が交際していると
内部告発がありました。

このように…。

お二人の写真も。

改めて確認したところ
目撃証言は

複数の関係者から
挙がっています。

2か月前 西窪は傷害の容疑で

北本署へ
任意同行をかけられています。

その取り調べに
あなたも同席していましたね。

はい。

やってねえもんは
やってねえんだよ。

いいかげん認めたら
どうなんだ?

ですが 私は ほとんど
聞き役に徹していました。

西窪は
否認を続けていたそうですね。

はい。 結局
西窪はすぐに釈放しました。

傷害事件では そのあと
別の人物が検挙されています。

何か問題がありましたか?

あなたは
そのときの捜査情報から

西窪に連絡を取ることが
可能ですね。

ええ。
その後も連絡を取り合って

交際に発展した可能性は
十分にあります。

まさか…。

私が取り調べ中に
好意を持ったっていうんですか?

違いますか?
ありえません そんなこと。

では この写真は
どういうことでしょうか?

西窪と会っていたのは
あくまで捜査の一環です。

捜査の一環。
はい。

取り調べの何日かあと

署の前で待ち伏せされたんです。

それで 日城組に関する
情報提供をしたいと…。

西窪のほうから
接触してきたんですか?

はい なので 時々会って
話を聞いてみました。

今にして思えば あのときから
同じ組の水橋との間に

何かトラブルが
あったのかもしれません。

今どきの暴力団
任侠なんて言葉はありません。

彼らは 闇金覚せい剤犯罪などに
手を染めて

弱者を更に苦しめ

社会に
不利益しか及ぼさない存在です。

そんな組織の一員である西窪を

刑事である私が
異性として見るはずがありません。

そうですか。

《資料を見る限り
ただの情報収集だとしたら

会う頻度が
多すぎる気もするけど》

では 日城組の担当刑事として

意見を聞かせてください。

はい。
西窪が同じ組の幹部である

水橋を殺害したのは
なぜでしょうか?

犯行の動機など
心当たりはありませんか?

ハァ… 詳しいことは…。

まだ 確信的なことを
聞き出す段階ではなかったので。

そうですか。

本部では 金を巡るトラブルが
あったんではないかと考えてます。

日城組では
組員から組織に納める上納金が

年々上がってきています。

西窪も苦しかったんでしょう。

《当たり障りのない答え。

このままじゃ らちが明かない》

ハァ…。

あの 私 そろそろ
戻ってもよろしいでしょうか?

これ以上ここにいても
私は もう何も…。

フフッ。

まぁ そうおっしゃらずに。

こうして2人で お話しするのも
久しぶりですし。

はい?

《とりあえず
今は質問の角度を変える》

5年ほど前ですか。

北本署の管轄で起きた
殺人事件の捜査で

お会いしたことがありましたよね。

当時 私は刑事部にいました。

あぁ… ええ。

容疑者を検挙して

捜査本部が
解散になった日のことです。

あぁ お疲れさまです。
お疲れさまです。

確か 組対の…。

高寺です。
よかったですね 無事 解決して。

ええ ひとまずは。

まだ 送検してどうなるか
わかりませんけど。

慎重なんですね 意外です。

意外ですか?

県警本部の松永さんといったら
うちの署でも有名ですから。

女性初の円卓会議参加者に
なるんじゃないかって。

どうなんでしょう
だと いいんですけど…。

この県警で
女性の地位向上を目指すなんて

大変ですね。

えっ?

所詮 女の警察官は

嫁候補だって見られてますから。

高寺さんも そう見られていると
感じますか?

私は もう慣れました。

それが いけないんでしょうけど。

慣れるっていうのは
あきらめるってことですから。

あと 松永さんが注意するのは

古い偏見を持って
言い寄ってくる男たちですかね。

えっ?
きっと これから

いっぱい いますよ。
松永さん 若いし

昔の私なんかより
ず~っと美人だから。

その言い方 高寺さんは
経験豊富みたいですね。

そんなことないですよ

そのあとも
しばらくお話ししましたよね。

主に恋愛について。
そうでしたね。

そのとき高寺さんは
おっしゃっていました。

「いつか 本気で愛せる男性と
出会ってみたい。

たとえ 周りの人たちに
反対されようと

思いを貫けるぐらいに
愛し合える相手に」って。

よく覚えてますね そんなこと。

今の高寺さんにとって

周りから反対される相手って

暴力団員のことじゃ
ありませんか?

また西窪の話ですか?
ええ。

それは 私の昔の考えです。

それに…。

男と女の関係って

そんなに単純なものですか?

《これは 許されない思い。

でも 必ず成就させる。

それまでは 誰にも
知られるわけにはいかない》

 

出ないんですか?

 

松永です。

はい。

はい…。

えっ。

わかりました。

また何か動きがあれば
教えてください。

水橋殺しの新たな目撃者が
見つかったそうです。

そうですか。

その目撃者は 現場で口論する
西窪と水橋の声を聞いていた。

そのとき 西窪の口から

「サユリ」という女性の名前が
出ていたそうです。

会話の内容は
わからなかったので

どんな文脈で出た名前かは
わかりません。

ただ その 「サユリ」という女性は

あなたのことではないですか?

高寺沙友里さん。

さぁ どうでしょうか…。

「サユリ」なんて名前
ありふれてますし。

やはり あなたは今回の事件に
関係あるんじゃありませんか?

知りません 私は何も。

本当ですか?

では なぜ 西窪は あなたの名前を
口にしたんでしょうか?

《もう 限界かな》

答えてください 高寺さん。

ハァ…。

ごめんなさい。

私 ホントは西窪と

おつきあいしています。

《認めた。

けど こんなにあっさり?》

出会ったのは
2か月前の取り調べですね。

はい。

先ほど お話ししたように

日城組に関する情報提供を
したいと言われました。

ただ 話をするうちに

西窪の目的は
別にあるとわかりました。

ひと目見たときから
ほれてたんだ。

あんたと つきあえるなら
俺は 組抜けたってかまわねえ。

頼む このとおりだ!

それで
交際することにしたんですか?

もちろん初めは断りました。

でも 西窪は

私のためなら組をやめて
どんな仕事でもすると…。

そこまで言ってくれる
西窪の姿が

頭から離れなくなって…。

今度は 私から連絡しました。

結局 西窪の勢いに負けたんです。

その後も隠れて交際を続けました。

県警にばれて問題になると
考えなかったんですか?

考えました。

でも そのスリルと背徳感が

かえって私を
西窪に夢中にさせたんです。

あなたと
初めて会って話したときから

私の考えは変わってません。

私は 周りに反対されてでも

思いを貫ける相手と
出会ってしまったんです。

それは西窪でした。

《潔い。
けど こんな告白をしただけで

済む話じゃない》

西窪と水橋旭について
話をしたことはありますか?

はい。
具体的には?

西窪は水橋を嫌っていました。

憎んでいたと言っても
いいかもしれません。

憎んでいた?

西窪は
日城組で世話になった人を

水橋に殺されたんです。

高校中退してフラフラしていた西窪が
暴力団員になったのは

地元の先輩の誘いがあったことが
きっかけだったそうです。

その先輩のおかげで
暴力団とはいえ

自分の居場所を
西窪は見つけることができた。

でも 数か月前

その先輩は
何者かに殺されてしまった。

その人は闇カジノを
仕切って相当稼いでいて

同じ組の水橋は次第に
そのシノギを欲しがったそうです。

なので 裏社会では

先輩の死の首謀者は
水橋だという うわさが…。

じゃあ西窪は
その先輩の復讐をするために

水橋を殺害したんですね?

はい おそらく。

でも それは現場で

あなたの名前が出ていた理由には
なりませんよね。

それは… そうですね。

私には わかりません。

西窪の行方は?

それも わかりません。

西窪が水橋を恨んでいたことは
知っていましたが

まさか こんな事件になるなんて
思ってもみなかったので。

《ペラペラと話したわりに
肝心なところは わからない。

でも そんなものなのか?》

でも 私は
こんな事件を起こしても

彼を責める気にはなれないんです。

あなたは警察官です。

それでなくても
殺人犯をかばうことが

許されるはずありません。

私と西窪の関係は

どうせ許されるものでは
ないですよね。

でも 一人の人間として

誰かを思う気持ちを
とがめられる筋合いはありません。

私は 西窪を愛しています。

私は 彼への愛を貫きたいんです。

愛って…。

私は これまで暴力団員は

社会に
悪影響を及ぼす存在だと思って

憎んできました。
でも彼が私を変えてくれたんです。

そんなこと…。

《今は聞いてない。

待って
これはいったい なんの話だ?》

暴力団員とつきあうのが
そんなにいけないことですか?

高寺さん 今は そんなこと
聞きたいんじゃありません。

西窪はどこにいるのか

ささいなことでいいから
心当たりを教えてください。

私は知りません。

知っていても
あなたには話さない。

愛する人が捕まることを
望む人間が どこにいるんですか?

私は彼に逃げ続けてほしい!
そんなバカなこと…。

バカでもなんでも
それが私の本心です!

いいかげんにしてください。

西窪への愛を貫くなら

警察官であることをやめればいい。

ただし それは
県警が西窪を検挙してからです!

今は 県警の人間として
できることをやってください。

なんですか できることって。

西窪に連絡を取り
自首させてください。

嫌です!
高寺さん。

できません!
彼の邪魔はしたくない!

 

はい。

西窪が?

西窪の目撃情報が入りました。

県内を
加原町方面へ向かっていて

本庁では更に行方を追跡中です。

加原町方面に
心当たりはありませんか?

ありません。

《何を聞いても無駄か。

でも 必ず
何か手がかりがあるはず》

西窪は あなたの自宅へ
向かってるんじゃありませんか?

現場から
加原町方面へ移動すると

ちょうど あなたの
自宅マンション近くを通ります。

西窪は そこへ向かい
あなたに会おうとしてる。

ハァ… まさか。 西窪だって

自分が起こした事件のことを
考えれば

私が出勤してることぐらい
わかるはずです。

それでも西窪は
あなたに会いたいと思ってる。

すぐには無理でも
自宅近くに隠れて時間を稼げば

いつか
あなたが帰って来るかもしれない。

そう期待しているのかも
しれません。

西窪 待て!
待て!

西窪!

待て 西窪!
西窪!

待て!

西窪!

暴れるな!
離せよ!

やはり いましたか…。

はい ありがとうございます。

西窪が検挙されました。

そんな…。

《いつものことながら

報告を終えたあとの
この時間が不快だ》

まぁ
西窪を検挙できたわけですし

とりあえず そんなもんで
いいんじゃないですかね。

お~ これは うまそうですね。

ホントだ。

ねぇねぇ つきあってどれぐらい?

2か月? 3か月?

《いつまで待てばいい?

今は まだ耐えるとき。

そう考えて
ここに立ち続けてきたけど

いいかげん 上に行くことも
視野に入れないと。

えっ? ひと月半?

だったら西窪が
ムショに入ってる間に

少しは
冷静になるんじゃないのか?

内部情報を渡してたりも
してなかったみたいだしな。

妥当なんじゃないか?

そうね。

あんまり重い処分を下すのも

かえって
騒ぎになるかもしれないね。

それじゃあ そんなところで
よろしいかな?

北本署には 停職4か月の
懲戒処分にするよう伝えとく。

《結局 高寺さんの名前すら
出さなかった。

終わってしまえば
この人たちにとって

彼女は記号でしかない。

この県警で
女の立場は そんなもの》

《だけど
それは変えなくちゃいけない。

変えられるのは私だけだ。

それに私には
まだわからないことがある。

結局 西窪が現場で
高寺さんの名前を出した理由は

なんだったんだろう。

西窪が彼女の自宅へ
向かった理由もわからない。

初めは高寺さんに
会いに行ったのだと考えたけど

本当にそれだけなのか?》

 

松永です。

スマホ

《担当の刑事によると

水橋の遺留品から
スマホがなくなっていたらしい》

何も知らないってことは
ないだろう。

お前がなんか持ってたのは
見られてんだよ!

《状況を考えると
西窪が奪っていったようだが

検挙時には所持していなかった。

スマホについて尋ねても

何も知らないと
話すだけだという》

わかりました。

いえ ありがとうございます。

《どういうこと?

西窪は水橋に
復讐しただけなんじゃないの?》

最近は
どのように お過ごしですか?

特に何も。

西窪の面会にも行けないので。

西窪に会いたいですか?

当たり前じゃないですか。

彼の様子が わからないのが
何よりつらいんです。

松永さん 何か聞いてませんか?

それを聞きたくて
呼び出しに応じてくれたんですね。

はい。

高寺さん
下手な芝居は やめませんか?

芝居?

西窪を心配するふりを
していることです。

あなたは本当に
西窪を好きだったんでしょうか?

もちろんです
私は西窪を愛してます。

水橋とも関係を持っていたのに?

あなたは西窪と水橋

2人の暴力団員と
交際していましたよね?

あなたは西窪と水橋

2人の暴力団員と
交際していましたよね?

水橋とも
西窪のときと同じように

取り調べで
顔を合わせたんでしょう。

そこから連絡を取り合って
体の関係を持つようになった。

しかし あなたのほうは
次第に愛情が冷め

関係を終わらせたいと
思うようになった。

でも それはできなかった。

別れ話を切り出すと
水橋が脅してきたからです。

それまでにあなたは
捜査情報を渡したり

日城組と敵対する組織の捜査を
強化したりするなど

水橋とは
深すぎる関係を築いていた。

更に 水橋は情事の際の
あなたの姿を隠し撮りしていた。

それを見せられた あなたは

どうすることも
できなかったはずです。

これからも仲よくしようや。

じゃないと
お前のすべてを ぶちまけんぞ。

ちょっと 消してよ

水橋のスマホです。

どうして あなたが?

スマホがなくなったという話と

西窪が検挙された場所を
合わせて考えてみたんです。

西窪は
このスマホを処理するために

橋の上に逃げたんじゃないかって。

川をさらったんですか?

あなたがここへ来る前に
他の捜査員たちに

協力してもらいました。

データを復元したところ
動画の他にも

あなたと水橋の交際を
裏付けるやりとりが

残されていました。

あなたは水橋に脅されていた。

そんなとき 傷害事件で
任意同行された西窪と出会って

目をつけたんですね。

高寺沙友里さん。

ハァ…。

フフフ…。

あ~あ!

何が いけないの?

ぜ~んぶ あなたの言うとおりよ。

水橋との関係を終わらせるために
西窪に近づいたの。

まぁ あなたみたいに
仕事だけが生きがいで

男っ気がない人には こんなの
理解できないでしょうけど。

どうして西窪だったんですか?

えぇ? あなたならわかるでしょ?

水橋を
恨んでるみたいだったから。

西窪:だからやってねえって!

やってたら正直に言ってるよ。

同じ組でも 俺は水橋とは違う

先輩を殺された話も
そのときにしてた。

だから使えると思って誘ったの。

私のほうから。

捜査資料を見て連絡を取った。

初めは警戒してたけど

男が考えてることなんて
単純だから。

で 頃合いを見て
水橋に脅されてるって話をした。

亮ちゃん 私 もう
どうしていいのかわからない。

その動画 俺がなんとかする。

亮ちゃん…

そして
西窪は あなたの思惑どおり

動画を
取り返しに行ったんですね。

動画のことがあったから

現場で
私の名前を出しちゃったのね。

沙友里さんの動画を渡せ。

沙友里が お前に本気でほれてると
思ってんのか?

お前はな
あいつに だまされてるだけだ。

沙友里は そんな女じゃねえ!

そうか。

そんなに
俺のお下がりが気に入ったのか。

黙れ!

うっ!

西窪は 動画を破棄するために
スマホを奪って逃走し…。

捕まりそうになると
捜査員に見つかる前に処分した。

西窪!

暴れるな!
離せよ!

いいやつよね。

最後まで 私のために
役目を果たしてくれた。

西窪が
あなたの自宅へ向かったのは

水橋のスマホを渡すためですね。

留守電が残ってたけど…。

(西窪)沙友里
俺やっちまった!

けど 届けに行くから

あなたに呼び出されてたから
帰れなかった。

もし 呼び出されてなかったら?

えっ?

そもそも あなたには

もう一度
西窪と会うつもりなんて

あったんですか?

う~ん…。

それは どうかしら。

殺人犯になった時点で

西窪には
利用価値がなくなったわけで…。

えっ?
私 何か間違ったこと言ってます?

間違ってますよ。

恥ずかしくないんですか?
人として。

フフフ…。

私から見たら あなたのほうが
きれいごと ほざいてて

よっぽど恥ずかしいけど?

最低ですね。

どうも ありがとう。

それでも あなたが
西窪を思うふりをしていたのは

純愛を貫く女性を演じて

水橋との関係を
探られないようにするためですね。

だから あのとき
聞いてもいないのに

西窪への思いを
ベラベラと しゃべっていた。

一人の人間として

誰かを思う気持ちを
とがめられる筋合いはありません。

私は西窪を愛しています。

彼への愛を貫きたいんです。
彼が私を変えてくれたんです。

暴力団員とつきあうのが
そんなにいけないことですか?

そうね
あなたさえ だましきれば

水橋との関係は漏れないと思った。

水橋本人は死んだし
西窪は絶対に口を割らない。

動画の件があるからですね。

処分はしたけど
西窪は私の名誉を守ってくれる。

西窪は そういう男よ。

ハァ… でも
まさか殺しちゃうなんてね。

私は動画さえ取り返してくれれば
それで よかったのよ。

まだ続けるんですか?

えっ なんのこと?
確かに あなたは西窪に

動画のことを
伝えただけかもしれない。

それは犯罪ではありません。
でも 本心では

殺人事件になってもかまわないと
思っていたんじゃありませんか?

ねぇ 証拠はあるの?

私が殺人を予見していたなんて

証明しようがないでしょう?

ええ そうですね。

結局 水橋は死んで
西窪は刑務所へ行く。

あなたは
停職処分だけで済んでいます。

本当は どちらの男も
愛してなかったんですよね。

さぁ… それもどうかしら。

そろそろ いいかしら?

停職中なので これで。

高寺さん。

証拠はありません。

でも 水橋との関係が
わかった以上

今の立場のまま 県警にいられると
思ってるんですか?

それに もしも この話を
日城組の組員たちに話したら

あなたの身がどうなるか…。

私には 怖くて
そんなことできませんけど。

私…。

あなたみたいな女 大っ嫌い。

失礼します。

松永くん どうした?
今日は呼んでないはずだが。

高寺沙友里に関する
新たな報告書をお持ちしました。

高寺沙友里?

この前の やくざの女ですか?

口頭での紹介は省きますが

彼女には この先も
新たなトラブルを起こす可能性が

高くあるとわかりました。
はぁ?

水橋とも! いや~ 信じられんな。

そこで 彼女には
マスコミに騒がれる前に

依願退職してもらいました。
我が県警にとって

彼女は危険因子でしか
ありませんでしたので。

しかし 我々に何の相談もなく
事を進めましたね。

君らしくない。

出過ぎた まねだったでしょうか?
私としては

できる限りの対処を
したつもりなのですが…。

愛すべき この県警のために。

いや
まぁ いいんじゃないですかね。

これを読む限り
私も松永くんと同意見です。

ありがとうございます。
もう いいですよ。

下がりなさい。

はい 失礼いたしました。

そろそろ考えるか。
女性初というのは

広報的にもいいんじゃないか?

《高寺さん あなたがしたことは

ある意味 勉強になった》

《あなたは
自分の利益のためだけに

2人の男を利用した》

《だから私も 欲しいもののために
あなたを利用する》

《私も迷わない。

この思いは必ず成就させる》