ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

セミオトコ 第7話 山田涼介、木南晴夏、今田美桜、三宅健、山崎静代… ドラマのキャスト・主題歌など…

セミオトコ #7』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. セミ
  2. サチコ
  3. 世界
  4. 小川
  5. セミ
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  7. 美奈子
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  10. マサ
  11. 一緒
  12. お前
  13. 健太
  14. 国分寺
  15. 最後
  16. 時間
  17. 本当
  18. フフ
  19. 家族
  20. 結婚

f:id:dramalog:20190907085811p:plain

セミオトコ #7』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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セミオトコ #7[字]

初めてのデートに出かけたセミオと由香。その帰り道、由香は思いがけず家族と再会する!一方『うつせみ荘』の住人たちは、由香のために何かできないかと考えていた…。

詳細情報
◇番組内容
街へデートに出かけたセミオ(山田涼介)と由香(木南晴夏)。楽しい時間を過ごした帰り道、由香は思いがけず家族と再会する!もう二度と会うことはないと思っていた家族と“最後に”会えたことを喜ぶ由香。「会えてよかった」と呟く由香に、セミオは最後の願いを伝える。そして『うつせみ荘』の住人たちもまた、由香のために何かできないかと考えていた…。
◇出演者
山田涼介、木南晴夏今田美桜三宅健山崎静代やついいちろう北村有起哉・佐藤仁美、田中美奈子、阿川佐和子檀ふみ
◇脚本
岡田惠和
◇監督
宝来忠昭
◇主題歌
Hey! Say! JUMP『ファンファーレ!』(ジェイ・ストーム
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】横地郁英テレビ朝日
【プロデューサー】服部宣之(テレビ朝日)、布施等(MMJ)、本郷達也(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/semio/
☆Twitter
 https://twitter.com/semio_tvasahi
☆Instagram
 https://www.instagram.com/semiotoko_tvasahi/

 

 


(セミオ)怖くなっちゃって…
死ぬの…。

離れたくないな…。

(大川由香)セミオは 私と7日間
一緒にいてくれるって言った。

それって…。

皆さんにお話ししたい事が
あります。

セミオは…
本当に… セミなんです。

(庄野くぎこ)そう…。
(小川邦夫)お前が言うんだったら

そうなんだろう。
どうして そう…?

(小川)好きだからだよ
お前の事が。 みんな。

セミオのいない世界になんて
私 いたくない。

もうすぐなんだよね…。

セミオの行ってみたい所に
行くのが 私の望み。

あっ!
あっ!

(頭突きする音)
なぜ 頭?

うわあ! やったー! すごい!
やったー!

撮りま~す!
あっ あの… すみません。

この写真って ここに
飾られるんですか? ずっと?

はい。
やったー!

これで思い残す事ないな。

…えっ?

ううん。 なんでもない。
うん。

(従業員)はい 撮りま~す!
はい チーズ!

(カメラのシャッター音)

(熊田美奈子)
わあ~ すごい! 素敵!

(庄野ねじこ)はい これも~。
ありがとうございます。

(くぎこ)
物持ちいいのよね 私たち。

そうね。 でも よかったわ
取っておいて。

ねっ。 でも これで こう…
百徳みたいにするの?

あの… 継ぎはぎにして こう…。
(美奈子)はい。

(岩本マサ)どうですか? これで。

(美奈子)
わあ ありがとうございます!

(岩本 春)おかゆちゃんに?
(美奈子)はい。

(ねじこ)すごい…。

(美奈子)小川さん?
(小川)あっ いや…。

あまり 物は持たないように
してきたんでね。

(マサ)余命 短いですもんね。
そうそう。

だから あまりなくて…。
パンツでいいか?

ええ~!
ああ?

冗談だよ 冗談。
(美奈子)早く出して。

はーい。
どうも。

しょうもない人を見るような目で
見るな。

よしっ!
(ねじこ)よーし…。

おかゆさんにあげるのか?
つなぎ合わせて。

うん。 心配だから…。

(ねじこ)ん?

もしも… 本当に
セミオが死んでしまうなら…。

ちょっと怖くて。

怖い?

はい。 おかゆさんが
どうなってしまうのか 怖くて…。

そうか… そうだよね。

あんなに楽しそうなんだもんね。
うん…。 はい。

つらいよね…。

だから… だからね
1人じゃないよって。

みんな おかゆさんの事
大好きだよって

服で伝えられるんじゃないかと
思って。

♬~

私も 粗っぽくてもいいから

絵本 作ってみようかな。
世界で一冊の本。

ハッピーエンドなやつね。
(春)うん。

あっ… 嫌かな?

かえって つらいかな?
そういうのあると。

そんな事はないだろ。

そう?
(小川)うん。

私は…。

気になる事があってな…。

何が?

彼女… おかゆさんの表情が。

表情?

みんなの前で セミオが
セミなんですって言った時

それから 今朝も…。

セミオ!

ごめんなさい。

(小川の声)なんだろうか…。

どっかで何かを決めている顔
とでもいうのかな…。

何を?
(小川)うん…。

セミオが来るまでは なんだか
息を潜めてたみたいな彼女がさ

セミオ 現れて

生きてる喜びみたいなものを
こう 全身からあふれるような

そんな感じになってきてさ…。

そうね…。
確かにね…。

もう ぶっ飛んでましたもんね
普通 通り越して。

うん。

えっ… で? それが?

違う顔なんだ。

今は…。

私は医者で… 外科医でな。

大きな手術…

命がかかるような
そういう手術を行う事も多かった。

患者さんの家族や恋人や…
つまり 待ってる人に

今のおかゆさんと
同じ表情をした人が… いてな。

時々 その顔を見ると…

怖くなってな…。

えっ 待って。
わかんない。 どういう事?

うん。 つまり…。

この人が死んだら
私も死のう。

そういう覚悟を決めてる顔…?

え~っ!?

そういう事です…。

♬~

作ろう…。

手伝ってもらえますか?

あの… 下手なのは知ってます。
切るのとか…。

(くぎこ)はい。
(ねじこ)それなら…。

裁縫か…。
(美奈子)苦手?

いや… 糸で縫うのは
手術と一緒でな。

ウェルカムだ。

(美奈子)うわ~ 嫌な感じ…。
(小川)だな。

私も描いてみるか!

なんか手伝う事…。
(春)ない。

裁縫は?
(春)できない。

(ねじこ)ハハハハ…。

(小川)ドンマイ。
(マサ)ありがと!

あと 誰かいないかなあ…
おかゆさん好きな人…。

あっ そういえば…。

ちょっと 私 いってきます!
(ねじこ)えっ?

やっぱり 国分寺はいいですね。

そうだね。 ほっとするね。
はい。

そっか。 セミオは
国分寺生まれだもんね。

はい。 大好きです 国分寺

うん。 そっか。

あっ おかゆさんは
どんな所で生まれたんですか?

うつせみ荘に来るまでは
そこにいたんですよね?

うん。 うーん なんだろう…?
もっと田舎。

いなか?
うん。

国分寺より
もっともっと人が少ない。

へえ~。

あっ セミはいましたか?

いたよ!
夏にはね たくさんいた!

木が いっぱいあるからね。

へえ~。 じゃあ いい所ですね。

あっ そっか…。 そうだよね。

はい。

♬~

もう 会う事はないのか…。

んっ?

…ううん。

でも 私は
国分寺に来てよかった。

セミオに会えたからね。

フフッ よかった。 幸せ。

僕も国分寺の うつせみ荘の庭に
生まれてよかった。

そう? なんで?

フフ…。

おかゆさんに会えたから
幸せです。

あら やっぱり? フフ…。
ハハハ…。

大好き セミオ。

僕もです。

大好き おかゆさん。

ヘヘヘヘヘ…。
フフフ…。

(相田直美)いらっしゃいませ。
(相田新平)どうも~。 あれ?

(桜木翔子)どうした?
珍しい組み合わせ。

(木下ひな)はい。 駅前歩いてたら
会っちゃって…。

(柴田基子)
「会っちゃって」って 何よ。

せっかくの休みなのに
主任に会うなんて…。

(ため息)
(基子)悪かったわね!

(翔子)主任
何やってたんですか?

うん。 なんかね これから
ちょっと 人が訪ねてくるのよ。

昔の… なんていうの… 仲間?

悪かった頃の… 手下?

はあ…。
(自転車のベル)

(自転車のブレーキ音)

(衝突音)

(新平)いらっしゃいませ…。

あの… しゃべらないと思ったら
しゃべったけど

しゃべったら普通の人ですよね?

(新平)えっ?
(直美)はい そうです。

あっ その奥さん
かわいくて 感じいい人!

あっ… はい そうです! 私です。
(新平)ん~?

私 大川由香さんと
同じアパートの者で…。

あっ!
(翔子)えっ?

ひょっとして 翔子さんですか?

ハハハッ! えっ そうですよね?

そうなんだけど…。
ごめん。 なんで わかった?

しかも 笑いが挟まってたよね?

えっ? なんて言ってたのかなあ
大川さん。 あれ…?

ちょっと 時間がないんで
お願いがあります。

皆さんの持ってる白い服を
ください。

理由は言えません。

大川さんを好きなら
お願いします。

えっ…?

(セミの鳴き声)

あっ…。
んっ?

うわっ! うわっ…
どうしよう… 雨宿り…。

えっ? もしかして 雨に弱い…?

あ…。

ごめんね。

早く! こっち こっち!

ありがとう…。
ううん。

雨は苦手です。

うん。

でも 必要なんですよ 雨は。

そう…。

はい。

♬~

♬~

あっ…。

えっ…?

あっ…。

(セミの鳴き声)

おかゆさん。
んっ?

あれは なんですか?

ああ…。

虹だね。 虹。
にじ…。

きれいですね。
うん…。

あっ すぐ消えちゃうんだよ。

その間に願い事をしたら
かなうんだよ。

えっ そうなんですか?
うん。

ん? あれ?
それは流れ星だったか?

どっちもだったか? あれ?

♬~

何 お願いしたの? セミオ。
えっ?

嫌です 教えません。
えっ なんで? 教えてよ。

嫌です 駄目です 内緒です。
えー!

なんか あれですね
ベタって いいもんですね。

ベタ?
なんでもないです。

うん。
フフ…。

おかゆさん。
はい。

踊りませんか?
えっ 回る感じ?

回るのか…。

ついに 私 回るのか?

人生で一度 最後の回転。
回る 回るよ 人生は回転木馬

何言ってるか わかんないけど…。

はい 回ります!

♬~

♬~

(大川ヒロシ)あれ 由香だよな?
(大川サチコ)おう。

(大川健太)回ってるよ。

(ヒロシ)あんな顔だっけ? あいつ。
(サチコ)だな…。

(健太)幸せそうじゃん。
(ヒロシ)おう。

(サチコ)帰るぞ。
(ヒロシ)えっ? だって おめえ…。

邪魔するもんじゃねえよ。

いいじゃねえか
幸せなんだからよ あんなに。

そうか… だな。

おかゆさん!
セミオ!

フフ…。
フフフ…。

おかゆ

「おおかわゆか」
だからじゃねえのか?

ああ?
(健太)母ちゃん すげえな!

まあな。

はい。
くるくるくる…。

あっ また回った。
すげえな! あいつ。

(サチコ・健太・ヒロシ)おー!

かっけえ!

わあ! ハハハハ…。

行くぞ。
おっ… おう。

(サチコ)早く 早く…。

フフ…
なんで 今 そんな夢を…。

えーっ!

えっ? えっ?

えーっ!

えっ? えっ?
えっ? えっ? えっ?

な… なんで?

(ヒロシ)なんでって… なあ。

なあ。
なあ。

いや 全然わからないんですけど。

わかるように
説明して頂けますか?

どうして?
どうしてって… なあ。

ああ…
会いに来たんだよ お前に。

どうしてんのかなと思ってな。
おう。

かみさんがな くれたんだよ
チケット。 なっ。

なあ。
そういう事だ。

かみさん…
結婚されたんですか?

はあ? 違えよ。
何言ってんだよ お前。

結婚なんてするわけねえだろ。

その「かみさん」じゃなくて
「かみ」さんだよ。

あっ 神の事ですか?

知ってんの? お前。
いや 会った事はないですが。

だよな。
そうですか… 神が。

呼び捨てすんなよ 人を お前。
(ヒロシ)そうだよ。

(サチコ)「さん」とか付けとけ。
なっ わかったか?

はい。 神さん…。

ありがとうございます。

(紙あきら)紙です。
よろしくお願いします。

あっ! あの… セミオくんです。

はい セミオです。

(サチコ)へえ~。
(ヒロシ)おお…。

(健太)よっ!

私の父と兄と母です。
(3人)よっ!

えーっ!

そんなに驚かなくても… なあ。

(3人の笑い声)
すいません。

僕は 自分の親や兄弟に
会った事がなくて。

えっ?
生まれてすぐ 母とは別れまして

父には会った事ないし

兄や姉や妹や弟は

たくさんいるんですけど
会った事なくて。

でも みんな
それぞれの場所で幸せに…。

ん?
あれ?

(サチコ・健太・ヒロシ)
そうだったのかあ…。

(サチコ)
お前 偉いな。 よく頑張った!

(ヒロシ)苦労しただろうによ…。
すげえよ お前!

かっけえな! 惚れたわ 俺。
ありがとうございます。

参ったな…。

そういう事じゃないんだよと
ツッコみたい気がするが

そうすると ややこしくなるし…。

何 ブツブツ言ってんだ? お前は。

訳わかんねえな 相変わらず。
すみません…。

あっ あの…。

(サチコ)で?
で?

(サチコ)結婚とかすんのか?

いいじゃねえか
いいじゃねえか イケメンの婿!

マジ 仲間に自慢するし。

結婚… あっ それは…。
(サチコ)ん?

なあ お前。

結婚する気もないのに
うちの娘

さっきから くるくる くるくる
回転させたのか?

いや そういう事じゃなくて…。
(サチコ)ひょっとして あれか?

あれじゃねえだろうな?
あれか? おい。

いや わかんないけど
多分 違う。

不倫か?
えっ?

(サチコ)冗談じゃねえぞ コラ。

ヤンキーはな そういう
曲がった事が大嫌いなんだよ。

こいつなんかな
いまだに右折できねえんだぞ。

おう。

いや 全然 意味がわかんないし
そもそも どうやって それで?

田舎じゃ右折しなくても
生きていけるんだよ。

俺なんかな
いまだに免許持ってねえし。

そりゃ バカだから
受からねえんだろうがよ。

そうでした。

あっ… 不倫ではありませんので。

そうなの?

だよね~。
ハハハハハハ…。

帰るぞ。

えっ? えっ なんで?

なんで 帰ろうとしてたんですか?
さっきから。 私に会わないで。

いいんだよ。
幸せそうな顔 見たんだからよ。

東京行って

また うじうじやってんじゃねえか
と思ったけどよ

そうでもねえみたいだからよ。

そんな…。

そっか… 神様が
最後に会わせてくれたのか。

(健太)あっ あの… あのさ
ちょっといい?

ちょっといい? ちょっといい?
あっ はい。

あっ ちょっと ちょっと…。

あのさ セミオくん。
はい。

ちょっと教えてくんねえかな。
はい 何をですか?

回り方!

えっ? 回り方?

あの… ありがとう 来てくれて。

帰ってしまうんですか?

おう。 これから

昔 世話になった人の所に
行くんだよ。

総長のとこにな。
近くにいるんだよ。

総長?
(ヒロシ)ああ。

えっと… 詳しくはいいです。

あの… ありがとう。
会えて嬉しかったです。

なんだよ やめろよ
そういう湿っぽいのはよ。

ヤンキーはな 別れとか
嫌いなんだよ。 苦手なの。

そうなんですか?
(サチコ)そうだよ。

だから ずーっと
地元にいるんじゃねえか。

なあ。
なあ。

そうだったんだ。

あっ でも あの… ありがとう。

私の事 産んでくれて
ありがとうございました。

幸せでした。

やめろよ 感謝とか。

泣いちゃうんだから
ヤンキーはな。 やめろ。

(健太)お待たせー!

どうよ!

えっ?

(サチコ)そういえばよ
お前 回ってたな 小さい頃。

えっ 私が?
(サチコ)おう。

どう?

ダンサーになるっていうのは
どうかしら?

♬~

あっ!

痛っ!

おお?
うわっ!

いいじゃん。 あれやるか?

フィギュアスケートとかやってよ
スターになるか?

スターの母親にしろよ。 なっ?

そんな…
私なんか無理ですので…。

すみません…。

んだよ… つまんねえな。

あっ!
よかったじゃねえか。

一緒に踊ってくれる相手が
できてよ。

(サチコ)おっ いくか?
(ヒロシ)はい。 いち にの…。

素敵な人たちですね。
うん ありがとう。

会えてよかった… 最後に。

最後に会えてよかった。

さあ 帰ろうか。
…はい。

♬~

そうか。

私 勝手に
自分にはいい事ないって

決め付けてたのかな。

♬~

どうしました? おかゆさん。

ううん。 帰ろう。

うん。

(チャイム)

(秒針の音)

ん?
ありがとう。

私の事 産んでくれて
ありがとうございました。

幸せでした。

(サチコ)やめろよ 感謝とか。
泣いちゃうんだからよ…。

(ヒロシ)いいね イエーイ!
(サチコ)ハハハハハ… いいよ~。

おらっ…!

あの!

えっ? よかった? 今の。
あっ マジで? 惚れた?

そんな事 言っとらん。
あっ すいません。 怖っ!

あの ひょっとして おかゆさん…
大川さんのご家族っていうか…。

父だ。
母だ。

兄ちゃんの事
なんて言うんだっけ?

兄。
ああ すいません それです。

妹の兄です。
なんだよ…。

あの お願いがあるんですけど。

(ベル)

(美奈子)おかえり。 お先。
えっ?

ごゆっくり。
えっ?

帰ってくるよ 2人! 早く隠して。

(ねじこ)私 早く帰ってくるんじゃ
ないかと思ってたんだ。

なんで?
だって あんま 似合わないもん

あの2人 都会は。
(くぎこ)そうね 確かに。

ありがとう。
ああ。

小川さんがいいとか思うな。
思っとらんわ!

(マサ)いいね~。
そうか?

(ドアの開く音)

あっ… ただいま。
ただいま。

(一同)おかえり。

なんか
都会に疲れてしまいまして

国分寺に帰ってきてしまいました。

ねっ。
はい。 ここが好きなので。

ほら 私の言ったとおりじゃん。

(くぎこ)違うなんて
言ってないわよ 今日は。

(ねじこ)えっ? そうだった?
ん?

2人がね
早く帰ってくるんじゃないかって。

ああ… ヘヘッ。

でも 楽しかったですし…
あっ すごいんですよ。

すごいんです セミオくん。
ちょっとだけ 私も。 ほらほら。

(ねじこ)何?

(一同)あーっ!
(マサ)何? これ!

はい もぐらたたきであります。

セミオくん
パーフェクトを記録致しまして

ずっと飾られるそうです。
お近くに お出かけの際は ぜひ。

(一同)へえ~。
嬉しいです ずっと残るなんて。

嬉しい…。

いい思い出になりました。

あっ それに それに
さっき 家族に会いまして。 偶然。

(春)家族?
おかゆちゃんの田舎の?

はい。
信じられないような事ですけど

神様がチケットをくれたとかで…。

びっくりしました。
でも 会えて嬉しかったです。

もう会えないかと思ってたから。

あっ ねえねえ。 今日
晩ご飯 一緒に食べませんか?

ねっ? そうしましょう。
何がいいかな?

最後の晩餐的なもの。

なんだろう?
ええ… なんだろう?

おかゆさん。
何か希望がある? セミオくん。

おかゆさん。

明日 僕が
この世界から いなくなったら…。

えっ…?

♬~

いなくなったら…?

おかゆさんも死んでしまおうと
思ってますね?

…えっ? なんで?

わかりますよ。
わかるに決まってます。

ずっと一緒にいて
ずっと顔を見てるんだから

わかります。

だって…。

許さないよ それは。

絶対に駄目だ。

♬~

だって…。

ん?

だって…。
だって?

だって 私…
セミオのいない世界なんて やだ。

生きていたくない。 だから…。

だから もういいの。

おかゆさん。
はい。

僕は間違ってましたか?
えっ?

あの時 僕は
あなたを幸せにしたいと思った。

笑った顔が見たいと思ったし
僕が笑顔にしたいと思った。

大川由香さんを幸せにするために

僕は
人間になる事を選んだんです。

それは間違いだったのかな?

なんで? そんな事ない。

私は 幸せにしてもらった。

セミオに会ってから

たくさん笑って
たくさんしゃべって

幸せにしてもらった。

うん。 なら よかった。
だったら…。

わかってるけど…
わかってるけど…。

(泣き声)

7日しかじゃなくて

7日も一緒にいられたんだって
思えばいいって

わかってるけど…
わかってるんだけど…。

私 そんなに強くないし

欲張りだって
わかってるけど… けど…

やっぱり ずっと
セミオと一緒にいたい。

一緒にいたい…。

(泣き声)

セミオのいない世界なんて やだ。

無理だよ。 無理だもん…。

やだ! 絶対に嫌だ!

(泣き声)

すごいな。

そんなおかゆさん 初めて見た。

もう 思った事があっても
黙ったり 我慢ばっかりしたり

どうせ自分なんかって
思わないような人に

なってくれたんですね。

♬~

それは幸せな事だと
僕は思います。

大川由香さんを幸せに

幸せに生きていける人に
したかったんで。

♬~

世界は優しいだけじゃない。

つらくて悲しい事 たくさんあるし
うまくいかない事も多い。

人間になって世界を見て
僕は そう思いました。

でも 人間は
自分の力で生きる事を選んでる。

毎日毎日 生きる事を選んでる。

素晴らしい事です。
素敵な事です。

かっこいいです。

つらい事や
つらい思いを抱えてる分

その人が生きる事は素敵な事です。

つらい事を
たくさん抱えている人こそ

その分 偉いんです。 偉いんだ。

でも… でもね セミオ。

…わかった。 私はいい。

私といてくれなくていい。
いいよ。

だから お願い 死なないで。

だって 言ったじゃん。
言ってくれたじゃん。

死ぬの怖いって。

私と… 私と もっと
ずっと いたいなって

言ってくれたじゃん。

セミオ 死なないで…。

ありがとう。

でも 僕の死はね
幸せな死なんです。

僕は セミとして

自分に与えられた寿命を
全力で楽しみました。

もちろん 寂しいし

おかゆさんと それに

うつせみ荘の仲間の皆さんと
離れるのは つらいけど

それでも…。

僕は寿命を全うする。

幸せな事です。

僕ら セミにとって
寿命を全うできる事は

とても幸運で幸せな事なんです。

だから 今ね
地上で鳴いているセミたちは

本当に幸せなんです。

だから
なんて素晴らしい世界なんだって

生きられなかった仲間たちに
伝えたくて

今 これから 外の世界に出てくる
仲間たちに伝えたくて

歌うんです。

歌う事が 世界に出る事ができた
僕らの使命なんです。

生きる事は素晴らしいって

頑張れば 素晴らしい事が
絶対に待ってるって

そう歌うのが
僕らの使命なんです。

(セミの鳴き声)

(セミの鳴き声)

なっ みんな。

(セミの鳴き声)

(セミの鳴き声)

最高!

♬~

なんとか ならないの?

なんとか…。

セミオはね 必要なんだよ。

この世界に必要なの。

私みたいな人 たくさんいるから

その人たちのためにも
セミオは生きて。

セミオこそ生きて。 ねっ。

おかゆさん。

…はい。

おかゆさん。

…はい。

きっと その人たちの所には
僕じゃないセミオが現れます。

僕は

おかゆさんだけのセミオなんです。

♬~

もう一度言います おかゆさん。

僕とおかゆさんは

生きて死ぬ世界が
違うのかもしれない。

でも 愛し合いました。

時間は短いのかもしれない。

でも
僕もおかゆさんも愛し合った。

好きで好きでたまらなかった。

その時間は 永遠には
続かないのかもしれません。

でも その時間は
確かにあったんだ。

僕は消えてしまうのかもしれない。

でも おかゆさんは
ちゃんと覚えていてください。

この時間を…

この幸せだった時間を
力にしてください。

幸せに生きてください。

それが僕の願いです。

ずるいよ…。

ずるい。

そんなのずるいよ。

おかゆさん?

なんで? なんでさ…。

なんで そんな急に
大人になっちゃうの?

バカ…!

おかゆさん。

やだ…。 やだやだ やだやだ。

(すすり泣き)

「わかった」って言うの やだよ…。

(すすり泣き)

いいもん。
もう 違う話 してやる。

えっと… えっと えっと…
えっと…。

なんも思いつかない。
えっと… えっとね… えっと…。

コラ。
嫌だ!

えっと ええ…。
あっ そうだ。 あのね…。

♬~

わかりましたか?

はい…。

偉い。

もう… なんだよ!

大人になったくせに…。

今みたいなね…
今みたいなチュウはね

2人っきりの時にするもんなの!
もうっ バカ!

ええっ!? あっ そうなんですか?

うう~…!

♬~

だから そういうのは
2人っきりの時に…。

でも いいや!

♬~

あっ あっ 危ない…。
危ない…。

さっきの顔と違うな おかゆさん。

そうですか?
ありがとうございます。

違うと言っただけで
別に褒めてない。

あっ すいません。

セミオ。
はい。

背中に隠したのは なんだ?

あっ!
コラ!

すいません。

むっちゃ予想どおりの展開。
すいませんね。

(ねじこ)あっ でも
カレーにメイプルシロップは

ありなんじゃない?
おっ?

そうね リンゴとハチミツとか言うもんね。
おお~っ!

(春)そっか じゃあ メイプルありかも。
おおっ!!

ありかも。 どうです? 小川さん。
どうなんですか?

なくはないのは認める。
私は あまり使わないがな。

でもさ いつもみたいに
最後にかけないほうが

いいんじゃないか?
…というと?

今 隠し味として。

ああ~。
(くぎこ)隠し味ね。

うん?

何 こそこそしてんだよ。
えっ?

隠して入れる事じゃ
ないんですか? 隠し味…。

(マサ)何 ちょっと
うまい事 言ってんだよ!

バレてるだろ どっちみち。

(くぎこ)それでは…。
(一同)いただきます!

♬~

う~ん!

うん…?

(マサ)うーん…。
(春)なるほど…。

ねえ…。
ねえ…。

(ため息)

おお~!
うん?

なんて素晴らしい
カレーライスなんだ!

あれ?
(マサ)そこまでじゃないな。

(一同の笑い声)
あら?

(ねじこ)お肉 全部食べたら?
(春)お肉… 食べます。

(マサ)うん!
(ねじこ)でも おいしいよね。

お肉 奮発したのがよかった。
(美奈子)明太子つけて おいしい?

あのね…
ちょっと よくわからない。

やってみて。
(美奈子)ええっ?

フフッ。

セミオ。
はい。

ちょっといいか?

はい。

聞いて… くれるか?

はい。

わからなくてもいい。
聞いてくれるだけでいい。

はい。

人の命を助ける仕事がしたくて
医者になった。

で 自分なりに精いっぱいやった。

多くの命を救った。

でも 自分は救えなかった。

自分の体が重い病気で
長く生きられない

治す事もできないって
わかったんだ。

…で 医者をやめた。

いつ 体が動かなくなるか
わからない。

だから
やめるべきだと思ったんだ。

そして 全ての人間関係を捨てた。

たくさん見てきたからな。

愛する人や家族が亡くなって
悲しむ姿を。

誰も そういうふうに
させたくないと思ったんだ。

あっ 猫。 わかるだろ? 猫。

はい。

本当かどうか知らんが

猫は死が近づくと

いつの間にか
姿が見えなくなってしまうんだ。

誰かの目の前で死ぬ事を
良しとしないらしい。

そんなふうに死にたいと
思ったんだ。

本当なんだよ 余命が短いって…。

ギャグみたいに
あえて言ってるけど

あれ 本当なんだ。

♬~

まったく… お前のせいで

何もかも
計算狂っちまったじゃんかよ。

誰の事も好きにならないで…

自分の事も誰も好きにならないで
消えようと思ってたのにさ。

人を好きになる一方だ。

それに…。

無理ですよ 小川さん。

えっ?

♬~

小川さんを好きにならないなんて
無理ですよ。

♬~

(すすり泣き)

♬~

…だろうな 小川さんだもんな。

はい。

♬~

(泣き声)

あっ!
(ねじこ・美奈子・由香)あっ…。

(くぎこ)セミオくんの分
もうないかな…。

えっ?
食べちゃった。

えーっ! そんな~…。

(一同の笑い声)
何よ。

そういうところ 子供なんだから。

ほら あるよ。

おっ! やった~!
(一同の笑い声)

よかったね。
うん!

あっ…!
(一同)ああ~…。

えーっ! そんな~…。

(一同の笑い声)

もう ありますよ ちゃんと。
いい年して なんだ その顔。

はい。

私に惚れ直すな。
(一同)はあ?

早っ。
メガネ メガネ。

う~ん! おいしい!

フフッ。

♬~

♬~

♬~

この世界に 大川由香さん…

おかゆさんがいて よかった。
おかゆさん お別れみたいです。

ありがとう
この世界にいてくれて

僕と出会ってくれて。
セミオ…。

セミオ…!