ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

刑事7人 第8話 東山紀之、田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『刑事7人 #8/その人は本当に警察官ですか?―“なりすまし男”衝撃の正体』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 一戸
  2. 充子
  3. 元宮
  4. 工藤
  5. 青山
  6. 被害者
  7. 副市長
  8. 警察官
  9. カ月前
  10. 警察
  11. 津島
  12. 本当
  13. 海老沢
  14. 天樹
  15. 年前
  16. 遺体
  17. 間違
  18. 個人情報
  19. 高齢者
  20. 制服

f:id:dramalog:20190905064102p:plain

『刑事7人 #8/その人は本当に警察官ですか?―“なりすまし男”衝撃の正体』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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刑事7人 #8/その人は本当に警察官ですか?―“なりすまし男”衝撃の正体[字]

「殺害された男は工藤という警察官」と、現場にいた老婆は語る。しかし天樹(東山紀之)が調べを進めると、彼女は認知症を患っており、遺体の名前も職歴も嘘だらけで…?

詳細情報
◇番組内容
2019年夏、スペシャルチームが再集結。東山紀之主演ドラマ『刑事7人』待望の第5シリーズ!
犯罪の複雑化、高度化によって未解決事件が急増…すっかり地に落ちた警察への信頼を取り戻すため、ついに「専従捜査班」が発足!天樹(東山紀之)ら7人は、組織にとらわれず独自に捜査を行い、時には司法取引さえも武器に、超凶悪犯罪を徹底的に捜査する最強のチームとして、熱い“正義”を胸に巨悪に挑みます。
◇出演者
天樹悠…東山紀之
海老沢芳樹…田辺誠一
水田環…倉科カナ
野々村拓海…白洲迅
山新塚本高史
堂本俊太郎…北大路欣也
◇脚本
谷口純一郎
◇監督
安養寺工
◇音楽
奈良悠樹
◇スタッフ
【エグゼクティブプロデューサー】内山聖子テレビ朝日
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子テレビ朝日
【プロデューサー】山川秀樹(テレビ朝日)、和佐野健一(東映)、井元隆佑(東映
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_05/
☆Twitter
 https://twitter.com/keiji_7nin

 

 


(野々村拓海)
ああ~っ! 手柄が欲しい~!!

♬~

(野々村)ああっ…。
(青山 新)同期が

警視総監賞もらって
出世したらしいんですよ。

早く 僕も一人前にならないと!

(海老沢芳樹)出世なんて
あとから ついてくるもんだよ。

そんな事 考えてたら
大事なものを見失っちまうぞ。

(水田 環)
それ 海老沢さんが言います?

通知表に書いてあったんです。

「拓海くんは 本当は
やればできる子です」って!

天樹さんも そう思いますよね?

(天樹 悠)手柄を立てる事だけが
刑事の務めじゃない。

手柄なんか ないくらいが
ちょうどいいんだよ。

(青山・海老沢・環)ほら!

有希ちゃん カシオレおかわり!

♬~

(青山)じゃあ このベンチ
撮っておいてください。

終わったら じゃあ そっちで。

死後9時間 経過してます。

♬~

なんで こんな格好なんだ?

身元を隠すために 犯人が
着衣を持ち去ったってところね。

まずは 身元の特定と
目撃者から あたるか。

よし!
おっ… 目指せ 警視総監賞!

力みすぎて空振りしないでね。

どうしたの? どうしたの?
(男性)事件か?

(菅原充子)あっ あっ…。

あの どうかしましたか?

あっ あっ… ああっ…。

おばあちゃん 大丈夫ですか?

(荒い息遣い)

はあ…。

はあ…。
(受信音)

(キーを押す音)

おっ… ガイシャ特定か。

…あっ?

(野々村の声)えっ!?
被害者 ご存じなんですか?

あの人ね… あの…
工藤さんっていってね

近くの交番のお巡りさん…。

交番の巡査?

警官殺し…。

下の名前は
工藤何さんっていうんですか?

工藤さん いい人でね…。

(すすり泣き)

なんで…
なんで 亡くなっちゃったかね…。

あの おばあちゃん…。

(携帯電話の着信音)
(泣き声)

ちょっと失礼します。
(携帯電話の着信音)

もしもし。

お前 どこで油売ってんだよ。

指紋から
被害者の身元が判明したぞ。

ええ 僕も今 特定したところです。
工藤…。

一戸琢也 35歳。

えっ?

「10年前まで 堀ノ塚署の地域課に
勤務していた 元警察官だ」

「水田たちが アパートに
向かってる。 お前も早く…」

(電話が切れる音)
おい…。

おばあちゃん もう一度

被害者の名前を
教えてもらえませんか?

(充子)工藤さん?

本当に いい人でね。

よくしてもらった…。

あの ちょっと…。
(ため息)

彼女 菅原充子さんといって

認知症を患ってるとかで
近所でも噂されてて…。

(ため息)

♬~

誰か 迎えに来てくれる人は
いませんか? ご家族とか。

はあ…?

あっ…。 送っていきますね。

(青山)被害者の一戸さんは
10年前に警察を辞めて

実家のある青森に
帰っていたそうですが

1年前に また
こっちに戻ってきてたそうです。

定職には就いておらず
生活も不規則だったと

アパートの管理人が言ってました。

警察を辞めて 身を持ち崩した
ってわけね。

暑っ…!
それと

隣の住人によると
ここ最近 頻繁に

大きな黒いバッグを持って
外出してたそうです。

行き先は
わからないそうですが…。

わからないといえば
ガイシャが殺された時の着衣よね。

あの靴に合う服が
まるで見当たらない。

一張羅の高級スーツ着てたとか?
それを犯人が持ち去った。

それは ない。

高級スーツとは無縁の
暮らしだったみたい。

♬~

長津市役所 高齢者支援課。

あたってみますか?
うん。

(充子)工藤さんが
初めて家に来たのは

ひと月ぐらい前かしらね。

それから
よく来てくれるようになって…。

そうなんですか。

なんで 死んじゃったのかしらね?

これ 右でいいんですよね?
(充子)あっ… すみません。

(津島 卓)
すみません。 お待たせしました。

高齢者支援課 課長の
津島と申します。

あっ…。

警視庁の水田です。
青山です。

お互い 公務員は大変ですね。
ええ まあ…。

あっ どうぞ。

この方が あなたの名刺を
持っていまして…。

(津島)ああ 一戸さんですね。
覚えてますよ。

えっと お見えになったのは…
確か…。

あっ… はいはいはい。

えっとね… 2カ月ほど前でした。

(一戸琢也)すみません。
はい。

(一戸)ボランティアに
参加したいんですけど…。

(津島)あっ…
あっ はいはいはい…。

ボランティア?

ええ。 昔 警察官だったみたいで
力仕事は得意だからと

高齢者向けのボランティアを
希望されてました。

実際に 活動は?

(津島)さあ どうですかね…?

(野々村)ここですね。
(充子)はい。

(野々村)はい
じゃあ 下ろしますよ。 はい。

(充子)ありがとうございます。

じゃあ おばあちゃん
暑いから 体には気をつけてね。

あっ ねえねえ
おなかすいてない?

えっ… あっ いや…。

ちょっとね
何があるか わかんないけどね

食べてって。
おばあちゃん 僕

戻らないといけないんで…。
はいはいはい。

(海老沢の声)
現場近くの公園のゴミ箱から

ガイシャの血痕が付着した
着衣が見つかった。

殺害された時に着用していたもの
と見て間違いない。

警察の制服?

ただし 偽物だ。

制服は 一戸さんが 2カ月前に
ネットで購入したものだった。

それと 制服の袖からは花粉が…。
サルビアの花粉が検出された。

(青山)外出する時に持っていた
黒いバッグっていうのは

この制服を入れるためのもの
だったんでしょうね。

警察官のコスプレでもして
遊んでたって事か?

一戸さんは 生前

高齢者のボランティアへの参加を
希望していたそうです。

職もなく 借金も抱えていて

食い繋ぐので
精いっぱいだったはずなのに

変ですよね。

だとしたら
何かしらの 別の目的が…?

とりあえず 一戸さんの昔の同僚に
あたってみます。

あれ? あいつは?
ん?

う~ん。

うん!

う~ん うまい!
なんか すごくうまいです!

ああ… ハハ… よかった。
(鈴の音)

お店やってたんだ…。
(猫の鳴き声)

はあ…。

かわいいですね。
フフ…。 ねえ きなこ。

きなこちゃん
工藤さんいなくなって 寂しいね。

お掃除もしてくれたし お墓参りも
連れてってくれたもんね。

(きなこの鳴き声)

工藤さんもね あなたみたいに

おいしそうに
たくさん食べてくれた。

この間もね ほっぺた
なんか 怪我してたけど

食べづらそうだけど
おいしそうに食べてた。

そうなんですか。
(充子)フフフ…。

あっ やべっ…。
ああ…。

(高野)一戸くんは 生真面目な反面
短気なところがあった。

10年前 退職直前にも
上司と もめて…。

なんだ!
何をするんだ!

(高野)一戸! お前
何やってるんだ! おい! 一戸!

原因は なんだったんですか?

わからんなあ…。

元々 その上司と
折り合い悪そうだったし…。

その後 一戸さんと会った事は?

ああ… ちょうど
1カ月ぐらい前だったかな?

街で 元宮っていうチンピラ崩れと
つるんでて。

(元宮洋祐)ハハハハ…。

(高野の声)
一戸は終わっちまったなって…。

その元宮というのは?

うーん… 10代の頃から
恐喝と傷害を繰り返してる奴でね。

当時 一戸が補導して

更生するよう
指導していたはずなんだけど…。

元宮の現住所 わかりますか?

(ノック)

留守ですかね?

ああ…
しばらく帰ってないようね。

♬~

すみません 遅くなりました!

ったく こんな時間まで
どこ ほっつき歩いてたんだ?

いやあ…

被害者の事を知ってるっていう
おばあちゃんに つかまってて…。

まあ… 名前も違うし
その なんていうか

認知症を患われてるみたいで

勘違いだとは思うんですけど…。

(堂本俊太郎)死因は 頭部を
鈍器で殴られた事による脳挫傷だ。

かなりの力だな。

それと 右顎に外傷。

打撲痕がある。

えっ!?

ほっぺた なんか 怪我してたけど

食べづらそうだけど
おいしそうに食べてた。

それって
いつの傷か わかりますか!?

いきなり 大きな声 出すなよ。

犯行時にできた傷じゃない。

皮下出血の状態から見ると

事件の3日ほど前にできたものと
推察される。

♬~

もしかして…。

っていう事は その女性が

被害者の顔の傷の事を話していた
っていうのか?

ええ おばあちゃんが言ってた事は
正しかったんです。

仮に その話が本当だとすれば

一戸さんは 警察官の制服を着て
工藤と名乗り

その女性の家に出入りしてた
って事になる。

何が目的で?
それは…。

被害者の一戸さんは 事件の直前
よく この男と つるんでたそうよ。

元宮洋祐。 一戸さんが
警察官時代に補導した男です。

傷害に窃盗に恐喝。

まあ 平たく言えば
札付きのワルってやつですね。

元宮洋祐…?

かつて補導したワルに
取り込まれたって事か?

うん…。
確か…。

♬~

1カ月前にも
暴行事件を起こしてる。

被害者は
長津市副市長の森川京一郎。

副市長…?

市の政策が気に入らなくて
暴行を加えたと供述しています。

引っかかるな…。
とにかく 2人は

元宮が立ち寄りそうな場所を
あたってくれ。

はい。
了解。

副市長のほうも
一応 つぶしておくか。

拓海くんは
もう一度 その女性に話を…。

はい…。

(青山)待て! コラ!

お前さあ…。
(馬場)痛い 痛い 痛い 痛い…。

逃げるとさ
追っかけたくなっちゃうじゃん?

持ってないか? オラ。
ん?

ああっ!
あら。

ドラッグだな。
元宮と よく つるんでるそうね。

立ち寄りそうな場所に
心当たりは?

あいつなら シグレヤで
昼間っから飲んでるよ。

ああ… この2人ね。

何を話していたか
覚えてませんか?

客の話は なるべく
聞かないようにしてるけれども…。

はい ウーロンハイ。

何百万がどうとか どこどこの家は
簡単に盗めるだとか

物騒な事 話してたなあ…。
そっちのほうで。

クーッ!

それにしても あのばあさん

よく あんな
ため込んだもんだよな。 ハハ…!

俺らも金持ちだよ~!
ハハ…。

ばあさん? それって
誰の事だか わかりますか?

いや…。
ちなみに それは いつ頃?

1カ月ぐらい前だったなあ…。

元宮は
市の政策が気に入らなくて

あなたに暴行を働いたと
供述していますが

調べれば調べるほど

政治に興味を持つような男じゃ
ないんですよ。

森川副市長

元宮が あなたに暴行を加えた
本当の理由は なんですか?

(森川京一郎)
私から お答えする事は何も…。

正直に話して頂かないと
いろいろと

詳しく調べさせてもらう事に
なりますが…。

ここだけの話に
してもらえますか?

(森川の声)2カ月ほど前に

バーで知り合った女性と
ホテルに行ったんです。

その帰りに…。

駄目だよ おっさん
人の女に 手 出しちゃ。

無理やり 連れ込まれたんだろ?
いや…!

警察 行こっか。

(森川の声)ちょうど その時
近くを警察官が通りかかって…。

立場もあるんで 思わず 金を…。

それから 1カ月ほど 元宮は
何度も金を要求してきました。

で きりがないので断ると…。

元宮から暴行を受けた
というわけですか。

ええ…。

通行人が通報して
大ごとになってしまって。

ちなみに そのホテルの近くを
通りかかったという警察官は

彼ではありませんか?

(森川)ええ ええ ええ。
そうです! 間違いありません。

♬~

(充子)そうそう。
この人 工藤さん。

やっぱり…。

あの… 充子さん
落ち着いて聞いてね。

その 工藤さんの事なんだけど…。

工藤さんが どうかした?

実はね この男 本当は
一戸琢也っていって

もう 10年も前に
警察を辞めていて…。

だから…。

充子さん
心配だから 正直に答えて。

この男から
何か 騙されたりしてない?

だ… 騙された?
馬鹿な事 言わないでよ!

工藤さんはね
本当に いい人なのよ!

騙すなんて そんな もう…!

(電話)
あっ…!

出ないんですか?
電話は出ないのよ。

電話 出ちゃ駄目なの。
えっ?

怖いのよ 電話が…!

(男)「こちらの地区の高齢者の方に
アンケートをお願いしています」

はあ…。

「念のため お聞きしますが

ご自宅に 現金なんて
置いていないですよね?」

「最近は 高齢者を狙った空き巣が
頻発していますから…」

あら まあ…。 どうしましょう…。

「あるんですね? ご自宅に」

次の日 工藤さんが
初めて 家に来てくれて…。

こんにちは。

工藤さんが教えてくれたの。

おばあちゃん
それはね アポ電詐欺といって

事前に その家にいくらあるのか
確認するための電話なんですよ。

あら…。

でも よかった。
金額は教えてないんでしょ?

ああ… ええ。

それから 毎日
家に来てくれるようになって…。

まさか 彼の前でお金を見せたりは
してませんよね?

えっ…?

見せたんですね!?

念のため 確認しておいたほうが
いいですよ。

ああ… はい。

♬~

(充子)ああ… ハハ… よかった…。

主人が 私のために
残しておいてくれた

お金なんですけど…。
ああ よかった…。

すぐに
金庫の中身 確認してください!

あっ はい…。

♬~

あっ…!

♬~

(野々村)菅原充子さんの
自宅の金庫からは

1000万が
なくなっていました。

盗んだのは 間違いなく 一戸です。

一戸と元宮は
1カ月前 飲み屋で…。

そういえば あのばあさん

よく あんな ため込んだもんだな。
ハハハハ…!

アポ電をしたのは 元宮でしょう。

念のため お聞きしますが

ご自宅に 現金なんて
置いていないですよね?

あら まあ…。 どうしましょう…。

翌日 警察官を装った一戸が現れ

信用させると 現金を盗み出した。

元宮が起こした
副市長への暴行事件の背後にも

一戸がいた。

調べたところ 長津市内で

同様の事件が
2件 発生していました。

狙われたのは 高齢者の
岩倉祥子さん そして 坂田明さん。

いずれも未遂に終わってますが
手口が酷似している。

恐らく この2件とも
一戸と元宮の犯行の可能性が高い。

一戸は 死亡時
金を所持していなかった。

恐らく 元宮が一戸を殺害し

1000万を持ち逃げした
って事だろう。

許せない。
どうして こんなひどい事を…。

拓海…。

充子さんの手
あかぎれだらけなんです。

あのお金をためるのに

彼女とご主人が
どんなに苦労したか…!

(充子の泣き声)

何も力になれない自分が…
情けないです。

こんな時のために
警察官は いるんじゃないのか?

♬~

(野々村)僕が 必ず
お金を取り返してみせます!

どうして… あの工藤さんが…。

充子さん…。

(風鈴の音)

今日も いい天気ですね。

僕たちに任せてください。

♬~

工藤さんとは
いつも ここで?

ええ。 いつも1時間ぐらい
お茶 飲んだりして…。

(天樹の声)その間
ここを離れたりした事は?

(充子の声)
いえ。 いつも ここで…。

見てのとおり狭い家ですから。

天樹さん…。

お隣 失礼します。
(充子)はあ…。

一戸は いつの間に
犯行に及んだんでしょうか?

お庭を拝見しても
よろしいですか?

(充子)ああ… どうぞ。

♬~

(きなこの鳴き声)

(野々村)こんなとこで
暑くないのか? ん?

…ん?

天樹さん これって…。

ライト?

(野々村)充子さん。
(充子)はい。

(野々村)これが
縁の下に落ちていたんですけど

心当たり ありませんか?

(充子)ああ! あの シロアリ業者。

シロアリ業者?

なんか
点検したほうがいいって…。

お隣にね
シロアリが発生したからって。

それは いつの事ですか?

えっ あっ…
ちょっと待って。

あのね… 書類をね
置いてったわよ。

そこに… ここに
ほら なんか 日付が…。

9月1日…。

一戸が殺された日だ。

点検の間 業者の方と一緒に
庭に出ていたんですか?

はあ…。

その時 家の中には?

工藤さん 来てましたよ。

そういう事か…!

多いのよ この辺…。
えっ シロアリ?

ほら 壁とか床とかさ…。
(充子)うん? 壁?

そのシロアリ業者というのは
彼でしょうか?

違う 違う。
こんな人じゃない。

もう一人 仲間がいる
って事でしょうか?

♬~

あんた ずるいじゃん。

面倒な事
全部 俺に押しつけてさ!

あんたが
金 持ってったんだろ?

(刺す音)
うっ…!

♬~

てめえ…!

(パトカーのサイレン)

(青山)元宮で間違いありません。

(野々村)やはり 一戸と元宮には
3人目の仲間がいた

って事でしょうか。

そいつが2人を殺害して
金を独り占めにしたって事か。

犯人が
遺体を埋めようとしたのかしら?

ここは
普段 人目につかない場所です。

なぜ 最後まで掘って
遺体を埋めなかったんでしょうか。

目撃情報 集めてきます。

♬~

食事も取らせんとは さすがに
人使いが荒すぎやしませんか。

すみません…。

ほやほやの鑑定書だ。

死因は
腹部を刺された事による失血死。

傷口の深さなどから推察するに
恐らく男性だろう。

油断をしたところ
正面から一突きってところだな。

という事は 顔見知りの犯行…。

やはり 3人目の仲間が…。

それと 遺体に わずかだが
飛沫状の液体が付着していた。

ここからアミラーゼ反応が出た。

つまり… 唾液だ。

唾液?

ただし これは
ホトケさんのものじゃない。

同じ反応が傷口からも検出された。

犯人のものと見て
間違いないだろう。

♬~

現場周辺をあたりましたが
目撃情報は今のところ…。

あの辺りに 防犯カメラは
設置されてませんでした。

元宮の遺体には

犯人のものと思われる唾液が
付着していたが

DNAは データベースには
ヒットしなかった。

えっ… 何 調べてるの?

今回狙われた菅原充子さん

未遂に終わった
岩倉祥子さん 坂田明さんは

いずれも 事前に
詳細な個人情報を把握され

ターゲットに選ばれているんです。

一戸たちは どうやって
この個人情報を入手したのか…。

全ての始まりは1カ月前。

(天樹の声)森川副市長から
金を脅し取っていた2人は

暴行事件で警察沙汰になり

これ以上 森川さんから
金を奪えないとわかると

今度は 菅原さんから
1000万円を手に入れる計画を

立て始めた。

そういえば あのばあさん

よく あんな ため込んだもんだな。
ハハハハ…!

一戸が菅原さん宅を訪れたのも
1カ月前。

こんにちは。

1カ月前に何があったのか…。

♬~

被害者は みんな 80歳なんですね。

(青山・海老沢)うん…。

これを見てください。

あっ… この真ん中 森川副市長!

これって…!

充子さん
岩倉祥子さん 坂田明さん。

被害者の3人が参加しています。

(海老沢の声)「長寿を祝う会」…。

(天樹の声)長津市主催の

80歳になった高齢者を祝う
催しです。

7月28日…。

副市長が元宮から暴行を受ける
3日前だな。

ちょうど 元宮から 執拗に
金銭を要求されていた時期だ。

そうか…!

この会で 3人の個人情報が
集められていたとしたら…。

副市長の森川は
見逃してもらう代わりに

元宮たちに渡した可能性が
あるわね。

副市長に会ってくる。

2人は
他の被害者から 話を聞いてくれ。

(青山)はい。

馬鹿な!

そもそも 長寿を祝う会は
ただの小さな催しですよ。

詳細な個人情報なんて
手に入るわけがない。

本当ですか? 元宮たちに脅されて
渡したんじゃ…。

いい加減にしろ!

そこまで言うんなら
証拠を持ってこい。

(野々村)ここに写ってるの
充子さんですよね?

この時の事を覚えてませんか?

ああ…。

でも 信じられないわよねえ。

えっ?
工藤さん。

最後にお別れした時

ちゃんと
お墓参り 行くんだよって。

あんな優しい人が…。

お墓参り?

シロアリ業者の人
猫 嫌いだったわねえ。

えっ どういう事ですか?

ねえ。

すっかり嫌われちゃったわよねえ
きなこちゃん。

(きなこの鳴き声)

そうか…!

何かわかったんですか?

拓海くん
行ってほしい所があります。

ちょっと遠出になるが…。
遠出?

(岩倉祥子)楽しかったですよ。
懐かしい顔にも会えたしね。

(青山)ここで 誰かに

詳しく個人情報を聞かれたりは
しませんでしたか?

(祥子)さあ…
どうだったかしら?

(坂田 明)あっ そういや
相談会ってのがあったなあ。

相談会?

(坂田)ええ。 祝う会のあとに
年金の相談会があって。

なんですか? それ。

今後の年金の運用について

市の職員から いろいろ
丁寧に教えてもらったんです。

その職員は この中にいますか?

ああ…! この人だったかな。

♬~

(携帯電話の振動音)

もしもし。

一戸さんの親戚に会って
話を聞いてきました。

一戸さんが警察を辞めた
原因なんですが…。

(秒針の音)

(充子の声)ほっぺた
なんか 怪我してたけど

食べづらそうだけど
おいしそうに食べてた。

(堂本の声)遺体に わずかだが
飛沫状の液体が付着していた。

(環の声)一戸さんは 生前

高齢者のボランティアへの
参加を希望していたそうです。

食い繋ぐので
精いっぱいだったはずなのに

変ですよね。

(充子の声)ちゃんと
お墓参り 行くんだよって。

(秒針の音)

(解錠音)

♬~

ちゃんと
お墓参り 行くんだよ。

うん。

♬~

(海老沢の声)
制服の袖からは花粉が…。

サルビアの花粉が検出された。

♬~

この件は これで…。
(ノック)

失礼します。
なんですか! いきなり。

お聞きしたい事がありまして。
(舌打ち)

アポ取ってもらわないと困るな!

お聞きしたいのは
副市長にではありません。

えっ?

あなたにですよ
高齢者支援課長の津島さん。

そもそもの始まりは 2カ月前の
副市長に対する元宮の恐喝。

あれは

森川副市長の女癖が悪い事を
よく知る あなたが

仕向けたものだったんですね。

何を言ってるんですか?

あなたは
副市長の右腕的存在でありながら

裏で元宮らと結託し
副市長から金を脅し取っていた。

何を根拠に そんな事を…。

(青山)あなたは 1カ月前の

長寿を祝う会に
参加されてましたよね?

もちろん。
だって 私の仕切りですから…。

会のあとには
年金の相談会が行われていました。

しかし
それは公式なものではなく

あなたが
個人的に開催したものだった。

あっ あの すみません。
(津島)はい はい…。

ここは 何を書くんですか?

(環の声)あなたは
そこで個人情報を入手し

一戸と元宮に横流しした。

同僚の方に伺いました。

あなたは
極度の猫アレルギーだそうですね。

それが何か?

菅原充子さんの家で
シロアリ業者を装っていた男も

そうだったんですよね。

(くしゃみ)

(きなこの鳴き声)
(くしゃみ)

元宮を殺害した人間も また…。

(猫の鳴き声)

(海老沢の声)あの現場は
猫のたまり場になってましてね。

恐らく 穴を掘ってる最中に
野良猫が現れ

あなたは
現場をあとにするしかなかった。

(青山の声)元宮の遺体には

犯人のものであろう唾液が
しっかり付着していました。

DNA鑑定をすれば

すぐに証明できますが…。

私も 最初は 副市長と同じく
彼らの被害者だったんですよ。

半年前に女を紹介されましてね。
それで…。

それが いつの間にか
犯罪の片棒を担ぐようになった。

言い訳してるつもり?

言い訳なんて とんでもない…。

公務員より
断然 割がいいんでね!

毎日 せっせと汗水垂らして働いて
年収650万。

ばあさん騙したら
一瞬で手に入る金額だよ。

あんたらも公務員なら
わかるだろ!?

馬鹿らしいって事ぐらい!
あんたな…!

元はといえば 元宮が悪いんだよ。
あいつが

金を渡さないと 私の事を
警察にバラすって言い出して。

金が惜しくて
一戸も殺したのね?

違う!
一戸を殺したのは元宮だよ!

勝手に仲間割れしといて
立場が悪くなったら 私に…!

間違えて
一戸 殺しちゃったじゃん。

責任 取ってよ。

(刺す音)
うっ…!

♬~

どいつもこいつも…
馬鹿ばっかりだよ!

金なんて そもそもなかったんだ。

ん?

青森にある一戸さんの親戚の家に
行ってきました。

彼は
10年前に警察を辞めたんですが

その理由は
お母さんの介護をするためでした。

お母さん?

一戸さんのお母さんは

青森の漁港で定食屋を営みながら

女手ひとつで
彼を育ててきました。

しかし 10年前に倒れて…。

(一戸)せーの… よっ。

焦んなくていいよ。

(野々村の声)1年前
そのお母さんは亡くなりました。

一戸さんは もう一度やり直そうと
東京に戻ってきました。

(一戸)お願いします。

(野々村の声)この1年で
面接を受けた会社は30社以上。

でも 35歳という年齢もあり

思うように職を見つける事が
できなかった。

クッソ…!

♬~

(野々村の声)ちょうど そんな頃に
悪い仲間に出会ってしまった。

あっ 一戸さん!
(津島)ちょっと こちらへ…。

(野々村の声)
そして さらなる負の連鎖が…。

君 元警察官なんだって?

はあ…。

使えそうだね。
フフッ…。 でしょ?

一戸さんは
元警察官である事を利用され

詐欺の計画に
引き込まれてしまったんです。

♬~

サルビア…。

お寺の住職に話を伺いました。

亡くなる直前 一人の警察官が
ここへ来ていたそうです。

あの日…。

♬~

ご主人のお金は 元々
金庫には入っていませんでした。

どういう事ですか?

一戸さんが隠していたんです。

♬~

♬~

(野々村)
最初は 本当に 充子さんから

騙し取るつもりだったのかも
しれない。

それでも
一戸さんは充子さんと出会い

一緒にいるうちに
心を改めたんだと思います。

抜けたきゃさ
勝手にすれば?

(殴る音)
あっ! あっ…。

ばあさん殺して
金 奪うだけだ。

(野々村の声)だから
計画を続けるしかなかった。

ただし
お金は自分が奪った事にして。

でも その事で 一戸さんは
命を落としてしまったんです。

全ては 充子さんを守るために…。

金は ばあさんから俺が奪った。

お前らには渡さない。

ふざけんな!
(殴る音)

(一戸)うっ…!

♬~

(一戸の声)
「騙しててごめんなさい」

「あなたに会えてよかった」

♬~

(充子)おいしい?
(一戸)痛っ…!

大丈夫?

そんなに慌てないで
ゆっくり食べなさい。

(充子)ほら おかわり。
はい はい…。

(一戸)ありがとう。

(一戸の声)「あなたの手
俺の母ちゃんにそっくりでした」

♬~

(一戸の声)
「俺 もう一度 頑張ってみるよ」

♬~

(嗚咽)

(充子の泣き声)

♬~

♬~

♬~

充子さん 僕は警察官です。

充子さんのような困っている人を
助けたい。

僕は そんな警察官になります。

♬~

♬~

帝金事件というのを
聞いた事がありますか?

たった30分の間に4人が殺された
って事か?

あまりにも似ている。
(堂本)何から何まで完全一致だ。

自分から
捜査の目をそらそうとした。

そして もう一つは…。