ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ベビーシッター・ギン 第10話 最終回 大野拓朗、ゆりやん、高橋ひとみ… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『プレミアムドラマ ベビーシッター・ギン![終](10)』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 匠君
  2. Baby
  3. ギン
  4. 宮田
  5. ナニー
  6. 引退
  7. 大丈夫
  8. お父さん
  9. 二ノ宮
  10. 理恵子
  11. お母さん
  12. ベビーシッター
  13. ボイスチェンジャー
  14. 正太
  15. 警察
  16. 失礼
  17. 大将
  18. 両親
  19. OK
  20. 下落合ギン

f:id:dramalog:20190901225118p:plain

『プレミアムドラマ ベビーシッター・ギン![終](10)』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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プレミアムドラマ ベビーシッター・ギン![終](10)[字]

英国淑女の装いに身を包むギン(大野拓朗)が愛を届ける痛快ドラマ、最終回!人気子役の二ノ宮匠のシッターをするギン。彼の自宅には匠への脅迫状が…。誘拐騒動が勃発!

詳細情報
番組内容
英国淑女の装いに身を包む、ちょっと不思議なベビーシッターのギン(大野拓朗)が悩める親たちと子供たちに愛を届ける痛快ドラマ、いよいよ最終回!人気子役の二ノ宮匠のマネージャーから、匠のシッターをしてほしいと依頼されるギン。彼の自宅を訪ねたギンは、匠にたいする脅迫メールが数多く寄せられていることを知る。そして匠の誘拐騒ぎまで起こって…。果たして事件の裏に隠された真相は何か?驚きの結末が待っている!
出演者
【出演】大野拓朗ゆりやんレトリィバァ高橋ひとみ竜雷太青木さやか中村靖日
原作・脚本
【原作】大和和紀,【脚本】嶋田うれ葉

 

 


「お母さん 会いたかった。
ずっと… 捜してたんだよ」。

「正太… ごめんね」。

「もう… 会えないかと思ってた」。

「正太 大きくなったねえ」。

(龍之介と美々子の泣き声)

「引き離したりして…」。
(ギン)さっ 今日の天気は?

(美々子)ちょっと! 何すんのよ!

チャンネル 戻してよ!
(龍之介)いいとこだったのに。

何よ もう。 おっきい声 出して。

この子 天才なのよ。
まったく 何にも知らないんだから。 ☎

はい 下落合ポピンズ倶楽部でございます。

ああ ええ。
私がベビーシッターですが。

ええ… ええ!

かしこまりました。
今すぐお伺いいたしますわ。

場所は? はい 承知いたしました。

「正太が走る姿を
きっと見たいって思っているわ」。

もしかして 依頼? そうよ。

なんと ご依頼は…。
静かに 静かに。

もう どうでもいいから
さっさと行ってよ もう。 まあ!

行ってらっしゃいませ。
「頑張れ 走れ!」。

テレビの中の絵空事より
やっぱり 本物の天使ちゃんが一番よ!

(2人の泣き声) 行ってきます。

行ってきます!
行ってらっしゃ~い~ いい~。

♬~

そんなのやだよ!
お願い 僕を置いていかないで。

先生… 何で ここに?

(ドラマスタッフ)はい カット! OK!

はあ~ 本当に迫真の演技ねえ。

あっ 申し訳ないんですが
一般の方は ちょっと…。

ああ 私
下落合ポピンズ倶楽部からまいりました

ベビーシッターで…。
(宮田)お待ちしておりました。

私 匠のマネージャーの宮田と申します。
ああ どうも。

すみません
こんなところにお呼び出しして。

いえいえいえ。 天使ちゃんのためなら
私 どこへだって伺いますわ。

匠 ちょっと来て。

前髪5ミリ 切っといて。
はい。

こちら 匠のお世話をしてくれる
シッターさん。

初めまして。

英国王立ナニー協会認定の
ベビーシッターの

下落合ギンと申します。
ギンちゃんって呼んでね。

僕 シッターなんて
頼んでないんですけど。

ご両親は
しばらく送迎できないみたいだし

私も 24時間
匠のそばにいるわけにはいかないでしょ。

いつものと違うな。

ああ 今すぐ買ってくる。

はあ~
まったく 何年やってんだか。

(プロデューサー)匠君! イエ~イ。
イエ~イ。

おかげさまでね 「走れ、正太」
サードシーズンが決定したよ。

また来年も よろしくね。
こちらこそ。

ちなみに 配役に変更はありますか?
ううん。 特にないけど。

お兄さん役の方
ちょっと タイミングが合わなくて。

あ… そう。 OK OK 了解 検討します。
ありがとうございます。

ふう~。
随分と優遇されてらっしゃるのね。

まあ 僕ありきの企画ってことで。

はあ~ 二ノ宮 匠も
あと1~2年ってところだろ。

ええ。 あんな生意気じゃ
どこも使いたがりませんよ。

はあ ったく~
わがままにも 程があんだろ。

(スタッフ)ほんとですよ。

(ファンの歓声)

あ~ 匠君 かわいい! 握手して~。
もう おばさんの子になんない?

(警備員)下がって下さい!
失礼いたしますわ!

(ファン)何よ あんた ちょっと待って!
匠君 好き!

さっきは助かりました。
最近 あの手のファンが多くて。

大したもんですわ
大勢の大人を夢中にさせるなんて。

匠ほどの子役は 10年に1人…
いや 30年に1人…

いや 100年に1人ですから。
あ~ ハハ。

大げさだよ。 そうやって
僕のギャラ つり上げるんだから。

ほんとのことよ。
私は 匠が赤ん坊の頃から見てるんだから。

私 腕には少々自信がありますの。

匠君に危害が及ばないよう

私が しっかりと
お守りさせて頂きますわ。

変なのが近づかないよう
くれぐれもお願いしますね。

はい。
匠も いいわね?

まあ ボディーガードとしてなら…。

ギンさんも何か食べますか?
事務所が持ちますから。

いえ そんな。

宮田さんが車番をしているのに
私だけ頂くわけにはまいりませんわ。

どうぞ お気になさらず。

じゃあ 大将。
(大将)はい。 コハダ下さい。

コハダ 一丁。
通ですわねえ。 光り物がお好きなの?

コハダで店のよしあしが分かるって
いうでしょ?
ああ。

(大将)はい コハダです。

うん おいしい。
(大将)ありがとうございます。

また今度
スタッフ連れてきてもいいですか?

(大将)どうぞ どうぞ。
よろしくお願いしますね。

あっ あと
食後に アイス 忘れないで下さいね。

(大将)かしこまり~!
フフフ。 何ですか?

コハダより
アイスの方がお好きなのね。

大将 中トロ2貫 下さい。
(大将)はい~ 中トロ2貫。

匠 よく寝るのよ。

はい。
ごきげんよう

マネージャーさんって
家族の一員のようですわね。

まあ 家族より
一緒にいる時間が長いですからね。

(シャッター音)
変なのがいる。

匠君 急ぎましょう。

あっ ちょっと!
こんばんは。

「週刊しゅんじゅう」さんですよね。
(シャッター音)

桜坂ジャンクションのヒメカちゃんなら
彼氏と別れて引っ越しましたよ。

今は「走れ、正太」のプロデューサーと
つきあってるみたい。

そうなの!?
匠君。

そんな人 相手にしないで 行きましょう。
この人 何?

僕のベビーシッターさん。
英国王立ナニー協会お墨付きだって。

英国王立ナニー協会?

不用意に 人のうわさを流すなんて
いけませんわ。

いいんですよ。

「走れ、正太」のプロデューサーだって
僕の悪口 言いふらしてるんだから。

あら。

私には分からない世界ですわねえ。

≪(玄関のドアが開く音)
≪(篤)匠 いるのか~?

お帰り。
(篤)ただいま。

ああ あなたが 宮田さんが雇ったっていう
ベビーシッターさんですか。

ええ。 下落合ギンでございます。
どうもどうも 初めまして。 匠の父です。

僕 お風呂入ってくる。
おう。

光栄ですわ。 まさか あの二ノ宮 匠君の
お世話をさせて頂けるなんて。

それは どうも。 本来なら
僕が付き添わなきゃいけないんですが

仕事が タクシーの運転手なんで
時間が なかなか…。

お母様も
お忙しくしてらっしゃるんですか?

出張で… 3か月ほど出かけておりまして。

3か月!?
ええ まあ…。

家出したって はっきり言えば?
家出!?

お父さんが
僕のギャラ 使い込んでたんです。

匠 余計なことは言わなくていいんだよ~。

だって それが原因で 離婚するんでしょ?

一応 言っておかなきゃ。
まあ。

お父さんはな 匠が稼いだお金を
増やそうと思って頑張ってるんだよ。

あの事務所を独立して
2人で てっぺん目指そう。 なっ!

僕は 今の事務所に不満なんかないよ。

ああ… おい~。

ギャラを使い込んでたって
本当ですの?

違いますよ。
資産運用のつもりで 株をやってて

そしたら 損失出しちゃって

妻が な~にが気に入らないんだか
出てっちゃったんです。

そういうこと。 私が雇われた理由が
よ~く分かりましたわ。

それだけじゃないんですよ。

妻が出てったあとから
こんなものが届くようになったんです。

えっ!?
警察には ご相談なさったんですか?

いえ。 もうすぐ公開する映画があるんで

そのプロモーションが
終わってからにしようって

宮田さんが言ってまして。
んまあ!

子どもの命と どっちが大切なんですの!
僕も そう言ったんですよ。

なのに あのマネージャー
いちいちダメ出ししてきて。

これじゃ
どっちが親だか分かったもんじゃない。

匠君。
≪どうぞ。

失礼いたしますわ。

あの~ 何か?

あっ
私 そろそろ失礼させて頂きます。

分かりました。

この先のスケジュール渡しておくので

把握しといて下さいね。

かしこまりました。

明日も早いし
ゆっくりお休みになった方がいいわ。

これ 今日中に覚えないといけないから。

まあ!
あっ 私に何かできることある?

じゃあ ちょっと ここ
読んでもらえますか? うん。

あら お母さん役。
任せて。

(せきばらい)

「正太! どうして来たの!

もう ここへは来ちゃいけないって
言ったはずよ!」。

「やっぱり僕
1人で行くなんて… できないよ!

はあはあ。 お母さんのそばにいたい!

ふう ふう ふう…」。

次 ギンさんのセリフ。
はっ えっと…。 ここ。

「正太 あなたは 養子に出したの。
もう お母さんの子じゃないの!

一緒には暮らせないのよ…」。

「お母さんは 僕のことが嫌いなの?
僕 もっといい子になるから。

はあはあ…」。
(台本が落ちる音)

あなたはいい子よ~!

だって あなたは
最高の天使ちゃんなんだから!

あの… セリフが違います。

やだ ごめんなさい。 えっと…。

いや もういいです。 自分で読みますから。

ねえ ねえ 匠君ってさあ
ふだんも あんな感じなの?

う~ん それはどうかしらねえ。
どういうことですか?

赤ちゃんの頃から
ああいう世界にいるんですもの

やっぱり ちょっと
普通の子とは違うわよ。

まあ 売れっ子だもんねえ。

でも… あのぬくもりは
天使ちゃんそのものだったわ。

おお 何? 何? どういうこと?

ん? ヒ ミ ツ。
もう!

いや~ 天才子役のベビーシッターを
務めたことが 世間様に広がれば

下落合ポピンズ倶楽部の評判も
上がりますね。

そうだ。 私もさ うちの代表として
一度 ご挨拶に行かなくっちゃね~。

早く匠君に会いたいわあ~。
ねえ どこに行ったら会えるのよ。 ねえ!

あっ ちょっと!
ああ 今日は大船スタジオにいたのね。

(司会)さあ 今日は
「走れ、正太」でおなじみの大人気子役

二ノ宮 匠君が
特別ゲストとして来てくれました~!

(拍手)
皆さん こんにちは 二ノ宮 匠です!

今日は 皆さんに会えて
とてもうれしいです。

(八千代)まあ なんてかわいいんでしょう。
うちでも 家族中で見てるのよ。

この間の お母さんとの再会シーンなんて
もう 思い出すだけで涙が…。

ありがとうございます。
(司会)あれは ほんと すばらしかった。

ねえ 匠君。 匠君は実生活では

お友達やご両親と どんなふうにして
過ごされてるんですか?

え~ そうですねえ。
友達とは サッカーしたり

家族とは キャッチボールしたり。
(八千代)まあ すてき。 仲がいいのねえ。

ありがとうございます。
うちの母が 上大岡先生のファンなんです。

いつも 家族で本を読ませて頂いています。

ああ まあ うれしい。 このように…。

おはようございます。
あっ おはようございます。

ギンさん ちょっと。
え… おっ え?

(留守電・ボイスチェンジャーで変えた声)
二ノ宮 匠を引退させろ。

さもなければ 二ノ宮 匠を誘拐する。

(機械音)8月20日 午前6時40分。

悪質すぎる いたずらですわね。

脅迫状のこともありますし
警察に届けた方が…。

でも 今は 映画の公開も控えてるし
変に騒ぎにしたくないんです。

警察には
時期を見て 相談するつもりですから。

そんなこと言ってる場合じゃないん…。
(スタッフ)失礼しま~す。

(スタッフたち)失礼します。 失礼します。

匠のことは 私が必ず守ります。
ギンさんも協力して下さいね。

あ… ええ…。

それと お気付きでしょうけど
匠の両親 うまくいってないんです。

もし本当に離婚したら
私 匠と一緒に暮らそうと思って。

えっ?
匠君が そう望んでらっしゃるの?

きっと そうしたいって言うはずよ。

正直 あんな頼りない両親といるより

私のそばにいる方が
匠も安心でしょうから。

どうかしらねえ。

あの子は利口ですから
正しい選択をするわ。

宮田さん おはようございます。

お… おはよう 匠。 収録 順調そうね。
はい。

何かあったんですか?

え…? 何でもないけど… ねえ ギンさん。
ええ。

匠く~ん これ よかったら~。

あなた!
どうも。

どうして ここにいるの?
どうやって ここに入ったの?

私 二ノ宮 匠君の
専属ベビーシッターですの!

何ですって~!? ほんとなの?

ええ。 お知り合いですか?

以前 八千代さんのお孫さんの
ベビーシッターをさせて頂いたの。

うん。 うん もう。

あなた 匠君のマネージャーでしょ?
ダメじゃない あんなの付けちゃ。

面倒なことが起きても知らないわよ。
そうなんですか?

うちなんて いい迷惑したのよ。
いや 迷惑どころじゃないわ。

あの人のおかげで 家庭はめちゃくちゃ。

悪いこと言わないわ
さっさと代えた方がいいわよ。

ふん!
ふん!

ふ~ん!
ふん!

今日も一日お疲れさまでした。

さあ 甘いものでも食べて
ゆっくりしましょ。

頂きま~す。

う~ん おいしい!

どうして
こんなにモチモチしてるんですか?

お豆腐を少し入れたの。

以前お世話させて頂いた
かわいい女の子に教えてもらったのよ。

あ… 僕 牛乳は ちょっと。

あっ え? あ…
もしかしてアレルギー? ごめんなさい。

いや そうじゃなくて
飲むと 背が伸びちゃいますから。

それの何がいけないの?

子役にとっては 損なんです。

宮田さんに そう言われて。

大きくなるのは
子どもの大切なお務めよ。

お務め?
そう。

ご両親にもらった小さな体と心を
自分の力で どれだけ大きくできるか。

それが 親にとっては
一番の楽しみなんだから。

さあ どうぞ。 グビ~ッと。

おいしい。
フフ。

ギンさんって面白いですね。

僕 大きくなっていいなんて
初めて言われましたよ。

≪(玄関のドアが開く音)
≪(理恵子)匠~!

(理恵子)ちょうどよかった。
お母さん。

どちら様ですか?

初めまして
ベビーシッターの下落合ギンと申します。

お帰り。 今回の家出は長かったね。

帰ってきたんじゃないの。
匠 今すぐ 荷物まとめなさい。

おばあちゃんがね
家に来ていいって言ってくれたの。

新学期から通う学校にも
手続きしに行かなきゃいけないから。

え? いくら何でも急じゃございません?

あなたに関係ないでしょ?
ほらっ 匠 準備するよ。

僕 行かないよ。

まさか お父さん選ぶ気?

あの人はね 匠が頑張って働いたお金を

勝手に使い込むような人だよ。

大丈夫。 匠の将来は
お母さんが ちゃ~んと守ってあげるから。

個人事務所作って 2人で再出発しよう。
ねっ?

お父様も
同じことおっしゃってましたけど。

あの人には無理です。
私は 両親が商売やってますから

経営については
ちょっとは分かりますから。 はい 行くよ。

≪(玄関のドアが開く音)
(宮田)匠 急きょ 台本が変更になったの。

明日…。
あら お帰りになったんですか?

どうも お世話様で~す。

さあ 匠 行くよ~。
(宮田)行くって どこへ?

これから 匠は うちの実家から
現場に通わせますから。

そんな勝手な…。
匠は 大事な撮影中なんですよ。

しかたないでしょ
しばらくの我慢ですから。

でしたら 匠は 私の家で預かります。

はあ?
ただのマネージャーが何言ってるの。

匠だって その方がいいと思ってます。
(理恵子)匠 行くよ!

ちょっと おやめ下さい。
匠君の前で みっともない。

大人の都合で何を言ったって
本人のためには 1ミリもなりませんわ!

僕…

ギンさんといます。

えっ?

匠君 そろそろ寝なくて大丈夫?
明日のスケジュール 確認しないと。

大丈夫 大丈夫。
ほら ギンさんの番だよ。

そう? じゃあ 今夜は
もう少し楽しみましょっか。

え~… こっちかな?

あっは~!
アハハハハ。

いや~ それにしても 匠君ご本人が
まさか うちに来てくれるとはね~。

夢みた~い。
あきれた。

いつもなら 誰かうちに連れてくると
怒るくせに。

何よねえ。
最近は むしろ楽しんでるわよ。

えっ!
ア~ハッ。 ヘヘッ。

匠く~ん いつまでも
うちにいてくれてもいいのよ。

何なら 一生いてくれてもいいんだからね。
アハハハハ。

ありがとうございます。
ん~ ん。

え… ああ… あん もう。

やった~!
ああ…。

それにしても あの… テレビで見るよりは
しっかりしたお坊ちゃまですね。

ドラマでは
あえて 子どもっぽく演じてますからね。

ああ~。
匠君。

ここでは かっこつけたり
愛想を振りまく必要なんてないのよ。

自分の好きなように
振る舞ってちょうだい。

ん~ ちょっと失礼ね。 それじゃ
匠君に裏表があるみたいじゃない ねえ。

いや いいんです。 ほんとのことだから。

(龍之介)ああ~…。

あっ じゃ どうぞ。

う~ うう~ うう…

あっ。 やった~! 上がり~!
やられた~。 ああ~。

よし じゃ もう一回 やろう。
はい やりましょ やりましょ。

(インターホン)

おはようございます。
おはようございます。

おはよ。

牛乳はダメ。
あ ちょっと…。

それより これ 見て下さい。

うん? 「インチキベビーシッターに
気をつけろ!! 謎の大女」!?

何それ ちょっと見せて!

ちょっ 貸して!

「ベビーシッター派遣業者
『下落合ポピンズ倶楽部』の下落合ギンは

自らを『英国王立ナニー協会』という
架空の養成学校を卒業したとうそぶき

二ノ宮 匠の専属ベビーシッターを
務めている。

子育てマエストラの
上大岡八千代さん曰く

数々のトラブルを起こしていた」
ですって。

どういうこと? ギンさん。
本当なんですか?

いいえ 根も葉もないうわさです。
じゃあ 証明して下さい。

この 英国王立ナニー協会って
実在するんですか?

それは…

ございません。 でも…。 ちょっ…。
ないんですか?

じゃあ やっぱりうそじゃない。 違います
ないと言えば ないかもしれません。

うそかもしれません。
今すぐ 契約は解除させて頂きますから。

ちょっと待ってよ! ☎
話だけでも聞いてやってちょうだいよ!

はい
下落合ポピンズ倶楽部でございます。

いや 違います。
決して インチキなどで…。

もしもし! ああ…。
(受話器を置く音)


私が出る。

はい 下落合ポピンズ…。

何よ! 詐欺とは失礼ね!
(受話器を乱暴に置く音)

(宮田)ネットは早いわね。

ギンさん 僕をだましてたんですか?

私は 匠君に
何一つ うそなんてついてないわ。

ほんとに?

何が本当のことなのか
ご自分の目と心で ご判断下さいませ。

(宮田)匠 行くわよ。

二度と匠に近づかないで下さい。
もし何かしたら 訴えますからね。

♬~

どうすんのよ これから。

♬~

ネット社会って ほんと怖いわねえ~。

まさか
こんなに盛り上がっちゃうなんて。

まっ 多少 大げさだけど
よく書けてるわあ。

フフ。 下落合ギンのこと
もうちょっと調べて。

たたけば まだまだ埃が出そうねえ~
アハハハハハ。 はい。

どうも怪しいと思ったのよ
あのベビーシッター。

ギンさんって そんなに悪い人ですか?
そうは見えなかったけど。

匠も 人を見る目を養わないとね。

世の中
悪いやつが たくさんいるんだから。

実は… 昨日 社長に 思い切って

匠を連れて事務所を辞めるって
宣言したの。 えっ?

2人で独立するのよ。
今までどおり 二人三脚で頑張りましょ。

あなたは きっと スターになれる。
私が大スターにしてみせるから。

宮田さん。
うん。 僕 これ ちょっと 捨ててきます。

うん。

遅いわねえ。

えっ?

♬~

 

もしもし。

(ボイスチェンジャーで変えた声)
「二ノ宮 匠を誘拐した。

今日の16時 月川倉庫へ
両親そろって来い。

その場で
二ノ宮 匠の引退を宣言しろ。

警察に連絡したら 匠の命はないと思え」。

事情はよく分かりました。

だけど 何でうちに来たんですか?

全く関係ないですよねえ。
あなたの仕業じゃないんですか!?

クビにした腹いせに。
それしか考えられない。

私が?
そうなら はっきり言って下さい。

何が目的なんですか?
僕ら それを聞くために来たんです。

匠は… どこですか?

匠を どこに隠したんですか?

匠~!
匠! 匠~!

ちょっと ちょっと
ほんとんとこ どうなの?

ほんとにやったの?
やめてよ。 美々子まで疑う気?

私 やはり
警察に届けた方がよろしいかと。

(篤)ああ 警察はやめて下さい!
警察なんか電話したら 匠の命が…。

そうよ! 匠に何かあったら
どうするんですか。 まあまあまあ。

こうなったら

犯人の言うとおりにしましょ。

匠は 絶対に引退なんかさせませんからね。
そうよ 余計なこと…。

ご家族で協力し合って
匠君を助けるんです。

2人で…?
そう お二人で。

そんなこと…。
できないっていうの?

匠君の命がかかってるのに!?

私が行きます。

匠が引退しなくて済むように
私が犯人と話します!

もし お金で解決できるなら
なんとかします!

あなたたち それでいいの?

私が行きます。
私が匠を助けます。

でも…。
お父様は!

もちろん行きますよ!
匠は 僕らの子ですから。

じゃあ 決まりね。

♬~

ほら あなたも行きなさい。

私も準備して出かけないと。

坊ちゃま
お願いですから おやめになって下さい。

ただでさえ
悪いうわさが立ってるんです。

だからって 匠君のことを
放ってはおけないわ。 そうでしょ!

ああ…。
あ~あ。

兄さんが そこまで言うなら

私たちも
やるとこまでやるしかないわよねえ。

美々子!

うう~ え~い もう…。

行ってきます!

シュッ シュッ
シュシュシュシュシュシュ… シュッ。

(八千代)お疲れさまでした~!

お疲れさまです!
これ 例の件についての報告書です。

ありがとう。 確認は取れてる?
はい。 確実な情報だそうです。

どれどれ…。

ええ~!

♬~

ほんとに2人だけで大丈夫ですか?

大丈夫です。 匠は 必ず助けますから。

はあ~。 犯人が現れたら

この公式ホームページに
引退宣言して下さい。

1時間後に アカウントの乗っ取りだって
言って 撤回しますから。

分かりました。

犯人を刺激するといけないから
宮田さん ここにいて下さい。

はい。

♬~

(理恵子)匠~ 匠! どこにいる?

≪お母さ~ん 助けて~!

(篤)約束どおり 2人で来たぞ~!
匠を返せ!

(理恵子)匠?
≪お父さん 助けて!

匠! 大丈夫よ!
匠!

お父さん! お母さ~ん!

匠…。 匠。
匠! どこ!?

助けて!
はっ 匠!

助けて!
(理恵子)ああ!

(ボイスチェンジャーで変えた声)こっちへ来るな。

匠~ もう大丈夫よ。
今すぐ匠を解放してくれ!

ちゃんと 公式ホームページで
引退宣言するから!

(ボイスチェンジャーで変えた声)
どうせ 1時間後に

アカウントの乗っ取りだって言って
撤回するつもりだろ?

引退させないつもりだろ。
匠を殺す!

やめて!
金なら払う。 いくら欲しいんだ!

(ボイスチェンジャーで変えた声)
金なんかいらない 引退が目的だ。

(宮田)ダメ!
(篤)宮田さん!

引退なんかさせない!
ちょっと! 警察に通報してやる!

させませんから!

助けて… お父さん! お母さ~ん!
(理恵子)匠!

(ボイスチェンジャーで変えた声)
引退させる気があるのか!

分かりました! 引退します!
引退させます!

だから 匠だけは助けて!

(ボイスチェンジャーで変えた声)
父親は どうなんだ!

もちろん 引退させます!
言うとおりにします!

ダメ~!

ギンさん!?

待って待って待って。

開かない 開かない。 あ~!
早く 早く~!

(篤)うお~!

ギャ~!
(理恵子と篤の悲鳴)

あ~ あ~ いや~!
いや いや!

(篤)血が出てる! 血!
匠! 匠… 匠君。

おい!
そっち。 いや いや~ 匠!

救急車~!

は~い カット!

匠 たく…。
お父さん お母さん。

匠 お前 大丈夫なのか?

うん。 これ 血のりだから。
血のり? どういうこと?

(シャッター音)

匠君の引退 記事にさせて頂きますね~。

ちょ… ちょっと!

皆様
す~っかり だまされたようですわね~。

みんな ごめん。

(篤)匠…。
あなた 最初から知ってたの!?

いや それは違う。 僕一人で計画したんだ。

まあ 最後の最後でバレちゃったけど。

どういうこと?

お父さん 助けて~!
≪(理恵子)匠! 大丈夫よ!

匠君。
ギンさん! シ~ッ。

事務所は 1時間後に
アカウントの乗っ取りだって言って

引退宣言を撤回するつもりよ。
だまされないで。

え?
週刊誌の記者を呼んだわ。

さあ 思い切ってやりなさい。
ファイト。

ギンさん
どうして 僕がやったって分かったの?

ほら。 1日だけ いつもと違うスタジオで
撮影があったじゃない?

(龍之介)今日は大船スタジオですが
明日からは別のスタジオみたいですよ。

ほんとだあ~。

こんなものが届くようになったんです。

脅迫状の消印が
そのスタジオに一番近い郵便局だったの。

ああ~…。
それから…。

匠君の部屋に
ボイスチェンジャーがあったでしょ。

(ボイスチェンジャーで変えた声)
下落合ギンでございます。

ああ~…。

フフフ。

誘拐犯が 両親がそろって来るように
指示していたことも 大きなヒントだった。

はあ~ 詰めが甘かったか~。

でも これがなければ
確信には至らなかったわ。

匠君が うちに置いてった手帳よ。

3人とも すてきな笑顔ねえ。

さすが 100年に一度の名子役だわ。

匠君は
バラバラになった家族を取り戻すために

一世一代の大芝居を打った。
そういうことよね?

ふう~。 バレちゃうなんて
僕も まだまだだなあ。

匠 ほんとに それが理由なの?

僕 子役としては
売れたかもしれないけど

余計
お父さんとお母さんのケンカが増えて

ずっと やめたいって思ってた。

お父さんとお母さんが
ほんとに僕のこと好きなのか

確かめたかったんだ。

匠…。

ドラマの中だけで笑うなんて
もうやだよ。

(宮田)匠!

本気なの?

ごめんなさい 宮田さん。

宮田さんが 僕のために
頑張ってくれたことは分かってます。

でも… 僕は これで 引退します。

ごめんなさい!

悪いのは お父さんだ。

匠がしっかりしてるからって
それに甘えて…

金ばっか 増やすことばっかり考えて
ほんとダメなおやじだった。

お母さんも。

お母さんなのに 匠の 寂しいって気持ちも
全然分かってなかった。 ごめんね。

お父さん お母さん。

お父さん
これからは もっとしっかりするから。

お母さんね
毎日 ず~っと 匠のそばにいるからね。

理恵子 悪かったな。

ごめんね。

♬~

匠君がすばらしい役者になれたのは
あなたのおかげだと思うわ。

じゃあ どうして…。

子どもはね どんな親でも
自分の親が一番大好きなの。

理屈じゃないのよ。

匠は
私といる方が幸せだって思ってました。

私 全然 匠の気持ち分かってなかった。

マネージャーとして失格ね。

はあ~。
大丈夫。

あなた 見る目あるもの。
また すてきな子に巡り合えるわ。

その時は 同じ失敗しちゃダメよ。

♬~

ギンさん。

ありがとう 僕の味方してくれて。

匠君こそ どうもありがとう。
私を信じてくれて。

♬~

(テレビ・司会)「つまり 下落合ギンさんは

イギリスのナニー養成学校である
ノーランドカレッジを卒業した

正真正銘の
プロのナニーだったわけですね?」。

「ええ。 ノーランドカレッジといえば

ナニーを育成する
門中の名門の学校です。

かのキャサリン妃の乳母を務めた方も
ギンさんの後輩なんですよ」。

(司会)「へえ~」。
「下落合さんが

英国王立ナニー協会って言ったのは

その方が威厳があると
思ったからじゃないでしょうか。

でも ちょっと盛りすぎよね。
アハハハハハ!」。

(龍之介)まっ 何はともあれ
ようございましたね。

ふん。
手のひら返しにも程があるわよ。

オーライ
センキュー センキュー ソーマッチ。

ヘイ ブラザー。

な な なんと

イギリスからの依頼よ~!
えっ!?

ミセス メーガンですって。

もも… も もしかして

王室のメーガン妃のことでは…。
リアリィ?

さすが ノーランドカレッジを
出てらっしゃるだけありますねえ。

まさか バッキンガム宮殿に
お勤めに上がる日が来るとは

じいは もう 感無量でございます!

OKしてもいいわよねえ?

オフコース

いつでも 準備は OKよ。

OK OK!

♬~

♬「ナニー! ナニー! 最高のナニー」

♬「ナニー! ナニー! 本物のナニー」

♬「ナニー! ナニー! すぐそばにナニー」

♬「ナニー! ナニー!」

♬「新しい世界が わたくしを待ってる」

♬「同じ空の下の天使ちゃん達
いま行くわ」

♬「素敵な魔法をかけてあげますわ」

♬「しばしのお別れよ」

「行って参ります」

♬「Hey, my brother.」

♬「Take care!」
♬「You are ナニー!」

♬「迷えるママもパパも
わたくしの愛で」

♬「最高の笑顔に変えてみせるわ」

♬「これまで出会った全ての天使ちゃん」

♬「どうかこの先もずっと幸せでいて」
♬「Let's get the show on the road!」

♬「みんなで作り上げた」
♬「Baby! Baby! 最高のBaby!」

♬「この瞬間を」
♬「Baby! Baby! 大切なBaby!」

♬「思い切り楽しみましょう」
♬「Baby! Baby! 世界中のBaby!」

♬「We love you babies」
♬「Baby! We love you!」

♬「この愛で天使ちゃんを」
♬「Baby! Baby! 最高のBaby!」

♬「抱きしめるわ」
♬「Baby! Baby! 大切なBaby!」

♬「どこだって飛んで行くわ」
♬「Baby! Baby! 世界中のBaby!」

♬「Baby! We love you!」

♬「We love angels Yeah!」

「次はあなたとあえるかも」

わあ~ イギリスか 懐かしいね。

そうねえ。 あのころは まだ お互い
修業中の身だったわね。

今じゃ すっかり有名人だね。

フッ あなただって 今じゃ
こんな立派なお店のマスターじゃない。

いらっしゃいませ。

あ~ら どうも。

ほんと
人は見かけによらないわね~。

あ~ら あなたこそ。

私のために
テレビで釈明して下さるなんて

思ってもみなかったわ。
あなたのためじゃないわ。

私の名誉を守るためよ。

それより
いつものあの方は来ないの?

そろそろ行くわ。 お会計 お願い。

(マスター)こちらでございます。

(男性の声で)ありがとう。

今の声…。

どうかしたんですの?

うそよ。

そんなはずないわ。

え… いや… ちょ… ちょっと何?

それにしても 王室からのご依頼とは
うちも セレブの仲間入りね。

アハハハ。
にしても 飛行機代 たっかいね~。

おや? 美々子様。
ん?

こちら メーガン様ではなく
メルガン様ではございませんか?

スペルが違います。
えっ!?

ほんとだ。
兄さん 勘違いしたまま行っちゃった。

(2人の笑い声)

まっ なんとかなりますか。

ごちそうさま。
お気を付けて。

あら 旅行にでも行くの?
いいご身分ねえ。

ええ そうなの。
ご依頼を頂いたので

ちょっと
イギリスのバッキンガム宮殿まで。

ええ~!

それでは 皆様ごきげんよう

♬~

♬~