ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ルパンの娘 第8話 深田恭子、瀬戸康史、小沢真珠、栗原類、どんぐり… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『<木曜劇場>ルパンの娘 #08【逃避行!深田恭子が場末のスナックに沈む夜!】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 佐知
  2. 子供
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  19. お前
  20. ハァ

f:id:dramalog:20190829230522p:plain

『<木曜劇場>ルパンの娘 #08【逃避行!深田恭子が場末のスナックに沈む夜!】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

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木曜劇場>ルパンの娘 #08【逃避行!深田恭子が場末のスナックに沈む夜!】[字][デ]

遂に正体を暴かれた泥棒一家!解散&逃避行の果てに行き倒れた泥棒娘が目を覚ましたのはワケアリが集まるスナックで…

詳細情報
おしらせ
「2019世界柔道選手権 男子90kg級 女子70kg級」延長の際、放送時間繰り下げの場合あり。
番組内容
三雲華(深田恭子)の家族が“Lの一族”だということが警察に知られてしまう。指名手配された華たち家族は落ち合う場所を決めて逃げていた。一方、華と交際していた桜庭和馬(瀬戸康史)は針のむしろ状態。典和(信太昌之)から“Lの一族”とは知らずに交際していたことを証明しろと言われてしまった。
警察の捜査をかいくぐり、華たちは集合場所へ。そこで、尊(渡部篤郎)は華、悦子(小沢真珠)、渉(栗原類)、
番組内容2
マツ(どんぐり)にそれぞれ一万円と偽造免許証を渡し、新しい戸籍で生きるよう告げ、何十年先になるかわからないが必ず迎えに行くと三雲家の解散を宣言する。一方、和馬や巻栄一(加藤諒)たち捜査三課は、三雲家が身を隠しそうな都内の宿泊施設をしらみつぶしに調べていた。
華は漫画喫茶に隠れていたが、尊からもらったなけなしの金を奪われてしまい出て行くことになる。華と入れ違いに、
番組内容3
和馬が聞き込みに来たが二人が会うことはなかった。
途方に暮れた華は、満足に食事も出来ずに街をさ迷ううちに倒れてしまった。華は場末のスナックのソファで目を覚ます。声をかけたのは店のママ、薄井佐知。華を救った佐知は食事を与え、事情も聞かずに店で働かないかと雇ってくれた。和馬はなぜ警察の上層部が執拗に“Lの一族”を追うのかを元警視総監の孫、橋元エミリ(岸井ゆきの)に尋ねるのだが…。
出演者
深田恭子瀬戸康史小沢真珠栗原類、どんぐり、藤岡弘、(特別出演)、岸井ゆきの加藤諒、大貫勇輔、信太昌之、マルシアさとうほなみ麿赤兒渡部篤郎 他 
【ゲスト】
遠野なぎこ
スタッフ
【原作】
『ルパンの娘』 横関大(講談社文庫刊) 

【脚本】
徳永友一 

【音楽】
Face 2 fAKE 

【主題歌】
「モス」サカナクション(NF Records / Victor Entertainment) 

【プロデュース】
稲葉直人 
荒井俊雄 

【演出】
武内英樹 
品田俊介 
洞功二 

【制作・著作】
フジテレビ 第一制作室

 

 


≪(パトカーのサイレン)
≪(警察犬の鳴き声)

(華)お父さん!
(尊)こいつに着替えろ。

お母さんたちは?
(尊)身を隠してもらってる。

どうして 黙ってたんだ!

桜庭家が
警察一家だったってことを!

お前が やったことは
Lの一族をつぶすことに…。

(尊)1週間後 ここに集合だ。

それまで 身を隠してろ。

(美佐子)
そこ もっと重点的に調べて。

(鑑識課員)はい。
(巻)信じられんな。

和馬の彼女が
あのLの一族だったなんて…。

和馬。

まさか お前
そのことを知っていて

交際していたわけじゃ
ないだろうな?

(美佐子)
バカなこと言わないでちょうだい。

私たちは だまされていたのよ。

三雲 華は
和馬が警察官と知って 近づき

捜査情報を
引き出そうとしていたの。

(横塚)巻さん。
この家の登記は架空名義でした。

うん。

あっ やっぱり…。

私が当初から
怪しんでたとおりだったのね。

この家に住んでた形跡は
なかったわ。

おそらく 他にアジトがあり
そこに潜んでるんじゃないかと。

(巻)いったい
どこに逃げ隠れしてるんだ…。

(美佐子)待って。
和馬 そこ どいてくれない?

(和馬)何で?

いいから どいて。

♬~

ただの照明器具ね。

ハァ…。

(警報音)

(キャスター)警察は認否について
明らかにしていませんが…。

(女性)一杯の かけそばを下さい。

(キャスター)続いてのニュースです。
(店員)あんた かけそば一杯。

(キャスター)今日 午前 警察は
窃盗などの疑いで

Lの一族のアジトと見られる家に
家宅捜索に入りました。

警察はLの一族と見られる…。
和君…。

(キャスター)似顔絵を公開し
その行方を追っています。

警視庁は
Lの一族に関する情報があれば

通報をお願いしたいとしています。

(典和)和馬。

何?
(典和)分かっていると思うが

もし 仮に
Lの一族だと知りながら

華さんと… いや 三雲 華と
交際していたならば

犯人隠匿罪に問われ
警察官の職を失うことになる。

それだけじゃない。

代々 警察一家の桜庭家の名誉に
大きな傷がつく。

分かってるよ。

今後 上層部から
厳しく追及されるだろう。

本当に知らなかったんだよな?

ああ。
だったら あの女の正体は

知らなかったと証明してみせろ。

証明って?
一課へ異動になる前に

その手で 三雲 華を逮捕するんだ。

(尊)よし これで全員 集まったな。

(華)大丈夫? お兄ちゃん。

(尊)指名手配となった以上

家族全員で行動を共にするには
目立ち過ぎる。

ほとぼりが冷めるまで
別々に暮らすんだ。

(悦子)嫌よ!
あなたと離れ離れになるなんて!

(尊)俺たちはLの一族だ。
どんなに離れていようが

同じ泥棒という星の下で
つながってる。

俺からの餞別だ。

(悦子)諭吉が たったの1枚!?

(尊)今まで 欲しい物は
全て 盗んで 生きてきたからな。

手持ちの現金は
それしかなかったが

問題ないだろう。

「鈴木 花」?
(尊)同じ名前を見つけるのに

苦労したんだぞ。
多少 年齢は上ではあるが

我慢してくれ。
(マツ)「佐藤マツ」

(マツ)82歳やないか!
(尊)見えなくもないだろう。

(悦子)待って あたしは?

「小林 絵津子」

やだわ こんな地味な名前!
(尊)悦子 よく見ろ。

昭和57年生まれ… 36歳?

若返ったわ!
(尊)ああ まさかの華と同い年だ。

気に入ったわ! 小林 絵津子!
(尊)よかったな 悦子。

ちなみに 俺は 山本 猛 43歳。

俺も一回り若返った。
(悦子)あなた~。

(マツ)2人だけ ずるないか?
お兄ちゃん?

(尊)渉 悪いが お前には
適当な戸籍が見つからなかった。

お前は 今日からケビンだ。

(マツ)ハーフやな。
(尊)ちなみに ケビンは33歳。

華より下になった。
(マツ)ややこしいな~。

(悦子)でも あなた
渉を一人にするなんて

かわいそうじゃない?
私 心配だわ。

高校中退してから
一歩も外に出てないのよ?

渉も もう いい年だ。

いつまでも 親のすねをかじって
生きてくわけにはいかない。

何年… いや 何十年先になるか
分からんが 必ず 迎えに行く。

それまで おのおの
新しい戸籍で生きるんだ。

いいな?

では 三雲家 解散。

♬~

♬~

防犯映像解析の結果
今現在 Lの一族らしき者たちが

交通機関や空港を利用した痕跡は
ありませんでした。

ということは まだ
都内のどこかに

潜伏してる可能性が高そうですね。

都内の宿泊施設や 漫画喫茶

潜伏しそうな場所を
しらみつぶしに当たるぞ。

(一同)はい。

泥棒に入られた?
はい。

封筒に入れていたお金が
なくなったんです。

分かりました。
警察に連絡します。

いえ! あっ やっぱり
私の勘違いでした…。

すいません。

和馬 まさかとは思うが

お前 まだ 三雲 華に

恋愛感情が
あるわけじゃないだろうな?

それは…。
(巻)目を覚ませ!

あの女は犯罪者だ。

いいか? 一切の情を捨てろ!

刑事として
やるべきことをやるんだ。

次は ここだ。
行くぞ。

♬~

♬~

はい。

すみません お話を伺っても
よろしいですか?

(子供)おい! 変なやつがいるぞ!

(子供)えっ?

来るな。 あっち行け。
(子供)何 こいつ! ヤバ!

ヤバくない。 あっち行け。

(子供)おい みんな 集めろ!
(子供たち)おーっ!

マジやめろ。 集めなくていい。

(おなかの鳴る音)

♬~

《俺と結婚してください》

華…。

君は いったい どこにいるんだ…。

(巻)次は 田町を当たってみろ。
(横塚)了解です。

(巻)おい 和馬 どうだった?
はい。

白金周辺での
目撃情報は得られませんでした。

(巻)分かった。

♬~

(子供たちの話し声)

♬~

そうですか。
ご協力ありがとうございます。

ご協力ありがとうございました。

♬~

♬~

♬~

♬~

(子供)
おい! 化け物! 起きろ!

(子供)
そこは 俺たちの秘密基地だ!

今すぐ 出ていけ!
(子供たち)出ていけ!

(子供)
さもなくば こいつを投げ込む!

(子供たち)投げ込む!

石 投げたら駄目。 危ない。
お母さんに言い付けるぞ。

やれ~!

(子供たち)出ていけ~!
出ていけ!

マジやめろ。
やめないと怒るぞ。

(子供たち)出ていけ! 出ていけ!
出ていけ! 出ていけ!

(子供)拓海!
大丈夫か? 拓海!

(子供たち)
拓海! 大丈夫か? 拓海!

しっかりしろ! 拓海!
おい しっかりしろ!

♬~

♬~

(子供たち)起きたぞ!
大丈夫か?

(子供)あいつ すげえ… 神様だ!

てんとう虫の神様だ!

(子供たち)すげえ! 神様だ!

あっ。

≪やっと起きたかい。

あっ あの…。
(佐知)話は後だ。 食べな。

毒なんか入っちゃないさ。

いただきます。

ゴホ… ゴホゴホ…。

明世ちゃん お水だよ。

(明世)はいよ。

すいません。

(佐知)あんた あんな所で倒れて
何があったんだい?

話したくなきゃ
話さなくてもいいさ。

この店に集まる客は
みんな訳ありだからねぇ。

訳あり?
この子もね

ギャンブルで
1, 000万の借金つくっちまってね。

そのまま
うちに転がり込んできたんだよ。

ゆうべも ボロボロになった
また別の客が

この店に来たばっかりだよ。

「あたしは
男のおもちゃじゃない!」って。

かわいそうに 一晩中 泣き崩れて
見てらんなかったよ。

あんた 住む所がないなら

しばらく うちで働いてみるかい?

えっ?
見たところ 男受けしそうだしね。

みんな 元気かな?

ちなみに 俺 元気ない。
さみしい。 マジ泣きそう。

(尊)《渉も もう いい年だ》

《いつまでも 親のすねをかじって
生きてくわけにはいかない》

(尊)《やめ!》

(華)《お父さん やったよ!》

《また お兄ちゃんから
全部 取ったよ!》

(尊)《お~ すごいな》

《華は泥棒として
天性の才能があるな》

(渉)《見て 父さん。
俺 てんとう虫 3匹も捕まえた》

《お~ 渉は 本当に てんとう虫を
捕まえるのがうまいな》

《うん!》

(尊)《やはり無理だな。
渉は 泥棒に向いてない》

《そうね…。
あの子 気が優しいから》

《しかし 娘の華に
継がせるわけにいかないだろ》

♬~

♬~

泣くな。 男だろ。

(上層部)
君は Lの一族の一味である

三雲 華と交際をしていた。
それは事実かね?

はい。 事実であります。

君が
Lの一族に捜査情報を漏らし

逃がしていたとの話も
持ち上がっている。

どうなんだ?

断じてありません。

(上層部)しかし これは
警察の人間として 恥ずべき

大失態だ!

申し訳ありません。

(上層部)処分は
懲戒審査委員会にて決定する。

懲戒免職も考えられる。

覚悟しておくように。
はい。

(巻)お前は 和馬から
何か聞いてなかったのか?

(エミリ)何かって?
(巻)三雲 華との交際状況だ。

何度か 和馬とは
出掛けたりとかしてただろ。

何も。

そうか…。

和馬は 一課への異動はおろか

警視庁を去ることに
なるかもしれない。

おじいさまに言って
何とかしてもらえないの?

エミリ?

まさか お前
本気で 和馬のこと…。

あの。

あっ ちょうど よかった。

あなたに聞きたいことがあって。

私に?
あなたしか聞ける相手がいなくて。

あっ ちょっと。

実は Lの一族のことを

上層部が
執拗なまでに追ってるんです。

橋元警部は
元警視総監のお孫さんです。

何か知りませんか?

上層部と Lの一族の関係を。

何も知りません。

そうですか…。

失礼しました。

(エミリ)もう 忘れた方がいいと
思います。

彼女さんのこと。

他に もっと いいお方がいると
思います。

あっ いえ! 私が そう
というわけでは決してなく…。

ありがとうございます。

もう二度と会えない。
会ってなどいけない。

そんなことは分かってるんです。

でも…。

どうしようもなく
会いたいんです。

(男性・華)♬「息が止まるような
くちづけを」

♬「どうぞ 私に投げてください」

♬「ラブ・レター・フロム・カナダ」

♬「あなたの居ないひとり旅です」

(男性)いいねぇ 花ちゃん!

ママ!
いい子 入ったんじゃないの。

おいおい 花ちゃん どうしたの?

(佐知)明世ちゃん。 あんた
代わりに歌ってあげてちょうだい。

え~ 俺 花ちゃんと歌いたいよ。

(明世)そんなこと言わないの。
(男性)は~い。

花。 あんたは
買い物にでも行ってきな。

(男性)♬「わがままばかり」
はい。

(男性)♬「云いました」

(男性・明世)
♬「ラブ・レター・フロム・カナダ」

《ねえ あれ 天の川じゃない?》

《ほら あれ》

♬~

♬~

《俺 今 すごく幸せだよ》

《いつも そばにいてくれる》

《ただ こうやって
普通にいられる時間が

いとしいよ》

♬~

どうしたんですか!?

(明世)あんたが
ほっつき歩いてる間に

流しで来た男と さっきの客が
もめたんだよ。

流しって?

(佐知)最近 よく
うちの店に顔を出す

売れない演歌歌手だよ。

客に下手だって言われて
暴れて帰ったんだよ。

CDも売れない時代に
カセットテープを手売りして回ってね。

応援してやってんだけどね。

手伝います。

(佐知)落ち着いたかい?

はい。
ありがとうございます。

(佐知)男だね。

あんた 本気で
男を愛したことがあるだろ?

えっ?

分かっちまうのさ。

いろんな客を見てきてるからね。

その男とは別れたのかい?

でも 別れ際
彼が言ってくれたんです。

《必ず 迎えに行く!
待っていてくれ!》

もう これ以上
彼を苦しませたくない。

私みたいな人間が
人を愛してはいけなかったんです。

まるで
犯罪者みたいな口ぶりだね。

今日は もう いいよ。

あったかい風呂 入って 寝な。

はい。

♬~

(キャスター)警察は
Lの一族の似顔絵を公開して

捜査を続けていますが
いまだ 逮捕には至っていません。

(キャスター)この状況を受け
警視庁は

事件解決に結び付く有力情報に
1, 000万円の…。

誰にも言うんじゃないよ。

いいね?

(警察官)
それじゃ どうも お忙しい中

ありがとうございました。
(女性)お疲れさまでした。

こちらの方 渡しておきますんで
お見掛けしましたら

署まで ご連絡くださいませ。
(女性)はい かしこまりました。

おかえりなさい。
花。 あんた 2階に行ってな。

えっ?
いいから 早く!

すみません。

(警察官)今 世間を騒がしている
Lの一族を追っているんですが

この人たちを
見たことありませんか?

さあ? 見たことないね。

他を当たんな。

(警察官)そうしましたら
これを置いときますので

見掛けましたら ご連絡ください。

♬~

♬~

≪(物音)

♬~

(円城寺)♬「いとしき恋人よ」

(円城寺)♬「どうして
僕から離れてしまうの」

どうしてなんだ…。
♬「If I can see you again」

♬「この身も 心も」

捧げたい…。

♬「If I can see you again」

♬「命 果てるまで」

捧げたい…。

♬「もう一度 会って」

♬「全て 受け止めて」

♬「また あなたと」

(和馬・華)♬「愛し合いたいよ」

(拍手)

ブラボー 和馬君。
なかなかの美声だね。

誰?
申し遅れました。

リヒテンシュタインから舞い戻った
円城寺 輝くと書いて

円城寺 輝です。
誰ですか?

華から 僕の噂 聞いてないかい?

一言も。

(バイブレーターの音)

はい。
和馬! すぐ戻ってこい!

(♬『喝采』)

♬~

(女性の泣き声)

戻りました。

(女性)あたしは
男のおもちゃじゃないわよ!

(佐知)おかえり 花。

《えっ 何で!?》

(佐知)言っただろ。
うちには訳ありが集まるって。

えっちゃん。 この子 最近
うちで働いてもらってる花だよ。

鈴木 花です。
元銀座のママ

小林 絵津子 36歳よ。
えっちゃんって呼んでね。

銀座のママ…。

♬(ギターの演奏)

♬「みちのく男旅」

お父さん?

(佐知)猛ちゃん また来たのかい?

出禁だって言ったろ。
(尊)説教くせえ店だな。

あなた!
(佐知)えっ? 知り合いかい?

あっ いえ…
あなた 何をされてる方なの?

演歌歌手の山本 猛だ。
1曲 100円で何でも歌う。

まさか 昨日 店で暴れた
流しの人って…。

(尊)俺だ。 演歌やる前は
トラック転がしててな。

日夜
仲間とケンカに明け暮れてた。

その癖が抜けなくてな。

荒くれ者なのね。
カッコイイわ。

褒められたことじゃねえよ。

何 その設定…。

どうした? 花。

あっ すいません。
今日は 何だか 体調が悪くて

休んでいてもいいですか?

酒や。 酒をくれ。

《おばあちゃん!?》

(佐知)また一人
訳ありが来たみたいだねぇ。

訳あり過ぎるでしょ…。

(佐知)浜で乱闘を?
(尊)ああ。 盛岡で拾ったマドンナが

まさかの中国マフィアの女でな。

どうぞ。

(尊)男と別れたいって
泣き付かれたもんだから

俺が 話をつけに行ったら
大乱闘だ。

そんときに
右足をやられちまってな。

長く アクセルを踏むことが
できなくなった。

それで こいつとも
おさらばしたんだ。

《設定が細かい》

(佐知)そんな あんたは
どうして 演歌歌手に?

トラック転がしてるとき
いつも 心の支えは演歌だった。

ハンドルをマイクに替えて

今度は 全国のトラック野郎に
演歌を届けてえってな。

すてきよ 猛ちゃん!

あたし カセット 全部 買うわ!

《お願いだから 早く出てって》

こうなったら
あたしも全部 話すわ!

数奇な あたしの人生を!

話さなくていいですから…。

話したきゃいいよ。
ここで全部 吐き出しな。

あたし
二十歳で銀座に転がり込んで

夜のチョウになったの。

《また出てきた》
(尊)二十歳でかい?

(悦子)働いて すぐ
代議士の男と愛人契約した。

裕福な暮らしを
させてもらったわ。

でもね 3年ほどたったころ
突然 奥さんに訴えられて

別れさせられた。
最後に言われたわ。

「役立たずの豚だ」ってね。

まるで 昼ドラみてえだな。

(悦子)けど そのころには もう
あたしのおなかの中には…。

(佐知)まさか 子供が?

(悦子)生きてれば もう13歳ね。

(尊)離れて暮らしてるのか?
《話 乗っかり過ぎでしょ》

生んで すぐに
男の実家に引き取られたの。

夜の世界で生きる私に
子育ては できないってね…。

そっから もう
どうでもよくなっちまってね。

薄汚い部屋の中
きしむベッドの上で

来る日も来る日も 男たちに…。
(尊)やめろ!

それ以上は聞きたくねえ。
(悦子)あたしは汚れた女なんだ…。

駄目だ!
そんな生活 今すぐ やめるんだ!

猛ちゃん…。
(尊)絵津子…。

《何なの? これ…》

どこ行くんですか?

金 足りひんからな
ちょっと稼いでくるわ。

どうやって?

ちょっと 目ぇつぶって
我慢してたら終わる仕事や。

ちょっと待ってください。
あなたのお名前は?

《もう無理… 耐えられない…》

ママ ごめんなさい。
今日は そろそろ…。

ママ?

悪いね…。

つい あたしも
思い出しちまってね…。

さては ママも訳ありか?

(明世)ハァ ハァ ハァ…。

すいません お待たせしました。

あなたですね?
三雲 華らしき女がいると

警察に連絡をしたのは。
(明世)はい。 あの ホントに

懸賞金もらえるんですよね?
1, 000万。

ええ。 逮捕につながった場合
確かに お支払いします。

これが あの女が手にした瓶です。

お預かりします。
横塚。 大至急 鑑識にかけろ。

(横塚)はい。

和馬。 指紋が一致したら
令状 取って 踏み込むぞ。

(佐知)10年前
あたしには 内縁の夫がいたんだ。

もともとは この店の客だった
はぐれ者さ。

どうしようもなく
不器用な男でね。

時折見せる優しさに
すっかり ほれ込んじまったのさ。

分かるわ。
不器用な男って ひかれるのよね。

ここの2階で暮らし始めて
2年がたったころ

突然 言ったのさ…。

(源太)《俺は 足を洗う》

(源太)《だから 結婚してくれ》

(マツ)愛が 男を変えたんやなぁ。

あたしも そう思ってね
柄にもなく舞い上がっちまってさ。

でも
幸せは長くは続かなかった。

敵対していた組の若頭を撃って
逮捕されたんだ。

(佐知)裏切られたショックでね

一度も面会に行かず
手紙で別れを告げたんだ。

そしたら しばらくして
向こうから手紙が来て…。

「もし 出所したとき
まだ 俺を待っててくれるなら

店の前に 一枚の黄色いハンカチを
ぶら下げておいてほしい」ってね。

んっ?
どっかの映画で見たような…。

気のせいだろ。
それで ママはどうしたんですか?

そんな都合のいい女じゃないよ
あたしはね。

じゃあ…。

風の便りに 出所したことは
耳にしたけど

ハンカチは出さなかった。

許せなかったんですね やっぱり。

でもね そんなあたしが
バカだったってことに

最近 気が付いたんだ。

花…。

あんたに頼みがあるんだ。

ずっと
言えずにいたんだけどね…。

その男を盗んでほしいんだ。

えっ?

できるだろう?

あんたら Lの一族なら。

んっ?
(悦子)えっ?

バレてた?
(悦子)あら 恥ずかしい。

やってもうたわ~。
やっぱり 知ってて

かばってくれたんですね?

善人か悪人かなんて
そいつの目を見りゃ分かるさ。

《男を盗むって
どういうことですか?》

《敵対している若頭を
撃った犯人は

別の組員だったのさ》

《その罪をかぶれば
組を抜けさせてくれるって

言われたみたいで…。
あたしとの結婚のために

そこまで考えてくれてたのに
あたしは 彼の思いを

信じてあげることが
できなかった…》

《その彼は 今は…》

(佐知)《出所後 結局
組は抜けさせてもらえなかった》

《何なの!? ひどいじゃない!》

(佐知)《あした その組の連中が
麻薬の密輸をするって話だ》

《彼には もう 犯罪に
手を染めてほしくないんだ…》

《だから お願いだよ!》

《彼を… 盗み出しておくれ!》

(男)はい。 分かりました。

たった今
ブツが到着したそうです。

受け取ってこい。

(マツ)
あれが ママの言うてた彼やな。

Lの一族の恩返しや。

でも ホントに大丈夫なの?

私たち
指名手配されてるみたいだし

また あんな格好で
人前に出たら…。

それなら大丈夫よ。

パパに考えがあるみたいだから。

(クラクション)

(男たち)おい 危ねえ…!

(クラクション)

(男たち)おい…!

(クラクション)

(男)何だ お前ら!

ここは 俺に任せろ。
華。 救出は お前の仕事だ。

(男たち)おい 待て こら!

俺に倒された男は ごまんといる。
星の数ほどな。

(悦子)カモーン!

(男)うわっ!

カモーン 坊やたち!
(男)おらっ!

(男)おりゃ!

(男)ああっ!

うわっ!

おらぁ!

うりゃ~!

(男)おい ババア。
何 目ぇつぶってんだ?

定吉定吉

おおお…

定吉~!

やるわね 大阪ジェーン。

佐知さんに頼まれた者です。

佐知!?
一緒に来てください。

早く!

誰だ てめえ!
ぶっ殺してやる! こらぁ!

やーっ!

おわ…。

おお…。

うわ… ああ…。

このアマ こらぁ!

うりゃー! おらぁ!

おらぁ!

おらぁ… んっ?

(若頭)んっ? てんとう虫?

そう。 俺 てんとう虫の神様。

マジで強い。

(若頭)あ痛っ…。

あっ…。

あっ… ああ!

今や 華!

ここで会ったが 運の尽き。

あんたが犯した罪 悔い改めな!

♬~

ここは…。
(悦子)決まってるじゃない!

忘れたの?

いつまで
不器用な男を気取ってるんや!

自分は 前科者だ…。

自分みたいな人間が
人を愛しちゃいけないんだ…。

それに 佐知だって もう…。

待って! ほら 見てよ! ほら!

♬~

♬~

♬~

何だか 感動しちゃったわね。

ああ。
俺たちも そろそろ帰るか。

どこに帰るんや?
(尊)危ない そうだった。

俺たちは
警察に追われている身だ。

どうしてだか 離れていても
磁石のように吸い寄せられる。

血が濃いからちゃうか?

嫌よ! 男たちのおもちゃにされる
生活になんて戻りたくないわ!

悦子 落ち着け。
その設定は もういい。 終わりだ。

また いつか会う その日まで
2度目の解散!

≪(佐知)出ていくつもりだね。

はい。
荷物なら まとめといたよ。

えっ?

あんたは信じてあげるんだよ。

言ってくれたんだろ?
「必ず 迎えに行く」って。

♬~

♬~

明世!
(明世)ごめんなさい…。

どうしても 早く
借金 返したくて…。

(明世)ごめんなさい…。

(佐知)《あんたは
信じてあげるんだよ》

《言ってくれたんだろ?
「必ず 迎えに行く」って》

(巻)やっと追い詰めたぞ!
Lの一族…。

巻さん!

俺に行かせてください。

お願いします。

分かった。

だが 逃がすようなまねをしたら

そのときは 俺が この手で
あの女をやる。

いいな?

はい。

和君!

♬~

♬~

すまない 華…。

♬~

(佐知)花!

やめとくれよ!

そいつは
悪いやつじゃないんだよ!

花!

花~!

和馬。 よくやった。

はい…。

♬~

♬~