ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ベビーシッター・ギン! 第9話 大野拓朗、ゆりやん、高橋ひとみ、竜雷太… ドラマの原作・キャストなど…

『プレミアムドラマ ベビーシッター・ギン!(9)』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. ギン
  2. ママ
  3. 一緒
  4. ダメ
  5. 家族
  6. 大丈夫
  7. パパ
  8. 本当
  9. 大変
  10. 無理
  11. お願い
  12. ヨイサ
  13. お野菜
  14. キャベツ
  15. バス
  16. 仕事
  17. 台風
  18. 大事
  19. Wow
  20. インゲンマメ

f:id:dramalog:20190825225121p:plain

『プレミアムドラマ ベビーシッター・ギン!(9)』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

プレミアムドラマ ベビーシッター・ギン!(9)[字]

英国淑女の装いのギン(大野拓朗)が愛を届ける痛快ドラマ!山谷萌(酒井美紀)という母親が娘のつぐみの世話を頼みたいと言う。二人は実の親子ではなく、娘は母を嫌って…

詳細情報
番組内容
英国淑女の装いに身を包む、ちょっと不思議なベビーシッターのギン(大野拓朗)が悩める親たちと子供たちに愛を届ける痛快ドラマ、第9回! 都心を離れた山間の町にやってきたギン。山谷萌(酒井美紀)という母親が、つぐみという娘の世話を頼みたいと言う。つぐみは畑仕事が好きな女の子だが、萌とは実の親子ではなく、引っ越そうという萌にたいし「ここを離れたくない」と母にたいしてぶつかる。二人は近づくことができるか?
出演者
【出演】大野拓朗ゆりやんレトリィバァ高橋ひとみ竜雷太酒井美紀
原作・脚本
【原作】大和和紀,【脚本】嶋田うれ葉

 

 


(ギン)お耳の後ろも洗って…
はい きれいになりました。

はあ~
やっぱり 人形じゃ 張り合いがないわね。

(美々子)そりゃあ 人形じゃあね。

あ~ら。 美々子にも
植物を めでる心があったのねえ。

フフ 食べられない植物に
興味はないけどねえ。

見て これ全部 野菜の苗なの。
へえ~。

これが ミニトマトでしょ?

で これが ピーマンにキュウリに…。

こっちが何だっけ?
(龍之介)インゲンでございます。

これは?
ゴーヤでございます。

シシトウにナスでございます。
もういいわ。

買った方が早いじゃない。
はあ!?

♬「依頼がねえ 収入がねえ
食べ物買う金 全くねえ」

…なんだから
自給自足するしかないじゃない。

まあ これ うまく育てれば
毎年食べられるんだから。

坊ちゃまも ままごとはやめて
こっち手伝って下さいませ。

私 腰も…。

誰が ままごとですって?
これは れっきとした予行練習よ!

いつ どんな依頼が来てもいいように!

☎ ああ… は~い。
あ… お願いします。

はい 下落合ポピンズ倶楽部でございます。
ご依頼かしら?

はい。 はい 少々お待ち下さいませ~。

兄さ~ん 「ちょっと不便な場所でも
構いませんか」って先方が聞いてるけど。

もちろん構わないわ。

私 天使ちゃんのためなら
地球の裏側まで伺います!

♬~

(セミの声)

はあ~。
本当に 道 こっちで合ってるのかしら。

あっ すみません。
はい。

こさと町は
こちらでよろしいのでしょうか?

こさと町はね あっち。
2キロ先を 右ね。 あと2キロも?

ハハ。
はあ~。

(虫の羽音)
あっ 嫌っ 虫! 虫! ひっ。

(つぐみ)キュウリ。

リンゴ。

ゴーヤ。

ヤマイモ。

モロヘイヤ。

イカ。 ≪(牛の鳴き声)
カボチャ ヤマイモ。

桃!

大きくなってねえ。

はあ はあ。

ああ~ やっと着いたわ。

あっ。

≪何度も言ってるでしょ!
萌さんとは一緒に暮らさないってば!

≪(萌)つぐみちゃん 待って!
あっ 痛~っ!

(萌)大丈夫ですか!?
すいません 大丈夫ですか?

(萌)すいません。

ああ…。 私としたことが
本当に面目もございませんでした。

いえ こちらこそ。 こんな不便な所まで
ありがとうございます。

しかも ケガまでさせてしまって。
いいえ 大したことございませんから。

これで冷やして。
恐れ入ります。

つぐみちゃん
この方 ベビーシッターの下落合ギンさん。

つぐみちゃんの
お世話をしてくれる方よ。

シッターさんなんて 必要ないのに。

私も いよいよ臨月だし
家のことも手が回らないから

せめて
つぐみちゃんのことだけはと思って。

本当にかわいらしいお嬢ちゃんですこと。
つぐみちゃんっておっしゃるの?

私のことは ギンとお呼び下さいませ。

どうも。 さっきはすいませんでした。

ああ いいえ 私の不注意ですもの
気になさらないで。

萌さん 今日 検診って言ってなかった?
行かなくていいの?

でも…。

あっ 私のことなら大丈夫ですから
どうぞ お気になさらず。

じゃあ お言葉に甘えて 行ってきます。
行ってらっしゃいませ。

行ってきます。

まあ! おいしそうなお野菜。

ダメだよ 休んでなきゃ。

おかげさまで
痛みも だいぶ落ち着きましたわ。

氷 あとで新しいの持ってくね。

あ… ありがとう。

そういえば さっき

お母様のことを
萌さんって呼んでらっしゃったけど

いつもそうなの?

ああ 実はね 私と萌さん
本当の親子じゃないの。

本当のママは 死んじゃって…。

そうでしたの。

半年前に パパが再婚して
萌さんと一緒に暮らし始めたんだけど

パパも死んじゃって…。

これからは 萌さんと2人で?

萌さんは引っ越して 東京に帰るの。

私は 夏休みが終わったら
おじさんの家に行くことになってるんだ。

そう。 さみしくなるわね。

別に。 時々こっちに来て
畑の世話もするつもりだし。

畑? っていうことは これ
つぐみちゃんが作ったの?

そう。 うちの畑でね。 しかも無農薬。

へえ~! 驚いた。 プロ並みじゃない。

まっ ただの趣味だけどね。

いいえ 趣味の域を超えてるわ。

うちの妹にも
つぐみちゃんの 爪の垢でも煎じて

飲ませてやりたいわあ。

ギンさん
お昼ごはん パンケーキでもいい?

ああ お昼ごはんなら 私が。

私 こう見えて 英国王立ナニー協会認定の
ベビーシッターなの。

料理も大得意なのよ。

私が作るよ。
さっき ぶつかっちゃった おわび。

まあ。 では ありがとうございます。

頂きま~す。

おいしい! 一体どうやったら
こんなにふわふわになるのかしら。

重曹を少し入れたの。

重曹! なるほど。

こっちも食べてみて。
うん ありがと。

ありがとう。

頂きま~す。

う~ん! どうやったら
こんなに しっとりモチモチするの?

フフフ。
ねえ 教えて 何を入れたの?

さあ 何を入れたでしょう。

う~ん…。

牛乳? …は 普通に入れるし

う~ん… あっ

ねえ つぐみちゃん。
これに正解したら

つぐみちゃんのシッターを
続けさせて頂ける?

いいよ 当たったらね~。

よ~し!

う~ん…
ほのかに感じる大豆の甘み。

分かりましたわ。

正解は… お豆腐よ。

へえ~ 絶対分からないと思ったのに。

つぐみちゃんのアイデアには脱帽ですわ。

これ当てたの ギンさん初めてだよ。
ふふ~ん。

♬~

≪(萌)ただいま~。

お帰りなさいませ。

ギンさん ケガの具合 どうですか?

つぐみちゃんにもらった氷のおかげで
痛みは だいぶ引きましたわ。

そうですか。 よかった。

10歳なのに とっても
しっかりしてらっしゃいますわね。

年の割に大人で…。
いろいろあったからかなあ~。

あ… もしかして 何か聞きました?

ええ。

萌さんは ここを引っ越して

つぐみちゃんは
おじさんのところに行くんですって?

私 つぐみちゃんの面倒も
ちゃんと見るつもりだったんです。

でも あの子は それが嫌みたいで。

それで おじさんが引き取るって話に
なったんです。

この家は どうされるんですか?

おじさんが売却するそうです。

でも 畑だけは つぐみちゃんのために
残してもらうって約束なんです。

畑は 何より つぐみちゃんの
大切にしているものだから。

ああ じゃあ 萌さんは

1人で赤ちゃんを産んで
育てるおつもりなんですか?

ええ。 実家の近くに引っ越して

この子を産んだら
仕事を探して働くつもりです。

大変ですわねえ。

とにかく 今の私たちには
悲しんでる暇なんて… ああ…。

あっ 大丈夫ですか?
すいません ちょっと貧血気味で。

あ… 無理なさらずに。
すいません。

本当なら 今頃

夫とつぐみちゃんと3人で
幸せに暮らしていたはずなのに。

≪(玄関の戸が開く音)
ただいま~。

お帰りなさいませ。
お帰り つぐみちゃん。

うん。 晩ごはん作るね。

(ヒグラシの声)

うわっ すごいごちそう!

ごめんなさい 何もお手伝いしないで。
何から何まで すいません。

そんな体で 何をおっしゃってるんですか。

よいしょ。 さあ 頂きましょうか。
はい。

頂きます。
頂きます。

これとこれは 私が

スープとメインのロティは
つぐみちゃんが作ったんですのよ。

ギンさんのサラダ 超おいしい。
あとでドレッシングの作り方 教えて。

ええ いいわよ。
うん どれもおいしそう。

こんな にぎやかな食事
久しぶりだね。 フフ。

たくさん召し上がってね。
お代わりなら いくらでもありますので。


このスープ おいしい。

はい 山谷です。
あっ 正行さん。

ええ おかげさまで なんとか。

ええ おります。
ちょっとお待ち下さい。

つぐみちゃん おじさんから。

もしもし つぐみです。

はい 元気です。

え? 来週?
分かりました 準備しておきます。

失礼します。

おじさん 何だって?

転校の手続きとかあるから
来週中には うちに来なさいって。

え… そんなに早く?
うん。 急いで準備しなきゃ。

ごちそうさま。

ねえ つぐみちゃん

もし おじさんの家がつらくなったら
いつでも私のところに来ていいんだよ。

私 つぐみちゃんのことも ちゃんと…。
萌さん。

私 そしたら 施設にでも行くよ。

つぐみちゃん…。

萌さんだって これから大変でしょ?

しつこくて ごめんね。

♬~

(ノック)

≪ギンです。
どうぞ。

つぐみちゃん ちゃんと食べないと
暑さに負けちゃうわよ。

ありがと。
はい。

じゃあ 私 そろそろ帰りますわね。
今から行けば 最終のバスに間に合うので。

遅くまで すいません。

まあ! 10歳の本棚とは思えないわねえ。

ちょっと見てもいい?
うん。

有機野菜」。
趣味にしておくのはもったいないわねえ。

つぐみちゃんなら 本格的に勉強したら
プロの農業家になれるのに。

プロの農業家?
うん。

無理だよ
そんなこと考えたこともなかった。

無理じゃないわ。 あんなにおいしいお野菜
作れるんですもの。

おじさんの家に行っても
畑のお世話をするんでしょ?

遠いから しょっちゅう来れないし…。

私は あの畑を守れれば それでいい。

私 パパとママと しりとりしながら
畑のお手伝いするのが大好きだったんだ。

もしかして ママ?
そう。 きれいでしょ?

ええ。 みんな とっても楽しそう。
まあね。

インゲンマメ
え?

しりとりよ。
私 強いよ。 私だって。

はい インゲンマメ
芽キャベツ

ツ… ツ…

ツルムラサキ
キャベツ。

また ツ! ツ… ツ…

ツタンカーメン
アッハハハハ。 ギンさんの負け~。

あ~ 悔しい。 もう一回。

バス乗り遅れちゃうじゃん。
はっ いけない!

はっ そうだ バス バスバス バス!
あ~ バス。

じゃ つぐみちゃん また明日ね。
ちょっと待って。

え?
これ持ってって。

あ~ら こんなにたくさん いいの?
うん。 ありがと。

また明日。
バイバイ。 バイバ~イ。

(ドアの開閉音)

はい。
わあ~ おいしそう!

いっただっきま~す。

うん! このプチトマト
フルーツみたいなんですけど~。

ああ じいも じいも。
うん はい。

うん! う~ん。
でしょ~?

これ全部
つぐみちゃん1人で作ったのよ。

え!? 10歳の子が!?
うん。

そっか。 言ってみれば 畑は
ご両親の形見みたいなもんだもんねえ。

愛情をかけて育てられたのが
よ~く分かります。

このキャベツやトマトが… あっ。
うま~い。

つぐみちゃんの孤独を
癒やしてきたのよねえ。

うん! うそ!
キャベツって こんなに甘かったっけ?

じいも じいも。
ほれ。

うう~ん もう… うん。

そうだ。 その畑
うちで買い取ってもいいわよ~。

夢の自給自足。 最高じゃない。

何言ってるの!

あの畑は つぐみちゃんが
何よりも大事にしてきたものなのよ!

畑とつぐみちゃんはセットなの。
引き離すことはできないの!

まあ… そう興奮なさらずに 坊ちゃま。

そう言ったって
うちではセットでは引き受けられないの!

欲しいのは この畑だけ。
その子は連れてこないでね!

そんな子には もうあげません! 返して!
あっ! 何よ。

あっ それもダメ ちょっと 返しなさい!
私のよ!

(鶏の鳴き声)

はあ~。
(玄関の戸が開く音)

おはようございます
下落合ギンでございます。

あ… おはようございます。
大丈夫ですか?

すいません。
もう少し お休みになられたら?

お布団 敷きましょう。

つぐみちゃんは?
5時起きで 畑に行きました。

まあ。 少しでも長く
畑にいたいんでしょうね。

私は 半年しか ここに住んでないから
分からないけど

ここは つぐみちゃんが
生まれ育ったところだから。

はあ~ ほんとにこれでいいのかなあ。

ああ…。
どうされました?

ちょっと おなかが張って。
ああ 病院へ行かれた方がよろしいわ。

今は おなかの子が一番大事でしょ?

好きになった人の忘れ形見ですから。

でも…
ほんとは 全部大事にしたかったんです。

つぐみちゃんのことだって。

みんな もうすぐ収穫だからね~。

つぐみちゃ~ん。
ギンさん どうしたの?

精が出るわね。
そろそろ お昼にしましょ。

ありがと。 そこ置いといて。

あ~ら 1人で食べるおつもりなの?

萌さんも誘って
一緒に食べたらいいのに。

それは嫌。
私 あとで食べるから ほっといて。

ダメよ 1人でなんて。

ほら いらっしゃい。

せ~の。
うわっ。 よいしょ。 フフフ。

ジャジャ~ン。
うわ~。 すご~い!

(2人)頂きます。

サトイモ
ん! モロヘイヤ。

ヤ… ヤングコーン。

やった~! 負けた~。
勝った勝った~。

おいしかった。 特に野菜の煮物。

つぐみちゃんのお野菜が
おいしいからだわ。

それに お食事は
やっぱり誰かと一緒が一番ね。

私でよければ
いつでもご一緒いたしますわ。

じゃ 午後も頑張ってね。

ねえ。
うん? 畑仕事 してみない?

私が? いいの?

特別に特訓してあげるよ。
うん 是非。

こうやって耕すんだよ。

すごいわね。
ギンさんも やってみて。

こう? うっ…。

ねえ 腰入れなきゃ 腰。
腰?

こう?
ウフフフフフ。 何で笑うの!

だって おかしいんだもん。
アハハ 悔しい!

でも 笑うと なんてすてきなの。

あっ ちょっと あなたたち
手伝って下さる?

♬~

あ~…。

♬~

♬「たった一人で宝物を守って」

♬「健気に気持ち隠して
過ごしてきたのね」

♬「ああ、神様
どうしてそんなに意地悪なの」

♬「あの子の望みを全部叶えてあげたい」

♬「人生を楽しんでほしいのよ」

♬「Wow Wow Wow」

「あ ヨイサ あ ヨイサ
あ ヨイヨイ ヨイサ」

「あ ヨイサ あ ヨイサ」

♬~

♬「ここは私の大切な場所」

♬「本当はお別れなんてしたくはない」

♬「どうして良いのかわからないけど」

♬「今はね ギンさんといると安らげるの」

♬「またいつか心から笑える日が
来るのかな」

♬「天使ちゃんを笑顔にしてあげなくちゃ」

♬「それがわたくしの仕事」

♬「そう、I'm a ナニー」

はあ~ 畑仕事って大変なのね。

フフッ。

まあ 立派な桃!

これは パパとママが
私の7歳の時のお誕生日に

植えてくれたの。
へえ~。

「桃栗三年」っていうでしょ。
うん。

今年 初めて実をつけたんだ。

収穫したら 一番にお墓にお供えするの。

きっと喜んでくれるでしょうね。

この景色も もうすぐ見納めか…。

はい。

目にゴミが入っちゃった。 ありがとう。

じゃあ 行こう。

スダチ チンゲンサイ

インゲンマメ 芽キャベツ

ツ… ツクシ!

シイタケ ケール ルッコ…。
(車の走行音)

おはようございます。

(正行)おはようございます。
えっ どちらさんで?

私は シッターの下落合ギンと申しますが
そちらは… どちら様で?

おじさん どうしたの?
ああ つぐみ 突然すまないね。

ちょっと 大事な話があって来たんだ。
大事な話?

まあまあまあ これは失礼いたしました。

つぐみちゃんのおじ様でしたか。
どうぞ 中へ。

(鈴の音)

どうぞ。
ああ どうも。

おなか 随分大きくなりましたね。
ええ。

それで お話というのは?

実は 畑のことなんだけどね
畑は残すっていう約束だったんだけど

この家の買い手が 畑も一緒じゃなきゃ
買わないって言いだしてね。

えっ 話が違うじゃない。
畑だけは守ってくれるって

約束したのに…。
ああ… ごめんな。

でも しかたないんだ。

そんなのやだよ。 やだよ…。

ちょっと待って下さい。
あんまりじゃないですか。

畑を残してくれるっていうから
つぐみちゃんは

おじさんのところへ行く
決心をしたんですよ。

つぐみのことは
責任持って面倒見るつもりです。

ただ うちも商売やってるもんで
正直 大変で。

さきざきの学費のこととか考えると
元手も必要だと思ってね…。

畑のことは悪かったけど
つぐみは何も心配しなくていいから。

おじさんのところに 安心しておいで。

あなたも その体で大変でしょうけど
引っ越すなら なるべく早い方がいい。

引っ越しの費用ぐらいは出しますから。

そんなことより
もう一度 考え直して頂けませんか?

この子は 畑が何より大事なんです。

いや 悪いんだけど
もう諦めないと。

家も畑も売らなきゃ つぐみちゃんを
引き取れないって言うなら

そんなご無理 なさらなくて結構です。

えっ?
私が ここで つぐみちゃんを見ます。

生活なら 夫が残してくれたものが
多少ありますし

出産したら 働きにも出ますから。

いや しかし この辺で そんな簡単に
仕事が見つかるかどうか…。

どんな仕事でもします。

私 絶対に なんとかしますから。

つぐみちゃん
おじさんのところに行かなくていいよ。

畑のあるこの家で 一緒に暮らそう。
今までどおり。

何言ってんの! そんなの無理だよ。

無理じゃない。
私 本気で そう思ってるの。

萌さんが そう思っても
私が無理なの。

そんな… どうして そんなこと。

だって 萌さんは赤の他人だもん!
ママじゃないもん!

私たち 家族じゃないんだよ!

そんな…。

萌さんは おなかの子のことだけ
考えればいいじゃん。

私 1人で ここで暮らす。

萌さんが出ていくまで
小屋で寝泊まりするから

心配しなくていい。
おじさんも出てって下さい。

さようなら。

つぐみちゃん!

つぐみちゃん 待って!

つぐみちゃん! あっ あっ…。

出てきてちょうだい!

≪つぐみちゃん!
嫌! 帰って! お願い 帰って!

♬~

坊ちゃま もしや ついに
ナニーを辞めるおつもりで?

違うわよ!
畑仕事を手伝うために鍛えてるの。

今 いろいろ大変なのよ。

あんまりムキムキになっちゃったら
子ども 寄りつかなくなるわよ。 ハハッ。

(テレビ・八千代)「これからは
子どものいる再婚や 養子縁組が

ますます増えていくと思われます。

もはや 『家族』という定義は
一つに とどまりません」。

「確かに おっしゃるとおりですね」。
「『家族』になるには もちろん

努力が必要です。
きれい事じゃありません。

でも お互いの気持ちをぶつけ合い
逃げずに向き合えば

親子の情愛が生まれ
唯一無二の『家族』になれるはずです」。

あ~ら このおばさんも
たまには いいこと言うじゃな~い。

レタス スイカ カボチャ

ヤマイモ モロヘイヤ… また ヤ。

ヤ… ヤ… あっ ヤマブドウ

よし!

≪(物音)
ツルムラサキ キャベツ。

≪ツクシ!

ギンさん?

お弁当持ってきたの。
ここ開けて下さる?

ほっといて。

(窓が開く音)

ありがとう。

どういたしまして。

昨日は 一晩中 ここにいたの?
≪そうだけど。

萌さんが心配してるわ。

≪気が済んだら出てらっしゃいね。
やだ ずっと ここにいる。

世の中にはね どうにもならないことが
たくさんあるわ。

畑のことだって そう。

つぐみちゃんだって
ほんとは 分かってるんじゃなくて?

何のこと?

≪人生に試練は付き物よ。
これが その第一歩。

このドアを開けて 外に踏み出さなきゃ!
何も変わらないわよ。

もう いいから あっち行って。
畑は誰にも渡さない!

分かったわ。

また来るからね。

♬~

あ~ すみません。

つぐみちゃん どんな様子でした?

お顔は見せてくれませんでしたけど

お弁当は
なんとか受け取ってくれましたわ。

そうですか よかった。

まさか
このまま別れてしまうおつもりですか?

私だって そんなの嫌です。

でも どうしたらいいのか
正直 もう分からなくて。

(風の音)

つぐみちゃん! つぐみちゃん!

台風直撃ですって!
今すぐ おうちに戻りましょう!

やだってば! 私のことは ほっといて!

≪ダメよ! ここを開けてちょうだい!

嫌! 台風なんて慣れてるし
大丈夫だから!

何かあったら すぐ戻るのよ!

あっ あっ… あ痛い痛い痛い痛い…。

♬~

何か 兄さん
台風だから 今夜は泊まるって。

あら いや お迎えに行かなくても
よろしいんですか?

うん 何か 迎えもいらないって。
はあ~…。

よほど あちらの状況が
切迫されているっていうことですかね。

あらやだ 台風を起こそうとしてるのは
兄さんの方なのね。

あっ?

(雷鳴)
キャ~! うわ~!

(雷鳴)
キャッ! 雷!?

キャ~! あっ あっ あっ 嫌! 嫌!

あっ… つぐみちゃん 大丈夫かしら。

(雷鳴)
キャッ! あ~っ。

♬~

ちょっと
つぐみちゃんの様子を見てきます。

ギンさん?

♬~

私が… 守るからね。 頑張って。

つぐみちゃん!

ここは私に任せて すぐに戻って!

桃は私が守るの!

♬~

つぐみちゃん 大丈夫!?

(萌)つぐみちゃん! ギンさん!

萌さん そんな体でダメじゃない!

居ても立ってもいられなくて…。

とにかく 中へ!

♬~

萌さん 何してるの! 早く!

私のことはいいから
先に行ってて下さい!

その子のこと お願いします!

お気を付けて!

♬~

パパ ママ どこにいるの?

(良和)つぐみ こっちに来たらダメだ。
帰りなさい。

桃の実がなったの。
パパとママに受け取ってほしいの。

(美鈴)その桃は
つぐみの家族になる人にあげなさい。

私の家族は パパとママだけだよ。

つぐみちゃん。
ギンさん どうしたの?

つぐみちゃんを探しに来たの。

さあ 一緒に帰りましょ。

♬~

つぐみちゃん 目が覚めたのね。

ギンさん 私 どうして…。

もう あんな無茶するからよ。

たんこぶが出来てるの。
でも 大したことないわ。

萌さん?

あ… つぐみちゃん。 よかった。

つぐみちゃんの看病してくれてたのよ。
もう 2人とも無茶するんだから。

ギンさんが つぐみちゃんを
担いで運んでくれたのよ。

ギンさん ありがとう。
お安い御用ですわ。

まだ動いちゃダメよ。

桃の木… 桃の木が。

残念だけど ダメだったわ。

そんな…。

でもね…。

これだけ 無事だったの。

萌さんが 台風の中
取ってきてくれたのよ。

つぐみちゃんの大切にしていた
桃だったのに

たった一つしか
助けてあげられなかった。

ごめんなさい。

つぐみちゃんのお母さんになんて
なれるはずないのに。

自分の気持ちばっかり
押しつけて…。

やめて。

萌さん
私 おじさんの家になんて行きたくない。

ずっと ここにいたい。

でも どうすればいいか
分からなくて…。

私 本当は…。

うっ…。 萌さん!?
萌さん!

痛い…。
大丈夫ですか!

破水したみたい。
ああ… 大変!

タクシー呼ばなきゃ。
頑張って下さい!

ギンさん!
ありがとう!

♬~

もしもし こさと町の山谷まで
タクシーを1台お願いします。

破水した妊婦さんがいるんです。

えっ 来られない!? そんな!

タクシー 来られないの?

国道に出る道が 土砂崩れなんですって。

お願いします!
子どもが産まれそうなんです!

萌さんと赤ちゃんを助けて下さい…。

お願いします… お願いします
お願いします!

♬~

ギンさん ダメだって…。

萌さん… 萌さん…。

♬~

萌さん?

つぐみちゃん。

ご気分は いかがですか?

よかった。

萌さんと赤ちゃんに
特に問題はないんですって。

元気な男の子よ。

ほんと 無事に産まれてよかった。

ギンさんが ここで
赤ちゃんを取り上げるって言った時

私 すっごく怖かった。

こういう不測の事態に備えて

英国王立ナニー協会で
いろんなことを学んできておりますから。

萌さん あの…。

つぐみちゃん。

夢の中で パパとママに言われたの。

「桃は 家族になる人にあげなさい」って。

えっ…。

やっと分かったんだ。

この子は

私の弟なんだよね?

つぐみちゃん…。

ねえ 見て。

私と同じ場所に つむじがあるんだよ。

♬~

つぐみ…。
お母さん。

♬~

私 ずっと意地張って… ごめんなさい。

つぐみ

これからも 一緒に生きていってくれる?

うん。

ありがとう お母さん。

♬~

すてきなママとお姉ちゃんね。

♬~

家族って いいわね~。

山谷つぐみちゃん
いつまでもお幸せにね。

つぐみちゃん よかったね。

新しいお母さんと赤ちゃんと一緒に
暮らすことになったんでしょ?

ええ。 つぐみちゃんね

本格的に農業のお勉強をして
将来は プロの農業家になるんですって!

すばらしい夢をお持ちですね。
そうでしょう?

あ~あ また つぐみちゃんのお野菜
食べたいな。

全然 甘さが違うのよね。 何でだろう。

あんたね ちゃんと自分で研究なさい。
自給自足するんでしょ?

うるせえ!
あっ 冷たい!

坊ちゃま 「馬の耳に念仏」でございます。
まあ!

何よ じいまで 兄さんの肩持つ気!?

申し訳… あ~っ!

謝らなくていいわ。
血のつながりはなくても

じいも家族の一員じゃない?

坊ちゃま…。

何よ この2人ばっかり!
ちょっと やめて やめて!

坊ちゃまの敵は 私の敵でございます!

テキーラ

ラム。
ム!?

ムーンライトクーラー。
ラ。

ラオチュウ。

ウォッカ
カ。

いらっしゃいませ。

どうも こんばんは。

こんばんは。

先日 テレビに出演しているのを
拝見しましたよ。

とても すてきでした。
うれしい!

今夜は とことん酔っちゃいそう。

マルガリータ
かしこまりました。

♬~