ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

これは経費で落ちません! 第5話 多部未華子、重岡大毅、伊藤沙莉… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『ドラマ10 これは経費で落ちません!(5)「流された男の巻」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 熊井
  2. 森若
  3. 仮払
  4. 仕事
  5. 部長
  6. 新発田
  7. 経理
  8. 沙名子
  9. 田倉
  10. 家族
  11. ハマヤマ製作所
  12. 会社
  13. 確認
  14. 割戻金
  15. 契約更新
  16. 出張
  17. 静岡工場
  18. ハマヤマ
  19. 高校
  20. 今日

f:id:dramalog:20190824075555p:plain

『ドラマ10 これは経費で落ちません!(5)「流された男の巻」』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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ドラマ10 これは経費で落ちません!(5)「流された男の巻」[解][字]

勇太郎(平山浩行)の高校の同級生で、静岡工場に赴任している熊井(山中崇)の仮払金請求を受ける森若さん(多部未華子)。勇太郎が熊井のパスワードで処理したのを発見!

詳細情報
番組内容
経理部の田倉勇太郎(平山浩行)と高校で同級生だった静岡工場の熊井(山中崇)が、今も仲がいいのを知る森若さん(多部未華子)。しかし熊井の過去データを調べたところ、社員が一時的にお金を持つ仮払金の申請を、精算を後回しにしながら自転車操業で続けていたのを発見。しかも製造部担当の勇太郎が熊井のパスワードで代理処理していたことがわかる。他にも怪しい経理案件がないか調べると、リース会社との契約の更新があった。
出演者
【出演】多部未華子重岡大毅伊藤沙莉桐山漣山中崇黒坂真美江口のりこ角田晃広平山浩行吹越満
原作・脚本
【原作】青木祐子,【脚本】藤平久子
音楽
【音楽】安田寿之

 

 


(山崎)太陽。 (太陽)はい?
あの フカヒレラーメンの店あっちなんだけどな。

あっ でも あの あっちの方がいいと…。
(田倉)あれ? 熊井?

(沙名子)勇さん どうしたんですか?
静岡工場のやつ 見かけてさ。

出張ですかね?
(熊井)あっ はい…。

(新発田)「すぐにまた会いたいな。

みゆちゃん 大好きだよ」
アハハ… そうし…。

何ですか?

(吉村)へえ~ ハハハハハ…
いやいやいやいや おはようございます。

あっ おはようございます。
おはようございます。

フフフフ…。
何やら 朝から楽しそうですね~。

アハハハハハ…。
いや 別に楽しくありませんけど?

これですか?
何言ってるんですか? バカじゃないの。

お~お~ 痛い痛い。

(真夕)あ~ もう部長 またやらかしてる。

また?
見て下さいよ これ! 朝っぱらから!

(新発田)おはようございます。

部長 何なんですか? このメールは。
うん?

あらら!
また佐々木さんに送っちゃいました?

私は「MAYU」で「MIYU」じゃないんです。
よく確認して下さい。

あっ 本当だ。
名前がね 紛らわしいんですよ。

送られてくる
こっちの身にもなって下さい。

すごく気持ち悪いです。
いや だって かわいいんですよ。

年がいってからできた娘ですから。

お子さん おいくつになられたんですか?

5歳なんです。
再来年 小学校なんですけどね

もうランドセル買っちゃいました。
早っ!

ご家族を大事にされてるんですね。

そりゃそうですよ~!
頼られるから仕事も頑張れます。 ねっ。

家族というのは お互い支え合う
同志ですからね。

ああ お二人にも早く
幸せな家族を持ってほしいですね。

あっ そういう発言は危険ですよ 部長。

そうか。
あの この発言 内緒にしといて。

あっ ちょっとね ごめん ごめん。

おはようございま~す。
森若さん 佐々木さん。

熊井さん お久しぶりです!
今は 静岡工場でしたっけ?

そうなんですよ。
せっかくのマイホームなのに

1年前から 家族と離れ離れで。

単身赴任ですか? 寂しいですよね。

ええ。 でも 月に一度は
出張で本社に来れるじゃないですか。

その度に有休取って
週末は家族と過ごすし

出張のない時も
できるだけ こっちに戻ってます。

へえ~ 熊井さんも家族思いなんですね。

だって 妻は美人で
子どもは かわいいんだも~ん。

(笑い声)
今日も 嫁さんが弁当作って

わざわざ 会社に持ってきてくれるんです。

うわ~ 絵に描いたような
幸せな家族ですね。

ね~?
熊井さん 経理処理ですか?

あっ そうなんです。

千葉に打ち合わせに行くので
10万円の仮払い金を お願いしたくて。

製造部の担当は 田倉さんですが。

いや ですが 勇太郎は
銀行に行ってから出社するらしくて。

あっ これ お願いします。
勇太郎?

あれ? 熊井さんって
勇さんと同期でしたっけ?

あっ いや 僕は中途採用なんですけど
勇太郎とは 高校の同級生なんで。

えっ! うそ? びっくり!

えっ? 勇太郎のやつ
言ってなかったんだ。

勇さんって そういうプライベートの話
あんましないんですよ。

勇さんって
どんな高校生だったんですか?

えっ いや… まあ あいつは賢くて

試験前には 随分と世話になったなあ。

って 今もず~っと
世話になりっぱなしですけどね。

(笑い声)
(希梨香)熊井さ~ん! お久しぶりです。

(熊井)あっ え~っと 営業部の…。
中島です。

あ~!
熊井さん 田倉さんと

同級生だって聞こえちゃったんですけど
田倉さんって結婚してるんですか?

(熊井)いや 独身ですよ? えっ あいつ
そんなことも黙ってるんですか?

(希梨香)やっぱり! 家庭のにおいが
しないな~とは思ってたんです。

あっ ちなみに 彼女っているんですか?

熊井さん ちょっといいですか?
はい?

仮払い金の出金が 振り込みではなく

現金払いの選択になってるのですが。

えっ? そうだったっけ?

うちは 基本的に
仮払い金や経費精算は

本人口座への振り込みですので
直しておきましょうか?

振り込みは 2週間後になりますが。

え~っと…
いや とりあえず現金で お願いします。

分かりました。 では 現金で。

はい。

(希梨香)熊井さん。 (熊井)ん?
田倉さんって 彼女はいるんですか?

あっ 熊井さん
受け取りのサイン お願いします。

はい。 ちょっとごめんね。

あ~ いいですよ わざわざ封筒なんて。

いいんですか?
(熊井)ええ。

おはようございま~す。
(一同)おはようございま~す。

(田倉)あっ 熊井! 来てたのか!

勇太郎 遅いよ!
フフフ…。

勇さんって 熊井さんと
高校の同級生だったんですね。

びっくりしましたよ。
ああ うん。 言ってなかったっけ?

はい。
あの~ 田倉さんって…。

勇太郎。
えっ? ちょっとだけいいか?

ああ。

(熊井)アハハ! 言えてないじゃん。
(田倉)言ってみろよ じゃあ。

お前言えてねえじゃねえかよ。
お前だってよ。

全然言えない。 ハハ!

あっ そういえばさ 仮払い金の支払いを

森若さんにやってもらったんだけど…。
うん。

(熊井)こっちの立て替え分
頼むの忘れちゃって。

ああ…。

[ 心の声 ] えっ? 日付と裏書きの確認は?

俺がやっとくよ。
[ 心の声 ] 「俺がやっとく」って 何?

(熊井)あっ ちょっと…。

何?
いえ あの…。

すぐ戻るから。

はい。

知ってんでしょ?
知らないよ!

教えてよ!

♬~

あっ 沙名子さん!
この前食べたラーメン

うまかったっすよね。

山田さん「みんなで食べたラーメン」と
言ってもらえますか?

聞く人によっては
あらぬ誤解をされてしまいます。

あと「沙名子さん」と呼ぶのも
やめて下さい。

了解っす 沙名子さん。

次は レモンラーメン楽しみですね。

はっ? レモンラーメン?

この前のラーメン屋で「レモンラーメンを
食べてみたいですね」って言ったら

森若さん「そうですね」って
言ってくれたじゃないすか。

あれは 相づちを打っただけで
約束はしてませんよね?

未知の物を食べる前って
ワクワクしますよね?

沙名子さん 都合 教えて下さい。
合わせますから 俺。

(美月)何度言ったら分かるかな?
(ノック)

アロエベラ入れなきゃ
ダメなんだってば~。

すいません。
美月。

昨日の精算書 間違えてた。
えっ? 確認してもらえる?

どこどこ?
ここ。

は~? 分かったよ 直すよ。

美月 あの レモンラーメンについて
どう思う?

はっ? 何それ?
レモンラーメン 食べたことある?

ない。 めっちゃ酸っぱそうだね。
そのラーメンが何?

その 一緒に行こうって誘われてて

いや むしろ
いつの間にか そういう話になってて…。

前にも同じこと言ったけど
森若が行きたいなら行く

行きたくないなら行かない。 でしょ?

いや 別に行きたくないわけじゃないの。

じゃあ 行ってくれば?
食べて おいしかったかどうか教えてよ。

ん~ でも どうせなら
1人で行きたいのよね。

何で?

自分のペースで あちこち回れるし

余計な気をつかわなくて済むし…。

うん けど 2人だと
1人でできないことができるよ?

どんなこと?
景色とか 感動とかの共有。

そんな気持ちになれない。

むしろ その人といると
自分が優しい人間じゃないって

思い知らされる感じがするし。

へえ 優しいんだ?
うん…。

じゃあ 優しくしてもらえば?
頼りになりそうじゃない。

美月は 恋人といて 幸せ?

そ… そりゃあね。
じゃなきゃ 婚約なんてしないし。

そうだよね。

ちょっと買い物行ってきます!

勇さん ちょっといいですか?

何?
実は 熊井さんの仮払いの出金が

いつから現金になったのか

過去の経理データを遡って
確認したんです。

すると 1年ほど前から
仮払い金の申請が

立て続けに行われてるということに
気付きました。

受け取っている仮払い金を精算する前に
新たな仮払いを申請する。

そういうことが
立て続けに行われていますよね?

つまり使い込みを疑ってるわけ?

疑っているというか そういう

自転車操業のような
状態にあった可能性が考えられます。

原則として
前の仮払い金が精算されるまで

新たな仮払い金は
申請できないはずですが。

まあ 原則ではね。

勇さんは どうして これを
承認されたんですか?

何度か注意したけど 熊井は何度言っても
うっかり忘れるんだ。

まあ 単にルーズというか…。

それに 最終的には
全て精算されてるんだから

問題ないでしょ?
えっ?

[ 心の声 ] ルール違反を見逃していて
何も問題がない?

本人も もうしないって言ってるから。

そちらは さっき 勇さんが

「俺がやっとく」と言った
熊井さんの立て替え経費ですよね。

立ち聞きか。
勇さん

熊井さんのパスワード
ご存じなんですか?

ああ 知ってる。
[ 心の声 ] やっぱり。

よくないですよね?
ああ よくない。

だけど あいつは 本当に経理が苦手で。

でも それでは 経理部としての
チェック機能は果たせません。

分かってる。
だけど 俺がやった方が早いし

きちんと管理してるから これ以上
口出ししないでもらえるかな?

おっ 休憩ですか? 若森大先生。 フフフ。

ここだけの話だけどね お宅の新発田部長
あれ やっちゃってるね。 フフ。

今日も とんでもない顔さらして
朝っぱらから女とメール あれは…。

あっ!
あっ! あっつ! 熱い! 熱い!

すいません。
何してんだ! 熱いな!

沙名子さん! 大丈夫ですか!?
俺の心配 先だろ! お前は!

(鎌本)部長! 大丈夫ですか?
熱いよ!

ああ! 私が お拭きします!
どいて どいて!

はい!
あ~あ!

やけどとかしてないですか? どうぞ。

大丈夫です。
えっ?

何? あの態度?
新発田といい あの女といい

経理部には ろくな人間がいねえな おい!
全くですね!

くっ 臭えぞ 臭えぞ!
雑巾じゃねえか お前 これよ!

えっ えっ…。
何で拭いて…。

(田倉)行ってきま~す。

[ 回想 ] 最終的には
全て精算されてるんだから

問題ないでしょ?

[ 心の声 ] 確かに 熊井さんの仮払い金の
自転車操業

この4月で 一旦 やんでいる。

♬~

[ 心の声 ] 熊井さんの自転車操業
やんだのと同じ4月に

ハマヤマ製作所との契約が
更新されているけど

これは 偶然?

♬~

[ 心の声 ] リース料270万円から
290万円に値上げ。

[ 心の声 ] 割戻金が5%だから
実質275万…。

「割戻金」って 何ですか?

簡単に言えば
値引きみたいなものだけど

売った会社は なるべく高く
売り上げを帳簿に載せたいから

あくまで値段は変えずに あとから
売り上げの一部をキックバックするの。

ふ~ん 経理って奥が深い。

森若さん あの…。
ちょっと 今 話しかけないで下さい。

真夕ちゃん 熊井さんって
どこにいるか分かる?

ああ… 奥さんが お弁当持ってくるって
言ってたから

下で待ち合わせじゃないですか?

ありがとう。
はい!

山田さん 支払いですか?
あっ いいんです。

仕事のことじゃなくて
ちょっと気になったから来ただけなんで。

気になったから
仕事中に会いに来たんですか?

はい。
そういうガツガツした感じ

森若さんが 最も苦手だと思いますよ。

(新発田)うん 僕も 森若さんは
そういうガツガツしたタイプ

最も苦手だと思いますよ。
うわっ 新発田部長いたんすか?

ええ ず~っといましたよ。
フフ。 部長は時々 お地蔵様のように

気配を消すことができるんです。
(新発田)ね~。

はい お地蔵様 今日のお供え物です。
ありがとう。

(知歌)フフ 入ってる。
(熊井)ハハハハハ!

あっ 森若さん お疲れさまです。

森若さん 紹介します。
僕の妻の 知歌です。

ウフ はじめまして
いつも主人がお世話になっております。

はじめまして 経理部の森若です。

あれ? ねえ 経理部ってことは
勇ちゃんと一緒よね?

そうだよ。
勇ちゃん?

あっ ごめんなさい。
私も この人も 田倉さんと同じ高校で

ラグビー部の
マネージャーをしていたんです。

そうだったんですね。 ラグビー部で。

優しい先輩でしょう? 勇ちゃんは。

えっ… あっ はい。

(熊井)勇太郎は 苦労人なんですよ。

実は 高校2年の時に父親を亡くしてて。

お母さんも体が弱くて 借金もあったり

一時はね 高校を中退して
働くなんて話もあったんですが

奨学金で なんとか大学を出て。

妹の学費も全部払って。

本当 非の打ち所がないわよね
勇ちゃんは。

でも 俺を選んだんじゃないか。

えっ? バカね 勇ちゃんが
私を相手にしなかっただけだって!

えっ! そうなの?
そうだよ! うそだよ!

俺 選んだんだって…。
あの 熊井さん よろしいですか?

選んだんでしょ?
熊井さん! はい?

ちょっと よろしいですか?
はい。

あっ… じゃあ すぐ戻る すぐ戻る。
待ってる 待ってるね。

待ってて うん。 あっ…。

熊井さんが担当されてる
ハマヤマ製作所と

今年の4月に
契約更新されてるみたいですが。

ああ ありました ありました。

前年度と比べて リース料が
20万円 値上げをしていたのですが

契約更新の経緯は 何でしょう?

えっ 何だったかな?

う~ん でもまあ どこも不景気だし

ハマヤマさんとは長いつきあいだからって
うちの工場長の許可も もらえましたよ。

契約更新の内容について
勇さんは 何か言ってましたか?

いや 特に何も?

何も?
はい。

[ 心の声 ] 今年の4月で止まった
仮払い金の自転車操業

同時期に更新された
ハマヤマ製作所との契約…。

「契約更新時には気を付けろ」。

つまり 契約更新に乗じて
不正が行われやすいので

注意せよということ。

このお金の流れ やっぱり気になる。

勇さんが これを気にしない?

単なる見落としなのか… それとも…
意図的に?

はっ!

[ 心の声 ] 熊井さんのパスワードを
知っていれば

勇さんが 勝手に熊井さんの名前で
何でもできる。

[ 心の声 ] ウサギを追うな 沙名子。

ウサギを追って 何の得になる?

しかも 相手は勇さんだぞ!

(新発田)森若さん。
あの~ これ 何人分のコピーですか?

あっ すいません。
うん。

(山崎)森若さん ちょうどよかった。

これ 今月の出張申請…。
ちょちょちょちょ…。

ちょちょちょちょ…。
えっ? あっ… あっ あの えっ?

今月の出張申請書です。 あっ…。
ぎりぎりで すみません。

はい…。

経理部で 何かありました?
えっ?

いや あの 挙動がおかしいというか。

あっ… あの 山崎さんって

石鹸を作る機械のリース料って
ご存じですか?

機械のリース料ですか?

うちは ハマヤマ製作所というところと
取り引きをしてるんですけど

他社へは どれぐらいで
取り引きしてるのかなと思って。

そういうのは 製造部の管轄だけど

森若さんが知りたいなら
調べておきますよ。

ありがとうございます。 では。
あっ はい。

 

鳴ってますよ?

 


はい。
あっ 森若さん?

さっき 山崎さんから森若さんに

何か 書類か何か入った封筒を
預かったんですけど

これ 明日渡すでも大丈夫ですか?

すぐに戻るので
私の机の上に置いといて下さい。

みゆちゃんでしゅか~? パパでちゅよ~。
これから帰ります。

お土産は ドーナツとマカロン
どっちがいいですか?

かりんとう? いつ食べたの そんなの。

は~い 分かりました~。

ああ 森若さん どうかしましたか?

(新発田)あの
僕 帰っちゃいますけどいいですか?

部長。
はい。

明日 静岡工場に
出張させて頂けないでしょうか。

ん? えっ? 明日?
はい 至急 確認したいことがあります。

ほう それは 何でしょう?

ハマヤマ製作所のことです。
ハマヤマ…。

静岡工場の製造部が
取り引きしている会社です。

この4月の契約更新に
不審な点が見られるため

直接 調査したいんです。
う~ん でも 製造部は

田倉君の担当ですからね。
もし調査したいことがあるなら

田倉君に
同行してもらったらどうでしょう。

勇さんとは行けません。
ん? それは どういう意味ですか?

私一人で行かせて下さい。

だって
えっ すごい 何か どれが一番…

あっ 森若さん どうしたんですか?
今日 雰囲気 違いますね。

かっこいい!
いつも その線でいったら どうです?

いえ 今日は出張だから。

何か 気合い入ってますね。
出張とか言って

本当は お泊まりデートなんじゃ
ないんですか?

日帰り出張です。

真夕ちゃん
ファイルのコピー手伝ってもらえる?

できれば 勇さんが出社する前に
終わらせたいので。

えっ? あっ… あっ はい!

おはようございま~す。
おはようございま~す。

♬~

はい。

♬~

ありがとう 手伝ってもらって助かった。
いえいえ。

あっ 森若さん これ。
おはようございま~す。

あっ…。

製造部のデータ?

どういうこと?

気になることがあるので
静岡工場に行って

確認しようと思って準備しました。

製造部の担当は 僕ですよ。

(新発田)おはようござい… ます。

今回は 私が行かせて頂きます。

急に思い立ったということ?

はい 急に思い立ちました。

何があったのか知らないけど

急に森若さんだけで行ったら
先方だって びっくりします。

僕が行くので 確認事項を教えて下さい。

部長 いいですよね?

えっ?

[ 回想 ] 2人で行ったら どうでしょうか。

はっ?
うん 2人 仲よく。

その方が 仕事もはかどるでしょうし。

気に入らないな。

そうですよね。 すみません。

悪いと思っていないなら
謝らないでほしいな。

ハマヤマ製作所との
4月の契約更新の件ですが。

リース料が
更新前から20万円値上がりで290万円。

割戻金が5%なので 実質275万5, 000円。

これは更新前の270万 割戻金5%の

256万5, 000円より
19万円も高いコストで更新されています。

現場には現場のつきあいがあるんだろう。

現に工場の契約主査もOKを出してる。

ですが 調べたところ ハマヤマは
同じ機械を他社に対して

今年度も料金据え置きの270万
割戻金5%の

256万5, 000円で契約しています。

おかしいとは思いませんか?

はあ…。

はあ… あ~あ…。

は~あ~!

あ~ 息苦しい。
えっ そうですか?

人数少ないですし
空気は有り余ってると思いますけどね。

いえ 部長が
重苦しい空気を発してるせいです。

えっ 僕 そんなに重苦しい空気
発してますか?

静岡工場で 何かあったんですか?

何かあったのかを
確認しに行っているんじゃないですかね。

えっ? 何それ 意味深。
うわっ。

何があったんですか? えっ?
詐欺? はあ…。

横領? う~。
あっ マネーロンダリング! はあ…。

あっ 偽札が発見されたとか!
あ~あ~!

ああ もう それですよ
それが めっちゃ重苦しいんですってば。

は~あ~あ…。
森若さんは

1人で 工場に行くつもりだったんです。

勇さんに知られないで
何か調べたかったんですよ。

それなのに どうして部長は
2人で行かせたんですか?

佐々木さんにも とうとう
この話をしなければいけない時が

やって来ましたか。

えっ?

森若さんが 時に師のように
時に父親のように 僕のことを慕い

憧れているのには 訳があるんです。

絶対違うと思いますけど…
えっ? 何ですか?

あれは 森若さんが入社して2年目。

今から5年前のことです。

営業部の若手社員の空出張を
森若さんが発見したことが

全ての発端でした。

その営業部員の空出張の総額 なんと…。

えっ?
200万。 ああ…。

その若手社員 解雇されましたよ。

解雇…。
うん。 まあ 横領ですからね。

うん。
森若さんは いい仕事をしたわけです。

けれども…。
けれども?

その若手社員 3日後に
社内結婚を控えてましてね~。

お相手は
総務部の女性だったわけですけど。

えっ! 誰ですか?
いや もう いませんよ。

うわっ マジ最悪。
そう マジ最悪だったんですよ。

もちろん 結婚はなくなっちゃいますし

その彼女さん 森若さんを恨んで

経理部に
殴り込みに来ちゃったりしましてね。

いや そんなのひどい! だって それ

森若さんが
悪いわけじゃないじゃないですか。

もちろんです! ですから 僕はね

きぜんとした態度で
森若さんを守りましたよ。

得意の酔拳を使いましてね。

ハッ! フッ! キュッ! 悪いのは君だ!

いや 君じゃない! 君の彼だ!

森若君は 全然悪くない!

果敢にね 立ち向かいましたから。

それはそれで問題ですけどね。
ああ… 結果

その彼女さんは 会社をね
辞めてしまいました。

辞めちゃったんだ。
ええ。

うれしそうに披露宴の招待状とか
配ってましたからね~。

まあ いづらくなったんでしょうね。

それで 森若さんは?

うん。 経理は 自分の仕事に
向いていないんじゃないかと

辞めた方がいいんじゃないかと
思い悩んでしまいましてね~。

そんなことがあったんですね。

退職届を 僕の胸にギュ~っと
押しつけて

さめざめと泣く森若さんを
僕は 必死で励ましましたよ。

思い詰めた森若さんはですね

こう 崖から身を乗り出して
風が強~い…。

森若さんが 崖から身を乗り出し…。
はい。 で 一羽のカモメがね…。

新発田部長! はい?
新発田部長! はい?

ちょっと ねえ! あっ… なっ 何…。
森若さんに何があったんですか?

新発田部長!
何もないです。 部長の作り話ですから。

えっ?
ちょっ 何言ってるんですか?

こっから先が いい話なんですよ。
はっ?

ですから 風で飛ばされた退職届を
一羽のカモメが

くわえて飛んでっちゃうんですよ。
もう いいですから 部長。

あ~れ…。
今日は 森若さん 出張です。

今 静岡工場にいます。
何だ もう…。

また フラッと会いに来たんですか?

ああ いえ。 今日は ちゃんと 仕事です。
(新発田)ああ そうですか。

遅くなるけど 一度 社には戻るって
言ってましたよ。

そうですか。
(新発田)それでですね その退職届が

2年後にシベリアで発見されるんですよ。

お願いがある。
勇さん?

工場には行ったことにして
このまま俺と引き返してほしい。

無理です。
何があるわけじゃないだろ。

部長には 俺が説明しとくから。

無理です。
お願いだ 森若さん。

勇さん 経理マンとして
正しい判断をして下さい。

(尾田)これが ハマヤマ製作所との
契約書の原本と

これまでの取り引き実績です。
ありがとうございます。

あの~ 何を お調べでしょうか?

担当の熊井は まだ本社に出張中ですし

ここに来られるよりも
熊井に聞いてもらった方が。

失礼します。

何をやってる?
何らかの書類に

不備や改ざんの爪痕の可能性が
残ってるかも。

改ざん? 改ざん?

何の話ですか?

(社員)小林さん 今いいですか?

この契約書 金額を間違えてしまって

すいません 前の破棄して
こっちで もう一度 ハンコもらっても…。

(小林)最近 そういうミス 多いよね。

あの!

(小林)これです。

4月に熊井君から「間違ったから
破棄してくれ」って言われた契約書。

♬~

ハマヤマ製作所に
確認したいことがあります。

至急 社長を工場に呼んで頂けますか?

はい!

♬~

こちらが 天・天に保管してる
ハマヤマさんとの契約書です。

リース料が290万 割戻金が5%。

(浜山)はい。

そして こちらが 同時期に
ハマヤマさんと交わしてる

割戻金が8%のリース契約書です。

どうして 契約書が
2つもあるんでしょうか?

それはですね 最初は8%という話で
契約したんですが

やはり8%の割り戻しじゃ
うちも苦しいということで

再交渉して 5%に変更させて頂いたと
まあ こういうことですよ。

では 4月からの振込一覧表を
見せて頂けますか?

えっ…。
社長 ここはひとつ 見せて頂けませんか?

いや それはね…。
つまり 割戻金8%のうち

5%を 天・天コーポレーションに納め

残りの3%を 担当の熊井に
横流しすることで

便宜を図ってもらっていた。

そうではありませんか?

申し訳ございません!

熊井さんから
取り引きを見直すと言われ つい…。

ちょっと 社長!
いや 本当にあの… つい出来心なんです!

(尾田)勘弁して下さいよ。
(浜山)いや 本当に申し訳ない!

おい! 誰か 今すぐ 熊井呼んでこい!

(社員)はい… はい!
(浜山)あっ… つい…。

勇さん 聞きたいことがあります。

何も受け取ってないよ。

はい すいません。 疑ってました。

いや 当然だ。 でも 俺は やってない。

そうですよね。

勇さんが 会社のお金に手をつけるなら

あんな雑な すぐに ばれるような
やり方はしなかったはずです。

熊井の下の子どもは
1年前から病気で入院してるんだ。

知歌ちゃん… 熊井の奥さんは
そのために仕事を辞めた。

あいつには金が必要だったんだよ。

だからですか?

だから 仮払い金の自転車操業
見て見ぬふりしたんですか?

だから ハマヤマと共謀して
熊井さんが契約更新に乗じて

不正をしていたことに
気付こうとしなかったんですか?

「契約更新時には気を付けろ」
これを教えてくれたのは勇さんですよね。

熊井さんには もっと ほかに
方法があったはずです。

お金が必要だからって 会社のお金を
使い込んでいいはずがないんです。

そんなことは 俺だって分かってるよ!

分かってるなら 勇さんが熊井さんを
止めるべきだったんです!

そうだな。

森若さんの言うとおりだ。

私には分かりません。

友達のためとはいえ
どうして勇さんが そこまでするのか。

高校の時 俺は 親父を亡くした。

母親も病気だし 年の離れた妹もいて

俺は 高校をやめるべきかと悩んだ。

でも その時に 熊井と熊井の奥さんが

必死に俺を励ましてくれた。

あの時の 熊井の何気ない言葉に
俺は救われた。

俺は あの家族に感謝してもしきれない。

あの家族の笑顔を守りたいって
ずっと そう思ってきた。

私が入社2年目で

営業部の空出張に
気付いてしまった時のこと

勇さん 覚えてますか?

ああ 覚えてるよ。

[ 回想 ] (理恵)あんたが
余計なことしたせいで

彼は クビになった!
彼は お金を返すつもりだったのよ!

あんたが余計なことしなければ…。

あんたのせいで
私の人生 もう めちゃくちゃ!

全部 あんたのせいよ!

あの時
仕事を辞めようかと悩んでいた私に

勇さんは言ってくれたんです。

帳簿を作成して利益を計算し

不審な点があれば 原因を明らかにし

危険があれば経営陣に知らせる。

[ 回想 ] それが経理部の仕事です。

森若さんは 自分の仕事をしただけです。

あの言葉に 私は救われたんです。

勇さんは 勇さんの仕事をして下さい。

い~ち…。

に~い…。 ああ もう また おせき出るよ。


(理実)大丈夫だよ! 大丈夫? お~!
は~い ちょっと ちょっと待って。

ちょっと待って。 大丈夫?

 


(理実)パパ 電話いいの?
フフ… いいよ あとで~。

ヘヘヘ あっ じゃあ あれやって!
あれ! あれ!

よし じゃあ せ~の…。
え~? せ~の…。

い~ち に~…。

すまなかった。

金が必要で つい…。

俺の方こそ すまなかった。
えっ?

お前を止めてやれなかった。
うすうす気付いてたのに

言いだせなかった。

俺 クビかな~?

俺も ただじゃ済まないかな。

人生は ラグビーボールみたいなものだ。

俺の親父が死んだ時
お前が 俺に言ったんじゃないか。

「人生は
ラグビーボールみたいなものだから」って。

どこに転がっていくか分からないけど

きっと いい方向に向かうと信じて
プレーするしかない。

ああ そうだよな。

♬~

[ 心の声 ] 何で 私が… 勇さんを…。

[ 回想 ] あいつには金が必要だったんだよ。

だから 仮払い金の自転車操業
見て見ぬふりしたんですか?

だから ハマヤマと共謀して
熊井さんが契約更新に乗じて

不正をしていたことに
気付こうとしなかったんですか?

(田倉)熊井の下の子どもは
1年前から病気で入院してるんだ。

俺は あの家族に感謝してもしきれない。

あの家族の笑顔を守りたいって
ずっと そう思ってきた。

お金が必要だからって 会社のお金を
使い込んでいいはずがないんです。

そんなことは 俺だって分かってるよ!

分かってるなら 勇さんが熊井さんを
止めるべきだったんです!

[ 心の声 ] 私のしていることって…。

[ 回想 ] それが経理部の仕事です。

森若さんは 自分の仕事をしただけです。

[ 心の声 ] そう… 私は経理部として
正しいことをした。

[ 心の声 ] でも…。

[ 心の声 ] でも… でも…

正しいから偉いわけじゃない。

ああ… もうダメだ…。

沙名子さん!

俺 メモをデスクに置いて…。

♬~

ブランコって
時々 無性に乗りたくなりますよね。

こいでるだけで楽しくって

いつの間にか嫌なことも忘れるんすよ。

ただ こいでるだけなのに。 ねっ?

♬~

俺 得意だったんすよ。
ブランコからジャンプするの。

ほかの誰より 遠くに飛べたんです。

信じてません?
よし… よ~し 見てて下さいよ!

ビビってないっす。

助走が大切なんですよ。

いきますよ!

沙名子さん!

いっせ~の~っせ!

ジャンプ!

イッタ…。

あの こんなはずじゃないんすよ。
あの…。

(すすり泣き)

すみません。 沙名子さん
一人になりたかったんですよね。

でも 無理っす。

ほっておけないっす。

一緒にいたいです。

♬~

一緒に… います。

♬~

森若さん 熊井さんのこと聞きました?

崖で思い詰めた熊井さんを
部長が説得して…。

おっ!

静岡工場の件 熊井に返済させ
契約も改定しました。

この度は ご迷惑をおかけして
申し訳ありませんでした。

はい。

それと熊井の件
自主退社扱いになるよう

会社に言って頂き ありがとうございます。

まあ僕も 役に立ちましたかね。
崖じゃないし。

今後 絶対 このようなことのないように。
肝に銘じます。

獅子は はい上がってくることが
できると信じているからこそ

我が子を 千尋の谷に
突き落とすことができるんです。

次は 谷ですか。

親心ってやつですよ。 ねっ?

うちね 売ることにした。

私もまた 仕事探すつもり。

熊井は どうしてる?

さすがに落ち込んでる。

でも 子どもたちは
パパと一緒にいられて うれしいみたい。

なんとかなるわ。 私たち まだ38歳だもの。

ああ…。

森若さんに伝えてくれる?

取り返しのつかないことになる前に
見つけてくれてありがとうって。

ああ 伝えておくよ。

ごめんね 勇ちゃん。

♬~

(窓花)イエ~イ!

フォロー ミー。

(新発田)カム ヒア。
それから… イッツ ア サニー デー。

(新発田)はい 皆さ~ん!
あっ こちらへ どうぞ。

お待ちかねの 新メンバー

麻吹美華さんです!

え~ 麻吹さんはですね…。
(美華)麻吹美華です!

「麻吹」は 爽やかに風が吹き抜ける麻の布。

「美華」は 美しく華やかと書きます。

はい。 名は体を表す? ねっ?

ハハ!
サンキュー。

[ 心の声 ] 経理部に 強烈な新メンバーが
やって来た。

これは…。
経費で落ちません!

ここは昭和? 時が止まってるの?

改革は 経理部の仕事ではありませんので。

何なんですか 特別枠って。

疑惑があるなら追及すべきです。

厳重注意 受けたいの?
うれしいんですよ。

変わらなきゃ 沙名子!