ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

科捜研の女 第14話 沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル… ドラマのキャスト・主題歌など…

科捜研の女 #14 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 被害者
  2. 秘密
  3. 葬儀
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  11. ピンヒール
  12. 春子
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  14. 峰子
  15. カエル
  16. マニキュア
  17. 本当
  18. 凶器
  19. 瀬田一郎
  20. 生前予約

f:id:dramalog:20190822205743p:plain

科捜研の女 #14 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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科捜研の女 #14 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]

科捜研の女vs全てを葬る女…医師殺しの容疑者は、故人の秘密を墓場まで守る葬儀プランナー!?医師は何を隠していたのか?マリコが科学で暴いた、驚愕の葬儀プランとは…!?

詳細情報
◇番組内容
内科医院の元院長が、自室で殺害された。室内には葬儀契約書があり、被害者が生前予約をしていたが家族は寝耳に水のようだった。葬儀の生前契約を結んでいたのは、故人の秘密を墓場まで持っていく葬儀人として有名で“秘密屋”と呼ばれている葬儀プランナー・神城峰子(中島ひろ子)。そんな中、現場にあった微物が、マニキュアのトップコートの破片だと判明。マリコ沢口靖子)は峰子の爪が割れていたことを思い出すが…!?
◇出演者
沢口靖子内藤剛志若村麻由美風間トオル斉藤暁渡部秀山本ひかる石井一彰
【ゲスト】中島ひろ子、鶴田忍、梅沢昌代、大地伸永、阪東浩考、西村亜矢子、飯島順子、床尾賢一、三石琴乃 ほか
◇脚本
下亜友美
◇監督
西片友樹
◇音楽
川井憲次
◇主題歌
今井美樹『Blue Rain』(ユニバーサル ミュージック/Virgin Music)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】関拓也(テレビ朝日
【プロデューサー】藤崎絵三(テレビ朝日)、中尾亜由子(東映)、谷中寿成(東映
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/kasouken19/
☆Twitter
 https://twitter.com/kasouken_women

 

 


♬~

(神城峰子)あなた様の秘密

わたくしが 必ず墓場まで…。

(パトカーのサイレン)

(土門 薫)現場は この家の離れだ。

被害者は
この家に住む 瀬田一郎さん。

近くにある
瀬田内科医院の元院長だ。

(橋口呂太)勉強熱心な
お医者さんだったんだね。

第一発見者は 奥さんの春子さん。

夜9時半頃 部屋から
大きな音が聞こえたため

様子を見に来て 発見した。

(榊 マリコ)
この本棚が倒れた音かしら?

うん… 恐らく
犯人と争った時のものだろう。

♬~

側頭部を強打されてる。
傷口が円形状。

何で殴られたのかしら?

(呂太)なんだ? これ。

♬~

ご家族の方
ちょっと よろしいですか?

こちら ご存じでしたか?

(蒲原勇樹)葬儀の契約書?

(瀬田春子)誰のお葬式ですか?

瀬田一郎さんご本人の
葬儀のようです。

被害者のお葬式が
すでに予約されてたって事?

(瀬田 彰)親父の葬式って
一体 誰がこんな不謹慎な事…!

(瀬田弥生)あなた…。

(蒲原)でも 予約したのは
一郎さんご本人のようですね。

(春子)生前予約?
どうして あの人がそんな事…。

(風丘早月)はっ…!

(峰子)風丘早月様と
マリコ様ですね。

瀬田一郎様のご遺体を
お預かりしたいのですが。

は?

瀬田一郎様が書いた
葬儀のプラン表があります。

「葬儀社への要望」

「細胞が死んだ死体は腐るのみ。
すみやかに火葬するように」

本人の希望でも
殺人の可能性がある以上

司法解剖をやめる事はできません。

そうでございますか。

でしたら 解剖が終わり次第
お迎えに上がります。

あなた もしかして…。

申し遅れました。

わたくし 神城葬儀社の
神城峰子と申します。

葬儀のご予約の際は ぜひ。

葬儀の予約…。

♬~

あれが神城峰子か…。
神城さんをご存じなんですか?

警察も そうだろうけど

うちも葬儀社とは
切っても切れない関係でしょ。

指定葬儀社の人から
噂 聞いた事ある。

噂?
うん。

神城葬儀社に
葬儀の生前予約をすると

墓場まで持っていきたい秘密を

遺族にも絶対バレないように
してくれるんだって。

界隈では
「秘密屋」って呼ばれてるらしい。

秘密屋…。

被害者には
何か秘密があったのかもね。

(早月)では 開いてみましょうね。

♬~

♬~

事件が起こった瀬田家には

被害者の一郎さんの他に
一郎さんの妻の春子さん。

瀬田内科医院を継いだ
息子の彰さん。

彰さんの妻の弥生さん。

一郎さんの孫の和真くん 浪人生が
住んでいました。

あと 家政婦の加藤佐奈さんが

通いで働いています。

(涌田亜美)
お医者さんの家系なんだ。

はい。 被害者は

現役時代は 近所でも有名な
名医だったそうです。

ただ 厳格で あまり
人を寄せつけない人だったとか。

(瀬田一郎)あんた
このまま不摂生続けると

すぐに死ぬよ。

ちょっとは考えて生きろ!

(2人)怖っ…。
死因は

側頭部を強打された事による
脳挫傷

側頭骨に骨折が見られました。

(呂太)で その凶器だけど

傷の形状から見て 先が丸くて細い
こんな感じのもの。

でも
現場に一致するものなかったし

犯人が持ち去ったのかも。

瀬田家は
母屋と離れで分かれていて

家族は母屋で暮らしていますが
被害者の一郎さんだけ

庭に増設された この離れで
暮らしていたそうです。

つまり 誰にも気づかれずに
犯行現場の離れに行く事が可能。

(日野和正)外部の人間も家族にも
犯行は可能って事か。

はい。 念のため

土門さんが家族のアリバイを
確認に行ってます。

あっ そういえば

被害者って 自分のお葬式を
予約してたんだよね?

うん。 これが その契約書と
葬儀プラン表が全部で7枚。

全て被害者本人の筆跡で
間違いない。

(亜美)葬儀の予算。

好きな花。

葬儀に参列してほしい人の
リスト…。

生前予約って
こんな事まで書くんですね。

本人が死んだら
誰もわからないからね。

遺族が迷わないために

こうやって
自分で予約したのかも。

それだけじゃないかもしれません。

被害者は秘密を隠すために
生前予約をしたのかも。

秘密?

葬儀を担当する神城さんは
秘密屋と呼ばれているそうです。

秘密屋…。

秘密屋 秘密屋 秘密屋…。

ぎょ… なんか
すごいの見つけちゃいましたよ。

「どんなに恥ずかしい
写真やメールも

K葬儀社の“秘密屋"に頼むと

遺族に内緒で
処分してくれるらしい」

「親友が
リストラされていたことを

家族に内緒にしたまま
亡くなったけど

葬式では
“秘密屋"が嘘の上司を用意して

結局家族にバレずに済んだらしい」
だって…。

被害者は この評判を知って

わざわざ 神城さんに 生前予約を
頼んだのかもしれませんよ。

その秘密が 今回の事件と
何か関係しているのかしら。

(宇佐見裕也)現場の入り口付近に
落ちていた微物ですが

マニキュアの破片でした。

トップコートと言われるものです。

(日野)トップコート
(亜美)透明なマニキュアです。

爪を保護するために
直接 塗ったり

色を塗った上に重ねて
つやを出したりするんです。

被害者の部屋は 毎晩 夕食の間

家政婦の加藤さんが
掃除機をかけていました。

(呂太)じゃあ このマニキュアは

事件の晩
この部屋に入った人のもの…?

そういえば
神城さんの爪 割れていた。

蒲原さん 確かめたい事がある。

(彰)親父が家族に黙って
そんな契約するわけないだろう!

(峰子)残念ながら 故人様が
お書きになったものでございます。

死人に口なしだと思って
勝手な事ばかり言いやがって!

口がなくなる前に
書類に残したのです。

なんだ その言い草は!
瀬田さん 落ち着いてください。

クソッ…
どうして親父は お前なんかに!

(ドアの開閉音)

榊様 葬儀のご依頼でしょうか?
いいえ。

彰さん
随分 怒っていたようですね。

わたくしのお客様は

生前予約をしてくださった
故人様のみ。

それゆえ
ご遺族の方ともめるのは

日常茶飯事なのですよ。

神城さん 昨晩は
どこで何をしていましたか?

ある方の葬儀の
片付けをしておりました。

葬儀?
ええ。

これです。

(蒲原)これ… 葬式っていうか
結婚式みたいですね。

花祭壇には
トルコキキョウ カラー ユリ。

故人様のご要望で

エンディングドレスも
用意しました。

エンディングドレス?

(峰子)
死に装束にドレスを着る事です。

そんなお葬式もあるんですね。

それで その片付けは
何時頃までしてたんですか?

午後9時頃までかと。

そのあとは?

寄り道せず
真っすぐ自宅に帰りました。

それを証明できる人は
いますか?

我が家の猫が
話せればいいんですけど。

つまり いないんですね。

神城さん

瀬田一郎さんには どんな秘密が
あったんでしょうか?

わたくしは 秘密を墓場まで
持っていって差し上げる事を

信条としておりますので。

マリコ

あなたの信条は
どこにありますか?

爪です。

なんと…?

爪 割れていますよね。

被害者の部屋に

マニキュアの破片が
落ちていました。

爪を調べさせて頂けますか?

どうぞ。

(亜美)
爪には何も塗ってないんですね。

薬剤師をやっていますので
ネイルはしません。

昨晩は ずっと この家に?

ええ。
1人で台所仕事をしていたら

離れのほうで大きな音がしたので
行ってみたら…。

お義父様…!

一郎さんと最後に会ったのは?

夕食の時です。

家族全員で
食事をしていたんですが…。

お義父様 どうぞ。

(瀬田和真)ねえ スマホ返してよ。

模試の成績が上がったらね。

もう まったく
あんたって子は…。

おじいちゃまはね

真面目で立派な
お医者様だったのよ。

ねえ。

嘘はいかん。

あっ お義父様
何もお世辞で言ってるわけじゃ…。

(机を叩く音)
嘘はいかん!

(亜美)
随分 怖い人だったんですね。

ひと言で言えば堅物ね。

だから おかしいと思って。
おかしい?

あんな変わった人に
葬儀を頼んでたなんて。

何か裏があるんじゃないかしら。

その時間は…
1人で勉強をしていました。

勉強熱心なんだな。

別に。 仕方なくですよ。

医学部に受かるまで

好きだったラジオもギターも
全部お母さんに禁止されたから。

おじいちゃんみたいな医者に
なってほしかったんじゃない?

でも 僕は そんなの嫌なんだ!

だから この前 おじいちゃんに
抗議しに行ったけど…。

おじいちゃん
僕 本当は医者には…。

ごめんなさい!

すごい目で にらまれた。

やっぱり怖い人だ。

だから それ以来
あの部屋には入った事もないよ。

うん…。

(春子)家族を疑うなんて…。

もっと
違う人がいるんじゃないの?

何か心当たりが?

最近 あの人
様子がおかしかったのよ。

(春子)
こんな時間に外で何してたの?

なんでもない!

(障子の閉まる音)

(春子)こそこそ
どこに出かけてたんだか…。

(加藤佐奈)あっ…。
あっ… あの

家政婦の加藤佐奈さんですね。
はい。

昨晩は ずっと こちらに?
はい。 あっ でも

夜の7時には仕事を終えて
家に帰りました。

あっ そんな事よりも 刑事さん
私 すごい事を知ってるの。

すごい事?

ちょっと ちょ ちょ…。

ここだけの話

あの堅物の一郎さん
実は女の影があったのよ。

女?

私 見ちゃったんだから。
つい この間の事なんだけど

一郎さん ニヤニヤしながら
手紙 書いてたのよ。

夕食の用意ができました。

急に入ってくるな!

(佐奈の声)あれ 絶対
愛人に向けて書いてたのよ。

じゃないと あんなに
慌てて隠したりしないわよ。

愛人…?
そういえば 奥さんが

一郎さんの様子がおかしかった
って言ってましたね。

それと もう一つ。

もう一つ 見ちゃったんですか?

(早月の声)秘密屋

解剖終わったあと ご遺体を
即行で引き取っていったらしい。

明日がお通夜で
あさっては お葬式だって。

(呂太)へえ~
結構 慌ただしいんだね。

昔から お葬式は

遺族を
あえて慌ただしい状況に

置くためのものでもある
っていうよね。

ええ。 慌ただしさで 少しでも
悲しみを紛らわすためにも。

どうぞ。
(早月)いただきます。

やっぱり
宇佐見さんの淹れてくれるお茶は

おいしいわ。

(呂太)結局
被害者のおじいちゃんの秘密

わかんなかったみたいだね。

でも 家族にも内緒で

墓場まで持っていきたい
秘密といったら…。

どうやら 被害者には
愛人がいたかもしれないそうです。

やっぱりか。
(呂太)えー! そうなの?

被害者の口座記録を調べたところ
定期的に

預金が引き出されていた事が
わかりました。

先生 これは?
限りなく黒に近い。

それと 家政婦の
加藤佐奈さんからの証言で…。

1週間くらい前だったかな…。

家の裏で
40代くらいの女を見かけたのよ。

女?
でね その女

妙に服が乱れてたのよ!
怪しいでしょ~?

その女性は… この人ですか?

そう そう。 この人!

あの秘密屋が?
(蒲原)はい。

近所で聞き込みをしたところ

同じような目撃証言がありました。

って事は
愛人さんって もしかして…。

(日野)マリコくん どうだった?

現場に落ちてた このマニキュア

神城峰子さんのものとは
一致しなかったわ。

(亜美)マリコさん!

奥さんの
春子さんのマニキュアです。

ありがとう。
それと 榊

これも鑑定してみてくれ。

これは?

和真くん。

現場に落ちていた
マニキュアの成分と

あなたに提出して頂いた
このマニキュアの成分が

一致しました。

ギターを弾く時

爪の保護のために
マニキュアを塗るそうですね。

事件の晩
被害者の部屋に入ったんだな。

ラジオを取りに行ったんです。
ラジオ?

いつも ラジオは

こっそり
スマホで聴いてたんです。

でも その日は…。

お母さんに
取り上げられていたのか。

うん。

夜9時から
必ず聴いてるラジオがあって

メールで
ネタの投稿もしてたんです。

もしかしたら 僕のネタが
読まれるんじゃないかと思って

どうしても聴きたかった。

トイレかな? ラッキー。

一晩だけ貸してね。

(ラジオのチューニング音)

(日向寺カレン)
「本日も始まりました

『カレンの華麗なるお仕置き』」

「カレンのお眼鏡にかなった
しもべには

カレン様愛用の品を贈呈しますわ」

しもべネーム
毒医者ヤブ太郎さん。

「家族に がっかりされたくなくて

いつまでも
本当の自分になれません」

「本当はギターを歯で弾いたり

お尻で
割りばし割ったりしたいのに」

「お先真っ暗ですぞい」

「まったく ヤブ太郎は!」

「素直に生きなさいって
カレン ずっと言ってるのに」

「そんなヤブ太郎には
カレンからのお仕置きよ」

「ありがたく受けなさい!
ア~ハッハッハッ…」

(和真の声)本当は医者じゃなくて

ラジオの構成作家
なりたいんです。

でも そんな事
許してくれないだろうし…。

だから ラジオを借りたなんて
言えなくて。

夜9時から
遺体が発見された9時半頃まで

この部屋で
ラジオを聴いていたんだな?

うん… そうだけど。

その時
何か気づいた事はなかったか?

あっ… そういえば
カエルと目が合いました。

カエル?

(和真)そこの庭に
カエルの置物があるんですけど

途中で ふと見たら
カエルがこっち向いてて。

(和真の声)いつもは
横を向いてたと思うんですけど。

「横を向いてた」って…
あんなふうにか?

(和真)そう そう。
でも あの時は こっち向いてた。

つまり 事件の夜
誰かが あのカエルを動かした。

これは…。

隠し扉になってたのね。

♬~

血液反応ね。

♬~

瀬田家の庭の隠し扉から…。

被害者 瀬田一郎さんの血液が
検出されました。

犯人は
そこから出入りしたって事か。

うーん… それにしても

なんで
隠し扉なんて作ったんだろう?

そりゃあ 愛人が
こっそり忍び込むためでしょ。

じゃあ やっぱり
その愛人さんが犯人?

隠し扉にあった
カエルの置物から

数種類の花粉が検出されました。

庭にある花とは異なるものです。

この花の種類って…。

(弥生)お義父様… かわいそう…。

親父のお説教が
聞けないなんてな…。

(峰子)
棺のふたを閉めさせて頂きます。

♬~

馬鹿な人…。

神城さん。

少し お話が…。

被害者の家の庭には
隠し扉があった。

(峰子)それは風流でございますね。
とぼけるな。

隠し扉にあったカエルの置物から
花粉が検出されました。

トルコキキョウ カラー ユリ。

事件当日

あなたが葬儀で使った花と
同じ組み合わせですね。

あなたは その葬儀を終えたあとに
瀬田家に行き

隠し扉から庭に入った。

その時に
カエルの置物に触れたんですね。

そして 離れにある
被害者の部屋に入ったんだな?

そこで何があったんですか?

答えかねます。

隠し扉に
被害者の血液が付着していました。

瀬田一郎さんを殺害した
あなたが

再び 隠し扉から外に出る時に
付着した。 そう考えるのが…。

瀬田様は すでに
お亡くなりになっていました。

私は殺してなどいません。

では あの晩
現場に行った事は認めるんだな?

どうして嘘をついた?

故人様が 内密にと
おっしゃったからです。

何?
生前予約の打ち合わせは

内密に行ってくれという
指示があったのです。

ですから 打ち合わせの際は

毎回 その隠し扉から
出入りしておりました。

あの日は 瀬田様から 急に

予約の変更がしたいという
電話があって…。

葬儀の片付けのあと
瀬田様のお家に向かいました。

(峰子)瀬田様 神城でございます。

瀬田様? 入りますよ。

瀬田様!?

(峰子の声)瀬田様は すでに
息絶えていらっしゃいました。

早く ご家族に
知らせなければと…。

せめて
早く気づいてほしいと思い

本棚を倒し 物音を立てました。

(峰子の声)それから

隠し扉も カエルの置物も
元に戻して

その場を去りました。

あなたは ご家族より先に
被害者の遺体を発見した。

被害者の秘密を処分する機会が
あったとも言える。

(峰子)それについては
答えかねます。

人ひとりが殺されてるんだぞ!

それでも 答えられません!

生きている者が

勝手に暴いていい秘密など
ないのです。

おい… おい!

土門さん。

秘密屋…。

そう呼ばれているそうですね。

亡くなった人の秘密を

そこまで大切にするのは
なぜですか?

秘密を暴いたからです。

えっ…?

わたくしは ある人が
死ぬまで隠してきた秘密を

この手で暴いてしまった…。

お母さん…。

和美さんの日記か。

ちょっと おじさん…!

何 何…?
おっ!

おい ここ ここ…。

ふざけやがって…。
ハハハ…。

(峰子の声)秘密を暴いたら

その人の生き方まで
踏みにじったような気がしました。

亡くなった方は
生きてた方なんです。

どうか 故人様の人生を
尊重してください。

私も 神城さんと同じです。

亡くなった方と向き合う仕事を
しています。

どうして命を落としたのか
その真実を明らかにする事も

故人を尊重する事だと
私は思っています。

榊様…。

では いつか死者になる
ご自分と

向き合ってみてください。

榊様にも
墓場まで持っていきたい秘密が

明らかにされたくない真実が

見つかるかもしれませんよ。

死者になる自分と向き合う…。

(宇佐見)マリコさん
何やってるんですかね?

自分の葬式プランを
考えてるんだって。

はい みんな 先に帰って。

(亜美)お疲れさまでした。
(宇佐見)じゃあ お疲れさまです。

マリコくん ちゃんと帰ってね。

お疲れさまでした。

(弥生)警察が お義父様の
生前の秘密を調べてるみたい。

秘密なんて…。

あの親父に
そんなもん ないだろう。

マ~リコさん。

はい。
呂太くん…。

マリコさんが終わるまで
僕も付き合うよ。

眠気覚ましにはラジオが一番。

僕 最近 ラジオにハマってんだ。

(カレン)
「『カレンの華麗なるお仕置き』」

「続いては
なかなか大人になれない

しもべネーム
寝過ごし時計さんへの

チャレンジを申し渡しますわ」

♬~

(日野)おはよう。
おはようございます。

ちょっと…!

まさか
徹夜したんじゃないだろうね?

どれどれ?

(日野)「副葬品として
棺に入れてほしいもの」

「鑑定道具」…。 ねえ。
マリコくんらしい。

私の人生と
共にあったものですから

旅立つ時は一緒に。

ALSライト 白手袋 ルーペ…。

…は いいとして
サーモグラフィカメラまで。

なんで 死んでまで
火の温度を測ろうとしてるの?

火葬の温度は
約800度から1200度。

骨だけが残るようになる火加減が
わかります。

死んでも忙しい人だね。

…えっ?

副葬品を記入する項目なんて
被害者のプラン表にあったっけ?

あれ? やっぱり

「副葬品として
棺に入れてほしいもの」の

ページがないね。

被害者のプラン表が
1枚 抜き取られている。

まさか 神城さんが…?

…とすると 例の秘密って
これの事なんじゃないの?

所長 静電検出装置による
筆圧痕鑑定 お願いします。

♬~

あれ 誰だ?

♬~

♬~

「赤いピンヒール」

♬~

(読経)

あれ お義父様の知り合いですか?

(宇佐見)やっぱり 愛人の
ピンヒールなんでしょうか?

愛人のピンヒールと一緒に
墓に入りたいなんて

これは家族には言えないわ…。

神城さんは 恐らく
この秘密を守るために

事件現場から プラン表の一部と
ピンヒールを持ち去ったのね。

もしかして そのピンヒールが
凶器なんじゃない?

傷の形状と合うかも。

(亜美)えっ…
ピンヒールで人を殺せるの?

うん。 実際に
海外で殺人の例もあるよ。

ちょっと待って…。

これ 副葬品として

棺に入れてほしいもの
なんだよね?

あっ… すぐに止めないと
凶器が燃やされる!

♬~

さあ もうそろそろ
いいでしょう。

うん。 わかった!

よし 行こう。

♬~

(サイレン)

♬~

(パトカーのサイレン)

♬~

(パトカーのサイレン)

♬~

止めてください!

棺の中を確認させてもらいます。

何事でしょうか?
神城さん ちょっと…。

あなたが現場から持ち去った
赤いピンヒールは

瀬田一郎さん殺害の凶器の
可能性があります。

榊様 それを
ご遺族の前に出すのですか?

故人が 墓場まで
持っていきたかった事を

踏みにじるのですか?
凶器を鑑定すれば

瀬田一郎さんの死の真相を
明らかにする事ができます。

ですが こいつは

故人の遺志を踏みにじろうとは
思っていない。

えっ…?

凶器は 絶対に

ご遺族にわからないように
鑑定します。

♬~

やっぱり!
これが凶器で間違いないよ。

こうやって
被害者の頭に振り下ろしたんだ。

危なく
燃やされちゃうところでしたね。

…ん?

「カレン」…?

待って。 このピンヒール
赤くて気づかなかったけど

ここに何かあるわ。

♬~

血液指紋…。

♬~

この人が犯人…。

凶器から 被害者の血液で付着した
あなたの指紋が検出されました。

加藤佐奈さん。

(春子)佐奈さん…!?

掃除の時に
キャッシュカード見つけて

金持ちのじいさんからなら

ちょっとくらい
もらってもいいかなって。

被害者の口座から
預金が引き出されていたのは

お前の仕業だったんだな?

(佐奈)そう。

あの日は

一回 瀬田さんちを出たあと
こっそり戻って

じいさんが 手紙を
出しに行ったのを見計らって

離れに忍び込んだの。

♬~

(瀬田)佐奈さん!

何をしてるんだ?

おい それは 私の…!

違うんですよ!

(瀬田)違うって なんだ?
何をしてたんだ?

ラジオ どこへやった?

ラジオ? そんなの知りませんよ。

嘘は絶対にいかん。

あ… あんただって
隠し事してるじゃない!

今だって 愛人に
手紙出しに行ったんでしょ!

私 全部知ってるんだからね!

(佐奈)大事そうに
愛人の靴なんか持っちゃって。

奥様に言いつけるから!

それに触るな!
何よ…。

ううっ…!
あっ いたっ! 何…。

(佐奈)もう…!
(殴る音)

(倒れる音)

♬~

ラジオごときで…
ケチくさいジジイよ。

(机を叩く音)

あのラジオは
大事なものだったんだ。

榊様 例のものをお返しください。
棺に入れます。

いいえ 返しません。

これは 一郎さんが
大事にしていたものです。

どうして見せてしまうんですか!

やっぱり そういう事だったのね。

葬儀に来ていた
愛人のものでしょ?

いいえ。 これは
愛人のピンヒールではありません。

真っ赤なピンヒール…。

もしかして…!?

『カレンの華麗なるお仕置き』です。

やっぱり…!

(和真)最優秀しもべリスナーに
贈られる

カレン様愛用のピンヒール!

一郎さんは

「毒医者ヤブ太郎」という
ラジオネームで

ラジオ番組に
ネタを投稿していました。

隠れて書いていたのは
愛人への手紙ではなく

ネタをしたためた
はがきだったんです。

急に入ってくるな!

おじいちゃんが あの有名な
毒医者ヤブ太郎さん?

ええ。
カレン様が褒めていました。

(カレン)しもべネーム
毒医者ヤブ太郎さん。

いつも 楽しいはがきを
書いてくれたわ。

「とうとう念願の隠居生活だぞい」

「庭を夢の忍者屋敷にして
遊び倒すんだぞい」

「真面目な祖父に擬態して
暮らしているヤブ太郎」

「まばたきを絶対にしない
チャレンジを

孫に見られてハラハラ」

ごめんなさい!

(蒲原)ご家族の話と違って
随分 面白い方だったんですね。

新聞で訃報を見た時には
驚いて…。

せめてものお別れに

お葬式には
参加させてもらいました。

これが 一郎さんが

墓まで持っていきたかった
秘密です。

じゃあ あの話は
おじいちゃんの悩み?

(カレン)「家族に
がっかりされたくなくて…」

「いつまでも
本当の自分になれません」

「本当はギターを歯で弾いたり

お尻で
割りばし割ったりしたいのに」

一郎さんは そんな自分の一面を
死んだあとも秘密にするために

葬儀の生前予約をしたんです。

では どうして 今
それを話してしまうんですか?

カレンさんから
受け取ってきました。

あの晩 一郎さんが出した
最後のはがきです。

「うちの孫 このラジオの
ラバーバンドをしていました」

(瀬田の声)「厳格なじいさんより
ヤブ太郎の方が尊敬されるかも」

「カレン様 ヤブ太郎は

ようやく家族に
全部話すことにするぞい」

「嘘を吐いて生きるのは しんどい」

馬鹿ね…。

あの人 こんなくだらない事を

墓場まで
持っていくつもりだったの?

本当に… くだらない…。

(2人の笑い声)

(春子)本当…。
(弥生)ハハハハ…!

(弥生・春子)はあ…。

僕 おじいちゃんを継ぐよ。

医者じゃなくて
毒医者ヤブ太郎のラジオネームを。

(弥生)何言ってんのよ!

おじいちゃまみたいに
両方 頑張りなさい。

だよね。
(一同の笑い声)

故人様が 最後に

プランの変更をしたいと
言ってたのは

この事だったんですね。

わたくしは ヤブ太郎様の
本当の気持ちに

気づきませんでした…。

(彰)ハハハ… しもべネーム…。

(弥生)何? しもべネームって。

最初 何言ってるのか
わからなかった…。

(春子たちの笑い声)

神城さん。

いいお葬式になりましたね。

…そうでございますね。

お前も 自分の葬式のプランを
書いてみたそうだな。

ええ。

死と向き合うって
自分の生き方を考える事なのね。

でも 私には

お墓まで持っていくような
秘密はなかった。

ハハ…。

お前ほど正直に生きている奴も
珍しいからな。

土門さんはあるの?

さあな。

(呂太)きっと それ ぬか漬けだよ。

ぬか漬けの女神…。

(森本雪絵)この世の中に
ただのぬか漬けなんてないのよ。

ぬか漬けで個人を特定できる。

(日野)あら~ これは…。

ぬか漬けが
犯人を教えてくれるかも。