ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

Heaven? 第7話 段田安則、相武紗季、加賀まりこ、丸山智己… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『火曜ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」♯7 常連客の知られざる秘密』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. オーナー
  2. シェフ
  3. 伊賀君
  4. 香宮様
  5. お客様
  6. 山縣
  7. 仕事
  8. アナゴ
  9. 古瀬様
  10. 今日
  11. 小澤
  12. ホント
  13. メニュー
  14. 久世光代
  15. 先生
  16. 大丈夫
  17. 湯浅
  18. 料理
  19. お願い
  20. ダメ

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『火曜ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」♯7 常連客の知られざる秘密』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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火曜ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」♯7 常連客の知られざる秘密[字][デ]

個性溢れるロワン・ディシーメンバーがかつてないコンビネーションで一致団結!お客様を守れるか!?そしてたどりついたレストランの意義とは!?

詳細情報
番組内容
いつもと様子が違うシェフ(段田安則)。今日は憧れの香宮(相武紗季)が来店する日だからだ。ある日、シェフを除いたロワン・ディシーメンバーは、普段からは想像できない香宮の姿を目撃してしまい…一方、お店には常連客の古瀬(加賀まりこ)が来店。かつての大女優と思いこんだ湯浅(丸山智己)は偵察をはじめ…絶妙なコンビネーションで一致団結したロワン・ディシーメンバーは、お客様を守れるか!?
出演者
石原さとみ(黒須仮名子)…みんなを振り回す風変わりなオーナー 福士蒼汰(伊賀 観)…笑顔が苦手な真面目な青年 志尊 淳(川合太一)…戦力にならない天然愛されキャラ 勝村政信(堤計太郎)…経営に悪戦苦闘する元牛丼屋店長 段田安則(小澤幸應)…秘密を抱える元三ツ星天才シェフ 岸部一徳(山縣重臣)…資格取得が趣味のお茶目な元銀行員  <第7話ゲスト> 相武紗季 丸山智己 山本舞香 坂田聡 加賀まりこ
原作
佐々木倫子「Heaven?~ご苦楽レストラン~」(小学館ビッグスピリッツコミックス刊)
脚本
吉田恵里香
音楽
主題歌:「真夏の夜の匂いがする」あいみょん(nuBORDER/Warner Music Japan)
音楽:井筒昭雄
スタッフ
プロデュース:瀬戸口克陽
演出:木村ひさし、松木彩、村尾嘉昭
公式ページ
◇番組HP
https://www.tbs.co.jp/Heaven_tbs/

◇twitter
@heaven_tbs
https://twitter.com/heaven_tbs

◇Instagram
kawai_iigram

 

 


今は ちょっと まだ
ちょっとウルッぐらいですけど

ここでいいのかい?
ええ

おやすみなさい

また 会えるかな?

楽しい夜をありがとう

<(謎の紳士)レストラン開店から
1年>

(堤)いらっしゃいませ
ご案内いたします

<ロワン・ディシーは>

(鱸)ああ~ イタタタッ
(山縣)どうされましたか?

<変わらず足を運んでくださる
お客様と>

腰やっちゃって
お大事に

(川合)あら~
ずいぶん大きくなったね

<新しいお客様によって>

<にぎわいを見せていた>

(小澤)違うって そっちだよ それ

こちらでございます

(古瀬)ありがとう

古瀬様 ただいま
メニューをお持ちいたします

(伊賀)鯛とアスパラガスの
シャルロット

ポワブロンのピュレでございます

(幹)わ~ おいしそうだね
(小枝)だね

<これは
伊賀青年が たどり着いた>

<レストランの存在意義のお話>

あっ ウソ

ヤバい どうしよう

お客様 大丈夫ですか?
生まれるのか?

うん
ええ~っ

あ~ あの…
きゅ… 救急車 救急車!

いや 電話
下里大学病院に電話します

ああ~…
(堤)電話 病院

ねえ 大丈夫?
あの 電話!

ねえ 山縣さん
なんか役に立つ資格は?

助産師? 助産師?
あっ 持ってない

何で そういう
肝心な資格を取らないんですか!

イタタタタタ…

メニュー… メニュー違う
メニュー関係ない

(仮名子)どなたか お客様の中に

お医者様は
いらっしゃいませんか?

オーナー?
いらっしゃいませんか?

あなた それ
言ってみたかっただけでしょ

(堤)そんな都合よく
お医者さんなんかいないでしょ

あの…
えっ?

はい

小枝さん…
お医者さんなの!?

耳鼻… 咽喉科ですけど

ちょっと失礼
はい 大丈夫ですよ~

タオルとクッションがあれば
お願いします

タオルとクッション
タオルとクッション

ほら 言ってみるものでしょ?
(小枝)だいぶ張ってますけど

赤ちゃん元気です
会いたがってますよ

ヒッヒッフー
オーナー まだ それは まだです

はい はい タマゴとクッション!

(堤)いや~ 昨日は驚きましたね

小枝さんが お医者様だったなんて

うん 実に頼もしかったですな

ですね

あれ 伊賀君?
おなかでも痛い?

おなかは大丈夫なんだけど

改めて
思ってしまいまして

我々の仕事は

小枝様のような
お医者様や

鱸様のような
石材屋さんとは違うと

緊急時には必要ないというか

余裕があってこそ成り立つ
仕事だと

思ってしまいまして

まあ 確かに
そうかもしれないけどさ

出た 現代人の劣等感

えっ?

なくて済むこと
役に立たないことの何が悪いの?

嫌なら畑耕すなり 牛でも
飼うなりすればいいじゃない

また極端なことを言う

いや~ 私も
オーナーに賛成だなあ

えっ?
役に立たないことは

悪いことじゃない

文化や芸術は そういうもんなんだ

文化 芸術…

なんか今日のシェフ
珍しく かっこいい~

(月川)フー
今 私 同じこと言ったじゃない

いや 似て非なるものでしたよ

えっ 言ったでしょ
私達は

平和の上澄みに生きているって

いや 聞いてないぞ

とにかく我々は
役に立たないことに誇りを持って

頑張っていこうじゃないか 伊賀君

しかし シェフはともかく

サービス業は
芸術とは また違うような…

ねえ 私 冷めた賄いは

歩きタバコと同じくらい
嫌いなんだけど

失礼しました
いただきましょう

さあ みんな いただきま~す
(一同)いただきます

伊賀君 元気出して

大丈夫だって
今日の賄い食べたら元気出るって

なあ みんな どんどん食べて

ジンクスで悩んでたときとは
大違いだな

今日は やけにテンション高いよね

本日は 火曜日ですから

ああ~
ああ~

何が ああ~ なの?

だって 今夜は…

(山縣)火曜日の君が
いらっしゃいますから

(堤)いらっしゃいませ 香宮様

(香宮)こんばんは
(堤)ご案内いたします

足元 気をつけてください
あっ…

香宮様
鴨肉のロースト アピシウス風

芽キャベツ添えでございます

嬉しい 私 鴨大好きなんです

存じ上げております

お写真いいですか?
あっ どうぞ

お料理のお写真 すみません
あっ 料理 はい

どうぞ

シェフったら
自分で料理運んじゃってるわ

皆さん 香宮様のファンなので

ファン? 皆さん?

(香宮)今日もおいしそうですね

いつも オシャレで

髪もツヤツヤ

えっ 私も今日
美容院行ってきたけど

ホントだ~

(山縣)よく食べて よく飲んで

決して残さず

私も残したことないわよ

(堤)映画 スポーツ
ユーチューバーに株価

いつも話題も豊富

私も
一緒にいて飽きないって言われる

はい
なぜ さっきから

張り合おうとする

≪すいません

いらっしゃいませ

あの 予約してなくって
二名なんですけど 入れますか?

ああ…

申し訳ございません
ただいま満席でして…

あの

ここ よかったら どうぞ

あそこのカウンターって
一人なら座れますよね?

いや そんな
(小澤)香宮様 すみません

助かります
いえ

(小澤)どうぞ
はい

ご用意できそうなので
少々こちらで お待ちください

性格のよさも
張り合ってくれたらいいのに

本日は ありがとうございました
とんでもないです

ごちそうさまでした
あっ

そろそろ初夏の新メニューが
加わる頃ですよね

あっ あの 来週から始めようかと

今は アナゴを使ったメニューを
考えております

わあ 私 アナゴ大好き

存じ上げております

また来週 楽しみにしています
はい

おやすみなさい

(一同)おやすみなさ~い

ねえ 全員で見送る必要ある?

ああ~ 今夜も癒やされた

次に お会いできるのは来週か

まさに 楽しい夜をありがとう

だね

何のギャグ? それ

久世光代だよ
えっ?

まさか君 あの名作映画

「楽しい夜をありがとう」を
知らないのか?

山縣さん 俺でも
ギリギリ分かるぐらいだから

平成生まれには無理ですよ

ちょっとな~
何と

伊賀君 あんな素敵なお客様に
毎週会えるってだけで

幸せな仕事だと思わない?

まあ…
よ~し 最高のアナゴ料理で

香宮様を喜ばせるぞ
おお~

シェフ 頑張って
ちょっと みんな

どんな お客様にも

特別扱いはダメよ

平等に
プロフェッショナルな対応をね

それ あなたが言いますか

あと シェフ
はい

あとで お話があるから

えっ?

(小澤)お待たせしました~

アナゴとレバーパテの
ミルフィーユです

これは…
ああ 来週から試そうと思ってる

メニューの試作
オーナーが食べたいって言うから

まさか昨日
オーナーがシェフにした話って

オーナーである私が
新メニューをチェックするのは

当然のことでしょ

おいし~い

シェフ スペシャル賄い
ありがとう

だからって なにも
全員分作らなくったって

たまには
こういう贅沢もいいでしょう

まあ たまになら

香宮様も きっと喜んでくれますね

うん まあ 色々
試行錯誤して考えてみたんだけど

これがベスト

そう これがベストね

どうかされましたか?
オーナー

何か 気になることがあれば
遠慮なくおっしゃってください

そうねえ まあ
強いて言えば この料理

はい

おいしいけど意外性がないかもね

意外性

それは…

<強いて言うには強烈すぎる>

メニューを見て 注文して

これが運ばれてくる

食べる

うん 想像したとおりの
見た目と味だと思うでしょうね

オーナー 正直な感想
ありがとうございます

実は もう一つ 最後まで悩んだ
メニューがあるんです

明日は それをお出ししますよ
明日?

(小澤)新じゃがとアナゴの
フリットです

さあ 切ってみてください

中にも
サマートリュフが入ってますよ

ふ~ん

おいしいけど

初夏らしくないわね

(小澤)アナゴのバルサミコ風と
フレンチ風寿司です

おいしいけど どっちも茶色い

(小澤)アナゴのポワレ
シェリービネガーソースです

おいしいけど

新しさはないわね

あ~あ

もう フランチの賄い
飽きちゃった

ホントに君という男は

でも ホントに
そろそろ色々限界だよ

(小澤)アナゴと
そら豆のムーステリーヌです

どうです 夏らしいでしょ?

何でテリーヌって
台形が逆さなの?

これって
フランス料理の決まり事?

えっ?
オーナー まずは味の評価を

こっちのほうが末広がりだし
縁起もいいでしょ

いや 何でなのかなって
そっちのほうが気になってね

テリーヌの型の性質上

こっちの面は
美しくないんですよ だから…

大丈夫 違うメニューを考えるよ

シェフ シェフ…

いつも ありがとうございます

ああ ごちそうさま

今日は 何だか優しい味だったね

えっ?

あれじゃ
また塩分がなくなる日も近いぞ

やめてくださいよ 縁起でもない

やっぱり僕達は無力ですね
もう伊賀君も!

オーナー 来て来て 早く!
何?

あのね すっごいかわいい
新メニューができたんだよ

あそう?

えっ これが新メニュー!?

かわいいでしょ?

はっ?
かわいいな~

えっ?

これは…

カブトムシですか?

アナゴのヴァプール
エミールガレ風だそうです

いや 味がよくても
不気味すぎるでしょ

ねえ 僕 写真撮ってもいい?

ごめんね 伊賀君

えっ?
この前 偉そうに

文化だの芸術だの言って

私なんて
オーナー 一人満足させられない

役立たずのシェフなのに

伊賀君
えっ?

早く慰めて
僕ですか?

(堤)そうだよ

シェフ

明日は

新メニューも賄いも
お休みしませんか?

えっ 賄いも?

ちょっと そしたら
私のご飯どうなるのよ

あっ それは…

外に食べに行きませんか?

外?
賛成!

ちょっと 外で食べるって
こういうこと?

青空の下で食事をするのも
たまにはいいかと

ちょうど あちらで

フェアも やってるんですよ

「餡フェア」?

それはそうと シェフは?

心から お休みしていただくために

オーナーとは
距離をとったほうがいいかと

なるほど

あっ あっちに席があるよ

あ~あ

せっかくゴージャスなランチ
食べに行けると思ったのに

そんな予算ありませんよ

オーナーのお好きなものを
買ってきますから

じゃあ HACHIベーカリー
サンドイッチ

あと ホテルニュー大竹
あんかけロールキャベツ

あっ あそこの席が空いてるよ

じぇじぇじぇ

取られちゃった

まだ あるはず…

あっ

ゴミあさって
何してるのかな

別のテーブルを探しましょうか
うん

(携帯着信)

うん?

<あのスマホケース…>

く~っ

<香宮様!?>

<間違いない>

空いてる席が なかなかないよ

あっ あの
別の公園に行きませんか?

嫌よ めんどくさい
はい

うるさいな さっきから

あれ?

あのスマホケース どっかで…

(山縣)そういえば

あっ そうだ 香宮様のスマホ

ち ち… 違います
香宮様のスマホケースは

ピンクの クマちゃんです

(携帯着信を切る)

ああ~ そうかもしれない

ああ あそこの席 空きそうだ

ホントだ
もう帰るの?

<決して気づかれてはいけない>

<スタッフ全員のテンションも
下がりかねない>

<そして 何より>

<香宮様は
今の姿を見られたくないはず>

どうした? 伊賀君

川合君
うん?

川合君は みんなの分の
お茶を買ってきてもらえる?

うん 分かった
店長はロールキャベツとローストビーフ

山縣さんは HACHIベーカリーと
ミートパイ

あとハワイアンロコモコ
お願いします

人使い荒いんじゃないかな
伊賀君は?

はい お二人とも
急ぎでお願いします

何なの 急に
ねえ 何買うんだっけ?

お茶をみんなの分 お願いします
お茶?

行ってらっしゃい
ああ~ もう歩き疲れたわ

オーナー
オーナーは こちらの席に

何で?

あっ こちらが上座なので

こちらに お願いします はい
そう?

ああ~
はい

よいしょっと
こっち 上座なの?

<これで しばらく時間が稼げる>

<あとは
香宮様が移動してくれれば…>

<する気配はないか>

何ですか? それは

さっき コロッケ買ったの
忘れてたわ

コロッケ
ホントに好きなんですね

う~ん おいしい

チッ

舌打ち?

ちょっ!
ちょっ ちょっ… ちょっと

あの 僕も食べたくなってきました
はっ?

コロッケ 一つ
いただいてもいいですか?

う~ん 一個だけよ

はい ありがとうございます

(棚橋)先生 やっぱりここにいた!
どうですか?

ダメ 全然アイデア降りてこない

ちょっと このままだと
締め切りヤバいですよ

イデアさえ降りてくれば
すぐ終わる

頼んますよ 先生
アシスタントみんな…

<うん? 先生?>

<香宮様は漫画家なのか?>

えっ ちょっと
えっ えっ まだネームですか?

(堤)お待たせしました
はやっ

早かったですね
(山縣)急げっていうから

ロールキャベツ ドーン
伊賀君 じゃあコロッケパン作って

ああ~ いい香り

フレンチ

今 誰かフレンチって
言わなかった?

いえ 何も
先生 どうしましたか?

おいしい料理と
おいしいお酒が飲みたい

あっ 先生
フレンチには遠く及びませんが

これ 和食ばっかりだし
THE男料理ですけど

よかったら どうぞ

いい 気持ちだけ
もらっとく

いや 何か食べないと
体壊しちゃいますって

いいって
ほら 描きながらでも

つまんでくださいよ ほら 遠慮…
いい いい加減にして!

(棚橋)香宮先生?

あれ か かみ…
シッ シッ

あなた 何も分かってないわね

(棚橋)あの 先生…
こんなの 今 食べたら

今 食べたら

眠くなるでしょ!

あっ ちょっと先生!

あなた
えっ?

<オーナーに気づかれた>

こんなことしちゃ
食べ物の神様に叱られるわよ

<うん?>

<気づいて… ない?>

やだ おいしそうじゃない

三色丼よ しかも
お煮しめまで入ってる

あなた 食べないのよね?
じゃあ 私いただくわ

(棚橋)えっ?
お箸

オーナー 帰りましょう 早く
う~ん しみてる おいしいわ

すいません
お騒がせしました

えっ ど… どうしたの?

あれ~ 香宮さんだ

ほら 僕
ロワン・ディシーの川合太一

えっと…
ヘヘヘッ

あっ みんな遅くなって ごめんね

タピオカ屋さんが混んでてさ

ねえ 川合君
うん?

お茶買ってきてって
お願いしたわよね

何で全部タピオカなのよ
だって これ おいしいんだもん

あの…

あの…

私 ごめんなさい 失礼します

えっ ちょっと 先生!
あの原稿… あっ ちょっと

ちょっと お弁当 お弁当返して…
今 食べてるから

ああ みんな おかえり

シェフ…

今日は ありがとう
だいぶリフレッシュできたよ

新メニュー
もうちょっとだけ待ってね

はいはい
そうですか

あら? 元気ないね
何かあった?

さっき会ったのよ
あの… 火曜日の君に

ああ その話は
えっ?

そう 香宮様と
そんなことが

もう お店には
来てもらえないんだろうな

はい
プッ…

何で?

何でって 見たろ
あの悲しそうな顔

ごめんなさいっていう声が
震えてたし

かわいそうに

香宮様が来なくなったら

何の楽しみもない

実につまらない仕事になるね

なあ 伊賀君

いえ

つまらないでは 済まされません

伊賀君

香宮様は ロワン・ディシーを
気に入ってくださっていた

なのに 僕らのせいで

通っていただけなくなるなんて

まあ でも…

あれは
防ぎようがなかったっていうか

うん それは
お店の外のお話でしょ

お店の中でも外でも

お客様に

あんなに悲しい顔をさせるのは

僕は嫌です

ねえ

それは 火曜日の君だから?

えっ?

お客様を選んで 楽しませるのが

伊賀君の仕事?

いえ 違います

だったら たった一人のために

ウジウジしてる暇なんて
ないんじゃないかしら

お客様はね 来たければ来るし

来たくなければ来ないものよ

プロフェッショナルとして

今 私達がすべきことは
一体 何かしら?

オーナーの言うとおりだ

やっぱり プロなら

一人のお客様に
思い入れを強くしちゃダメだよな

はい すべてのお客様に
誠実でありたいです

だな 頑張ろう

お客様みんなに 気持ちよく
過ごしてもらえるように

そしたらさ 香宮さん
また来たくなったりするかな

ああ
ということで

今日いらっしゃる お客様に
最高の おもてなしをする

まずは そこから始めましょう
はい

うん!
はい じゃあ まずは手始めに

私に最高の
おもてなしをしてちょうだい

伊賀君 シャンパンお願いね
はい

伊賀君 シャンパーン

うん?

あれ?

いらっしゃいませ 鱸様

シャンパーニュでしたら

今日は
ロゼもグラスで お出ししています

えっ 何で
僕が飲みたいのが分かったの?

<お仕事が遅くなった日は>

<いつも
シャンパーニュをお飲みになると>

<そう 伊賀君が言っていた>

すぐ お持ちいたしますね

今日は ずいぶん気が利くじゃない

かしこまりました

それでは ご注文を
繰り返させていただきます

あれ?

お肉とお魚 一つずつ

ああ 申し訳ございません

<間違えたときは>

<相手の目をまっすぐ見て謝る>

<そう伊賀君に言われたの>

<少し 顔が近いけど>

シェフ カウンターの古瀬様

ブッフブルギニョンの注文
いただきました

おうよ

(堤)古瀬様 本日の付け合わせ

クミンのないものに
変更いたしましょうか?

ああ それで お願いします

かしこまりました

いらっしゃいませ
湯浅だけど

お待ちしておりました
ご案内します

<この調子だ もう誰にも
悲しい顔をさせたりしない>

お席は こちらになります

あのさあ
はい

あっちの席 ダメなの?

ああ 申し訳ございません

あちらのお席は
予約が入っておりまして

君さ もしかして
僕のこと知らないの?

えっ?
もちろん!

存じております
えっ?

ねえ 川合君?
うん あのさ

「グレーティスト・シャーマン」とか
「行け恥」とか出てたよね

えっ あ… あの湯浅浩一?

えっ? あっ ユサユサだ

ああ~ そう ユサユサ
指ささない 指ささない

ユサユサ ちょっとユサユサしないでよ
(貴子)だってさ ほら 座ろうよ

…ったく せっかく
プライベートで来てんのにさ

申し訳ございません
どうぞ ごゆっくり

軽いのがいいでしょ?
うん

(堤)感じ悪いやつだな もう

すいません 助かりました
いいよ 気にしなくて

芸能人って
夜にもサングラスなんだね

みんな プロフェッショナルよ

彼も 平和の上澄みの中で
生きる者よ 大目に見なさい

オーナー

なんか いつになく大人

何だ これ

冷たすぎる

軽めの赤ですし

お魚に合いますので

冷たいって言ってんだよ

では しばらく
お時間を頂戴して 温めますので

今 飲みたいんだよ
もう一本開けろよ

お支払いについてしまいますが
よろしいですか?

ああ?
そっちのミスだろ

ですが…

(仮名子の せきばらい)

かしこまりました

少々 お待ちください

(湯浅)分かってねえんだよ
ワインってのはさ…

ああ~ どうしよう

レンジでチンしちゃえば?
いや それはさすがに

周りのお客さんに迷惑にもなるし

もう一本 別のものを
サービスで開けますか?

では 僕が持っていって
謝ってきます

あまり効果があるようには
思えないんだがね

湯浅様
先ほどは大変失礼いたしました

こちら 新しいワインを
ご用意させていただきます

お前さ
澤木監督の作品 見たことある?

(貴子)私 全然知らな~い

浩一こそ 撮影始まる前に
予習しとかないと怒られるよ

超大御所じゃん
バカだな お前

俺 毎日 今
家で見てるよ

昨日は あれ見た

「楽しい夜をありがとう」
だっけ?

ああ~ 久世光代だっけ?
そうそうそう

あの 人気絶頂で

女優業にスリルを感じなくなった
とかで引退した?

うん
すげえ かわいかったよ

でもさ 昔の映画って
眠くなるんだよな

この間のさ
山田監督の映画よりマシだけど

あの 「鶴亀」って見た? お前

見てない つまんなそうだし

いや ひどいわ あれは
ええ~ やっぱそうなんだ

オーナー!
落ち着いてください

あんな男 平和の上澄みから
蹴り出してやるわ

オーナー プロフェッショナル!

ちょっと よろしいかしら

古瀬様 どうされました?

渡してくださる?

あちらに

えっ… あっ はい

お待たせいたしました
ワインをお開けします

それから こちら

あちらの ご婦人から

ああ? 何だよ

サインのお願いとか
じゃないの?

チッ
ずうずうしいババアだな

お待たせいたしました こちら…

ババア… 嫌みったらしくよ

ブッフブルギニョンです

(古瀬)ブッフね
ブッフ

ありがとう
ごゆっくり

どうも
ちょっと浩一 どうしたの?

マジかよ…

あっ 痛い!
お客様?

すいません
そちらスタッフルームで…

(湯浅)だからスクープだ スクープ

大スクープだよ!
ああ

お前さ
隠し撮り専門だろ?

いいから早く来いって

ずっと消えてた
久世光代が見つかったんだよ

いいから早く来いよ!

久世光代?

ねえ この人で合ってる?

あっ これこれ
澤木監督の出世作

これって この前
山縣さんがやっていた?

《楽しい夜をありがとう》

ああ 一発ギャグ
ギャグじゃない!

好きなもの選んで

(山縣)何度デートしても
男に手も握らせず

車を降りてから 別れ際に

投げキッスをする

日本映画史に残る 名シーンだよ

楽しい夜をありがとう

ああ~ このほくろの感じが

似てるような似てないような

そっくりですよ ほら
この辺に ほくろもあったし

ええ~ 全然 顔見てないから
分かんない

常人とは思えない
優雅さがあると思っていたが

あの古瀬様が久世光代だったとは

とりあえず
サインもらってもいい?

ねえ 色紙に書いてもらう…

のんきに話してる場合では
ありません!

カメラマンが もう少しで来ます

何としてでも 止めなければ

伊賀君の言うとおりだ
このままでは古瀬様のお食事が

いや 古瀬様の私生活そのものが
台なしになってしまう

そのとおりよ

あんな若造の好きにさせておく
わけにはいかないわ

「鶴亀」をバカにされて
カチンときてるんですな

まさか 私は このレストランの
秩序を守りたいだけよ

あいつら 店から追い出しましょう
ダメよ

どうせ
外で待ち伏せするんだから

確かに
ねえ みんな

彼女がレストランに求めている

おもてなし とは何かしら?

えっ…

正体を知られることなく

なおかつ
特別扱いされないことじゃない?

そのとおりです
隠し撮りは絶対に阻止しましょう

ただし 彼女には伝えずに

うん
うん

最後まで
食事を楽しんでもらいましょう

いいわね?
(一同)はい!

お下げします

なんか皆さん
雰囲気変わった?

うん なんか
いつもより アツい?

何で急に携帯ばっか
いじってんの?

うるせえよ

(カメラマン)すいませ~ん

湯浅 いる?

<(一同)きた~>

いらっしゃいませ

いらっしゃいませ
湯浅に呼ばれたんだけど

席どこかな?
おい

こっち こっち

誰? あの人

お客様

お客様 3名でしたら
このテーブルではなく

あちらのテーブルを
ご用意いたしますが

えっ いいんですか?
ああ いいよ ここで

こいつ もう帰るから
えっ?

えっ?
ほら 早く帰れよ

あっそう 分かった

あの…

お客様

あいつか

ずいぶんと地味になったもんだな

お客様 メニューについて
ご説明いたします まず…

ああ そういうのいいから
えっ?

お構いなく

ああ…

ごゆっくり

≪すいません
はい

カメラは持ってませんね

最近のカメラはね

ペン型とかボタン型とか
小型化してるのよ

詳しいですね

私はミステリーの女王よ

ペン ボタン…

あれか

なんか あのカメラマン
見たことあるのよね

(湯浅)話題になるんだろうな
「小悪魔女優の50年後」

「場末のレストランで
孤独なディナー」ってな

いい見出しだな
だろ?

あっ 分け前よこせよ
分かってるよ

おい おい!

何やってんだよ
向こう行け

ああ~

おまかいなく
川合君の鈍感力は こういうときに

役に立つわね

古瀬様は?

まだ メインディッシュを
お召し上がっています

用があったら また呼ぶから

そこにいられると気になるから

山縣さん
お任せを

じゃあ バイバイ
(湯浅)何だよ お前

お客様 一つ よろしいですかな?

おお~ びっくりした

ジャケットに汚れが

お脱ぎいただければ 食事中に
私が染み抜きをいたしますので

いや あの 大丈夫だから

お言葉ですが お客様
衣類の汚れは

時間がたてばたつほど
落ちにくくなりますので これを

いやいや あの…

カメラごと奪ってしまえば
こっちのものよ

さすがに あれは無理があります

ちょっ ちょっと
どこだ 汚れって

えっ いやいや
この辺り 薄ぼんやりとね

どこも汚れてないけど?

汚れてない? 汚れてない?

これはまた 失礼いたしました

何だ? あのじいさん

伊賀君

はい

すいません
えっ?

<ダメだ
間に合わない>

料理は ご満足いただけてます
でしょうか?

シェフ…

ああ?
当店のシェフ 小澤と申します

シェフ 頼んだわよ

あのカメラマン
どっかで見たことあるのよね

あの~ 握手をお願いしても?

チッ…
ああ これは

ありがとう

えっ 俺?

(小澤)ええ ぜひぜひ
あれ?

あれ 何だっけ?

気持ち悪いよ
何言ってんの

気持ち悪い
いや… アハハ

<ダメだ このままじゃ
彼女を守り切れない>

あっ!

思い出した

あなた

私の授賞式のときに来てたでしょ

えっ?
よくもまあ あんな

写りの悪い写真を
雑誌に掲載してくれたわね

オーナー?
ああ あんた!

写真チェックくらい させなさいよ

あなた プロでしょ
気を引こうとしてるんですかね?

いや 腹を立ててる 純粋に

あなた プライドあるの?
いや ありますよ

へえ~
(カメラマン)俺だって あるよ

あるから こうやって職業で
やってんだよ 俺は

それで誰が幸せになってる?

古瀬様
お騒がせして申し訳ございません

あちらのお席が空きましたので

よろしければ ご移動願えますか?

ああ でも…

あちらのほうが静かですので ぜひ

おい 誰だよ この女

「鶴亀」の原作者だよ
「鶴亀」? これが?

はあ? あなたね

「鶴亀」のよさも分からないで

芸術語らないでもらえる?

あなたみたいなペーペーが
大物ぶるなんて

100万年早いのよ

そこにいる 久世光代さんの
爪のアカでも煎じて

いっぱい飲みなさい!

あっ…
<終わった…>

あっ あの…
いや でもでもでも えっ?

あの…

ちょっと
お話ししてよろしいかしら?

な… 何だよ

澤木監督と
お親しいんでしょ?

私 撮影現場に
連れてってくださる?

はっ?

私 監督の大ファンなの

ファンレター書いてるんだけど
お返事もらえなくて

えっ?
ファンレター?

何言ってんだよ

あんた 久世光代だろ?

フフフフ 嬉しい

よく間違われるの

昔はね 髪形なんかも
似せてみたんだけど

残念なことに
ほくろの位置が逆なのよ

えっ?
何と

何だよ 人違いかよ
俺 帰るぞ

えっ?

これ 私のカード
監督に渡してくださらない?

いや… 渡すわけねえだろ

おい お会計 急いでくれよ

ただいま これ お願い

(湯浅)あっ 領収書も なっ
(堤)は~い

あっ…

デザートにいたしましょうか

はい
うん

どうぞ~

誰よ 久世光代なんて言ったの

勘違いだったじゃない

オーナーも
完全に信じてましたよね?

まあ 私は あいつらを
ギャフンと言わせられたから

それでいいんだけどね

<何て 負けず嫌いなんだ>

うん

先ほどは
私どもの勘違いで

大変失礼いたしました

いいのよ

女優さんに間違えられるのも
悪くないわ

だよね
あのさ 僕も前にさ

原宿で間違えられてサイン…

川合君 君の話はいいんだよ

またのお越しを
お待ちしております

はい それじゃ

楽しい夜をありがとう

今のって…

楽しい夜をありがとう?

やっぱり
本物なんじゃないか?

えっ そっくりさんのふりしてた
ってこと?

さ… さすが名女優

楽しい夜を ですか

えっ?

楽しかった…

…のか?

まあ スリルを感じなくなって
女優を引退したお方だからね

もう さっきのは
スリルが満点だったもんね

そうなんでしょうか

そんなこと考えたって無駄よ

結局 お客様が
本当に何を求めているかなんて

分かりはしないんだから

古瀬様が求めるものはとか
散々言ってたのはオーナーでしょ

そんなこと言ったかしら?

店長 やめなさい
だって…

まともに議論できる
相手じゃないんだから

これ どっちが表だ?
(堤)いや 表はそっち

(ドアが開く)

こんばんは

香宮様!
香宮さ~ん!

えっ?

あっ どうしよう

まだ 大丈夫かしら?
もちろんです

こちらに どうぞ

お荷物 お預かりします
足元に お気をつけて

ここ 階段があるんで

香宮様

シェフ アナゴの新作
楽しみです

はい

あっ

シェフ?

アナゴの新作料理のこと
すっかり忘れてた

ああ…
新作?

新作なら
いっぱいできてたじゃない

えっ?
シェフが気に入ったものを

出せばいいんじゃない?
どれも おいしかったんだし

でもオーナー 色々文句をつけて
まさかと思いますけど

アナゴの新作を
色々食べたかっただけですか?

私だって アナゴ大好き!

何と人騒がせな

でも 料理の感想は
全部本当よ

完璧に見えるものでも

どこかを突けば
あらがあるものよ

もう 言いすぎですよ

私の料理が完璧だなんて

何だかんだと
いいコンビだね この二人は

ですね

うん

最高 ワインによく合う

それはよかった

仕事も早く終わったし

ホントに幸せ

役に立たなくなんかないですね

うん?

香宮様は
仕事が終わって解放された時間を

ここで過ごしてくださってる

他のお客様も

日常を戦い抜いて

そして 楽しい夜を過ごすために

この店にいらしてくださる

その時間を共有できるのは
なかなか…

いや

とてもいい仕事だと

今 分かりました

そりゃそうよ

人を おいしい料理で
満腹にさせる仕事が

悪い仕事なわけないでしょ

いや そういう話では

けど 嬉しいな

なんかね みんなが香宮さんは

もう この店に来ないって
言ってたから

えっ どうして?

それは 昨日

とても悲しそうに
去っていかれたので

我々が香宮様を
傷つけてしまったんじゃないかと

いえ 違います

むしろ 逆です

逆?

皆さん
ありがとうございました

えっ?

新キャラのデザインが浮かばずに
悩んでいたんですけど

オーナーさんを見ていたら
イデアが降ってきたの

私?
こんな身近に

ずっとヒントがあったなんて
なんか悔しくて

その顔が
きっと悲しそうに見えたのね

では 震えていたのは…

イデアが降ってきた興奮と
武者震いよ

きっと一人だけだったら
叫んでたと思うわ

きた~って

きた~ですか?

編集さんにも褒められちゃった

ホントに皆さん
ありがとうございます

今度 スタッフのみんなも
連れてきますね

ですって オーナー
すごいじゃん オーナー

まあ 私ってさ

ただ いるだけで

芸術的感性
刺激しちゃうのよね

ちなみに 何てタイトルですか?

「悪霊の屍狩り」よ

うん?

<(謎の紳士)こうして
2人のお客様をめぐる騒動は>

<終わりを告げた>

(英代)ヤバい ホントそっくり
どこがよ

牙生えてる
そっくりですね

どこが ってか あんた誰よ

(山縣)よく
特徴を捉えてらっしゃる

僕 この海苔野佃煮さんって
漫画家知ってる

結構有名で
人気の漫画家さんだよね

あんな可憐な人が

この漫画を?

<従業員達は知った>

<時には
オーナーの傍若無人な振る舞いが>

<お客様を助けることもある>

ねえ
僕 気づいちゃったんだけどさ

オーナーと香宮さんって

なんか似てるよね

小説家と漫画家

オシャレと おいしい料理と

お酒を愛する

それ 気づきたくなかったなあ

<接客業の素晴らしさを
改めて知った 伊賀青年に>

ええ~

い~が~君

<新たな壁が>

<立ちはだかろうとしていた>

年寄りの頼み 聞いてくれんかね

うん?