ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ベビーシッター・ギン! 第8話 大野拓朗、川島海荷、橋本さとし… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『プレミアムドラマ ベビーシッター・ギン!(8)』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 北斗
  2. 綾子
  3. ギン
  4. 北斗君
  5. 仕事
  6. お父様
  7. 社長
  8. クマ
  9. 失礼
  10. 大丈夫
  11. 一緒
  12. 家族
  13. ママ
  14. 会社
  15. 大変
  16. お母さん
  17. ドア
  18. ベビーシッター
  19. 依頼
  20. 玄関

f:id:dramalog:20190818225252p:plain

『プレミアムドラマ ベビーシッター・ギン!(8)』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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プレミアムドラマ ベビーシッター・ギン!(8)[字]

英国淑女の装いのギン(大野拓朗)が愛を届ける痛快ドラマ!働き始めた綾子(川島海荷)はギンに息子を託す。綾子は父(橋本さとし)と絶縁状態で…

詳細情報
番組内容
英国淑女の装いに身を包むベビーシッターのギン(大野拓朗)が愛を届ける痛快ドラマ、第8回!一人息子を育てる綾子(川島海荷)は夫が入院し、自分も働くことになったため、ギンに仕事を依頼する。綾子は父・高正(橋本さとし)とは絶縁状態らしく、複雑な様子。そして高正が世間を騒がせる企業のトップであることがわかり…。父と娘はどうなるのか?ギンがお悩み解決!
出演者
【出演】大野拓朗ゆりやんレトリィバァ竜雷太川島海荷橋本さとし笠松将
原作・脚本
【原作】大和和紀,【脚本】嶋田うれ葉

 

 


(ギン)お父様 悪いけど 僕
オックスフォードは やめましたから。

(金次郎)何? 大学をやめた!?

ふざけるのもいいかげんにしろ!
今すぐ日本に帰ってきなさい!

決めたんです。 ナニーになるまで
絶対に 日本には帰りませんから。

ならん! 今すぐ帰ってきなさい。
今すぐ帰ってこい!

はあ~。

ん~!

ふん~!
(机をたたく音)

(うなる声)

(美々子)いろそく これそら。
(龍之介)「しきそくぜくう」でございます。

あっそう。
(龍之介)あっ そういえば

もうすぐ お父様の命日でございますね。

ふ~ん あ そうだ
兄さ~ん お墓参り いつにする?

私は遠慮するわ。

また そんなことをおっしゃって。

去年もおととしも
何だかんだ理由をつけて

行かなかったのですから 今年こそは。
もういいわよ 別に。

だってさ 父さんの仕事も継がないで
ナニーになっちゃった兄さんが

行ったところでさ
ケンカになっちゃうだけでしょ?

しかも お金にならないこと
いまだにやってるんですもん。

そんなことより
あんたは さっきから何してるの!

写経。
写経?

そう。 私さあ
疲れちゃったのよね~。

兄さんの代わりに
お金もうけのことばっかり考えるのが。

心の落ち着く よいご趣味でございます。

はい 下落合ポピンズ倶楽部でございます。

私さ もういっそのこと 俗世を捨てて
仏門にでも入ろうかなと思ってるの。

出家?
ええ。

あんたには 無理 無理。
らしくないことは考えないの。

失礼ね 誰のせいで
こんなことになってると思ってんのよ。

やめときなさいって。
それに 坊主頭は似合わないわ。

あのね 今は 坊主にしなくてもいいお寺
っていうのがあるの。

えっ! そうなの?
坊ちゃま 依頼でございます。

これから来てほしいと。 まあ!
私は いつでもスタンバイオッケーよ。

今回の天使ちゃんは?
はい。 北斗君 5か月。

母親は笹木綾子様 21歳だそうで。
お若いママなのね。

21歳って…。
金にならなさそうな依頼よね~。

そうだ。 兄さんもさ
ナニーなんか もう辞めちゃって

仏門にでも入ったらどう?

結構。 私の求めるものは 仏より天使よ。

♬~

(ハミング)

(インターホン)
≪(綾子)は~い!

あ…。
おはようございます。

下落合ポピンズ倶楽部からまいりました
下落合ギンと申します。

おはようございます 笹木です。

あっ この子が北斗ね。 さっ 入って。
失礼いたします。

(北斗の泣き声)

では 働きに出るのは
今回が初めてでらっしゃるの?

うん そう。 アパレル会社で
データ入力のバイトなんだけど…

ああ 緊張する。 大丈夫だよ。
(北斗の泣き声)

若いうちは 何事も経験ですわ。

はあ~ 旦那が 仕事で けがして
入院しちゃったから

私も働かないとと思ってさ。

ほんとは 私 貧乏でもいいから
北斗が幼稚園行くまで

ずっと一緒にいるつもりだったんだけど。

大丈夫。 北斗君のことは
安心して 私にお任せを。

私は 英国王立ナニー協会認定の
プロでございます。

あっ 私のことは
ギンとお呼び下さいませ~。

支払いは 30パー引きでいいんですよね?
ええ もちろん。

あっ 多少 ご相談にも乗りますわ。
助かる!

バイト代が 全部シッター代で消えたら
どうしようかと思ってた。

(玄関のドアが開く音)
(仁)綾子! 北斗!

仁! 何で?

だってよ 綾子が
急に働くとか言いだすから

心配になっちゃって
病院 抜け出してきたんだ。

北斗 パパだぞ。

ああ 北斗君のパパ。

はい そうっす。 つうか 誰?

私 綾子さんから依頼を受けて
まいりました

ベビーシッターの
下落合ギンと申します。

ギン。 俺 仁 よろしく。

あ… アハハ
よろしくお願いいたします。

あんた 病院に外出届出してきたの?

ああ… まあ。
はあ?

勝手に抜け出して
看護師さんに心配かけて どうすんだよ。

バカ野郎 さっさと病院帰れ。

はい すいません!

じゃ 私 もう行くから ギンさん
北斗のこと よろしくお願いします。

はい。
迷惑かけんじゃねえぞ。

ん 北斗 いい子にしてるんだよ。
定時で すぐ戻ってくるから。

(北斗の泣き声)
寂しいね。

大丈夫よ。
眠いかもしれません。

じゃ 行ってきます。
行ってらっしゃいませ。

痛い。

行ってらっしゃい。
じゃあね。

(北斗の泣き声)
それにしても

一体どうして そんなおけがを?

俺 トラックの運転手やってんだけどさ

配達先で 積み荷が崩れて
下敷きになっちまったんだ。

ああ 仁さんは
トラックの運転手さんですの。 おお。

体力のいる 大変なお仕事ですわね。

18からやってんだ。

綾子に迷惑かけるつもりなかったんだけど
ちょっと情けねえよ。

すいません。

分かった?
ありがとうございます。

(光村)分かった。
それは こっちで対処する。

何か問題があった時は
時報告してくれ。

大丈夫だ。 頼むよ。

北斗君 見て。 観覧車よ。
いつか乗りたいわね~。

ジュピター電機の リコール問題に
続報です。

主力商品である
パソコンのハードディスクから出火。

火ですって 怖いわねえ。

ただいま!
お帰りなさいませ。

ちょっと待ってね。 はい。

ギンさん 北斗 元気だった?

と~ってもいい子でしたわ。
初出勤は いかがでしたか?

緊張しまくりよ。

でも 「意外と覚えが早いね」なんて
褒められちゃったりしてさ。

それは ようございました。
3か月の
短期アルバイトの予定なんだけど

うまくいけば
契約社員にしてもらえるんだって。

私 頑張ってみようかな。
それはいい話ね。

あっ ただ そうなると 北斗君は

保育園に入れなくては
いけなくなりますわね。

ん… まあね。

こういう時 ほんとは
実家頼れればいいんだけど ねえ。

うう~ん。

ご実家は遠いんですの?
う~ん そうじゃないんだけど

まあ 絶縁状態だし。
まあ。

ささっと夕飯作っちゃうからさ
ギンさんも食べてってよ。

あら。 あ いや お疲れでしょ?
お食事なら 私が…。

いいの いいの。

頂きま~す。
頂きます。

う~ん おいしい!
綾子さん お料理もお上手なのね。

こんなん適当だよ。
私 いつも1人で 飯食ってたからさ。

「ごはん」でしょ?
昔の癖が つい。 フフフフ。

なんてかわいいの。

綾子さんのご両親にも
いつか会わせてあげてほしいわ。

きっと大喜びしてくれるわよ。

お母さんは
私が7歳の時に死んで

おやじとは
18で家を出て以来 会ってないわけ。

仁との結婚 反対されてさ。

そうでしたの。

仕事仕事で 家にいつもいなくて

お母さんの死に目にもあえなかった。

あんなやつ 父親じゃない。

お願い 美々子。
今回の依頼 半額にしてあげてよ。

はあ~ ダメ。 30パーオフが限界よ。

え? あっ 仏様の御慈悲で なんとか…。

ダメダメ~。 はあ~ 依頼人とは

適度な距離感と節度を持って
つきあってもらわないと。

お願~い~!
あ~ あ~。

今回は 気持ちの入れようが
一段とお強いようで。

私は いつもと変わらないわよ。

まったく~
肩入れしても しょうがないんだからね。

ねえ 今回が最後だから ねっ お願い!
ダメよ~。

(八千代)ベビーシッターの派遣業者も
昨今 増えてまいりましたが

シッターが 家庭問題に
首を突っ込んでくるという相談が

後を絶たないんです。

ベビーシッターといっても
ピンキリですから。

プロなら 適度な距離感と
節度を持って頂きたいものですわね~。

ふん! あんた うるさいのよ!

笹木さ~ん。
はい。

ここ間違ってる。 ああ…。
あと こことここも。

あ… すいません。
もう一回 全部 さらっといてくれる?

すぐ やり直します。
よろしく。

はあ~。 ママ ちょっと遅いわね。

(玄関のドアが開く音)
ただいま!

お帰りなさいませ。
ギンさん 北斗 遅くなってごめんね。

ミスしちゃって やり直してたら
思ってたより遅くなっちゃった。

大変でしたのね。
ん~ ただいま。 フフ。

コロッケ買ってきたの。
すぐ 夕飯の支度するから。

よかったわね~ ママ帰ってきて。

また私まで。 何だか悪いわ。

気にしないでよ。
1人で食べたって おいしくないし。

頂きます。
頂きま~す。

お仕事は どう?
少しは慣れてきました?

うん。 働くって 案外楽しいね。

ミスって叱られたりもするけど
やりがいがあるっていうかさ。

綾子さん お顔 生き生きしてる。

そう? 北斗と仁のためにも
頑張らなくっちゃ。 ねえ~。

でも 無理は禁物よ。
明日は なるべく早く帰ってらしてね。

はい。

早く帰るって言ったのに。

(玄関のドアが開く音)

遅い。
ごめん。 はあ~。

遅い! もう 何時だと思ってるの!

ただいま。
綾子さん もう11時半過ぎよ。

ほんと ごめん。

商品の入れ替え時期で いろいろ
覚えなきゃいけないこととか多くて。

北斗は?
ずっと泣いてたわ。

ようやく眠ったところ。

ちゃんと 延長料金払うからさ
ギンさんも もう帰って。

ねえ
その会社 ちょっと どうなの?

赤ちゃんがいると分かってて
こんな時間まで。

ていうか 知らないし。
え?

言ってないんだ 北斗のこと。
どうして?

だって 聞かれてないし

余計なこと言ったら
面接で落とされちゃうでしょ?

今の会社は 学歴も経験も不問で
マシな方なんだ。

でも 北斗のこと言ったら
きっと受からなかったと思う。

だけど このまま続けてたら
綾子さんの体だって…。

私は大丈夫。
それに 今は仕事が楽しいんだ。

このままじゃ 北斗君に
寂しい思いをさせてしまうわ。

昔のあなたのように。

は?

あんなに 仕事人間のお父様みたいには
なりたくないっておっしゃってたのに。

あんなやつと一緒にすんなよ!

ごめん。

 

おい お前 こんな時間まで
どこ ほっつき歩いてんだよ!

仕事してたんだよ!
今 家に着いたから。

北斗のこと ほったらかしやがって
そんなバイト 辞めちまえよ!

誰のせいで働いてると思ってんの?

仁こそ とっくに消灯時間だろ?
さっさと寝ろ!

あなたの気持ちは分からなくもないわ。

私も 家族の反対を押し切って
この仕事を続けてきた。

そうなの?

結局 父は 私の仕事を認めてくれないまま
亡くなってしまって。

綾子さんも 毎日頑張ってる。

でもね せっかくの
いい夫婦関係まで壊してしまったら

あとで後悔することになるわよ。

♬~

お握りだけじゃ
栄養が偏っちゃう。

煮物を作っておきましたから
食べて下さいませね。

ありがとう ギンさん。

では 失礼いたします。

(玄関のドアの開閉音)

♬~

おいしい。

(北斗の泣き声)

すみません。
(北斗の泣き声)

ああ…
やっぱり ママと遊びたいわよね。

(北斗の泣き声)
ありがとうございます。

クマさんが クマった。 プ~。
ハハハハ。 (北斗の泣き声)

そんなバナ~ナ ブルルル~。
(北斗の笑い声)

まあ こんなに喜んじゃって。
かわいいお子さんですねえ。

社長
そろそろ工場へ行くお時間です。

分かった。

では 失礼しました。
助かりましたわ。 ごきげんよう

フフ じゃあね~。

ウワッハハハ。

またね。

どこかの社長さんだったのね。
どうりで オーラが違うわ。

ただいま~。

お帰り!
あっ 綾子さん。 今日は早かったのね。

残業 家でやるって言って
定時で上がらせてもらったの。

まあ。 寝てる?
寝てるわ。 ああ。

ただいま~。
(北斗のむずかる声) ごめんね。

フフ。

よしよし。

はい どうぞ。
ありがと。

ギンさんは もう帰って。

ええ。 でも これ 全部まとめるの?
今夜中に終わるかしら。

うん 大丈夫 大丈夫。

やっぱり 会社に ちゃんと
北斗君のこと言った方がいいわ。

そのことなら ちゃんと考えてるから。

あら!

(記者)ひと言お願いします!

お分かりでしょ? 社長!
ひと言お願いします!

おやじ? え?

綾子さん この方…
綾子さんの お父様なの?

うん。

ということは あなた
ジュピター電機社長の ご令嬢!?

そんなんじゃないよ。
おやじなんて ただの雇われ社長だし。

驚いた。

リコール隠しなんて 最低だな。

責任を 下請けになすりつけて
自分だけ生き残ろうって魂胆だろ。

おやじのやりそうなことだよ。

そんなことするような方には
見えないわ。

ギンさんは あいつを知らないから。

お母さん…。

お母さんは!?

何で仁と結婚しちゃいけないんだよ!?
あんたには関係ないだろ!

まだ高校生だろ!
あんなやつ 絶対に許さん。

あんたみてえに 仕事を理由に 家族を
ないがしろにするやつよりマシだよ!

お母さんも あんたのせいで死んだんだ!

こんな家 出てってやる!

家出同然に出ていって
しばらく連絡もしてなかったんだけど

やっぱり あいつには
私たちのこと 認めてもらいたくて…。

綾子 もう帰ろう おなかに障るよ。

あと5分… あと1分でいいから。

おやじさん もう来ないよ。

どうして? どうして いつもこうなの?

もういいよ 綾子。

俺と綾子と生まれてくる子どもと
3人だけでいい。

俺が必ず幸せにするから。

もし あの時
おやじが約束どおりに来てくれたら

今までのこと
ちゃんと謝るつもりだった。

でも結局 あいつは来なかった。

そうでしたの。

あいつは 私を切り捨てたんだ。

あいつは
自分のことしか考えてないんだよ。

まさか あの2人が親子だったなんて
思いも寄らなかったわ。

何で 兄さん
その子のお父さんの話 しなかったの?

広場に来てたって。

あのけんまくじゃ
火に油 注ぐようなものだもの。

お父上との仲たがいと聞いて

坊ちゃまも
覚えがあったのではありませんか?

当時は 私も苦労いたしました。

いくら 坊ちゃまに
旦那様とお話しするよう言っても

まるで聞く耳を持たないんですから。

どうにか 旦那様が生きておられる間に

和解をして頂きたかっ…。
昔のことは忘れたわ。

ああ~。
けっ よく言うわよ。

墓参りも行かないくせに。

あっ 行かないんじゃなくて
行けないんだ。

意外と繊細なのよね 兄さんは。

フン!

まあ! こんにちは。

ああ どうも。 よくお会いしますね。
ええ ほんと… ああ…。

ちょっと拝見してもよろしいですか?
ああ… ええ どうぞ。

失礼します。

かわいらしい。
お嬢様と奥様ですか? ええ。

もしかして
この観覧車で撮られたんですの?

職場が近かったものですから
娘が小さい時に よくここへ来たんです。

そうでしたか。

今じゃ もう 会ってもくれません。

あら どうして?

1年前
娘と ここで会う約束をしてたんですが

すっぽかしてしまいましてね。
まあ。

急な仕事が入って…。
終わってから急いで駆けつけたんですが

もう 娘はいませんでした。

そのこと 娘さんには?

どうして言わなかったんですの?

ずっとそうなんです。
ずっと?

入学式 運動会。
大事な時に限って仕事が入って

約束を破ってきたんです。

今更 仕事を言い訳になんて…。

(北斗の声)

クマさんが クマった。 パッ。
ハッハハハハ。

クマさんが~ クマった~。 プルルルル。

そんなバナ~ナ。 アッハハハハ。
アハハハハ。

バナナが吹っ飛んだ。 …あれ?

アハハハハハ。
(北斗の声) 僕 面白いかい?

この子 北斗君っていうんですの。

北斗君か いい名前だ。

優しいママでよかったね。

ああ いえ。
私は ベビーシッターなんです。

あっ そうでしたか。
ああ それは失礼しました。

北斗君のママ
それは とってもすてきな方ですのよ。

昔は やんちゃだったようですけど
今は 毎晩遅くまで働いて。

そうですか。

なんでも お父様が
家庭を顧みなかった方だったようで

お父様みたいには絶対にならないって

しっかり 育児も頑張っておりますわ。

旦那さんも
不器用だけど まっすぐで

家族を心から愛してらっしゃいます。

♬~

高い高~い。 じゃあね。

元気でな 北斗君。

ハハハハハ。

では 失礼いたします。

ギンさん 北斗。
綾子さん。

お帰りなさいませ。
今日も 早くお帰りになられたんですね。

うん。 私 あれから考えて
ちゃんと 会社に北斗のこと話してきたよ。

はあ~ すっきりした。
これでクビになっても 後悔ない。

そう よかった。

綾子。

何で?

どういうこと?

偶然お会いして お話ししてたのよ。

北斗君のベビーシッターをしていたら
そのおじいちゃまに会ってしまうなんて

偶然よねえ~。
帰るよ ギンさん。

綾子。

あんたなんかいなくたって
こっちは うまくやってんだよ。

幸せに暮らしてるのか?

関係ねえだろ。

あんたは せいぜい 社長の椅子に
しがみついてりゃいいじゃん。

二度と私たちの前に現れんな!

北斗 行くよ。

綾子さん。

失礼します。

何であいつに 北斗を抱かせたりするの!?
ありえないんだけど。

初めは私も知らなかったのよ。

でも あの方にだっこされると
北斗君も とっても喜んで…。

とにかく
二度と あいつに 北斗を会わせないで。

お父様と話し合うおつもりは ないの?

ない。 どうやっても?
どうやっても。

1年前のことだけど

実は お父様 あそこの観覧車に
いらっしゃったんですって。

綾子さんたちが帰ったあとに。

約束の時間は過ぎちゃったけど
走って来てくれたのよ。

だから何?

あの日だけでよかったのに。

あいつが仕事で忙しいのは分かってる。

でも あの日だけは

何が何でも ちゃんと
私たちのとこに来てほしかったの。

もうほっといて。

♬~

ギンさん。

頂きます。
(テレビ)「では 午後の天気です。

明日は…」。
(テレビの緊急ニュース速報のアラーム)

(テレビの緊急ニュース速報のアラーム)

逮捕…?

なんてこと!

(玄関のドアが開く音)

サプラ~イズ!
仁さん!

ギンさん イエ~イ。
北斗 よいしょ 元気だったか?

また 病院 抜け出してきちゃったの?
違うよ。

退院したんだよ。 綾子が帰ってきたら
驚かしてやろうと思ってさ。

ただいま~。
ならいいけど。

何? 何かあったの?

綾子さんのお父様が
大変なことになってるの。

大変なこと? 何だよ。

はあ~。

どこ行くんだよ。
いいから 黙ってついてこい。

もうすぐですわ。

ああ~ やっぱ いくら何でも
そんな簡単に会えねえか。

大企業の社長だもんな。

ねえ あいつ ほんとに捕まんのかな。

お父様が心配?

別に。

まずいぜ まずいぜ!
は?

いや このまま
おやじさんに会えなかったら まずいぜ。

まだ何も言ってねえのによう。
何を言うおつもりなの? え?

全部失って ざまあみろって?

バカ 違えよ。

俺は ありがとうって言いてえんだ。

だって そうだろ。
あんだけ反対されてなかったら

俺たちは 一緒になってなかったかも
しれないんだぜ。

綾子みたいないい子が
俺なんかと結婚してくれてさ。

それに
あんな頑固おやじじゃなかったら

俺たち 今頃
どうなってたか分かんねえぞ。

ろくに働きもしないで
おやじさんに甘えちゃったりしてさ。

私も同じかもしれない。

父親に大反対されたからこそ

意地でも この仕事を辞めるもんかって
頑張ってこれたのかも。

さすがギンさん 分かってるぅ。

そういう意味じゃ

お互い 父親には
感謝の一つでもしないといけないわね。

♬~

北斗。

う~ん よしよし。

そのしぐさ おんなじね。
え?

お父様もね 北斗君に会う度に
いっつも頬を寄せて

ダジャレを言って 変顔をするのよ。

フトンがフットンだ!
そんなバナ~ナ。

クマさんが クマった クマった。
プルルルルル。

♬~

それにしても 本当に大きなビルねえ。

あのてっぺんまで のぼるのに
どれだけのご苦労があったことかしら。

てっぺんに のぼってからの方が
大変かもしれないわね。

シュッ シュ シュッ!

シュッ ああ… シュシュシュ シュッ。

じい。
はい! ちょっと来て!

早くして!
はい!

なあ 綾子。 たまの休みだしさ
観覧車でも乗りに行かね?

そんな気分じゃないし。
だから行くんだよ パ~ッとさ。

なあ 気分転換しようぜ。
2人で行ってくれば?

いや それじゃダメだよ。
家族全員でなきゃ。 なあ 北斗?

おおお~。

(光村)
この度のリコール問題につきまして

全責任は 社長である私にございます。

つきましては
問題となった機器を早急に回収し

改善いたしますとともに 捜査当局に
全面協力する所存でございます。

社長として
どのように責任を取るつもりですか?

お答え下さい。
どのように責任を取るつもりですか!?

光村社長 お答え下さい!

(記者)光村さん あなたが 直接
隠蔽に関わったということですか!?

(記者たち)お答え下さい!
お答え下さい!

君は…。 どうして?

お嬢様に
どうしても会って頂きたいんです。

綾子は 私に会うはずありません。

このままで 本当によろしいの?

さあ。

お乗り下さい。

ねえ もう帰ろうよ。
閉まっちゃうし。

そう焦んなって。
まだ大丈夫だよ。

でも 夕飯の買い物しないと。
そんなん あとでいいって。

スーパーのタイムセールだし。
だから いいって!

もうすぐ ギンさん来るから。
は?

何で? え?
今日は お休みでしょ?

あ… いや… とにかく
来るっつうんだから 待ってようぜ。

何それ。 あんたたち 何 たくらんでんの?

ああ~! やっぱ黙ってらんねえ。

実は ギンさんが おやじさんを
連れてきてくれるかもしんないんだよ。

ギンさんが おやじを?

うん。 何か
俺たちと会って話がしたいんだってさ。

うそだよ そんなの。 もう帰る。
待てって!

どうせ すっぽかされるよ。 ちょっ…。
仁だって よく分かってんじゃん。 待って。

あん時は そうだったかもしんないけど

今度こそ
ちゃんと来るかもしれないだろ?

な? 頼むから 待ってやろうぜ。

綾子さん!

お待たせ。

綾子… 仁君。

逃げてきたの?

社長が こんなところに逃げてくるなんて
最低だな。

もう社長じゃない。 会社は辞めたよ。

会社のためだけに生きてきたのに
このざまか。

ああ。

でも 後悔はしていない。

最後に
自分なりに納得のいく決断ができた。

全部失ったのに?

お父様は
全てを失ったわけじゃないわ。

お父様とお母様 それと綾子さんと

3人で これに乗ったのよね。

お父様 その時の写真
今でも持ち歩いてるの。

(佳子)ほら 撮るよ。

よし! いくよ。

はい チーズ。

(シャッター音)

ここは 綾子さんとお父様の
大切な思い出の場所。

俺 お義父さんに認めてほしくて

絶対に 綾子と北斗 幸せにするって
ここで誓ったんだ。

俺 今 死ぬほど幸せです。

(仁)お義父さんに反対されたこと
心から感謝してます。

(光村)私は いい父親じゃなかった。

いい服を着せてやりたい
おいしいものを食べさせてやりたい。

ただその一心で 働いて…。

でも こんなことになって

2人には 本当に
申し訳ないと思ってる。

勝手なこと言うなよ!

いい服なんか いらなかった。

あんたと一緒にいたかった。
もっともっと一緒にいたかった。

綾子…。

私ね 仁とはバカ話しかしないけど

一緒に飯食って ケンカとかして
北斗も生まれて 今 すっごく幸せ。

そうか。
(北斗の泣き声)

(北斗の泣き声)

最後に 綾子の気持ちが聞けて
よかったよ。

♬~

待って?

私は警察で事情聴取を受ける。

これ以上 お前たちに
迷惑はかけたくない。

それが何だよ!

ちゃんとやり直せばオッケーだって。

俺だって なんとかなってんだからさ。

そうよね。

はあ~。 父親っていうのも
本当に大変なんですのね。

♬~

これまでお疲れさまでした。

♬~

ああ。

♬~

待ってる。

え?

全部片づいたら 戻ってきて。

北斗も じいじのこと待ってるって。

俺も。
私も。

ありがとう…。

ありがとう。

♬~

♬「距離が近すぎて すれ違い」

♬「涙溢れるほど分かり合うには」

♬「勇気がいるの 時間もいるのよ」

♬「でも、本当はつながってるの」

♬「心の奥では求めてた」

♬「いつか笑いあえる日が来ること」

♬「愛すればこそ 素直にはなれない」

♬「でも、いまなら言える『ありがとう』」

♬「ただお前たちをいつだって」

♬「幸せにしたかっただけ」

♬「もしもまだ、
今でも間に合うならば」

♬「共に幸せになりたい」

♬「家族の温もり忘れた俺に」

♬「輝きをくれた人達」

♬「どんな事があっても
この命ある限り」

(3人)♬「守り通すぜ」

♬~

♬「パパとママの大きな愛があれば」

♬「こんなにも天使ちゃんは幸せなの」

♬「どうか守り抜いて この先もずっと」

♬「わたくしに出来るのは
お手伝いだけよ」

♬「LaLaLa」

♬「家族の愛でしか、
出来ないことがあるのよ」

数珠 オッケー。

じい!
はい。

ロウソクと お線香は?
こちらでございます。

美々子様。
あ?

お花は注文して頂けましたか?

フフフ。 バッチリよ。

あっ そういやさ

兄さんが依頼を受けてた家族って
どうなったの?

あの リコール隠し
お父さんが捕まったんでしょ?

ええ。 実際に罪を犯していたのは
別の幹部のようで。

お父様の嫌疑は晴れるようです。

ふ~ん じゃ すぐ出てこられるんだ。
よかったね。

近いうち ご家族で暮らすそうですよ。
フフフ。 何よりでございます。

はあ! どうしたの? 兄さん その格好。

だって これから墓参りでしょ?

え? 一緒に行って下さるのですか?

行くわよ。
ほら さっさと車出して。

はい! ただいま! はい!

えい。 ヘヘ。

♬~

♬~

フフフ 行くわよ。

♬~