ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

おっさんずラブ みどころ凝縮SPだお(後編)田中圭、林遣都、吉田鋼太郎… ドラマのキャストなど…

『劇場版公開記念!今からでも分かる「おっさんずラブ」みどころ凝縮SPだお(後編)』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 春田
  2. 部長
  3. 本当
  4. 蝶子
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  7. 武川
  8. 栗林
  9. 携帯電話
  10. 着信音
  11. マジ
  12. 一緒
  13. 大丈夫
  14. ブラボー
  15. 今日
  16. 無理
  17. お願い
  18. 音楽
  19. 結婚
  20. 狸穴

f:id:dramalog:20190818134433p:plain

『劇場版公開記念!今からでも分かる「おっさんずラブ」みどころ凝縮SPだお(後編)』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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劇場版公開記念!今からでも分かる「おっさんずラブ」みどころ凝縮SPだお(後編)[字]

今からでも間に合う!社会現象を巻き起こした衝撃ラブコメディ「おっさんずラブ」の見どころを凝縮した総集編!この夏一番のお祭りエンターテインメントに乗り遅れるな!

詳細情報
◇番組内容
2018年流行語大賞トップ10をはじめ、社会現象を巻き起こした「おっさんずラブ」。8月23日の映画公開に先駆け、これさえ見れば分かる「おっさんずラブ」SPをお届け!モテない独身ダメ男・春田(田中圭)は、ピュアすぎる乙女心を隠し持つおっさん部長・黒澤(吉田鋼太郎)と、イケメンでドSな後輩・牧(林遣都)にある日突然壁ドン告白され、前代未聞の三角関係に巻き込まれる!笑って泣けるこの夏一番のお祭り映画を見逃すな!
◇出演者
田中圭
林遣都
内田理央
金子大地
伊藤修子
児嶋一哉

沢村一樹
志尊淳

眞島秀和
大塚寧々
吉田鋼太郎
◇おしらせ
『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』
8月23日(金)全国ロードショー!
社会現象ドラマ「おっさんずラブ」が奇跡の映画化!
豪華キャストも参戦、前代未聞の五角関係に!?
おっさんたちのラブ・バトルロワイアル、ついに完結!!
【出演】田中圭林遣都内田理央、金子大地、伊藤修子児嶋一哉沢村一樹、志尊淳 ・ 眞島秀和、大塚寧々、吉田鋼太郎
【公式HP】https://ossanslove-the-movie.com/

 

 


(春田創一)ああぁぁぁーっ!!

俺のために喧嘩するの
やめてくださぁぁーーい!!

〈前代未聞!〉

〈おっさんたちの恋愛を描き
話題となった

ドラマ 『おっさんずラブ』〉

東京ドラマアウォード2018で
グランプリを獲得〉

〈さらに
Twitter 世界トレンド第1位

2018年 新語・流行語大賞

トップ10入りなど

日本中に
社会現象を巻き起こした〉

〈そんな『おっさんずラブ』が
待望の映画化〉

〈豪華新キャストも加わり
世界観もスケールアップ!〉

〈五角関係に広がった

〈映画の公開を記念して

ドラマの見どころ凝縮版を放送〉

〈後編となる今回は

映画へ繋がる おっさんたちの
恋の結末が明かされる!〉

〈その前に
1話から3話をおさらい〉

春田創一 33歳。
恋がしたい!

ポンコツサラリーマンの
春田創一は

ある日 上司の自分への思いに
気づいてしまう〉

(黒澤武蔵)見た?

えっ…。

〈そんな中 春田の前に
イケメンの後輩 牧が現れる〉

ルームシェアってやつ?

急ですね。

〈2人はルームシェアをし
一緒に暮らす事に〉

プレゼント!

〈同居生活の中で
春田の優しさに触れ

牧は 春田に心惹かれていく〉

はるたんが… 好きでーす!!

自分に嘘をつくの
やめようと思ってさ!

〈部長からの告白に戸惑う
春田だったが

さらに 牧からも…〉

好きだ。
えっ?

離婚してほしい。

(黒澤蝶子)ちょっと…。

女? 女がいるの?

〈一方 黒澤の妻 蝶子は

夫の不倫を疑い
会社に乗り込んでくる〉

主人から
離婚を切り出されたのよ。

《知ってますぅ~》

〈一緒に不倫相手を探す事となり
事態は さらにドロ沼化〉

〈そして ついに

相手が春田である事が
バレてしまう〉

彼なんだ。

えええーーっ!?

〈そして 番組の最後には

先日行われた
映画の完成披露試写会の模様と

スペシャルコメントをお届け〉

〈最後まで お楽しみください〉

俺が好きなのは…。

彼なんだ。

君の名は?

はるたんです…。

うわああーーっ!!
部長 部長 部長 部長…!

あの…
はるたんこと 春田創一です。

これって 不倫?

なんで言ってくれなかったの?

私が いろいろ悩んでる時
心の中で笑ってたわけ?

違います…。
爆笑してたんでしょ!?

違います!
蝶子 やめろ。 悪いのは俺だ。

(テーブルをたたく音)

いつから?
ねえ! いつからなの?

いつからっていうか
まだ何も始まってません。

はっ?
君と俺との事をちゃんとしてから

そういうふうに思ってる。

いやいや 違う… 違います。
今のも 違います!

《ああ~! 俺は この先
一体 どうなるんだ? 春田!》

《相談しようにも
牧も怒ってるし…》

武川さんに 俺が なんか困ってる
って言いましたよね?

ほっといてくださいよ
俺の事なんか。

作りすぎちゃったんで
よかったら。

ありがとう…。
じゃあ 先 行きます。

いってらっしゃい…。
(ドアの開閉音)

《なんだよ! どいつもこいつも
面倒くせえ!》

《なっ!?》

そこの区分は
木造じゃなくて鉄筋だろ。

あの…。 えっ?

春田。
はい。

〈そのあとも 武川さんには

大した理由でもないのに
呼ばれ…〉

文字サイズ
8じゃなくて10にしてくれ。

はい。

お疲れさまです。

♬~

あれ?

なんで 全角と半角の数字が
交じってるんだ?

おかしいよな。

〈神様。 この状態を僕は

どのように解釈したら
いいのでしょうか?〉

(荒井ちず)わかった。
春田 それ モテ期だよ!

モテ期?
うん。

やめろよ!
今 女子 1人もいねえよ。

(ちず)好かれてるだけ感謝しな。

もう やだ。
あ~ もう やだ。

…っつうかさ お前
週末 マロとどっか行くだろ?

何? 付き合うの?

いや 別に
出かけるぐらい普通でしょ。

お前に ああいうチャラいのは
合わないと思うけどね。

あっ 後輩の悪口だ。 ちっさ!

休みの日ぐらい
ゆっくりしなさい。

うるさいなあ!
春田。 急な話だけど

わんだほう 今月いっぱいで
閉店する事になったわ。

ええ? マジ?
マジ マジ。

ええっ!?
まあまあまあ 閉店っつっても

潰れるわけじゃないんだけどな。
リニューアルするんだわ。

なんだよ! 先 言ってよ!

(荒井)だからさ 今度
閉店パーティーやろうと思ってさ。

会社のみんなも連れてこいよ。

いいんすか?
言っときます 言っときます。

なんかさ この辺 全部潰して
タワーマンション建てるんだって。

へえ~!

うーん… でも やっぱ寂しいな
取り壊しちゃうの。

私は反対したんだけどね。
兄貴が勝手に決めちゃった。

ねえ ちず。
んっ?

閉店パーティーの時さ
お願いがあるんだけど…。

やだ!
まだ 何も言ってないじゃん。

なんか 悪い予感しかしない。

あのさ その時さ 俺の彼女のふり
してほしいんだよね。

ほら もう
そういう事かと思った。

そしたら みんな 多分 俺の事
諦めてくれると思うんだよ。

何? そのモテ男発言。
頼む! 1日だけお願い。

やだ。
お願い!

本当お願い…!
やだ!

やっ!
なんも言ってねえよ 今。

タワマンの話 詳しく。

んっ?
タワマン。

だから タワマンができて その1階に
わんだほうが入るんだって。

不動産会社 どこですか?
聞いてない。

タワマンってなると
あの辺 昔から地主も多いし

買収するの大変だったでしょうね。

まあ そうだよな。

1枚くださる?
あっ はい。

奥様…。

(蝶子)あなたさえいなければ

夫は 私の元から
離れる事はなかった。

あなたが 30年間の夫婦生活を
いとも簡単に壊したのよ。

奥様… 奥様!
ちょっとお待ちください。

奥様 僕は本当に何も…。

この 破壊神!
えっ?

ああっ!

ああ… あっ! ああ!
あっ あっ… ああっ!

ルームシェアしてるんだったよな。
えっ?

どうせ 面倒な事は
牧に全部やらせてるんだろ。

いや…。

ルームシェアしてるのよね? 2人。
ああ… はい。

楽しそうだな! ハハハハハ!

(息を吹きかける音)

突然 なんていうか…

キスされて…。
うん。

男同士なんですよね。
うん…。

《あれ? キスの相手が
牧だってバレてるのか?》

《えっ じゃあ まさか… 嫉妬!?》

《牧に厳しく当たってたのは

俺を巡る恋敵だからか!》

(ため息)

濃かったですか? 味付け。

ああ… あっ いやいや あの…。
うまいっす。

破壊神の事ですか?

そうじゃん…。

あの奥様
何するか わかんないんだもん。

まあ ただ…
春田さんも 部長に対して

曖昧な態度を取ってるのが
よくないんですよ。

曖昧?

はっきり言わない事は
優しさでもなんでもないですよ。

えっ? これをやるの?

彼女らしい事
あんま思いつかなかったんだよ。

私 人前で こういう事する女
大っ嫌いなんだけど。

今日だけじゃん。 頼む 頼む 頼む。

焼き肉おごってもらわないと
割に合わない。

わかりました わかりました。
特上タン塩。

特… はい。
のった!

(栗林歌麻呂)うまそう!
アッツ~!

えっ! 大丈夫?
アチッ!

フー フー フー フー
フー フー…。

あっ 痛いの
平気になってきたかも~。

(栗林)ちょっと ちょっと!

なんすか? なんすか? それ。

なんすかって言われても…。
(2人)ねえ。

(栗林)なんで? いや なんで?
ちーちゃん なんで?

(ちず・春田)えっ?

鉄平兄 チャーハンも追加!
(荒井)はいよ!

これ なかなかいけるよ。
生クリームレバー丼。

あっ… へえ。
それはよかったです…。

妻に なんか言われてない?

あっ いえ…
それは大丈夫です。 はい。

ちゃんと話すから。

あの… 僕も

部長に きちんと
お伝えしたい事があります。

今度 時間を頂いても
よろしいですか?

…わかった。

ああ 腹減った。 よし…。

猿芝居 終わった?

なんの事っすか?

周りはだませても
私の目はごまかせないわよ!

ちょっと マジ…?
シー シー シー シー!

ところで 私
新しい恋 始めました。

えっ? だ… 誰ですか…?
あちらの方。

♬~「洗い物…」

鉄平兄!?
フフフフフフ!

恋のオーダーしちゃおうかしら?
アハハハハ…!

すいませーん!

《えっ?》

(武川)俺は わかってほしい。
みんな わかってる事なの。

だけども 自分が成長していくには
どこに…。

《ええっ!?》

(栗林)あの 今月…。

《ええーっ!?》

(武川)
それは わかってる わかってる。

《えっ…?》

《何? あれ…》

《なんか 俺

すごい動揺してんだけど…》

《いや 別にいいんだけど。
うん 別に…》

(宮島亜紀)春田さん。

はい。
3番にお電話です。

(ため息)

はい 東京第二営業所 春田です。

おいおい おいおい おいおい…!

どうしよう 俺 だまされた!

どういう事!?

タワマンが建つのは
いつぐらいか 確認したら

そんな予定はねえって言うんだよ。
えっ!?

そもそも
そんな話をした覚えはないって。

でも 俺 確かに
この耳で聞いたんだよ!

やっぱり…。
なんだよ?

いや
まさかとは思ったんですけど

俺 周りの店に
聞いてみたんですよ。

タワーマンション
はい。

いや そんな話 聞いた事ねえよ。

じゃあ
立ち退くというような話…。

いやいや ないないない。

俺 自分の店を

タダ同然で手放す契約に
サインしちゃったよ!

ちょちょ ちょちょ ちょちょ…!

こんな時にメロディー降りてきた。
はあ?

♬~「海よぉ!! 波よぉお!!」
うるさいな!

歌ってる場合じゃないよ!
なんで海なんだよ!

詳しい契約内容を見てみないと
わからないですけど

なかなか厳しい状況ですね。

そうだよな…。

真堺コーポレーションなんて
聞いた事ないですし

だまされた可能性
高いと思います。

(ため息)
ちず 大丈夫かな?

(チャイム)

牧くん 本当 急にごめんね。
少しの間 泊めて!

あっ ああ… 全然大丈夫ですよ。

お… 俺ん家やぞ。

牧さ… 武川さんと手ぇ繋いでた。

えっ? マジ?
うん。

この間の わんだほうの
閉店パーティーの時に

たまたま テーブルの下
見ちゃったんだけど

そしたら 牧と武川さんがね
ギューって。

えっ…? ええー…。
盛大な勘違いでした。

俺 別にモテてなかったわ。

そっか… いつもの思い込みか。

大騒ぎしてた自分を殴りたい。

(ちず)でも よかったじゃん。
ひと安心だね。

まあ うん…。

部長にも

この間 ちゃんと話す時間を
くださいって言った。

おっ すごいじゃん!
春田 成長したじゃん!

偉い 偉い。 フフッ…。

やっぱ 人として

ちゃんと向き合わなきゃ
いけないんだなって思って。

そうだよ。
そうだね。

うん。

(携帯電話の着信音)

(ちず)マロくんだ。

(携帯電話の着信音)

(携帯電話の着信音)

今 出なくてよくね?

(携帯電話の着信音)
えっ…。

あっ… うん…。

♬~

寝る。

お… おう…。

おやすみ。
おやすみ。

部長。

あの…。
うわああぁーーーっ!!

部長!

うわー! 聞こえない!
聞こえない! 聞こえない!

うわーっ! わー! 聞こえない!
聞こえなーーい!

ごめんなさい!
あああぁぁーーーっ!!

ああぁーーーっ…。

部長 部長…。

(すすり泣き)

なんで…?

ごめんなさい…。

駄目なのは…

俺が上司だから?

それとも…

男だから?

僕は 部長の事

人としても 上司としても
心から尊敬してます。

理想の上司だと
心から思っています。

じゃあ なんでーーー!?

でも それは
恋愛感情じゃないんです。

僕は 部長と また

純粋な上司と部下の関係に
戻りたいんです!

こんな僕を好きになってくれて

ありがとうございました。

♬~

うっす…。

三鷹第二地区の再開発が
来月から始まる。

ハハハッ… 忙しくなるぞ。

頼りにしてるぞ。

はい…。

じゃあ。

♬~

荒井さんの代理人として来ました。

先日の契約書を
見せて頂けますか?

あるんですよ

ここに証拠が。

お前 それ…。

♬~(荒井)
「ハッピーハッピーラーブ」

♬~「ハッピーハッピーラーブ」

♬~「ハッピーハッピーラーブ」

すいません。

なんだよ もう…。

「ご安心ください」

タワーマンション
建ちましたら…」

1階のテナントに
入って頂く形になります。

本当ですか!
すいません…。

(荒井)「メロディーが
浮かんできました」

これでも まだ
シラを切るつもりですか?

えっ… 本当に?

まあ… っつか
全部 牧のおかげだけどな。

ごめん すぐ荷物引き揚げるから。

気ぃ使うなって。
俺とお前の仲だろ。

春田… ありがとう。

だから いいって。

ええ?

今日さ 寿司でも とらない?
ピザでもいいんだけど。

俺 出て行きますね。

はっ? こんな時間から
どこ行くんだよ。

武川さんのとこ
お世話になろうと思って。

はあ? なんで?

いや 別に… 気分転換です。

なんで 武川さんなんだよ。

牧!

元彼なんですよ。

えっ…?

春田さんは
ちずさんと幸せになってください。

行くなって!

えっ…?

あれ…?

(ドアの開く音)
ただいま~。

なんで止めたんですか?

わ… わかんない。

けど…

なんか
行ってほしくないって思った。

料理とか家事に困るから?

それは違う。
違わないでしょ。

勝手に決めんなよ!

俺だってさ 何がなんだか
わかんねえんだからさ。

お似合いだと思いますよ
春田さんとちずさん。

だから ちずは

ただの幼なじみだって
言ってんじゃん!

じゃあ 付き合ってください。

えっ?

春田さん
俺と付き合ってください。

はい…。

〈神様 付き合うとは この場合

どのような意味を
指すのでしょうか?〉

なあ 牧。 あの…

今度からさ 会社行く時間
ちょっとずらすか。

なんで?
だって お前

誰が見てさ どんな噂 流れるか
わかんねえじゃんかよ。

だから…
弁当も いいや しばらく。

わかりました。
おお…。

あっ 俺 コンビニ寄っていくんで。

えっ ちょ…。

(ドアの開く音)
春田。 ちょっと いいか?

はい。

俳優の剣崎達巳が 早急に

葛西のセレスタワーマンション
内見したいと言ってる。

うわっ ケンタツじゃないですか!

物件が
マスコミに漏れないよう

事務所が だいぶ
ナーバスになってるらしい。

♬~

こちらが裏口になります。

扉は二重ロックになってますから…。
(剣崎達巳)いや いいよ いいよ。

俺 多分
からしか出入りしないから。

あっ そうですか。
こちらへどうぞ。

あっ…。
(剣崎)うわっ!

♬~

室川檸檬 か~わ~い~い~!

前から好きでしたっけ?
いや。

朝ドラの時
全然思わなかったけど

今日 生で会ったら
もう か~わ~い~い~!

でもさ
ケンタツと同じマンションって

すっげえ偶然だよな。

いや あの2人
付き合ってるでしょ。

えっ?
最近 流行ってるじゃないですか。

付き合ってる芸能人が
同じマンションに住むっていう。

ちょちょ… お前… お前 マジか。
おい おい それ マジか。

だって 同じマンションだったら
会うのも楽だし

週刊誌にも撮られにくいし。

え~っ!?

檸檬ちゃん 付き合ってんの~?

まあ いっか。
恋愛ぐらいするだろうしな。

ケンタツなら いっか。
いい奴だし あいつ。

まあ でも
撮られにくいと言っても

同じマンションに住んでる
っていう事がバレたら

意味ないんですけどね。

じゃあさ これ
俺たちも責任重大って事?

はい。
怖っ…!

(武川)牧 お客様だ。

はい。

お疲れさまです。

飯 行こうか。

その弁当 牧が作ったのか?

えっ? あっ… はい。

サラダは?

えっ? ないですけど。

ハッ! 俺の時はあったけどなあ。
そっか…。

あっ… 俺と牧は

ただのルームメートだからじゃ
ないですかね?

じゃあ 手を引いてくれ。

いや…。
お前が そばにいるから

あいつは
いつまでも諦めきれないんだ。

お前に その気がないなら
離れてやってくれ。

えっ…?

俺と牧が付き合ってたのは
知ってるだろ?

あっ… あっ はい。
牧から…。

あいつが まだ学生だった頃

就活のOB訪問で
俺のとこにやって来たんだ。

あいつは 俺に惚れて
うちの会社に入ってきたんだ。

(春田の声)
でも 別れたんですよね?

えっ?

頼む!
牧から手を引いてください!!

ちょっと ちょっと…
頭上げてくださいって!

人 来ますよ!
お願いします!

俺… 俺が… 俺が…

俺が あいつじゃないと
駄目なんだよ!

俺が あいつがいないと駄目なの!
お願いします!

これ 今日 捨てますから。

中学生みたいな…。
ヘヘッ… うるせえな。

なし。

なし。

駄目だ。 もう 俺が選ぶ。

ねえ なんか これ
スカートみたいじゃない?

いいんですよ それが。
はい こっち。

(カメラのシャッター音)

じゃあ 今度から
牧に 全部 選んでもらおうかな。

いい年なんですから

自分の似合う服ぐらい
自分で把握しておいてください。

やだ。
やだじゃねえ。

(携帯電話の着信音)

うわ… キモッ!

えっ? どうしたんですか?
いや わかんない。

なんか 送られてきた。
やばくない?

うわ… キメ顔。

ええ~ なんか おしゃれしてるし。

普段 めちゃくちゃダサいんだよ
あいつ。

お待たせしました。 どうぞ。
こちら どうぞ。

♬~

おっ! はい。
(カメラのシャッター音)

(携帯電話の着信音)
ちょっと待って。

おっ! ちず 近くにいるよ。

あとで合流する?

うっ…。

ああ… すいません。

だから もっと離れておけって。
誰が見てるか わかんねえぞ。

意外といるぞ 知り合い。

だから なんなんですか?

えっ?

俺は 春田さんにとって
恥ずかしい存在なんですか?

いや… そういう事を
言ってるんじゃなくてさ…。

いや なんていうかな…。

(携帯電話の着信音)

もしもし。
(舞香)「緊急事態よ!」

えっ?

(舞香)室川さんが
セレスタワーマンション

すぐ来てほしいって!

はい わかりました。

すいません 仕事です。 行きます。

えっ? ちょっ…。

(ちず)
どうする? 水族館でも行く?

フフッ…。
あれ 高校の時だったかな?

春田ね
そこでアシカに襲われたんだよ。

しかも 全治2カ月!

…マロくん?

すいません
俺 次の予定があるんで

ここでバイバイで。
えっ?

休みの日は 3~4人ペースで
デートしていかないと

処理できないんすよ。

処理って… 失礼な!

失礼なのは
ちーちゃんのほうですよ。

えっ?

(栗林)俺と会ってるのに
春田さんの話ばっかり。

春田さんみたいな
超絶鈍感な人には

どストレートに言わないと
一生 伝わらないですよ。

(蝶子)お願いします。

はい 結構です。

(蝶子)もう 頭きた!

なんで 役所の人って
あんな無愛想なの?

こっちは
離婚届 出してるんだから

一言ぐらい
なんか言えばいいのに。

「お疲れさまでした」とかさ
「ご苦労さまでした」とか。

(笑い声)

何が面白いの?

いや… 婚姻届を出した時も
同じ事を言ってたなと思って。

結婚したのに

なんで おめでとうの一言も
言えないんだ! って。

そんな昔の事 忘れた!
フフッ…。

あっ! ねえ あそこ行かない?

えっ? どこ?
こっち! こっち こっち!

何?
早く!

はるたんが… 好きでーす!!

好きだ。
えっ?

〈社会現象を巻き起こした
あのドラマが…〉

ええーーーーっ!?

(山田正義)春田さんって
お兄ちゃんみたいですね。

ビビビビッ…。
(狸穴 迅)ちょっと付き合えよ。

結婚って 本気で言ってます?
なんてこったぁーーっ!

俺は 一体
どうしたらいいんだぁ!?

♬~

(ちず)春田!

お… おう…。

なんで 海よ?

ごめん… なんか すげえ荒れてた。

おりゃーっ!

あのさ 春田…。
ちず!

あっ! ご… ごめん。
い… いいよ。 何?

いいよ。 先にどうぞ。

♬~

俺さ…

牧と付き合っ… てる。

えっ…。

あっ まあ 実際 特に

何かが変わったわけじゃ
ないんだけど…

一応… 報告?

そうなんだ。

よかったじゃん!

今 初めて人に言ったわ!

そっか…。 付き合ってるんだ。

春田も好きなの?

俺は…。

まあ… うん。

(蝶子)ここ 覚えてる?
プロポーズしてくれた場所。

もちろん。

♬~

ここでいい。 私 行くね。

えっ?

最後のデート 楽しかった。

…俺も。

この私をフッたんだから

はるたん
死んでもゲットしなさいよ?

蝶子…。

30年間 ありがとう。

何よ かしこまっちゃって。

じゃあね。

♬~

すみません 呼び出しちゃって。
それはいいけど…。

(室井檸檬)すみません…。

やっぱり ここに2人で住むの
怖いなあって。

春田さん すみません。

実は 俺たち 付き合ってて…。

いえ あの…
それは なんとなく…。

俺は ぶっちゃけ
バレてもいいんだよ。

もう コソコソすんの
やめない?

つうか 人を好きになるのに

なんで 世間から
批判されなきゃいけねえんだよ。

別に 不倫してるわけじゃ
ないんだからさ!

もう 堂々とすりゃ いいじゃん!

あなたとは
置かれてる立場が違うの!

きれい事ばっかり言わないで!

人に言えない恋愛なんて
俺は続かないと思うよ。

じゃあ…!

別れるしかないんじゃない?

いや いや いや…!
ちょっ… ちょっと2人とも

一回… 一回落ち着いてください。

あの…。

実は 僕たちも付き合ってて。

おまっ…!
へえ~… ん? うん!?

えっ!? お… 男…? 男!?

世間は いつだってうるさいです。
でも 結局

今の自分たちにとって
一番大事なものは何かって事だと

僕は思います。

(カメラのシャッター音)

あっ 撮られた!

(シャッター音)

おい!
ちょっ… ちょっと!

はい おかわり~。
しかし 珍しい2人だな…。

(ため息)

私もさ 大人の女でいたいから

こっちから かっこよく
離婚 切り出してやったのよ。

♬~

でもさあ…

50過ぎても
全然大人なんかじゃないんだよね。

(蝶子)なんで駄目なの? って

あの人の顔見ると…
ぐるぐる考えちゃって…。

お手洗い…。

ちょっ… ちょっと 何!?

よしよし 頑張った。

はあ…!?
(栗林)じっとして。

ほら 心臓の音 聞くと
安心するでしょ?

大人 からかわないで…。

大人じゃないって
さっき言ったの 蝶子さんですよ。

馬鹿じゃないの…?

(蝶子の泣き声)

くそ…! はあはあ…。
あっ 駄目でしたか?

くそっ!! あー!

(荒い息)

明日の芸能ニュース
一面トップかもしれないですね。

やべえ… どうしよう~…。

(荒い息)

あっ… さっき すみません。

えっ?

いや
俺たちの事 勝手に言っちゃって。

ああ… いや 全然…。

むしろ 俺のほうこそ
なんかさ その…。

春田さんは
春田さんのペースでいいですから。

形だけじゃなくて ちゃんと
好きになってもらえるように

俺 頑張りますから。

牧!

恥ずかしくないから。

えっ…?

牧と一緒にいる事は

俺にとって
全然恥ずかしい事じゃないから。

♬~

(剣崎)「わたくし 剣崎達巳は

以前から 室川檸檬さんと

結婚を前提に
お付き合いさせて頂いております」

えっ 言っちゃったよ!?
言っちゃいましたね。

おい おい おい…。
トップシークレットじゃなかったのかよ!

(レポーター)「今回 このタイミングで
公表しようと思った

きっかけは なんですか?」

「はい。 皆様の前で
お話ししようと決めたのは

とあるカップルとの出会いが
あったからです」

「そのカップルは
実は 男性同士で でも…」

うおおおいっ!!

(武川)おい 何やってんだよ お前。
(舞香)ちょっと!

めっちゃ
いいとこだったじゃないっすか。

(舞香)何やってんのよ!
あー…。

もう 皆さん お客様 来ますよ。
仕事 戻りましょう。

あの…!
皆さん 待ってください!

俺たち 付き合ってます。

俺と牧は… 付き合ってます!

(ドアの開く音)

ちょっと待ったぁぁーっ!!

今 なんて…?

い… いや あの つまり その…。

単純に聞こえなかったから。

付き合ってるんですって
春田くんと牧くん。

ええっ!?

春田が
今 カミングアウトしました!

へえ…! 春田と牧が…。

へえ~!

ブラボー。

(拍手)

ブラボー!

(亜紀)ブラボー!
(栗林)ブラボー!

ハッハッハ! ブラボー!

ブラボー! ブラボー!

(舞香)ブラボー!
(栗林)ブラボー!

(拍手)

(栗林)なんか 斬新で
俺は すごくいいと思います。

(亜紀)私も 素敵だと思います!

あっ… いや…。

あ… あの… すいません。

俺 ちょっと
意味がわからないんです…。

えっ?
すいません。

あっ…
俺 お客様 お迎えに行かないと。

おいおい おいおい…。 牧! 牧!

おい! おい! まっ…!

おい。

一体 どういう事だよ?

えっ…?
いや 「えっ」じゃねえわ。

えっ 何?
俺 なんか余計な事 言った?

いや まあ… 変に隠されるのは
嫌だって言いましたけど…。

だからって あえて みんなの前で
さらさなくてもなって…。

いや わかんねえわ。
全然わかんねえわ その差が。

(ため息)

マヨネーズ出してなかったですね。

ちょ… 牧。

えっ? 牧?

よし。
ありがとうございます…。

つか 本当に
病院とか行かなくて平気なの?

大丈夫です。

ただの風邪です。

もう 無理すんなよ…。

よっしゃあ~!
(携帯電話の着信音)

部長…?

長っ…。

(蝶子)よし。

今まで本当に
お世話になりました!

ちょっと重かったかなあ…?

う~ん…。

ねえ このさ
1回送ったメールってさ

取り消せないのかなあ?

メールぐらいで
何 くよくよしてんのよ。

女子高生じゃあるまいし。

よし!
「お~い 生きてる?」って送ろう。

逆効果。

ああぁぁ~! もう~!

俺 どうすればいいんだよ…。

恋愛は駆け引きが全てなんだから
頭使わなきゃ。

ん…?

しょうがないなあ…!

作戦 立てるわよ。

(栗林)ハードルの高い恋愛って
燃えるけど…。

ムズいっすよね。

ちずだろ?
あいつ ハードル高いかな?

チッチッ!

蝶子さんです。
えっ?

今… 俺史上空前の蝶子ブーム
来てんすよ。

蝶子… ちょ…。

えーっ!?
ちょ… 蝶子… ちょちょちょ…!

ちょっと待て待て待て待て…!
待て! おいおい…!

お前 それ
ちょ… 蝶子さんって マジか?

はい。

えぇーっ!?

堅いんすよねえ…。

人を好きになるのに

年も性別も
関係ないじゃないっすか。

うん…。
(栗林)うん。

あっ うん…。 まあ うん…。
えっ?

(チャイム)

好きだったよな? みかんゼリー。
好きだけど…。

武川さん 会社は?

昼休みだよ。
ちょうど近くに来たからさ。

どうなんだ? 熱は。

…別に。

ちょ… ちょっと やめっ…!

や… やめろよ 政宗

あるじゃないか 熱。

何しに来たんですか?

なんで否定したんだ?
え…?

お前ら 付き合ってるんだろ?

ああ…。

このまま本当に付き合って

春田さんは本当に幸せなのかな
って思って。

ハッ! なんだ それ。

(ため息)

自分の幸せより 相手の幸せか。

じゃあな。

お大事に。

♬~

(ドアの開閉音)

うわっ!

おかえり♥

ウッフフ! なんちゃって。

早いな。

あっ… はい。

あの… 先に行って
見ておこうかなと思って。

ちょっと 中
ざっと案内しておこう。 入って。

入って! 入って!

入って 入って。

うわっ すげえ…。

作戦 立てるわよ。
作戦?

まず あなたの
ストロングポイントは何?

「家庭的」…。

黒澤武蔵 りんご剥きまーす。

♬~

あっ… ウフフ。

「大人の色気」

これさ バスタブも

2人で入っても
十分なんじゃないかな。

本当ですよ。 きれいだし。

はるたんさ…。
はい。

ちょっと1回 入ってみない?
はい?

シミュレーション。
いや ちょっ… なんのシミュレーション?

シミュレーションだよ…。
ちょちょちょ… 部長 おかしい…。

シミュレーションだよぉ。

いや おかしいですって!
入って 入って ほら!

部長 部長 部長 部長…!
わあっ!

イッ…!
アハハハ…!

いえ 部長
笑ってる場合じゃないですって。

ちょちょ… はるたん。

うっ…。
ちょちょちょ…。

そう そう そう。

あの 俺はね…
どうしても納得できないんだよ。

そりゃ
一度は諦めようと思ったよ。

これは 叶わぬ恋だったんだって。

でもさ エヘヘ…
相手が牧なんだもん。

男なんだもん。

そんなの…
そりゃ火ぃついちゃうでしょ!

二番目の男でいいです。

いえいえ 部長 部長… ダメです。
待ってます。

いえ… 待たれても困ります。
待ってます。

いや 離してください
本当 これ。

待ってます。
は は… 離れろ。

(チャイム)

あっ お客さんだ。
ちょっと行ってくるわ。

よいしょ… ほっ。

あれ? 牧くん?

ああ…。

風邪!?
なのに出歩いて大丈夫なの?

晩ご飯 作らないといけないんで。

ええ… もう
今日くらい春田に作らせなよ。

いいんですよ。
もう 熱もだいぶ下がったし。

完璧だね 牧くんって。

いや 買い被りすぎですよ。
俺なんて 欠陥だらけですから。

ねえ 牧くん。

はい。

私… 春田に告白してもいい?

えっ…?

あっ 違うの。 2人が
付き合ってる事は知ってるし

それを邪魔するつもりはないから
全然。

いや もう… ただの自己満!

ちずさん…。

自分が
すっきりしたいだけなんだ。

それ以上 何かを望んだりする事
ないから。

…はい。
俺は大丈夫ですよ 全然。

やっぱ 完璧だよ 牧くん。

それじゃ。

♬~

はるたん!

はい。

さようなら!

「ア・イ・シ・テ・ル」… だよ!

♬~

「ア・イ・シ・テ・ルのサインが
通じない」

どういう事?
蝶子さん。

もう~ ショックだな…。

あの…。

えっ?

あっ…
いつまでもグズグズしてるから。

何をしたら
俺に振り向いてくれるんですか?

えっ?

俺 本気なんすけど。

あの 悪いけど
私 子供には興味ないから。

でも あの時 蝶子さん
俺の胸で泣いてたじゃないですか。

あ… あれは 酔っ払ってたから…
ねっ!

部長の事は 俺が忘れさせます。

あっ ちょっ…!
(栗林)だから…。

ちょっと!

ああ もう… やめなさい!

そういうところがね
子供だって言ってんの!

えっ?

(足音)

俺も腹減ったんで
一緒に食べようかな。

今日 誰か来たの?
えっ?

いや なんか ほら
いっぱい入ってるから。

ああ…。
えっ 誰? ちず?

いや 自分で買ったんですよ。

こんなに?
普通 こんな買い方しない…。

ちょちょちょ… おい!

な な な… なんだよ!?

なんか もう
うるせえなと思って。

はあ!?

お前…
う うつったらどうすんだよ!

人にうつすと治るって
言うじゃないですか。

へっ? ちょ… ちょっと

何… 何言っちゃってんのか
わかんないんだけど…。

あっ ごまだれ
そっちじゃないですよ!

ああ そっか…。

♬~

すいませんでした。

いいえ いいですよ
別に もう。

春田さんは…
本当に俺でいいんですか?

は? 何が?

いや… 相手が俺で。

いや… いいよ それは。

じゃあ 次の休み
うちの親に会ってくれません?

(せき込み)

急だな!! えっ なんで?

なんでって

付き合ってるなら 普通
親に紹介するじゃないですか。

ちょちょちょ… えっ
ちょっと待って 待って 待って

それさ 俺さ… えっ?
どういう体で行くの?

息子さんを僕にください
とか言う感じ?

バカじゃないですか?
へっ?

(牧 芳郎)ふざけるなぁー!!
(たたく音)

なんだ この
ふにゃ~っとした男は!

っていうか なんで男なんだ!

お父さんには
言ってなかったけど…

俺は… 男性が好きなんです。

《えっ 今…?
今 初カミングアウトなの!?》

(牧 志乃)あららら…。

ああ ごめんなさいね。
せっかく来てくださったのに。

あっ 気にしないで。

主人も ちょっと
びっくりしただけだと思うから。

いやいや そんなレベルには
全然見えなかったんですけど。

あっ あなたたち
夕食 食べていくでしょう?

《いやいや いやいや お母さん
この状況 わかってます?》

食ってこうかな。
《ええーーっ!?》

いただきます!
(志乃)いただきます。

うまっ!
(志乃)あっ 本当?

めちゃくちゃ美味しいです。
(志乃)ああ よかった。

ルームシェアするって聞いて

迷惑かけてないかなって
心配してたの。

でも 仲良さそうで よかった。

(牧 そら)
でも 今回は本気なんだね。

は?
(そら)だって お父さんが

うちにいる時に連れて来たの
初めてじゃん。

ああ 確かに そうねえ。

本気?

でも 急だよ。 お父さんには
先に言っておかないと。

物事には
順序ってものがあるじゃん。

お前 本当 それだぞ。

いやいや… 痛い痛い…
なんだよ? なんだよ?

(せき払い)

なんか すいませんでした。

いやいやいや…。

飯 超うまかったしさ…。

っつうかさ 牧の作る飯と
全く同じ味するから

びっくりしたんだけど。

結局 俺 自分が
安心したかっただけですね。

だから いいってば。

俺だってさ 牧の家族と
もっと仲良くなりたいもん。

うん。

(携帯電話の着信音)
ちょっと… 待って 待って…。

あっ ちずだ ちず ちず。
ちょっと待って 待って…。

はい もしもし?
どうした? ちず。

ん? 今から?

はい。

あれ?

えっ?

(春田幸枝)いやっ! えっ…?
ええっ…?

ど… 泥棒?
泥棒? 泥棒?

誰? 誰? 誰…?
誰? 誰…?

いやいや… ま… 牧です。
母です。

は? は…?
は… は… 母…。

あっ 母… 母!
は… は… 母。

お母さん…。

はい こんばんは。

ああ ごめん
今日 終わっちゃったわ。

えっ?
(ちず)あっ 私が呼んだの。

あっ そうなんだ。

えっ ちょっと
ビールぐらい出してよ。

あっ ちょっと
こんにゃく切れてるな。

お前ら 買ってきてくれないか?

えっ もう終わったんでしょ?
ちず ちず ほら。

ほら 春田と。
えっ?

なっ こんにゃく 10個。
えっ? いやいや… 行くけどさ…。

あ… 春田さん
もうすぐ帰ってくると思いますよ。

ううん いいの。
今 あの子と喧嘩してるの。

喧嘩っていうか

あんまりにも だらしないから
腹が立っちゃって。

本当に このままだと
結婚できないと思わない?

まあ… そうですね。

私だって いつまで
元気でいられるかわからないし

孫の顔だって見たいじゃない。

早く ちずちゃんと
くっついてくれたらいいのに。

あの子ね 小さい頃から ずっと
「ちず ちず」って言ってたのよ。

牧くんだっけ?
はい 牧です。

あなたがいたら安心だわ。

ずっと 創一の友達でいてね。

はい。

じゃあ お邪魔しました。
おやすみなさい。

(ドアの閉まる音)

♬~

あっ… あっ!

ちず なんか用だった?
えっ?

いや… だって ほら
急に電話してきたからさ。

ああ… やっぱり どうしようかな。

なんか 春田の顔見たら
むかついてきた。

なんでだよ。

なんか 悔しいんだよね
負けた気がして。

な… 何が?

好き。

えっ?

だから

春田の事が好きなんだってば。

う~ん… いや なんだろう 本当
全然タイプじゃないし

どっちかっていうと
嫌いって思う事も多いんだけど…。

好きだったみたい。

♬~

いや… そんなの 俺だってさ…。

はい おしまい。 鈍感ボーイは
さっさと愛の巣に帰って。

牧くん 待ってるよ。
じゃあね。

おい ちず… ちず! ちず!

♬~

ただいま。

あっ… ごめん 遅くなった。

風呂 入ってくる。

春田さん。

あっ… 牧 先入る?

色物と一緒に入れたら
色がついちゃうんで。

あっ… またやった。 ごめん。

まあ いいや。

えっ?

なんで怒ってるの?

結局 幸せじゃないんですよ 俺。

えっ?

春田さんと一緒にいても
苦しい事ばっかりです。

えっ?

どうした?

えっ? どうした? 牧。

♬~

別れましょう。

えっ…?

いやいや 別れるって なんだよ。

俺 春田さんの事
好きじゃないです。

えっ…? なんだよ 急に
訳わかんねえよ!

忘れてください 俺の事なんか。

俺の事は忘れてください…。

訳わかんねえよ! なあ!

俺は…。

春田さんの事なんか
好きじゃない。

(嗚咽)

♬~

今まで…

ありがとうございました。

〈牧は 翌日
荷物をまとめて家を出て行った〉

〈それから1年の月日が経った〉

♬~

おはよう はるたん。

〈なぜか 俺は
部長と同棲している〉

〈あの社会現象ドラマが…〉

ええーーーーっ!?

好きです。

(山田)
春田さんの事 大好きなんで。

(狸穴)ちょっと付き合えよ。
俺は 一体どうしたらいいんだぁ!?

春田さんが…!
なんてこったぁーーっ!

触るなって だから!

(山田)春田さぁーーーん!!
いやあぁーーーーーーっ!!

〈牧と別れたあと…〉

すいません!
気づいたら こんな時間で…。

〈徐々に時間をかけて

俺は 元の堕落した生活に
戻っていった〉

〈そんな俺を見かねた部長が

時々
家に来てくれるようになった〉

ひどいな こりゃ…。
どうしたら こうなるのよ?

部長 部長…
本当 悪いんで 悪い…。

ああ いいから。
はるたん 座ってて。

オリーブオイル
仕上げ多めがミソ~!

イエーエエーィ!

オッケー!

汚え風呂だな これ…。 ハハッ!

ちなみに
これって洗濯しますよね?

洗濯しようよ… はるたん!
はぁ~い。

〈そして 気づけば

僕と部長は
一緒に暮らしていた〉

やれば できるじゃーん。

〈そして 俺と牧については…〉

あっ… 春田さん
さっき 部長が呼んでました。

おお わかった。 サンキュー。

〈ごく普通な…〉

あっ 熱っ! 熱っ…!

〈元の先輩後輩に戻った…〉

今度 本社の開発事業部が手掛ける
新規プロジェクトのメンバーに

春田はどうか
という打診があった。

えっ! し… 新規プロジェクト…
ええっ!? なんで 俺が?

ここ数カ月の
お前の営業成績が

上層部の目に留まったんだろうな。

どうする?

受けるか?

はい… はい!
も も… もちろん! ぜひ!

一つ 問題があってな…。
はい。

このプロジェクトの拠点が…。

上海なんだ。

えぇーっ!?

上海に転勤だって!?
おめでとう!

情報 早いっすよねえ。

部長とは どうするの?
別れるの?

えっ… ああ…
っていうか あの 俺は

部長と お… お付き合いを
しているわけではないので…。

えーっ! 一緒に住んでるのに
まさかのプラトニック!?

黒澤部長
早期退職するって噂があるぞ。

えっ?

ただいま~!

えっ?

《けっ… こん?》

えっと… 「上海駅まで
タクシーで行きたいのですが」。

《えっ!?》

「トォー スァンヘェーフー
ツゥースェー」

「ありがとうございます。
とても助かりました」

「シャーシャー ノン
パン ラ ドゥーマンラ」

ハルタン。 マンラ。 ハルタン。
ハハハッ…!

《えっ… 早期退職って
そういう事っ!?》

ハッハッハッハッ!

ご注文 いかが致しますか?
あっ…。

僕 じゃあね ラザニア。
ラザニアをお1つ。

僕は チーズインハンバーグの
セット1つで。

…えっ?

チーズインハンバーグ… えっ?

えっ?
えっ? 何? 何…?

ええっ… なんだ? なんだ?

♬~(音楽)
えっ?

なんだ? なんだ?
エエエエッ…。

え? なんすか? これ…。
わかんない。

なんだ? なんだ?
アハハハッ! えっ?

なんか 参加してるよ。
アハハハッ! 本当だ。

いいよ 来なくて。 来なくていい
来なくていいよ。 いいよ いいよ。

無理 無理 無理… 無理。
いえいえ 僕は いいですって。

はるたん 頑張れ!
無理 無理 無理 無理…!

ブラーボー!

♬~(音楽)

って え? 何 これ。
ちょっと 部長! 部長…。

部長? 部長… えっ?

♬~(音楽)

フォーッ!

♬~(音楽)

あれ? えっ… 部長?
えっ 部長っ!?

(指を鳴らす音)
♬~(音楽)

えっ… えっ 何? 何 これ…。

♬~(音楽)

えっ?

えっ! すっげえ!

えっ 何… うおっ!

♬~(音楽)

何 これ…! えっ… 何?

フォーッ!
マイケル?

フォーッ!
マイケルだ!

えっ なんすか? これ…。
えっ?

♬~(音楽)

僕と…

結婚してください!

ぶ ぶ… 部長…。
お願いします!

えっ… はい。 あの…。

僕なんかでよければ…。

《おい! 何言ってんだ!?
おいっ!!》

♬~『結婚行進曲』

(拍手)

おめでとう!
おめでとう!

はるたん…。

じゃあ あとは
よろしくお願いします!

じゃあ 上海
気をつけて行ってきてね!

は~い。 敏恵さんも元気でね。
うん。

(武川)本当にいいのか?
何がですか?

このまま 春田を行かせてしまって
いいのかって事だよ。

いいに決まってるじゃないですか
仕事ですし。

よくねえだろ…。
俺には関係ない事なんで。

お前が そうやって

いつまでも
春田と向き合わないから

俺は お前を諦めきれない!!

相手の幸せのためなら
自分は引いてもいいとか

どっかのラブソングかよ。

そんなきれい事じゃねえだろ
恋愛って。

は~るたん。

は~い。

〈部長に促されるまま

式の準備が
トントン拍子で進んでいった〉

全体に
お花が多いイメージがいいな。

(従業員)はい。

あと なんか 席次表もかわいいの。
はい。

あと ウェルカムボードもいるね。
(従業員)はい かしこまりました。

よいしょ。

〈俺の気持ちが まだ
そこまでウェルカムじゃない事

部長に
どう伝えたらいいのだろう〉

私 部長が
早期退職するっていう噂を

耳にしたんですけど…。

(栗林)えっ! 上海まで
ついて行っちゃう感じっすか?

うん…
俺も 一瞬迷ったんだけど…。

俺は 東京に残る事にした。

これまでどおり…
っていうか これまで以上に

みんなと一緒に この営業所を
盛り上げていくつもりなんで

よろしく!
(亜紀・武川・舞香)はい!

よっ! 黒澤!

おい!
(拍手)

あっ 牧くん!

♬~

あ~…。

(ため息)

つれえ…。

じゃあ なんで別れた?

好きだから。

本当に好きな人には

幸せになってもらいたい
じゃないですか。

家族の事とか 世間の目とか
いろんな事 考えたら

巻き込むのが怖くなったんです。

すごいね。

いや…

結局 自分が傷つく前に
逃げただけですね。

そんないい奴じゃないですから
俺。

そんな事ないよ。

ああ~っ!!

春田~っ!! もう!!
っていうか なんで部長なんだよ!!

っていうか 結婚ってなんだよ!!

押しに弱すぎだろ! バカーッ!!

ああ~…!

ちずさんも なんか言ったら?

お前の事なんか
忘れてやるからな!

この超絶鈍感野郎!!

ねえ 牧くん。

最後に

ちゃんと伝えたほうがいいよ
春田に。

牧くんには
絶対 後悔してほしくない!

(携帯電話の着信音)

(牧の声)「明日 話がしたいです」

「夜7時に海港公園で待ってます」

牧…。

6時半か…。

えっ?

えっ ちょっと… ちょっと!
だ… 大丈夫ですか!?

ど… どうしました!?
く… 苦しい…。

苦しい!? ちょ… ちょっと…
えっ ちょ… ちょっと待ってね。

ちょっと待ってね。
あれっ? 携帯…。

(携帯電話の着信音)

マジか…。

(看護師)あっ…
ご家族の方ですか?

あっ いや… あの
僕 通りすがりなんですけど…。

そうですか。
息子さんと連絡がつかなくて…。

あっ…。

すいません
遅くなりました!

ああっ! なんで 俺は
いつも こうなんだよ!

(荒い息遣い)

♬~

(荒い息遣い)

(黒澤の声)「Dear.はるたん」

「もう こうして
はるたんと呼ぶのは

今日が最後かもしれません」

「なぜなら 明日から
気持ちの上では春田武蔵

すなわち
私も はるたんだからです」

「いや 名前のことは
この際 置いておきましょう」

「はるたんの
真っ直ぐで バカで

優しくて 嘘がなくて

バカで 可愛くて よく食べて

バカで カッコイイところが
大好きです」

えっ 「バカ」多いな。

(黒澤の声)
「はるたんが大好きです」

「ずっとずっと大好きです」

「そして 最後に…」

「君に」…。

「会えて」…。

(2人)「よかった」

♬~

ああ… 緊張する。

はあ…。

ギュッてしようか?

…はい。

大丈夫 大丈夫。

大丈夫。
はい… はい。

式は 2人きりだから。

リラックス。

じゃあ…。

♬~

(牧師)
黒澤武蔵さん 春田創一さん。

2人は お互いを
生涯のパートナーとして

愛し 敬い
慰め合い 共に助け合い

その命ある限り
真心を尽くす事を誓いますか?

誓います。
誓いまーす!

(牧師)それでは…
誓いのキスを お願い致します。

えっ?

(牧師)
誓いのキスを お願い致します。

♬~

あれ…?

はるたん。

神様の前で 嘘はつけないね。

えっ…?

♬~

部長…。

いいんだ。 わかってた。

ごめんなさい…。

ごめんなさい…!

行きなさい。
えっ?

牧は 今日から休暇を取って
しばらく旅に出るそうだ。

旅?

夕方の便だと言っていたから
まだ間に合う。

行きなさい。

いや だって これから…。

安心しろ。

披露宴は
とっくにキャンセルした。

えっ…?

春田ーーーっ!
はい…。

行けええぇーーーっ!!

…はい!!

(泣き声)

(扉の開く音)

♬~

〈っていうか
どこにいるんだよ 牧!〉

おおっ…!

ごめんなさい!
本当ごめんなさい!

〈俺は 今さら牧と会って
何を言えばいいんだ?〉

牧ーーーっ!!

皆さん ごめんなさい。

フラれちゃった!

(笑い声)

もう… バカね。

ああ…。

部長!

(笑い声)

(笑い声)

(荒い息遣い)

(せき込み)

牧! 牧… 牧 牧!

牧!

(荒い息遣い)

俺さぁーっ!

俺…

牧が好きだあぁぁーっ!!

はあ…?

ちょっと待っててーーーっ!!

(荒い息遣い)

俺さ あの…。

俺といたら
春田さんは幸せになれませんよ!

だからさ!

お前は いっつもさ
そうやって勝手に決めんなよ!!

俺は…!

お前と ずっと一緒にいたい!!

だから…!

俺と…
結婚してくださあぁぁーーーい!!

ああっ…!

(嗚咽)

ただいま!

おかえり!

♬~

あっ イタタタ…。

痛い! 痛い! 痛い!
何してんの? もう!

なんだよ これ!
全然入んねえじゃねえかよ!

いっぱい詰めすぎなんですよ。

じゃあ お前やってみ?
ぜってえ入んねえから!

自分でもやる! ほら。

は~い。
あっ?

イッタ…! なんだよ!

なんだよ!! イッタ!
なんだよ もう…。

この野郎!
なんだ この野郎…!

あっ! ああ…!

ちょっ… な な な な…
なんだよ なんだよ なんだよ!

俺 もう我慢しないって
決めたんで。

えっ?

んん! んんー…! ああ もう!

お前 マジでやめろよ!

♬~

ちょっと…!

…んなわけねえだろっつうの。

〈『おっさんずラブ』の世界に
ハマりましたか?〉

〈今週23日 金曜日からは

いよいよ 劇場版が公開します!〉

部長!

君の名は?
…えっ?

《そんな記憶喪失あんの!?》

〈劇場版では

黒澤部長が なんと
はるたんの事を忘れてしまう!〉

〈ドラマ以上の
予測不能の展開!〉

〈さらに 豪華新キャストも
加わって

世界観が
スケールアップ!〉

〈この夏 最高の映画です!〉

〈そして 先日 行われた
完成披露試写会では

気温より もっと熱~い熱狂に
会場が包まれました!〉

僕と 一番端にいる志尊くんは

この映画から 参加させて
頂いたんですけれども…。

いや ありがたいですよ。
(沢村)ねえ。

こうやって…。

〈もちろん この3人からも

スペシャルコメントが
届いています〉

2週にわたって お送りしてきた
ドラマ『おっさんずラブ

楽しんで頂けたでしょうか?

そうなんです。

衝撃といえば

この夏の映画は
おっさんずラブ』で決まり!

ぜひ 劇場で…。
(3人)ご覧ください!

〈皆さんも この夏一番の恋を
ぜひ 劇場で!〉

はるたんが… 好きでーす!!

好きだ。
えっ?

〈社会現象を巻き起こした
あのドラマが

ついに スクリーンへ帰ってくる〉

(狸穴)開発事業部の狸穴です。

速やかに
この部屋から退出してください。

はああぁ!?

この一年で何があったの?
(狸穴)離してもらっていいかな?

新入社員の山田くんだ。

(山田)春田さんって
お兄ちゃんみたいですね。

(狸穴)
要求に応えられない営業所には

退場して頂くしかありませんね。

あああぁぁーーっ…!!

部長!

君の名は?
…えっ?

私は…。
武川くんだろう。

ジャスティス!
ジャスティース!

部長!
君の名は?

《そんな記憶喪失あんの!?》

結婚って 本気で言ってます?
冗談だと思ってたの?

(狸穴)家族になるのとでは
次元が違うからな。

(山田)粉が付いてる。
あっ! 広がった。

ビビビッて きちゃったんだお。
俺 牧とさ 本気で

家族になりたかったんだよね。
別れようぜ。

俺は 一体
どうしたらいいんだぁ!?

春田さんが…!
なんてこったぁーーっ!

触るなって だから!
触るな!

(山田)春田さぁーーーん!!
いやあぁーーーーーーっ!!